アサヒビール株式会社の機能性表示食品,アサヒスタイルバランスプラス完熟パインサワーテイストのエビデンス(科学的根拠) |
アサヒビール株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【アサヒスタイルバランスプラス完熟パインサワーテイスト】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 アサヒビール株式会社 |
【届出番号】 |
F1059 |
【届出日】 |
2021/03/29 |
【届出者名】 |
アサヒビール株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
アサヒスタイルバランスプラス完熟パインサワーテイスト |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
パイナップル由来グルコシルセラミド クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には、パイナップル由来グルコシルセラミドが含まれます。パイナップル由来グルコシルセラミドには、肌の潤いを守るのを助ける機能があることが報告されています。肌が乾燥しがちな方に適しています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
肌が乾燥しがちな20歳以上の方 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
本品には機能性関与成分「パイナップル由来グルコシルセラミド」が一日当たりの摂取目安量(1本)に1.2mg含まれています。既存情報による安全性試験の評価を実施いたしました。既存情報として、パイナップル由来グルコシルセラミドの安全性に関する2報の臨床試験が報告されていました。2報の文献では、本品と同量(1.2mg/日)のパイナップル由来グルコシルセラミドを12週間摂取した長期摂取試験、本品の5倍量(6.0mg/日)のパイナップル由来グルコシルセラミドを4週間摂取した過剰摂取試験が行われており、いずれの臨床試験においてもパイナップル由来グルコシルセラミドの摂取による悪影響はありませんでした。これらの結果からパイナップル由来グルコシルセラミドの安全性について、問題ないと判断いたしました。 また、本品に含まれるパイナップル由来グルコシルセラミドと上記2報の文献中で用いられているパイナップル由来グルコシルセラミドは、同じ供給元の同一の原料であり、更に届出商品と同様に1.2mg/1食で製造されている試験品に関する評価であったことから、両者の同等性に問題は無いと考えられました。更に、本品に使用されているその他の原材料および添加物は、十分な食経験を有しており、安全性への懸念はありません。また、パイナップル由来グルコシルセラミドと医薬品との相互作用に該当する情報はありませんでした。 以上より本品の安全性に問題はなく、評価は十分と判断いたしました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありません。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本品は、FSSC22000、総合衛生管理製造過程のいずれか、もしくは両方を取得し、衛生管理や規格外製品の流通防止の体制等を整備した施設において製造を行っています。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【標題】パイナップル由来グルコシルセラミド経口摂取による肌の保湿力へ及ぼす影響について 【目的】本研究レビューでは、健常者が、パイナップル由来グルコシルセラミドを経口摂取することによって、プラセボ摂取時と比較して、経皮水分蒸散量を指標とする肌の保湿力※が改善するか検証しました。 (※経表皮水分蒸散量とは肌から失われる水分の量のことです。) 【背景】肌は外部刺激から体内を保護し、水分が過剰に逃げるのを防いで、一定に保つ役割があります。健康な肌は、一般的に経表皮水分蒸散量が低くて角層水分量が多く、皮膚構造が整った状態です。しかし、肌の保湿力が低下し水分が過剰に失われると、それに伴って肌が荒れ、乾燥した状態となります。つまり、肌の保湿力を高め、水分の蒸散を抑えることは、肌の健康維持に重要です。 パイナップル由来グルコシルセラミドは、肌に対する有用性が報告されていたことから、臨床試験報告のレビューを行いました。 【レビュー対象とした研究の特性】 アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患がなく、肌の乾燥をはじめとする肌荒れが気になる健常者が、パイナップル由来グルコシルセラミドを経口摂取することにより、プラセボに比べ、経皮水分蒸散量が有意に低値を示すかを検証したランダム化比較試験(RCT)が実施された文献2報により評価しました。文献検索は2015年12月7日に実施し、同日までに公表された英語および日本語の文献を検索対象にしました。 【主な結果】 文献検索により抽出された2報の研究結果により、パイナップル由来グルコシルセラミド1.2㎎/日を継続的に摂取することで経皮水分蒸散量が低下し、肌の保湿力(バリア機能)の改善に有用であることが確認されました。 【科学的根拠の質】 レビュー対象とした2報はいずれも査読付き論文であり、研究デザインはRCTであることから、本品の機能性評価に値するものと考えられます。一方で、論文数が2報に限られるため、今後はさらなる検証も必要であると考えられます。 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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2021年5月15日土曜日
アサヒスタイルバランスプラス完熟パインサワーテイスト(アサヒビール株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
毎日快眼(株式会社虎ノ門堂)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社虎ノ門堂の機能性表示食品,毎日快眼のエビデンス(科学的根拠) |
株式会社虎ノ門堂が消費者庁に届出た機能性表示食品【毎日快眼】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社虎ノ門堂 |
【届出番号】 |
F1058 |
【届出日】 |
2021/03/29 |
【届出者名】 |
株式会社虎ノ門堂 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
毎日快眼 |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
ビルベリー由来アントシアニン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはビルベリー由来アントシアニンが含まれます。ビルベリー由来アントシアニンは、スマートフォンやパソコンなどを使用する際に、一時的に低下しがちな目のうるおいを維持したり、目の焦点を合わせやすくしたり、目の疲労感の緩和に役立つことが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健常成人(ドライアイなど目の疾患に罹患していない健康な方) |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
本品は機能性関与成分であるビルベリー由来アントシアニンを一日摂取目安量あたり57.6 mgを含む錠剤である。 商品A(ビルベリー由来アントシアニン57.6 mg /日)は日本国内にて2001年から販売され、1袋に30日分入った商品が現在までに累計180万袋以上販売されている。これまでの販売期間において、機能性関与成分に起因し、安全性が懸念されるような有害事象は報告されていない。 なお、商品Aは本品と同じ錠剤であり、消化・吸収過程に大きな差はないものと考えられる。また、機能性関与成分を同等量含み、共に配合することで変質するような成分や加工工程において変質するといった報告は無いことから、「当該食品と類似する食品」とみなせると考える。 以上のことより、本品を一日あたりのビルベリー由来アントシアニンとして57.6 mg摂取することは、その十分な喫食実績から人の健康を損なうおそれがないと判断された。 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。原料により色調や風味のバラツキが生じる場合がありますが、品質には問題ありません。一日摂取目安量を守ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本品は次の製造工場にて製造されている。製造工場は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康食品GMPの認定を取得しており、そのGMP基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。製造工場:株式会社シェフコ 宇都宮工場 (取得認証:日健栄協GMP)株式会社シェフコ 栃木工場 (取得認証:日健栄協GMP) |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
