日本ハム株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品イミダの力 ブレインのエビデンス(科学的根拠) |
日本ハム株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【イミダの力 ブレイン】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、今週の注目ポイントの解説です。 毎週アップします。 チャンネル登録をお願いします。 【先週分】 |
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動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧 |
外部サイト 機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 日本ハム株式会社 |
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機能性表示食品検索 |
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【届出番号】 |
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F467 | |
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2020/09/17 | |
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日本ハム株式会社 | |
※企業をクリックすると、楽天市場の検索結果が表示されます。 | |
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イミダの力 ブレイン | |
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加工食品(その他) | |
【機能性関与成分名】 |
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イミダゾールジペプチド | |
※機能性関与成分名をクリックすると、楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】
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本品には、イミダゾールジペプチドが含まれています。 イミダゾールジペプチドには、中高年の方の記憶力(言葉や文章を覚え、思い出す力)を保つ機能があることが報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
健常中高齢者 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
1)喫食実績による評価 「イミダの力 ブレイン」は、一日摂取目安量100mLあたりに機能性関与成分であるイミダゾールジペプチドを1000 mg含有するドリンクである。2015年4月より日本人の老若男女を対象として販売を開始し、現在(2020年6月末)までに約125,000本の販売実績があるドリンク「イミダの力500」と同一のものである。また、機能性関与成分であるイミダゾールジペプチドは、もともと食肉に豊富に含有され、特に鶏胸肉中に多く含有される。本届出食品の一日摂取目安量当たり1000mgのイミダゾールジペプチドは鶏胸肉 約125gに含有される量に相当し、日常的な摂取量の範囲内である。 2)安全性に関する既存情報 イミダゾールジペプチドの安全性に関しては、鶏肉中から高濃度に抽出したエキスについて、各種安全性試験において、変異原性がなく安全性が高いことが確認されている。また、ヒトを対象として、イミダゾールジペプチドとして一日当たり400mgを12週間、もしくは一日当たり1200mgを4週間摂取させ、生理学的、生化学検査における異常は確認されなかった。さらに届出食品の一日当たり摂取目安量に含有されるイミダゾールジペプチド量の4倍量に当たる4000mgを4週間継続摂取させても、有害事象が認められなかったことが報告されている。したがってイミダゾールジペプチドはきわめて安全性が高いと判断される。 3)機能性関与成分等の相互作用に関する評価 イミダゾールジペプチドの一つであるカルノシンは一過性に血圧を低下させる可能性があるため、抗高血圧薬との併用により、低血圧をもたらす危険性があると報告されている。そこで、本製品のパッケージにおいて、「降圧剤を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください」と記載を加え、注意喚起を行っている。アンセリンには、ドキソルビシン(抗がん剤)との併用において、腫瘍部位への抗がん剤流入を促進する可能性が示唆されている。しかし、ドキソルビシンは、医師の管理下で投与される抗がん剤であり、本届出食品が対象とする「健常中高齢者」に投与されるものではないため、アンセリンとドキソルビシンが相互作用を起こす可能性は極めて低い。 以上より、届出食品は、機能性表示食品として販売することに問題はないと判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ・降圧剤を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。 |
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タンポポ産業株式会社 本社工場において、HACCPに準じた自社の製造管理基準に則って製造管理を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
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【標題】 イミダゾールジペプチドを摂取することによる、認知機能の維持、改善に関する研究レビュー 【目的】 健康中高齢者を対象としてイミダゾールジペプチドの摂取が、プラセボ(偽薬)と比較して、認知機能を維持、改善するかについて検証することを目的とした。 【背景】 イミダゾールジペプチドと脳機能との関連について多くの報告があるものの、イミダゾールジペプチドの摂取が健常者の認知機能へ及ぼす影響に関する報告や研究レビューは非常に少ない。 【レビュー対象とした研究の特性】 上記の目的について、信頼性の高い試験方法(対象者を2群に分けそれぞれにイミダゾールジペプチドを含む試験食もしくはプラセボを摂取させ、その結果を比較する試験)が用いられており、専門家による審査を経て発表された論文を対象とした。 【主な結果】 選抜により、5報の論文(臨床試験としては3試験)が研究レビューの対象として採用された。いずれの試験においても、日本人の健康な中高齢者を対象として、イミダゾールジペプチドを1日1000mg摂取させることにより、認知機能の維持に肯定的な結果が報告されていた。特に、認知機能の中でも記憶力(言葉や文章を覚え、思い出す力)について、3試験中2試験で共通して有意な効果が確認された。 【科学的根拠の質】 出版バイアス(効果がない報告がされていない可能性)等が否定できないこと、試験実施数が少ないこと、また3試験中2試験において試験食の製造者が届出者と同一であることなど、バイアスリスクは中等度にあり、今後さらなる検討が必要である。 (構造化抄録) |
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