株式会社常磐植物化学研究所の機能性表示食品,健康経営サプリ バナバ&(アンド)茶カテキンのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社常磐植物化学研究所が消費者庁に届出た機能性表示食品【健康経営サプリ バナバ&(アンド)茶カテキン】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 to10■株式会社常磐植物化学研究所 d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
【届出番号】 |
G455 |
【届出日】 |
2021/08/07 |
【届出者名】 |
株式会社常磐植物化学研究所 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
健康経営サプリ バナバ&(アンド)茶カテキン |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
バナバ葉由来コロソリン酸 茶カテキン(ガレート型カテキンとして) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはバナバ葉由来コロソリン酸、茶カテキン(ガレート型カテキンとして)が含まれます。バナバ葉由来コロソリン酸は、健常な方の高めの空腹時血糖値を下げる機能が報告されています。空腹時血糖値が高めの方に適した食品です。茶カテキン(ガレート型カテキンとして)には、肥満気味の方のお腹の脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を減少させる機能があることが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
空腹時血糖値が高めの健常成人、肥満気味の健常成人 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
【バナバ葉由来コロソリン酸】 下記の(ア)及び(イ)の情報により、本届出商品を機能性表示食品として販売することは適切であると考えられた。 (ア)既存情報を用いた評価 ヒト試験において、バナバ葉由来コロソリン酸を一日摂取量1~10㎎において有害事象は認められなかった。このことから、本届出商品を一日摂取目安量の範囲で摂取する場合には、安全性に問題は無いと考えられる。 (イ)医薬品との相互作用に関する評価 本届出商品が摂取の対象としているのは健常者であり、医薬品との併用を想定していないため健康被害のリスクは低いと考えるが、より安全に使用していただくために、本届出商品パッケージに「疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。」と注意喚起をした上で、摂取時の注意事項として「糖尿病治療薬や降圧薬を服用中の方は医師、薬剤師にご相談ください。」と記載し、リスクを減らす対策を講じている。 これらのことから安全上問題ないと考えられ、本届出商品を機能性表示食品として販売することは問題ないと判断する。 【茶カテキン(ガレート型カテキンとして)】 下記の(ア)及び(イ)の情報により、機能性関与成分である茶カテキン(ガレート型カテキンとして)を一日摂取目安量150 mg 配合する本届出商品を機能性表示食品として販売することは適切であると考えられた。 (ア)既存情報を用いた評価および既存情報による安全性試験の評価 日常的に飲用している緑茶浸出液の茶カテキン量を測定した結果、1日当たりの茶カテキン摂取量は平均481mgであり、1日10杯以上引用する人に至っては平均1,299mgであったとの報告がある。また、茶カテキン233 mg/本 (ガレート型カテキン228 mg/本) を含む飲料を用いた4週間のヒト試験において、臨床検査値等に影響を及ぼさなかったとの報告もある。よって、本届出商品を一日摂取目安量の範囲内で摂取する場合には、安全上の問題はないと考えられる。 (イ)医薬品との相互作用に関する評価 既存のデータベースを検索した結果、医薬品との相互作用に関する報告はない。緑茶に含まれるカフェインについて、医薬品との相互作用の報告はあるが、本届出商品で使用する緑茶抽出物はカフェインを取り除いている(0.5 %以下)。 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 一日摂取目安量を守ってください。糖尿病治療薬や降圧薬を服用中の方は医師、薬剤師にご相談ください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本届出商品は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康食品GMPの認定を取得した工場にて、そのGMP基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【バナバ葉由来コロソリン酸】 (ア)標題 機能性関与成分「バナバ葉由来コロソリン酸」が空腹時血糖値に及ぼす機能性に関する研究レビュー (イ)目的 バナバ葉由来コロソリン酸の摂取が健常成人(空腹時血糖値100~125 mg/dL)の空腹時血糖値に対する影響を検証する目的で研究レビューを実施した。 (ウ)背景 バナバ葉由来コロソリン酸は日本、米国において、健康食品として利用されている。日本では血糖値改善素材として認知度が高く、その機能性が期待されているが、研究成果を総合的にまとめたレビューがないため、当該研究レビューを通じて検証を行った。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 PubMed(外国語論文)およびJDreamⅢ(日本語論文)について検索を実施(検索日:2020年10月20日)した結果、1報の対象文献が抽出された。文献は査読付きで、空腹時血糖値が高めの健常成人を対象としており、バナバ葉由来コロソリン酸の摂取が空腹時血糖値に及ぼす影響についてプラセボ摂取と比較したものであった。 (オ)主な結果 健常成人(空腹時血糖値100~125 mg/dL) 45 名に対してバナバ葉由来コロソリン酸0.9 mg/日の摂取による空腹時血糖値への影響をプラセボと比較したところ、空腹時血糖値の平均値は介入前後で有意な差は認められなかったが、空腹時血糖値の変化率は介入群で有意な低下を示した(群間P<0.05)。また、安全性に関しても、問題がないことが示された。 (カ)科学的根拠の質 論文の収集はPubMed(外国語論文)およびJDreamⅢ(日本語論文)を用いて検索を行ったが、未発表のデータが存在する可能性が否定できない。また、今回のレビューにおいては対象文献が1報のみであり、今後の報告に注目していく必要がある。査読付きのプラセボ対照試験であり、バイアスリスクは中程度であると評価した。 以上より、本届出商品に配合するバナバ葉由来コロソリン酸を0.9mg/日摂取することにより、空腹時血糖値の低下が見られることから、表示しようとする機能性は適切であると考えられる。 【茶カテキン(ガレート型カテキンとして)】 (ア)標題 「茶カテキン(ガレート型カテキンとして)による腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)の低減の機能性について」 (イ)目的 健常成人が茶カテキン(ガレート型カテキンとして)を摂取することによって腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)が減少するかを検証した。 (ウ)背景 茶カテキン(ガレート型カテキンとして)は脂質代謝改善、インスリン抵抗性改善などが報告されているが、健常成人を対象とした腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)の低減の機能性について総合的に評価した研究レビューがないことから、当該研究レビューを通じて検証を行った。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 PubMed(外国語論文)、JDreamⅢ(日本語論文)の2つのデータベースを検索した結果、4報の文献を採用した。