2021年8月18日水曜日

桑の葉ブレンド茶(サントリーウエルネス株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

サントリーウエルネス株式会社の機能性表示食品,桑の葉ブレンド茶のエビデンス(科学的根拠)

サントリーウエルネス株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【桑の葉ブレンド茶】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

サントリーウエルネス株式会社

【届出番号】
G331

【届出日】
2021/07/05

【届出者名】
サントリーウエルネス株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
桑の葉ブレンド茶

【食品の区分】
加工食品(その他)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
桑の葉由来イミノシュガー
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には、桑の葉由来イミノシュガーが含まれます。
桑の葉由来イミノシュガーには、食後に上昇する血糖値を抑える機能があることが報告されています。
糖の多い食事を摂りがちな方、食後の血糖値が気になる方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
糖の多い食事を摂りがちな方、食後の血糖値が気になる方

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該製品は、機能性関与成分として桑の葉由来イミノシュガー 2.5 mg/日を含んでいる。当該製品の販売実績はないため喫食実績はなく、食経験の評価は不十分と判断した。そこで、既存情報を用いて機能性関与成分の安全性評価を実施した。
 結果、機能性関与成分の安全性に問題ないと判断したため、当該製品の安全性は問題ないと考えられる。
 詳細は以下の通り。

◆機能性関与成分の安全性評価
 既存情報による安全性試験の評価を行った結果、遺伝毒性試験、一般毒性試験、ヒト安全性試験の報告から、当該製品に含まれる量において桑の葉由来イミノシュガーの安全性に問題ないと判断した。

【摂取する上での注意事項】
摂り過ぎに注意してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品は、健食GMP、岐阜県HACCPを取得している工場で製造する。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
【標題】
 桑の葉由来イミノシュガーによる食後の血糖値上昇抑制に関するシステマティックレビュー

【目的】
 健常成人を対象として、桑の葉由来イミノシュガーを含む食品を摂取することにより、桑の葉由来イミノシュガーを含まない食品を摂取したときと比較して、食後の血糖値上昇抑制作用を示すかを明らかにすることを目的とし、介入研究による報告を収集して検証する。

【背景】
 桑の葉は古くから生薬として使用されており、桑の葉に含まれる桑の葉由来イミノシュガーがヒトにおいて食後の血糖値上昇抑制作用を示すことが報告されている。そこで、桑の葉由来イミノシュガーの摂取により、食後に上昇する血糖値が抑制されるかについて統合的に検証した。

【レビュー対象とした研究の特性】
 健常成人が、桑の葉由来イミノシュガーを含む食品を摂取することにより、桑の葉由来イミノシュガーを含まない食品を摂取した場合と比較して、食後の血糖値上昇抑制作用を示すかを検証した研究を収集した。
 国内外のデータベースを使用した検索及びハンドサーチは2021年4月27日に実施し、検索日以前に発表された英語及び日本語の文献を対象とした。最終的に採用した文献は4報4研究であり、いずれも日本で実施されたランダム化比較試験で査読付き論文であった。

【主な結果】
 一日当たり桑の葉由来イミノシュガーを2.5 mg含む食品を摂取することにより、食後に上昇する血糖値を抑えることが示された。このことから、桑の葉由来イミノシュガーを2.5 mg含む食品を食事とともに摂取することで、食後に上昇する血糖値を抑える機能を示すと考えられた。

【科学的根拠の質】
 採用した文献は、国内・海外の主要な文献データベースから抽出した査読付き論文であった。しかしながら、評価した4報4研究において、参加人数が少なく効果の検討には不十分である可能性や、否定的な研究結果が選択的に公開されていない可能性が否定できないことを考慮すると、本研究レビューに関連する今後の研究動向について継続的に観察することが望まれる。

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