2020年5月28日木曜日

プラリコアスタキサンチン(シャルーヌ化粧品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

シャルーヌ化粧品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品PURARICO(プラリコ) アスタキサンチンのエビデンス


シャルーヌ化粧品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【PURARICO(プラリコ) アスタキサンチン】のエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



#1
PURARICO(プラリコ) アスタキサンチンの表示しようとする機能性

#2
PURARICO(プラリコ) アスタキサンチンの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#3
PURARICO(プラリコ) アスタキサンチンのエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。
シャルーヌ化粧品株式会社
※全届出リスト
機能性表示食品検索

【届出番号】

E849


【届出日】

2020/03/24


【届出者名】

シャルーヌ化粧品株式会社
(9010401079599)
楽天市場
シャルーヌ化粧品株式会社


【商品名】

PURARICO(プラリコ) アスタキサンチン


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
アスタキサンチン
楽天市場
アスタキサンチン

【表示しようとする機能性】


本品にはアスタキサンチンが含まれます。
抗酸化作用を持つアスタキサンチンは、紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能性、紫外線を浴びた肌を乾燥から守り、肌のうるおいを守る機能性が報告されています。


【想定する主な対象者】
健常成人で、紫外線によって肌が赤くなりやすい方

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本届出商品は機能性関与成分であるアスタキサンチンを4mg/日含む食品です。
<既存情報による安全性試験の評価>
アスタキサンチンを用いた反復毒性試験、催奇形性試験、変異原性試験において、異常が認められなかったことが報告されています。また、ヒト臨床試験により12週間の長期摂取および一日当たりの摂取目安量の5倍量での過剰摂取における安全性に問題ないことが確認されています。アスタキサンチンは固有の化学構造を有する成分のため、既存情報における成分と機能性関与成分の同等性は問題ありません。
以上のことから、アスタキサンチン4mg/日を含む本届出商品は十分安全な食品であると判断しました。

【摂取する上での注意事項】
●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。

●食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上ご使用をお決めください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】



本届出商品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、バルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造及び品質管理を行っている。


【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【標題】
アスタキサンチンによる健常者の皮膚への抗紫外線効果に関するシステマティックレビュー(SR)

【目的】
アスタキサンチンの摂取による、健常者の皮膚への抗紫外線効果を明らかにすることを目的としました。

【背景】
アスタキサンチンはエビ、カニ、サーモンなどに含まれるカロテノイドの一種で、強い一重項酸素消去能と、過酸化脂質の生成抑制をはじめとした抗酸化作用を持ちます。アスタキサンチンの摂取による、皮膚の水分量保持に焦点を絞ったSRは実施されていますが、抗紫外線効果に関するSRは実施されていません。

【レビュー対象とした研究の特性】
「アスタキサンチン」あるいは「astaxanthin」、および「肌」「skin」を主たるキーワードにして、疾病に罹患していない者を対象としたアスタキサンチンの介入研究を網羅的に検索しました。検索語には「紫外線」に関するキーワードは用いず、スクリーニングによって紫外線照射に関する論文を絞り込みました。1次・2次スクリーニングの結果、2報の文献を採用しました。

【主な結果】
紫外線によって肌が赤くなりやすい日本人健常成人において、アスタキサンチン4mg/日の継続摂取により紫外線刺激から肌を保護するのを助け、紫外線を浴びた肌を乾燥から守り、肌のうるおいを守ることが示唆されました。

【科学的根拠の質】
採用論文2報におけるアスタキサンチンの摂取量・摂取期間の違いから、メタアナリシスは実施できず、定性的なレビューとなりました。国内外の複数のデータベースを使用して文献検索しましたが、英語と日本語のみをキーワードとしたため、抽出できなかった文献が存在する可能性があります。

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    株式会社はつらつ堂が消費者庁に届出た機能性表示食品牡丹麗和のエビデンス



    株式会社はつらつ堂
    が消費者庁に届出た機能性表示食品【牡丹麗和】のエビデンス。
    届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



    #1
    牡丹麗和の表示しようとする機能性

    #2
    牡丹麗和の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

    #3
    牡丹麗和のエビデンス(科学的根拠)


