株式会社伊藤園(法人番号:3011001002279)が消費者庁に届出た機能性表示食品【健康体 ヘスペリジン】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。
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【届出番号】 | |
D37 | |
【届出日】 | |
2018/06/13 | |
【届出者名】 | |
株式会社伊藤園 | |
株式会社伊藤園の商品一覧楽天市場 | |
【商品名】 | |
健康体 ヘスペリジン | |
健康体 ヘスペリジン楽天市場 | |
【食品の区分】 | |
加工食品(サプリメント形状) | |
【機能性関与成分名】 | |
モノグルコシルヘスペリジン | |
モノグルコシルヘスペリジンを含む商品一覧楽天市場 |
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【表示しようとする機能性】 |
本品にはモノグルコシルヘスペリジンが含まれます。モノグルコシルヘスペリジンには、気温や室内温度が低い時などの血流(末梢血流)を改善し、体温(末梢体温)を維持する機能が報告されています。 |
【想定する主な対象者】 |
健康な成人 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
ヘスペリジンは、温州みかんやオレンジ、レモンに含まれるポリフェノールの一つです。漢方薬では陳皮、ヨーロッパでは医薬品原料として使われている成分です。日本では水溶性を高めたモノグルコシルヘスペリジンが販売されており、安全性は十分に確認されています。 当該製品に使用するモノグルコシルヘスペリジンを添加した食品として、株式会社伊藤園が2012年7月から日本で販売開始した特定保健用食品「スタイリースパークリング」(炭酸飲料)、2013年4月から販売を開始した「スタイリー炭酸水 レモン味」(炭酸飲料)があります。 これらはモノグルコシルヘスペリジンを340mg含んでおり、これまでに7000万本以上の販売実績があり、健康被害情報はありません。また、モノグルコシルヘスペリジンを含む食品のヒトを対象とした試験では、多くの試験で安全性が確認されており、重篤な健康被害は報告されていません。 当該製品「健康体 ヘスペリジン」はモノグルコシルヘスペリジンを178mg含むサプリメントです。モノグルコシルヘスペリジン340mgを含む特定保健用食品「スタイリースパークリング」の過剰量摂取試験(3倍量、1日あたり1,020mg摂取)において、健康被害は認められなかったため、サプリメントである当該製品を5倍量(1日あたり890mg)摂取しても健康被害は起こりにくいと考えています。このように日常摂取の範囲内であれば問題ないと考えますが、疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありません。 一日当たりの摂取目安量を守ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
【製造所】・三生医薬株式会社 依田橋工場・三生医薬株式会社 今泉工場【品質管理体制】公益財団法人日本健康・栄養食品協会から認定を受けた健康補助食品GMP認定工場にて製造しています。届出者にて定期的に工場に対しての監査を実施しています。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価】 |
【標題】モノグルコシルヘスペリジンの血流改善、体温維持効果について 【目的】当該製品を販売するにあたり、モノグルコシルヘスペリジン(ヘスペリジン、ヘスペレチン含む)の血流改善および体温維持の効果に関して科学的な根拠があるのか以下の2つについて文献を調査しました。 1) 健康な方がヘスペリジンを含む食品を摂取すると血流を改善するか 2) 健康な方がヘスペリジンを含む食品を摂取すると体温(末梢)を維持するか 【背景】 ヘスペリジンは温州みかんやオレンジ、レモンに含まれるポリフェノールの一つです。日本では水溶性を高めたモノグルコシルヘスペリジンが販売されており、手や足など末梢部分の体温を維持させる効果が報告されています。しかしヘスペリジンのこれらの効果をそれぞれについて総合的に調べた研究はなかったため、今回調査しました。 【レビュー対象とした研究の特性】 日本語の文献(1975年以降に書かれたもの)と英語の文献(1971年以降に書かれたもの)を調査しました。検索の際には健康な人で試験を実施している文献を探しました。調査の結果、ヘスペリジンの血流改善、体温維持について3件の同じ文献がヒットしました。 なお、レビューは試験対象者に18歳、19歳が含まれる論文も採用しています。 これは、 (1)「日本人の食事摂取基準(2015年)」には「18 歳以上を成人とする。」と書かれていること、 (2)栄養機能食品では18歳以上の年齢階級から算出された値を栄養素等表示基準値としていること、 (3)海外の試験では18歳以上を成人とする国が多いこと、 これら3点について総合的に判断すると、18歳、19歳は成人と同等であると判断できるためです。このため、「選択基準を18歳未満でないこと」としてレビューを実施しました。 【主な結果】 調査した文献には、糖転移ヘスペリジン(主成分モノグルコシルヘスペリジン)を178mg(または340mg)摂取すると、寒冷条件において指、つま先、鼓膜の温度の低下を抑制すること、また、低下した体温の回復を早めることが明らかとなりました。寒冷負荷試験は15℃の冷水に手をつけたあとの末梢血流、末梢体温の回復を見る試験であり、気温や室内温度が低い時に手が冷えることを想定した試験です。また、60℃の温かい飲料摂取後に肌寒い部屋で指先の血流の低下を遅延する効果もありました。この体温を維持する効果は、寒冷条件によって悪化した末梢血液循環の改善を伴うもの、又は、温かい飲料摂取後の末梢血液循環の促進を伴うものでした。 【科学的根拠の質】 糖転移ヘスペリジンの血流改善および体温維持効果を見た文献は、全てが冷えを感じている女性を対象としていました。男性のデータ及び幅広い年齢層での試験が必要ですが、性差・年齢による効果の違いはこれまで報告されていないため、体温を維持させる効果があると判断しました。 モノグルコシルヘスペリジンを178mg摂取することで末梢血流を改善し、指・つま先など末梢体温を維持することが確認されました。 「健康体 ヘスペリジン」はモノグルコシルヘスペリジンを178mg配合しているため、気温や室内温度が低い時などの血流(末梢血流)を改善し、体温(末梢体温)の維持に役立つことが期待できます。 |
機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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