当該企業が、機能性表示食品制度開始時から届出た商品を全てを確認できます。届出撤回分も確認できます。 社名のリンクをクリックすると外部サイトでご確認ください。 |
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千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、今週の注目ポイントの解説です。 毎週アップします。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧 チャンネル登録をお願いします。 |
1 F983 2021/3/4 3180001019267 金印株式会社 愛知県名古屋市中川区八幡本通2-61 香るおろし本わさび 加工食品(その他) 本わさび由来6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC) 本品には本わさび由来6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)が含まれます。 6-MSITCは、運動習慣のない中高年の方の認知機能の一部である判断力(情報を正確に処理する能力)や注意力を向上させる機能があることが報告されています。 |
2 F984 2021/3/4 4010001012931 大木製薬株式会社 東京都千代田区神田鍛冶町3-3 ブレインアシスト メモキープ 加工食品(サプリメント形状) イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン 本品にはイチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンが含まれます。 イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンには、加齢によって低下する脳の血流を改善し、認知機能の一部である記憶力(見たり、聞いたりした情報を覚え、思い出す力)を維持することが報告されています。 |
3 F985 2021/3/4 5021001001625 日本ケフィア株式会社 神奈川県藤沢市朝日町13-16 White Recipi(ホワイトレシピ) 加工食品(サプリメント形状) 赤パプリカ由来キサントフィル 本品には赤パプリカ由来キサントフィルが含まれます。 抗酸化作用を持つ赤パプリカ由来キサントフィルには、紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能性があることが報告されています。 |
4 F986 2021/3/4 4010601028138 株式会社明治 東京都中央区京橋2-2-1 ヴァームスマートフィットウォーター ジンジャー風味 加工食品(その他) アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物 本品には3種類のアミノ酸から構成されるアラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物が含まれます。 アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物には、身体活動との併用によりBMIが高めの方の脂肪の代謝(脂肪の分解と消費する力)をさらに上げ、体脂肪をより減らす機能があることが報告されています。 |
5 F987 2021/3/4 1290001086026 プラズマローゲン製薬株式会社 福岡県糟屋郡久山町大字久原2241番地1 プラズマローゲンBOOCS(ブックス)スペシャル粉末カプセル 加工食品(サプリメント形状) ホタテ由来プラズマローゲン 本品にはホタテ由来プラズマローゲンが含まれます。 ホタテ由来プラズマローゲンには、認知機能の一部である、空間認知能や場所を理解する能力といった記憶力を維持する機能があることが報告されています。 |
6 F988 2021/3/4 7020001091385 株式会社ウエルネス・ラボ 神奈川県横浜市中区住吉町1-12-5横浜エクセレント16ビル10F スリムリミット 加工食品(サプリメント形状) ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高めの方の腹部の脂肪を減らす機能があることが報告されています。 |
7 F989 2021/3/4 7020001091385 株式会社ウエルネス・ラボ 神奈川県横浜市中区住吉町1-12-5横浜エクセレント16ビル10F むくみスラット 加工食品(サプリメント形状) ヒハツ由来ピペリン類 本品にはヒハツ由来ピペリン類が含まれます。 ヒハツ由来ピペリン類は、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる末梢(手)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが報告されています。 また、脚のむくみが気になる健常な女性の夕方の脚のむくみ(病的ではない一過性のむくみ)を軽減する機能があることが報告されています。 |
8 F990 2021/3/5 4010601035530 株式会社天真堂 東京都江東区木場二丁目17番13号第二亀井ビル4F ファットサプレス 加工食品(サプリメント形状) エラグ酸 本品にはエラグ酸が含まれています。 エラグ酸には、肥満気味の方(BMI 25以上30未満)の体脂肪や血中中性脂肪を低下させ、体重、ウェストサイズ、および内臓脂肪の減少をサポートする機能が報告されています。 肥満気味の方に適した食品です。 |
9 F991 2021/3/5 9011001063340 ジェイフロンティア株式会社 東京都渋谷区渋谷二丁目9番9号 ウエイトンα 加工食品(サプリメント形状) 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として) 本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、日常生活活動時や運動時(3.5メッツ程度のもの)のエネルギー消費(カロリー消費)を高める機能があることが報告されています。 また、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。 |
10 F992 2021/3/8 9240001010362 フジスコ株式会社 広島県広島市安芸区船越南3-21-29 柑橘ミック酢ドリンク 加工食品(その他) GABA 本品には、GABAが含まれます。 GABAには、血圧が高めの方の血圧を低下させる機能があることが報告されています。 また、GABAには、仕事や勉強などによる一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する機能があることが報告されています。 |
11 F993 2021/3/9 9010001030565 明治薬品株式会社 東京都千代田区外神田四丁目11番3号 健康きらり DHA(ディーエイチエー)・EPA(イーピーエー)&(アンド)イチョウ葉 加工食品(サプリメント形状) イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン 本品にはイチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンが含まれます。 イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンには、加齢に伴う記憶力の低下が気になる方に適した機能(記憶の保持・検索・再生に役立つ)があることが報告されています。 |
12 F994 2021/3/9 9010001030565 明治薬品株式会社 東京都千代田区外神田四丁目11番3号 健康きらり MSM(エムエスエム)&(アンド)グルコサミン 加工食品(サプリメント形状) グルコサミン塩酸塩 本品にはグルコサミン塩酸塩が含まれます。 グルコサミン塩酸塩は膝の可動域の改善、膝の違和感を軽減することが報告されています。 |
13 F995 2021/3/9 9010001030565 明治薬品株式会社 東京都千代田区外神田四丁目11番3号 健康きらり コンドロイチン配合グルコサミン 加工食品(サプリメント形状) グルコサミン塩酸塩 本品にはグルコサミン塩酸塩が含まれます。 グルコサミン塩酸塩は膝の可動域の改善、膝の違和感を軽減することが報告されています。 |
14 F996 2021/3/9 8170001003044 株式会社豆紀 和歌山県和歌山市岩橋620 ひきわり納豆+(プラス) 加工食品(その他) GABA 本品にはGABAが含まれています。 GABAには仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減する機能があることが報告されています。 |
15 F997 2021/3/9 4080405003264 三ヶ日町農業協同組合 静岡県浜松市北区三ヶ日町三ヶ日885 あおしまみかんジュース 加工食品(その他) GABA 本品にはGABAが含まれています。 GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。 本品は血圧が気になる方に適しています。 |
16 F998 2021/3/9 3120001054253 株式会社エルベ・プランズ 大阪府大阪市淀川区宮原3丁目4番30号 シボリーナ 加工食品(サプリメント形状) 茶カテキン(ガレート型カテキン) 本品には茶カテキン(ガレート型カテキン)が含まれます。 茶カテキン(ガレート型カテキン)には、肥満気味の方のお腹まわりの脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を低下させ、体重の減少をサポートし、高めのBMIを低下させる機能があることが報告されています。 |
17 F999 2021/3/9 6011001018784 株式会社八社会 東京都渋谷区恵比寿1-19-15 もずく三杯酢 加工食品(その他) GABA 本品にはGABAが含まれています。 GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています |
18 F1000 2021/3/10 8330002021524 株式会社田尻300年製薬 熊本県玉名市岱明町開田329番地1 INNER S CARE(インナーエスケア) 記憶力サポート 加工食品(サプリメント形状) イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトン 本品にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンが含まれています。 イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンは、健常な中高年者の加齢によって低下する脳の血流や活動性を改善し、認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした情報を覚え、思い出す力)の精度や判断の正確さを向上させることが報告されています。 |
19 F1001 2021/3/10 4010601028138 株式会社明治 東京都中央区京橋2-2-1 明治オフスタイル 加工食品(その他) イヌリン(食物繊維) 本品にはイヌリンが含まれています。 イヌリンは善玉菌の一種であるビフィズス菌を増やし、腸内フローラを整えることでお通じを改善することが報告されています。 本品は腸内環境を良好にしたい方、おなかの調子が気になる方に適した食品です。 |
20 F1002 2021/3/10 4010601028138 株式会社明治 東京都中央区京橋2-2-1 明治オフスタイルべに花 加工食品(その他) イヌリン(食物繊維) 本品にはイヌリンが含まれています。 イヌリンは善玉菌の一種であるビフィズス菌を増やし、腸内フローラを整えることでお通じを改善することが報告されています。 本品は腸内環境を良好にしたい方、おなかの調子が気になる方に適した食品です。 |
21 F1003 2021/3/10 9290001031420 株式会社ZERO PLUS 福岡県福岡市博多区博多駅南一丁目2番2号 アンセリン&ブラックジンジャー 加工食品(サプリメント形状) アンセリン 、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 本品には、アンセリンとブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。 アンセリンには尿酸値が高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方の尿酸値を下げる機能が報告されています。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方のおなかの脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 |
22 F1004 2021/3/10 9290001031420 株式会社ZERO PLUS 福岡県福岡市博多区博多駅南一丁目2番2号 アンセリン・ブラックジンジャー 加工食品(サプリメント形状) アンセリン 、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 本品には、アンセリンとブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。 アンセリンには尿酸値が高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方の尿酸値を下げる機能が報告されています。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方のおなかの脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 |
23 F1005 2021/3/10 9290001031420 株式会社ZERO PLUS 福岡県福岡市博多区博多駅南一丁目2番2号 アンセリン&ブラックジンジャー a 加工食品(サプリメント形状) アンセリン 、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 本品には、アンセリンとブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。 アンセリンには尿酸値が高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方の尿酸値を下げる機能が報告されています。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方のおなかの脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 |
24 F1006 2021/3/10 7100001032901 株式会社塚田五六商店 長野県長野市若里六丁目8番25号 五六のもめん豆腐 国産大豆使用 加工食品(その他) 大豆ベータコングリシニン 本品には大豆ベータコングリシニンが含まれています。 大豆ベータコングリシニンには肥満気味の方のBMIを低下させること、および高めの血中中性脂肪値を低下させる機能が報告されています。 |
25 F1007 2021/3/17 7120001107065 カネカユアへルスケア株式会社(旧社名:ユアヘルスケア株式会社) 東京都港区赤坂1-12-32 わたしのチカラ BASICAL(ベーシカル) 加工食品(サプリメント形状) 還元型コエンザイムQ10 本品には還元型コエンザイムQ10を含みます。 還元型コエンザイムQ10は、日常の生活で生じる一過性の身体的な疲労感の軽減に役立つことが報告されています。 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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2021年4月15日木曜日
機能性表示食品データベース(F983~F1007)
わたしのチカラベーシカル(カネカユアへルスケア株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
カネカユアへルスケア株式会社の機能性表示食品,わたしのチカラ BASICAL(ベーシカル)のエビデンス(科学的根拠) |
カネカユアへルスケア株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【わたしのチカラ BASICAL(ベーシカル)】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 カネカユアへルスケア株式会社(旧社名:ユアヘルスケア株式会社) |
【届出番号】 |
F1007 |
【届出日】 |
2021/03/17 |
【届出者名】 |
カネカユアへルスケア株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
わたしのチカラ BASICAL(ベーシカル) |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
還元型コエンザイムQ10 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には還元型コエンザイムQ10を含みます。還元型コエンザイムQ10は、日常の生活で生じる一過性の身体的な疲労感の軽減に役立つことが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
成人健常者、身体的な疲労を自覚している方 |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
<食経験(喫食実績)> 販売しようとする製品と同一のカプセルを用いた製品を2010年2月より当社から販売しており、その販売実績を食経験(喫食実績)として評価した。 製品名:還元型コエンザイムQ10 喫食実績の評価 ・摂取集団:16歳~102歳(男性4割、女性6割) ・形状:ソフトカプセル ・1日摂取目安量:1粒(還元型コエンザイムQ10:100mg) ・販売期間:2010年2月~販売中(2021年3月現在) ・販売量:6,630万食分(30食入りパウチ221万袋(2020年5月時点) ・健康被害:本製品並びに機能性関与成分と因果関係があると判断された事例は報告されていない。 以上、食経験(喫食実績)の評価により、当該製品の安全性に問題はないと判断した。また、補足として既存情報による安全性試験の評価や医薬品との相互作用も調べたが、これらについても特段問題はないと判断した。 <既存情報による安全性試験の評価> 当該製品の摂取量を上回る用量(1日200~300mg)の機能性関与成分含有食品の長期摂取試験(26~96週間)など、既存情報による安全性試験の評価から、当該製品並びに機能性関与成分の安全性には問題がないと判断した。 <医薬品との相互作用> 3種類のデータベースを検索したが、還元型CoQ10と医薬品との相互作用に関する報告はなかった。また、原料メーカーが還元型コエンザイムQ10の販売を開始した2006年以来、医薬品との相互作用も報告されていない。 なお、当該製品に使用している還元型コエンザイムQ10(原料名:カネカQHTM)は、米国FDA(食品医薬品局)により1日最大摂取量300mgの安全性データが認められ、新規ダイエタリー成分としての申請が2005年10月に受理されている。また、2008年には米国FDAのGRAS制度に基づき、原料メーカーが安全性試験の結果を踏まえて自己認証GRASを実施し、専門家による安全性パネル評価を受けている。 さらに、製品パッケージやホームページ等で、摂取上の注意事項を消費者へ提供するほか、当該製品における健康被害事例は「カネカユアヘルスケア株式会社」で収集し、問題が発生した場合には迅速に消費者庁や保健所等に連絡する体制を整えている。また、コエンザイムQ10に関する健康被害事例についても原料メーカーで継続して収集しており、十分な健康被害事例の収集体制を構築している。 |
【摂取する上での注意事項】 |
