2021年5月21日金曜日

アサヒスタイルバランスプラスぶどうサワーテイスト(アサヒビール株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

アサヒビール株式会社の機能性表示食品,アサヒスタイルバランスプラスぶどうサワーテイストのエビデンス(科学的根拠)

アサヒビール株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【アサヒスタイルバランスプラスぶどうサワーテイスト】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

アサヒビール株式会社

【届出番号】
G3

【届出日】
2021/04/01

【届出者名】
アサヒビール株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
アサヒスタイルバランスプラスぶどうサワーテイスト

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)には食事の脂肪や糖分の吸収を抑える機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
血中中性脂肪がやや高めの20歳以上の健常成人、食後の血糖値が気になる20歳以上の健常成人

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本品には、機能性関与成分として難消化性デキストリンが1本当たり5g含まれています。難消化性デキストリンとは、トウモロコシでん粉から作られた水溶性の食物繊維です。難消化性デキストリンは特定保健用食品にも多数使用されており、国内で広く摂取されている食品素材です。
 本品の食経験を評価するため、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所「「健康食品」の安全性・有効性情報、素材情報データベース」および「ナチュラルメディシン・データベース」を検索しましたが、一日の摂取目安量の3倍量でも健康被害情報はありませんでした。また、本品には難消化性デキストリンが5g含まれていますが、これは特定保健用食品・規格基準型の難消化性デキストリンで定められた一日摂取目安量である3~8gの範疇です。
 以上より、難消化性デキストリンを一日の目安量として5g程度摂取する場合の安全性に問題はないと考えられました。
 但し、難消化性デキストリンの緩下作用から、本品を一度に10本程度飲用した場合に下痢症状を起こす可能性があることから、本品を飲用される方の体質・体調を考え(3)に記載の摂取上の注意を容器に表示しております。尚、上記データベース上に医薬品との相互作用に該当する情報はありませんでした。
 以上の情報を総合し、本品の安全性に問題はないと考えます。

【摂取する上での注意事項】
摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、FSSC22000、総合衛生管理製造過程のいずれか、もしくは両方を取得し、衛生管理や規格外製品の流通防止の体制等を整備した施設において製造を行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
1.食事から摂取した脂肪の吸収を抑える機能
(ア)標題
 難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する脂肪の吸収抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
(イ)目的
 健常成人における難消化性デキストリンの単回摂取が、プラセボの単回摂取と比較し、脂肪の吸収抑制作用を示すか検証しました。
(ウ)背景
 現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加しています。脂質異常症の一つとして食後に血中中性脂肪値の高い状態が長時間継続する食後高脂血症が、動脈硬化症や冠動脈疾患の発症を早めるリスク因子であることが明らかとなってきており、食後血中中性脂肪値の上昇を抑制する食品素材が注目されています。そのため、ヒトで食事から摂取した脂肪の吸収を抑制し食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制することが知られている難消化性デキストリンの機能についてレビューを行いました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
 健常成人および血中中性脂肪がやや高めの成人を対象とし、試験群に難消化性デキストリンを含有した食品(または飲料)を、また対照群に有効成分を含まない食品(または飲料)を用い、摂取した脂肪の吸収の程度を反映していることが知られている食後血中中性脂肪濃度曲線下面積(AUC 0-6hr)を評価指標としているランダム化比較試験を対象に、国内外の文献検索サイトで網羅的な検索を行いました。
(オ)主な結果
 9報のRCT論文が抽出され、統計解析の結果、難消化性デキストリン5~9gを単回摂取することにより、介入群では対照群と比べて食後血中中性脂肪濃度曲線下面積(AUC 0-6hr)が有意に低下することが確認されました。また、推奨1回摂取量は5 gが妥当と考えられました。なお、機能性表示食品の対象者である健常成人のみを対象とした場合でも同様の効果が確認されました。
(カ)科学的根拠の質
バイアスが認められましたが、その影響は統計的に小さいと考えられ、例数が多く研究間の結果に差がない(不精確性や研究間の異質性がない)ことから、得られた科学的根拠は強いと判断しました。ただし、未報告研究の存在や出版バイアスの可能性が否定できないため、引き続き検証する必要があると考えます。

2.食事から摂取した糖の吸収を抑える機能
(ア)標題
 難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する糖の吸収抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
(イ)目的
 健常成人における難消化性デキストリンの単回摂取が、プラセボの単回摂取時と比較して、糖の吸収抑制作用を示すか検証を行いました。
(ウ)背景
現在、糖尿病患者数の増加は、超高齢社会を迎えた日本において極めて深刻な問題のひとつとなっています。糖尿病に罹患しないためには、食事療法などにより食後血糖値をコントロールすることが非常に重要であることから、食事から摂取した糖質の吸収を抑制し食後血糖値の上昇を抑制する食品素材が注目されています。そのため、ヒトで食事から摂取した糖の吸収を抑制し食後の血糖上昇抑制作用を有することが知られている難消化性デキストリンの機能についてレビューを行いました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
 健常成人を対象とし、試験群に難消化性デキストリンを含有した食品(または飲料)を、また対照群に有効成分を含まない食品(または飲料)を用い、摂取した糖の吸収の程度を反映していることが知られている食後血糖濃度曲線下面積(AUC 0-6hr)を評価指標としているランダム化比較試験を対象に、国内外の文献検索サイトで網羅的な検索を行いました。
(オ)主な結果
 24報のRCT論文が抽出され、統計解析の結果、難消化性デキストリン5~9gを単回摂取することにより、介入群では対照群と比べて食後血糖濃度曲線下面積(AUC 0-6hr)が有意に低下することが確認されました。また、推奨1回摂取量は5 gが妥当と考えられました。
(カ)科学的根拠の質
バイアスが認められましたが、その影響は統計的に小さいと考えられ、例数が多く研究間の結果に差がない(不精確性や研究間の異質性がない)ことから、得られた科学的根拠は強いと判断しました。ただし、未報告研究の存在や出版バイアスの可能性が否定できないため、引き続き検証する必要があると考えます。

ファイバーアップファイバー(ソライナ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

ソライナ株式会社の機能性表示食品,fiber up Fiber(ファイバーアップファイバー)のエビデンス(科学的根拠)


ソライナ株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品【fiber up Fiber(ファイバーアップファイバー)】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

ソライナ株式会社

【届出番号】
G2

【届出日】
2021/04/01

【届出者名】
ソライナ株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
fiber up Fiber(ファイバーアップファイバー)

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)には、食後の中性脂肪や血糖値の上昇を抑えることが報告されています。また、おなかの調子を整えることが報告されています。

【想定する主な対象者】
成人健常者

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
機能性関与成分「難消化性デキストリン(食物繊維)」の既存情報を用いた評価

・難消化性デキストリンはトウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維であるため、原料としては食経験があると考えられる。重篤な有害事例は報告されていない。
・難消化性デキストリンは特定保健用食品の関与成分として使用されており、2020年10月時点で389品目が許可取得し、トクホ全体の約36%に相当する。その中には一日の摂取目安量が15g以上のものも含まれている。
・難消化性デキストリンは過剰摂取した際に軽い下痢症状を起こすことがあるが、15 g程度で4週間摂取しても臨床上問題となる所見は認められていない。
・難消化性デキストリン(食物繊維)と、医薬品との相互作用を確認したが、該当する情報はなかった。

