有限会社肉のまるかつの機能性表示食品,プリッとミート若鶏むね肉切り落としのエビデンス(科学的根拠) |
有限会社肉のまるかつが消費者庁に届出た機能性表示食品【プリッとミート若鶏むね肉切り落とし】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
有限会社肉のまるかつ |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
【届出番号】 |
G339 |
【届出日】 |
2021/07/07 |
【届出者名】 |
有限会社肉のまるかつ クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
プリッとミート若鶏むね肉切り落とし |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
イミダゾールジペプチド アンセリン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には、イミダゾールジペプチドとアンセリンが含まれます。イミダゾールジペプチド400 ㎎(本品100g)には、日常生活での一時的な疲労感を軽減する機能がある事が報告されています。また、アンセリン50 ㎎(本品20g)には尿酸値が高め(尿酸値5.5~7.0 ㎎/dL)の方の尿酸値を低下させるのに役立つ機能がある事が報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
健常成人男女、血清尿酸値が高め(5.5~7.0mg/dL)の健常成人男女 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
〇喫食実績 「プリッとミート若鶏むね肉切り落とし」は2015年に発売以来、弊社精肉店舗や大手スーパーなどで年間約2tの販売実績がある。一食当たりの摂取量を100gとすると2万食となる。100gとは、チキンカツで料理した時の一般成人一食当たりの量でありこれまで健康被害に関する報告はない。 〇医薬品との相互作用 アンセリンは、抗がん剤のドキソルビシンとの相互作用が報告されているが、(喫食実績による食経験の評価)に記載の通りアンセリンを含む当該食品は、一般に広く食されているものである。ドキソルビシンは、病院内で医師の管理のもと静脈内に投与されるものであり本品の想定している対象者ではないと考えられる。また、アンセリンとドキソルビシンの相互作用についてヒトでの報告例はないことから当該食品が対象者である健常者においてドキソルビシンとの相互作用の示す可能性は極めて低いと判断した。カルノシンについては、理論上の機能性関与成分と医薬品との相互作用が報告されているため(疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は、医師、薬剤師に相談してください)(抗高血圧薬を服用中の方は医師又は薬剤師にご相談ください)ラベルに表記して注意喚起を行ったこのことから機能性表示食品として、当該製品を販売することは、適切であると判断した。 〇結論 以上のことから当該製品「プリッとミート若鶏むね肉切り落とし」一日摂取目安量を摂取した場合、人の健康を害することはないと判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は多量に摂取することで、より健康が増進するものではありません。摂取目安量を守ってお召し上がりください。抗高血圧薬を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
(プリッとミート若鶏むね肉切り落とし)は、総合衛生管理製造過程(総合管理HACCP認証協会)のHACCP管理システムを導入した有限会社肉のまるかつプリッとミート第一工場で生産し、衛生管理の整った設備と、全原料入庫から出庫までの冷却温度管理、鮮度品質、産地、品種、解体処理施設情報、社外細菌検査、自主細菌検査、加熱温度工程における中心温度管理、加熱後の冷却管理を徹底し、商品履歴が追跡できるシステムを構築している。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
①イミダゾールジペプチド摂取による疲労感軽減作用 ア.標題: 「プリッとミート 若鶏むね肉切り落とし」に含まれるイミダゾールジペプチドの摂取による疲労感軽減作用に関する定性的研究レビュー イ.目的: 疾病に罹患してない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く。)において、イミダゾールジペプチドの摂取は疲労感の軽減作用を有するかを明らかにするため、定性的研究レビューを実施した。 ウ.背景: イミダゾールジペプチドの摂取による疲労軽減作用は、多くの文献で報告されているが、これらの知見をまとめた研究レビューは限られている。そこで国内外の文献を精査し、研究レビューを行った。 エ.レビュー対象とした研究の特性: 2019年7~8月時点でデータベース上に公開されている文献を対象として、文献検索、レビューを国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の資金で、(公財)日本健康・栄養食品協会の職員が実施した。レビュー対象文献は、上記の目的について、査読付き文献であり、試験対象者を疾病に罹患していない者、介入食をイミダゾールジペプチド含有食品、対照食をプラセボ、アウトカムを疲労感、研究デザインをランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験として研究レビューを実施した。 オ.主な結果: 上記に合致した3報の文献を採用した。そのうち、2報において、イミダゾールジペプチドを含む食品(ともにイミダゾールジペプチドの摂取量400mg/日)を摂取することにより、対照群との比較において疲労感の有意な軽減作用が認められた。残りの1報においては、対照群と比較して疲労感を軽減する傾向が認められたが、有意差は認められなかった。本研究レビューの結果から、イミダゾールジペプチドを含む食品の摂取は、疲労感を軽減する作用を有するという肯定的な結果を得た。採用した文献3報のうち、「効果あり」と判定した2報はいずれも健常な日本人を対象者としており、想定される摂取対象者である日本人に適用可能であると考えられた。 カ.科学的根拠の質: 本研究レビューの限界としては、採用文献数が3報と少ないことがあげられる。また、イミダゾールジペプチドの摂取期間が4週間~12週間と短く、より長期に摂取した場合の効果が不明であることも限界の1つである。 (構造化抄録) ②アンセリン摂取による尿酸値低下作用 ア.標題: 「プリッとミート 若鶏むね肉切り落とし」に含まれるアンセリンの摂取による尿酸値低下作用に関する定性的研究レビュー イ.目的: 健常成人において、アンセリンを含む食品の摂取が尿酸値を低下させるか検証するため、定性的研究レビューを実施した。 ウ.背景: アンセリンの摂取による尿酸値低下作用が報告されているが、これまでに本作用に関する研究レビューは報告されていない。そこで国内外の文献を精査し、研究レビューを行った。 エ.レビュー対象とした研究の特性: 2020年2月時点でデータベース上に公開されている文献を対象として、文献検索、レビューを国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の資金で、(公財)日本健康・栄養食品協会の職員が実施した。レビュー対象文献は、上記の目的について、査読付き文献であり、試験対象者を健常成人、介入食をアンセリン含有食品、対照食をプラセボ、アウトカムを尿酸値(尿酸値が7.0mg/dL以下)、研究デザインをランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験として研究レビューを実施した。 オ.主な結果: 適格基準に合致した1報の文献を採用した。採用文献において、尿酸値が高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の者がアンセリン50mgを含む食品を摂取することにより、プラセボ群との比較において有意な尿酸値低下作用が認められた(効果あり)。本研究レビューの結果から、アンセリンを含む食品の摂取は、尿酸値が高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の者の尿酸値を低下させることが示唆された。採用文献では、日本人で、尿酸値が5.5~7.0mg/dLの健常成人男女が対象とされており、届出商品の想定される摂取対象者である、日本人の健常成人に適用可能であると考えられた。 カ.科学的根拠の質: 本研究レビューの限界としては、採用文献が1報と少ないことがあげられる。また、アンセリンの摂取期間が12週間であり、さらに長期に摂取した場合の効果が不明であることも限界の1つである。 (構造化抄録) |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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