○開封後はお早めにお召し上がりください。 ○原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は、お召し上がりにならないでください。 ○本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。 ○持ち運び時は、カプセルの破損等にご注意ください。 ○お子様の手の届かない所に保存してください。 ○まれに体質や体調により、合わない場合(発疹、胃部不快感など)があります。その際は摂取を中止してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本製品の製造に関して、すべての工程をGMP認証工場で製造しており、製品の生産及び品質管理に関しては、GMPの取組みに基づき実施されている。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
ア 標題 還元型コエンザイムQ10 摂取が身体的な疲労感に与える影響 イ 目的 成人健常者が還元型コエンザイムQ10 を1 日100mg 摂取したとき、日常の生活で生じる身体的な疲労感が軽減するか検証した。 ウ 背景 エネルギー不足や酸化ストレスによる細胞障害等は、身体のだるさや疲れが抜けないこと(身体的疲労感)や、不安や気分障害(精神的疲労感)など、疲労感の発生に深く関与していることが報告されている。還元型コエンザイムQ10 はエネルギー産生に必須であり、また、活性酸素などの酸化ストレスを緩和する重要な抗酸化物質であることから、還元型コエンザイムQ10 を摂取することは、疲労感の軽減に役立つと考えられる。 これまで、還元型コエンザイムQ10 が疲労感を緩和するという報告は複数あるが、これらを総合的に評価した研究レビューはない。そこで、還元型コエンザイムQ10 摂取が、心身に負担がかかった際の活動意欲の低下(身体的・精神的疲労感)や身体的活動量の低下に与える影響に関する論文を検索し、還元型コエンザイムQ10 が日常の生活で生じる身体的な疲労感を軽減する作用を評価した。なお、『疲労』は『一過性の疲労(急性疲労、亜急性疲労)』と『慢性疲労』に分けられることがあるが、本研究レビューでは『一過性の疲労とそれに伴う疲労感』を軽減するかを検証し、慢性疲労に関する研究は除いた。 エ レビュー対象とした研究の特性 2019 年7 月3 日~7 月9 日の期間に、文献データベースに公表された研究の中から、成人健常者を対象として、還元型コエンザイムQ10 を摂取させることで、日常の生活で生じる身体的な疲労感が軽減するか調査した。各研究における利益相反の申告はなかった。 オ 主な結果 この研究レビューの結果、専門家の審査を受けた学術論文6 報が抽出された。6 報のうち5 報がポジティブな結果であり、そのうち日本人を対象とした試験は4 報であった。これら4報の論文では、いずれも還元型コエンザイムQ10 の摂取により、身体的・精神的疲労感の指標である「活力」や「仕事への意欲」「疲労回復」「ストレスの程度」などの改善が認められた。別のもう1 報では、還元型コエンザイムQ10 の摂取により、身体的・精神的疲労感の指標である「活力」や「心の健康」の改善とともに、1 日の歩数の増加(身体的活動量の増加)が認められた。これらの結果は、還元型コエンザイムQ10 がエネルギー産生を促進し、酸化ストレスを緩和したことで、日常の生活で生じる身体的な疲労感が軽減したものと考えられた。 なお、いずれの試験でも還元型コエンザイムQ10 に起因する有害な事象は認められなかった。 カ 科学的根拠の質 1 日の摂取量や人種が異なる(4 報が日本人、2 報が欧米人)ことなど、評価指標に違いはあるが、定性的な評価や科学的根拠の強さなども高評価であり、科学的根拠の質は十分と判断した。但し、対象となった文献が6報と少ないことが研究の限界であり、今後更に検証が行われることが望ましい。 |
五六のもめん豆腐国産大豆使用(株式会社塚田五六商店)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社塚田五六商店の機能性表示食品,五六のもめん豆腐 国産大豆使用のエビデンス(科学的根拠) |
株式会社塚田五六商店が消費者庁に届出た機能性表示食品【五六のもめん豆腐 国産大豆使用】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社塚田五六商店 |
【届出番号】 |
F1006 |
【届出日】 |
2021/03/10 |
【届出者名】 |
株式会社塚田五六商店 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
五六のもめん豆腐 国産大豆使用 |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
大豆ベータコングリシニン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には大豆ベータコングリシニンが含まれています。大豆ベータコングリシニンには肥満気味の方のBMIを低下させること、および高めの血中中性脂肪値を低下させる機能が報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
高めのBMIや血中中性脂肪値が気になる方(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
本商品は国産大豆を使用した木綿豆腐である。豆腐は平安時代より食されてきた食品である。豆腐は年齢や性別問わず幅広い層の方々にそのまままたは加熱調理して毎日~週に1度程度の頻度で食されている。豆腐の1人前はおおよそ100g~200gと考えられることから、本商品の1日摂取目安量200gは喫食実績の範囲内である。また、届出者がこれまで製造販売してきた豆腐が起因の健康被害情報は報告されていない。以上より、食経験上から安全性は高いものと推察される。 また、本商品の機能性関与成分である大豆ベータコングリシニンの摂取基準量等に関しては以下のように評価した。ベータコングリシニンを関与成分とする特定保健用食品が表示認可されている。1日当たりの機能性関与成分の摂取目安量は4.6gとなっており、安全性について内閣府食品安全委員会の審査を受けている。同委員会から提示された通知書「食品健康影響評価の結果について」には、臨床試験(ヒト試験)においてベータコングリシニン2.3g/日、4.6g/日の12週間連続摂取で有害事象は見られない、また摂取目安量の3倍量:13.8g/日を、4週間連続摂取しても有害事象は見られない等の記載がある。ベータコングリシニンは大豆由来であり、本商品の機能性関与成分である大豆ベータコングリシニンとの同等性に問題はないため、安全性についても同等である。 医薬品との相互作用に関して、大豆ベータコングリシニンが直接的に関与するという報告はされていないが、将来的に医薬品との相互作用が見出される可能性は否定できない。本制度の規定通り「疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。」と記載することにより、安全性を確保することが可能と考えた。 以上より、本商品の1日摂取目安量を摂取した場合、ヒトの健康を害する恐れはないと判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
自社基準を定め、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理・品質管理を実施している。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
ア 標題 最終商品「五六のもめん豆腐 国産大豆使用」に含有される大豆ベータコングリシニンの摂取による、体脂肪関連項目(BMI・内臓脂肪)の減少機能、並びに血中中性脂肪値の低下機能に関するシステマティックレビュー イ 目的 大豆ベータコングリシニンを含む食品の摂取は、体脂肪関連項目(BMI・内臓脂肪)を減少させるかどうか、血中中性脂肪値を低下させるかどうかを検証した。 ウ 背景 大豆ベータコングリシニンについて、血中中性脂肪低下機能や体脂肪の減少機能がヒト試験で報告されている。また、大豆ベータコングリシニン配合製品が特定保健用食品として流通している。しかし、The Cochrane Central Register of Controlled Trials(CENTRAL)やPubMedのような、査読付きの論文に掲載されたシステマティックレビュー論文は確認されなかったため、PRISMA声明に準拠したシステマティックレビューを作成した。 エ レビュー対象とした研究の特性 疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)及び特定保健用食品の試験対象者の範囲を超えない者において、大豆ベータコングリシニンを含む食品の継続的な摂取は、対照群と比較して体脂肪関連項目(BMI・内臓脂肪)を減少させること、並びに血中中性脂肪値を低下させることを評価した文献を調査した。国内外の学術論文データベース(PubMed、医中誌Web、Cochrane Library)を用いて、検索適格基準に適合しない文献を除外し、一定水準以上の研究レベルとして評価された文献を採用文献とした。体脂肪関連項目(BMI・内臓脂肪)で2報、血中中性脂肪値項目で2報の適格基準を満たした文献を採用した。 オ 主な結果 <体脂肪関連項目(BMI・内臓脂肪)> 肥満気味の被験者(肥満度1:BMI25以上30未満)に対して、大豆ベータコングリシニンを2.3g/日、12週間以上継続的に摂取することによりBMIが低下すること、並びに大豆ベータコングリシニンを4.6g/日、12週間以上継続的に摂取することにより、内臓脂肪が減少することが示唆された。 <血中中性脂肪値> 血中中性脂肪値がやや高めの被験者(150mg/dl以上199mg/dl未満)に対して、大豆ベータコングリシニンを2.3g/日、12週間以上継続的に摂取することにより、血中中性脂肪値が低下することが示唆された。 カ 科学的根拠の質 採用文献の大豆ベータコングリシニンを2.3g/日、継続して摂取することによる、BMIの低下並びに血中中性脂肪値の低下効果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出商品でも同様の機能が期待できると考えられる。 |
アンセリン&ブラックジンジャーa(株式会社ZERO PLUS)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社ZERO PLUSの機能性表示食品,アンセリン&ブラックジンジャー aのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社ZERO PLUSが消費者庁に届出た機能性表示食品【アンセリン&ブラックジンジャー a】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社ZERO PLUS |
