2019年4月28日日曜日

タヒボNFDニューエッセンス(タヒボジャパン株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


タヒボジャパン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【タヒボNFD(エヌエフディ)ニューエッセンス】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D621
【届出日】
2019/03/13
【届出者名】
タヒボジャパン株式会社
楽天市場
タヒボジャパン株式会社の商品一覧
【商品名】
タヒボNFD(エヌエフディ)ニューエッセンス
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
タヒボ由来ポリフェノール
楽天市場
タヒボ由来ポリフェノールを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはタヒボ由来ポリフェノールが含まれます。タヒボ由来ポリフェノールは、抗酸化作用により日常の生活により生じる一過性の身体的な疲労感の軽減に役立つ機能があると報告されています。
【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない成人男女
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.喫食経験
本品と類似した商品である「タヒボNFD FR×6」について、食経験の評価を行った。「タヒボNFD FR×6」は、機能性関与成分タヒボ由来ポリフェノールを本品と同等量以上である42㎎含有している。2008年~2017年8月にかけて2万箱以上の販売実績が有り、この期間に重篤な健康被害に関する情報は無かった。

2.医薬品との相互作用
データベース及び文献調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

3.結論
以上の結果より、本商品の安全性は問題ないと言える。
【摂取する上での注意事項】
1. 本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
2. 開封した分包の中身は、1日で使い切ってください。
3. 賞味期限を過ぎた製品はご飲用をお控えください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
国内GMPの認証機関の認証を取得した方法で製造を行うことにより、品質管理を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

「標題」
タヒボ由来ポリフェノールによる一過性の身体的疲労感の軽減に関する研究レビュー

「目的」
成人健常者がタヒボ由来ポリフェノールを摂取することによって、摂取しない場合と比較して、一時的な身体的疲労感が軽減されるかを明らかにすることを目的としました。

「背景」
タヒボ(学名;Tabebuia avellanedae)は、近年では抗炎症効果、抗腫瘍効果、抗鬱作用、免疫賦活作用、抗肥満作用などが報告されている樹木です。タヒボ由来ポリフェノールについて、抗疲労効果を報告する研究は幾つかあるものの、総合的な研究レビューは、これまでありませんでした。

「レビュー対象とした研究の特性」
国内外の文献データベースを用いて、健常成人に対するタヒボ由来ポリフェノールの抗疲労効果について評価した論文を検索し(最終検索日2019年2月1日)、最終的に3報の論文を採用しました。採用した論文はいずれも、無作為化プラセボ対照二重盲検比較試験によるヒト臨床試験の査読付き論文でした。

「主な結果」
健常成人によるタヒボ由来ポリフェノールの摂取は、一時的な身体的な疲労感の軽減(主観評価)に役立つ可能性が高いことが示されました。また、タヒボ由来ポリフェノールの有効量は、42~60mgであることが示唆されました。一方、重篤な副作用の報告はありませんでした。

「科学的根拠の質」
研究の限界として、採用論文に同一著者の論文が含まれることなどから、出版バイアスの可能性は否定できません。
一方、採用した文献はいずれも無作為化プラセボ対照二重盲検比較試験であることから、個々の試験の信頼性は高いものと判断しました。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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平成27年度届出
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はたらくアタマに/ウェルチ」スマートスタート(アサヒ飲料株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


アサヒ飲料株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【「はたらくアタマに/Welch’s(ウェルチ)」スマートスタート】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D620
【届出日】
2019/03/13
【届出者名】
アサヒ飲料株式会社
楽天市場
アサヒ飲料株式会社の商品一覧
【商品名】
「はたらくアタマに/Welch’s(ウェルチ)」スマートスタート
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
ラクトノナデカペプチド(NIPPLTQTPVVVPPFLQPE)
楽天市場
ラクトノナデカペプチドを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはラクトノナデカペプチド(NIPPLTQTPVVVPPFLQPE)が含まれます。ラクトノナデカペプチド(NIPPLTQTPVVVPPFLQPE)には、年齢とともに低下する認知機能の一つである注意力(事務作業の速度と正確さ)の維持と計算作業の効率維持に役立つことが報告されていますので、ものごとを忘れやすいと感じている中高年の方に適しています。
【想定する主な対象者】
ものごとを忘れやすいと感じている健常な中高年の方
【安全性の評価方法】
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該製品は果汁飲料(炭酸ガス入り)であり、機能性関与成分以外は食経験により安全性が十分に確認された食品および食品添加物を原料とする。本届出食品と同じ機能性関与成分「ラクトノナデカペプチド」(NIPPLTQTPVVVPPFLQPE)(以下、ラクトノナデカペプチドと記載)を含有する食品での喫食実績による評価を実施したが、不十分と判断し安全性試験の実施による評価を行った。
【安全性試験の実施】
<急性毒性試験>
6週齢のSD系ラット雌雄各5匹に、ラクトノナデカペプチドとして8.6mg/kgを含む試験液を単回強制経口投与し、急性毒性について調べた結果、被験物質投与による影響は認められなかった。
<反復経口投与毒性試験>
6週齢のSD系ラット雌雄各6匹に、ラクトノナデカペプチドとして4.3mg/kgを含む試験液を4週間強制経口投与し、毒性について調べた結果、被験物質投与による影響は認められなかった。
<染色体異常試験>
チャイニーズ・ハムスター肺由来線維芽細胞に対し、ラクトノナデカペプチドとして21μg/mLを含む試験液を用いて、染色体異常誘発能の有無を検討した結果、異常はみられず陰性と判定された。
<ヒト過剰摂取試験>
20歳以上65歳未満の健康な日本人成人男女40名を対象に、ラクトノナデカペプチド含有カゼイン酵素分解物を5,653mg(ラクトノナデカペプチドとして本品の一日摂取目安量の約8.8倍量相当の21mg)/日を含有する錠剤、又はカゼインナトリウムで置き換えたプラセボ錠剤を4週間摂取させた無作為化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験を実施した。その結果、試験期間中に多種類の薬を服用していた者(1名)及び摂取率が85%未満の者(1名)を除いた38名において、試験食品と因果関係のある臨床検査値の変動や重度及び重篤な有害事象は認められなかった。
また、各試験で配合したラクトノナデカペプチドは、カゼイン酵素分解物を使用しており、本品に配合するカゼイン酵素分解物と機能性関与成分含量及び製法が同等な原料である。さらに、ヒト試験では錠剤を試験食としているが、食品性状の違いによる機能性関与成分の消化、吸収に大きな差異はないと考えられる。
以上より、機能性関与成分であるラクトノナデカペプチドおよび届出食品の安全性には問題が無いと評価した。
【摂取する上での注意事項】
多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
●アサヒ飲料株式会社 群馬工場:総合衛生管理製造過程及びFSSC22000   
●アサヒ飲料株式会社 岡山工場:総合衛生管理製造過程及びFSSC22000  
●ジャパンフーズ株式会社:総合衛生管理製造過程及びFSSC22000
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:ラクトノナデカペプチドによる認知機能改善作用に関する研究レビュー