以上のことから難消化性デキストリンは十分な食経験を有し、適切に使用すれば安全性に問題はないと判断した。
しかし、多量摂取では下痢を誘発する可能性があるため、摂取上の注意にて注意喚起を行っている。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量に摂取することで、疾病が治癒するものではありません。
一日摂取目安量を守ってください。
摂り過ぎ、あるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
ROQUETTE FRERES S.A.(FSSC22000認証あり)、ビーエイチエヌ(株)播磨生産開発センター(国内GMP・ISO22000認証あり)

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
1.食後中性脂肪値の上昇抑制機能について

【標題】
難消化性デキストリン(食物繊維)による食後の血中中性脂肪値の上昇抑制に関する研究レビュー

【目的】
健常者を対象として、難消化性デキストリン(食物繊維)の単回経口摂取による食後の血中中性脂肪値上昇抑制作用について評価した。

【背景】
食後高脂血症とは、食後の血中中性脂肪の増え方が著しく、時間が経過しても十分に下がらない状態のことを指す。食後高脂血症は、動脈硬化の原因の一つとして注目されている。動脈硬化は、日本人の死因の第2位である心疾患の原因となるため、その予防は非常に重要である。
そこで、健常者を対象に、難消化性デキストリン(食物繊維)の食後の血中中性脂肪値上昇抑制作用について、システマティックレビューの手法を用いた解析を実施した。

【レビュー対象とした研究の特性】
外国語及び日本語のデータベースを使用し、ランダム化比較試験(RCT)・準RCTを対象に検索を行った。対象の集団は、健常成人男女であり、最終的には11報の論文を採用した。

【主な結果】
評価対象の11報の論文を評価した結果、全ての論文で食後中性脂肪値の上昇抑制に肯定的な結果であり、その有効性が確認された。また、難消化性デキストリン(食物繊維)の有効摂取量は4.475g以上であった。そこで、今回の研究レビュー結果では、難消化性デキストリン(食物繊維)を一日当たり4.5g以上摂取する事が望ましいと判断した。

【科学的根拠の質】
本研究の限界としては、定性的レビューのみ実施しており、メタアナリシスによる検証がなされていない。これにより「非一貫性」や「その他出版バイアスなど」に関する基準が明確となっていないことが挙げられる。しかし、複数の研究報告で食後中性脂肪値の上昇抑制が支持されており、科学的根拠は十分であると判断した。

2.食後血糖値の上昇抑制機能について

【標題】
難消化性デキストリン(食物繊維)による食後の血糖値の上昇抑制に関する研究レビュー

【目的】
健常者を対象として、難消化性デキストリンの単回経口摂取による食後の血糖値上昇抑制作用について評価した。

【背景】
平成28年国民健康・栄養調査において、日本での糖尿病有病者および糖尿病予備群はそれぞれ約1,000万人と推計されている。糖尿病は、網膜症・腎症・神経障害等の合併症の原因となり、脳卒中、虚血性心疾患等の心血管疾患にも繋がる。これらの合併症は患者のQuality of Life(QOL)を著しく低下させる重大な問題と考えられるため、その予防は非常に重要である。
そこで、健常者を対象に、難消化性デキストリン(食物繊維)の食後の血糖値上昇抑制作用について、システマティックレビューの手法を用いた解析を実施した。

【レビュー対象とした研究の特性】
外国語及び日本語のデータベースを使用し、ランダム化比較試験(RCT)・準RCTを対象に検索を行った。対象の集団は、健常成人男女であり、最終的には13報の論文を採用した。

【主な結果】
評価対象の13報の論文を評価した結果、全ての論文で食後血糖値の上昇抑制に肯定的な結果であり、その有効性が確認された。また、難消化性デキストリン(食物繊維)の有効摂取量は4g以上であった。そこで、今回の研究レビュー結果では、難消化性デキストリン(食物繊維)を一日当たり4g以上摂取する事が望ましいと判断した。

【科学的根拠の質】
本研究の限界としては、定性的レビューのみ実施しており、メタアナリシスによる検証がなされていない。これにより「非一貫性」や「その他出版バイアスなど」に関する基準が明確となっていないことが挙げられる。しかし、複数の研究報告で食後血糖値の上昇抑制が支持されており、科学的根拠は十分であると判断した。

3.お腹の調子を整える機能について

【標題】
難消化性デキストリン(食物繊維)による便通改善作用に関する研究レビュー

【目的】
難消化性デキストリン(食物繊維)の経口摂取による便通改善作用について評価した。
【背景】
食物繊維は、「ヒトの消化酵素によって消化されない食品成分の総体」と定義されており、多くの疫学的データは、食物繊維摂取量の不足と糖尿病、虚血性心臓疾患、大腸がんなどの罹患率の高さに深い関係があることを示している。さらに、食物繊維は、腸内環境を整える作用があることも報告されている。そこで、健常者を対象に、難消化性デキストリン(食物繊維)の便通改善作用について、システマティックレビューの手法を用いた解析を実施した。

【レビュー対象とした研究の特性】
外国語及び日本語のデータベースを使用し、ランダム化比較試験(RCT)・準RCTを対象に検索を行った。対象の集団は、健常成人男女であり、最終的には21報の論文を採用した。

【主な結果】
評価対象の21報の論文を評価した結果、19報の論文で便通改善に肯定的な結果であり、その有効性が確認された。また、難消化性デキストリン(食物繊維)の有効摂取量は4.2g以上であった。そこで、今回の研究レビュー結果では、難消化性デキストリン(食物繊維)を一日当たり4.2g以上摂取する事が望ましいと判断した。

【科学的根拠の質】
本研究の限界としては、定性的レビューのみ実施しており、メタアナリシスによる検証がなされていない。これにより「非一貫性」や「その他出版バイアスなど」に関する基準が明確となっていないことが挙げられる。しかし、複数の研究報告で便通改善が支持されており、科学的根拠は十分であると判断した。

2021年5月16日日曜日

機能性表示食品データベース(G1)

当該企業が、機能性表示食品制度開始時から届出た商品を全てを確認できます。届出撤回分も確認できます。
社名のリンクをクリックすると外部サイトでご確認ください。




動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧



G1
2021/4/1
64010601028138
株式会社明治

東京都中央区京橋2-2-1
ヴァームスマートフィット顆粒30袋
加工食品(サプリメント形状)
アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物

本品には3種類のアミノ酸から構成されるアラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物が含まれます。
アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物は、身体活動との併用によりBMIが高めの方の脂肪の代謝(脂肪の分解と消費する力)をさらに上げ、体脂肪をより減らす機能があることが報告されています。


2021年5月15日土曜日

機能性表示食品データベース(F1051~F1067)

