2019年5月11日土曜日

森の恵みギャバ大根漬(株式会社もり)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社もりが消費者庁に届出た機能性表示食品【「森の恵み」GABA(ギャバ)大根漬】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D638
【届出日】
2019/03/16
【届出者名】
株式会社もり
楽天市場
株式会社もりの商品一覧
【商品名】
「森の恵み」GABA(ギャバ)大根漬
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
γ-アミノ酪酸(GABA)
楽天市場
γ-アミノ酪酸(GABA)を含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはγ-アミノ酪酸(GABA)が含まれています。GABAには血圧が高めな方に適した機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
血圧が高めな成人日本人。ただし、疾病に罹患しているもの、妊産婦および授乳婦を除く。
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
①最近、「ぬか漬」が血圧降下作用のあるγ-アミノ酪酸(GABA)(以下GABAと略す)を多量に含有していることを発見した。米ぬかに含まれているグルタミン酸より、その発酵過程で生成される機能性関与成分である。その発酵床を100年以上も代々継承している家庭があるほど「ぬか漬」は長い食経験のある安全な食品である。また、1962年から今日まで、季節野菜「ぬか漬」の店頭対面販売を行なった実績があるが、「ぬか漬」に起因すると考えられる重篤な健康被害の報告は無い。関与成分GABAを含む特定保健用食品も販売されている。これらの食品は、長期摂取試験や過剰摂取試験の実施報告があり、ヒトに対する安全性が確認されている。更に、ヒトを対象としたGABA含有食品の経口投与による長期摂取、過剰摂取、安全性確認試験を実施した文献24報を選定し評価した結果、既存情報からもヒトに対する安全性が確認された。
GABAは、非タンパク質性アミノ酸であり、化学的に安定な物質である。他のアミノ酸と同様に速やかに吸収されるため、食品性状によってGABAの吸収速度は影響されないと考えられる。従って、各試験で得られた安全性の情報は、当該届出商品における機能性関与成分の安全性と同等に扱うことができる。以上の情報により、本品の安全性に問題ないと評価した。
②高血圧治療ガイドライン2004において食塩摂取量は6 g/日未満が推奨されている。当該届出商品には10 g 当りGABA 20 mg, 食塩0.25 g程度含まれているが、これは塩分の一日摂取量の中で考えるとわずかな量である。GABAの有効量を摂取するためには当該届出商品10 g/日で充分であり、節度ある食生活を送る限り、食塩の影響は安全性上の問題には成りえないと考える。
【摂取する上での注意事項】
①医薬品との相互作用:降圧薬や降圧作用を有するハーブとの併用により、低血圧を起こす可能性がある。
被害事例として、高血圧症で活性型ビタミンD3製剤、カルシウム拮抗薬、抗血小板薬を服用していた68歳男性(日本)が、GABA含有乳酸菌飲料を1日1本(GABA 10 mg含有)摂取し(摂取期間は不明)、薬物性肝障害と診断され、摂取中止により回復したという報告がある。降圧剤を服用している方は医師、薬剤師に相談する必要がある。
②食塩の過剰摂取:当該届出商品には10 g当りGABA 20 mg, 食塩相当量0.25 g程度含まれている。高血圧治療ガイドラインに沿って、食塩の摂りすぎにならないよう過剰摂取に注意が必要である。
これらのことを踏まえ、「摂取する上での注意事項」として、以下の文章を機能性表示食品ラベルの裏面に記載した。
 本品は食塩を含んでいます。一日摂取目安量を守り、塩分の摂り過ぎを避けるため、普段ご利用のぬか漬と置き換えてお召し上がりください。本品の賞味期限は10日間です。冷蔵保存(10℃以下)し、開封後は、そのことをご留意の上、適切にお召し上がりください。本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また、降圧剤を服用している方は、医師、薬剤師にご相談ください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
製造者は、GMP, HACCP, ISO22000, FSSC 22000などの認証を受けていないが、京都市の京(みやこ)・食の安全衛生管理認証制度の認証を受け、京都市が定めた衛生管理基準をクリアしていると認められた施設で製造販売している。製造者:株式会社もり[認証番号] 0092, [認証機関] 京都市, [認証取得年月日] 平成24年8月21日
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(ア)標題:「森の恵み」GABA(ギャバ)大根漬の機能性関与成分GABAによる血圧降下に関する研究レビュー
(イ)目的:血圧が高めな健康成人(正常高値血圧者を含む)が、GABAを含む食品を摂取すると、血圧が下がるのか評価する。
(ウ)背景: GABAは、血圧が気になる方のための特定保健用食品の関与成分として利用されている。しかし、その有効性を総合的に評価した報告が無いことより、当該研究レビューでGABAによる血圧降下の検証を行った。
(エ)レビュー対象とした研究の特性:論文検索は2016年10月18日に、検索日までの全ての期間を対象に行った。複数の研究論文データベースから検索した14報は、いずれも日本人健康成人[正常高値血圧者(収縮期血圧が 130~139 mmHgかつ/または拡張期血圧が 85~89 mmHg)を含む)]と, 参考までに調査したI度高血圧者(軽症高血圧者:収縮期血圧が 140~159 mmHgかつ/または拡張期血圧が 90~99 mmHg)を対象とした並行群間試験であった。GABAの1日あたりの摂取量は10~120 mgであり、食品形態は緑茶などの飲料物、発酵乳、タブレット等、多岐に亘っていた。摂取期間は8~16週間であった。
(オ)主な結果:14報のうち、正常高値血圧者層での結果が示されていたのは10報(うち1報で3種の用量を用いていたので12試験と数えた)であり、対照食と比較して、12試験中10試験で収縮期血圧(SBP)の有意な低下が見られ、12試験中9試験で拡張期血圧(DBP)の有意な低下が見られた。用量依存性は、このレビュー範囲内での見られなかった。参考データとした軽症高血圧者層での解析や、両方の層を合わせた全体解析においても、同様の一貫した結果が得られた。尚、正常血圧者の血圧に影響を与えないことは、後藤泰信らの論文(東方医学、22, 1-10 (2007))や、GABAを配合した特定保健用食品において既に報告されている。GABAの血圧降下効果に用量依存性が見られなかったこと、正常高値血圧者層に対して12.3 mg~80 mg/日で血圧降下作用が見られたことを考慮し、有効摂取量は12.3 mg~80 mg/日と判断した。
当該研究レビューの結果、血圧が高めな健康成人がGABAを一日当り12.3 mg~80 mgを摂取すると、血圧を有意に下げる効果のあることが分かった。最終製品に含まれるGABAは10 g 当り20 mgであるため、一日10 g 食べるとその摂取量は 20 mgとなり、表示したい機能性について充分な効果を表すと考えられた。
(カ)科学的根拠の質:存在するすべての論文を検索できたという保証はなく、出版バイアスの存在を完全に否定することはできないという課題と、研究のデザイン(摂取量・介入期間など)が異なることからメタアナリシスは実施しておらず、定量的な評価はできていないという課題が残るが、全ての研究で一貫して血圧低下作用が認められたことから、科学的根拠の質は担保されたと考えられる。今回の高い一貫性を考えると、今後の研究によって結論が覆される可能性は少ないと考えられるが、今後も継続的に調査行い考察を更新していく必要がある。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