(ア)標題 ビルベリー由来アントシアニン摂取による目の機能改善に関する研究レビュー (イ)目的 健常成人に対して、ビルベリー由来アントシアニンを摂取させ、目のピント調節機能、目の潤い、目の疲労感に対する改善効果について、検証することを目的とした。 (ウ)背景 ビルベリー(Bilberry、学名Vaccinium myrtillus)はツツジ科スノキ属Myrtillus節の低木で、北欧を中心に自生する野生種のブルーベリーである。アントシアニンを含有するビルベリー抽出物は日本、米国において、健康食品として利用され、目の機能改善効果が期待されている。しかしながら、ビルベリー由来アントシアニンが持つ目の機能改善効果について、研究成果を総合的にまとめたレビューがないため、当該研究レビューを通じて検証を行った。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 生物・医学・科学技術に関する英語及び日本語文献データベースにて検索を実施した結果、VDT作業に従事する健常成人を対象とした3報のRCT論文を抽出した。研究レビューに使用した3報の論文のうち、2報の論文著者には試験品に配合したビルベリー抽出物の製造会社社員が含まれている。 (オ)主な結果 健常成人に対して、ビルベリー由来アントシアニン43.2~57.6 mg/日(ビルベリー抽出物として120~160 mg /日)の摂取は、目のピント調節機能、目の潤いをサポートし、目の疲労感を緩和する機能を有することが確認できた。また、ビルベリー由来アントシアニンの摂取に起因する有害事象は認められなかった。 (カ)科学的根拠の質 英語及び日本語文献データベースを用い論文収集を行ったが、未発表のデータが存在する可能性が否定できない。エビデンス全体のバイアスリスクは低程度、非直接性はなし、不精確は中程度、非一貫性はないと評価し、レビュー結果は信頼できるものであると考えられる。なお、本商品に配合されているビルベリー抽出物は2報の採用文献で使用された試験品との同等性が担保されている。 |
うるいろ日和(株式会社だいにち堂)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社だいにち堂の機能性表示食品,うるいろ日和のエビデンス(科学的根拠) |
株式会社だいにち堂が消費者庁に届出た機能性表示食品【うるいろ日和】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社だいにち堂 |
【届出番号】 |
F1057 |
【届出日】 |
2021/03/29 |
【届出者名】 |
株式会社だいにち堂 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
うるいろ日和 |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
アスタキサンチン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には、アスタキサンチンが含まれます。抗酸化作用を持つアスタキサンチンは、紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能性、紫外線を浴びた肌を乾燥から守り、肌のうるおいを守る機能性が報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健常成人で、紫外線によって肌が赤くなりやすい方 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
本品は機能性関与成分であるアスタキサンチンを4mg/日 含む食品です。 <既存情報による安全性試験の評価> アスタキサンチンを用いた反復毒性試験、催奇形性試験、変異原性試験において、異常が認められなかったことが報告されています。また、ヒト臨床試験により12週間の長期摂取および一日当たりの摂取目安量の5倍量での過剰摂取における安全性に問題ないことが確認されています。アスタキサンチンは固有の化学構造を有する成分のため、既存情報における成分と機能性関与成分の同等性は問題ありません。 以上のことから、アスタキサンチン4mg/日を含む本品は十分安全な食品であると判断しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
●1日の摂取目安量を守ってください。 ●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は摂取しないでください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、バルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造及び品質管理を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【標題】 アスタキサンチンによる健常者の皮膚への抗紫外線効果に関するシステマティックレビュー(SR) 【目的】 アスタキサンチンの摂取による、健常者の皮膚への抗紫外線効果を明らかにすることを目的としました。 【背景】 アスタキサンチンはエビ、カニ、サーモンなどに含まれるカロテノイドの一種で、強い一重項酸素消去能と、過酸化脂質の生成抑制をはじめとした抗酸化作用を持ちます。アスタキサンチンの摂取による、皮膚の水分量保持に焦点を絞ったSRは実施されていますが、抗紫外線効果に関するSRは実施されていません。 【レビュー対象とした研究の特性】 「アスタキサンチン」あるいは「astaxanthin」、および「肌」「skin」を主たるキ ーワードにして、疾病に罹患していない者を対象としたアスタキサンチンの介入研究を網羅的に検索しました。検索語には「紫外線」に関するキーワードは用いず、スクリーニングによって紫外線照射に関する論文を絞り込みました。1次・2次スクリーニングの結果、2報の文献を採用しました。 【主な結果】 紫外線によって肌が赤くなりやすい日本人健常成人において、アスタキサンチン 4mg/日の継続摂取により紫外線刺激から肌を保護するのを助け、紫外線を浴びた 肌を乾燥から守り、肌にうるおいを守ることが示唆されました。 【科学的根拠の質】 採用論文2報におけるアスタキサンチンの摂取量・摂取期間の違いから、メタアナリシスは実施できず、定性的なレビューとなりました。国内外の複数のデータベースを使用して文献検索しましたが、英語と日本語のみをキーワードとしたため、抽出できなかった文献が存在する可能性があります。 |
毎日良眠(株式会社虎ノ門堂)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社虎ノ門堂の機能性表示食品,毎日良眠のエビデンス(科学的根拠) |
株式会社虎ノ門堂が消費者庁に届出た機能性表示食品【毎日良眠】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社虎ノ門堂 |
【届出番号】 |
F1056 |
【届出日】 |
2021/03/29 |
【届出者名】 |
株式会社虎ノ門堂 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
毎日良眠 |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
ラフマ由来ヒペロシド ラフマ由来イソクエルシトリン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンが含まれます。ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンには睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