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
    機能性表示食品まとめ一覧
    を参照してください。
    株式会社はつらつ堂
    ※全届出リスト
    機能性表示食品検索

    【届出番号】

    E848



    【届出日】

    2020/03/24


    【届出者名】

    株式会社はつらつ堂
    (8010402021131)
    楽天市場
    株式会社はつらつ堂


    【商品名】

    牡丹麗和


    【食品の区分】

    加工食品(サプリメント形状)

    【機能性関与成分名】
    ボタンボウフウ由来クロロゲン酸
    楽天市場
    ボタンボウフウ由来クロロゲン酸

    【表示しようとする機能性】


    本品にはボタンボウフウ由来クロロゲン酸が含まれます。
    ボタンボウフウ由来クロロゲン酸は、食後に上がる血糖値を抑える機能が報告されています。


    【想定する主な対象者】
    成人健常者

    【安全性の評価方法】
    既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

    【安全性に関する届出者の評価】
    日本健康・栄養食品協会 青汁食品 JHFA品解説書によると、本届出商品の機能性関与成分「ボタンボウフウ由来クロロゲン酸」を含む原材料であるボタンボウフウは葉、茎、根、根茎が厚生労働省の定める「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」に掲載され、食品として使用することができる。
    ボタンボウフウにはルチン、クロロゲン酸等のポリフェノール類、クマリン系化合物など様々な成分が含まれていることが知られており、抗酸化作用に寄与している成分の一つとしてクロロゲン酸が考えられる。
    食経験等では、沖縄県で伝統的に野菜・薬草として食されており、江戸時代には根が強壮剤として知られる朝鮮人参(オタネニンジン)の代用品として用いられた。また、魚介類の食中毒防止のために刺身のつまによく用いられ、葉や茎を細かく刻んで和え物や、葉よりも柔らかい若芽は天ぷらなどに利用されている。独特の香りと苦みがあるので、魚汁や山羊汁の薬味にも好まれ、最近ではボタンボウフウを粉末にして、沖縄そばに練り込んだり、菓子など幅広い加工品として製品化されている。このようにボタンボウフウは古くから一般的に食されており安全性は高いと思われる。と記載されている。
    本届出商品の機能性関与成分「ボタンボウフウ由来クロロゲン酸」を含む原材料である「ボタンボウフウ末」はボタンボウフウを乾燥し粉末化したものであり、上記既存情報との同等性は問題ないと考えられる。
    上記のことより、「ボタンボウフウ由来クロロゲン酸」はボタンボウフウとして十分な食経験があると判断した。本届出商品に含まれる一日摂取目安最大量3回8.7g当たりのボタンボウフウ由来クロロゲン酸の量は50.4mgであるが、これはボタンボウフウ葉約30gに相当し、通常の食事に含まれる量である。このことから本届出商品は一日摂取目安量を適切に守れば安全性上の懸念はないと考えられる。

    【摂取する上での注意事項】
    ●2~3食分を一度にお召し上がりにならないでください。
    ●原材料をご参照の上、食物アレルギーの心配のある方はご利用をお控えください。
    ●1日摂取目安量を守ってください。
    ●開封後はすぐにお召し上がりください。
    ●お子さまの手の届かないところに保管してください。


    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】



    本届出商品は、内容物の製造から充填・包装工程までを一貫して健康食品GMP適合認定工場で製造している。


    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


    【届出者の評価(エビデンス)】



    【標題】
    ボタンボウフウ由来クロロゲン酸による食後の血糖値の上昇抑制について

    【目的】
    (成人)健常者を対象として、ボタンボウフウ由来クロロゲン酸の単回経口摂取による食後の血糖値上昇抑制作用について評価した。

    【背景】
    ボタンボウフウはセリ科カワラボウフウ属に分類され、学名はPeucedanum japonicumである。長命草という名前で広く知られており、伝承的には感冒、咳止め、滋養強壮などに利用されてきた植物であり、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸を多く含んでいることが報告されている。クロロゲン酸の生理機能としては、様々な報告がなされているが、その中でも、デンプンやマルトース、スクロースの分解酵素であるα-グルコシダーゼの活性を阻害し、食後の血糖値の上昇を抑制する可能性が報告されている。
    つまり、ボタンボウフウ由来クロロゲン酸には、食事由来の糖質の吸収を抑制することで、血糖値の上昇を抑制する機能があると考えられるが、健常者に絞って評価した研究レビューはほとんどない。そこで(成人)健常者を対象に、ボタンボウフウ由来クロロゲン酸の単回経口摂取による食後の血糖値上昇抑制作用について、システマティックレビューの手法を用いた解析を実施した。