【届出番号】 |
F1005 |
【届出日】 |
2021/03/10 |
【届出者名】 |
株式会社ZERO PLUS クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
アンセリン&ブラックジンジャー a |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
アンセリン ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には、アンセリンとブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。アンセリンには尿酸値が高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方の尿酸値を下げる機能が報告されています。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方のおなかの脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
尿酸値が高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方、BMI が高め(BMI 24以上30未満)の健康な方(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
【アンセリン】届出商品とほぼ同一の成分、形態(錠剤)である商品が2009 年以降、累計120万食販売されているが、健康被害は報告されていない。また、アンセリンはカツオ、マグロ等に多く含まれ、喫食経験は長く、現在でも1人あたり年間1000g(H27総務省家計調査年報)摂取されている。アンセリンはカツオ・マグロ可食部100gあたり1g程度含有しており、届出商品の1日摂取目安量3粒に含まれるアンセリン50 mgは、日常生活における摂取量の範囲内であると考えられる。また、ラットにアンセリンを含む原料2,000 mg/kg を単回投与する試験では、毒性は認められていない。細菌を用いた試験では変異原性(癌を引き起こす可能性)がないことが確認された。また、アンセリン50mgを尿酸値が高めの男性に1ヶ月、および3ヶ月間投与する2つの試験では、アンセリンの摂取が原因と考えられる体調の変化はなく、安全性に問題はないと考えられた。 医薬品との相互作用については、抗癌剤のドキソルビシンについての作用が指摘されているものの、この薬は届出商品の想定される対象者でないため、併用される可能性は低い。念のため「抗癌剤ドキソルビシン(アドリアマイシン)を投与中の方は医師にご相談ください。」と表示し注意喚起を行った。 【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】届出商品と類似する商品の喫食実績を調査し、安全性を評価した。届出商品は、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を1日摂取目安量あたり12mg配合している。届出商品に類似する商品として、届出商品の機能性関与成分を同等量含有し、消化・吸収過程に大きな違いがないと考えられる食品が日本国内で販売されている。本類似商品は2014年4月以降累計3305万食以上が販売されており、喫食実績は十分と判断した。その間、本類似商品に関する重篤な健康被害は報告されていない。上記の通り、喫食実績が十分であると判断したが、安全性に関わる更なる情報として既存情報による評価も行った。結果、機能性関与成分を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われているが、同成分に起因する有害事象は認められなかった。以上の理由から、届出商品に含まれる2つの機能性関与成分には十分な安全性が認められており、1日摂取目安量を摂取した場合ヒトの健康を害する恐れはないと考えられる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。抗癌剤ドキソルビシン(アドリアマイシン)を投与中の方は医師にご相談ください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本届出食品は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で製造しており、GMPに準拠した製造および品質管理を行っています。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【アンセリン】 ア 標題 届出商品アンセリンタブレットに含有するアンセリンは、血清尿酸値を低下もしくは上昇を抑制するか? イ 目的 アンセリン摂取が血清尿酸値に及ぼす効果を評価すること ウ 背景 アンセリンは魚肉に多く含まれる成分で、筋肉の疲労等の効果が報告されています。また、尿酸値抑制効果も報告されていますが、ヒトでの効果について評価されていないため、疾患に罹患していない成人男女がアンセリンを摂取した際にそうでない食品に比べ血清尿酸値が減少するか検証しました。 エ レビュー対象とした研究の特性 焼津水産化学工業株式会社社員3名が、目的に沿った論文を検索し、機能性を評価しました。具体的には、以下の通りです。 ・被験者は、疾患に罹患していない成人男女であること ・試験は、アンセリン入り食品摂取群(試験群)とアンセリンを含まない食品摂取群(プラセボ群)の2つに被験者を無作為に割付け、被験者と結果の解析者共に誰がどちらを摂取したか隠して比較した試験であること。 ・アンセリン摂取量は、届出商品に含まれる50 mg以内であること ・機能性は、血清尿酸値で評価していること オ 主な結果 3名の評価者で特定した160報の論文のうち、条件に合わないものを除き、最終的に以下の1報で評価しました。この論文では、試験群はアンセリン 50 mgを含む錠剤を男女80名が12週間摂取した結果、平常時とプリン体を摂取したあとの血清尿酸値がそれぞれプラセボ群と比べて有意に低い値となりました。このため、アンセリンを1日50 mg、12週間摂取すると、血清尿酸値を下げることができる考えられました。 カ 科学的根拠の質 未発表のデータの存在は否定できないものの、4種の主要なデータベースにより調査したため漏れがある可能性は低いと考えられます。しかし、対象文献が1報のみであるため、今後さらなる研究が必要と考えられます。 上記の論文は、アンセリンを含む錠剤を摂取しており、形態や他の配合成分について届出商品と同様です。また、アンセリンの吸収・代謝等に影響を与える成分はこれまで報告されていないため、アンセリンを1日当たり50 mg含む届出商品アンセリンタブレットについても、同等の機能性を発揮すると推測されます。 【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】 ア 標題 「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、腹部(おなか)の脂肪を減らす機能に関する研究レビュー イ 目的 健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。 ウ 背景 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があります。しかし、ヒトを対象とした、脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続して摂取することによる、腹部脂肪を減らす作用について検証を行いました。 エ レビュー対象とした研究の特性 国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化比較試験)を採用しました。本採用文献の全体解析では、脂質異常・高血糖・高血圧のいずれかに該当する被験者が解析対象に含まれる恐れがあったため、それらに該当しないサブグループ解析の結果を研究レビューの対象としました。本サブグループ解析の対象者は、20-64歳の、BMIが高め(BMIが24以上30未満)の健康な男女52名を被験者とした試験でした。 ※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。 オ 主な結果 採用文献から、健康な被験者が、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む食品を1日1粒、12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部(おなか)の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。 カ 科学的根拠の質 評価した文献が1報のため科学的根拠の一貫性は不明であったものの、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されていました。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを継続して摂取することによって、腹部(おなか)の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出製品でも同様の機能が期待できると考えられます。 |
アンセリン・ブラックジンジャー(株式会社ZERO PLUS)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社ZERO PLUSの機能性表示食品,アンセリン・ブラックジンジャーのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社ZERO PLUSが消費者庁に届出た機能性表示食品【アンセリン・ブラックジンジャー】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社ZERO PLUS |
【届出番号】 |
F1004 |
【届出日】 |
2021/03/10 |