目的:物忘れを自覚する健常な成人にラクトノナデカペプチドを含む食品を摂取させたとき、これを含まない対照食品(プラセボ)と比較して、認知機能の一つである注意力の維持と計算作業の効率維持という作用を有するかどうか検証することを目的とした。

背景:これまでの研究により、乳酸菌を用いた発酵乳を摂取することによるマウスの記憶力改善効果が確認されており、関与成分として同定されたペプチドがβカゼイン由来のラクトノナデカペプチドである。当該成分は、ヒト試験においても認知機能改善に関する報告がなされているが、システマティックレビューやメタアナリシスは確認できなかった。

方法:医中誌及びPubMedでの検索の結果、2論文を採用し評価を行った。論文1では、物忘れの自覚あるいは他覚症状を有する年齢50歳以上70歳以下の健常日本人男女60名を対象にラクトノナデカペプチド2.4mgを含む飲料を1日1回、8週間服用するプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験が行われた。論文2では、物忘れの自覚あるいは他覚症状を有するMMSE24点以上の年齢60歳以上79歳以下の日本人男女70名を対象にラクトノナデカペプチド2.1mgを含む錠剤を1日1回、12週間服用するプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験が行われた。

主な結果:プラセボと比較して、論文1では日本語版RBANS神経心理テストにおける注意力と符号処理能力が有意に改善すること、論文2では内田クレペリン検査において正答数の変化量が有意に増加することが見出された。このことから、物忘れの自覚あるいは他覚症状を有する健常者において、ラクトノナデカペプチドの摂取は、認知機能の一つである事務作業の速度と正確さを高め、計算作業の効率維持をもたらすことが考えられた。

科学的根拠の質:これらの研究結果は、これまでの研究による動物実験の結果と矛盾しないものであり、非一貫性は小さい。また、データに不精確さもなく、いずれの試験もプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験であり、直接性がある。一方で、出版バイアスについてはUMIN-CTRの活用が進んでいないことから、その可能性は否定できない。また、研究者に製造企業が含まれているため、エビデンス総体としてのバイアスリスクの可能性は否定できない。
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温+ヘスペリジン(日本ケフィア株式会社)の口コミ・効果・評判のエビデンス:機能性表示食品