    【レビュー対象とした研究の特性】
     外国語及び日本語のデータベースを使用し、ランダム化比較試験(RCT)を対象に検索をおこなった。対象の集団は、成人健常男女であり、最終的には1報の文献を採用した。この文献はランダム化比較試験であり、重大な利益相反は確認されなかった。

    【主な結果】
     評価対象の1報を評価した結果、ボタンボウフウ由来クロロゲン酸の摂取によって、食後の血糖値の上昇を抑制するかについて、肯定的な結果であり、その有効性が確認された。また、ボタンボウフウ由来クロロゲン酸の一日当たりの有効摂取量は、16.8 mgであった。

    【科学的根拠の質】
     評価した文献において盲検化の欠如や選択的アウトカムの報告はみられず、バイアスリスクは低く、科学的根拠の質は高いと判断した。しかし、採用論文は日本人を対象としたRCTであるが、論文数が1報しか無いことが限界であり、今後のさらなる研究が必要であると考えられた。

    今週更新分

    うるスルン(株式会社ナチュラルガーデン)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

    株式会社ナチュラルガーデンが消費者庁に届出た機能性表示食品うるスルンのエビデンス



    株式会社ナチュラルガーデン
    が消費者庁に届出た機能性表示食品【うるスルン】のエビデンス。
    届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



    #1
    うるスルンの表示しようとする機能性

    #2
    うるスルンの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

    #3
    うるスルンのエビデンス(科学的根拠)


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
    機能性表示食品まとめ一覧
    を参照してください。
    株式会社ナチュラルガーデン
    ※全届出リスト
    機能性表示食品検索

    【届出番号】

    E847


    【届出日】

    2020/03/23


    【届出者名】

    株式会社ナチュラルガーデン
    (5040001076774)
    楽天市場
    株式会社ナチュラルガーデン


    【商品名】

    うるスルン


    【食品の区分】

    加工食品(サプリメント形状)

    【機能性関与成分名】
    ビフィズス菌BB536、パイナップル由来グルコシルセラミド
    楽天市場
    ビフィズス菌BB536

    パイナップル由来グルコシルセラミド

    【表示しようとする機能性】


    本品にはビフィズス菌BB536とパイナップル由来グルコシルセラミドが含まれます。
    ビフィズス菌BB536には、腸内環境を良好にし、便通を改善する(排便回数を増やす)ことが報告されています。
    パイナップル由来グルコシルセラミドには、肌の潤い(水分)を逃がしにくくする機能があることが報告されていますので、肌が乾燥しがちな人に適しています。


    【想定する主な対象者】
    おなかの調子を整えたい健康な成人男女、肌の乾燥が気になる健康な成人男女

    【安全性の評価方法】
    既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

    【安全性に関する届出者の評価】
    本品は一日摂取目安量1粒あたりに機能性関与成分であるビフィズス菌BB536を20億個、パイナップル由来グルコシルセラミドを1.2mg配合した食品です。両機能性関与成分を含む製品の喫食実績はないため、各機能性関与成分の安全性を評価しました。

    【ビフィズス菌BB536に関する評価】
    ビフィズス菌BB536は、1977年発売の宅配用乳製品に利用され、全国に販売されています。その食経験は2020年現在、約43年に及びますが安全性上の問題はみられていません。更に1996年には「ビヒダスプレーンヨーグルト」が、2001年には「森永ビヒダス」と「森永カルダス」が各々特定保健用食品の許可を取得し、その安全性と保健機能が認められています。また、2009年にはアメリカ合衆国食品医薬品局からGRAS(Generally Recognized As Safe、「一般的に安全と認められたもの」)としてリストに掲載され、食品としての安全性がアメリカ合衆国においても認知されています。
    以上の食経験および特定保健用食品としての実績などをもとにビフィズス菌BB536は十分な安全性が確認されています。