4報の文献は査読付きで、肥満気味の健常成人を対象としたランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験であった。 (オ)主な結果 肥満気味の健常成人に茶カテキン(ガレート型カテキンとして)149.5~276.2 mg/日を摂取させたところ、プラセボ群と比較して、介入群では腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)が有意に減少した。 (カ)科学的根拠の質 日本語と英語の論文のみが対象であることから網羅性および出版バイアスの可能性は否定できないことなど、様々なバイアスリスクを含む結果であることは否定できない。 以上より、肥満気味の健常成人が本届出商品に配合する茶カテキン(ガレート型カテキンとして)を150mg/日摂取することによって、腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)の減少が見込まれ、表示しようとする機能性は適切であると考えられる。 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
人気の投稿
2021年9月22日水曜日
健康経営サプリバナバ&茶カテキン(株式会社常磐植物化学研究所)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
健康経営サプリラフマ&ショウガ(株式会社常磐植物化学研究所)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社常磐植物化学研究所の機能性表示食品,健康経営サプリ ラフマ&(アンド)ショウガのエビデンス(科学的根拠) |
![]() 株式会社常磐植物化学研究所が消費者庁に届出た機能性表示食品【健康経営サプリ ラフマ&(アンド)ショウガ】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 to10■株式会社常磐植物化学研究所 d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
【届出番号】 |
G454 |
【届出日】 |
2021/08/07 |
【届出者名】 |
株式会社常磐植物化学研究所 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
健康経営サプリ ラフマ&(アンド)ショウガ |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
ラフマ由来ヒペロシド ラフマ由来イソクエルシトリン ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン、ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)が含まれます。ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンには、睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが報告されています。ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)は低温環境下で末梢部位の体温を維持する機能があることが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健常成人・睡眠に対して一過性の悩みを持つ健常成人 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
下記の情報により、本届出商品を機能性表示食品として販売することは適切であると考えられた。 【ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン】 ・既存情報を用いた評価および既存情報による安全性試験の評価 ラフマ葉を原料とした茶飲料「燕龍茶レベルケア」は特定保健用食品として認可されている。「燕龍茶レベルケア」の一日摂取目安量は500 mlであり、ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンの合計として1日30 mg(各成分15mgずつ)が含まれる。(本届出商品に含まれる機能性関与成分の一日摂取目安量 合計2 mgの15倍に相当) 「燕龍茶レベルケア」の安全性に関しては、遺伝毒性、動物試験(マウス単回投与、ラット90日反復投与、ビーグル犬 単回及び14日反復投与)、ヒト試験(ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン各45mg/日ずつ、2~4週間摂取)において評価され、安全性が確認されている。 また、本届出商品に使用されるラフマ抽出物を用いたヒト試験(健常人30名を対象とした12週間摂取、健常人17名を対象とした8日間摂取)においても、有害事象及び副作用がないことを確認している。 【ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)】 ・既存情報を用いた評価 本届出商品には一日摂取目安量あたり、ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)2.35 mgが含まれており、これはショウガとして約 225 mg ~ 750 mg に相当する量である。つまり、本届出商品の一日摂取目安量は一般的に日本人が一日にショウガとして摂取する量(約1g)の範囲内である。ショウガは古くから食用として世界中で用いられており、さらに、一日10 gほどの生のショウガを刻んで煎じたり、すりおろし汁を飲むケースも報告されている。国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報を用いてショウガの安全性に関する情報収集を行ったところ、通常の摂取量であれば、体調不良はほとんど起こらないとあった。ショウガには抗凝固薬との相互作用が報告されているが、本届出商品が摂取の対象としているのは健常者であり、パッケージに摂取上の注意として記載し、リスクを減らす対策を講じている。 以上から、本届出商品を一日摂取目安量の範囲で摂取する場合には、安全性に問題は無いと考えられる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。抗凝固薬を服用中の方は医師、薬剤師に相談してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本届出商品の製造所は、一般社団法人日本健康食品規格協会の食品GMPの認定を取得しており、そのGMP基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン】 (ア)標題 「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンが持つ機能性について」 (イ)目的 成人健常者にラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン各1mg/日を摂取させることが睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)を向上することによって、睡眠の質の低下に伴い低下する、認知機能の一部である注意力(物事に一時的に集中し、安定して作業を続ける力)をサポートすることを検証した。 (ウ)背景 ラフマ葉は古くから利用されているが、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンの機能性について、研究成果を総合的にまとめたレビューがないため、当該研究レビューを通じて検証を行った。