当該企業が、機能性表示食品制度開始時から届出た商品を全てを確認できます。届出撤回分も確認できます。
社名のリンクをクリックすると外部サイトでご確認ください。




動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧



F1051
2021/3/26
2100001021586
ハナマルキ株式会社
長野県伊那市西箕輪2701
ぐっすりみそ汁
加工食品(その他)
GABA

本品にはGABAが含まれます。
GABAは、睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立ち、すっきりとした目覚めをサポートする機能があることが報告されています。


F1052
2021/3/26
3010001094178
株式会社日本薬師堂

東京都目黒区青葉台3-2-12
アイファインクリアa
加工食品(サプリメント形状)
ルテイン

本品にはルテインが含まれています。
ルテインは、加齢により減少し光刺激から目を守るとされる黄斑部の色素量を補い、ぼやけやかすみを緩和しくっきり見る力(コントラスト感度)を改善する機能が報告されています。


F1053
2021/3/26
3010401011567
株式会社タイヨーラボ
東京都港区浜松町1丁目6番3号太陽ビル内
チアシードオイルb

加工食品(その他)
α-リノレン酸

本品にはα-リノレン酸が含まれます。
α-リノレン酸には、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。


F1054
2021/3/26
6010001014934
キリンビバレッジ株式会社

東京都千代田区神田和泉町1番地
キリン 午後の紅茶 MILK TEA Plus(ミルクティープラス)

加工食品(その他)
プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)

本品には、プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)が含まれます。
プラズマ乳酸菌はpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されています。


F1055
2021/3/26
3010001094178
株式会社日本薬師堂
東京都目黒区青葉台3-2-12
ロコモバリアEXa
加工食品(サプリメント形状)
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン、パプリカ由来カロテノイド(β-クリプトキサンチン、β-カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチン)

本品に含まれるサケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・非変性Ⅱ型コラーゲンは、階段の上り下りや曲げ伸ばしといった、ひざ関節の動きの改善をサポートすることが報告されています。
本品に含まれるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、年齢とともに低下する脚の筋力に作用することにより、中高年の方の歩く力を維持することが報告されています。
本品に含まれるパプリカ由来カロテノイド(β-クリプトキサンチン、β-カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチン)は、骨の成分を維持するのに役立つ機能があることが報告されています。
本品は丈夫な骨を維持したい方に適した食品です。




F1056
2021/3/29
5011401005862
株式会社虎ノ門堂
東京都港区虎ノ門二丁目2番5号
毎日良眠
加工食品(サプリメント形状)
ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン

本品にはラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンが含まれます。
ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンには睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが報告されています。


F1057
2021/3/29
7011701009719
株式会社だいにち堂
長野県安曇野市穂高柏原2843-28
うるいろ日和
加工食品(サプリメント形状)
アスタキサンチン

本品には、アスタキサンチンが含まれます。
抗酸化作用を持つアスタキサンチンは、紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能性、紫外線を浴びた肌を乾燥から守り、肌のうるおいを守る機能性が報告されています。


F1058
2021/3/29
5011401005862
株式会社虎ノ門堂
東京都港区虎ノ門二丁目2番5号
毎日快眼
加工食品(サプリメント形状)
ビルベリー由来アントシアニン

本品にはビルベリー由来アントシアニンが含まれます。
ビルベリー由来アントシアニンは、スマートフォンやパソコンなどを使用する際に、一時的に低下しがちな目のうるおいを維持したり、目の焦点を合わせやすくしたり、目の疲労感の緩和に役立つことが報告されています。


F1059
2021/3/29
9010601039873
アサヒビール株式会社
東京都墨田区吾妻橋1丁目23番1号
アサヒスタイルバランスプラス完熟パインサワーテイスト
加工食品(その他)
パイナップル由来グルコシルセラミド

本品には、パイナップル由来グルコシルセラミドが含まれます。
パイナップル由来グルコシルセラミドには、肌の潤いを守るのを助ける機能があることが報告されています。
肌が乾燥しがちな方に適しています。

10
F1060
2021/3/29
5011001094876
プルチャーム株式会社
東京都渋谷区松濤2-15-1-202号
イクモアロイヤルサプリメント
加工食品(サプリメント形状)
ヒハツ由来ピペリン類

本品にはヒハツ由来ピペリン類が含まれます。
ヒハツ由来ピペリン類は、外気温の低下に伴って一時的に減少した末梢(手)の血流を改善し、冷えによる末梢(手)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが報告されています。



11
F1061
2021/3/29
9230001007608
ニットービバレッジ株式会社
富山県下新川郡朝日町平柳500番地
Natulive(ナチュライブ) カラダのための黒烏龍茶
加工食品(その他)
ローズヒップ由来ティリロサイド

本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。
ローズヒップ由来ティリロサイドには、BMIが高めの方の体脂肪を減らす機能があることが報告されています。

12
F1062
2021/3/29
9230001007608
ニットービバレッジ株式会社
富山県下新川郡朝日町平柳500番地
Natulive(ナチュライブ) カラダのための緑茶
加工食品(その他)
難消化性デキストリン(食物繊維)

本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。
難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事から摂取した糖や脂肪の吸収を抑える機能があることが報告されています。
また、おなかの調子を整える機能があることも報告されています。

13
F1063
2021/3/30
5100001022185
旭松食品株式会社
長野県飯田市駄科1008
新あさひ豆腐サイコロ1/6 500g
加工食品(その他)大豆ベータコングリシニン

本品には、大豆ベータコングリシニンが含まれています。
大豆ベータコングリシニンには高めの血中中性脂肪値を低下させること、および高めのBMIを低下させる機能が報告されています。

14
F1064
2021/3/30
5070001009046
オリヒロプランデュ株式会社
群馬県高崎市下大島町613
ぷるんと蒟蒻ゼリーパウチ プラズマ乳酸菌(巨峰味)
加工食品(その他)
プラズマ乳酸菌(L.lactis strain Plasma)

本品には、プラズマ乳酸菌(L.lactis strain Plasma)が含まれます。
プラズマ乳酸菌はpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されています。

15
F1065
2021/3/31
9340001004957
株式会社てまひま堂
鹿児島県鹿児島市唐湊4丁目17-1
歩こうか
加工食品(サプリメント形状)
サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、クリルオイル由来DHA・EPA

本品にはサケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン及びクリルオイル由来DHA・EPAが含まれます。
サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンには、健常な中高年の日常生活(歩く時、階段を上り下りする時、立つ時、座る時など)における膝関節の違和感を和らげる機能があることが報告されています。
クリルオイル由来DHA・EPAには、靴下をはいたり脱いだりする時の膝の違和感を和らげる機能があることが報告されています。
本品は、膝関節が気になる方に適しています。



16
F1066
2021/3/31
8290001051155
株式会社燦樹
福岡県久留米市山川沓形町3-7
スルーモイスト

加工食品(サプリメント形状)
植物性乳酸菌K-1(L.casei 327)

本品には植物性乳酸菌K-1(L.casei 327)が含まれます。
植物性乳酸菌K-1(L.casei 327)には、お通じを改善する機能、肌の潤いを維持する機能があることが報告されています。