日本ケフィア株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【温+ヘスペリジン】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D619
【届出日】
2019/03/13
【届出者名】
日本ケフィア株式会社
楽天市場
日本ケフィア株式会社の商品一覧
【商品名】
温+ヘスペリジン
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
モノグルコシルヘスペリジン
楽天市場
モノグルコシルヘスペリジンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはモノグルコシルヘスペリジンが含まれます。
モノグルコシルヘスペリジンには、冷寒時に末梢の血流を維持し、末梢の体表温を維持する機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常人
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本届出食品は、機能性関与成分としてモノグルコシルヘスペリジンを178mg含んだ粉末形態の食品です。当該製品の喫食実績がないため、既存情報を用いた食経験の評価を実施しました。その結果、モノグルコシルヘスペリジンが既存添加物リストに収載されている酵素処理ヘスペリジンの成分で広く飲料や食品等に使用されていること、平成23 年にはモノグルコシルヘスペリジンを機能性関与成分として340mg 配合した粉末茶が特定保健用食品として許可されていることが確認できました。特定保健用食品として利用されていることから、安全性は十分評価されていると考えられましたが、当該製品の喫食実績がないため、既存情報の安全性試験に関する調査を行いました。その結果、当該製品と類似の形態の粉末食品を一日摂取量としてモノグルコシルヘスペリジン1020mgを4週間摂取した試験で安全性に問題ないことを確認いたしました。以上のことから、当該製品に含むモノグルコシルヘスペリジンは特定保健用食品として利用されていること、当該製品に含む5倍以上の安全性試験においても問題ないことが確認できたため、当該製品の安全性に問題はないと評価しました。
【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
抗凝固薬、抗血栓薬、血圧降下剤等の医薬品を服用中の方は、医師又は薬剤師に相談してください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品の製造は、2カ所の工場のどちらかで行われるが、いずれの工場も公益財団法人日本健康・栄養食品協会によるGMPの認証を取得した工場にて、そのGMP基準に準拠して製造及び品質管理を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(ア)標題
モノグルコシルヘスペリジンの末梢血流と末梢体温に関する研究レビュー
(イ)目的
モノグルコシルヘスペリジンの摂取が末梢血流と末梢体温に与える影響について、研究レビューを実施し評価しました。
(ウ)背景
モノグルコシルヘスペリジンは、既存添加物に収載されている酵素処理ヘスペリジンの成分で、日本において食品や飲料に使用されていました。食品添加物公定書解説書の中には毛細血管の強化や血管透過性に関する記載がありましたが、血流に関する記載がありませんでした。そこで、モノグルコシルヘスペリジンを摂取することによる血流と体温に与える影響を調査しました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
酵素処理ヘスペリジンを摂取して血流と体温について評価した研究を調査した結果、2報を採用論文としました。1報は、冷えを感じている女性を対象とし、室温を一定にした環境で体表温度と手指の血流を評価していました。試験食品は酵素処理ヘスペリジン500mgをカプセル形状の食品または飲料で摂取していました。もう1報は、冷えを感じている女性を対象として冷却負荷後の皮膚表面温度と皮膚血流量を評価していました。試験食品は酵素処理ヘスペリジン250mg(モノグルコシルヘスペリジンとして178mg)を含んだカプセルを摂取していました。いずれも試験デザインはランダム化二重盲検法でプラセボを対照として行われていました。
(オ)主な結果
採用論文1報で被験食の摂取により、指、つま先、鼓膜の温度の低下がプラセボの摂取と比較して有意に抑えられること、プラセボの摂取と比較して左手指先の温度と血流が有意に高かったことが確認できました。もう1報では冷水負荷後の血流並びに体温の回復がプラセボ摂取時に比べ有意に高値を示していることを確認できました。
以上から、酵素処理ヘスペリジンを摂取することによって冷寒時の末梢血流の維持と、末梢体温の維持に関して科学的根拠があると判断しました。その作用機序は、血管拡張物質の産生増加と、自律神経系への作用から血管拡張に伴う、血流量の増加、体温の維持であることが考えられました。
(カ)科学的根拠の質
対象者をまとめると若年女性が中心でした。また、1 報では被験者が社内ボランティアの報告のため、対象者を広げた更なる研究が望まれますが、今後の研究によって当該機能性に関する見解が変わる可能性は低いと思われます。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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活き活き花茶(丸成商事株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


丸成商事株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【活き活き花茶】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D618
【届出日】
2019/03/13
【届出者名】
丸成商事株式会社
楽天市場
丸成商事株式会社の商品一覧
【商品名】
活き活き花茶
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維)
楽天市場
難消化性デキストリンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)は、食後の血糖値や血中中性脂肪の上昇を穏やかにする機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常者(食後の血糖値や血中中性脂肪の上昇が気になる方)
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品は、機能性関与成分として難消化性デキストリンを1食あたり5g摂取できるように設計された、ジャスミン茶風味の食物繊維加工食品である。難消化性デキストリンはトウモロコシでんぷんを消化酵素等で処理した後、未分解物を濃縮、脱塩、脱色して調製されたものである。水溶性が高いため、飲料をはじめ、多くの食品に添加されている素材である。 さらに、特定保健用食品に許可された食品数は386品目あり、全許可件数は1,082件であることから35%強にあたり幅広く使用され安全性の評価も受けた食品である(2018年3月20日現在)。また、販売実績としては、1989年に開始してから2015年までの累計で25万tであり、2014年には、年間32,000tの販売実績があるが、これまでのところ因果関係の疑われる有害事象は認められていない。
また、難消化性デキストリンは規格基準型特定保健用食品素材でもあり、糖の吸収に関しては1日当たり4~6g、脂肪の吸収に関しては5gの摂取目安量が設定されており、これの3倍量以上の摂取試験においても安全であることが示されている。
 一方、既存情報からは、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康食品の素材情報データベース」において医薬品との相互作用情報、等の有害事象に関する情報は無かったが、多量に摂取した際に下痢症状を示す可能性を示唆する情報があったため、摂取する上での注意事項にその旨記載することとした。
また、本製品に含まれるジャスミン茶はウーロン茶等と同じように日本人に飲用されている中国茶である。弊社でも1981年から国内での販売を開始し、すでに37年間の販売実績があり、弊社だけでも年間約60tを販売しているが、これまでに摂取にともなう有害事象もなく十分食経験があるものと考えており、安全な食品と考えている。
【摂取する上での注意事項】
・一日摂取目安量をお守りください。
・原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はご利用をお控えください。
・色や風味に違いが見られる場合がありますが、品質には問題ありません。
・飲み過ぎ、あるいは体質、体調により一時的にお腹がゆるくなることがあります。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品は日本健康・栄養食品協会認定の「健康食品GMP」を取得した工場で生産している。・住岡食品株式会社 浜北工場(認定番号15709)・イーエスフーズ株式会社 浜松工場(認定番号24716)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】難消化性デキストリン(食物繊維)が健常成人に対し、食後の血糖値や血中中性脂肪の上昇を穏やかにする機能があることを検証する。
【目的】健常成人が難消化性デキストリン(食物繊維)を含む食品を摂取し、1)食後の血糖値の上昇が気になる方の食後の血糖値の上昇を穏やかにする、2)食後の中性脂肪の上昇が気になる方の食後の中性脂肪上昇を穏やかにするかを確認する。
【背景】近年、食生活の欧米化や慢性的な運動不足によって、メタボリックシンドロームをはじめとする生活習慣病が広まってきている。また、平均余命の延長によって超高齢化社会になる中で健康寿命の延伸もまた喫緊の課題となっている。そこで食後の血糖値と中性脂肪の上昇に着目し、これらに対応した商品の開発を行うこととした。
 「活き活き花茶」には難消化性デキストリンが食物繊維として含まれているが、本素材はすでに特定保健用食品として、「食後の血糖値が気になる方」、「食後の中性脂肪が気になる方」に適した食品としての許可を得ている素材である。難消化性デキストリンは、トウモロコシデンプンから製造される水溶性食物繊維であり、安全性にも問題ないことが考えられた。
そこで、この難消化性デキストリンについて、健常成人によるヒト試験を対象にシステマティックレビューを実施し、メタアナリシス解析を行うこととした。