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 PubMed(外国語論文)、JDreamⅢ(日本語論文)及びUMIN-CTR(臨床試験登録データベース)の3つのデータベースを検索した結果、2報の文献を採用した。2報の文献はいずれも査読付きで、睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者を対象としたプラセボ対照試験であった。 (オ)主な結果 睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者に、就寝前にラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン 各1mg/日ずつを摂取させた。介入群はプラセボ群と比べ、総睡眠時間に対する相対的なノンレム睡眠の時間割合が摂取前後で有意に増加した(p = 0.01)。OSA睡眠調査票MA版を用い起床時の体感を評価した結果、介入群はプラセボ群と比べ、入眠と睡眠維持の項目が摂取前後で有意に改善した(p = 0.042)。 内田クレペリン検査は一定時間計算作業を行い、作業量(誤回答も含めた全回答数)から集中力や注意力などを判定する検査である。内田クレペリン検査の結果、介入群はプラセボ群と比べ、動揺率(p = 0.043)が摂取前後で有意に改善した。 (カ)科学的根拠の質 未発表のデータが存在する可能性が否定できないこと、2報の採用文献の評価方法が異なることやサンプルサイズの大きさなど、様々なバイアスリスクを含んでいることは否定できない。これらは本研究レビューの限界と考えられる。 以上より、本届出商品に配合するラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンを各1mg/日ずつ摂取することにより、睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが見込まれ、表示しようとする機能性は適切であると考えられる。 【ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)】 (ア)標題 機能性関与成分「ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)」が体温に及ぼす機能性に関する研究レビュー (イ)目的 ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)の摂取による体温の維持に対する影響を検証する目的で研究レビューを実施した。 (ウ)背景 ショウガに含まれるショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)に体温を上昇させる効果あることが報告されているが、ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)の摂取が、低温環境下で体温に及ぼす影響を網羅的に解析したレビューは存在しないことから本研究レビューにて検証した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)の摂取が体温に及ぼす影響について、PubMed(外国語論文)およびJDreamⅢ(日本語論文)のデータベース検索を行った結果、2報の文献を抽出した。2報の文献はいずれも査読付きで、健常成人を対象としており、ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)の摂取が低温下で体温に及ぼす影響についてプラセボ摂取と比較したものであった。 (オ)主な結果 健常成人を対象にショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)2.35-6.21 mgの単回経口摂取の効果を群間比較したところ、ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)を含む食品の摂取によって低温環境下で末端部位(手の指先、手首、額)の体温が維持されることが示されていた。採用論文はいずれも日本人女性に対するものであったが、体温の維持についてはショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)が熱刺激受容体 TRPV1 を活性化し、交感神経系を介して機能発現する作用機序から性差や年齢によらず効果が期待できると考えられる。 (カ)科学的根拠の質 本研究レビューは、日本語と英語の論文のみが対象であることから、網羅性および出版バイアスの可能性は否定できない。また、採用文献はサンプル数も大きくはないことから、様々なバイアスリスクを含む結果であることは否定できない。また、幅広い年代での研究報告が含まれていない。これらは本研究レビューの限界と考えられる。 以上より、本届出商品に配合されているショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)2.35 mgを摂取することにより、低温環境下で末梢部位の体温を維持することから、表示しようとする機能性は適切であると考えられる。 |
杜仲茶(株式会社日本薬健)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社日本薬健の機能性表示食品,杜仲茶のエビデンス(科学的根拠) |
株式会社日本薬健が消費者庁に届出た機能性表示食品【杜仲茶】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 ni41■株式会社日本薬健 d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
【届出番号】 |
G453 |
【届出日】 |
2021/08/06 |
【届出者名】 |
株式会社日本薬健 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
杜仲茶 |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。肥満気味な方、BMIが高めの方、肥満気味でお腹の脂肪やウエスト周囲径が気になる方に適した食品です。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健常成人で、肥満気味な方 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
1.食経験 葛の花は、香港等において1950年代からお茶として飲用されてきた。 2.既存情報の調査 本品の機能性関与成分(葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として))を含む原材料「葛の花抽出物」を配合する特定保健用食品において、食品安全委員会により安全性に問題はないと判断されている。葛の花抽出物について急性・亜慢性毒性試験、変異原性試験が行われ問題となる異常は認められていない。なお、ヒト試験においては、機能性関与成分として28㎎/日、34.9㎎/日、42㎎/日、98.3mg/日を12週間、124.8㎎/日を4週間継続摂取した際の安全性試験が行われ、問題となる異常は認められていない。ただし、294.9mg/日を4週間継続摂取した際の安全性試験においては、試験食品との関係を否定できない肝機能検査値の上昇が認められたため、過剰摂取を控えるべきと考えられる。 なおテクトリゲニンは、微弱な女性ホルモン様作用を有し突然変異を引き起こす性質を持つことが報告されているが、葛の花抽出物を用いた試験により生体内ではその作用は発揮しないと考えられている。 3.医薬品との相互作用 データベース及び文献調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。 4.まとめ 適切に摂取する限り、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の安全性に懸念はないと考えられた。