17
F1067
2021/3/31
5120001052809
株式会社ファイン

大阪府大阪市東淀川区下新庄5丁目7番8号
GABA(ギャバ)すやすやでナイト
加工食品(その他)
GABA

本品にはγ-アミノ酪酸(GABA)が含まれています。
GABAは睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)の向上に役立つことが報告されています。


ギャバすやすやでナイト(株式会社ファイン)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社ファインの機能性表示食品,GABA(ギャバ)すやすやでナイトのエビデンス(科学的根拠)

株式会社ファインが消費者庁に届出た機能性表示食品【GABA(ギャバ)すやすやでナイト】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

株式会社ファイン

【届出番号】
F1067

【届出日】
2021/03/31

【届出者名】
株式会社ファイン
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
GABA(ギャバ)すやすやでナイト

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
GABA(γ-アミノ酪酸)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはγ-アミノ酪酸(GABA)が含まれています。GABAは睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)の向上に役立つことが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
届出品の機能性関与成分であるGABAの安全性について、公的機関のデータベースにおいて安全性の評価を行ったところ、GABAを関与成分とする特定保健用食品として、「プレティオ」(GABAとして10mg/日)、「健康博士 ギャバ」(GABAとして80mg/日)の安全性が食品安全委員会により審査されており、いずれも適切に摂取される限りにおいては安全性に問題はないと判断されている。
上記した評価の審査結果報告書には、ヒト試験による過剰摂取時の安全性試験の報告があり、健康成人12名を対象としてGABA 640 mgを2週間継続摂取させ、過剰摂取時の安全性の評価がなされている。その結果、GABAの摂取に起因すると考えられる副作用の報告はなく、届出品に含まれる機能性関与成分量の5倍量以上を摂取した場合においても安全であることが評価されている。
届出品に含まれるGABAの量は特定保健用食品で安全であると評価された量の範囲内であり、また、届出品に使用されているGABAの原材料は、GABA以外の成分を含まず、安全性に影響を及ぼす要因が無い。加えてGABAは単純な構造のアミノ酸であり、起源による性質の違いは生じない。以上のことから、上記した評価は届出品に含まれるGABAにおいても適応可能であることから、届出品を摂取した場合に健康被害が起こる可能性は低いと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。降圧薬を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本商品は、兵庫県たつの市にある自社工場(株式会社ファイン 播磨先端製造技術センター)にて、製造加工からパッケージングまで一貫製造を行っている。播磨先端製造技術センターは公益財団法人 日本健康・栄養食品協会によるGMP適合認定を受けており、認証に準拠した製造・衛生管理等を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
・標題
「GABA摂取の睡眠の質改善機能に関する研究レビュー」
・目的
 成人男女を対象とし、食品形態を問わずGABAを摂取すると、GABAを含まない食品を摂取したグループと比較して、睡眠の質が改善するかというリサーチクエスチョンに対して定性的システマティックレビューを行い、GABAによる睡眠の質改善機能を検証した。
・背景
 GABAは、末梢において存在するGABA受容体に作用し、ノルアドレナリンの分泌を抑制する作用により交感神経を抑制する。GABAの摂取による自律神経への作用は鎮静作用をもたらし、深部体温を低下させるため、良質な睡眠を促すことにつながると考えられている。実際にGABAを摂取することで睡眠の質が改善するかを評価した研究例がいくつか存在するが、これらの研究結果を統合し、評価する研究(研究レビュー)はこれまでほとんど報告がない。
・レビュー対象とした研究の特性
 英語及び日本語の文献データベースを用いて文献調査を行い、2017年11月より以前に発表された文献を対象として、「目的」の項に記載した条件に合致する文献を検索した。文献の選抜を行い、最終的に残った4報を評価対象とした。評価対象の文献はいずれも、被験者をグループ分けし、一方が摂取する食品にのみGABAを入れ、結果をグループ間で比較する試験法を採用したものである。
・主な結果
 文献内容を精査した結果、主観的評価(アンケート)のみが4報中2報、主観的評価(アンケート)と客観的評価(脳波測定)を実施した文献は2報であった。GABAを摂取したグループの睡眠の質(寝つき、眠りの深さ、すっきりとした目覚め)が、GABAを摂取しないグループと比較して改善した文献は2報中1報であった。改善の効果が現れなかったもう一方の文献は試験方法に偏りがあり、効果が現れにくいと考えられ、また、数値が改善する傾向を確認できたことから睡眠改善効果を否定する内容ではないと判断した。
以上の結果より総合的に判断して、必要最小量は100mgで、食品性状を問わず、GABAの摂取は健常成人の睡眠の質を向上させると結論付けた。
・科学的根拠の質
 文献検索において、存在するすべての文献を網羅できたことに対する保障はなく、また未報告の研究が存在する可能性も否めない。しかしながら、評価対象とした文献のうち、質の高い論文がGABAの睡眠の質向上を報告していることから、今回の研究レビューの結果はGABAが健常成人の睡眠の質を向上させる根拠として十分なものであると考えられる。また、文献中の試験はすべて日本で行われたものであり、消費者に同様の効果を期待する場合に考慮すべき事柄が少ない。
(構造化抄録)

スルーモイスト(株式会社燦樹)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社燦樹の機能性表示食品,スルーモイストのエビデンス(科学的根拠)

株式会社燦樹が消費者庁に届出た機能性表示食品【スルーモイスト】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

株式会社燦樹

【届出番号】
F1066

【届出日】
2021/03/31

【届出者名】
株式会社燦樹
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
スルーモイスト

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
植物性乳酸菌K-1(L.casei 327)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には植物性乳酸菌K-1(L.casei 327)が含まれます。植物性乳酸菌K-1(L.casei 327)には、お通じを改善する機能、肌の潤いを維持する機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
便秘気味で肌が乾燥しがちな方

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本届出食品は機能性関与成分「植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)」を1000億個/日含む食品です。

<既存情報による安全性試験の評価>
①過剰摂取試験
健常成人男女に、植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)5000億個/日を含む食品を4週間摂取させたところ、試験食品に起因する有害事象は確認されませんでした。
②長期摂取試験
健常成人女性に、植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)1000億個/日を含む食品を12週間摂取させたところ、試験食品に起因する有害事象は確認されませんでした。

以上の通り、本届出食品に含まれる機能性関与成分の5倍量の過剰摂取試験、同等量での長期摂取試験において安全性に問題がないことが確認されています。また、本届出食品に含まれるその他の原材料は十分な食経験を有する食品や食品添加物であることから、本届出食品も安全な食品であると判断しました。なお、上記の報告における植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)は、本届出食品の機能性関与成分と同一の原料であることから、同等性は問題ありません。