タブレット(株式会社東洋新薬)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社東洋新薬が消費者庁に届出た機能性表示食品【タブレット】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D637
【届出日】
2019/03/15
【届出者名】
株式会社東洋新薬
楽天市場
株式会社東洋新薬の商品一覧
【商品名】
タブレット
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)
楽天市場
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)を含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常成人で、肥満気味な方
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
葛の花は、香港等において1950年代からお茶として飲用されてきた。

2.既存情報の調査
本品の機能性関与成分を含む原材料「葛の花抽出物」を本品と同程度以上配合する特定保健用食品において、食品安全委員会により安全性に問題はないと判断されている。
なお、葛の花由来イソフラボンの一種であるテクトリゲニンは、弱いながらも、女性ホルモンと同じ働き(以下、エストロゲン様作用という)を有し、弱い変異原性(突然変異を引き起こす性質)を持つことが報告されている。
また、本品の機能性関与成分を含む原材料「葛の花抽出物」について、以下の安全性試験が実施されている。
1)急性毒性及び亜慢性毒性の評価
急性毒性試験、亜慢性毒性試験を行った結果、葛の花抽出物の投与による異常は認められなかった。
2)遺伝毒性の評価
細菌、ほ乳類培養細胞及びげっ歯類を用いた変異原性試験を行った結果、葛の花抽出物は生体内では遺伝毒性を示さないと考えられた。
3)エストロゲン様作用の評価
葛の花抽出物及びテクトリゲニンのエストロゲン様作用を評価した結果、葛の花抽出物は生体内でエストロゲン様作用を発揮しないと考えられた。
4)ヒト安全性試験
ヒトを対象とした12週間の長期摂取試験及び4週間の過剰摂取試験を行った結果、葛の花抽出物の摂取に起因する有害事象の発現は認められなかった。

3.医薬品との相互作用
データベース及び文献調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

4.まとめ
以上より、本品の機能性関与成分「葛の花由来イソフラボン」を含む原材料である「葛の花抽出物」は、安全性に懸念はないと考えられた。なお、葛の花抽出物以外の原材料は、本品の配合量においては安全性に問題ないと考えられるため、適切に摂取する上で安全性に懸念はないと考えられる。
【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また、妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。[製造所1]株式会社東洋新薬 鳥栖工場●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)●ISO22000:認証取得
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

1.標題
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)摂取が腹部脂肪、体重、胴囲に及ぼす影響

2.目的
健常成人において、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)を摂取すると、プラセボ(偽薬)摂取時と比較して、腹部脂肪面積、体重、胴囲が減少するか検証することを目的とした。

3.背景
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させるとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、システマティックレビューを実施した。