また乾燥葛花以外の原材料は、本品の配合量においては安全性に問題ないと考えられるため、安全性評価内容を本品に適用できると考えられる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また、妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。1日摂取目安量を守ってください。過剰摂取はお控えください(体質や体調によっては、からだに合わない場合があります)。体調に異変を感じた時は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。 [製造所1] 株式会社東洋新薬 インテリジェンスパーク ●作業エリアは、倉庫等とは区画を分けており、意図しない製品の汚損等が発生しない様にしている。作業エリアに入室する際は、入室手順があり、製品の汚損や毛髪等の異物混入防止のため作業着もしくはエプロン及びヘアキャップ、手袋を着用して作業に当たっている。また手指の消毒用アルコールを常備し、作業員の衛生管理に努めている。 [製造所2] 株式会社ひかわ ●FSSC22000:認証取得 [製造所3] 静パック有限会社 新富第三工場 ●SQF品質マニュアルに基づき、生産・製造及び品質管理を行っている。 [製造所4] 静パック有限会社 中原本社工場 ●SQF品質マニュアルに基づき、生産・製造及び品質管理を行っている。 [製造所5] 静パック有限会社昭府工場 ●作業エリアは、倉庫等とは区画を分けており、意図しない製品の汚損等が発生しない様にしている。作業エリアに入室する際は、入室手順があり、粘着ローラー・エアーシャワーを実施している。製品の汚損や毛髪等の異物混入防止のためHACCP対応のポケットの無い作業着を着用しインナーキャップ及び作業帽、手袋を着用して作業に当たっている。また手指の消毒用アルコールを常備し、作業員の衛生管理に努めている。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
1.標題 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)摂取が腹部脂肪、体重、胴囲に及ぼす影響 2.目的 健常成人において、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)を摂取すると、プラセボ(偽薬)摂取時と比較して、腹部脂肪面積、体重、胴囲が減少するか検証することを目的とした。 3.背景 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させるとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、システマティックレビューを実施した。 4.レビュー対象とした研究の特性 健常成人(特定保健用食品用の試験方法に準じ、肥満Ⅰ度(BMIが25以上30未満)の者を含む)における葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が腹部脂肪面積、体重、胴囲に及ぼす影響に関する研究(日本語、英語問わない)を検索対象とした。内容を精査し、5研究を評価対象とした。なお、5研究は、全て日本で実施された信頼性の高いヒト試験であった。著者として葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の関連者(製造又は販売を行う企業社員等)が含まれており、利益相反の問題が認められた。 5.主な結果 5研究における対象者は30~130例で、摂取期間は4~12週、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の一日摂取量は主として22.0~42.0 mgであった。 メタアナリシスを実施した結果、問題となるような出版バイアス(※)は認められず、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。また、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の摂取による、副作用等の健康被害はなかった。なお、肥満症に罹患していないと明確に判断できる者のみの解析結果においても、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。 ※出版バイアス:肯定的な研究結果がそうでない研究結果に比べて出版されやすいために起こる結果の偏りのこと。メタアナリシスによって視覚化、検出できる。 6.科学的根拠の質 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)は、主として22.0~42.0 mg/日の摂取により、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させることが示唆された。 但し、本研究における限界として、多くの研究で研究計画は事前登録されておらず、利益相反の問題も存在するため、バイアスの混入は否定できない。また、12週間以上摂取した場合の影響は不明である。安全性については、別の切り口の評価が必要である。 |
ラバキュットダウン(株式会社LAVA International)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社LAVA Internationalの機能性表示食品,ラバ キュットダウンのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社LAVA Internationalが消費者庁に届出た機能性表示食品【ラバ キュットダウン】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 x35■株式会社LAVA International d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
【届出番号】 |
G452 |
【届出日】 |
2021/08/06 |
【届出者名】 |
株式会社LAVA International クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
ラバ キュットダウン |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
りんご由来プロシアニジン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には、りんご由来プロシアニジンが含まれます。りんご由来プロシアニジンには肥満気味な方の体重、体脂肪、内臓脂肪、ウエスト周囲径、ヒップ周囲径の減少をサポートすることにより、高めのBMIを減らす機能が報告されています。BMIが高めの方に適した食品です。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
肥満気味(BMI値25以上30未満)の健常な成人男女 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
本届出品の機能性関与成分であるりんご由来プロシアニジンを含有するリンゴポリフェノールは、りんごの未成熟果から抽出・精製した製品である。同原料を主原料とした特定保健用食品の安全性が食品安全性委員会により、「適切に摂取される場合には安全性に問題はない」と判断されている。また、2004年にはGRAS認定を受けている。 既存情報を用いて安全性の評価を行ったところ、in vitro試験及びin vivo試験における安全性試験の成績から、変異原性、一般毒性は認められないと推定された。加えて、本届出品と機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量が同じである飲料(リンゴポリフェノール600 mg/日(りんご由来プロシアニジンとして110 mg))の臨床試験において、試験飲料の摂取に起因すると考えられる有害事象は認められなかった。 また、医薬品との相互作用に関する報告例は確認されなかった。 以上より、本届出品における安全性に問題はないと判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。●原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。●天産物由来の原料を使用していますので、色調等が異なる場合がございますが、品質には問題ありません。●乳幼児の手の届かないところに保管してください。●一日摂取目安量をお守りください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