    【パイナップル由来グルコシルセラミドに関する評価】
    既存情報として、パイナップル由来グルコシルセラミドの安全性に関する2報の臨床試験が報告されていました。2報の文献では、パイナップル由来グルコシルセラミドの12週間の長期摂取試験、および5倍量の過剰摂取試験が行われており、いずれの試験においても問題となる事象は認められておりませんでした。また、2報の文献中で用いられているパイナップル抽出物が本品の配合原料と同じ供給元で同等の原料であること、更に本品と同様にパイナップル由来グルコシルセラミド1.2mg/1食で製造されている試験品に関する評価であったことから、本品との同等性があると考えられました。これらの結果から、機能性関与成分パイナップル由来グルコシルセラミドおよび本品は安全であり、評価は十分と判断いたしました。

    【相互作用】
    ビフィズス菌BB536あるいはパイナップル由来グルコシルセラミドに関して、機能性関与成分同士の相互作用あるいは医薬品との相互作用が観察されたという報告はありませんでした。

    以上のことから、機能性関与成分ビフィズス菌BB536及びパイナップル由来グルコシルセラミドを配合した本品の安全性に問題はないと考えられます。

    【摂取する上での注意事項】
    体調や体質により、稀にかゆみ、発疹等や一時的に過敏な反応が現れる場合があります。


    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】



    株式会社山田養蜂場本社 第一工場(国内GMP認証あり)、
    三生医薬株式会社 大渕工場(国内GMP認証あり)、
    三生医薬株式会社 阿幸地工場(国内GMP認証あり)、
    三生医薬株式会社 依田橋工場(国内GMP認証あり)、
    三生医薬株式会社 依田橋第二工場(国内GMP認証あり)、
    三生医薬株式会社 富士根工場(国内GMP認証あり)


    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


    【届出者の評価(エビデンス)】



    【ビフィズス菌BB536に関する評価】
    ①標題:ビフィズス菌BB536摂取と排便状況および腸内環境に及ぼす影響

    ②目的:ビフィズス菌BB536の摂取が、健康な成人の腸内環境(腸内細菌が作り出す腐敗産物である便中アンモニア量)と腸の調子(排便頻度)に及ぼす影響を、文献を網羅的に調べることで検討しました。

    ③背景:排便が滞るなど消化器官が正常に活動できなくなると、健康状態に関係する生活の質(QOL)が低下するほか、腸内で有害な腐敗産物が増加します。ビフィズス菌や乳酸菌の摂取が、正常な消化器官の活動を助ける可能性が報告されていますが、ビフィズス菌BB536が消化器官の活動に及ぼす影響について、文献を網羅的に調べた研究レビューはありません。

    ④レビュー対象とした研究の特性:健康な成人に、ビフィズス菌BB536を20億個以上含む食品、またはビフィズス菌BB536のみを除いた対照食品を1週間以上摂取させ、排便頻度と便中アンモニア量を比較調査した文献を探しました。国内外の5つの文献データベースを検索したところ(2014年11月(CENTRALのみ2015年1月に検索))、牛乳や発酵乳などの食品形態でビフィズス菌BB536を20億~200億個/日の用量で摂取した7つの文献が見つかり、これらの文献の中に10個のヒト試験の結果が記載されていました。

    ⑤主な結果:排便頻度を調べた6つの試験結果は、1つが増加を示しませんでしたが5つが増加を示し、これらの結果を統計学的に統合した解析の結果は増加を示しました。また、便中アンモニア量を調べた4つの試験(3文献)の結果については、対照食品摂取群と比較して減少を示した研究は1つでしたが、その他2つの試験でもビフィズス菌BB536摂取時期における便中アンモニア量の減少傾向や摂取終了後の増加が見られました。これらの結果を統計学的に統合した解析の結果は、ビフィズス菌BB536摂取が便中アンモニア量を減少させることを示しました。これらの結果から、ビフィズス菌BB536を含む食品の摂取は、健康な成人の腸内環境を良好にし、腸の調子を整えると考えられました。