【レビュー対象とした研究の特性】
1)食後の血糖値の上昇抑制作用について
 プラセボ食品を用いたランダム化した健常成人(空腹時血糖値126 mg/dL未満)によるによるヒト試験(RCT)を、PubMed、Cochrane Library、医中誌Web、CiNii Articlesの4つのデータベースを用いて検索を行った。検索されたRCTの論文について、「食後血糖値30分、60分、および食後血糖値の濃度曲線下面積値(AUC)」の3項目について評価を行った。なお、統合の手法はDerSimonian-Laired法によった。
2)食後の中性脂肪の上昇抑制について
プラセボ食品を用いたランダム化した健常成人によるヒト試験(RCT)を、PubMed、Cochrane Library、医中誌Web、CiNii Articlesの4つのデータベースを用いて検索を行った。検索されたRCTの論文について、「食後2、3、4時間後、および食後中性脂肪の濃度曲線下面積値(AUC)」の4項目について評価を行った。なお、統合の手法はDerSimonian-Laired法によった。

【主な結果】
1)食後の血糖値の上昇抑制作用について
 評価した3項目いずれについても、健常成人が難消化性デキストリンを摂取することにより、用量依存的に(4~16 g/回)プラセボ群と比較して有意な効果を示すことが明らかとなった。また、文献ごとでの異質性は認められなかった。
2)食後の中性脂肪の上昇抑制について
 評価した4項目いずれについても、健常成人が難消化性デキストリンを摂取することにより、用量依存的に(5~9 g/回)プラセボ群と比較して有意な効果を示すことが明らかとなった。また、文献ごとでの異質性は認められなかった。
※対象者は健常成人(空腹時血中中性脂肪150 mg/dL未満)および機能性表示食品の届出等に関するガイドラインで示された「特定保健用食品の表示許可等について」(平成26年10月30日付け消食表第259号)の別添2「特定保健用食品申請に係る申請書作成時の留意事項」において特定保健用食品の試験方法として記載された対象被験者の範囲(正常高値域:空腹時血中中性脂肪値120~149 mg/dLおよびやや高め:空腹時血中中性脂肪値150~199 mg/dL)であった。
しかしながら、本システマティックレビューの採用基準は空腹時血中中性脂肪値が200 mg/dL未満の成人とした。採用論文9報について確認したところ全ての論文に空腹時血中中性脂肪値が150~199 mg/dLの者が含まれていた。そこで、9報のうち原データを確認できる論文1報(J-8:総被験者数12名)について健常成人(空腹時血中中性脂肪値150 mg/dL未満:10名)のみで再度追加的解析を行い、別途定性評価を行った。その結果、難消化性デキストリン摂取群は対照群と比較して食後1、2、3時間の血中中性脂肪値の実測値および変化量が有意に低値を示した(いずれもP<0.05)。また、食後血中中性脂肪値の濃度曲線下面積(AUC0-6h)においても有意差が認められた(P<0.05)。つまり、健常成人においても本システマティックレビューの結果に肯定的であったことから、科学的根拠があると判断した。