届出製品を製造している工場は、国内の健康補助食品GMP認定工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造しています。GMPとは、「適性製造規範 (Good Manufacturing Practice)」の略で、医薬品のGMPを参考に制定されたものです。本制度に適合した工場では、以下の様な徹底した製造管理・品質管理により製品を製造しています。 ・使用する原料のチェックを毎回行っています。 ・製品毎に決められた製造方法、条件により製造しています。 ・製造した結果は必ず記録書として残し、賞味期限内保管しています。 ・製造工程中には製品毎に決められた項目のチェックを行い、最終製品においては製造ロット毎に予め決められた品質項目について、分析し異常の有無を確認し品質規格を外れた製品は排除しています。 ・製造した製品はロット毎に、品質分析結果と製造記録を確認し、どちらも問題ない場合にのみ出荷されます。 以上の製造を異物混入や腐敗などが発生しない様に、設備環境としても作業者に対しても厳密な衛生管理体制で行っています。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
標題:最終製品「ラバ キュットダウン」に含有する機能性関与成分「りんご由来プロシアニジン」の摂取による体重、BMI、体脂肪、内臓脂肪、ウエスト周囲径、ヒップ周囲径低減に関する研究レビュー (目的) この研究レビューは健常成人を対象として二重盲検試験を行い、りんご由来プロシアニジンを摂取した場合と摂取しない場合と比較して、体重、BMI、体脂肪、内臓脂肪、ウエスト周囲径、ヒップ周囲径に及ぼす影響を調べた。 (背景) りんごはバラ科の植物で、世界中で栽培されている果実であり、約50種類ほどのポリフェノールが報告されている。りんごの未完熟果実に含まれる「リンゴポリフェノール」は、紫外線や害虫などの刺激から実を守る天然成分で、未完熟果実には成熟果実の約10倍のリンゴポリフェノールが含有されている。『アップルフェノン(R)』は、リンゴポリフェノールを高純度に抽出・精製することに成功した製品であり、抗酸化作用、アンチエイジング作用、美容・美白作用、オーラルケア、筋持久力作用など様々な効果効能が報告されている。りんご由来プロシアニジンを含むリンゴポリフェノールには上記のような様々な機能が報告されているが、りんご由来プロシアニジンの体重、BMI、体脂肪、内臓脂肪、ウエスト周囲径、ヒップ周囲径に与える影響を報告した研究レビューは少ない。 (レビュー対象とした研究の特性) Pubmed、医中誌の2つの文献データベースを用いて疾病のない健常者を対象とし、りんご由来プロシアニジン含有食品の摂取による文献の検索を行った。検索日は2020年5月7日で21報の文献が抽出された。その後スクリーニングを行い、最終的に2報の文献を採用した。採用文献はいずれもランダム化比較試験(RCT)であり質の高い文献である。採用した文献において体重やBMI、体脂肪、内臓脂肪、ウエスト周囲径、ヒップ周囲径などを調査し、プラセボ群(りんご由来プロシアニジンを摂取していない群)と比較を行った。 (主な結果) 本研究レビューにおいて、リンゴポリフェノール粉末(りんご由来プロシアニジン含有)摂取による体重、BMI、体脂肪、内臓脂肪等の測定を行った文献は2報であった。いずれも体重、BMI、体脂肪、内臓脂肪、ウエスト周囲径、ヒップ周囲径の減少に対して肯定的な文献であった。以上の結果より、肥満気味(BMI値25以上30未満)な健常な成人男女に対してリンゴポリフェノール粉末600 mg/日(りんご由来プロシアニジンとして110 mg/日)以上を摂取することにより体重、BMI、体脂肪、内臓脂肪、ウエスト周囲径、ヒップ周囲径を減少させ、リンゴポリフェノール粉末300 mg/日(りんご由来プロシアニジンとして55 mg/日)以上の摂取で体重、BMIを減少させる効果が確認された。 本研究レビューにおいて、スポンサー・共同スポンサー及び利益相反はない。 (科学的根拠の質) 本研究レビューに採用した2報の文献については対象者が限定的、サンプル数が十分ではないなどの問題は推測される。しかし本指標の低減に関して肯定的な文献が多く一貫性がある。また、いずれの文献もRCTであり科学的根拠の質は高く、今後の研究においても効果が変わるようなことはないと考えられ、機能性に対する科学的根拠の質は十分であると判断した。 |
ピントリズム(株式会社オークローンマーケティング)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社オークローンマーケティングの機能性表示食品,ピントリズムのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社オークローンマーケティングが消費者庁に届出た機能性表示食品【ピントリズム】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 o40■株式会社オークローンマーケティング d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
【届出番号】 |
G451 |
【届出日】 |
2021/08/06 |
【届出者名】 |
株式会社オークローンマーケティング クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
ピントリズム |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
アスタキサンチン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはアスタキサンチンが含まれます。アスタキサンチンは、正常な目のピント調節機能を維持することで、日常的なパソコンなどのVDT作業による目の疲労感や、目の使用による肩や腰の負担を軽減することが報告されています。また、アスタキサンチンは、肌の潤いを守るのを助ける機能性が報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健常成人(日常的にVDT作業に従事し目の疲労感を感じる方、肌の乾燥が気になる方) |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
