機能性表示食品 届出企業全リスト | ||
株式会社日本薬師堂:もやっとクリアaの効果とエビデンス(科学的根拠) |
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届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名 |
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G1126 2022/01/19 株式会社日本薬師堂 (3010001094178) もやっとクリアa 加工食品(サプリメント形状) イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン、ルテイン・ゼアキサンチン |
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届出製品一覧 | ||
株式会社日本薬師堂 | ||
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参考 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) ■生鮮食品の機能性表示食品 ■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
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【表示しようとする機能性】 |
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本品にはイチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン、ルテイン・ゼアキサンチンが含まれます。 イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンには加齢によって低下する脳の血流を改善し、認知機能の一部である記憶力(見たり、聞いたりした情報を覚え、思い出す力)を維持することが報告されています。 ルテイン・ゼアキサンチンには加齢に伴い低下する認知機能の一部である注意力※1や思考の柔軟性※2を維持する機能が報告されています。また、目の黄斑色素密度を増加させる働きにより、ブルーライトなどの光の刺激から保護し、ぼやけやかすみを軽減してくっきり見る力(色コントラスト感度)を改善する機能が報告されています。 ※1 一つの事に集中したり、複数の物事に注意を向けられる能力 ※2 変化する身の回りの状況に応じて適切に考え方を修正し対処する能力 |
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【想定する主な対象者】 |
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健康な中年期から高年期の方 | ||
【安全性の評価方法】 |
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既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 | ||
【安全性に関する届出者の評価】 |
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本届出品は機能性関与成分イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン、ルテイン・ゼアキサンチンを含む食品です。 【イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン】 イチョウ葉抽出物は1960年代にドイツ企業で研究・開発され、脳や末梢の血流改善に効果があるとして使用が始められた。60歳以上対象の2011年ドイツの調査では、その15.3%にイチョウ葉抽出物使用が推計されている。2011年の報告では、ドイツのイチョウ葉抽出物年間販売額は約4.2億ユーロ、アメリカでは約1.1億ドル、日本では約43億円あるとされている。本届出品の原料供給元はイチョウ葉エキス末(規格値:フラボノイド配糖体25%以上、テルペンラクトン6%以上、ギンコール酸5ppm以下)を過去5年間で16t超販売しているが、この間、健康被害情報の報告はない。 喫食経験の公的機関データベース調査では、上記同様規格値のイチョウ葉製品を適切な一日摂取量で用いれば安全性は高いことを示していた。本届出品は上記同様規格値のイチョウ葉エキス末を含み、エキス末の一日摂取目安量は80mgである。欧米では120-240mg/日で経口摂取されているが、日本人と欧米人の平均体重差を考慮しても、本届出品の一日摂取目安量で使用する場合は安全性に問題は無いと判断した。 【ルテイン・ゼアキサンチン】 本届出品の機能性関与成分は一日摂取目安量あたりルテイン10mg、ゼアキサンチン2mgを含有している。ルテイン・ゼアキサンチンを含む原材料「マリーゴールド色素」は、マリーゴールドの花から得たキサントフィルを主成分とする。わが国で広く使用されており、長い食経験があり既存添加物名簿収載品目リストに収載されている。また、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議のルテイン・ゼアキサンチンの評価は、一日許容摂取量はルテイン・ゼアキサンチン合わせて0~2mg/kg体重と報告されている。厚生労働省平成28年国民健康・栄養調査の日本人成人の平均体重は男性66.8kg、女性53.2kgであり、この数値に換算すると一日許容摂取量は男性133.6mg、女性106.4mgとなる。以上から、一日摂取目安量あたりルテイン10mg、ゼアキサンチン2mgを含む本届出品は十分安全な食品と考えられる。本届出品配合のルテイン・ゼアキサンチンは食品添加物「マリーゴールド色素」に含まれ、同等性は問題ないと判断した。 |
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【摂取する上での注意事項】 |
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○本品の過剰摂取は出血傾向を高める恐れがありますのでお控えください。 ○血液凝固抑制剤やワルファリンなどの抗血栓薬を服用している方は本品の摂取を避けてください。 ○開封後は賞味期限に関わらず、お早めにお召し上がりください。○食物アレルギーのある方は、原材料をお確かめの上、お召し上がりください。 |
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
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本届出製品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、バルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造及び品質管理を行っています。 | ||
【機能性の評価方法】 |
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最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | ||
【届出者の評価(エビデンス)】 |