【科学的根拠の質】
本、科学的レビューでは十分な被験者による評価がなされており、否定的な結果に終わった未発表の研究があったとした場合においても、本結論が否定されることはないと考えられた。ただし、追加的研究結果により研究レビューの結果に影響を与える可能性は否定できないため、今後も継続した調査が必要と考えている。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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平成30年度一覧
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平成28年度届出
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平成27年度届出
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高たんぱくHMBパウダー(株式会社ディーエイチシー)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社ディーエイチシーが消費者庁に届出た機能性表示食品【高たんぱくHMB(エイチエムビー)パウダー】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D617
【届出日】
2019/03/13
【届出者名】
株式会社ディーエイチシー
楽天市場
株式会社ディーエイチシーの商品一覧
【商品名】
高たんぱくHMB(エイチエムビー)パウダー
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)
楽天市場
HMBカルシウムを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)が含まれます。カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)は、筋肉の維持に働きかけ、運動との併用で、自立した日常生活を送る上で必要な筋力(立つ・歩くなどの日常の動作に必要な筋力)の維持・低下抑制に役立つ機能が報告されています。
【想定する主な対象者】
スポーツ選手やトレーニングされた者を除いた健康な中高年(健康的な日常生活を送る上で必要な筋肉量や筋力が気になる方)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
①喫食実績による食経験の評価
 当該届出商品は、機能性関与成分であるカルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)【以下、「HMBカルシウム」と記載】を一日摂取目安量当たり1.5g含有する食品です。原料メーカーの実績によると当該届出商品と類似する食品の2012年8月~2017年7月の5年間における販売量はHMBカルシウム換算で約15t(約8,100,000食に相当、30日分換算で約270,000個に相当)でした。これらの類似する食品は年齢や性別を問わず全国規模にて販売されていますが、これまでに重篤な健康被害の報告は受けていません。

②既存情報による安全性試験の評価
 研究者等が調査・作成したデータベースにおいて機能性関与成分のHMBカルシウムは、一日3g以下の使用については安全と考えられる旨の記載があります。なお、データベースを用いた調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はありませんでした。

以上のことから、当該届出商品は一日摂取目安量を守り適切に摂取する場合、安全性に関し問題はないと判断しました。但し、本品にはカルシウムが含まれることからカルシウムの過剰摂取にならないよう注意が必要です。
【摂取する上での注意事項】
原材料をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。水に溶解した後は早めにお召し上がりください。本品には、カルシウムが含まれます。カルシウムの過剰摂取にならないよう注意してください。一日摂取目安量を守ってください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本本製品は第三者認証機関NSFインターナショナルより米国GMPの認定を受けている三協食品工業株式会社本社工場にて、その基準に基づいて生産・製造及び品質管理を行っている。また、弊社においても、原料~製品まで各段階でサンプルを取り寄せ品質のチェックを行うことで販売者責任を全うする体制をとっている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)【以下、「HMBカルシウム」と記載】による筋肉や筋力に関する研究レビュー

目的:スポーツ選手やトレーニングされた者を除いた健康な者に、HMBカルシウムを摂取させると、摂取しない場合または摂取前に比べて、筋肉や筋力が増加したり、低下が抑制されて維持したりするかの検証を目的としました。

背景:自立した日常生活を送り続ける上で、心身機能の維持及び向上は不可欠であり、筋肉や筋力は重要な要素の一つです。HMBカルシウムは、複数の文献で筋肉や筋力に関する効果が報告されていますが、効果を総合的に評価した研究レビューはありませんでした。

レビュー対象とした研究の特性:文献データベースを用いて、上記の目的に関連する論文を検索しました (検索日 2018年9月23日、2018年9月27日)。またハンドサーチを実施しました(検索日2018年9月27日)。最終的に6 報のランダム化比較試験の論文を採択しました。本研究レビュー実施にあたっての利益相反はありません。

主な結果:HMBカルシウムの摂取は、筋肉の維持に働きかけ、運動との併用で、自立した日常生活を送る上で必要な筋力の維持・低下抑制に役立つことが示唆されました。なお、評価対象とした文献における一日当たりのHMBカルシウムの摂取量は1.5~6gであり、重篤な副作用はみられませんでした。