下記の(ア)、(イ)及び(ウ)の情報により機能性関与成分のラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンを一日摂取目安量2 mg(各成分1 mgずつ、合計2 mg)で配合する本届出商品を機能性表示食品として販売することは適切であると考えられた。 (ア)喫食実績による食経験の評価 本届出商品は機能性関与成分であるラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン(以下、機能性関与成分)を合計2 mg(各成分1 mgずつ)配合した錠剤である。 機能性関与成分を一日あたり合計2 mg(各成分1 mgずつ)配合した商品A(錠剤)は2004年から販売を開始し、1箱に60日分入った商品が現在までに累計3万個以上販売されている。また、同様に機能性関与成分を一日あたり合計2 mg(各成分1 mgずつ)配合した商品B(錠剤)は2006年から販売を開始し、1箱に20日分入った商品が現在までに累計6万個以上販売されている。これまでの販売期間において、機能性関与成分に起因し、安全性が懸念されるような有害事象の報告はない。 (イ)既存情報を用いた評価および既存情報による安全性試験の評価 ラフマ葉を原料とした茶飲料「燕龍茶レベルケア」は特定保健用食品として認可されている。「燕龍茶レベルケア」の一日摂取目安量は500 mlであり、ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンの合計として一日30 mg(各成分15mgずつ)が含まれる。(本届出商品に含まれる機能性関与成分の一日摂取目安量 合計2 mgの15倍に相当) 「燕龍茶レベルケア」の安全性に関しては、遺伝毒性、動物試験(マウス単回投与、ラット90日反復投与、ビーグル犬 単回及び14日反復投与)、ヒト試験(ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン各45 mg/日ずつ、2~4週間摂取)において評価され、安全性が確認されている。 また、本届出商品に使用されるラフマ抽出物を用いたヒト試験(健常人30名を対象とした12週間摂取、健常人17名を対象とした8日間摂取)においても、有害事象及び副作用がないことを確認している。 (ウ)医薬品との相互作用に関する評価 既存のデータベースを検索した結果、これまでに報告無し。 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。原料により色調や風味のバラツキが生じる場合がありますが、品質には問題ありません。一日摂取目安量を守ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本品は次の製造工場にて製造されている。製造工場は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康食品GMPの認定を取得しており、そのGMP基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。製造工場:株式会社シェフコ 宇都宮工場 (取得認証:日健栄協GMP)株式会社シェフコ 栃木工場 (取得認証:日健栄協GMP) |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
(ア)標題 「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる睡眠の質改善の機能性について」 (イ)目的 成人健常者にラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン各1 mg/日を摂取させることが睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことを検証した。 (ウ)背景 ラフマ葉は古くから利用されているが、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる睡眠の質改善の機能性について、研究成果を総合的にまとめたレビューがないため、当該研究レビューを通じて検証を行った。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 PubMed(外国語論文)、JDreamⅢ(日本語論文)及びUMIN-CTR(臨床試験登録データベース)の3つのデータベースを検索した結果、2報の文献を採用した。2報の文献はいずれも査読付きで、睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者を対象としたプラセボ対照試験であった。 (オ)主な結果 睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者に、就寝前にラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン 各1 mg/日ずつを摂取させた。介入群はプラセボ群と比べ、総睡眠時間に対する相対的なノンレム睡眠の時間割合が摂取前後で有意に増加した(p=0.01)。OSA睡眠調査票MA版を用いた評価の結果、介入群はプラセボ群と比べ、入眠と睡眠維持の項目が摂取前後で有意に改善した(p=0.042)。 (カ)科学的根拠の質 未発表のデータが存在する可能性が否定できないこと、2報の採用文献の評価方法が異なることやサンプルサイズの大きさなど、様々なバイアスリスクを含んでいることは否定できない。これらは本研究レビューの限界と考えられる。 以上より、本届出商品に配合するラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンを各1 mg/日ずつ摂取することにより、睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが見込まれ、表示しようとする機能性は適切であると考えられる。 |
ロコモバリアEXa(株式会社日本薬師堂)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社日本薬師堂の機能性表示食品,ロコモバリアEXaのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社日本薬師堂が消費者庁に届出た機能性表示食品【ロコモバリアEXa】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社日本薬師堂 |
【届出番号】 |
F1055 |
【届出日】 |
2021/03/26 |
【届出者名】 |
株式会社日本薬師堂 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
ロコモバリアEXa |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン パプリカ由来カロテノイド(β-クリプトキサンチン、β-カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチン) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品に含まれるサケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・非変性Ⅱ型コラーゲンは、階段の上り下りや曲げ伸ばしといった、ひざ関節の動きの改善をサポートすることが報告されています。本品に含まれるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、年齢とともに低下する脚の筋力に作用することにより、中高年の方の歩く力を維持することが報告されています。本品に含まれるパプリカ由来カロテノイド(β-クリプトキサンチン、β-カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチン)は、骨の成分を維持するのに役立つ機能があることが報告されています。本品は丈夫な骨を維持したい方に適した食品です。 |
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【想定する主な対象者】 |
ひざ関節に違和感のある健常成人(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
【サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン】本品に使用されている機能性関与成分を含む原材料は日本薬品㈱により製造され、2015年12月~2017年9月までに2トン販売流通されているが、副作用の重篤な報告はない。また本品の同等品(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン各々16 mg/日)を被験品とした5倍量の過剰摂取試験において、問診、体重、BMI、バイタルサイン、血液検査、尿検査、自覚症状、他覚症状の評価結果に、臨床上問題となる影響は確認されなかった。以上より本品は健常者が適切に経口摂取する場合、安全であると考えられる。 【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】既存情報の調査では、機能性関与成分を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告があった。本品の一日摂取目安量(7.2mg)以上の量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取や、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、本品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く、問題はないと判断した。 【パプリカ由来カロテノイド(β-クリプトキサンチン、β-カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチン)以下パプリカ由来カロテノイド)】パプリカ由来カロテノイドの原材料には、パプリカ色素が使用されており、本品に含まれるパプリカ由来カロテノイドの摂取量は、JECFA並びにEFSAが推定した1日あたりのカロテノイド平均摂取量の範囲内に含まれていた。また、安全性試験情報に基づきパプリカ色素の許容一日摂取量をJECFAはカロテノイドとして0~1.5 mg/kg(体重50 kgの人で0~75 mg)、EFSAはカロテノイドとして1.7 mg/kg(体重50 kgの人で85 mg)と設定しており、本品におけるパプリカ由来カロテノイドの摂取量はJECFAおよびEFSAが設定した許容される摂取量の範囲内に含まれていた。以上のことから、健常者が適切に摂取した場合、人の健康を害することはないと評価した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
○本品は多量摂取により、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。○食物アレルギーのある方は、原材料をお確かめの上、お召し上がりください。○開封後は賞味期限に関わらず、お早めにお召し上がりください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
当該製品は国内GMPを取得した工場で製造している。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン】 標題:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン摂取の関節への機能性に関する研究レビュー 目的・背景: プロテオグリカン又はII型コラーゲンを含む食品の関節機能への有効性に関する研究は多く報告されている。しかし、その両方を含む食品に関する定性的又は定量的研究レビューの報告はなかった。そこで、本研究レビューでは特にサケ鼻軟骨由来の当該2成分を同時に含む食品について「対象者:健康な成人(栄養学的観点)、介入:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン及びサケ鼻軟骨由来II型コラーゲンを有効成分とする食品の経口摂取、比較:プラセボ食品の経口摂取、アウトカム:関節機能に対する有効性、研究デザイン:ランダム化比較試験(RCT)」を設定し、その有効性を検証することを目的とした。 レビュー対象とした研究の特性:検索日である2018年12月10日以前にデータベースに公開された国内外の健康な成人男女を対象にしたランダム化比較試験を検索し、疾病と診断されない範囲で膝に痛み・違和感がある日本人男女を対象とした論文1報が得られた。当該論文にかかる研究費用は原料供給者が提供し、論文の著者にその関係者が含まれているが、試験は第三者機関で適切に実施されていた。 主な結果:学術的に確立された膝に関する4つの評価(医師又はアンケートによる評価)が行われ、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンおよびサケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲンを含むサケ鼻軟骨抽出物40 mg/日を摂取した群が、プラセボ食品を摂取した群と比較して大半の項目で有意な改善又は改善傾向を示した。また、膝関節の曲げ伸ばしを伴う動きで多くの改善が確認された。 科学的根拠の質:研究の限界(不十分な点)として「被験者が限定的(40歳以上70歳未満の膝関節に痛み・違和感のある男女)」、「評価の多重性(類似項目の繰返し評価)が考慮されていない」、「評価項目が本来健常者を対象とした方法では無い」、「対象部位が膝関節のみである」、「副次アウトカムの結果に信頼区間の広がりが見られる」、「採用文献が1報しか存在しない為、結果に一貫性があるか評価できない及び否定的な結果が公表されていない可能性が否定できない」があるが、結論に影響する大きな問題はないと判断した。以上より、当該機能性に関する科学的根拠の質は十分であると判断した。ただし、以上の限界も存在することから今後より質の高い研究結果が報告されることが望まれる。 【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】 標題:ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの歩行能力の維持に与える効果に関する定性的研究レビュー 目的:健康な成人がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取したときの歩行能力に対する有効性を検証した。 背景:身体機能は加齢により衰えていくが、日々の運動や食事などにより維持することができると考えられる。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの摂取によって歩行能力が維持されることが報告されているため、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンと歩行能力に関する研究レビューを実施し、科学的エビデンスの確認を行った。 レビュー対象とした研究の特性:国内外の学術論文のデータベースを使用して2019年9月以前の全ての論文を検索し、ヒトを対象としたランダム化二重盲検比較試験の文献2件を研究レビューの対象とした。 主な結果:レビューの対象とした文献のうち、1報は60歳以上のタイ人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを8週間継続摂取させることで、歩行能力の指標とされる6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加した。もう1報は65歳以上の日本人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを8週間継続摂取させることで、同様に6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加した。以上の結果から、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを含む本届出商品には、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ機能があると考えられた。 科学的根拠の質:採用した文献数や、被験者数の観点で十分な精査には至らなかったことから、今後の研究を注視する必要がある。一方で、採用した文献のいずれにおいても、健康な中高年齢者で有意に歩行能力の増加が認められた。日本人を対象とした試験においても有効との結果が得られており、科学的根拠があると考えられる。以上より、本届出商品は採用した文献と同様のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを含有しており、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ機能が期待できると考えられた。 【パプリカ由来カロテノイド(β‐クリプトキサンチン、β‐カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチン)】 標題:パプリカ由来カロテノイド(β‐クリプトキサンチン、β‐カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチン)(以下パプリカ由来カロテノイド)による骨吸収を抑制する機能に関する研究レビュー 目的:健常な成人において、パプリカ由来カロテノイドの摂取は、摂取していない場合と比較して、骨吸収を抑制するか検証する。 背景:骨の健康は、古い骨を壊す「骨吸収」と、新しい骨を作る「骨形成」のバランス の上に成り立っている。その一連の過程の進行は骨代謝回転と総称されます。高齢になるにつれて骨量が低下することが知られており、特に、加齢に伴い閉経を迎えた女性では骨代謝回転が顕著に亢進し、骨吸収が骨形成を上回ることで骨量が大きく低下します。過剰な骨吸収を穏やかにすることは骨の健康維持につながります。カロテノイド摂取またはその血中濃度と骨密度および骨折のリスクとの有益な関連性が報告されており、カロテノイドの摂取が骨の健康維持に役立つ可能性が示されています。