2018年12月9日日曜日

生はと麦茶(株式会社フードアルティメイトネットワーク)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社フードアルティメイトネットワーク(法人番号:3010001110034)が消費者庁に届出た機能性表示食品【生はと麦茶】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310


【届出番号】
D237
【届出日】
2018/10/17
【届出者名】
株式会社フードアルティメイトネットワーク
株式会社フードアルティメイトネットワークの商品一覧楽天市場
【商品名】
生はと麦茶
生はと麦茶楽天市場
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン (食物繊維)
難消化性デキストリンを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)には、食後に上がる血糖値や血中中性脂肪を抑える機能があることが報告されています。食後に上がる血糖値や中性脂肪が気になる方に適した食品です。
【想定する主な対象者】
・食後に上がる血中中性脂肪が気になる方 ・食後に上がる血糖値が気になる方
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
「生はと麦茶」は、茶飲料や健康食品で一般的に用いられる食品原料に難消化性デキストリン(食物繊維)を5g配合したブレンド茶です。
難消化性デキストリンは、トウモロコシのでん粉由来の水溶性食物繊維であり、その原料のデキストリンは、米国食品医薬局(FDA)よりGRAS(一般に安全とみなされる)に分類されています(21CFRのパート184,1277)。また、多くの特定保健用食品に使用され、食品カテゴリとしても清涼飲料水、即席みそ汁、米菓、ソーセージ、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パン、米飯、豆腐など多様な食品形態がある。
特定保健用食品(規格基準型)における難消化性デキストリン(食物繊維)の1日の摂取目安量は糖の吸収を穏やかにする効果を謳う場合、4~6gと定められており、この範囲の摂取量においては食経験があり、安全であることが確認されている。本届出製品の1日摂取目安量は5gであることから、1日摂取目安量を守って摂取した場合、安全性に問題はないと判断した。過剰摂取を避けるため、摂取上の注意に「1日の摂取目安量を守ってください。」と記載した。
また、特定保健用食品を取得している難消化性デキストリンを関与成分とした製品は、すべて松谷化学工業㈱製であり、本届出製品の関与成分と同一であることから、上記情報で安全性評価が十分であるとした。
医薬品との相互作用については調査した限りみつからなかった。
【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
株式会社サーフビバレッジ 石森工場にて生産します。当該食品は、「ISO22000]および、食品安全の認証規格「FSSC22000」を取得している工場にて生産・製造及び品質管理を行っています。当社及び製造委託工場双方での厳格なダブルチェック体制をとり、常に安全・安心な製品の出荷・販売体制を維持しています。また、当社は各工場において、法令や社内規則の遵守、施設・設備の適切な維持管理、品質管理の手順・記録が適切であるかを監査し、品質管理の徹底を図っています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
難消化性デキストリン(食物繊維)を用いた健常成人および血中中性脂肪がやや高めの成人に対する食後血中中性脂肪上昇抑制と、難消化性デキストリン(食物繊維)を用いた健常成人に対する食後血糖値の上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
【目的】
難消化性デキストリン(食物繊維)を摂取することによる、食後血中中性脂肪値の上昇抑制および、食後血糖値の上昇抑制作用について調査することを目的とした。

【背景】
現在、食の欧米化や慢性的な運動不足等により生活習慣病患者が増加している。難消化性デキストリン(食物繊維)を摂取しない対照群と比較して、難消化性デキストリン(食物繊維)の摂取による食後血中中性脂肪値の上昇抑制および、食後血糖値の上昇抑制作用には健康の維持・増進が期待できることから、システマティックレビュー(メタアナリシス)を実施した。
【レビュー対象とした研究の特性】
論文検索はこれまでに公表されている論文を対象として、食後血中中性脂肪値の上昇抑制は2015年6月25日、食後血糖値の上昇抑制は2014年12月25と2015年1月5日に4つの日本語と英語の電子データベースを使用した。データの偏りを避けるため、食後血中中性脂肪値の上昇抑制は健常成人と血中中性脂肪値がやや高めの成人(血中中性脂肪値150~199mg/dL)、食後血糖値の上昇抑制は健常成人を対象に難消化性デキストリン(食物繊維)を用いたランダム化比較試験(RCT)を収集した。最終的に「食後血中中性脂肪値の上昇抑制」は9報、「食後血糖値の上昇抑制」は43報のRCT論文が抽出され各論文の質の評価を行った。
【主な結果】
難消化性デキストリン(食物繊維)の摂取群は対照群と比較して有意な結果が得られた。食事と合わせて難消化性デキストリン(食物繊維)を5g摂取することにより食後血中中性脂肪値の上昇抑制および、食後血糖値の上昇抑制作用が期待できることが示された。また、中性脂肪値についてはやや高めの方を除き、健常成人のみを対象とした場合についても解析・評価を行ったが、同様に食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用が期待できることが示された。
【科学的根拠の質】
難消化性デキストリン(食物繊維)は食後血中中性脂肪値の上昇抑制および、食後血糖値の上昇抑制作用を有することが確認された。ただし、今後の研究によっては、システマティックレビューの結果が変わる可能性があるため、継続した調査が必要である。また、食事療法だけでなく、運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響について、さらなる研究が必要と考えられる。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

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