【届出番号】 | |
D214 | |
【届出日】 | |
2018/09/27 | |
【届出者名】 | |
瀧本 雅史 | |
瀧本雅史の商品一覧楽天市場 | |
【商品名】 | |
瀧本農園温州みかん | |
瀧本農園温州みかん楽天市場 | |
【食品の区分】 | |
生鮮食品 | |
【機能性関与成分名】 | |
β-クリプトキサンチン | |
β-クリプトキサンチンを含む商品一覧楽天市場 |
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【表示しようとする機能性】 |
本品にはβ-クリプトキサンチンが含まれています。β-クリプトキサンチンは、骨代謝の働きを助けることにより骨の健康維持に役立つことが報告されています。 |
【想定する主な対象者】 |
健康な成人男女 |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
【食経験の評価】 当該製品は、ウンシュウミカンである。ウンシュウミカンは、全国規模で極めて長い期間の喫食実績があり、海外の先進国においても30年以上の喫食実績があることから、その安全性は自明である。 【喫食実績の内容】 ウンシュウミカンは、日本原産で、中国から渡来したかんきつから500~600年前に偶発的に発生したと考えられており、300年以上前に鹿児島県で発見されて以来、老若男女を問わず、広く親しまれてきた日本の果物の代表格である。 国内においては冬期を中心に9月から翌年3月頃まで全国流通しており、ほとんどが手軽に生食されている。一度に食べられている量は1個から数個で、統計調査の結果によると、ウンシュウミカンは年間約80万トン出荷されており、日本人は、1人当たり年間4kg程度を消費している(平成25年)。 また、年間3千トン程(平成26年)が海外に輸出されており、とりわけ、カナダ向けでは30年以上の長い輸出実績があることから、クリスマスシーズンのテーブルオレンジとして定着し、多くの人に喫食されている。 【参考文献】 山崎耕宇、久保祐雄、西尾俊彦、石原邦監修(2004)『新編 農学大事典』養賢堂 梶浦一郎(2008)『日本果物史年表』養賢堂 『果樹生産出荷統計』農林水産省、『家計調査』総務省、『貿易統計』財務省 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 |
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
○<<衛生管理・安全性の確保>>瀧本農園が生産・出荷するウンシュウミカンは、適正な生産環境の確保・適正な防除、生産履歴の記録・保管・点検、等を実施しています。○<<生産段階における均質性の確保・高品質生産の管理体制>>「瀧本農園管理マニュアル」や園地各部の栽培記録、土壌分析結果、各樹ごとの育成栽培状況 を把握し、品質管理を実施しています。 隔年結果のみかんでは品質のばらつきが大きくなる為連年結果を生産基本とします。栽培記録と分析結果よりその年の基本施肥設計をおこないます。また、全園地ドリップ灌水を導入することにより水分管理ができる体制をとっております。さらに各樹の季節ごとの育成状況をマニュアルにそって確認しその樹にあった栽培管理に取り組んでいます。管理マニュアルを全従業員・パートさんにまで周知し、均質性の確保及び高品質なウンシュウミカンの 生産に取り組んでいます。○<<選果・選別段階における管理体制>まず樹一本ずつ糖度の低くなる北側の懐枝の4~5果実を糖度計により検査し、すべて糖度12度以上と以下で2階級にマーキングします。糖度12以上のみ収穫集積することにより第一選別をおこないます。12以下の樹は選外品として出荷するので品質の担保としております。次に倉庫内衛生選果では、集積された12度以上のものだけをベルトコンベアラインにて色づきチャートを利用し糖度の落ちる完着以外の果実を選外とします。同じライン3人体制での色・腐敗・生傷・規格外果の除去をおこないます。その後選果機を用いて各大きさ階級に選別します。階級別に選別されたものを再度1つ1つ手に取って最終確認し規格外品の選別漏れをなくします。同時に等級分けをおこない箱詰めします。全ての作業工程中はマスク、手袋を着用して行います。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価】 |
【標題】 β-クリプトキサンチンを多く含むウンシュウミカンの継続摂取による、骨の維持に対するシステマティックレビュー 【目的】 β-クリプトキサンチンを多く含むウンシュウミカンの継続摂取による、骨の維持に対する機能を明らかにする。 【背景】 骨の健康は、古い骨を壊す「骨吸収」と、新しい骨を作る「骨形成」のバランスの上に成り立っている。しかし、老化、生活習慣の要因、女性の閉経によるホルモンバランスの変化等が原因となって「骨吸収」が「骨形成」を上回った場合、骨塩量や骨の物理的強度が低下して、やがては骨粗鬆症へと進展する。ウンシュウミカンの摂取によりヒトの体内に取り込まれたβ-クリプトキサンチンは、骨芽細胞増殖因子を刺激し骨芽細胞の増殖と分化を促進して石灰化を増進させ、また、骨吸収促進因子による破骨細胞への分化、形成を抑制させることにより、骨量の減少を抑えると考えられている。 【レビュー対象とした研究の特性】 PubMed、JDreamⅢ、医中誌に掲載された日本語、英語の論文のうち、健常者においてウンシュウミカン由来のβ-クリプトキサンチンの摂取による骨代謝マーカーへの影響を報告した査読付き群間比較試験に関する論文を検索・抽出し、効果の有無や「研究の質」により仕分けを行った。最終的に3報について試験デザイン対象者の特性、機能性関与成分の摂取量や摂取期間等に関する情報を抽出し、系統的にレビューした。 【主な結果】 132名(男性29名、女性103名)の健常者に対する3報の群間比較試験を分析した結果β-クリプトキサンチンを1日0.3~6㎎、2~3か月摂取することで、骨代謝マーカーの変化(骨形成マーカーの上昇と骨吸収マーカーの低下)が確認され、β-クリプトキサンチンの継続摂取は、骨の健康維持に有効であると考えられた。 【科学的根拠の質】 β-クリプトキサンチンについて、調査したところ、臨床試験の報告が非常に少なく、本研究レビューでは3報のみが採択された。全ての論文において、β-クリプトキサンチンの0.3~6.0mg/日、4週から12週間の摂取により骨形成マーカー値が上昇することが確認されたが、このうち2報においては、一部のマーカーのみの有意な変化であったためその摂取量は限定的と考えられた。最も多くの代謝マーカーで有意差が確認された水準は、1報のみで3.0と6.0mg/日であった。そのため今後、β-クリプトキサンチンと骨に関して、更なる臨床研究が進むことが期待される。 |
機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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