パプリカの果実にはβ‐クリプトキサンチン、β‐カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチンといったカロテノイドが含まれており、これらのパプリカ由来カロテノイドを摂取することは骨の健康に役立つと考えられます。 レビュー対象とした研究の特性:複数の研究論文のデータベースを用いて、各データベースに収録されている最初の時点から、検索日(2020年10月8日または10月12日)までを検索対象期間とし、健常な成人がパプリカ由来カロテノイドを摂取した試験に関する論文を収集しました。最終的に1編の論文を評価しました。この論文はランダム化を伴うプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験でした。 主な結果:1編の研究論文を評価した結果、1日あたり1.4 mgのパプリカ由来カロテノイドを含む食品を摂取することにより、プラセボ食品(パプリカ由来カロテノイドを含まない食品)を摂取したときよりも破骨細胞にのみに由来し骨吸収の指標として用いられる酵素であるTRACP-5b(骨分解酵素や骨融解酵素とも称される)の上昇を抑制し、骨吸収をおだやかにすることことが分かりました。パプリカ由来カロテノイドを摂取することは、骨の成分を維役するのに役立つ機能があることが期待できると考えられた。 科学的根拠の質:評価した論文はランダム化を伴う二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験に関するものであり、症例数減少によるバイアス(真の値とは異なる結果を導く可能性を高める要因)はあるものの、全体的にはバイアスリスクの少ない研究でした。ただし、研究数が少ないことから、科学的根拠の質を高めるため更なる研究が必要であると考えられます。しかしながら、パプリカ由来カロテノイドの摂取により過剰な骨吸収が抑制されるという試験結果は過去の疫学研究からも支持されるものであり、今後の研究によって効果に関する見解が大きく変更される可能性は低いと考えています。 |
午後の紅茶ミルクティープラス(キリンビバレッジ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
キリンビバレッジ株式会社の機能性表示食品,キリン 午後の紅茶 MILK TEA Plus(ミルクティープラス)のエビデンス(科学的根拠) |
キリンビバレッジ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【キリン 午後の紅茶 MILK TEA Plus(ミルクティープラス)】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 キリンビバレッジ株式会社 |
【届出番号】 |
F1054 |
【届出日】 |
2021/03/26 |
【届出者名】 |
キリンビバレッジ株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
キリン 午後の紅茶 MILK TEA Plus(ミルクティープラス) |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には、プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)が含まれます。プラズマ乳酸菌はpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健康な方 |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
①喫食実績による安全性評価 プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)を同等量(1000億個)含む複数の類似食品(キリン iMUSE ヨーグルトテイスト、キリン iMUSE水、キリン iMUSE レモン)が、2013年から日本全国で販売され、現在も継続して販売されている。現在まで、これら類似食品で重大な健康被害は報告されていない。よって、類似食品の喫食実績による食経験から、当該製品の機能性関与成分であるプラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)には十分な安全性があると判断した。 ②医薬品との相互作用に関する評価 医薬品との相互作用について当該製品摂取で問題となるような報告は無かった。 以上より、当該製品の安全性に問題はないと考えられた。 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量摂取によって、より健康が増進するものではありません。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
当該製品は、「FSSC 22000」を取得している工場で製造している。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
①標題: 「キリン 午後の紅茶 MILK TEA Plus(ミルクティープラス)」に含まれるプラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)の健康な人の免疫機能の維持に関する評価 ②目的: L. lactis strain Plasmaを健康な方が摂取することによって、L. lactis strain Plasmaを摂取しない場合と比較して免疫機能が維持されるかを明らかにする。 ③背景: L. lactis strain Plasmaは、酸乳から分離されたチーズやヨーグルトの発酵に使われる乳酸菌の一種で、免疫調節に重要なプラズマサイトイド樹状細胞(pDC)を活性化することが見いだされている。pDCは健康維持に重要な役割を担っている免疫細胞と考えられているため、L. lactis strain Plasmaの摂取によってpDCの活性を高めることは、免疫機能の適切な維持さらには日常生活での体調管理に役立つと期待される。 これまでに、L. lactis strain PlasmaによるpDCの活性化は、細胞を用いた試験管内での評価や、モデル動物を用いた研究により明らかになっている。また、ヒトを対象としたL. lactis strain Plasmaを摂取する試験も実施されており、血液中のpDCを活性化することに加え、健康維持に効果があるといった結果が報告されている。しかし、L. lactis strain Plasmaの摂取による効果について明確ではなかったため、「免疫機能の維持」に着目して、網羅的に文献調査を行うことでL. lactis strain Plasmaの有効性を評価した。 ④レビュー対象とした研究の特性 文献の検索は、公表された和文と英文論文を対象に、5つのデータベースを用いて2020年3月31日に実施した。その結果、調査対象となる文献が6報得られた。6報のうち、pDCへの作用について報告した文献は6報、体調に関する全身の自覚症状について報告した文献は6報、体調に関する特定の部位の自覚症状について報告した文献は5報あった。いずれの文献も研究の質に問題はなく、調査対象として採用できるものであった。利益相反については適切に記載されていた。 ⑤主な結果 調査対象の文献6報は全て、L. lactis strain Plasmaを1日あたり1000億個摂取していた。pDCへの作用について報告した文献6報のうち3報でpDC活性化を示す指標が対照群と比較して有意に高値であった。体調に関する全身の自覚症状について報告した文献6報のうち4報で全身の自覚症状(全身倦怠感、寒気、熱っぽさ、総合的な臨床症状、体調または疲労)が対照群と比較してより軽度に維持されていた。体調に関する特定の部位の自覚症状について報告した文献5報のうち全てで特定の部位の自覚症状(くしゃみ、鼻汁、鼻閉、のどの痛み、せき、頭痛、関節痛または筋肉痛)が対照群と比較してより軽度に維持されていた。 ⑥科学的根拠の質 調査対象の文献6報は、いずれも研究の質が高く、各項目に関して一定の根拠が認められた。これらを総合的に判断し、L. lactis strain Plasmaの免疫機能の維持効果について示唆的な根拠があると判断した。調査対象の文献が6報と十分に多いとは言えないことが本調査の限界であり、更なる臨床研究が望まれる。 |
チアシードオイルb(株式会社タイヨーラボ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社タイヨーラボの機能性表示食品,チアシードオイルbのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社タイヨーラボが消費者庁に届出た機能性表示食品【チアシードオイルb】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社タイヨーラボ |
【届出番号】 |
F1053 |
【届出日】 |