4.レビュー対象とした研究の特性
健常成人(特定保健用食品用の試験方法に準じ、肥満Ⅰ度(BMIが25以上30未満)の者を含む)における葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が腹部脂肪面積、体重、胴囲に及ぼす影響に関する研究(日本語、英語問わない)を検索対象とした。内容を精査し、5研究を評価対象とした。なお、5研究は、全て日本で実施された信頼性の高いヒト試験であった。著者として葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の関連者(製造又は販売を行う企業社員等)が含まれており、利益相反の問題が認められた。
 
5.主な結果
5研究における対象者は30~130例で、摂取期間は4~12週、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の一日摂取量は主として22.0~42.0 mgであった。
メタアナリシスを実施した結果、問題となるような出版バイアス(※)は認められず、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。また、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の摂取による、副作用等の健康被害はなかった。なお、肥満症に罹患していないと明確に判断できる者のみの解析結果においても、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。
※出版バイアス:肯定的な研究結果がそうでない研究結果に比べて出版されやすいために起こる結果の偏りのこと。メタアナリシスによって視覚化、検出できる。

6.科学的根拠の質
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)は、主として22.0~42.0 mg/日の摂取により、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させることが示唆された。
但し、本研究における限界として、多くの研究で研究計画は事前登録されておらず、利益相反の問題も存在するため、バイアスの混入は否定できない。また、12週間以上摂取した場合の影響は不明である。安全性については、別の切り口の評価が必要である。
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葛花粒(株式会社東洋新薬)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社東洋新薬が消費者庁に届出た機能性表示食品【葛花粒】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



【届出番号】
D636
【届出日】
2019/03/15
【届出者名】
株式会社東洋新薬
楽天市場
株式会社東洋新薬の商品一覧
【商品名】
葛花粒
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)
楽天市場
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)を含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常成人で、肥満気味な方
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
葛の花は、香港等において1950年代からお茶として飲用されてきた。

2.既存情報の調査
本品の機能性関与成分を含む原材料「葛の花抽出物」を本品と同程度以上配合する特定保健用食品において、食品安全委員会により安全性に問題はないと判断されている。
なお、葛の花由来イソフラボンの一種であるテクトリゲニンは、弱いながらも、女性ホルモンと同じ働き(以下、エストロゲン様作用という)を有し、弱い変異原性(突然変異を引き起こす性質)を持つことが報告されている。
また、本品の機能性関与成分を含む原材料「葛の花抽出物」について、以下の安全性試験が実施されている。
1)急性毒性及び亜慢性毒性の評価
急性毒性試験、亜慢性毒性試験を行った結果、葛の花抽出物の投与による異常は認められなかった。
2)遺伝毒性の評価
細菌、ほ乳類培養細胞及びげっ歯類を用いた変異原性試験を行った結果、葛の花抽出物は生体内では遺伝毒性を示さないと考えられた。
3)エストロゲン様作用の評価
葛の花抽出物及びテクトリゲニンのエストロゲン様作用を評価した結果、葛の花抽出物は生体内でエストロゲン様作用を発揮しないと考えられた。
4)ヒト安全性試験
ヒトを対象とした12週間の長期摂取試験及び4週間の過剰摂取試験を行った結果、葛の花抽出物の摂取に起因する有害事象の発現は認められなかった。

3.医薬品との相互作用
データベース及び文献調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

4.まとめ
以上より、本品の機能性関与成分「葛の花由来イソフラボン」を含む原材料である「葛の花抽出物」は、安全性に懸念はないと考えられた。なお、葛の花抽出物以外の原材料は、本品の配合量においては安全性に問題ないと考えられるため、適切に摂取する上で安全性に懸念はないと考えられる。
【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また、妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。[製造所1]株式会社東洋新薬 鳥栖工場●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)●ISO22000:認証取得
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

1.標題
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)摂取が腹部脂肪、体重、胴囲に及ぼす影響

2.目的
健常成人において、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)を摂取すると、プラセボ(偽薬)摂取時と比較して、腹部脂肪面積、体重、胴囲が減少するか検証することを目的とした。

3.背景
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させるとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、システマティックレビューを実施した。

4.レビュー対象とした研究の特性
健常成人(特定保健用食品用の試験方法に準じ、肥満Ⅰ度(BMIが25以上30未満)の者を含む)における葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が腹部脂肪面積、体重、胴囲に及ぼす影響に関する研究(日本語、英語問わない)を検索対象とした。内容を精査し、5研究を評価対象とした。なお、5研究は、全て日本で実施された信頼性の高いヒト試験であった。著者として葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の関連者(製造又は販売を行う企業社員等)が含まれており、利益相反の問題が認められた。
 
5.主な結果
5研究における対象者は30~130例で、摂取期間は4~12週、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の一日摂取量は主として22.0~42.0 mgであった。
メタアナリシスを実施した結果、問題となるような出版バイアス(※)は認められず、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。また、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の摂取による、副作用等の健康被害はなかった。なお、肥満症に罹患していないと明確に判断できる者のみの解析結果においても、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。
※出版バイアス:肯定的な研究結果がそうでない研究結果に比べて出版されやすいために起こる結果の偏りのこと。メタアナリシスによって視覚化、検出できる。