【摂取する上での注意事項】
●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。
●食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上ご使用をお決めください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出食品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、バルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造及び品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
【標題】
植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)の便通改善作用に関する研究レビュー
【目的】
植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)の摂取による便通改善作用に関する機能性を検証する目的で実施しました。
【背景】
植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)は主に整腸作用が期待され、最近では臨床試験の実施により有効性が確認されるなどその有用性が見出されていますが、便通改善作用に関する研究レビューは確認できませんでした。
【レビュー対象とした研究の特性】
リサーチクエスチョン(以下RQ)及びPICOを以下のように設定し研究レビューを実施しました。
RQ:植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)は、便通を改善させるか?
P:便秘傾向のある健常成人
I:植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)の経口摂取(食品形態は問わない)
C:プラセボの経口摂取(プラセボの配合内容は問わない)
O:便通の改善
上記PICOをもとに検索式と除外基準を設定し、データベースで論文を検索しました。検索により特定された文献は、適格基準により採用文献と除外文献に選別し、採用文献からPICOに対応した項目の情報を抽出しました。また、原著論文であるか、査読誌であるか確認しました。また、インターネットを用いたハンドサーチも行いました。
【主な結果】
最終的に1報を採用し、植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)500億個、2週間の摂取で便通が改善することが確認され、表示しようとする機能性は妥当と判断しました。採用論文は臨床試験が日本で実施されていることより、日本人の外挿性の問題はないと判断しました。
【科学的根拠の質】
全研究のバイアスリスクは「低」、非直接性は「低」、不精確は「低」、非一貫性は「中/疑い」、全体のエビデンスの強さは「高」と判断しました。使用したデータベースが少なく研究の収集が不完全と思われました。本機能性関与成分を使用した便通改善に関する臨床試験は採用された1報のみであることから出版バイアスは低いと判断しました。

【標題】
植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)の肌の潤いの維持作用に関する研究レビュー
【目的】
植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)の摂取による肌の潤いの維持作用に関する機能性を検証する目的で実施しました。
【背景】
食品成分による肌の保湿能の維持に関しては、グルコシルセラミドやヒアルロン酸ナトリウムなどが知られ、機能性表示食品としても数多く受理されています。これらとは異なった作用機序による肌の保湿能の維持も有用性が期待され、乳酸菌に代表される有用な菌による腸内フローラの改善や腸脳相関を作用機序とした肌の潤いの維持も有望と思われます。
【レビュー対象とした研究の特性】
リサーチクエスチョン(以下RQ)及びPICOを以下のように設定し研究レビューを実施しました。
RQ:「植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)は、肌の潤いを維持させるか?」
P:「肌の乾燥が気になる健常成人」
I:「植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)の経口摂取(食品形態は問わない)」
C:「プラセボの経口摂取(プラセボの配合内容は問わない)」
O:「肌の潤い」
上記PICOをもとに検索式と除外基準を設定し、医中誌Web及びPubMedで論文を検索しました。検索により特定された文献は、適格基準により採用文献と除外文献に選別し、採用文献からPICOに対応した項目の情報を抽出しました。また、原著論文であるか、査読誌であるか確認しました。また、インターネットを用いたハンドサーチも行いました。
【主な結果】
データベース検索により、最終的に2報を採用しました。この2報の文献の質およびエビデンス総体の質の評価を行い、それらの結果を表示しようとする機能性との関連において評価しました。その結果、植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)1000億個、4週間以上の摂取で肌の潤いを維持することが確認され、表示しようとする機能性は妥当と判断しました。2報とも臨床試験が日本で実施されていることより、日本人への外挿性の問題はないと判断しました。
【科学的根拠の質】
全研究のバイアスリスクは「中」、非直接性は「低」、不精確は「中」、非一貫性は「低」と判断し、全体のエビデンスの強さは「中等度」と判断しました。使用したデータベースが少なく研究の収集が不完全と思われました。本機能性関与成分を使用した臨床試験は採用された2報のみであることから出版バイアスは低いと判断しました。被験者が便秘傾向の女性で、皮膚の測定部位も少ないため、今後は男性被験者への対応や肌の測定部位なども増やし、より広範な研究が望まれます。

歩こうか(株式会社てまひま堂)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社てまひま堂の機能性表示食品,歩こうかのエビデンス(科学的根拠)


株式会社てまひま堂
が消費者庁に届出た機能性表示食品【歩こうか】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

株式会社てまひま堂

【届出番号】
F1065

【届出日】
2021/03/31

【届出者名】
株式会社てまひま堂
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
歩こうか

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン

サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン

クリルオイル由来DHA・EPA

クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはサケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン及びクリルオイル由来DHA・EPAが含まれます。
サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンには、健常な中高年の日常生活(歩く時、階段を上り下りする時、立つ時、座る時など)における膝関節の違和感を和らげる機能があることが報告されています。
クリルオイル由来DHA・EPAには、靴下をはいたり脱いだりする時の膝の違和感を和らげる機能があることが報告されています。
本品は、膝関節が気になる方に適しています。

【想定する主な対象者】
膝関節に違和感がある健常成人

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1.サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン・サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン
・機能性関与成分を含む原材料は日本薬品(株)により製造され2015年12月~2018年11月で3.5㌧販売されているが重篤な副作用の報告はない。
・機能性関与成分を含む原材料を被験品として,毒性,遺伝子突然変異誘発性の有無を調べるため,細菌を用いた復帰突然変異試験,ラットを用いた単回経口投与毒性試験,ラットを用いた反復投与経口毒性試験を実施したが何れも有害性は確認されなかった。
・本品の同等品を被験品とし12週間摂取させたヒト臨床試験にて,体重,BMI,バイタルサイン,血液検査,尿検査の結果,重篤な有害事象は発生しなかった。
・本品の同等品を被験品とした5倍量の過剰摂取試験にて,問診,体重,BMI,バイタルサイン,血液検査,尿検査,自覚症状,他覚症状の結果に臨床上問題となる影響は確認されなかった。
2.クリルオイル由来DHA・EPA
クリルオイルの安全性に関する文献を検索し本品と同原料を用いた文献が3件見つかった。
①クリルオイルを1日1.08g(DHA:約59.4mg,EPA:約129.6mg)と3.24g(DHA:約178.2mg ,EPA:約388.8mg),プラセボの3群に分け12週間摂取させたが,各群内において摂取前,摂取4週後,8週後,12週後,摂取終了4週後の何れも医学的に問題のある変化は認められず各試験参加者からの有害事象の報告もなかった。
②クリルオイルを1日0.5g(DHA:約27.5mg,EPA:約60mg),1g(DHA:約55mg,EPA:約120mg),2g(DHA:約110mg,EPA:約240mg),4g(DHA:約220mg,EPA:約480mg),プラセボの5群に分け12週間摂取させたがクリルオイル摂取による軟便等の軽度な症状の発生は見られたが重篤な有害事象は起こらず,体重,血圧に関しては全群において試験中変動はなかった。
③クリルオイルを1日3g(DHA:約165mg,EPA:約360mg)または魚油1.8gを7週間摂取させたが何れの群においても有害事象や血液検査において明らかな相違はなかった。
本品はクリルオイル500mg(DHA:27.5mg,EPA:60mg)と一日摂取目安量も少なく,5倍量以上の摂取においても重篤な有害事象は報告されていない。
以上より本品の安全性は問題ないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
●開封後はチャックをしっかり閉めて保存し、なるべく早くお召し上がりください。
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
●一日摂取目安量を守ってください。
●製品には万全を期しておりますが、原材料にアレルギーをお持ちの方や体質に合わない方は速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。
●甲殻類にアレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
●血液凝固抑制薬、糖尿病治療薬を服用している場合は医師、薬剤師へ相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
●カプセル工場:三生医薬株式会社 南陵工場(日本健康・栄養食品協会GMP認証取得)●充填・包装工場:株式会社てまひま堂 日置工場(日本健康・栄養食品協会GMP認証取得/ISO22000:2005認証取得/NSF-GMP取得)