2021/03/26 |
【届出者名】 |
株式会社タイヨーラボ クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
チアシードオイルb |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
α-リノレン酸 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはα-リノレン酸が含まれます。α-リノレン酸には、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
血圧が高めの方 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
本届出製品の機能性関与成分「α-リノレン酸」は、チアや、エゴマ(シソ)、アマニ(亜麻仁)などに含まれます。また、n-3系の二重結合を3個もつ多価不飽和脂肪酸で、ヒトの体内では合成されないため食物から摂取する必要があり、必須脂肪酸に分類されています。 α-リノレン酸は1日当たり1.3~7.8g摂取しても安全性に問題がないことが確認されています。本届出製品の1日の摂取目安量当たりのα-リノレン酸は2.6gであり、安全性に問題はないと判断しました。 また、医薬品との相互作用について、問題となる報告は見当たりませんでした。 以上より、本届出製品の安全性に問題はないと判断しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
FSSC22000 を取得したFunctional Products Trading Arica S.A.で製造 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
評価する機能性の項目: α-リノレン酸は、血圧が高めの方の血圧を下げる機能が報告されています。 (ア)標題 α-リノレン酸の摂取による、血圧が高めの方の血圧を下げる機能の評価 (イ)目的 血圧が高めの健常者(正常高値血圧者)にα-リノレン酸を摂取させると、対照食品摂取群と比べ血圧(収縮期血圧、拡張期血圧)を低下させるかについて明らかにする目的で調査しました。 (ウ)背景 血圧は健康の重要な決定因子であり、高血圧の状態では血管を流れる血液の圧力が高くなり、つねに血管に刺激がかかって動脈が傷みやすくなるのが大きな問題です。また同時に、血液を高い圧力で送り出している心臓は多くのエネルギーを必要とし、疲れやすくなります。すなわち、高血圧は血管や心臓に障害をもたらします。 α-リノレン酸は血圧を低下させることがその作用メカニズムから予想されましたが、その作用を網羅的に評価した文献はなかったため、効果の有無を結論付けることは出来ませんでした。そこで、検証が必要となりました。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 1971年~2020年に公開された文献を対象として4つのデータベースを用い、2020年5月20日に検索を実施しました。対象集団は血圧が高めの健常者(正常高値血圧者)とし、α-リノレン酸摂取群と対照食品摂取群とを比較した試験デザインである1報の文献を評価しました。 (オ)主な結果 選定された1報を評価した結果、α-リノレン酸を1日あたり2.6g摂取すると血圧が高めの方の血圧(収縮期血圧、拡張期血圧)が低下することが認められました。対照食品摂取群と比べて有意差が認められたことから、α-リノレン酸には血圧を低下させることが確認されました。 (カ)科学的根拠の質 選定された文献が1報であったため、科学的根拠の一貫性を示すことができませんでした。また、出版バイアスなどの評価には至らず、未報告研究の存在が否定できないことも研究の限界として挙げられます。しかし、採用文献は査読付き論文であり、研究デザインがランダム化コントロール比較試験(RCT)であったため、科学的根拠の質は高いと考えられます。 |
アイファインクリアa(株式会社日本薬師堂)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社日本薬師堂の機能性表示食品,アイファインクリアaのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社日本薬師堂が消費者庁に届出た機能性表示食品【アイファインクリアa】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社日本薬師堂 |
【届出番号】 |
F1052 |
【届出日】 |
2021/03/26 |
【届出者名】 |
株式会社日本薬師堂 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
アイファインクリアa |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
ルテイン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはルテインが含まれています。ルテインは、加齢により減少し光刺激から目を守るとされる黄斑部の色素量を補い、ぼやけやかすみを緩和しくっきり見る力(コントラスト感度)を改善する機能が報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
成人健常者 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
・ルテインの原料であるマリーゴールド色素は食品添加物の基準を満たしている。 ・ナチュラルメディシンデータベースではルテインに関してほとんどの人に関して安全であると記載されている。 ・(独)国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報では経口で適切に摂取する場合、おそらく安全であると記載されている。またルテイン20 mg/日を12ヶ月間摂取した臨床試験において安全に使用されたことが記載されている。 ・FAO/WHO 合同食品添加物専門家会議 「FAO/WHO Joint Expert Committee on Food Additives 」 ではルテイン、ゼアキサンチンの合計摂取量として2 mg/kg体重/日(体重60 kgで換算すると120 mg/日)まで安全としていたが、2018年7月3日に広範に亘る研究において毒性が示されていないことを根拠に上限を取り下げている。 ・ルテイン摂取の危害情報として62歳女性 (日本) がルテインを毎日、2年間摂取 (摂取量は不明) したところ、柑皮症を発症したとの情報が1件あるが、摂取量を守ることで柑皮症リスクは低くなると考えられる。 これらの情報より、本届出製品の1日摂取目安量当たりのルテイン含有量42 mgの安全性評価は、十分であると判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は多量摂取により、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本品は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会の健康食品GMPの認定を取得している製造所で生産をしており、GMP基準に準拠した製造および品質管理を実施しています。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
標題:届出製品「アイファインクリアa」の黄斑色素密度とコントラスト感度への効果の検討 (目的) 本研究レビューは健常成人を対象として二重盲検試験を行い、ルテインを摂取した場合と摂取しない場合と比較して、黄斑色素密度とコントラスト感度に及ぼす影響を調べた。 (背景) ルテインはほうれん草や卵黄に多く含有するカロテノイド色素である。ヒトの体内では目の黄斑部と水晶体に多く存在し、酸化ストレスの抑制やブルーライト等の光の吸収など、黄斑や水晶体を保護する機能が知られている。ルテインは体内で合成されずまた加齢などに伴い減少していくため、食事より摂取する必要がある。これまでルテインの機能性に関して多くの研究が行われてきたが、健常者を対象とした研究レビューは報告が少ない。 (レビュー対象とした研究の特性) Pubmed、JDreamⅢ(JSTPlus+JMEDPlus+JST7580)、医中誌の3つの文献データベースを用いて疾病のない健常者を対象とし、ルテイン含有サプリメントの摂取による文献の検索を行った。検索日は2016年2月4日であり576報の文献が抽出された。その後スクリーニングを行い、最終的に4報の文献を採用した。採用文献はいずれもランダム化比較試験(RCT)であり質の高い文献である。採用した文献において黄斑色素密度やコントラスト感度など視機能に関わる指標を調査し、プラセボ群(ルテインを摂取していない群)と比較を行った。 (主な結果) 本研究レビューにおいて、ルテイン摂取(10~20 mg/日)による黄斑色素密度の測定を行った文献は3報であった。そのうち、黄斑色素密度上昇に対して肯定的な文献は3報であった。コントラスト感度の測定を行った文献は2報であった。そのうちコントラスト感度の改善に対して肯定的な文献が2報であった。以上の結果より、ルテインを10 mg/日以上摂取することで黄斑色素密度を上昇させ、コントラスト感度を改善する効果が確認された。 本研究レビューにおいて、スポンサー・共同スポンサー及び利益相反はない。 (科学的根拠の質) 本研究レビューに採用した4報の文献については対象者が限定的、サンプル数が十分ではないなどの問題は推測される。しかし黄斑色素密度の上昇及びコントラスト感度の改善に関して肯定的な文献が多く一貫性がある。またいずれの文献もRCTであり科学的根拠の質は高く今後の研究においても効果が変わるようなことはないと考えられ、機能性に対する科学的根拠の質は十分であると判断した。 |