6.科学的根拠の質
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)は、主として22.0~42.0 mg/日の摂取により、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させることが示唆された。
但し、本研究における限界として、多くの研究で研究計画は事前登録されておらず、利益相反の問題も存在するため、バイアスの混入は否定できない。また、12週間以上摂取した場合の影響は不明である。安全性については、別の切り口の評価が必要である。
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平成30年度一覧
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葛の花粒(株式会社東洋新薬)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社東洋新薬が消費者庁に届出た機能性表示食品【葛の花粒】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D635
【届出日】
2019/03/15
【届出者名】
株式会社東洋新薬
楽天市場
株式会社東洋新薬の商品一覧
【商品名】
葛の花粒
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)
楽天市場
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)を含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常成人で、肥満気味な方
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
葛の花は、香港等において1950年代からお茶として飲用されてきた。

2.既存情報の調査
本品の機能性関与成分を含む原材料「葛の花抽出物」を本品と同程度以上配合する特定保健用食品において、食品安全委員会により安全性に問題はないと判断されている。
なお、葛の花由来イソフラボンの一種であるテクトリゲニンは、弱いながらも、女性ホルモンと同じ働き(以下、エストロゲン様作用という)を有し、弱い変異原性(突然変異を引き起こす性質)を持つことが報告されている。
また、本品の機能性関与成分を含む原材料「葛の花抽出物」について、以下の安全性試験が実施されている。
1)急性毒性及び亜慢性毒性の評価
急性毒性試験、亜慢性毒性試験を行った結果、葛の花抽出物の投与による異常は認められなかった。
2)遺伝毒性の評価
細菌、ほ乳類培養細胞及びげっ歯類を用いた変異原性試験を行った結果、葛の花抽出物は生体内では遺伝毒性を示さないと考えられた。
3)エストロゲン様作用の評価
葛の花抽出物及びテクトリゲニンのエストロゲン様作用を評価した結果、葛の花抽出物は生体内でエストロゲン様作用を発揮しないと考えられた。
4)ヒト安全性試験
ヒトを対象とした12週間の長期摂取試験及び4週間の過剰摂取試験を行った結果、葛の花抽出物の摂取に起因する有害事象の発現は認められなかった。

3.医薬品との相互作用
データベース及び文献調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

4.まとめ
以上より、本品の機能性関与成分「葛の花由来イソフラボン」を含む原材料である「葛の花抽出物」は、安全性に懸念はないと考えられた。なお、葛の花抽出物以外の原材料は、本品の配合量においては安全性に問題ないと考えられるため、適切に摂取する上で安全性に懸念はないと考えられる。
【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また、妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。[製造所1]株式会社東洋新薬 鳥栖工場●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)●ISO22000:認証取得
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

1.標題
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)摂取が腹部脂肪、体重、胴囲に及ぼす影響

2.目的
健常成人において、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)を摂取すると、プラセボ(偽薬)摂取時と比較して、腹部脂肪面積、体重、胴囲が減少するか検証することを目的とした。

3.背景
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させるとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、システマティックレビューを実施した。

4.レビュー対象とした研究の特性
健常成人(特定保健用食品用の試験方法に準じ、肥満Ⅰ度(BMIが25以上30未満)の者を含む)における葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が腹部脂肪面積、体重、胴囲に及ぼす影響に関する研究(日本語、英語問わない)を検索対象とした。内容を精査し、5研究を評価対象とした。なお、5研究は、全て日本で実施された信頼性の高いヒト試験であった。著者として葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の関連者(製造又は販売を行う企業社員等)が含まれており、利益相反の問題が認められた。
 
5.主な結果
5研究における対象者は30~130例で、摂取期間は4~12週、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の一日摂取量は主として22.0~42.0 mgであった。
メタアナリシスを実施した結果、問題となるような出版バイアス(※)は認められず、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。また、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の摂取による、副作用等の健康被害はなかった。なお、肥満症に罹患していないと明確に判断できる者のみの解析結果においても、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。
※出版バイアス:肯定的な研究結果がそうでない研究結果に比べて出版されやすいために起こる結果の偏りのこと。メタアナリシスによって視覚化、検出できる。

6.科学的根拠の質
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)は、主として22.0~42.0 mg/日の摂取により、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させることが示唆された。
但し、本研究における限界として、多くの研究で研究計画は事前登録されておらず、利益相反の問題も存在するため、バイアスの混入は否定できない。また、12週間以上摂取した場合の影響は不明である。安全性については、別の切り口の評価が必要である。
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平成27年度届出
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葛タブレット(株式会社東洋新薬)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社東洋新薬が消費者庁に届出た機能性表示食品【葛タブレット】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D634
【届出日】
2019/03/15
【届出者名】
株式会社東洋新薬
楽天市場
株式会社東洋新薬の商品一覧
【商品名】
葛タブレット
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)
楽天市場
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)を含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常成人で、肥満気味な方
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
葛の花は、香港等において1950年代からお茶として飲用されてきた。