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【イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン】 【標題】 経口摂取のイチョウ葉抽出物が認知機能の低下に及ぼす影響についての研究レビュー 【目的】 健康な方がイチョウ葉抽出物(機能性関与成分:イチョウ葉フラボノイド配糖体24%以上、イチョウ葉テルペンラクトン6%以上を含有)を経口摂取した際の、加齢に伴う認知機能の低下に及ぼす影響を取り扱う論文を抽出し、評価した。 【背景】 イチョウ葉抽出物は、1960年代にドイツ企業において研究・開発され、脳や末梢の血流改善に効果があるとして使用が始められた。これまでにイチョウ葉抽出物の認知機能についての影響を検証した研究は多数報告されている。 【レビュー対象とした研究の特性】 国内外のデータベースを用いて2016年 3月22日までに公表された論文を検索した。認知症を発症していない健康な方がイチョウ葉抽出物を経口摂取することにより、プラセボ(外観は同じだが、イチョウ葉抽出物を含まないもの)に比べ、加齢に伴う認知機能の低下に影響が見られるかを検証した4論文を選択した。いずれの4論文もランダム化比較試験とよばれる質の高い臨床試験であった。 【主な結果】 健康な中年期~高年期の方が1日あたり80~180mgのイチョウ葉抽出物を摂取した場合、認知機能のなかで記憶の保持・検索・再生に関わる検査項目において、摂取後の結果がプラセボに比べ良好化することを示した。これらのデータの日本人への外挿性ならびに試験食品と届出品の同等性にも問題は無いと判断した。 【科学的根拠の質】 選択した4論文の内容の妥当性・信頼性について検討した。未発表データの存在は完全には否めないが、論文の収集は科学技術および医療分野の主要なデータベースを使用しており、公開研究はほぼ網羅されていると考える。その他バイアス(偏見、先入観など)をはじめ、科学的根拠の質に影響を及ぼす深刻な問題は無いと判断する。なお、近い将来日本人を対象とした臨床試験データを加味し、追加的に考察できることが望まれる。 【ルテイン・ゼアキサンチン】 【標題】 機能性関与成分ルテイン・ゼアキサンチンの認知機能の改善に関する研究レビュー 【目的】 ルテイン・ゼアキサンチンなどの黄斑色素は脳内にも存在し、認知機能にも影響を及ぼしていると言われています。そこで本研究レビューでは、ルテイン・ゼアキサンチンを摂取することによって認知機能の改善が図れるかどうか検証することを目的としました。 【背景】 ルテイン・ゼアキサンチンは有害な青色光を吸収し、酸化ストレスから網膜を保護するといった機能性に関する文献は数多く存在するが、認知機能の改善に関する文献は少なく、研究レビューも実施されていません。 【レビュー対象とした研究の特性】 リサーチクエスチョン、PICOに基づいた検索式を設定し、日本語および英語の3種の文献データベース(PubMed、JdreamⅢ、医中誌Web)にて検索を実施しました。その結果33報の文献を抽出し、1次・2次スクリーニングの結果、最終的に2報を採用しました。2報とも質の高い、プラセボを対照とした無作為化比較試験でした。文献の質およびエビデンス総体の質の評価を行い、それらの結果を表示しようとする機能性との関連において評価しました。 【主な結果】 研究レビューの結果、ルテイン10 mg/日およびゼアキサンチン2mg/日の12ヶ月の摂取で、認知機能に関して、視覚記憶、複雑性注意、認知的柔軟性の有意な改善が中等度のエビデンスで認められました。視覚記憶は若年者に限定され、複雑性注意および認知的柔軟性は高齢者に限定されることから、本届出製品の対象者である健常高齢者に対して「高齢者の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である注意力(一つの事に集中したり、複数の物事に注意を向けられる能力)や思考の柔軟性(変化する身の回りの状況に応じて適切に考え方を修正し対処する能力)を維持する機能がある」ことが支持されました。日本人におけるルテイン摂取と黄斑色素光学密度(MPOD)の考察から、日本人への外挿性に十分な根拠があると判断しました。 【科学的根拠の質】 文献検索で英語と日本語のデータベースに絞ったため、論文の収集の網羅性に問題が残っていることから出版バイアスは否定できないものと判断しました。認知機能の改善に関して、採用した2報で選択的アウトカム報告(効果指標の一部だけの報告)が強く見られたことから非一貫性が疑われ、効果指標の標準偏差が大きいことから中程度の不精確と判断しました。全体では中程度のエビデンスレベルと判断しました。 【標題】機能性関与成分ルテイン・ゼアキサンチンの摂取による健常者の視機能(黄斑色素密度、コントラスト感度、光ストレスの緩和)に関する研究レビュー 【目的】 この研究レビューは健常成人を対象として二重盲検試験を行い、ルテイン・ゼアキサンチンを摂取した場合と摂取しない場合と比較して、視機能(黄斑色素密度、コントラスト感度、光ストレスの緩和)に及ぼす影響を調べた。 【背景】 ルテイン・ゼアキサンチンはほうれん草や卵黄に多く含有するカロテノイド色素である。ヒトの体内では眼の黄斑部と水晶体に多く存在し、酸化ストレスの抑制やブルーライト等の光の吸収など、黄斑や水晶体を保護する機能が知られている。ルテインは体内で合成されずまた加齢などに伴い減少していくため、食事より摂取する必要がある。これまでルテイン・ゼアキサンチンの機能性に関して多くの研究が行われてきたが、健常者を対象とした研究レビューは報告が少ない。 【レビュー対象とした研究の特性】 Pubmed、JDreamⅢ(JSTPlus+JMEDPlus+JST7580)、医中誌の3つの文献データベースを用いて疾病のない健常者を対象とし、ルテイン・ゼアキサンチン含有サプリメントの摂取による文献の検索を行った。検索日は2016年2月4日であり576報の文献が抽出された。その後スクリーニングを行い、疾病者を対象にした試験やルテインのみの摂取試験などを除外し、最終的に3報の文献を採用した。採用文献はRCTであり質の高い文献である。採用した文献において黄斑色素密度や光ストレスの緩和、コントラスト感度など視機能に関わる指標を調査し、プラセボ群と比較を行った。 【主な結果】 本研究レビューにおいて、ルテイン・ゼアキサンチンをそれぞれ10 mg/日、2 mg/日以上摂取により黄斑色素密度の上昇、ブルーライトなど光ストレスからの保護、またコントラスト感度の改善が確認された。本研究レビューにおいて、スポンサー・共同スポンサーおよび利益相反はない。 【科学的根拠の質】 今回の研究レビューでは、3つの文献データベースを用い、広く文献を探索している。その結果得られた文献は3報であり、アウトカムによっては1報だが、根拠となる文献は被験者数が十分であり、またランダム化比較試験であることから科学的根拠の質は高く、今後の研究においても効果が変わるようなことはないと考えられ、機能性に対する科学的根拠の質は十分であると判断した。研究の限界として同デザイン、同評価での健常な日本人男女を対象とした報告が少なく、今後更なる研究が望まれる。 |
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消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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