大象ジャパン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品美味しく飲めるホンチョ ビーツ&(アンド)レモンのエビデンス |
大象ジャパン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【美味しく飲めるホンチョ ビーツ&(アンド)レモン】のエビデンス。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
#1 "美味しく飲めるホンチョ ビーツ&(アンド)レモン"の表示しようとする機能性 #2 "美味しく飲めるホンチョ ビーツ&(アンド)レモン"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報) #3 "美味しく飲めるホンチョ ビーツ&(アンド)レモン"のエビデンス(科学的根拠) |
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過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】 を参照してください。 ※全届出リスト(要アクセス) 大象(デサン)ジャパン株式会社 |
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機能性表示食品検索 |
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【届出番号】 |
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F68 |
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2020/05/01 | |
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大象ジャパン株式会社 (9010401001488) |
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楽天市場 大象ジャパン株式会社 |
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美味しく飲めるホンチョ ビーツ&(アンド)レモン | |
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加工食品(その他) | |
【機能性関与成分名】 |
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酢酸、難消化性デキストリン(食物繊維として) | |
楽天市場 酢酸 難消化性デキストリン(食物繊維として) |
【表示しようとする機能性】
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本品には食酢の主成分である酢酸と、難消化性デキストリン(食物繊維として)が含まれます。 酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されており、内臓脂肪が気になる方に適した食品です。 また、難消化性デキストリン(食物繊維として)には食事由来の脂肪の吸収を抑えて排出を増加させ、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにすることが報告されており、食後の血中中性脂肪が気になる方に適しています。 |
【想定する主な対象者】 |
肥満気味な内臓脂肪が気になる方、食後の血中中性脂肪が気になる方 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
届出食品である「美味しく飲めるホンチョ ビーツ&(アンド)レモン」(以下、届出食品と呼ぶ)の機能性関与成分は、酢酸、難消化性デキストリン(食物繊維として)である。本品に類似した食品の喫食実績はないが、既存情報を用いて評価を実施した。 酢酸については、届出食品と同等量の酢酸を関与成分とした特定保健用食品について、内閣府食品安全委員会の食品安全総合情報システムに評価結果が公表されている。評価結果の要約は「適切に摂取される限りにおいては、安全性に問題はないと判断される」と記載されている。 また、難消化性デキストリン(食物繊維として)については、特定保健用食品の関与成分としても使用されており、2019年10月時点で389品目が許可取得し、トクホ全体の約33%に相当する。許可品目の食品形態は清涼飲料水、即席みそ汁(スープ)、米菓、ソーセージ、粉末、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パン、米飯、豆腐など多様な食品形態で、特定保健用食品の関与成分である難消化性デキストリンの原料は、全て松谷化学工業(株)社製であり、本品に使用される機能性関与成分と同じである。 機能性関与成分同士の相互作用に関しては、問題となるような報告はなかった。 以上のことから、機能性関与成分である酢酸および難消化性デキストリン(食物繊維として)の安全性が検討されているものとして問題ないと考えた。 |
【摂取する上での注意事項】 |
・空腹時や原液での摂取は刺激を強く感じることがあります。 ・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 |
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大象株式会社烏山工場 HACCP認証, FSSC 22000認証を取得している |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