2.既存情報の調査
本品の機能性関与成分を含む原材料「葛の花抽出物」を本品と同程度以上配合する特定保健用食品において、食品安全委員会により安全性に問題はないと判断されている。
なお、葛の花由来イソフラボンの一種であるテクトリゲニンは、弱いながらも、女性ホルモンと同じ働き(以下、エストロゲン様作用という)を有し、弱い変異原性(突然変異を引き起こす性質)を持つことが報告されている。
また、本品の機能性関与成分を含む原材料「葛の花抽出物」について、以下の安全性試験が実施されている。
1)急性毒性及び亜慢性毒性の評価
急性毒性試験、亜慢性毒性試験を行った結果、葛の花抽出物の投与による異常は認められなかった。
2)遺伝毒性の評価
細菌、ほ乳類培養細胞及びげっ歯類を用いた変異原性試験を行った結果、葛の花抽出物は生体内では遺伝毒性を示さないと考えられた。
3)エストロゲン様作用の評価
葛の花抽出物及びテクトリゲニンのエストロゲン様作用を評価した結果、葛の花抽出物は生体内でエストロゲン様作用を発揮しないと考えられた。
4)ヒト安全性試験
ヒトを対象とした12週間の長期摂取試験及び4週間の過剰摂取試験を行った結果、葛の花抽出物の摂取に起因する有害事象の発現は認められなかった。

3.医薬品との相互作用
データベース及び文献調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

4.まとめ
以上より、本品の機能性関与成分「葛の花由来イソフラボン」を含む原材料である「葛の花抽出物」は、安全性に懸念はないと考えられた。なお、葛の花抽出物以外の原材料は、本品の配合量においては安全性に問題ないと考えられるため、適切に摂取する上で安全性に懸念はないと考えられる。
【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また、妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。[製造所1]株式会社東洋新薬 鳥栖工場●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)●ISO22000:認証取得
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

1.標題
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)摂取が腹部脂肪、体重、胴囲に及ぼす影響

2.目的
健常成人において、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)を摂取すると、プラセボ(偽薬)摂取時と比較して、腹部脂肪面積、体重、胴囲が減少するか検証することを目的とした。

3.背景
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させるとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、システマティックレビューを実施した。

4.レビュー対象とした研究の特性
健常成人(特定保健用食品用の試験方法に準じ、肥満Ⅰ度(BMIが25以上30未満)の者を含む)における葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が腹部脂肪面積、体重、胴囲に及ぼす影響に関する研究(日本語、英語問わない)を検索対象とした。内容を精査し、5研究を評価対象とした。なお、5研究は、全て日本で実施された信頼性の高いヒト試験であった。著者として葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の関連者(製造又は販売を行う企業社員等)が含まれており、利益相反の問題が認められた。

5.主な結果
5研究における対象者は30~130例で、摂取期間は4~12週、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の一日摂取量は主として22.0~42.0 mgであった。
メタアナリシスを実施した結果、問題となるような出版バイアス(※)は認められず、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。また、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の摂取による、副作用等の健康被害はなかった。なお、肥満症に罹患していないと明確に判断できる者のみの解析結果においても、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。
※出版バイアス:肯定的な研究結果がそうでない研究結果に比べて出版されやすいために起こる結果の偏りのこと。メタアナリシスによって視覚化、検出できる。

6.科学的根拠の質
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)は、主として22.0~42.0 mg/日の摂取により、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させることが示唆された。
但し、本研究における限界として、多くの研究で研究計画は事前登録されておらず、利益相反の問題も存在するため、バイアスの混入は否定できない。また、12週間以上摂取した場合の影響は不明である。安全性については、別の切り口の評価が必要である。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
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HMBシニア(株式会社つうはん本舗)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社つうはん本舗が消費者庁に届出た機能性表示食品【HMBシニア(エイチエムビーシニア)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D633
【届出日】
2019/03/15
【届出者名】
株式会社つうはん本舗
楽天市場
株式会社つうはん本舗の商品一覧
【商品名】
HMBシニア(エイチエムビーシニア)
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)
楽天市場
カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)を含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)が含まれます。カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)は、筋肉の維持に働きかけ、運動との併用で、自立した日常生活を送る上で必要な筋力(立つ・歩くなどの日常の動作に必要な筋力)の維持・低下抑制に役立つ機能が報告されています。
【想定する主な対象者】
スポーツ選手やトレーニングされた者を除いた健康な中高年(自立した日常生活を送る上で必要な筋力が気になる方)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
①喫食実績による食経験の評価
 当該届出商品は、機能性関与成分であるカルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)【以下、「HMBカルシウム」と記載】を一日摂取目安量当たり1.5g含有する食品です。原料メーカーの実績によると当該届出商品と類似する食品の2012年8月~2017年7月の5年間における販売量はHMBカルシウム換算で約15t(約8,100,000食に相当、30日分換算で約270,000個に相当)でした。これらの類似する食品は年齢や性別を問わず全国規模にて販売されていますが、これまでに重篤な健康被害の報告は受けていません。