【届出者名】 |
株式会社ZERO PLUS クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
アンセリン・ブラックジンジャー |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
アンセリン ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には、アンセリンとブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。アンセリンには尿酸値が高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方の尿酸値を下げる機能が報告されています。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方のおなかの脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
尿酸値が高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方、BMI が高め(BMI 24以上30未満)の健康な方(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
【アンセリン】届出商品とほぼ同一の成分、形態(錠剤)である商品が2009 年以降、累計120万食販売されているが、健康被害は報告されていない。また、アンセリンはカツオ、マグロ等に多く含まれ、喫食経験は長く、現在でも1人あたり年間1000g(H27総務省家計調査年報)摂取されている。アンセリンはカツオ・マグロ可食部100gあたり1g程度含有しており、届出商品の1日摂取目安量3粒に含まれるアンセリン50 mgは、日常生活における摂取量の範囲内であると考えられる。また、ラットにアンセリンを含む原料2,000 mg/kg を単回投与する試験では、毒性は認められていない。細菌を用いた試験では変異原性(癌を引き起こす可能性)がないことが確認された。また、アンセリン50mgを尿酸値が高めの男性に1ヶ月、および3ヶ月間投与する2つの試験では、アンセリンの摂取が原因と考えられる体調の変化はなく、安全性に問題はないと考えられた。 医薬品との相互作用については、抗癌剤のドキソルビシンについての作用が指摘されているものの、この薬は届出商品の想定される対象者でないため、併用される可能性は低い。念のため「抗癌剤ドキソルビシン(アドリアマイシン)を投与中の方は医師にご相談ください。」と表示し注意喚起を行った。 【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】届出商品と類似する商品の喫食実績を調査し、安全性を評価した。届出商品は、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を1日摂取目安量あたり12mg配合している。届出商品に類似する商品として、届出商品の機能性関与成分を同等量含有し、消化・吸収過程に大きな違いがないと考えられる食品が日本国内で販売されている。本類似商品は2014年4月以降累計3305万食以上が販売されており、喫食実績は十分と判断した。その間、本類似商品に関する重篤な健康被害は報告されていない。上記の通り、喫食実績が十分であると判断したが、安全性に関わる更なる情報として既存情報による評価も行った。結果、機能性関与成分を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われているが、同成分に起因する有害事象は認められなかった。以上の理由から、届出商品に含まれる2つの機能性関与成分には十分な安全性が認められており、1日摂取目安量を摂取した場合ヒトの健康を害する恐れはないと考えられる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。抗癌剤ドキソルビシン(アドリアマイシン)を投与中の方は医師にご相談ください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本届出食品は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で製造しており、GMPに準拠した製造および品質管理を行っています。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【アンセリン】 ア 標題 届出商品アンセリンタブレットに含有するアンセリンは、血清尿酸値を低下もしくは上昇を抑制するか? イ 目的 アンセリン摂取が血清尿酸値に及ぼす効果を評価すること ウ 背景 アンセリンは魚肉に多く含まれる成分で、筋肉の疲労等の効果が報告されています。また、尿酸値抑制効果も報告されていますが、ヒトでの効果について評価されていないため、疾患に罹患していない成人男女がアンセリンを摂取した際にそうでない食品に比べ血清尿酸値が減少するか検証しました。 エ レビュー対象とした研究の特性 焼津水産化学工業株式会社社員3名が、目的に沿った論文を検索し、機能性を評価しました。具体的には、以下の通りです。 ・被験者は、疾患に罹患していない成人男女であること ・試験は、アンセリン入り食品摂取群(試験群)とアンセリンを含まない食品摂取群(プラセボ群)の2つに被験者を無作為に割付け、被験者と結果の解析者共に誰がどちらを摂取したか隠して比較した試験であること。 ・アンセリン摂取量は、届出商品に含まれる50 mg以内であること ・機能性は、血清尿酸値で評価していること オ 主な結果 3名の評価者で特定した160報の論文のうち、条件に合わないものを除き、最終的に以下の1報で評価しました。この論文では、試験群はアンセリン 50 mgを含む錠剤を男女80名が12週間摂取した結果、平常時とプリン体を摂取したあとの血清尿酸値がそれぞれプラセボ群と比べて有意に低い値となりました。このため、アンセリンを1日50 mg、12週間摂取すると、血清尿酸値を下げることができる考えられました。 カ 科学的根拠の質 未発表のデータの存在は否定できないものの、4種の主要なデータベースにより調査したため漏れがある可能性は低いと考えられます。しかし、対象文献が1報のみであるため、今後さらなる研究が必要と考えられます。 上記の論文は、アンセリンを含む錠剤を摂取しており、形態や他の配合成分について届出商品と同様です。また、アンセリンの吸収・代謝等に影響を与える成分はこれまで報告されていないため、アンセリンを1日当たり50 mg含む届出商品アンセリンタブレットについても、同等の機能性を発揮すると推測されます。 【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】 ア 標題 「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、腹部(おなか)の脂肪を減らす機能に関する研究レビュー イ 目的 健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。 ウ 背景 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があります。しかし、ヒトを対象とした、脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続して摂取することによる、腹部脂肪を減らす作用について検証を行いました。 エ レビュー対象とした研究の特性 国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化比較試験)を採用しました。本採用文献の全体解析では、脂質異常・高血糖・高血圧のいずれかに該当する被験者が解析対象に含まれる恐れがあったため、それらに該当しないサブグループ解析の結果を研究レビューの対象としました。本サブグループ解析の対象者は、20-64歳の、BMIが高め(BMIが24以上30未満)の健康な男女52名を被験者とした試験でした。 ※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。 オ 主な結果 採用文献から、健康な被験者が、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む食品を1日1粒、12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部(おなか)の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。 カ 科学的根拠の質 評価した文献が1報のため科学的根拠の一貫性は不明であったものの、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されていました。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを継続して摂取することによって、腹部(おなか)の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出製品でも同様の機能が期待できると考えられます。 |
アンセリン&ブラックジンジャー(株式会社ZERO PLUS)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社ZERO PLUSの機能性表示食品,アンセリン&ブラックジンジャーのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社ZERO PLUSが消費者庁に届出た機能性表示食品【アンセリン&ブラックジンジャー】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社ZERO PLUS |
【届出番号】 |
F1003 |
【届出日】 |
2021/03/10 |
【届出者名】 |
株式会社ZERO PLUS クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
アンセリン&ブラックジンジャー |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