アスタキサンチンは、鮭やエビなど魚介類に多く含まれ、日本人には食経験が豊富な天然の赤色色素です。本届出食品の機能性関与成分のアスタキサンチンは、培養ヘマトコッカス藻から抽出したアスタキサンチンであるアスタリールオイル(富士化学工業株式会社が製造・販売)を原料としています。この原料を元に製造された本届出食品と類似する食品(ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチンを 1 日 6mg<3mg/粒×2> または 12mg <4mg/粒×3> 充填したソフトカプセル剤で、水などと一緒に噛まずに連日摂取される商品)は、2000 年から現在まで日本国内で通信販売及び店頭販売されており、2007 年から 2011 年の 5 年間の販売量は、アスタキサンチン換算で約 3.7 トンでした。これは、1 食あたりアスタキサンチン 6mg として 6 億食分に相当します。これらサプリメント商品は、誰でも購入でき、未成年や妊産婦を除いては性別や年齢に関係なく摂取されてきましたが、これまでに重大な健康被害の報告はありません。 本届出食品の機能性関与成分アスタキサンチンは富士化学工業株式会社のヘマトコッカス藻抽出物アスタリールオイルを原料とし、この原料は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の安全性自主点検に認証登録されており、幅広い科学的データに基づき、以下のような点で安全性が確立された食品素材である事が安全性に関する総説および研究論文に記されています 1,2)。 ①食品安全委員会より厚生労働大臣及び農林水産大臣に答申した食品健康影響評価の報告書には、安全性試験の結果において問題を認めなかったこと、自然界に広く存在し食品として日常摂取されていること、食品添加物及び飼料添加物として使用実績があることにより、長期にわたり摂取しても問題なく、摂取量制限は不要である旨が記されています。 ②27 報の臨床試験論文をレビューしたところ、有害事象は認められていません。 ③食品添加物に適用される細胞および動物を用いた毒性試験で安全性が示されています。 以上より、アスタキサンチンは長期に渡り摂取しても安全な食品素材であると考えられます。 1)日本補完代替医療学会誌,12(1),9-17,2015 2)日本補完代替医療学会誌,12(1),51-54,2015 |
【摂取する上での注意事項】 |
1.本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。 2.食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認のうえご使用をお決めください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本届出食品の製造は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場によりバルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造および品質管理を行っております。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
1. ピント調節機能に係わる目の疲労感および肩・腰の疲労感の軽減 (ア)標題:アスタキサンチンのピント調節機能に係わる目の疲労感および肩・腰の疲労感の軽減に関する研究レビュー (イ)目的:疾病に罹患していない者において、アスタキサンチンの継続的な摂取は、正常な目のピント調節機能を維持することで、VDT作業による目の疲労感および肩・腰の疲労感を軽減するかを検証しました。 (ウ)背景:アスタキサンチンの目のピント調節機能改善効果については、VDT作業に従事する者を対象にした多くの臨床研究が実施されており、その有効性が示唆されています。ピント調節機能に係わる目の疲労感の軽減に対して、疾病に罹患していない者のみを対象としたシステマティックレビューは報告されていませんでした。 (エ)レビュー対象とした研究の特性:リサーチクエスチョン「疾病に罹患していない者を対象とした臨床試験において、アスタキサンチンの継続的な摂取は、プラセボ群と比較して正常な目のピント調節機能を維持することで、VDT作業による目の疲労感や目の使用による肩や腰の負担を軽減するか?」に基づいて検索式を設定し、3つのデータベースより文献検索を実施しました。検索により特定された文献を適格基準に基づいて採用文献と除外文献に分別した後、「論文の質」の評価により、一定水準以上の研究レベルであるかを選択条件としました。採用文献のピント調節機能に係わる目の疲労感および肩・腰の負担軽減をアウトカムとして定性的研究レビューを実施し、エビデンスの総合評価を【科学的根拠レベル総合評価】、【「研究タイプ、質、数」の目安】、【一貫性の目安】についてA~Eの5段階評価で実施しました。 (オ)主な結果:適格基準に合致するエビデンスとして8報の文献を採用しました。アスタキサンチン6mg~9mg/日の継続的な摂取により、ピント調節機能に係わる目の疲れに有意な改善が認められ、VDT作業による目の疲労感および肩・腰の疲労感を軽減することが示唆されました。 (カ)科学的根拠の質:質の評価結果は、【科学的根拠レベル総合評価】:A、【「研究タイプ、質、数」の目安】:A、【一貫性の目安】:Aであったことから、科学的根拠の質は高いと考えられました。また、本研究レビューの限界としては、すべての臨床試験において原料メーカーの富士化学工業株式会社が関与していること、臨床試験登録がされていなかったことから、出版バイアスの可能性が否定できないことなどが考えられました。 2. 肌の潤いを守る機能 (ア)標題:アスタキサンチンの経口摂取による肌の潤いを守る機能に関する研究レビュー (イ)目的:健常人において、アスタキサンチンの継続的な摂取は、肌の潤いを保ち、乾燥を和らげる機能を発現するか検証するため、定性的研究レビューを実施しました。 (ウ)背景:皮膚は外部環境からの保護機能の一つとして、生体内の水分蒸散を防ぐ皮膚バリア機能を有しており、アスタキサンチンの皮膚に関する作用として、保水性はじめ、さまざまな有効性が報告されています。肌の水分保持に対して、疾病に罹患していない日本人を対象とした研究レビューは報告されていませんでした。 (エ)レビュー対象とした研究の特性:5つのデータベースより文献検索を実施して特定された文献のうち、健常な日本人を対象としたアスタキサンチンの経口摂取により、プラセボ摂取に比べて肌の水分保持、経皮水分蒸散量が改善されるかを検証したランダム化並行群間比較試験を選びました。 (オ)主な結果:3報のRCT文献が採用されました。2報のRCT文献には、3mgまたは3.57mg/日のアスタキサンチンを経口摂取することにより、プラセボ群に対して皮膚水分量において有意な改善効果を示しました。2報のRCT文献には、3mgまたは6mg/日のアスタキサンチンを経口摂取することにより、プラセボ群に対して皮膚水分蒸散量において有意な改善効果を示しました。 (カ)科学的根拠の質:採用した文献全てがPICOに準じた試験デザインでした。本研究レビューは健常者を対象としたため、採用された文献が3報に限られましたが、「肌の水分保持」に対する効果をより広く検証するためにも、今後の研究においてその有効性が検証されることが期待されます。 |
リポビタンゼリーb(大正製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
大正製薬株式会社の機能性表示食品,リポビタンゼリーbのエビデンス(科学的根拠) |
大正製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【リポビタンゼリーb】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 ta1■大正製薬株式会社 d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
【届出番号】 |
G450 |
【届出日】 |
2021/08/06 |
【届出者名】 |
大正製薬株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
リポビタンゼリーb |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
クエン酸 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはクエン酸が含まれます。クエン酸は日常生活や運動後の一時的な疲労感を軽減することが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
日常生活や運動後の疲労感が気になる方 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