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【酢酸】 (ア)標題 酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されている。 (イ)目的 酢酸に内臓脂肪低下作用があるかを調べるために、内臓脂肪が高めな方(P)の酢酸の経口摂取(I)で、プラセボと比較して(C)、内臓脂肪の低下(O)が見られるかを検討した。 (ウ)背景 食酢の主成分である酢酸は古くから使用されてきた調味料である。同時に健康への機能が例えば高めの血圧や血糖値に対する効果がヒト試験、動物試験において報告されている。しかし、内臓脂肪に対する総合的な評価はまだ実施されていなかったため、今回実施した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 検索の条件と除外の条件を定めて、PubMed(検索日:2019年7月24日)と医中誌(検索日:2019年8月1日)で、それ以前に発表された論文を対象に検索したところ、最終的に得られた論文は1報であった。採用文献であるKondoらの研究は、英語で発表された論文である。25~60歳でBMI25~30の日本人175人を参加者とし、機能性関与成分の酢酸を1日当たり750mg、もしくは1500mgの投与量で、12週間の介入試験であった。175名中、155名が試験を完了し、12週間にわたる1日当たり酢酸750mgの摂取が有意に内臓脂肪面積の減少させることを明らかにした。 (オ)主な結果 機能性関与成分である酢酸の一日当たり750mgの摂取は、BMI25~30の健常成人において、内臓脂肪を低減すると結論付けられる。さらに、飲用による危害も見られなかった。 (カ)科学的根拠の質 酢酸に内臓脂肪低下作用があるかを調べるために、内臓脂肪が高めな方(P)の酢酸の経口摂取(I)で、プラセボと比較して(C)、内臓脂肪の低下(O)が見られるかについてレビューした。その結果、一日当たり750mg以上の酢酸を摂取することで、有意に内臓脂肪が減少されることが明らかとなった。採用文献では酢酸を飲料形態で摂取させており、届出食品の想定する摂取方法と同様である。 採用文献中に有害事象は見られず、酢酸として4500mg/日までは安全であるとの報告を引用している。採用文献のアウトカム指標は内臓脂肪面積であり、届出食品の表示しようとする機能性と関連性が高く、科学的に適切であると評価した。 PubMed、医中誌2種類のデータベースを用い、英語、日本語の論文を網羅的に検索したが、該当した論文は現在1報のみであるので、今後さらに研究されていくことが望まれる。その結果新たな知見、傾向が見られる可能性は否定できない。 【難消化性デキストリン(食物繊維として)】 (ア)標題 難消化性デキストリンによる食後の血中中性脂肪の上昇抑制効果に関する研究レビュー (イ)目的 空腹時血中中性脂肪値が200mg/dL未満の成人(空腹時血中中性脂肪値150mg/dL未満の健常成人および空腹時血中中性脂肪値150以上、200mg/dL未満の軽症者※)に対して難消化性デキストリンを摂取することにより、食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用が見られるかを確認することである。 (ウ)背景 食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は動脈硬化疾患や虚血性心疾患を誘発する要因となっており、特に脂質異常症は動脈硬化の危険因子であることから、食生活の改善などによる一次予防が望まれている。食事時における難消化性デキストリンの経口摂取が、食後の血糖値および血中中性脂肪の上昇を抑制するとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、システマティックレビューを実施した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 検索の条件と除外の条件を定めて、2015年6月25日に、それ以前に発表された論文を対象に検索したところ、最終的に得られた論文は9報であった。 空腹時の血中中性脂肪値が200mg/ dL未満の健常成人(空腹時血中中脂肪値がやや高め(150~199mg/dL)の軽症者含む)を対象とし、食事と難消化性デキストリンを摂った場合と、食事とプラセボ(難消化性デキストリンを含まない食品)を摂った場合と比べ食後の血中中性脂肪の上昇が抑制するか、を調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。また、論文9報中1報の結果を確認し、健常成人(空腹時血中中脂肪値150mg/dL未満)のみでの追加的解析を行った。 (オ)主な結果 難消化性デキストリンを食事とともに摂取した食後2, 3, 4時間の血中中性脂肪、食後6時間までの中性脂肪の血中濃度曲線下面積(吸収量の指標)を評価した結果、難消化性デキストリンを食物繊維として5 g摂取した際に、対照品対比血中中性脂肪の上昇抑制が認められた。なお、空腹時中性脂肪が150 mg/dL未満の方を対象とした論文の研究レビューにおいても、難消化性デキストリン摂取は食後の血中中性脂肪上昇抑制に有効であることが確認した。 (カ)科学的絵根拠の質 採用文献9報において、試験方法等が食後血中中性脂肪値の上 抑制効果を調査する目的に適合していることを確認し、全ての論文で食後血中中性脂肪値の上昇抑制効果を示して、効果において一貫性のある質の高い結果が出ていると判断した。今後の研究によっては、システマティックレビューの結果が変わる可能性があるため、継続した調査が必要である。また、食事療法だけでなく、運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響について、さらなる研究が必要と考えられる。 |
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