株式会社コモが消費者庁に届出た機能性表示食品【いきいきクロワッサン】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。
【届出番号】 | |
D381 | |
【届出日】 | |
2018/12/12 | |
【届出者名】 | |
株式会社コモ | |
株式会社コモの商品一覧楽天市場 | |
【商品名】 | |
いきいきクロワッサン | |
【食品の区分】 | |
加工食品(その他) | |
【機能性関与成分名】 | |
N-アセチルグルコサミン | |
N-アセチルグルコサミンを含む商品一覧楽天市場 |
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【表示しようとする機能性】 |
本品にはN-アセチルグルコサミンが含まれます。N-アセチルグルコサミンは、移動時におけるひざ関節の違和感を軽減することが報告されています。歩行や階段の上り下りが気になる方に適しています。 |
【想定する主な対象者】 |
歩行や階段の上り下りの際に、膝関節に違和感を持つ健常な中高年 |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
N-アセチルグルコサミンは食経験が豊富な成分である。例えば、焼津水産化学工業株式会社の「ナグプラスコラーゲンドリンク」(1食当たり1,000mg配合)は15万食、UMIウェルネス株式会社の「N-アセチルグルコサミン」(1食当たり1,000mg配合)は6千万食、「コラーゲンゼリー」(1食当たり500mg配合)は80万食それぞれ販売されている。これら例示した商品等において、当該成分が原因と疑われる危害事象は発生していないものと判断されている。 N-アセチルグルコサミンの安全性は動物試験でも確認されている。ラットにN-アセチルグルコサミン(体重50kgで11万mgに相当する量)を104週間投与する試験では、毒性及び発がん性は認められていない。 N-アセチルグルコサミンと医薬品との相互作用については、アセトアミノフェン、抗肥満薬、アドリアマイシン、ワルファリンについての作用が指摘されているものの、これらはいずれも類似物質であるグルコサミン硫酸塩・塩酸塩に対する指摘であり、実際の症状の報告もないことから相互作用はないものと判断している。 以上の理由から、届出商品「いきいきクロワッサン」に含まれるN-アセチルグルコサミンには十分な安全性が認められており、一日摂取目安量を摂取した場合ヒトの健康を害する恐れはないと考えられる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量をお守りください。 |
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
ISO9001:2015(品質マネジメントシステム)の要求事項に従い、総合的な品質管理体制を構築し運用している。また、HACCPシステムの基礎でもある一般的衛生管理プログラムを基に、 清潔で衛生的な食品の製造・ 加工環境を確保し、管理している。※一般的衛生管理プログラム項目一覧1.建物及び関連設備の構造と配置2.作業空間及び従業員施設を含む構内の配置3.空気・水・エネルギー及びその他のユーティリティ供給源4.廃棄物及び排水処理を含めた支援業務5.設備の適切性ならびに清掃・洗浄及び保守6.購入した資材・供給品・廃棄及び製品の取り扱いの管理7.交差汚染の予防対策8.製造・洗浄及び殺菌・消毒9.有害生物の防除10.要員の衛生及び従業員施設11.製品の回収手順(模擬回収訓練を含む)12.倉庫保管(配送車両の管理を含む)13.食品の防御(フードディフェンス) |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価】 |
【標題】届出商品「いきいきクロワッサン」に含有するN-アセチルグルコサミン(NAG)摂取が膝関節機能に及ぼす効果に関する研究レビュー 【目的】NAG摂取が膝関節の機能に及ぼす効果を評価すること 【背景】NAGは肌水分量の増加機能や、変形性膝関節症の緩和機能が報告されており、サプリメントとして利用されている。一方、健常人での関節への効果については十分に評価されていないため、疾患に罹患していない成人がNAGを摂取した際にそうでない食品に比べ膝関節の機能が改善されるか検証した。 【レビュー対象とした研究の特性】焼津水産化学工業株式会社社員3名が、目的に沿った論文を検索し、機能性を評価した。具体的には、以下の通りである。 ・被験者は、健康な成人であること ・試験は、NAG入り食品摂取群(試験群)と含まない食品摂取群(プラセボ群)の2つに被験者を無作為に割付け、被験者と結果の評価者がともに誰がどちらを摂取したかわからないようにして比較した試験であること。 ・NAG摂取量は、届出商品に含まれる500mg以内であること ・機能性は、関節軟骨の機能で評価していること 【主な結果】2名の評価者で検索した論文に既存情報で特定した別の2報を加え、上記の条件に合致するか評価した結果、1報の論文が条件に合致していることを確認した。これらの論文では、試験群はNAG300mgを含む粉末を健常成人男女が12週間摂取した結果、膝関節機能の指標であるJOAスコアがプラセボ群と比べ改善したことから、NAG300mgを12週間摂取すると、膝関節の機能が改善されると考えられた。 【科学的根拠の質】未発表のデータの存在は否定できないものの、主要なデータベースにより調査したため漏れがある可能性は低いと考えられる。また、上記論文には、各群への被験者の割付方法及び割付内容の試験実施者への隠し方についての記載が不十分で、評価結果には偏りが生じている可能性がある。対象文献が1報のみであるため、今後さらなる研究が必要と考えられる。 上記の論文は、NAGを粉末で摂取しており、形態や他の配合成分について届出商品と違いがある。しかし、NAGの吸収・代謝等に影響を与える成分はこれまで報告されていないため、NAGを1日当たり500mg含む届出商品「いきいきクロワッサン」についても、同等の機能性を発揮すると推測される。 |
機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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