②既存情報による安全性試験の評価
 研究者等が調査・作成したデータベースにおいて機能性関与成分のHMBカルシウムは、一日3g以下の使用については安全と考えられる旨の記載があります。なお、データベースを用いた調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はありませんでした。

 以上のことから、当該届出商品は摂取目安量を守り適切に摂取する場合、安全性に関し問題はないと判断しました。但し、本品にはカルシウムが含まれることから、多量摂取によるカルシウムの過剰摂取にならないよう注意が必要です。
【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
本品にはカルシウムが含まれます。カルシウムの過剰摂取にならないよう注意してください。一日摂取目安量を守ってください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
[製造所:アピ株式会社 池田工場 製造所固有記号TH1] 国内GMP認定工場(承認書発行者:公益財団法人日本健康・栄養食品協会)[製造所:アピ株式会社 ネクストステージ工場 製造所固有記号TH2] 国内GMP認定工場(承認書発行者:公益財団法人日本健康・栄養食品協会)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)【以下、「HMBカルシウム」と記載】による筋肉や筋力に関する研究レビュー

目的:スポーツ選手やトレーニングされた者を除いた健康な者に、HMBカルシウムを摂取させると、摂取しない場合または摂取前に比べて、筋肉や筋力が増加したり、低下が抑制されて維持したりするかの検証を目的としました。

背景:自立した日常生活を送り続ける上で、心身機能の維持及び向上は不可欠であり、筋肉や筋力は重要な要素の一つです。HMBカルシウムは、複数の文献で筋肉や筋力に関する効果が報告されていますが、効果を総合的に評価した研究レビューはありませんでした。

レビュー対象とした研究の特性:文献データベースを用いて、上記の目的に関連する論文を検索しました (検索日 2018年9月23日、2018年9月27日)。またハンドサーチを実施しました(検索日2018年9月27日)。最終的に6 報のランダム化比較試験の論文を採択しました。本研究レビュー実施にあたっての利益相反はありません。

主な結果:HMBカルシウムの摂取は、筋肉の維持に働きかけ、運動との併用で、自立した日常生活を送る上で必要な筋力(立つ・歩くなどの日常の動作に必要な筋力)の維持・低下抑制に役立つことが示唆されました。なお、評価対象とした文献における一日当たりのHMBカルシウムの摂取量は1.5~6gであり、重篤な副作用はみられませんでした。