以下の情報に基づき、本品は安全であると判断した。 ①クエン酸は、レモンやライム、グレープフルーツなどの柑橘類に多く含まれるα‐ヒドロキシ酸の一種で、アメリカ食品医薬品局(FDA)よりGRAS(Generally Recognized As Safe)に登録されており、一般に安全性が認められると確認されている。 ②クエン酸は、国内で食品添加物として使用されている。 ③FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)による安全性評価において、クエン酸のADI(Acceptable Daily Intake:一日摂取許容量)は「制限しない(食品中に存在するものからもたらされる当該物質の毎日の摂取が、健康に危害をもたらさないことが示されている)」との評価が示されている。 ④果実ジュースに含まれるクエン酸量を調査した文献データより、200mL当たりのクエン酸含量を計算すると、オレンジジュースで3400mg、グレープフルーツジュースで5000mgのクエン酸を含有することとなる。本品は1日の摂取目安量あたり2700mgのクエン酸を含有する食品であることから、これらの飲料と比較して同程度以下の含有量である。 一方で、既存のデータベースを検索した結果、医薬品との相互作用に関する報告は確認されなかった。 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量に摂取することにより、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。糖類の摂り過ぎには十分に注意してください。本品には1袋当たり50mgのカフェインが含まれます。小児、妊婦、授乳中の方やカフェインに敏感な方は飲用をお控えください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本品の製造所は、FSSC22000認証を取得し、衛生管理や規格外製品の流通防止に向けた体制を構築している。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
(ア)標題 クエン酸の疲労感の軽減効果に関する研究レビュー (イ)目的 健康な成人男女に対して、クエン酸の摂取は、プラセボ摂取と比較して、疲労感を軽減させる機能を有するか検証する。 (ウ)背景 クエン酸摂取による疲労感の軽減に関してのシステマティックレビュー、研究レビューは見当たらなかった。そこで、本研究レビューを実施した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 PubMed(外国語論文)、医中誌 Web(日本語論文)の2つのデータベースを用いて文献検索した結果(検索日:2020年4月23日)、4報の文献を採用した。4報の文献はいずれも査読付き論文(専門家による審査を経た論文)で、日本人の健康な成人を対象としたランダム化プラセボ対照比較試験と呼ばれる信頼性の高い臨床試験であった。なお、これらの文献に届出者(大正製薬株式会社)の関与は無かった。 (オ)主な結果 評価した4報の文献において、クエン酸1000mg~2700mgを摂取することによって、VAS(Visual Analogue Scale)による疲労感の軽減が確認された。VASとは疲労感の一般的な評価方法であり、疲労感を数値化することで主観的に評価する手法である。本品の表示しようとする機能性は「日常生活や運動後の一時的な疲労感の軽減」であり、クエン酸2700mgの摂取で効果が認められている。本品はクエン酸の一日摂取目安量を2700mgとすることから、当該機能に対する有効性が期待できるものと判断した。 (カ)科学的根拠の質 採用文献は、選択バイアス、症例減少バイアス、選択的アウトカムなどのバイアスリスクが含まれるが、ランダム化プラセボ対照比較試験で実施されたエビデンスレベルの高いものである。一方で研究の限界として、採用文献4報中2報で著者に利害関係者が含まれており、出版バイアスの可能性も否定できないが、4報中3報で肯定的な結果が得られていることから、表示しようとする機能性を否定するものではないと判断した。 |
緑濃茶糖×脂習慣(井藤漢方製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
井藤漢方製薬株式会社の機能性表示食品,緑濃茶 糖×脂習慣のエビデンス(科学的根拠) |
井藤漢方製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【緑濃茶 糖×脂習慣】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 i03■井藤漢方製薬株式会社 d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
【届出番号】 |
G449 |
【届出日】 |
2021/08/06 |
【届出者名】 |
井藤漢方製薬株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
緑濃茶 糖×脂習慣 |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
イソマルトデキストリン(食物繊維) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはイソマルトデキストリン(食物繊維)が含まれます。イソマルトデキストリン(食物繊維)は、血糖値が上がりやすい方の食後の血糖値や、食後の血中中性脂肪が高めの方の食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする機能が報告されています。また、おなかの調子を整える機能があることが報告されています。食後の血糖値の上昇や血中中性脂肪の高さが気になる方、おなかの調子を整えたい方に適しています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健常な成人で、食後の血糖値や血中中性脂肪が気になる方、おなかの調子を整えたい方。 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
本品の機能性関与成分であるイソマルトデキストリンはでん粉由来の食物繊維であり、米国FDA(Food and Drug Administration:食品医薬品局)によって、GRAS(Generally Recognized as Safe:一般に安全と認められる食品素材)に認定されている。当該製品に含まれるイソマルトデキストリンはGRASとして認められたものと同等である。また、既存情報の1次情報として以下の安全性試験の報告が確認されている。 1.急性毒性試験、90日間反復投与試験 ラットを用いてイソマルトデキストリンの毒性作用を単回投与、反復投与にて評価した結果、毒性は認められなかった。 2.Ames試験 細菌を用いてイソマルトデキストリンの遺伝毒性作用を評価した結果、変異原性は示されなかった。 3.ヒトにおける過剰摂取試験、長期摂取試験、下痢に対する最大無作用量 イソマルトデキストリンの過剰摂取試験(30 g/日、4週間継続摂取)および長期摂取試験(10 g/日、12週間継続摂取)を行った結果、有害事象は認められなかった。下痢に対する最大無作用量を評価した結果、0.8 g/kg-BWであると判断した。 (考察) ヒトにおける過剰摂取試験および長期摂取試験において試験責任医師によりイソマルトデキストリンは被験者の健康に悪影響を及ぼさないと判断された。また、下痢に対する最大無作用量の検討で得られた数値はイソマルトデキストリン(食物繊維)に換算すると0.66 g/kg-BWであり、さらに体重60 kgのヒトに換算すると39.6 gに相当し、当該製品の1日摂取目安量に含まれるイソマルトデキストリン(食物繊維)はこれに比べて十分に低い。これらの結果から、イソマルトデキストリンの安全性に関しては問題なく、イソマルトデキストリン配合の当該製品の安全性に関しても問題ないと判断した。ただし、注意喚起として「1日あたりの摂取目安量をお守りください。」「摂り過ぎ、体調によりおなかがゆるくなることがあります。」と表示した。 尚、各種安全性試験で評価されたイソマルトデキストリンは当該製品に使用されているものと同等性に問題はないと判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