ぐっすりみそ汁(ハナマルキ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
ハナマルキ株式会社の機能性表示食品,ぐっすりみそ汁のエビデンス(科学的根拠) |
ハナマルキ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ぐっすりみそ汁】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 ハナマルキ株式会社 |
【届出番号】 |
F1051 |
【届出日】 |
2021/03/26 |
【届出者名】 |
ハナマルキ株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
ぐっすりみそ汁 |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
GABA(γ-アミノ酪酸) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはGABAが含まれます。GABAは、睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立ち、すっきりとした目覚めをサポートする機能があることが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健康な成人男女 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
本届出品は機能性関与成分(GABA)を一日当たりの摂取目安量を100 ㎎配合した食品である。新製品であるため、最終製品での喫食実績がないため、既存情報における機能性関与成分GABAでの安全性評価をした。 1、既存情報による食経験の評価:公的機関、民間機関のデータベースにおいて、機能性関与成分GABAの喫食実績を調査した。その結果、ナス、トマト、ジャガイモなど一般に食される野菜100 g中にGABAが20~50 ㎎以上含まれていることから、通常の食生活において摂取される成分である。また、GABA(10~80mg/日)を関与成分とする特定保健用食品が市販されており、食品安全委員会において「適切に摂取される場合には、安全性に問題はない」と評価されている。 2、安全性試験による評価:GABAの食品としての安全性に関する研究報告を検索したところ、24報あった。11.5~1,000 mgのGABAを2週間~6か月間摂取した場合に、軽度の自覚症状変化を訴える事例(下痢、腹痛、お腹が張る、食欲不振など)はあるものの、安全性に問題はなかったことが報告されている。また、本届出品に含まれる機能性関与成分量の5倍量以上のGABA 1,000 mgを4週間摂取した試験においても安全性に問題のないことが報告されていることから、本届出品に含まれている機能性関与成分GABAには十分な安全性があると判断できる。 GABAは単純な構造のアミノ酸であり、基原による性質の違いは生じない。従って、各安全性評価試験で用いられたGABAと本届出品に含まれるGABAは同等のものであると言える。 以上のことから、機能性関与成分GABAを配合した本届出品の安全性に問題はないと考えられる。しかしながら降圧剤などの医薬品を併用すると血圧を下げすぎてしまう可能性が報告されているので、摂取をする上での注意事項に、降圧剤等の医薬品服用者は本届出品の利用について医師、薬剤師に相談すべきである旨を表示している。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。塩分の過剰摂取を避けるため、摂取目安量を超えての摂取はお控えください。 降圧薬を服用している方は、医師、薬剤師に相談してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
当該食品は以下の工場で製造している。ハナマルキ株式会社大利根工場:ISO22000の認証を受けており、それに基づき工場全体の衛生管理を行っている。 有限会社大泉食品:ISO22000の認証を受けており、それに基づき工場全体の衛生管理を行っている。有限会社サンキ、有限会社大晃産業:各種認証は有していないが、ハナマルキ株式会社が指導を行い、ISO22000に則った管理を実施している。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【標題】GABA摂取による睡眠の質改善機能に関する研究レビュー 【目的】健康な成人男女がGABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品(プラセボ)を摂取した場合で、日常生活における睡眠の質(眠りの深さ)に対する効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。 【背景】ストレスは、ヒトの睡眠に様々な影響を及ぼすことが知られている。主観的ストレス、緊張感や不安が多い人に睡眠問題の有症率が高く、ストレスが高いことやストレスにうまく対処できないことは不眠症のリスクを高めてしまう。一時的および日常的なストレスを緩和することは、睡眠に関する諸問題の解決に有効であると考えられる。GABA摂取により、精神的ストレスがかかる作業における一時的な疲労感を軽減することや、睡眠の質を改善することが報告されている。 本研究レビューでは、GABA摂取による日常生活における睡眠の質(眠りの深さ)を改善する効果について、網羅的に検索し、機能性について検討した。なお、睡眠の質(眠りの深さ)の評価方法として、当該分野において学術的に広くコンセンサスが得られている客観的評価法(脳波計)を用いている文献のみを採用した。 【レビュー対象とした研究の特性】英語、日本語の医学論文データベースを検索し、精査をした結果、健康な成人男女を対象とし、GABA摂取時とプラセボ摂取時を比較した試験デザインであり、脳波(ノンレム睡眠時間)を評価している文献として、2報を採用し評価した。 【主な結果】健康な成人男女に対するGABA摂取(100 mg/日)の効果として、採用文献2報で、深い睡眠時間の有意な増加(p<0.05)を示している。また1報では、ストレス状況や疲労感の違いによる層別解析を実施した場合に、一時的な疲労感やストレスをより強く感じている人のノンレム睡眠ステージ3(最も深い眠り)の時間が、GABA摂取時はプラセボ摂取時と比較して有意に増加した。被験者はいずれも健常な範囲の人であることから、GABAは、健康な成人男女において、睡眠の質(眠りの深さ)を向上させる機能を発揮すると評価した。 【科学的根拠の質】論文のバイアスリスクの評価では、採用論文は低度であった。調査対象とした論文は査読を実施したRCT論文で、客観的評価指標である脳波であるため、科学的根拠の質は高いと考えられる。本レビューの限界として、論文数が少ないこと、バイアスリスクが完全に否定できなかったことが挙げられる。 【標題】GABA摂取による睡眠後の目覚めの質に関する研究レビュー 【目的】日常生活における睡眠後の目覚めに対するGABA摂取の機能性を検証することを目的とした。 【背景】日常生活において、現代人は様々な場面で精神的・身体的負荷を受けており、その程度は増加傾向にある。その負荷自体については、精神的ならびに身体的に関わらず十分な休息がとれていれば問題にならない。しかしながら、実際には十分な休息が得られず、継続して負荷を受けることはしばしば起こる。このような状況は、睡眠中の質低下につながり、睡眠直後の目覚めの悪さに繋がると考えられる。一日の始まりとも言える目覚めが悪いと、その日の社会生活(仕事や家事など)へのモチベーションに大きく影響することが懸念される。 本研究レビューでは、GABA摂取による日常生活における目覚めの質に対する効果について、網羅的に検索し、機能性について検討した。なお、目覚めの質の評価方法として、当該分野において学術的に広くコンセンサスが得られているVAS【feeling upon awakening】を用いている文献のみを採用した。 【レビュー対象とした研究の特性】英語、日本語の医学論文データベースを検索し、精査をした結果、健康な成人男女を対象とし、GABA摂取時とプラセボ摂取時を比較した試験デザインであり、VAS【feeling upon awakening】を評価している文献として、1報を採用し評価した。 【主な結果】睡眠の質がやや低い健康な成人男女に対して、GABA(100 mg)を含むカプセルまたはプラセボを1週間摂取させる試験を実施した。その結果、VASによる目覚めの良さの評価において、プラセボ摂取群と比較して、GABA摂取群で有意(統計学上、偶然ではなく意味のある)な改善が認められた。なお、採用文献は日本人を対象とした試験であり、日本人への外挿性に問題は無いと判断した。 【科学的根拠の質】論文のバイアスリスクの評価では、採用論文は低度であった。本レビューの限界として、論文数が少ないこと、バイアスリスクが完全に否定できなかったことが挙げられる。 |
