2021年9月30日木曜日

凍温熟成鯨赤肉(共同船舶株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

共同船舶株式会社の機能性表示食品,凍温熟成鯨赤肉のエビデンス(科学的根拠)

共同船舶株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【凍温熟成鯨赤肉】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

【チェック】

ki40共同船舶株式会社
d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!!


動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

【届出番号】
G513

【届出日】
2021/09/10

【届出者名】
共同船舶株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
凍温熟成鯨赤肉

【食品の区分】
生鮮食品

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
イミダゾールジペプチド(バレニン、カルノシン、アンセリン)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはイミダゾールジペプチド(バレニン、カルノシン、アンセリン)が含まれます。イミダゾールジペプチド(バレニン、カルノシン、アンセリン)には日常生活や身体的な作業による一時的な疲労感の軽減に役立つ機能と、日常生活における一時的なストレスの軽減に役立つ機能があることが報告されています。本品は、一時的な疲労感やストレスが気になる方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
健常な中高年の成人男女

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
①喫食実績による食経験
 鯨は日本において約5000年前から食され、1965年から国内で20万tの鯨が水揚げされ、そのうち鯨肉は13万t消費されていたと考えられている。本届出品と同一製品は2015年から全国へ販売され約19万個販売さている。同一製品におけるイミダゾールジペプチド(バレニン、カルノシン、アンセリン)は1,250~1,750mg/100g含まれており、これによる健康被害は今までに出ていない。

②医薬品との相互作用
 医薬品との相互作用は認められなかった。

 以上のことから、機能性関与成分を含む原材料である鯨肉ではおそらく安全であると判断した。

【摂取する上での注意事項】
●本品は多量摂取により、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量をお守りください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
選別・加工において共同船舶株式会社日新丸は食品衛生法生食用冷凍鮮魚介類の規格基準に則り、生産および衛生管理を行い、自主細菌検査実施及び生産ライン細菌検査実施を定期的に実施している。また、マル幸商事株式会社、かや場冷蔵株式会社はそれぞれ食品衛生法生食用冷凍鮮魚介類の規格基準に則り、生産および衛生管理を行い、毎ロット商品細菌検査実施及び管轄の保健所による定期的な監査を受けている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
■疲労感の軽減
【標題】
 イミダゾールジペプチド(バレニン、カルノシン、アンセリン)の一時的な疲労感の改善に関する研究レビュー

【目的】
 リサーチクエッションとして「イミダゾールジペプチド(バレニン、カルノシン、アンセリン)は一時的な疲労感を改善できるか」に対して、健常者で一時的な疲労感が気になる方(P)において、イミダゾールジペプチド(バレニン、カルノシン、アンセリン)の経口摂取(食品形態は問わない)(I)及びプラセボ(プラセボの配合内容は問わない)(C)と比較して疲労感(0)について研究レビューを実施した。

【背景】
 イミダゾールジペプチドは様々な動物の骨格筋に広く分布するイミダゾール基を持つ二量体であり、特に、鯨、鳥の胸肉、カツオやマグロ等に多く含有している。イミダゾールジペプチドは抗酸化作用、抗疲労、抗ストレスなどの様々な研究がなされている。特に、疲労感の改善に対するイミダゾールジペプチドの効果については、数多くの報告がある。しかし、健常な中高年の成人男女に対してレビューは限られている。そこで、網羅的に論文を調査・精査し、標題の研究レビューを行った。

【レビュー対象とした研究の特性】
上記のPICOをもとに検索式と除外基準を立案し、「医中誌」及び「Pubmed」で論文検索を実施した(最終検索日2020年10月25日)。対象者は健常な成人男女とし、未成年、疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)、及び授乳婦を除いた。また、検索により特定された文献は、除外基準により採用文献と除外論文に選別し、採用文献からPICOに対応した項目の情報を抽出した。尚、原著論文であるかは、peer review誌であるかで確認した。研究レビューは日本抗加齢協会に委託し作成されたものである。

