2021年12月4日土曜日

サントリー天然水カラダプラス(サントリー食品インターナショナル株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

サントリー食品インターナショナル株式会社:サントリー天然水 カラダプラスの効果とエビデンス(科学的根拠)

届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名
G749
2021/10/15
サントリー食品インターナショナル株式会社
(8010401080079)
サントリー天然水 カラダプラス
加工食品(その他)
ローズヒップ由来ティリロサイド

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サントリー食品インターナショナル株式会社
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参考
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

生鮮食品の機能性表示食品

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【表示しようとする機能性】

本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。ローズヒップ由来ティリロサイドにはBMIが高めの方の体脂肪を減らす機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
BMIが高めの健常成人

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該製品は一日摂取目安量あたり機能性関与成分であるローズヒップ由来ティリロサイドを0.1 mg含有した飲料である。当該製品そのものでの喫食実績がないため、既存情報を用いた安全性評価を実施した。
<喫食実績による食経験の評価>
 当該製品及び類似する食品について食経験を評価したが、販売実績について十分な情報がなく、評価が不十分と判断した。
<安全性試験に関する評価>
【既存情報を用いた評価(1次情報)】
 当該製品の機能性関与成分であるローズヒップ由来ティリロサイドの安全性について、1次情報の調査を行った結果、5報を評価に用いた。評価の対象とした遺伝毒性試験、急性毒性試験、90日間反復投与毒性試験において、安全性上問題となる情報は見当たらず、ヒト過剰摂取安全性試験及び長期摂取安全性試験においても、試験食品摂取に起因する有害事象は認められなかった。なお、安全性試験に用いたローズヒップエキスは、いずれもエキス100 mgあたり0.1 mg以上のローズヒップ由来ティリロサイドを含み、当該製品に含まれるローズヒップエキス末と基原、製法を同じくするものである。これらの結果から、機能性関与成分であるローズヒップ由来ティリロサイドを0.1 mg含有する当該製品の摂取においても安全性に問題はないと考えられたため、評価は十分と判断した。


【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品は、FSSC 22000を取得している工場で製造する。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
ア.標題
 ローズヒップ由来ティリロサイドの体脂肪低減作用に関するシステマティックレビュー

イ.目的
 健康な成人を対象として、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の継続的な摂取が、ローズヒップ由来ティリロサイドを含まないプラセボ食品の継続的な摂取と比較して、体脂肪低減作用を有するか、介入研究による報告を収集して検証する。

ウ.背景
 ローズヒップは、ヨーロッパや中近東、北アフリカを原産とするバラ科植物の果実で、その種子に含まれるポリフェノールの一つがティリロサイドである。ローズヒップ由来ティリロサイドによる体脂肪低減作用については、ヒトを対象とした臨床研究において報告がある。そこで、ローズヒップ由来ティリロサイドの摂取による体脂肪低減作用について、総合的に検証した。

エ.レビュー対象とした研究の特性
 健康な成人において、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の継続的な摂取が、プラセボ食品の継続的な摂取と比較して、体脂肪低減作用を有するかを検証した研究を収集した。国内外のデータベースの検索及びハンドサーチを2020年11月13日に実施し、検索日までに公表された文献を網羅的に集めたところ、条件を満たす文献は1報で、日本で実施されたランダム化比較試験の査読付き(専門家により審査された)論文であった。

オ.主な結果
 BMIが高め(25.0 kg/m2以上30.0 kg/m2未満)の健康な成人男女を対象に、ローズヒップエキスを含む食品(1日当たり0.1 mgのローズヒップ由来ティリロサイドを含む)を摂取させたところ、プラセボ食品の摂取と比較し、摂取12週間後に腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積、腹部内臓脂肪面積の有意な低減が認められた。体脂肪低減作用の指標である腹部全脂肪面積の低減が認められたことから、1日当たり0.1 mgのローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の継続的な摂取は、体脂肪を減らす機能を示すと考えられた。

カ.科学的根拠の質
 採用文献が1報であったため、研究間の一貫性を示すことができなかったが、日本人を対象としたランダム化比較試験で、試験計画がよく守られていたことなどから、研究結果の信頼性は保たれていると判断し、本研究レビューの結果は当該製品へ適用可能と考えた。今後も情報収集の継続が望まれる。

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