株式会社東平商会が消費者庁に届出た機能性表示食品ぎゅっとまるごとにんじんジュースのエビデンス |
株式会社東平商会が消費者庁に届出た機能性表示食品【ぎゅっとまるごとにんじんジュース】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
この情報は確認することをおすすめします。 "ぎゅっとまるごとにんじんジュース"の表示しようとする機能性 "ぎゅっとまるごとにんじんジュース"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報) "ぎゅっとまるごとにんじんジュース"のエビデンス(科学的根拠) |
|
過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】 を参照してください。 ※全届出リスト(要アクセス) 株式会社東平商会 |
|
機能性表示食品検索 |
|
【届出番号】 |
|
F134 | |
|
|
2020/06/05 | |
|
|
株式会社東平商会 (8080101005949) |
|
楽天市場 株式会社東平商会 |
|
|
|
ぎゅっとまるごとにんじんジュース | |
|
|
加工食品(その他) | |
【機能性関与成分名】 |
|
GABA | |
楽天市場 GABA |
【表示しようとする機能性】
|
本品にはGABAが含まれています。 GABAには高めの血圧を低下させる機能があることが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
血圧が高めの方 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
国内におけるニンジンの出荷量は2000年から2017年の18年間、毎年50~60万トンの間で推移し(作物統計調査長期累計:農水省生産流通消費統計課調べ)、多くの一般家庭の食卓で食されている。また、100%ニンジンジュースも2011年から2015年の5年間の間毎年1900~2900kL(重量換算では1.02倍)の生産量があると報告されている。(一般社団法人全国清涼飲料工業会調べ(暦年集計))これらのニンジンジュースはJAS規格で製造されているものとJAS規格認定を得ていないものがあるが100%ニンジンジュース中のβ―カロテンの違いが主要因となっているものと推測できる。弊社の従来品である100%ニンジンジュースも2014年の発売以来25万本を超える販売実績があり、JAS規格とはなっていないもののその規格に準ずる製品である。従来品のGABA含量は十分に調査されていないが今回届出を行う「ぎゅっとまるごとにんじんジュース」も従来品と同様の製造方法で生産されており当該製品は従来品と同等量のGABA含有量があるものと推定される。なお、弊社従来品の100%ニンジンジュースによる重篤な健康被害の報告は今までに一度も確認されていない。したがって、100%ニンジンジュースである当該製品「ぎゅっとまるごとにんじんジュース」は食経験から十分に安全性が確保されていると考えられる。しかしながら、さらに既存情報による人参、ニンジンジュースおよびGABAの安全性評価も実施し、通常の食品として人参、ニンジンジュースやGABAを通常の食品として摂取する場合には安全性が確保されていると判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありません。降圧剤等の医薬品を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。 |
|
本製品を製造するゴールドパック株式会社松本工場及び南海果工株式会社及び株式会社YCLは、「FSSC22000」の承認を得ており、本承認に基づいた管理を実施することにより製造設備や従業員の衛生管理体制及び規格外品の流通を防止する体制を構築している。株式会社甲石製餡所では自社基準による工場内衛生管理手順、加工手順に基づいた製造加工を実施し、規格外品の流通を防止している。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
|
【標題】 最終製品ぎゅっとまるごとにんじんジュースに含有する機能性関与成分GABAによる血圧低下の機能性に関する定性的研究レビュー 【目的】 日本人の正常高値血圧者およびⅠ度高血圧者に対して、GABAを含む食品の12週間以上の継続摂取が、血圧低下効果を有するかを明らかにするため、定性的研究レビューを実施した。 【背景】 高血圧は脳卒中、心臓病、腎臓病等の原因疾患であることから高血圧への対策は重要だとされている。平成29年の国民健康・栄養調査では収縮期血圧(SBP)が140 mmHg以上の者の割合は男性37.0%、女性27.8%と報告されている。 GABA(γ-アミノ酪酸)は、米、野菜、茶、発酵食品、発芽玄米、漬物などにも含まれている成分で、高血圧者の血圧を低下させる作用が報告されている。そこで、疾病に罹患していない者(正常高値血圧者)およびⅠ度高血圧者に対してGABAの血圧低下効果を定性的研究レビューで検証した。 【レビュー対象とした研究の特性】 日本人の疾病に罹患していない者(正常高値血圧者:未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)およびⅠ度高血圧者を対象とし、GABAを継続摂取させると対照食品の摂取と比較して、血圧(収縮期血圧、拡張期血圧)を低下させるかを、ランダム化二重盲験プラセボ対照比較試験(RCT)により調べた研究を対象として研究レビューを実施した。 【主な結果】 論文検索を実施したのち論文内容の適合性・適格性を精査し、5報の研究論文を研究レビューの対象とした。メタアナリシスは実施せず、5報の文献により定性的な研究レビューを実施した。5報は全て日本人の正常高値血圧者およびⅠ度高血圧者を対象としていた。このうち4報で、GABAの12週間以上の継続摂取により対照群と比較して正常高値血圧者およびⅠ度高血圧者において、収縮期血圧と拡張期血圧の有意な低下が確認された。また、採用文献5報全てが層別解析をおこなっており、4報でGABAの12週間以上の継続摂取により対照群と比較して正常高値血圧者のみでも、収縮期血圧と拡張期血圧の有意な低下が確認された。なお、正常高値血圧者およびⅠ度高血圧者或いは正常高値血圧者を対象として効果が認められた文献4報のGABAの摂取量は20~80mg/日であった。したがって、GABA20㎎/日以上の摂取は血圧を低下させることに有効であると評価した。 【科学的根拠の質】 研究レビューの対象とした研究論文のエビデンス総体において、バイアス・リスク、非直接性、不精確、非一貫性については特に大きな問題は確認されなかった。出版バイアスについては、臨床試験登録がなされた文献がないことと、5報の研究論文すべてに試験食品の製造元の社員が著者として含まれていることからバイアスを中/疑い(-1)と評価した。上記のことを総合的に評価した結果、エビデンス総体に影響を与える重大なリスクはなくGABAの摂取が血圧を低下させる作用を有することに対して肯定的な科学的根拠を有しており、表示しようとする機能性として「本品にはGABAが含まれています。GABAには高めの血圧を低下させる機能があることが報告されています。」は適切であると考えられた。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