科学的根拠の質:研究の限界としてはスポーツ選手やトレーニングされた者、及び日本人を対象とした報告が含まれていないことが挙げられます。採択した文献にスポーツ選手やトレーニングされた者を対象とした試験は含まれていませんでしたので、トレーニング等で鍛えられた方への有効性は不明です。なお、採択した論文はいずれも海外での研究でしたが、日本人やアジアで行われた研究においても同様の結果が報告されていることから、日本人においても同様の機能が期待できると考えられます。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
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まるごと黒豆茶(株式会社伊藤園)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社伊藤園が消費者庁に届出た機能性表示食品【まるごと黒豆茶】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D616
【届出日】
2019/03/12
【届出者名】
株式会社伊藤園
楽天市場
株式会社伊藤園の商品一覧
【商品名】
まるごと黒豆茶
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
大豆イソフラボン
楽天市場
大豆イソフラボンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には大豆イソフラボンが含まれます。大豆イソフラボンには骨の成分の維持に役立つ機能があることが報告されています。本品は丈夫な骨を維持したい方に適した食品です。
【想定する主な対象者】
丈夫な骨を維持したい日本人中高年女性
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
日本において、大豆は古くから食されてきたものであり、日常生活において一般の大豆食品から摂取する大豆イソフラボンによる健康被害が報告された例はない。大豆イソフラボンを関与成分とする特定保健用食品として「大豆芽茶」(フジッコ株式会社)が2001年に認可されており(許可番号第337号)、その際にヒトへの安全性試験等により十分な安全性が確認されている。「大豆芽茶」は発売後13年を経過するがその間健康被害の報告もない。また「大豆芽茶」以外にも、大豆イソフラボンを関与成分とする特定保健用食品が複数許可されている。さらに、本品に使用している大豆胚芽抽出物(大豆イソフラボン含有)はこれまで、サプリメントを初めとする多数の健康食品に使用されているが、特に重大な健康被害の報告はない。食品安全委員会の報告(「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」2006年5月)によれば、多数の既存情報の検討の結果、安全な一日摂取目安量の上限値は70mg~75mg(アグリコンとして)であるとされ、さらに、特定保健用食品としての大豆イソフラボンの安全な一日上乗せ摂取量の上限値は30mgであるとされた。したがって、本品の一日摂取目安量(大豆イソフラボン25mg(アグリコン換算))はこの範囲に合致し、安全性には問題ないと考えられる。以上のことから、大豆イソフラボンを機能性関与成分とした本品の安全性は十分に確認されていると考える。
【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありません。イソフラボンを含む特定保健用食品等との併用は避け、過剰摂取にご注意ください。大豆アレルギー体質の方は、お飲みにならないでください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
【生産体制】当該製品は国内GMPに準じた管理手法を用い手順書を作成し、製造しています。原材料の受け入れから製品の出荷に至るまでこの手順書をもとに製造することで、均一で衛生管理の行き届いた製品をお客様にお届けしています。万一、不良品ができた場合には、いつ、どこで発生したのか分かる仕組みになっており、原因を究明できる体制を取っています。また、製造している工場自体も定期的に監査しています。不適格な工場は製造を中止し、基準を満たした場合のみ製造できる仕組みになっています。【製造及び品質管理体制】手順書による製造工程の管理、工場の管理と共に、最終製品は出荷検査を実施しています。規格に適合した製品のみ出荷する仕組みになっており、安全な製品をお客様にお届けしています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