    ⑥科学的根拠の質:検索された10の試験のうち、2つが研究の精度が高いとされるランダム化比較試験で、8つが研究の精度が低いとされる非ランダム化比較試験でした。精度が低い試験も含めて評価したことから、評価の信頼性は限定されますが、試験結果に顕著なバラつきは認められず、評価結果は妥当だと判断されました。


    【パイナップル由来グルコシルセラミドに関する評価】
    ①標題:パイナップル由来グルコシルセラミドが肌の経表皮水分蒸散量※に与える効果に関する研究レビュー (※経表皮水分蒸散量とは肌から失われる水分の量のことです。)

    ②目的:健康な成人がパイナップル由来グルコシルセラミドを飲用したときの肌の経表皮水分蒸散量に対する有効性を検証しました。

    ③背景:肌は外部刺激から体内を保護し、水分が過剰に逃げるのを防いで、一定に保つ役割があります。健康な肌は、一般的に経表皮水分蒸散量が低くて角層水分量が多く、皮膚構造が整った状態です。しかし、肌の保湿力が低下し水分が過剰に失われると、それに伴って肌が荒れ、乾燥した状態となります。つまり、肌の保湿力を高め、水分の蒸散を抑えることは、肌の健康維持に重要です。
    パイナップル由来グルコシルセラミドは、肌に対する有用性が報告されていたことから、臨床試験報告のレビューを行いました。

    ④レビュー対象とした研究の特性:2017年10月以前に報告された英語および日本語の文献を対象に検索し、健康な成人を対象にした12週間の臨床試験の文献1報をレビューの対象としました。

    ⑤主な結果:レビュー対象とした文献1報は、健康な日本人がパイナップル由来グルコシルセラミド(1.2mg)を服用する臨床試験の報告で、経表皮水分蒸散量(TEWL)の評価が行われていました。パイナップル由来グルコシルセラミド(1.2mg)を12週間毎日飲用した結果、経表皮水分蒸散量の低下が確認されていました。この効果は、文献においてパイナップル由来グルコシルセラミドの飲用によって皮膚の構造が整えられたことによると考察されており、その結果、肌の潤い(水分)を逃がしにくくするものと考えられました。以上より、パイナップル由来グルコシルセラミドの飲用は、肌の健康維持に有用であると考えられました。

    ⑥科学的根拠の質:パイナップル由来グルコシルセラミド(1.2mg)の飲用は、経表皮水分蒸散量を抑えるため、肌の潤い(水分)を逃がしにくくする機能があることが確認されました。文献数が1件のみであり、バイアスリスクも否定できませんが、日本人対象のランダム化比較試験の報告であることから信頼性は高いと考えられました。

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    雪印メグミルク株式会社
    が消費者庁に届出た機能性表示食品【ルテイン&GABA (アンド ギャバ) 3つのチカラ100ml】のエビデンス。
    届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



    #1
    ルテイン&GABA (アンド ギャバ) 3つのチカラ100mlの表示しようとする機能性

    #2
    ルテイン&GABA (アンド ギャバ) 3つのチカラ100mlの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

    #3
    ルテイン&GABA (アンド ギャバ) 3つのチカラ100mlのエビデンス(科学的根拠)


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
    機能性表示食品まとめ一覧
    を参照してください。
    雪印メグミルク株式会社
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    【届出番号】

    E846


    【届出日】

    2020/03/23


    【届出者名】

    雪印メグミルク株式会社
    (8430001041570)
    楽天市場
    雪印メグミルク株式会社


    【商品名】

    ルテイン&GABA (アンド ギャバ) 3つのチカラ 100ml


    【食品の区分】

    加工食品(その他)