アンセリン ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には、アンセリンとブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。アンセリンには尿酸値が高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方の尿酸値を下げる機能が報告されています。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方のおなかの脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
尿酸値が高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方、BMI が高め(BMI 24以上30未満)の健康な方(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
【アンセリン】届出商品とほぼ同一の成分、形態(錠剤)である商品が2009 年以降、累計120万食販売されているが、健康被害は報告されていない。また、アンセリンはカツオ、マグロ等に多く含まれ、喫食経験は長く、現在でも1人あたり年間1000g(H27総務省家計調査年報)摂取されている。アンセリンはカツオ・マグロ可食部100gあたり1g程度含有しており、届出商品の1日摂取目安量3粒に含まれるアンセリン50 mgは、日常生活における摂取量の範囲内であると考えられる。また、ラットにアンセリンを含む原料2,000 mg/kg を単回投与する試験では、毒性は認められていない。細菌を用いた試験では変異原性(癌を引き起こす可能性)がないことが確認された。また、アンセリン50mgを尿酸値が高めの男性に1ヶ月、および3ヶ月間投与する2つの試験では、アンセリンの摂取が原因と考えられる体調の変化はなく、安全性に問題はないと考えられた。 医薬品との相互作用については、抗癌剤のドキソルビシンについての作用が指摘されているものの、この薬は届出商品の想定される対象者でないため、併用される可能性は低い。念のため「抗癌剤ドキソルビシン(アドリアマイシン)を投与中の方は医師にご相談ください。」と表示し注意喚起を行った。 【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】届出商品と類似する商品の喫食実績を調査し、安全性を評価した。届出商品は、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を1日摂取目安量あたり12mg配合している。届出商品に類似する商品として、届出商品の機能性関与成分を同等量含有し、消化・吸収過程に大きな違いがないと考えられる食品が日本国内で販売されている。本類似商品は2014年4月以降累計3305万食以上が販売されており、喫食実績は十分と判断した。その間、本類似商品に関する重篤な健康被害は報告されていない。上記の通り、喫食実績が十分であると判断したが、安全性に関わる更なる情報として既存情報による評価も行った。結果、機能性関与成分を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われているが、同成分に起因する有害事象は認められなかった。以上の理由から、届出商品に含まれる2つの機能性関与成分には十分な安全性が認められており、1日摂取目安量を摂取した場合ヒトの健康を害する恐れはないと考えられる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。抗癌剤ドキソルビシン(アドリアマイシン)を投与中の方は医師にご相談ください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本届出食品は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で製造しており、GMPに準拠した製造および品質管理を行っています。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【アンセリン】 ア 標題 届出商品アンセリンタブレットに含有するアンセリンは、血清尿酸値を低下もしくは上昇を抑制するか? イ 目的 アンセリン摂取が血清尿酸値に及ぼす効果を評価すること ウ 背景 アンセリンは魚肉に多く含まれる成分で、筋肉の疲労等の効果が報告されています。また、尿酸値抑制効果も報告されていますが、ヒトでの効果について評価されていないため、疾患に罹患していない成人男女がアンセリンを摂取した際にそうでない食品に比べ血清尿酸値が減少するか検証しました。 エ レビュー対象とした研究の特性 焼津水産化学工業株式会社社員3名が、目的に沿った論文を検索し、機能性を評価しました。具体的には、以下の通りです。 ・被験者は、疾患に罹患していない成人男女であること ・試験は、アンセリン入り食品摂取群(試験群)とアンセリンを含まない食品摂取群(プラセボ群)の2つに被験者を無作為に割付け、被験者と結果の解析者共に誰がどちらを摂取したか隠して比較した試験であること。 ・アンセリン摂取量は、届出商品に含まれる50 mg以内であること ・機能性は、血清尿酸値で評価していること オ 主な結果 3名の評価者で特定した160報の論文のうち、条件に合わないものを除き、最終的に以下の1報で評価しました。この論文では、試験群はアンセリン 50 mgを含む錠剤を男女80名が12週間摂取した結果、平常時とプリン体を摂取したあとの血清尿酸値がそれぞれプラセボ群と比べて有意に低い値となりました。このため、アンセリンを1日50 mg、12週間摂取すると、血清尿酸値を下げることができる考えられました。 カ 科学的根拠の質 未発表のデータの存在は否定できないものの、4種の主要なデータベースにより調査したため漏れがある可能性は低いと考えられます。しかし、対象文献が1報のみであるため、今後さらなる研究が必要と考えられます。 上記の論文は、アンセリンを含む錠剤を摂取しており、形態や他の配合成分について届出商品と同様です。また、アンセリンの吸収・代謝等に影響を与える成分はこれまで報告されていないため、アンセリンを1日当たり50 mg含む届出商品アンセリンタブレットについても、同等の機能性を発揮すると推測されます。 【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】 ア 標題 「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、腹部(おなか)の脂肪を減らす機能に関する研究レビュー イ 目的 健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。 ウ 背景 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があります。しかし、ヒトを対象とした、脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続して摂取することによる、腹部脂肪を減らす作用について検証を行いました。 エ レビュー対象とした研究の特性 国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化比較試験)を採用しました。本採用文献の全体解析では、脂質異常・高血糖・高血圧のいずれかに該当する被験者が解析対象に含まれる恐れがあったため、それらに該当しないサブグループ解析の結果を研究レビューの対象としました。本サブグループ解析の対象者は、20-64歳の、BMIが高め(BMIが24以上30未満)の健康な男女52名を被験者とした試験でした。 ※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。 オ 主な結果 採用文献から、健康な被験者が、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む食品を1日1粒、12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部(おなか)の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。 カ 科学的根拠の質 評価した文献が1報のため科学的根拠の一貫性は不明であったものの、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されていました。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを継続して摂取することによって、腹部(おなか)の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出製品でも同様の機能が期待できると考えられます。 |
明治オフスタイルべに花(株式会社明治)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社明治の機能性表示食品,明治オフスタイルべに花のエビデンス(科学的根拠) |
株式会社明治が消費者庁に届出た機能性表示食品【明治オフスタイルべに花】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社明治 |
【届出番号】 |
F1002 |
【届出日】 |
2021/03/10 |
【届出者名】 |
株式会社明治 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
明治オフスタイルべに花 |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
イヌリン(食物繊維) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはイヌリンが含まれています。イヌリンは善玉菌の一種であるビフィズス菌を増やし、腸内フローラを整えることでお通じを改善することが報告されています。本品は腸内環境を良好にしたい方、おなかの調子が気になる方に適した食品です。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健康成人(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く。便通回数の少ない者は含む) |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