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
1.サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン・サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン
【標題】
サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン摂取の関節への機能性に関する研究レビュー
【目的・背景】
プロテオグリカン又は非変性Ⅱ型コラーゲンを含む食品の関節機能への有効性に関する研究は多く報告されている。しかし、その両方を含む食品に関する定性的又は定量的研究レビューの報告はなかった。そこで、本研究レビューでは特にサケ鼻軟骨由来の当該2成分を同時に含む食品について「対象者:健康な成人(栄養学的観点)、介入:サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン及びサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを有効成分とする食品の経口摂取、比較:プラセボ食品の経口摂取、アウトカム:関節機能に対する有効性、研究デザイン:ランダム化比較試験(RCT)」を設定し、その有効性を検証することを目的とした。
【レビュー対象とした研究の特性】
検索日である2018年12月10日以前にデータベースに公開された国内外の健康な成人男女を対象にしたランダム化比較試験を検索し、疾病と診断されない範囲で膝に痛み・違和感がある日本人男女を対象とした論文1報が得られた。当該論文にかかる研究費用は原料供給者が提供し、論文の著者にその関係者が含まれているが、試験は第三者機関で適切に実施されていた。
【主な結果】
学術的に確立された膝に関する4つの評価(医師又はアンケートによる評価)が行われ、サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン及びサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを含むサケ鼻軟骨抽出物40 mg/日を摂取した群が、プラセボ食品を摂取した群と比較して大半の項目で有意な改善又は改善傾向を示した。また、膝関節の曲げ伸ばしを伴う動きで多くの改善が確認された。
【科学的根拠の質】
研究の限界(不十分な点)として「被験者が限定的(40歳以上70歳未満の膝関節に痛み・違和感のある男女)」、「評価の多重性(類似項目の繰返し評価)が考慮されていない」、「評価項目が本来健常者を対象とした方法では無い」、「対象部位が膝関節のみである」、「副次アウトカムの結果に信頼区間の広がりが見られる」、「採用文献が1報しか存在しない為、結果に一貫性があるか評価できない及び否定的な結果が公表されていない可能性が否定できない」があるが、結論に影響する大きな問題はないと判断した。以上より、当該機能性に関する科学的根拠の質は十分であると判断した。ただし、以上の限界も存在することから今後より質の高い研究結果が報告されることが望まれる。

2.クリルオイル由来DHA・EPA
【標題】
クリルオイル由来DHA・EPAの摂取による膝関節の改善機能に関する研究レビュー
【目的】
疾病に罹患していない健常成人が クリルオイル由来DHA・EPAを摂取した際の、膝関節の改善機能について検証することを目的とした。
【背景】
現在、超高齢社会を迎えている日本では、運動器の障害によって、日常生活に支援や介護が必要となる高齢者の方が増加している。また、近年問題となっているロコモティブシンドロームの原因として、加齢に伴って起こる運動器の機能低下、軟骨の加齢を主因とした変形性関節症などが挙げられ、膝関節の機能を維持・改善することが重要と言われている。クリルオイル由来DHA・EPAには、膝関節の機能を改善する機能性が報告されているため、研究レビューを実施して、科学的エビデンスを確認した。
【レビュー対象とした研究の特性】
疾病に罹患していない健常成人を対象として、クリルオイル由来DHA・EPAの有効性を検討している試験報告を調査した。
【主な結果】
データベース検索により176報の文献が抽出され、除外基準に抵触するか確認したところ2報が採用文献となった。すべての採用文献が、事実を示す可能性が高いとされる試験デザイン(ランダム化比較試験)を用いた研究であった。
2報のうち2報で、クリルオイル由来DHA・EPAの経口摂取により膝関節の機能を改善する有効性が報告されていた。有効性を肯定する報告から、クリルオイル由来DHA 27.5mgおよびクリルオイル由来EPA 60mgを摂取することによって、膝関節を改善する機能が期待できるものと判断した。
本品は一日摂取目安量中にクリルオイル由来DHA 27.5mgおよびクリルオイル由来EPA 60mgを含んでおり、膝関節の改善機能が期待できると判断した。
【科学的根拠の質】
本研究レビューの限界は、英語と日本語のみを検索のキーワードとしたため、他の言語で書かれている文献が調査されていない。しかし、複数の研究報告でクリルオイル由来DHA・EPAの摂取による有効性が支持されていることから、科学的根拠は十分であると判断した。

ぷるんと蒟蒻ゼリーパウチプラズマ乳酸菌(巨峰味)(オリヒロプランデュ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

オリヒロプランデュ株式会社の機能性表示食品,ぷるんと蒟蒻ゼリーパウチ プラズマ乳酸菌(巨峰味)のエビデンス(科学的根拠)

オリヒロプランデュ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ぷるんと蒟蒻ゼリーパウチ プラズマ乳酸菌(巨峰味)】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

オリヒロプランデュ株式会社

【届出番号】
F1064

【届出日】
2021/03/30

【届出者名】
オリヒロプランデュ株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
ぷるんと蒟蒻ゼリーパウチ プラズマ乳酸菌(巨峰味)

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には、プラズマ乳酸菌(L.lactis strain Plasma)が含まれます。プラズマ乳酸菌はpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
①喫食実績による安全性評価
プラズマ乳酸菌( L. lactis strain Plasma )を同等量(1000 億個)含む複数の類似食品協和発酵バイオの iMUSE 、iMUSE professinal プラズマ乳酸菌+バリアビタミン C が 、2013 年から日本全国で販売され、現在も継続して販売されている。現在まで、これら類似食品で重大な健康被害は報告されていない。よって、類似食品の喫食実績による食経験から、当該製品の機能性関与成分であるプラズマ乳酸菌( L. lactis strain Plasma )には十分な安全性があると判断した。

②医薬品との相互作用に関する評価
医薬品との相互作用について当該製品摂取で問題となるような報告は無かった。

以上より、当該製品の安全性に問題は無いと考えられた。

【摂取する上での注意事項】
●一日摂取目安量をお守りください。
●凍らせると硬さが増しますので凍らせないでください。
●袋の内側に水滴が付着している場合がありますが、品質には問題ありません。
●体質、体調により一時的におなかが緩くなることがありますのでご注意ください。
●まれに黒い小さな点が見られますが、蒟蒻芋の皮ですので、品質には問題ありません。
●果汁の影響により食感に違いを生じる場合があります。
●開封口をくわえると口を切ることがありますので、押し出したゼリーだけを口に入れてお召し上がりください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
オリヒロプランデュ株式会社 モア工場:FSSC22000

