2021年6月18日金曜日

ホンチョ蒟蒻ゼリー青りんご(大象ジャパン株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

大象ジャパン株式会社の機能性表示食品,ホンチョ 蒟蒻ゼリー 青りんごのエビデンス(科学的根拠)

大象ジャパン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ホンチョ 蒟蒻ゼリー 青りんご】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

大象(デサン)ジャパン株式会社

【届出番号】
G77

【届出日】
2021/04/27

【届出者名】
大象ジャパン株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
ホンチョ 蒟蒻ゼリー 青りんご

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維として)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には難消化性デキストリン(食物繊維として)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維として)には食事由来の脂肪の吸収を抑えて排出を増加させ、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにすることが報告されており、食後の血中中性脂肪が気になる方に適しています。

【想定する主な対象者】
食後の血中中性脂肪が気になる方

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
届出食品である「ホンチョ 蒟蒻ゼリー 青りんご」の機能性関与成分は、難消化性デキストリン(食物繊維として)である。本品に類似した食品の喫食実績はないが、既存情報を用いて評価を実施した。
 難消化性デキストリン(食物繊維として)については、特定保健用食品の関与成分としても使用されており、2020年4月時点で392品目が許可取得し、特定保健用食品全体の約36.6%に相当する。許可品目の食品形態は清涼飲料水、即席みそ汁(スープ)、米菓、ソーセージ、粉末、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パン、米飯、豆腐など多様な食品形態で、特定保健用食品の関与成分である難消化性デキストリンの原料は、全て松谷化学工業(株)社製であり、本品に使用される機能性関与成分と同じである。
 機能性関与成分同士の相互作用に関しては、問題となるような報告はなかった。
 以上のことから、機能性関与成分である難消化性デキストリン(食物繊維として)の安全性が検討されているものとして問題ないと考えた。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
Kun Young Confectionery Co., Ltd.  (FSSC 22000認証を取得している)

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
(ア)標題
難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する食後血中中性脂肪の上昇抑制効果に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
(イ)目的
空腹時血中中性脂肪値が200mg/dL未満の成人(空腹時血中中性脂肪値150mg/dL未満の健常成人および空腹時血中中性脂肪値150以上、200mg/dL未満の軽症者※)に対して難消化性デキストリンを摂取することにより、食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用が見られるかを確認することである。
(ウ)背景
食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は動脈硬化疾患や虚血性心疾患を誘発する要因となっており、特に脂質異常症は動脈硬化の危険因子であることから、食生活の改善などによる一次予防が望まれている。食事時における難消化性デキストリンの経口摂取が、食後の血糖値および血中中性脂肪値の上昇を抑制するとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、システマティックレビューを実施した。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
検索の条件と除外の条件を定めて、2015年6月25日に、それ以前に発表された論文を対象に検索したところ、最終的に得られた論文は9報であった。
空腹時の血中中性脂肪値が200mg/ dL未満の健常成人(空腹時血中中脂肪値がやや高め(150~199mg/dL)の軽症者含む)を対象とし、食事と難消化性デキストリンを摂った場合と、食事とプラセボ(難消化性デキストリンを含まない食品)を摂った場合と比べ食後の血中中性脂肪値の上昇が抑制されるか、を調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。また、論文9報中1報の結果を確認し、健常成人(空腹時血中中脂肪値150mg/dL未満)のみでの追加的解析を行った。
(オ)主な結果
難消化性デキストリンを食事とともに摂取した食後2, 3, 4時間の血中中性脂肪値、食後6時間までの中性脂肪値の血中濃度曲線下面積(吸収量の指標)を評価した結果、難消化性デキストリンを食物繊維として5 g摂取した際に、対照品に対し血中中性脂肪値の上昇抑制が認められた。なお、空腹時血中中性脂肪値が150 mg/dL未満の方を対象とした論文の研究レビューにおいても、難消化性デキストリン摂取は食後の血中中性脂肪値上昇抑制に有効であることが確認した。
(カ)科学的根拠の質
採用文献9報において、試験方法等が食後血中中性脂肪値の上昇
抑制効果を調査する目的に適合していることを確認し、全ての論文で食後血中中性脂肪値の上昇抑制効果を示して、効果において一貫性のある質の高い結果が出ていると判断した。今後の研究によっては、システマティックレビューの結果が変わる可能性があるため、継続した調査が必要である。また、食事療法だけでなく、運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響について、さらなる研究が必要と考えられる。

0 件のコメント:

コメントを投稿