2021年5月13日木曜日
ヴァームスマートフィット顆粒30袋(株式会社明治)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社明治の機能性表示食品,ヴァームスマートフィット顆粒30袋のエビデンス(科学的根拠) |
株式会社明治が消費者庁に届出た機能性表示食品【ヴァームスマートフィット顆粒30袋】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社明治 |
【届出番号】 |
G1 |
【届出日】 |
2021/04/16 |
【届出者名】 |
株式会社明治 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
ヴァームスマートフィット顆粒30袋 |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には3種類のアミノ酸から構成されるアラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物が含まれます。 アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物は、身体活動との併用によりBMIが高めの方の脂肪の代謝(脂肪の分解と消費する力)をさらに上げ、体脂肪をより減らす機能があることが報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
BMIが高めの方 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
当該製品の機能性関与成分は3種類のアミノ酸混合物(アラニン、アルギニン、フェニルアラニンの1:1:2混合物)であり、当該製品の1日の摂取目安量(3.3g/袋)中の各アミノ酸量はアラニン 375 mg、アルギニン 375 mg、フェニルアラニン 750 mgである。 一方、当該製品と同じ機能性関与成分(アラニン、アルギニン、フェニルアラニンの1:1:2混合物)を1日当たりの摂取目安量(500 ml/本)中、当該製品と同量(アラニン 375 mg、アルギニン 375 mg、フェニルアラニン 750 mg)含む、特定保健用食品申請中である清涼飲料水「ヴァームスマートフィットウォーター」について、内閣府 食品安全委員会にて食品健康影響評価が実施され、特定保健用食品評価書が作成されている。当該評価書の「Ⅱ. 安全性に係る試験等の概要」では、食経験の他、細菌やほ乳類細胞を用いた試験、ラットを用いた試験や、ヒト試験の概要と結果、および糖尿病や腎機能への影響に関する考察が記述されている。当社において、当該内容を確認した結果、安全性に問題はないと評価された。また、内閣府 食品安全委員会においても、「ヴァームスマートフィットウォーター」については、提出された資料に基づく限りにおいて安全性に問題はないと判断している。 「ヴァームスマートフィットウォーター」の評価では飲料の形態・性状である清涼飲料水を評価対象としている。一方、当該製品は顆粒の形態であるものの、機能性関与成分の消化・吸収過程に大きな違いはなく、食品性状の違いが安全性に与える影響もほとんどないと考えられる。 また、当該製品は顆粒であり形態がサプリメント形状の加工食品であるため、一日当たりの摂取目安量に含まれる各アミノ酸の5倍量までの摂取における健康被害情報を公的機関データベースで調べた。その結果、いずれのアミノ酸についても健康被害情報の記載はなかった。 したがって、当該製品について、「ヴァームスマートフィットウォーター」の評価に用いられた資料の内容に基づく限りにおいて、さらに当該製品の一日当たりの摂取目安量の5倍量までの摂取に関する今回の健康被害情報の調査において、安全性に問題はないと判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 体質や体調によっては、飲みすぎるとお腹が緩くなることがあります。 一日の摂取目安量を守ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
FSSC22000の認証を取得した工場にてHACCPシステムに則った生産・製造及び品質管理を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
1.標題 機能性関与成分である「アラニン:アルギニン:フェニルアラニンの1:1:2重量比混合物(以下、アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物)」の摂取と身体活動量増加との併用による、体脂肪を減らす機能に関する研究レビュー 2.目的 疾病に罹患していない成人を対象とし、アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物摂取と身体活動増加(以下、1,000歩程度の歩数増加)との併用に、体脂肪を減らす作用があるかどうかを検証することを目的とした。 3.背景 運動時の脂肪分解を促進するアミノ酸として、アルギニンやフェニルアラニンについての研究報告がある。しかし、これらの混合物や当該製品の関与成分(アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物)の摂取と、1,000歩程度の歩数増加を併用したヒトを対象とした報告は少なく、体脂肪が減少するかどうかについて総合的に評価したレビューは行われていない。 4.レビュー対象とした研究の特性 複数(PubMedおよびJDreamⅢ)の研究論文のデータベースを用い、各データベースに情報が搭載されてから検索日(2019年1月)までの期間に公表された論文を収集した。基準に見合った論文は2報あり、全て科学的質が高いとされる研究方法(ランダム化比較試験)であった。 5.主な結果 採用された2報はいずれもBMIが25.0 kg/m2以上30.0kg/m2未満の成人男女を対象とした。このうち1報は、アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物含有飲料の継続摂取と1,000歩程度の歩数増加を併用することで、摂取12週間後の体脂肪が減少するかをプラセボ飲料と比較して検討した。結果、アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物を含む飲料を摂取した群では体脂肪が減少するものの、明確な差は見られなかった。しかし、この研究は各群の被験者数が8~9名と少なく、次試験での有効用量を推定するための予備的研究であることが明記されている。もう1報は、その予備的研究を受けた本試験(各群100名)であり、アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物を含む飲料を摂取した群において、体脂肪が明らかに減少することが確認された。また、2報ともに、アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物の摂取による副作用などの健康被害の報告はない。 6.科学的根拠の質 2報とも日本人を対象とし、対象者の年齢や性別比がほぼ同様であり、信頼性の高い研究方法(ランダム化二重盲検)での比較がなされていたことから、研究の妥当性は高いと考えた。研究の限界としては、対象者のBMIが25.0 kg/m2以上30.0kg/m2未満に限定されることが挙げられる。また、採用論文が2報に限定され、うち1報では被験者が少人数であったことから、今後の研究に注視することが必要と考える。 現時点では、疾病に罹患していない成人において、アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物の摂取は安全であり、かつ、1,000歩程度の歩数増加との併用で、体脂肪を減少させる可能性があると考えられた。 |
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