    【機能性関与成分名】
    ルテイン、GABA
    楽天市場
    ルテイン

    GABA

    【表示しようとする機能性】


    本品にはルテインとGABAが含まれます。
    ルテインは長時間のコンピューター作業などによって低下した目のコントラスト感度(色の濃淡を判別する力)をサポートし、目の調子を整えることが報告されています。
    GABAには、血圧が高めの方に適した機能と、事務的作業による一時的な精神的ストレスや、疲労感を緩和する機能があることが報告されています。


    【想定する主な対象者】
    健常な成人日本人、コンピューター作業などに長時間携わる健康な成人男女、健常な範囲で血圧が高めの方(血圧が高めの健常者)。

    【安全性の評価方法】
    既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

    【安全性に関する届出者の評価】
    【ルテイン】
     本品はマリーゴールド由来のルテインを6mg使用している。本品と同じルテイン原料を用いた野菜・果実ミックスジュースを2005年10月以降、全国発売している。この商品は、ルテインを約6mg含有し、発売以来、約4千万本発売しているが、ルテインを起因すると判断された重篤な副作用情報はない。
     (独)国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報に「通常
    の食品に含まれる量を経口で適切に摂取する場合、妊娠中・授乳中において
    もおそらく安全と思われる。」と記載されている。
    食品添加物等、さまざまな分野での使用実績においても、これまでに安全性に関する特段の問題は認められていないとともに、マリーゴールド色素を含む食品の長年の食習慣における弊害も認められていない。国際機関における評価等において、安全性に懸念を生じさせる特段の毒性影響は認められなかった。
     高用量(最高40 mg/日)のルテインの長期補足に関係する介入試験において有害作用は観察されていない。
    自社流通実績及び、他データベースの安全性情報より、ルテインを適切に摂取する場合、安全性に問題はないと判断する。

    【GABA】
    GABAは野菜や果物、穀物などに多く含まれているアミノ酸の一種である。また、GABAは特定保健用食品の関与成分であり、GABAを配合した特定保健用食品が市販されている。食品安全委員会において、特定保健用食品の食品健康影響評価が審議されており、GABAを配合する特定保健用食品について、安全性について問題がないとの判断がなされている。
    当該食品に含まれるGABAと同じ原料メーカーから発売されたGABA配合の錠剤形状食品(2003年発売、1日摂取目安量あたりのGABA配合量120mg)をはじめとして、1日摂取目安量あたりGABAを数mg~200mg程度配合した各種製品が販売されているが、これまでにGABAが原因となる重篤な健康被害は報告されていない。

    【ルテインとGABAの相互作用】
    ルテインとGABAの併用時の安全性や相互作用に関する報告は認められなかった。
     以上のことから、機能性関与成分ルテイン及びGABAを配合した当該食品の安全性に問題はないと考えられる。

    【摂取する上での注意事項】
    多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
    糖類の摂り過ぎには十分ご注意ください。
    降圧薬を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。


