2019年1月15日火曜日

ビフィコロンS(日清ファルマ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

日清ファルマ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ビフィコロンS(エス)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D318
【届出日】
2018/11/16
【届出者名】
日清ファルマ株式会社
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【商品名】
ビフィコロンS(エス)
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ビフィズス菌(BB536株)
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【表示しようとする機能性】
本品には生きたビフィズス菌(BB536株)が含まれます。ビフィズス菌(BB536株)には腸内環境を良好にし、腸の調子を整える機能が報告されています。
【想定する主な対象者】
腸内環境が気になる方、腸の調子が気になる方
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該食品「ビフィコロンS(エス)」の機能性関与成分であるビフィズス菌(BB536株)は、2009年にアメリカ食品医薬局からGRAS(Generally Recognized As Safe、「一般的に安全と認められたもの」)認定を受け、食品としての安全性はアメリカにおいても認められています。この資料の中で、ビフィズス菌(BB536株)1,000億個/日を摂取した試験で安全性に問題ないことが報告されています。
また、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所のデータベースに、ビフィズス菌(BB536株)の安全性に関する評価について記載があり、ビフィズス菌(BB536株)50億個~200億個/日を摂取した試験で、試験期間中に下痢・腹痛等のおなかの不調があったとの報告はありません。
 以上より、機能性関与成分のビフィズス菌(BB536株)を1日摂取目安量の1カプセル当たり55億個含む当該製品を健常成人が適切に摂取する場合は、安全性に問題ないと判断しました。
【摂取する上での注意事項】
●まれにカプセルが十分溶解されずにそのまま便に出る場合があります。その場合は中止あるいは使用回数を減らしてください。
●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は、お召し上がりにならないでください。
●乳幼児の手の届かないところに保管し、乳幼児には与えないでください。
●原料の特性上、色が変化する場合がありますが、品質上問題ありません。
●開封後はチャックをしっかりと閉めて保管し、お早めにお召し上がりください。(14カプセル入りの場合)
●開封後はフタをしっかりと閉めて保管し、お早めにお召し上がりください。(30カプセル入り、60カプセル入り、90カプセル入りの場合)
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は健康食品GMP((公財)日本健康・栄養食品協会)認証工場で製造しております。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
「ビフィコロンS(エス)」に含まれる機能性関与成分ビフィズス菌(BB536株)の腸内環境を良好にし、腸の調子を整える機能に関する定性的研究レビュー
【目的】
健常成人が、生きたビフィズス菌(BB536株)を摂取する場合と摂取しない場合とを比較して、腸内環境を良好にし、腸の調子を整える機能が認められるかを評価することを目的としました。
【背景】
プロバイオティクスとして用いられるビフィズス菌には様々な生理作用が報告されていますが、ビフィズス菌(BB536株)の腸内環境を良好にし、腸の調子を整える機能に関する研究レビューは確認できませんでした。
【レビュー対象とした研究の特性】
検索は2018年9月20日、25日に実施しました。対象期間は各データベースの収録開始から検索実施日までとし、対象集団は健康な成人としました。
研究デザインは比較対照が明確な摂取試験とし、腸内環境を良好にし、腸の調子を整える機能を評価した試験を選択しました。結果、6編の論文が見つかり9件の研究結果が抽出されました。
【主な結果】
本研究レビューは5つのデータベースを使用し、言語を日本語及び英語に限定し網羅的に検索を行いました。その結果抽出された9件の研究では、ヨーグルト等の形態で1日当たり20億~200億個の生きたビフィズス菌(BB536株)が摂取されていました。評価の結果、健常成人が生きたビフィズス菌(BB536株)20億個以上を含む食品を摂取することで、腸内環境を示す指標(便中ビフィズス菌数・占有率、便中代謝産物量)と、腸の調子を示す指標(排便頻度)の改善が認められ、腸内環境を良好にし、腸の調子を整える機能が認められると判断しました。また、重篤な有害事象は認められませんでした。
本製品は9件の研究で主に使われた食品形態とは異なりカプセル形態ですが、生きたビフィズス菌(BB536株)が大腸に届くように作られており、当該機能性を表示することは適切であると判断しました。
【科学的根拠の質】
本研究レビューの採用論文6編のうち、無作為化クロスオーバー比較試験は1編、単一群群内比較試験は5編であり本研究レビューの結果はバイアスリスクを伴うものでした。また、研究デザインの差異や異質性の問題でメタアナリシスを実施できず定性的研究レビューとしたため、不精確性、非一貫性は独自の評価基準を設定しました。
本研究レビューでは言語、定量性に関して研究の限界が認められ、今後の1次研究での結果が本研究レビューの結果に影響を与える可能性がありますが、抽出した9件の研究を様々な観点から評価した結果、科学的根拠の質に問題はないと評価しました。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

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