株式会社ノエビアが消費者庁に届出た機能性表示食品ノエビア ラクニーのエビデンス |
株式会社ノエビアが消費者庁に届出た機能性表示食品【ノエビア ラクニー】のエビデンス。 届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
#1 ノエビア ラクニーの表示しようとする機能性 #2 ノエビア ラクニーの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報) #3 ノエビア ラクニーのエビデンス(科学的根拠) |
|
過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】 を参照してください。 株式会社ノエビア ※全届出リスト |
|
機能性表示食品検索 |
|
【届出番号】 |
|
E859 | |
|
|
2020/03/26 | |
|
|
株式会社ノエビア (7140001010382) |
|
楽天市場 株式会社ノエビア |
|
|
|
ノエビア ラクニー | |
|
|
加工食品(サプリメント形状) | |
【機能性関与成分名】 |
|
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン | |
楽天市場 サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン |
【表示しようとする機能性】
|
【想定する主な対象者】 |
ひざ関節が気になる中高齢者 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
【サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン】 本品に使用されている機能性関与成分を含む原材料は日本薬品㈱により製造され、2015年12月~2017年9月までに2トン販売流通されているが、副作用の報告はない。国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」安全性・有効性情報、被害関連情報において当成分について検索した結果、当成分を原因とする被害情報は認められない。また本品と同機能性関与成分を用いた4週間の過剰摂取試験結果を評価した結果、臨床上問題となる影響は確認されず過剰摂取時の安全性が確認されている。また12週間の長期摂取試験によっても臨床上問題となる影響は確認されていない。さらにデータベース(医中誌Web・J-DreamⅢ・Pubmed)を用いて評価を行い当成分が原因とする被害情報は認められていない。 【まとめ】 サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンについては同原材料を用いた評価により安全性は担保されていると判断した。また論文における試験食の形態と本品の形態は機能性関与成分の消化・吸収過程に影響するような形態の差は見当たらず、更に本品に含まれる他の成分や加工工程の影響により機能性関与成分が変質するような食品ではないため、評価対象として適していると考えた。以上より、本品の摂取は健常者が適切に経口摂取する場合安全性に問題がなく、「既存情報による安全性試験の評価⑤1次情報」により本品の安全性の評価は十分であると考察することに対して問題ないと判断した。 また、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンについて医薬品との相互作用及び成分同士の相互作用に関する報告は無いことから、本品を機能性表示食品とすることに対して適切であると判断した。 今後、新たな有害事象報告や相互作用に関する報告が成される可能性は否定できないことから発売後も引き続き情報収集の上、安全性について問題ないことを継続し確認する。 |
【摂取する上での注意事項】 |
・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ・原材料をご参照の上、アレルギーの心配のある方はご利用をお控え下さい。 ・過剰摂取にならないよう注意してください。 |
|
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
|
【サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン】 標題:最終製品「ノエビア ラクニー」に含まれる機能性関与成分「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」及び「サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン」の膝関節の機能に関する研究レビュー 目的:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンの膝関節の機能に対する機能性を評価すること 背景:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン又はサケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンを含む食品の膝関節の機能への有効性に関する研究は多く報告されている。しかし、その両方を含む食品に関する定性的又は定量的研究レビューの報告はなかった。そこで、本研究レビューでは特にサケ鼻軟骨由来の当該2成分を同時に含む食品について「対象者:健常成人(栄養学的観点から成人)、介入:プロテオグリカン複合体80を40mg(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン16mg・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン16mg)を含む食品の経口摂取、比較:プラセボ食品の経口摂取、アウトカム:膝関節に対する有効性、研究デザイン:ランダム化比較試験(RCT)」を設定し、その機能性を検証することを目的とした。 レビュー対象とした研究の特性:検索日である2018年12月10日以前にデータベースに公開された国内外の健康な成人男女を対象にしたランダム化比較試験を検索し、疾病に罹患していない健常者(日本人60名)を対象とした論文1報が得られた。当該文献における対象者は疾病に罹患していないまでもKL分類グレードとしてⅡ以下の方にて試験が成されている。また、文献中に「変形性膝関節症ではない健常者(KL分類グレードⅠ以下)」と健常者を定義づけされ、明記されていることから、機能性表示制度の対象者となりうる要件を踏まえ、本研究レビューにおいてはKL分類グレードⅠ以下の方を対象とした研究レビューを実施した。また、当該文献にかかる研究費用は原料供給者が提供し、論文の著者にその関係者が含まれているが、試験は第三者機関で適切に実施されていた。 主な結果: 学術的に確立された膝に関する4つの評価(医師又はアンケートによる評価(JOA、JKOM、KSS、VAS))が行われ、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン16mg/日、サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン16 mg/日を摂取した群がプラセボ食品を摂取した群と比較して主要アウトカムであるJOA(移動能力に重点を置いた試験で4項目中3項目(歩行能力、階段昇降能力、可動域)が膝の曲げ伸ばしを伴う評価)の合計点で改善が示されている。さらに副次アウトカムであるKSSにおいても「現在の満足度」に関する項目で改善が示されている。 科学的根拠の質:研究の限界(不十分な点)として「被験者が限定的(40歳以上70歳未満の膝関節に痛み・違和感のある男女)」、「評価の多重性(類似項目の繰返し評価)が考慮されていない」、「評価項目が本来健常者を対象とした方法では無い」、「対象部位が膝関節のみである」、「副次アウトカムの結果に信頼区間の広がりが見られる」、「採用文献が1報しか存在しない為、結果に一貫性があるか評価できない及び否定的な結果が公表されていない可能性が否定できない」があるが、結論に影響する大きな問題はないと判断した。以上より、当該機能性に関する科学的根拠の質は十分であると判断した。ただし、以上の限界も存在することから今後より質の高い研究結果が報告されることが望まれる。 |
今週更新分 |
0 件のコメント:
コメントを投稿