アサヒグループ食品株式会社
|
アサヒグループ食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ネナイト ジュレ】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】 を参照してください。 アサヒグループ食品株式会社 |
|
機能性表示食品検索 |
|
【届出番号】 | |
E518 | |
【届出日】 | |
2019/11/05 | |
【届出者名】 | |
アサヒグループ食品株式会社 (2010601048204) |
|
楽天市場 アサヒグループ食品株式会社の人気商品 |
|
【商品名】 | |
ネナイト ジュレ | |
機能性表示食品検索 |
|
【食品の区分】 |
|
加工食品(その他) | |
【機能性関与成分名】 |
|
L-テアニン | |
楽天市場 L-テアニンの人気商品 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはL-テアニンが含まれます。L-テアニンには、睡眠の質を高めること(起床時の疲労感や眠気を軽減すること)が報告されています。 |
【想定する主な対象者】 |
健常成人男女(妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
(ア)安全性試験の既存情報による評価 本品「ネナイト ジュレ」の機能性関与成分であるL-テアニンは、1,000年以上の飲用経験があるお茶から抽出される成分である。湯のみ1杯中にL-テアニンが約3.6~12.0mg含まれると算出されるため、L-テアニンとしての食経験は十分長いと言える。また、L-テアニンを高純度化した原料は日本で食品添加物として一般食品やサプリメントに使用されており、且つFDA(米国食品医薬品局)にてGRAS(一般に安全と認識される食品)に認定されている。本品に配合するL-テアニンも食品添加物に適合した原料である。 本品の類似食品(本品と同一のL-テアニン原料を本品の一日摂取目安量であるL-テアニンとして200mg以上配合する食品)が3品有り、これまでに総数で30万個以上販売されている。これまでに7件の問い合わせが報告されているが、重篤な症状はなく、該当商品との関連性についても明らかな推察ができないものであった。 さらに文献やデータベースで安全性に関する情報を収集したところ、39名(男性11名、女性28名)に本品と同一のL-テアニンを4週間連続摂取させた試験で、1日当たり1,000mgの過剰摂取をしても副作用は確認されず高い安全性を有することが確認された。 よって、一日摂取目安量当たりL-テアニンを200mg配合する本品「ネナイト ジュレ」の安全性は十分であると評価した。 (イ)医薬品との相互作用 Therapeutic Research Center Natural Medicine Comprehensive Databaseに、L-テアニンには血圧を低下させる作用や興奮剤の効果を低下させる作用があると記載がある。そのため、降圧剤(カプトプリル、エナラプリル、ロサルタン、バルサルタン、ジルチアゼム、アムロジピン、ヒドロクロロチアジド、フロセミドなど)、興奮剤(ジエチルプロピオン、エピネフリン、フェンテルミン、プソイドエフェドリンなど)の作用に影響を与える可能性があることが知られている。よって、上記の医薬品との併用は避けた方が良いと考える。 |
【摂取する上での注意事項】 |
・一日摂取目安量を守ってください。 ・高血圧治療薬または興奮剤を服用している場合は、本品の摂取を避けてください。 ・小児の手の届かないところに保管してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
一番食品株式会社 本社工場では、同社他工場で取得しているFSSC22000に基づき食品安全管理を実施している。「製造手順書」を初め、「工場内持込物管理規定」、「各使用機具の洗浄、消毒マニュアル」「不適合品管理規定書」等各種規定、手順書を策定しそれに従って管理運用している。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価】 |
(ア)標題 「ネナイト ジュレ」に配合する機能性関与成分L-テアニンによる睡眠の質の向上に関する統合解析(以下、メタアナリシス)を含む研究レビュー (イ)目的 「健常成人に、L-テアニンを経口摂取させると、プラセボ経口摂取と比較して、睡眠の質が向上するか。」の検証のため、定性的研究レビュー及びメタアナリシスを実施した。 (ウ)背景 L-テアニンの睡眠の質に対する作用に関して、複数の文献が公表されているが、ヒト試験を網羅的に解析した研究レビューの査読付き文献はない。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 外国語文献はPubMed、The Cochrane Libraryを用い、日本語文献はJDreamⅢを用いて検索した。検索の結果、プラセボ対照無作為化二重盲検並行群間比較試験(以下、RCT)の3報を採用した。 (オ)主な結果 採用文献3報の中で、統合が可能なデータについてメタアナリシスを行った。その結果、日本人の健常成人男女を対象に、L-テアニンを200mg/日で6日間摂取すると、プラセボ摂取と比較して、有意な起床時眠気の改善及び疲労回復の改善が認められた。よって、健常成人男女に対して、L-テアニンを200mg/日で経口摂取させると、起床時の疲労感や眠気を軽減する機能、即ち睡眠の質を高めることが確認された。 (カ)科学的根拠の質 採用文献3報はいずれもRCTであり、バイアスリスクが低く、リサーチクエスチョンに適合した質の高い文献であった。ランダム化、割り付けの隠蔵、不精確に問題が認められたがエビデンス総体の質は概ね良好であった。 限界として、メタアナリシスで肯定的結果が得られた被験者数が32名で少数であることがあり、更なる研究が望まれる。 (構造化抄録) |
スポンサーリンク |
0 件のコメント:
コメントを投稿