【主な結果】
 医中誌ではイミダゾールジペプチド(バレニン、カルノシン、アンセリン)、クジラ、原著で検索したところ1報が確認された。内容を確認した結果、採用論文とした。またPubMedではImidazole-dipetide、fatigueで検索したところ対象論文がなかった。最終的に医中誌の1報を対象として評価を実施した。これら1報において健常な中高年の成人男女において日常生活や身体的な作業による一時的な疲労感を改善させることが認められた。
 イミダゾールジペプチド(バレニン、カルノシン、アンセリン)は1日の摂取目安量として400mgで、中高年の成人男女に対する日常生活や身体的な作業による一時的な疲労感を軽減することが有意に認められると結論づけた。

【科学的根拠の質】
 全体としてのバイアスリスクは「低」であり、エビデンスレベルは「A」であったことから、エビデンス総体の評価は問題ないと判断した。また、外挿性について、採用論文は国内論文であるため問題ない。
 尚、本研究レビューの限界として、採用論文が少なく、言語として英文と和文のみを対象としたため、完全に否定はできない。今後新たな知見が出てくることを期待する。

■ストレスの軽減
【標題】
 イミダゾールジペプチド(バレニン、カルノシン、アンセリン)の一時的なストレスの改善に関する研究レビュー

【目的】
 リサーチクエッションとして「イミダゾールジペプチド(バレニン、カルノシン、アンセリン)は一時的なストレスを改善できるか」に対して、健常者で一時的なストレスが気になる方(P)において、イミダゾールジペプチド(バレニン、カルノシン、アンセリン)の経口摂取(食品形態は問わない)(I)及びプラセボ(プラセボの配合内容は問わない)(C)と比較してストレス(0)について研究レビューを実施した。

【背景】
 イミダゾールジペプチドは様々な動物の骨格筋に広く分布するイミダゾール基を持つ二量体であり、特に、鯨、鳥の胸肉、カツオやマグロ等に多く含有している。イミダゾールジペプチドは抗酸化作用、抗疲労、抗ストレスなどの様々な研究がなされている。特に、ストレスの改善に対するイミダゾールジペプチドの効果については、数多くの報告がある。しかし、健常な中高年の成人男女に対してレビューは限られている。そこで、網羅的に論文を調査・精査し、標題の研究レビューを行った。

【レビュー対象とした研究の特性】
 上記のPICOをもとに検索式と除外基準を立案し、「医中誌」及び「PubMed」で論文検索を実施した(最終検索日2020年10月25日)。対象者は健常な成人男女とし、未成年、疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)、及び授乳婦を除いた。また、検索により特定された文献は、除外基準により採用文献と除外論文に選別し、採用文献からPICOに対応した項目の情報を抽出した。尚、原著論文であるかは、peer review誌であるかで確認した。研究レビューは日本抗加齢協会に委託し作成されたものである。

【主な結果】
 医中誌ではイミダゾールジペプチド(バレニン、カルノシン、アンセリン)、クジラ、原著で検索したところ1報が確認された。内容を確認した結果、採用論文とした。またPubMedではImidazole-dipetide、whale、stressで検索したところ対象論文がなかった。最終的に医中誌の1報を対象として評価を実施した。これら1報において健常な中高年の成人男女において日常生活や身体的な作業による一時的なストレスを改善させることが認められた。
 イミダゾールジペプチド(バレニン、カルノシン、アンセリン)は1日の摂取目安量として400mgで、中高年の成人男女に対する日常生活や身体的な作業による一時的なストレスを軽減することが有意に認められると結論づけた。

【科学的根拠の質】
 全体としてのバイアスリスクは「低」であり、エビデンスレベルは「A」であったことから、エビデンス総体の評価は問題ないと判断した。また、外挿性について、採用論文は国内論文であるため問題ない。
 尚、本研究レビューの限界として、採用論文が少なく、言語として英文と和文のみを対象としたため、完全に否定はできない。今後新たな知見が出てくることを期待する。

0 件のコメント:

コメントを投稿