科学的根拠の質:研究の限界としてはスポーツ選手やトレーニングされた者、及び日本人を対象とした報告が含まれていないことが挙げられます。採択した文献にスポーツ選手やトレーニングされた者を対象とした試験は含まれていませんでしたので、トレーニング等で鍛えられた方への有効性は不明です。なお、採択した論文はいずれも海外での研究でしたが、日本人やアジアで行われた研究においても同様の結果が報告されていることから、日本人においても同様の機能が期待できると考えられます。
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ウインナーのポトフスープの素(株式会社ダイショー)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社ダイショーが消費者庁に届出た機能性表示食品【ウインナーのポトフスープの素】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D632
【届出日】
2019/03/15
【届出者名】
株式会社ダイショー
楽天市場
株式会社ダイショーの商品一覧
【商品名】
ウインナーのポトフスープの素
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維)
楽天市場
難消化性デキストリン(食物繊維)を含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事から摂取した脂肪の吸収や糖分の吸収を抑え、食後の中性脂肪や血糖値の上昇を穏やかにする機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
食後の血中中性脂肪が気になる健常成人、食後の血糖値が気になる健常成人
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品は、容器包装詰加圧加熱殺菌食品に適合するレトルトパウチ食品であり、原料として難消化性デキストリンを配合することで、1日当たりの摂取目安量1日1回1人前(本品150g)中に難消化性デキストリン(食物繊維として)5 gを含む加工食品です。当社では、レトルトパウチ食品を27年以上製造・販売しており、この間に当社ではレトルトパウチ食品に起因する重篤な健康被害の報告は無く、十分な食経験に裏付けられた安全な食品であると言えます。
難消化性デキストリンはトウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維であるため、原料としては食経験があると考えられ、また、重篤な有害事例は報告されていません。
難消化性デキストリンは特定保健用食品の関与成分として国内で多数使用されており、消費者庁HPからの情報では2018年11月時点で難消化性デキストリンを関与成分とする388品目が許可取得しています。これは特定保健用食品全体の約36%に相当します。許可品目の食品形態は清涼飲料水、即席みそ汁(スープ)、米菓、ソーセージ、粉末、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パン、米飯、豆腐など多様な食品形態があります。また、医薬品との相互作用も報告されていません。
特定保健用食品の関与成分である難消化性デキストリンはすべて松谷化学工業㈱社製であり、当該届出食品の関与成分と同一です。
以上より、本品の摂取は1日摂取目安量を適切に摂取して頂く範囲において健康を害する恐れはなく、十分に安全な食品であると考えています。
【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したりより健康が増進するものではありません。摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。1日の摂取目安量にてお召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当社が保有する製造工場は4ヶ所あり、届出食品製造施設含む全ての工場でFSSC22000を認証取得済み。平成25年7月届出食品製造施設である九州工場においてFSSC22000認証取得、平成26年6月には届出食品製造施設である関東工場においてFSSC22000認証取得、平成28年7月福岡工場・福岡第二工場においてFSSC22000認証取得。全ての工場はFSSC22000の要求事項に基づき食品安全を考慮した品質保証体制にて製造を行っています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
難消化性デキストリンを用いた食後血中中性脂肪上昇抑制作用の検証及び難消化性デキストリンを用いた食後血糖の上昇抑制作用の検証
【目的】
健常成人もしくは空腹時血中中性脂肪値がやや高めの成人に対して、難消化性デキストリンを摂取することにより、プラセボを摂取した場合と比較し、食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用が見られるかの確認、又、健常成人に対して、難消化性デキストリンを摂取することにより、プラセボを摂取した場合と比較し、食後血糖値の上昇抑制作用が見られるかの確認
【背景】
難消化性デキストリンは食後の中性脂肪や血糖値の上昇を抑える効果が報告されています。現在、我が国における生活習慣病の患者数は増加しており、食後血中中性脂肪値や食後血糖値は、これらに関する指標として注目されています。今回、健常成人もしくは空腹時血中中性脂肪値がやや高めの成人を対象とし、難消化性デキストリンを含む食品の摂取によって、食後の中性脂肪の上昇が抑えられるのか、又、健常成人を対象とし、難消化性デキストリンを含む食品の摂取によって、食後の血糖値の上昇を抑える効果があるのかを評価するため、研究レビューを実施しました。
【レビュー対象とした研究の特性】
●食後血中中性脂肪上昇抑制作用の検証
食後中性脂肪の上昇抑制について、2015年6月25日に複数のデータベースを用いて文献調査を実施しました。検索の結果、9報の論文を採用しました。対象者は全て空腹時血中中性脂肪値が200㎎/dL未満の成人でした。採用された論文は全てランダム化並行群間比較試験(RCT)という信頼性の高い試験方法で臨床研究実施されていました。
・主な結果
採用基準に従い9報が採用されました。統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群が食後血中中性脂肪値を有意に低下させることが確認されました。9報中1報について、空腹時血中中性脂肪値150mg/dL未満の健常成人のみで再度追加的解析を行った結果、健常成人においても同様の効果が確認できました。さらに摂取量は、9報中8報が難消化性デキストリン(食物繊維として)5gでした。
●食後血糖の上昇抑制作用の検証
食後血糖値の上昇抑制について、2014年12月25日および2015年1月5日に複数のデータベースを用いて文献調査を実施しました。検索の結果、43報の論文を採用しました。対象者は全て空腹時血糖値が126mg/dL未満の境界域(空腹時血糖値110mg/dL以上、126mg/dL未満)を含む健常成人でした。採用された論文は全てランダム化並行群間比較試験(RCT)という信頼性の高い試験方法で臨床研究実施されていました。
・主な結果
採用基準に従い43報が採用されました。統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群が有意に食後血糖値を低下させることが確認されました。43報中10報について、空腹時血糖値が110mg/dL未満の正常域の者を対象に再度追加的解析を行った結果、正常域の者においても同様の効果が確認できました。さらに摂取量の中央値を算出したところ難消化性デキストリン(食物繊維として)5gでした。
【科学的根拠の質】
評価した文献は全て、試験方法等が目的に適合しており、各評価項目の総例数は多く、信頼性の高い試験系であり、エビデンスの質は機能性の評価に値すると判断しました。今後も継続した調査を行い、食事療法だけでなく、運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響について、さらなる研究が必要と考えられます。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