●摂り過ぎ、あるいは体質、体調によりおなかがゆるくなることがあります。 ●一日摂取目安量を守ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本品は以下の製造工場にて生産・製造を行い、また品質管理をされております。●井藤漢方製薬株式会社 加納工場(健康食品GMP)●株式会社 松本園(健康食品GMP) |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
<血糖> イソマルトデキストリン(食物繊維)の血糖上昇抑制作用もしくは糖の吸収抑制作用 【ア.標題】 イソマルトデキストリン(食物繊維)の血糖上昇抑制作用もしくは糖の吸収抑制作用の検証 【イ.目的】 健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)を対象としてイソマルトデキストリン(食物繊維)の摂取による血糖上昇抑制作用もしくは糖の吸収抑制作用があるか検証する。 【ウ.背景】 日本では食生活の変化などを背景として糖尿病に対する対策が急務となっており、食後の血糖値の管理も重要とされている。食物繊維には血糖値の上昇を抑制する機能を有するものが知られており、水溶性食物繊維であるイソマルトデキストリンにもその機能が期待されている。そこで今回、「イソマルトデキストリン(食物繊維)」の血糖上昇抑制作用もしくは糖の吸収抑制作用に関するシステマティックレビューを実施した。 【エ.レビュー対象とした研究の特性】 検索日:日本国内外の文献 2019年11月12日(PubMed, The Cochrane Library, JDreamⅢ) 検索対象期間:検索日までの全期間 対象集団の特性:健常成人(妊産婦、授乳婦は除く) 最終的に評価した論文数:2報(研究2例) 研究デザイン:ランダム化二重盲検並行群間比較試験、ランダム化二重盲検クロスオーバー試験、準ランダム化二重盲検比較試験 利益相反:本研究は、株式会社林原からの資金提供を受けて実施されたものである。 【オ.主な結果】 血糖値の上がりやすい健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)において、イソマルトデキストリン(食物繊維)2.13 g以上の摂取で食後の血糖値の上昇を抑制し、また2.53 g以上の摂取で食事由来の糖の吸収も抑制すると考えられた。 【カ.科学的根拠の質】 採用論文は2報と少なくメタアナリシスを実施できなかったため定性的なレビューとなったが、各々ランダム化二重盲検比較試験で実施され、血糖値の上昇を抑制するという結果に一貫性があるため、信頼性は高いと考える。今後1日当たりの有効摂取量などに関してさらなる研究が望まれる。 <中性脂肪> イソマルトデキストリン(食物繊維)の血中中性脂肪上昇抑制作用もしくは脂肪の吸収抑制作用 【ア.標題】 イソマルトデキストリン(食物繊維)の血中中性脂肪上昇抑制作用もしくは脂肪の吸収抑制作用の検証 【イ.目的】 健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)を対象としてイソマルトデキストリン(食物繊維)の摂取による血中中性脂肪上昇抑制作用もしくは脂肪の吸収抑制作用があるか検証する。 【ウ.背景】 日本では食生活の変化などを背景として生活習慣病に対する対策が急務となっており、食後高脂血症に対する注意も重要とされている。食物繊維には食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制する機能を有するものが知られており、水溶性食物繊維であるイソマルトデキストリンにもその機能が期待されている。そこで今回、「イソマルトデキストリン(食物繊維)」の血中中性脂肪値上昇抑制作用もしくは脂肪の吸収抑制作用に関するシステマティックレビューを実施した。 【エ.レビュー対象とした研究の特性】 検索日:日本国内外の文献 2020年7月14日(PubMed, The Cochrane Library, JDreamⅢ)。また、データベース以外で既に存在を把握している文献は、著者から情報提供を受けた(2020年8月28日)。 検索対象期間:検索日までの全期間 対象集団の特性:健常成人(妊産婦、授乳婦は除く) 最終的に評価した論文数:2報 研究デザイン:ランダム化二重盲検並行群間比較試験、ランダム化二重盲検クロスオーバー試験、準ランダム化二重盲検比較試験 利益相反:評価対象とした2件の研究において、研究監修機関、方針決定機関、研究実施機関は独立している。資金源は方針決定機関(㈱林原)である。本SRは、㈱林原より依頼を受け、合同会社オクトエルが実施した 。 【オ.主な結果】 イソマルトデキストリン(食物繊維)は、2.13 g以上の摂取時に食後の血中中性脂肪値が高めの健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)の食後血中中性脂肪値上昇抑制作用を、また5 g以上の摂取時に健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)の食後の血中中性脂肪上昇抑制作用と食事由来の脂肪の吸収抑制作用を有すると考えられた。 【カ.科学的根拠の質】 採用論文は2報であるため、パブリケーション・バイアスと非一貫性については検討していない。また、メタアナリシスを実施できなかったため定性的なレビューとなった。しかしながらエビデンス・グレーディングが高いとされるランダム化二重盲検比較試験で実施されており、食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制する機能性と食事由来の脂肪の吸収を抑制する機能性に関する結論が後発の1次研究によって大きく変更される可能性は低いと推察される。一日当たりの有効摂取量に関するさらなる研究が報告されることが望ましい。 <整腸> イソマルトデキストリン(食物繊維)の整腸作用(便通改善効果) 【ア.標題】 イソマルトデキストリン(食物繊維)の整腸作用(便通改善効果)の検証 【イ.目的】 便秘傾向者を含む健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)を対象としてイソマルトデキストリン(食物繊維)の摂取による整腸作用(便通改善効果)があるか検証する。 【ウ.背景】 日本では食生活の西洋化などに伴い食物繊維の摂取量が不足し、摂取量の増加が求められている。イソマルトデキストリンは水溶性食物繊維であり、プレバイオティクスとしての機能が期待されている。そこで今回、「イソマルトデキストリン(食物繊維)」の整腸作用(便通改善効果)に関するシステマティックレビューを実施した。 【エ.レビュー対象とした研究の特性】 検索日:日本国内外の文献 2019年12月25日(PubMed, The Cochrane Library, JDreamⅢ) 検索対象期間:検索日までの全期間 対象集団の特性:便秘傾向者を含む健常成人(妊産婦、授乳婦は除く) 最終的に評価した論文数:2報 研究デザイン:ランダム化二重盲検並行群間比較試験、ランダム化二重盲検クロスオーバー試験、準ランダム化二重盲検比較試験 利益相反:本システマティックレビューは、㈱林原の依頼を受け、合同会社オクトエルにて論文スクリーニング業務、統計解析業務等を実施した。 【オ.主な結果】 便秘傾向者を含む健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)において、イソマルトデキストリン(食物繊維)4.29-12.59 g/日の摂取は安全で、排便日数を有意に増加させ、便通を改善する効果があることが明らかになった。 【カ.科学的根拠の質】 採用論文は2報と少なくメタアナリシスを実施できなかったため定性的なレビューとなったが、各々ランダム化二重盲検比較試験で実施され、便通を改善するという結果に一貫性があるため、信頼性は高いと考える。今後1日当たりの有効摂取量などに関してさらなる研究が望まれる。 |
登録:
投稿 (Atom)