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
①標題
「キリンiMUSE(イミューズ)プラズマ乳酸菌サプリメント」に含まれるプラズマ乳酸菌( L. lactis strain Plasma )の健康な人の免疫機能の維持に関する評価

②目的
 L. lactis strain Plasma を健康な方が摂取することによって、 L. lactis strain Plasma を摂取しない場合と比較して免疫機能が維持されるかを明らかにする。

③背景
 L. lactis strain Plasma は、酸乳から分離されたチーズやヨーグルトの発酵に使われる乳酸菌の一種で、免疫調節に重要なプラズマサイトイド樹状細胞( pDC )を活性化することが見いだされている。pDCは健康維持に重要な役割を担っている免疫細胞と考えられているため、 L. lactis strain Plasma の摂取によってpDCの活性を高めることは、免疫機能の適切な維持さらには日常生活での体調管理に役立つと期待される。
 これまでに、L. lactis strain Plasma によるpDCの活性化は、細胞を用いた試験管内での評価や、モデル動物を用いた研究により明らかになっている。また、ヒトを対象とした L. lactis strain Plasma を摂取する試験も実施されており、血液中のpDCを活性化することに加え、健康維持に効果があるといった結果が報告がされている。しかし、 L. lactis strain Plasma の摂取による効果について明確ではなかったため、「免疫機能の維持」に着目して、網羅的に文献調査を行うことでL. lactis strain Plasma の有効性を評価した。

④レビュー対象とした研究の特性
 文献の検索は、5つのデータベースを用いて、2020年3月31日に、公表された和文と英文 論文を対象に実施した。その結果、調査対象となる文献が6報得られた。6報のうち、pDCへの作用について報告した文献は6報、体調に関する全身の自覚症状について報告した文献は6報、体調に関する特定の部位の自覚症状について報告した文献は5報あった。いずれの文献も研究の質に問題はなく、調査対象として採用できるものであった。利益相反については適切に記載されていた。

⑤主な結果
 調査対象の文献6報は全て、 L. lactis strain Plasma を1日あたり1000億個摂取していた。pDCへの作用について報告した文献6報のうち3報でpDC活性化を示す指標が対照群と比較して有意に高値であった。体調に関する全身の自覚症状について報告した文献6報のうち4報で全身の自覚症状(全身倦怠感、寒気、熱っぽさ、総合的な臨床症状、体調または疲労)が対照群と比較してより軽度に維持されていた。体調に関する特定の部位の自覚症状について報告した文献5報のうち全てで特定の部位の自覚症状(くしゃみ、鼻汁、鼻閉、のどの痛み、せき、頭痛、関節痛または筋肉痛)が対照群と比較してより軽度に維持されていた。

⑥科学的根拠の質
 調査対象の文献6報は、いずれも研究の質が高く、各項目に関して一定の根拠が認められた。これらを総合的に判断し、L. lactis strain Plasma の免疫機能の維持効果について示唆的な根拠があると判断した。調査対象の文献が6報と十分に多いとは言えないことが本調査の限界であり、更なる臨床研究が望まれる。

新あさひ豆腐サイコロ1/6 500g (旭松食品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

旭松食品株式会社の機能性表示食品,新あさひ豆腐サイコロ1/6 500gのエビデンス(科学的根拠)

旭松食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【新あさひ豆腐サイコロ1/6 500g】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

旭松食品株式会社

【届出番号】
F1063

【届出日】
2021/03/30

【届出者名】
旭松食品株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
新あさひ豆腐サイコロ1/6 500g

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
大豆ベータコングリシニン
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には、大豆ベータコングリシニンが含まれています。大豆ベータコングリシニンには高めの血中中性脂肪値を低下させること、および高めのBMIを低下させる機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
高めの血中中性脂肪値やBMIが気になる健常成人

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
大豆には、当該製品の関与成分である大豆ベータコングリシニンが含まれている。大豆あるいは大豆タンパク質は、これまで食材や原料として利用されてきた植物食品であり、世界各国で消費されている安全な食材である。
当該製品の形態である凍り豆腐についても大豆を原料に製造され、日本国内で1年間あたりおよそ1万トンの凍り豆腐が製造され、販売されている。凍り豆腐の食経験の面からも、当該製品は十分な安全性を有していると判断している。

【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
FSSC 22000を取得している旭松食品株式会社飯田工場にて製造されている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
・標題
最終商品「新あさひ豆腐サイコロ1/6 500g」に含有される大豆ベータコングリシニンの摂取による、血中中性脂肪値の低下・BMIの減少機能に関するシステマティックレビュー
・目的
大豆ベータコングリシニンを含む食品の摂取は、血中中性脂肪値・BMIを減少させるかどうかを検証した。
・背景
大豆ベータコングリシニンについて、血中中性脂肪低下機能やBMIの減少機能がヒト試験で報告されている。また、大豆ベータコングリシニン配合製品が特定保健用食品として流通している。しかし、査読付きの論文に掲載されたシステマティックレビュー論文は確認されなかったため、PRISMA声明に準拠したシステマティックレビューを作成した。
・レビュー対象とした研究の特性
疾病に罹患していない者(未成年者・妊産婦・授乳婦は除く)及び特定保健用食品の試験対象者の範囲を超えない者において、大豆ベータコングリシニンを含む食品の継続的な摂取は、対照群と比較してBMIを減少させること、並びに血中中性脂肪値を低下させることを評価した文献を調査した。国内外の学術論文データベース(J-DreamIII、PubMed)を用いて、検索適格基準に適合しない文献を除外し、一定水準以上の研究レベルとして評価された文献を採用文献とした。BMIで2報、血中中性脂肪値項目で2報の適格基準を満たした文献を採用した。
・主な結果
BMI
肥満気味の被験者(肥満度1:BMI25以上30未満)に対して、大豆ベータコングリシニンを2.3g/日、12週間以上継続的に摂取することによりBMIが低下することが示唆された。
<血中中性脂肪値>
血中中性脂肪値がやや高めの被験者(150mg/dl以上199mg/dl未満)に対して、大豆ベータコングリシニンを2.3g/日、12週間以上継続的に摂取することにより、血中中性脂肪値が低下することが示唆された。
カ 科学的根拠の質
採用文献の大豆ベータコングリシニンを2.3g/日、継続して摂取することによる、BMIの低下並びに血中中性脂肪値の低下効果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出商品でも同様の機能が期待できると考えられる。

ナチュライブカラダのための緑茶(ニットービバレッジ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

ニットービバレッジ株式会社の機能性表示食品,Natulive(ナチュライブ) カラダのための緑茶のエビデンス(科学的根拠)

ニットービバレッジ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【Natulive(ナチュライブ) カラダのための緑茶】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

ニットービバレッジ株式会社

【届出番号】
F1062

【届出日】
2021/03/29

【届出者名】
ニットービバレッジ株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
Natulive(ナチュライブ) カラダのための緑茶