ア)標題
大豆イソフラボン摂取による骨吸収(破骨細胞の働きによって骨の成分が壊れること)抑制作用について
イ)目的
健常な中高年日本人女性を対象に、大豆イソフラボンの骨吸収抑制作用について文献に基づく総合的な検証を目的とした。
ウ)背景
骨量は男女とも30代半ばで最大に達し、加齢とともに減少する。骨は常に破骨細胞が古い骨の成分を壊し(骨吸収)、骨芽細胞が新しい骨を作る(骨形成)という骨代謝を行っている(※)が、女性は閉経後の5~10年間に骨量の急激な減少が起こる。骨吸収には女性ホルモンが大きく関わっており、女性ホルモンの分泌が低下する閉経後女性では骨吸収が亢進する。女性ホルモンに似た作用をもつ大豆イソフラボンが骨吸収を抑制するという文献が報告されているが、被験者を日本人健常者に絞って研究結果を総合的に評価したものはなかった。
エ)レビュー対象とした研究の特性
1947年から2015年に公開された英語及び日本語の文献を対象に、フジッコ株式会社社員2名が独立して2015年3月2日に検索を行った。対象文献は、健常な日本人女性を被験者としていること、用量の明確な大豆イソフラボンを摂取させていること、比較対照として大豆イソフラボンを含まない対照食を摂取させていること、骨吸収マーカーが測定されていることを条件とし、さらに研究デザインは信頼性が高いとされる無作為化コントロール比較試験(RCT)であることを条件とした。結果、10件の文献が抽出された。
オ)主な結果
10件の文献すべてにおいて、大豆イソフラボン摂取(アグリコン換算25mg/日)による骨吸収マーカーである尿中デオキシピリジノリン(尿中DPD)量の低下、すなわち骨吸収の抑制(骨の維持)が認められた。また有害事象は認められず、安全性に問題がないことが確認された。さらに、統合可能な9報について統計学的にまとめる方法であるメタアナリシスを実施した。その結果、明らかな尿中DPDの低下が認められた。
カ)科学的根拠の質
採用した文献は全て専門家による査読を通過したものであり、研究デザインはRCTである。実験方法及び結果は共通しており、一貫性の高いものである。また出版バイアス(ネガティブな研究は公開されにくいことによる情報の偏り)は検出されなかった。よって、これらの科学的根拠の質は機能性評価に値する。文献収集は、主要なデータベースを用い、公開されている研究はほぼ網羅されたと考えられるが、未発表研究が存在する可能性は否定できず、今後の研究動向を注視していく必要がある。
※日本医師会HPより
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静岡県産べにふうき釜炒り茶粉末スティック(株式会社製茶問屋山梨商店)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社製茶問屋山梨商店が消費者庁に届出た機能性表示食品【静岡県産べにふうき釜炒り茶粉末スティック】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D615
【届出日】
2019/03/12
【届出者名】
株式会社製茶問屋山梨商店
楽天市場
株式会社製茶問屋山梨商店の商品一覧
【商品名】
静岡県産べにふうき釜炒り茶粉末スティック
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
メチル化カテキン(エピガロカテキン-3-Ο-(3-Ο-メチル)ガレート)
楽天市場
メチル化カテキンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはメチル化カテキン(エピガロカテキン-3-Ο-(3-Ο-メチル)ガレート)が含まれます。メチル化カテキンは、ハウスダストやほこりなどによる目や鼻の不快感を軽減することが報告されています。
【想定する主な対象者】
ハウスダストやほこりなどによる目や鼻に不快感を有している成人男女
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
【喫食実績による食経験の評価について】
現在、世界では年間約46万トン、日本では約10万トンの茶が生産され、飲用されている。日本にいても茶の飲用は、1000年以上さかのぼることができます。
「べにふうき」は昭和40年に農林省茶業試験場枕崎支場において「べにほまれ」を母親、「枕Cd86」を父親とした交配組合せで得られた実生群の中から選抜・育成された品種(農林登録:平成5年)であり、メチル化カテキンが多く含まれます。「べにふうき」は、平成20年に全国の栽培面積が100ha(年間生産量約500t)になり、緑茶として広く全国で飲用されてきましたが、「べにふうき」緑茶に関して、今日まで重篤な健康被害は報告されておりません。また、含まれるメチル化カテキンは日本人にとって飲食経験の豊富な茶に含まれているものです。
当社では当該製品と同じメチル化カテキン(34mg/日)を含む製品を2005年から2016年までに、累計10トンを販売してきました。10年以上販売してきた中で、購入者からの健康被害等の意見は寄せられていません。しかし、上記喫食実績のみでの安全性評価は不十分であると判断し、既存情報の検索及び評価を実施しました。
その結果、メチル化カテキンの安全性について、1日摂取目安量の3倍量を4週間摂取させた過剰摂取試験及び、1日摂取目安量で12週間摂取させた試験において異常が認められないことが報告されていました。当該届出食品は、適切に摂取すれば安全性に問題がないと考えられます。
【摂取する上での注意事項】
本品はカフェインを通常の緑茶と同様に含むため、空腹時に飲むと胃が痛むことがあります。またカフェインで眠れなくなる方は、夕方からの飲用を避けてください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
●品質管理及び衛生管理について静岡県茶業会議所が認定する「静岡茶衛生管理者」が製造、品質管理を担当し、内部検査員による外観審査や官能検査を行います。
●品質の再現性についてべにふうきに限らず、茶は天候などに左右されやすい作物です。茶園の観察、茶の状況に応じた管理、災害や病害に対する適切な対応など、常に良好な状態を維持することが肝要です。機能性関与成分であるメチル化カテキン含有量が高い状態での摘採をするため、研究機関と協力してその把握に努め、事前に含有量を測定し、基準に満たない製品は使用しません。
●製造の特長茶の栽培については、適正な生産環境と防除、栽培製造の記録、成分や残留農薬の分析等を実施しています。また、原料茶製造においては、ISO9001に準じた管理のもとに、原材料の受入から製品の出荷に至るまで手順書に従い均一で衛生管理の行き届いた製品を提供しています。メチル化カテキンが熱による変化をできるかぎり減じるよう、しかも消費者が飲んでおいしいとなるよう努めます。本来は紅茶に製造するとおいしい品種ですが、紅茶ではメチル化カテキンが重合して他の成分に変化するため、通常は蒸し製造で行います。が、えぐみを強く伴うため、弊社では「釜炒り製造」することにより、成分量を減じることなく、かつおいしいお茶に加工しています。ティーバッグ製造においては、GFSIの認証である「SQF7.2」を取得した工場で、品質マニュアルにそった管理手法にて、製造、衛生管理、食品安全管理を実施しています。ゾーニングにより作業区域ごとに清浄度を設定し、一般的衛生管理を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
メチル化カテキンの継続的な摂取による目や鼻の不快感軽減に関する研究レビュー
【目的】
ハウスダストやほこりなどによって目や鼻に不快感が生じる方を対象に、緑茶に多く含まれるメチル化カテキンを継続的に摂取することが不快感を軽減するかについて検証しました。
【背景】
「べにふうき」は、メチル化カテキンを多く含む品種であり、花粉症や通年性のアレルギーによる目や鼻の不快感の原因であるヒスタミンの放出を抑える効果を有すると言われています。そのため、目や鼻の不快感の軽減が期待され、ヒト試験の実施報告も複数あります。しかし、これまでそれらの試験報告を総合的に評価したものはありませんでした。
【レビュー対象とした研究の特性・方法】
対象者の特性は、通年性アレルギー性鼻炎や季節性アレルギー性鼻炎の症状を有しているものの疾病に罹患していないと医師が判断した日本人成人男女で、メチル化カテキンが含まれている緑茶の継続摂取による目や鼻の症状への影響を報告したヒト介入試験(被験者を無作為に二分割し、それぞれのグループで効果を比較する試験)に関する論文を検索した後、有効な論文を抽出し、評価・分析を行う研究レビューを実施しました。採択された個々の論文について、効果の有無、被験者の特性、機能性関与成分の摂取量や摂取期間などに関する情報を抽出し、集計を行いました。さらに、目や鼻の不快感に対する科学的根拠の全体像を取りまとめ、5名の外部有識者からなる評価委員会において総合評価を行いました。
【主な結果】
緑茶に含まれるメチル化カテキン(1日あたり26.8㎎~34.9㎎)の継続的な摂取により、目や鼻のアレルギー症状スコアに有意な低下が認められ、ハウスダストやほこりなどによる目や鼻の不快感を軽減させることが示唆されました。
【科学的根拠の質】
メチル化カテキンの摂取による目や鼻の不快感の改善について、採用文献数が4報と少なく、すべて同じ研究グループの報告であることから、有効性が認められた効果指標に限定的な面はあります。しかし、効果があるとされる質のレベルが中程度以上のヒト介入試験論文が4報以上、効果がないとされる論文は0報でした。農林水産物の機能性評価委員会における評価結果は、【科学的根拠レベル総合評価】:A、【「研究タイプ、質、数」の目安】:B、【一貫性の目安】:Aでした。メチル化カテキンを含む緑茶は目や鼻の不快感の軽減に対して、明確で十分な根拠があると判断しました。
しかし一方で、本研究には、採用文献が4報と少なく出版バイアスの可能性が否定できない点、4報すべて同じ研究グループによる報告であり、ランダム化や割付の隠蔵化等の記載が不足している点、うち1報がPPS解析であるためにバイアスリスクを有する可能性がある点、2報において各群9名と人数が少ない点があり、研究限界として指摘されています。   (構造化抄録)
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ヨーグルスタンドK-1乳酸菌(日本コカ・コーラ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