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平成27年度届出
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牛肉のテール風スープの素(株式会社ダイショー)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社ダイショーが消費者庁に届出た機能性表示食品【牛肉のテール風スープの素】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D631
【届出日】
2019/03/15
【届出者名】
株式会社ダイショー
楽天市場
株式会社ダイショーの商品一覧
【商品名】
牛肉のテール風スープの素
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維)
楽天市場
難消化性デキストリン(食物繊維)を含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事から摂取した脂肪の吸収や糖分の吸収を抑え、食後の中性脂肪や血糖値の上昇を穏やかにする機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
食後の血中中性脂肪が気になる健常成人、食後の血糖値が気になる健常成人
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品は、容器包装詰加圧加熱殺菌食品に適合するレトルトパウチ食品であり、原料として難消化性デキストリンを配合することで、1日当たりの摂取目安量1日1回1人前(本品150g)中に難消化性デキストリン(食物繊維として)5 gを含む加工食品です。当社では、レトルトパウチ食品を27年以上製造・販売しており、この間に当社ではレトルトパウチ食品に起因する重篤な健康被害の報告は無く、十分な食経験に裏付けられた安全な食品であると言えます。
難消化性デキストリンはトウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維であるため、原料としては食経験があると考えられ、また、重篤な有害事例は報告されていません。
難消化性デキストリンは特定保健用食品の関与成分として国内で多数使用されており、消費者庁HPからの情報では2018年11月時点で難消化性デキストリンを関与成分とする388品目が許可取得しています。これは特定保健用食品全体の約36%に相当します。許可品目の食品形態は清涼飲料水、即席みそ汁(スープ)、米菓、ソーセージ、粉末、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パン、米飯、豆腐など多様な食品形態があります。また、医薬品との相互作用も報告されていません。
特定保健用食品の関与成分である難消化性デキストリンはすべて松谷化学工業㈱社製であり、当該届出食品の関与成分と同一です。
以上より、本品の摂取は1日摂取目安量を適切に摂取して頂く範囲において健康を害する恐れはなく、十分に安全な食品であると考えています。
【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したりより健康が増進するものではありません。摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。1日の摂取目安量にてお召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当社が保有する製造工場は4ヶ所あり、届出食品製造施設含む全ての工場でFSSC22000を認証取得済み。平成25年7月には届出食品製造設備である九州工場においてFSSC22000認証取得、平成26年6月には届出食品製造施設である関東工場においてFSSC22000認証取得、平成28年7月福岡工場・福岡第二工場においてFSSC22000認証取得。全ての工場はFSSC22000の要求事項に基づき食品安全を考慮した品質保証体制にて製造を行っています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
難消化性デキストリンを用いた食後血中中性脂肪上昇抑制作用の検証及び難消化性デキストリンを用いた食後血糖の上昇抑制作用の検証
【目的】
健常成人もしくは空腹時血中中性脂肪値がやや高めの成人に対して、難消化性デキストリンを摂取することにより、プラセボを摂取した場合と比較し、食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用が見られるかの確認、又、健常成人に対して、難消化性デキストリンを摂取することにより、プラセボを摂取した場合と比較し、食後血糖値の上昇抑制作用が見られるかの確認
【背景】
難消化性デキストリンは食後の中性脂肪や血糖値の上昇を抑える効果が報告されています。現在、我が国における生活習慣病の患者数は増加しており、食後血中中性脂肪値や食後血糖値は、これらに関する指標として注目されています。今回、健常成人もしくは空腹時血中中性脂肪値がやや高めの成人を対象とし、難消化性デキストリンを含む食品の摂取によって、食後の中性脂肪の上昇が抑えられるのか、又、健常成人を対象とし、難消化性デキストリンを含む食品の摂取によって、食後の血糖値の上昇を抑える効果があるのかを評価するため、研究レビューを実施しました。
【レビュー対象とした研究の特性】
●食後血中中性脂肪上昇抑制作用の検証
食後中性脂肪の上昇抑制について、2015年6月25日に複数のデータベースを用いて文献調査を実施しました。検索の結果、9報の論文を採用しました。対象者は全て空腹時血中中性脂肪値が200㎎/dL未満の成人でした。採用された論文は全てランダム化並行群間比較試験(RCT)という信頼性の高い試験方法で臨床研究実施されていました。
・主な結果
採用基準に従い9報が採用されました。統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群が食後血中中性脂肪値を有意に低下させることが確認されました。9報中1報について、空腹時血中中性脂肪値150mg/dL未満の健常成人のみで再度追加的解析を行った結果、健常成人においても同様の効果が確認できました。さらに摂取量は9報中8報が難消化性デキストリン(食物繊維として)5gでした。
●食後血糖の上昇抑制作用の検証
食後血糖値の上昇抑制について、2014年12月25日および2015年1月5日に複数のデータベースを用いて文献調査を実施しました。検索の結果、43報の論文を採用しました。対象者は全て空腹時血糖値が126mg/dL未満の境界域(空腹時血糖値110mg/dL以上、126mg/dL未満)を含む健常成人でした。採用された論文は全てランダム化並行群間比較試験(RCT)という信頼性の高い試験方法で臨床研究実施されていました。
・主な結果
採用基準に従い43報が採用されました。統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群が有意に食後血糖値を低下させることが確認されました。43報中10報について、空腹時血糖値が110mg/dL未満の正常域の者を対象に再度追加的解析を行った結果、正常域の者においても同様の効果が確認できました。さらに摂取量の中央値を算出したところ難消化性デキストリン(食物繊維として)5gでした。
【科学的根拠の質】
評価した文献は全て、試験方法等が目的に適合しており、各評価項目の総例数は多く、信頼性の高い試験系であり、エビデンスの質は機能性の評価に値すると判断しました。今後も継続した調査を行い、食事療法だけでなく、運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響について、さらなる研究が必要と考えられます。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310