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事から摂取した糖や脂肪の吸収を抑える機能があることが報告されています。また、おなかの調子を整える機能があることも報告されています。

【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
・本品は、難消化性デキストリンを、食物繊維として5.0g/500ml含む清涼飲料水である。
・難消化性デキストリンは、トウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維であるため、原料として食経験があると考えられ、これまで重篤な有害事例は報告されていない。
・難消化性デキストリンは、過剰摂取した際に軽い下痢症状を起こすことがあるが、15 g程度で4週間摂取しても臨床上問題となる所見は認められていない。健康な成人10名 (平均40.8±9.5歳、日本) を対象に、難消化性デキストリン (0.7~1.1 g/kg) を摂取させたところ、1.1 g/kgを摂取した男性1名において下痢の発症が観察され、下痢誘発の最大無作用量は男性で1.0 g/kg体重、女性では1.1 g/kg体重以上と推定された。
・難消化性デキストリンは特定保健用食品の関与成分として使用されており、2019年6月時点で387品目が許可を取得している。許可品目の食品形態は清涼飲料水、即席みそ汁(スープ)、米菓、ソーセージ、粉末、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パン、米飯、豆腐など多様な食品形態がある。特定保健用食品の関与成分である難消化性デキストリンはすべて松谷化学工業株式会社製であり、本届出食品の関与成分と同一である。
以上の情報から安全であると判断した。

【摂取する上での注意事項】
一日摂取目安量を守ってください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、FSSC22000を保有する弊社工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
【標題】
難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する糖の吸収抑制作用、脂肪の吸収抑制作用、及び整腸作用(便通改善作用)に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)

【目的】
研究レビューにより、以下の3つについて評価した。
1)健常成人に対して難消化性デキストリンの単回摂取がプラセボの単回摂取と比較して、糖の吸収抑制作用を示すかどうか
2)健常成人に対して難消化性デキストリンの単回摂取がプラセボの単回摂取と比較して、脂肪の吸収抑制作用を示すかどうか
3)健常成人あるいは便秘傾向の成人に対して難消化性デキストリンを摂取することにより、整腸作用(便通改善作用)が見られるか

【背景】
近年、メタボリックシンドロームを初めとした生活習慣病の患者数が増加している。その中でも、糖尿病患者数の増加は深刻な問題のひとつになっており、食事療法として食物繊維を摂取することが、2型糖尿病の発症リスクを低減させることが報告されている。これは、食物繊維が有する血糖値調節効果によるものと考えられる。また、脂質異常症の1つとして食後に血中中性脂肪値の高い状態が長時間継続する食後高脂血症が、動脈硬化症や冠動脈疾患の発症を早めるリスク因子であることが明らかとなってきており、脂肪の吸収を抑制し食後血中中性脂肪値の上昇を抑制する食品が注目されている。
調査報告によると、多くの日本人において食物繊維の摂取不足が推測されている。難消化性デキストリンは、トウモロコシでん粉に由来する水溶性食物繊維の一種である。難消化性デキストリンには、糖の吸収を抑制し食後血糖値の上昇抑制作用を有すること、脂肪の吸収を抑制し食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用を有すること、および便通および便性改善作用を持つことが多数報告されている。
そこで本研究レビューでは、難消化性デキストリンの糖の吸収抑制作用、脂肪の吸収抑制作用、及び整腸作用(便通改善作用)に関する検証を実施した。

【レビュー対象とした研究の特性】
本研究のデザインは、メタアナリシスを含む研究レビューである。以下個別に示す電子データベースを使用し、難消化性デキストリンによる糖の吸収抑制作用、中性脂肪の吸収抑制作用、及び整腸作用(便通改善作用)についてランダム化比較試験(RCT)によって検証されている文献を収集・評価した。
1)糖の吸収抑制作用
PubMed、CENTRAL、医中誌Web、J-GLOBAL の4つの電子データベースを使用し、空腹時血糖値が126 mg/dL未満の成人を対象に難消化性デキストリンを用いて糖の吸収抑制について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。各RCT論文のバイアスリスク、非直接性、非一貫性、不精確から質の評価を行い、「血糖濃度曲線下面積(AUC0-2hr)」を評価指標としてメタアナリシスを実施した。
2)脂肪の吸収抑制作用
PubMed、CENTRAL、医中誌Web、J-GLOBAL の4つの電子データベースを使用し、空腹時血中中性脂肪値が200 mg/dL未満の成人を対象に難消化性デキストリンを用いて脂肪の吸収抑制について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。各RCT論文のバイアスリスク、非直接性、非一貫性、不精確から質の評価を行い、「血中中性脂肪濃度曲線下面積(AUC0-6hr)」を評価指標としてメタアナリシスを実施し、介入群と対照群の差のデータを統合した。なお、特定保健用食品の試験方法として記載された範囲内で軽症者等が含まれたデータを使用していたため、健常成人(空腹時血中中性脂肪値150 mg/dL未満)のみを対象とした評価を実施した。
3)整腸作用(便通改善作用)
PubMed、Cochrane Library、医中誌Web、CiNii Articlesの4つの電子データベースを使用し、健常成人あるいは便秘傾向の成人を対象に難消化性デキストリンを用いて整腸作用について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。各RCT論文の質の評価を行い、2つの評価項目「排便回数」「排便量」について、難消化性デキストリン摂取群と対照群の差のデータを統合した。統合の手法は、Random effect modelであるDerSimonian-Laired法を用いた。

【主な結果】
1)糖の吸収抑制作用
メタアナリシスの結果、難消化性デキストリン4.4~9.8 gを単回摂取することによって、対照群と比較して介入群が血糖濃度曲線下面積(AUC0-2hr)を有意に低下させることが確認された。したがって、難消化性デキストリン(食物繊維)を単回摂取することによって、糖の吸収抑制作用が期待できることが示された。
2)脂肪の吸収抑制作用
メタアナリシスによってデータを統合し統計解析した結果、難消化性デキストリン5~9 gを単回摂取することによって、対照群と比較して介入群が血中中性脂肪濃度曲線下面積(AUC0-6hr)を有意に低下させることが確認された。したがって、難消化性デキストリン(食物繊維)を単回摂取することによって、脂肪の吸収抑制作用が期待できることが示された。
3)整腸作用(便通改善作用)
統計解析の結果、「排便回数」「排便量」において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群は有意な便通改善作用が認められた。さらに、難消化性デキストリン(食物繊維として)摂取量の中央値は5 gであった。したがって、難消化性デキストリン(食物繊維として)5 gを摂取することによって、整腸作用(便通改善作用)が期待できることが示された。

【科学的根拠の質】
本研究レビューは、事前に実施計画書を作成し、計画書通りに実施した。糖の吸収抑制作用について24報、中性脂肪の吸収抑制作用について9報、及び整腸作用(便通改善作用)について26報のRCT論文を検証した結果、いずれの作用についても期待できることが示されていた。肯定的な結果よりも否定的な結果が公表されにくいという出版バイアスの存在も否定できなかったが、結果への影響は小さいと判断され、科学的根拠は確保されていると評価した。