〇イヌリンの喫食実績による評価 当該製品の機能性関与成分イヌリンは非消化性多糖類で、腸内細菌が利用できる水溶性食物繊維の一種である。タマネギやゴボウなどの野菜に含まれ、日本人には広く食経験がある。一方、当該製品のイヌリン原料は販売実績10年以上、日本で加工食品や健康食品に広く使われ、これまで健康被害の報告はない。しかし、販売実績から安全性は評価できないと判断した。 〇イヌリンの安全性試験による評価 当該製品含有イヌリンの一日摂取目安量(4.5 g/日)やその近傍量摂取に関し、ヒト安全性試験2件で有害事象が報告されたものの、症状は鼓腸や腹部膨満感の増加等軽微で、重篤ではなかった。その他、データベース等の情報から当該製品の過剰摂取(3倍量)によるイヌリン量(13.5 g)でも軽微な症状が生じる可能性はあるものの、重篤な被害はないと考えられた。 〇イヌリンによるアレルギーに関する評価 イヌリン含有食品によるアレルギーは国外で2例報告があるものの、いずれもアレルゲンはイヌリン含有食品あるいはイヌリン基原植物に含まれるたん白質、またはそれらたん白質とイヌリンの複合体と考えられた。一方、当該製品含有イヌリンは精製砂糖の酵素反応で製造しており、これまでアレルギーの報告はない。よって、当該製品でアレルギーが起こる可能性は極めて低いと考えられた。 〇当該製品含有イヌリンと既存情報のイヌリンの同等性 既存情報のイヌリンは植物からの抽出が多く、当該製品含有イヌリンとは基原や製造方法が異なる。しかし、スクロースにフルクトースが結合する構造は同じで、いずれも重合度は2~60の範囲である。加えて、イヌリンによる糞便中のビフィズス菌数増加作用に対し、重合度の違いは影響しない。よって、当該製品含有イヌリンと植物由来イヌリンは同等とみなせ、安全性試験の情報も適用可能と判断した。 以上より、当該製品含有イヌリンの一日摂取目安量やその過剰摂取時の安全性は担保できると判断した。また、当該製品の摂取で生じ得る症状は、摂取する上での注意事項で対応する事とした。 〇医薬品との相互作用に関する評価 イヌリンによるカルシウムの吸収促進が示唆されているため、既存情報を基にカルシウム製剤服用時におけるカルシウムの過剰摂取の可能性を検証した。その結果、吸収促進しても日本人の食事摂取基準のカルシウム耐容上限量(2,500 mg/日)には達しないと考えられた。 |
【摂取する上での注意事項】 |
摂り過ぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなる可能性があるので、一日摂取目安量を守ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
当該製品は、FSSC 22000を取得した工場で製造している。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
①標題 イヌリンの整腸作用に関する研究レビュー(定性評価ならびにメタアナリシス) ②目的 イヌリンを含む食品を健康成人が摂取することにより、ビフィズス菌を増やし、腸内フローラを整え、排便回数、排便量を増やすことで排便習慣を良好にする整腸作用を有するかについて明らかにすることを目的とした。 ③背景 イヌリン摂取によるビフィズス菌増加作用ならびに排便習慣改善作用は多くの研究で検討されている。しかし、それらを総体的に評価した研究レビューは行われていない。 ④レビュー対象とした研究の特性 健康成人(妊産婦、授乳婦は除く。便通回数の少ない者は含む)が、イヌリンを含む食品を摂取した時の糞便中ビフィズス菌数、排便回数および排便量について、プラセボ食品を摂取した時と比較した研究文献を網羅的に集めた。日本語および英語文献データベースを用いて、2019年1月22日に対象期間を設定せず文献を検索した。データベースから得た文献の内容を精査し、対象となる文献18報が抽出された。それぞれの研究結果をアウトカム別に統合し、定性的ならびにメタアナリシスにて評価した。 ⑤主な結果 「糞便中ビフィズス菌数」に関する定性評価では13報中8報で有意な増加を認め、肯定的な試験数が否定的な試験数を上回っていた。また、「糞便中ビフィズス菌数」について定量評価されている8報を対象としてメタアナリシスを行ったところ、有意に増加することが示された。「排便回数」を検討した11報の結果を統合したところ、イヌリンを含む食品の摂取により有意な増加が認められた。「排便量」を検討した8報の結果を統合したところ、イヌリンを含む食品の摂取により有意な増加が認められた。 ⑥科学的根拠の質 抽出された論文を、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に従い文献の質を確認したところ、割り付けの隠蔵についての記載がない、男性または女性に限定した試験など認めたが、大きな問題は認めず、バイアスリスクは低く、科学的根拠の質は確保されていると評価した。本研究レビューの結果から、イヌリンの腸内フローラならびに排便習慣の改善作用には科学的根拠があると判断した。 一方、研究の限界として、糞便中ビフィズス菌数(定性評価)では13報中8報で有意な増加を認め、肯定的な試験数が否定的な試験数を上回っていたが、出版バイアスの可能性は否定できなかった。メタアナリシスの結果、糞便中ビフィズス菌数、排便回数、排便量においてイヌリン摂取群はプラセボ摂取群と比較して統計的に有意な増加が認められた。しかし、本研究レビューで採用された文献ではサンプルサイズの決定の根拠が明示されていない論文があった。より強固な科学的根拠を得るためには、事前に設定された妥当なサンプルサイズでの研究が望まれる。 |
明治オフスタイル(株式会社明治)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社明治の機能性表示食品,明治オフスタイルのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社明治が消費者庁に届出た機能性表示食品【明治オフスタイル】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社明治 |
【届出番号】 |
F1001 |
【届出日】 |
2021/03/10 |
【届出者名】 |
株式会社明治 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
明治オフスタイル |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
イヌリン(食物繊維) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはイヌリンが含まれています。イヌリンは善玉菌の一種であるビフィズス菌を増やし、腸内フローラを整えることでお通じを改善することが報告されています。本品は腸内環境を良好にしたい方、おなかの調子が気になる方に適した食品です。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健康成人(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く。便通回数の少ない者は含む) |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
〇イヌリンの喫食実績による評価 当該製品の機能性関与成分イヌリンは非消化性多糖類で、腸内細菌が利用できる水溶性食物繊維の一種である。タマネギやゴボウなどの野菜に含まれ、日本人には広く食経験がある。一方、当該製品のイヌリン原料は販売実績10年以上、日本で加工食品や健康食品に広く使われ、これまで健康被害の報告はない。しかし、販売実績から安全性は評価できないと判断した。 〇イヌリンの安全性試験による評価 当該製品含有イヌリンの一日摂取目安量(4.5 g/日)やその近傍量摂取に関し、ヒト安全性試験2件で有害事象が報告されたものの、症状は鼓腸や腹部膨満感の増加等軽微で、重篤ではなかった。その他、データベース等の情報から当該製品の過剰摂取(3倍量)によるイヌリン量(13.5 g)でも軽微な症状が生じる可能性はあるものの、重篤な被害はないと考えられた。 〇イヌリンによるアレルギーに関する評価 イヌリン含有食品によるアレルギーは国外で2例報告があるものの、いずれもアレルゲンはイヌリン含有食品あるいはイヌリン基原植物に含まれるたん白質、またはそれらたん白質とイヌリンの複合体と考えられた。一方、当該製品含有イヌリンは精製砂糖の酵素反応で製造しており、これまでアレルギーの報告はない。よって、当該製品でアレルギーが起こる可能性は極めて低いと考えられた。 〇当該製品含有イヌリンと既存情報のイヌリンの同等性 既存情報のイヌリンは植物からの抽出が多く、当該製品含有イヌリンとは基原や製造方法が異なる。しかし、スクロースにフルクトースが結合する構造は同じで、いずれも重合度は2~60の範囲である。加えて、イヌリンによる糞便中のビフィズス菌数増加作用に対し、重合度の違いは影響しない。よって、当該製品含有イヌリンと植物由来イヌリンは同等とみなせ、安全性試験の情報も適用可能と判断した。 以上より、当該製品含有イヌリンの一日摂取目安量やその過剰摂取時の安全性は担保できると判断した。また、当該製品の摂取で生じ得る症状は、摂取する上での注意事項で対応する事とした。 〇医薬品との相互作用に関する評価 イヌリンによるカルシウムの吸収促進が示唆されているため、既存情報を基にカルシウム製剤服用時におけるカルシウムの過剰摂取の可能性を検証した。その結果、吸収促進しても日本人の食事摂取基準のカルシウム耐容上限量(2,500 mg/日)には達しないと考えられた。 |
【摂取する上での注意事項】 |
摂り過ぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなる可能性があるので、一日摂取目安量を守ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
当該製品は、FSSC 22000を取得した工場で製造している。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