    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】



    本届出食品の製造は、FSSC 22000認証取得工場にて行っており、認証に基づいた製造、品質管理を実施している。


    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


    【届出者の評価(エビデンス)】



    【ルテイン】
    (ア)標題
    ルテインの摂取による目の調子を整える機能性に関する研究レビュー
    (イ)目的
     本レビューでは、健常な人がルテインを摂取した場合に、目の機能が改善し、目の調子を整えることができるかを明らかにすることを目的とした。
    (ウ)背景
    ルテインは眼の網膜の黄斑に多く存在するカロテノイド色素の一種である。人の体内では合成されず、食事から摂取することが必要であり、食品の中ではホウレンソウ、 ケールなどの緑黄色野菜や卵黄に多く含まれる。ルテインは、紫外線を吸収するフィルターとして、また、光による酸化ストレスを軽減する抗酸化物質として、眼を保護する働きが期待されているが、健康な人を対象とした網羅的な文献検索を行った解析はない。
    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    国内、海外の文献データベース、海外行政機関等の提供情報を用いて査読付き学術誌掲載論文を調査した。研究の対象者は健常な成人男女とし、研究の方法は、プラセボを対象とした無作為化比較試験を主な対象とした。網羅的調査により得られた文献を4名がスクリーニングし、2報の文献を採用した。得られた2報について、眼の機能に関する指標ごとに統合し、定性的評価を実施した。本研究は原料供給メーカーと届出者で行っており、その間には利益相反が存在する。
    (オ)主な結果
    2報の文献を元に眼の機能に関わる指標として「コントラスト感度」「グレア感度」「視覚に関するQOL」「黄斑光学密度」「裸眼視力」「最高矯正視力」について評価した。その結果、ルテインを1日あたり6-20mg摂取することによって明暗や物の輪郭を識別するための能力である「コントラスト感度」の改善が示された。また、ルテインを1日あたり20mg摂取することによって目の黄斑中の色素量を示す「黄斑色素光学密度」と「グレア感度」と「視覚に関するQOL」を向上することが示された。
    (カ)科学的根拠の質
    この研究レビューは、プラセボ群を対象とした無作為化比較試験を行った文献で構成されている。これらの文献について眼の機能に関する指標ごとに調べ定性的評価を実施しており、科学的根拠の質は高いと判断する。なお、国内外の複数の文献データベースを使用したが、臨床試験登録データベースの登録情報から、既に試験が終わっているものの論文化されていない研究があり、有意差のない否定的結果の研究が存在する可能性を排除できない。また、英語と日本語以外の情報は今回のレビューで除外したため、本レビューには出版バイアスが含まれる可能性が考えられる。

    【GABA】(血圧低下効果)
    (ア) 標題
    GABAの、血圧が高めの健常者の血圧を低下させる効果(血圧低下効果)についての研究レビュー

    (イ) 目的
    血圧が高めの健常者が長期間GABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、血圧低下効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。

    (ウ) 背景
    GABAを配合した本機能性表示食品を販売するにあたり、本食品の血圧低下効果について検証するため、本研究レビューを行った。

    (エ) レビュー対象とした研究の特性
    2018年7月4日に、2018年7月までに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、血圧が高めの健常者を研究対象とし、無作為化対照試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)の形の査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は12報あった。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。

    (オ) 主な結果
    血圧低下効果は、収縮期血圧(心臓が収縮した時に指し示す最大血圧)および拡張期血圧(心臓が拡張した時に指し示す最小血圧)の各指標で評価された。どちらの指標でも、血圧が高めの健常者が12.3mg以上のGABAを含んだ食品を摂取した場合に、GABAを含まない食品と比較して有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。

    (カ) 科学的根拠の質
    収集した論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は直接的な科学的根拠として問題のないものであった。ただし、効果があったとする論文中では被験者は1日あたり12.3mg以上のGABAを摂取しており、これより少ない量ではGABAの効果は確認されておらず注意が必要である。


    【GABA】(一時的な精神的ストレス緩和)
    (ア) 標題
    GABAの、精神的負荷による一時的な精神的ストレスの緩和効果について。

    (イ) 目的
    健康な成人日本人がGABAを含む食品またはGABAそのものを摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、精神的負荷による一時的な精神的ストレスの緩和効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。

    (ウ) 背景
    GABAにはストレス緩和効果があることが一般的に知られている。GABAを配合した本機能性表示食品を販売するにあたり、改めてGABA配合食品の機能について検証するため、本研究レビューを行った。

    (エ) レビュー対象とした研究の特性
    2017年7月3日に、2017年7月までに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、健康な成人を研究対象とした無作為化対照試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)またはこれに準じる形の試験の査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は5報あった。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。

    (オ) 主な結果
    副交感神経活動や唾液中のクロモグラニンA、主観的疲労感の各指標によりストレス、疲労感を評価した。これらの指標は一時的な精神的ストレス、疲労感を評価するのに一般的に用いられ、表示しようとする機能性を評価するのに適した指標である。結果として、28mg~100mgのGABAを含んだ食品は、GABAを含まない食品と比較して、精神的負荷による一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。

    (カ) 科学的根拠の質
    収集した論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は直接的な科学的根拠として問題のないものであった。ただし、効果があったとする論文中では被験者は28mg~100mgのGABAを摂取しており、この量以下の量を摂取する場合にはGABAの効果は確認されておらず注意が必要である。

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