日本コカ・コーラ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ヨーグルスタンドK-1乳酸菌】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D614
【届出日】
2019/03/12
【届出者名】
日本コカ・コーラ株式会社
楽天市場
日本コカ・コーラ株式会社の商品一覧
【商品名】
ヨーグルスタンドK-1乳酸菌
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
植物性乳酸菌K-1(L.casei 327)
楽天市場
植物性乳酸菌K-1を含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)が含まれます。植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)には、肌の潤いを維持する機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
肌が乾燥しがちな方
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
機能性関与成分の植物性乳酸菌K-1(L.casei 327)は原料としては累計で10トン以上の国内販売実績があります。また、植物性乳酸菌K-1(L.casei 327)1,000億個相当(本品と同等)配合した製品(錠剤・カプセル剤)は約9万食分販売されていますが、これまでに重篤な健康被害の報告はありません。
 植物性乳酸菌K-1(L.casei 327)が属する菌種 L.casei は、食経験のある菌種としてEFSA(欧州食品安全機関)の Qualified Presumption of Safety (QPS)に掲載されています。
 当該成分は、ヒト臨床試験にて過剰摂取試験、長期摂取試験が実施されています。過剰摂取試験では当該成分の一日摂取目安量の5倍量の植物性乳酸菌K-1(L.casei 327)を4週間毎日摂取させて有害事象の発現について調べましたところ、当該成分と関連する有害事象の発現はなく、臨床検査値においても基準範囲を外れた検査項目が若干散見されましたが、軽微な範囲であり臨床上問題となるものではないと判定されました。長期摂取試験では、当該成分を8週間毎日摂取させ、当該成分に起因する有害事象の発現について調べましたところ、臨床上問題となる有害事象の発現はありませんでした。

 以上のことから、本品は一日摂取目安量を守り適切に摂取する場合、安全性に問題はないと判断しました。
【摂取する上での注意事項】
1日の摂取目安量を守ってください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
FSSC 22000を取得した工場で製造いたします。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

〇標題
 植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)の肌の潤いの維持作用に関する研究レビュー
〇目的
 植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)の摂取による肌の潤いの維持作用に関する機能性を検証する目的で実施しました。
〇背景
 食品成分による肌の保湿能の維持に関しては、グルコシルセラミドやヒアルロン酸ナトリウムなどが知られ、機能性表示食品としても数多く受理されている。これらとは異なった作用機序による肌の保湿能の維持も有用性が期待され、乳酸菌に代表される有用な菌による腸内フローラの改善や腸脳相関を作用機序とした肌の潤いの維持も有望と思われる。
〇レビュー対象とした研究の特性
 リサーチクエスチョン(以下RQ)及びPICOを以下のように設定し研究レビューを実施しました。
 RQ:「植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)は、肌の潤いを維持させるか?」
 P:「肌の乾燥が気になる健常成人」
 I:「植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)の経口摂取(食品形態は問わない)」
 C:「プラセボの経口摂取(プラセボの配合内容は問わない)」
 O:「肌の潤い」
 上記PICOをもとに検索式と除外基準を設定し、医中誌Web及びPubMedで論文を検索しました。検索により特定された文献は、適格基準により採用文献と除外文献に選別し、採用文献からPICOに対応した項目の情報を抽出しました。また、原著論文であるか、査読誌であるか確認しました。また、インターネットを用いたハンドサーチも行いました。
〇主な結果
 データベース検索により、最終的に2報を採用しました。この2報の文献の質およびエビデンス総体の質の評価を行い、それらの結果を表示しようとする機能性との関連において評価しました。その結果、植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)1000億個、4週間以上の摂取で肌の潤いを維持することが確認され、表示しようとする機能性は妥当と判断しました。2報とも臨床試験が日本で実施されていることより、日本人への外挿性の問題はないと判断しました。
〇科学的根拠の質
 全研究のバイアスリスクは「中」、非直接性は「低」、不精確は「中」、非一貫性は「低」と判断し、全体のエビデンスの強さは「中等度」と判断しました。使用したデータベースが少なく研究の収集が不完全と思われました。本機能性関与成分を使用した臨床試験は採用された2報のみであることから出版バイアスは低いと判断しました。
 今後は男性被験者への対応や肌の測定部位なども増やし、より広範な研究が望まれます。
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平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310