①標題 イヌリンの整腸作用に関する研究レビュー(定性評価ならびにメタアナリシス) ②目的 イヌリンを含む食品を健康成人が摂取することにより、ビフィズス菌を増やし、腸内フローラを整え、排便回数、排便量を増やすことで排便習慣を良好にする整腸作用を有するかについて明らかにすることを目的とした。 ③背景 イヌリン摂取によるビフィズス菌増加作用ならびに排便習慣改善作用は多くの研究で検討されている。しかし、それらを総体的に評価した研究レビューは行われていない。 ④レビュー対象とした研究の特性 健康成人(妊産婦、授乳婦は除く。便通回数の少ない者は含む)が、イヌリンを含む食品を摂取した時の糞便中ビフィズス菌数、排便回数および排便量について、プラセボ食品を摂取した時と比較した研究文献を網羅的に集めた。日本語および英語文献データベースを用いて、2019年1月22日に対象期間を設定せず文献を検索した。データベースから得た文献の内容を精査し、対象となる文献18報が抽出された。それぞれの研究結果をアウトカム別に統合し、定性的ならびにメタアナリシスにて評価した。 ⑤主な結果 「糞便中ビフィズス菌数」に関する定性評価では13報中8報で有意な増加を認め、肯定的な試験数が否定的な試験数を上回っていた。また、「糞便中ビフィズス菌数」について定量評価されている8報を対象としてメタアナリシスを行ったところ、有意に増加することが示された。「排便回数」を検討した11報の結果を統合したところ、イヌリンを含む食品の摂取により有意な増加が認められた。「排便量」を検討した8報の結果を統合したところ、イヌリンを含む食品の摂取により有意な増加が認められた。 ⑥科学的根拠の質 抽出された論文を、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に従い文献の質を確認したところ、割り付けの隠蔵についての記載がない、男性または女性に限定した試験など認めたが、大きな問題は認めず、バイアスリスクは低く、科学的根拠の質は確保されていると評価した。本研究レビューの結果から、イヌリンの腸内フローラならびに排便習慣の改善作用には科学的根拠があると判断した。 一方、研究の限界として、糞便中ビフィズス菌数(定性評価)では13報中8報で有意な増加を認め、肯定的な試験数が否定的な試験数を上回っていたが、出版バイアスの可能性は否定できなかった。メタアナリシスの結果、糞便中ビフィズス菌数、排便回数、排便量においてイヌリン摂取群はプラセボ摂取群と比較して統計的に有意な増加が認められた。しかし、本研究レビューで採用された文献ではサンプルサイズの決定の根拠が明示されていない論文があった。より強固な科学的根拠を得るためには、事前に設定された妥当なサンプルサイズでの研究が望まれる。 |
インナーエスケア記憶力サポート(株式会社田尻300年製薬)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社田尻300年製薬の機能性表示食品,INNER S CARE(インナーエスケア) 記憶力サポートのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社田尻300年製薬が消費者庁に届出た機能性表示食品【INNER S CARE(インナーエスケア) 記憶力サポート】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社田尻300年製薬 |
【届出番号】 |
F1000 |
【届出日】 |
2021/03/10 |
【届出者名】 |
株式会社田尻300年製薬 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
INNER S CARE(インナーエスケア) 記憶力サポート |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
イチョウ葉フラボノイド配糖体 イチョウ葉テルペンラクトン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンが含まれています。イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンは、健常な中高年者の加齢によって低下する脳の血流や活動性を改善し、認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした情報を覚え、思い出す力)の精度や判断の正確さを向上させることが報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
記憶力が気になる健常な中高年者 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
本届出食品の一日摂取目安量にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体19.2mgおよびイチョウ葉由来テルペンラクトン4.8mgが含有される。これを超える量を一日摂取目安量とした類似商品が、日本や世界各国で長年にわたり広く販売されているが、本届出食品での喫食実績はないため、評価が不十分と判断し、既存情報について検索を行った。 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報において、「成分規格を有するイチョウ葉エキスの摂取量は、1日 240mg が一般的で、それらを適切に摂取すれば、おそらく安全と考えられている。有害な影響としては、胃腸障害やアレルギー反応、抗血液凝固薬との併用によって出血傾向が高まることが知られている。市場には成分規格のあるイチョウ葉エキスと規格のない粗悪品が混在しており、成分規格のない製品には特に注意が必要である。」と記載されている。 米国のナチュラルメディシン・データベースにおいても、「規格化イチョウ葉エキスを適切に経口摂取する場合は恐らく安全である。」、投与量は「認知症患者に対して1日120~240mg、健康な青年における認知機能の改善に対して120~600mg」と記載されている。 イチョウ葉エキスの規格について、ヨーロッパ薬局方において、規格化イチョウ葉エキスは、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体22~27%、イチョウ葉由来テルペンラクトン5~7%を含み、ギンコール酸含量は5mg/kg以下と記載されている。日本国内では、「日本健康・栄養食品協会」が欧米と同様にイチョウ葉由来フラボノイド配糖体(24%以上)やイチョウ葉由来テルペンラクトン(6%以上)、ギンコール酸(5ppm以下)を規定したイチョウ葉エキス食品の品質規格基準を設定し、一日摂取目安量は60~240mgとされている。本届出食品に使用されているイチョウ葉エキスは、上記と同様に規格化されており、1日当たりの摂取量も前述の目安量の上限以下のため、適切に用いれば安全性に問題ないと考えられる。 以上より、本届出食品の一日摂取目安量に含有されるイチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンの経口摂取は、適切に用いれば問題ないと判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ●一日摂取目安量を守ってください。 ●ワルファリンなどの抗血栓薬を服用している方、歯科治療や手術等の出血を伴う治療を受ける方は、本品の摂取を避けてください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
当該製造所は認証を受けていません。届出者のグループ会社である株式会社ベストアメニティファクトリーは健康食品GMP(JIHFS)とHACCP(TQCSI)を取得しているためグループ会社間で情報共有を行い、これらの製造管理および衛生管理体制に基づき製造を行っています。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【標題】イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンの記憶力や判断力などの認知機能および脳の生理的活性に与える効果に関するシステマティックレビュー 【目的】疾病に罹患していない健常な成人男女がイチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンを継続摂取した際の、脳の血流や活動性、認知機能に対する有効性を検証した。 【背景】認知機能の低下は、健常者においても様々な不具合を招き、生活の質を下げると考えられる。イチョウ葉エキスは認知機能改善用途で長年にわたり国内外で広く使用されているが、健常者を対象とした研究レビューは未実施であった。そこで、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンに着目し、疾病に罹患していない成人男女を対象とした研究レビューを行い、その科学的エビデンスを確認した。 【レビュー対象とした研究の特性】国内外の文献検索および内容の確認を行い、健常者を対象にした臨床試験報告2報を得た。いずれもランダム化比較試験で質の高いものであった。 【主な結果】採択した2報とも、学術的に充分に確立された評価方法を用いていた。イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンが規格化されたイチョウ葉エキスの継続経口摂取により、一部の認知機能(記憶の精度や判断力等)の評価で、プラセボと比較して有意な改善が報告されていた。また、同時に加齢によって低下する脳の血流や活動性を改善する効果も報告されていた。よって、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンは、健常な中高年者の加齢によって低下する脳の血流や活動性を改善し、認知機能の一部である記憶(言葉や数字、図形などを覚え、思い出すこと)の精度や判断の正確さを向上させる効果があると考えられた。 【科学的根拠の質】採択した2報に日本人を対象とした文献は含まれないが、同様に規格化されたイチョウ葉エキスは日本を含む世界各国で販売され、その効果に人種差は指摘されていない。また、採用論文は生活インフラ等が日本と同等の国で行われた試験であり、本届出食品が日本人に対しても有効と考えられる。 研究の限界として、バイアスリスクの可能性は否定できず、更なる研究が必要と考える。 |
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