2021年11月25日木曜日

くらしモアバナナ(日本流通産業)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

日本流通産業株式会社:くらしモアバナナの効果とエビデンス(科学的根拠)

届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名
G714
2021/10/05
日本流通産業株式会社
(1120001093468)
くらしモアバナナ
生鮮食品
GABA
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日本流通産業株式会社

GABA(γ-アミノ酪酸)

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生鮮食品の機能性表示食品

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【表示しようとする機能性】

本品にはGABAが含まれ、GABAを20mg/日摂取すると、高めの血圧を低下させる機能があることが報告されています。本品を可食部120g(2~3本)食べると機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分の量の50%を摂取できます。

【想定する主な対象者】
日本人の疾病に罹患していない者(正常高値血圧者:未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本製品、バナナの喫食の歴史は大変長く、流通量も多い。2020年、輸入量は約106万トン(財務省貿易統計)、一世帯(二人以上の世帯)あたりの購入数量は平均19.2kg(家計調査:総務省統計局)というデータも報告されている。
当社は2013年10月頃からフィリピン産の「くらしモアバナナ」の販売を開始している。当該バナナの品種は主にキャベンディッシュ(英語:Cavendish)であり、2014年~2020年の累計販売量は、約37,446万トン、2020年の年間販売量は約3,156トンと相当な量の流通があることから、喫食実績は十分である。
バナナに含まれる機能性関与成分GABAは、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報の素材情報データベース によると、「通常の食事からの摂取においてはおそらく安全」とされている。したがって、当該商品(バナナ)においても安全性に問題はないと考えられる。

医薬品との相互作用については、各データベースでは以下のように記載されている。
・国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報の素材情報データベース
「降圧薬や降圧作用を有するハーブとの併用により、低血圧を起こす可能性がある。」
・ナチュラルメディシン・データベース
「γ-アミノ酪酸(GABA)は血圧を低下させるようです。GABA と降圧薬を併用すると 血圧が過度に低下するおそれがあります。このような降圧薬にはカプトプリル エナラプリルマレイン酸塩 ロサルタンカリウム バルサルタン ジルチアゼム塩酸塩 アムロジピ ンベシル酸塩 ヒドロクロロチアジド フロセミドなど多くあります。」
上述のような記載があったことから、摂取上の注意として「本品は多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。高血圧治療薬を服用している方は医師・薬剤師にご相談ください。」と注意喚起をしている。
以上の通り、当該商品について安全性に十分配慮しており、機能性 表示食品として販売することは適切であると考える。


【摂取する上での注意事項】
本品は多量に摂取することで、健康が増進されるものではありません。高血圧治療薬を服用している方は医師・薬剤師にご相談ください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
衛生管理体制:SOP(標準作業手順)に基づき、適切な防除等を行い、園地毎に作成する「栽培履歴」に記録・点検・保管している。
均質性管理:「くらしモアバナナ」を生産する、スミフルグループの生産会社Sumifru (Philippines) Corporationが、バナナ生産~出荷(輸出)までを担い、安定した品質のバナナをトータル管理している。均質性を高めるために、各作業マニュアル整備と作業トレーニングを通じて栽培技術のレベルを管理。また、バナナ研究所における育種研究、および健康な苗の生産、病害虫の防除基準、肥料等の他、様々な品質基準等をトータル管理するとともに、収穫基準も生育状況に合わせながら調整し、品質の安定に努めている。なお、栽培時に使用する肥料、農薬等に関する情報は日本に共有し、国内の法令に照らし合わせ、確認している。また、日本に入荷したバナナはランダムに抜き取り毎週定期検品を実施し、品質に問題があれば「製品ロット番号(生産履歴番号)」をもとにフィリピンへ改善を依頼し、品質の安定に努めている。また加えて「くらしモアバナナ」の原料となる「低地栽培バナナ園地」のG-GAP認証取得面積比率は約8割を占めている。
なお、届出後も機能性関与成分の安定性を継続的に確認するため、年に1回機能性関与成分の分析試験を実施し、品質の管理に努めていく。
規格外製品流通防止体制:収穫後、選果場において、洗浄タンクでバナナの汚れを取るために水洗いした後、重量や太さなどの品質基準を満たしていない不良品を除外し、複数の作業スタッフによる目視確認をしたうえで、袋詰め・箱詰めしている。箱詰めされたバナナは、バナナ専用船で適温管理され、品質を維持しながら日本に輸送する。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
【標題】
最終製品「くらしモアバナナ」に含有する機能性関与成分GABAによる血圧低下の機能性に関する定性的研究レビュー

【目的】
日本人の正常高値血圧者およびⅠ度高血圧者に対して、GABAを含む食品の12週間以上の継続摂取が、血圧低下効果を有するかを明らかにするため、定性的研究レビューを実施した。

【背景】
GABAを配合した本製品を機能性表示食品として販売するにあたり、本食品の血圧低下作用について検証するために、研究レビューを行った。

【レビューを対象とした研究の特性】
3つのデータベースを情報源として用いた。PubMed(最終検索日:2018年10月19日)、JDreamⅢ(最終検索日:2018年10月15日)、医中誌Web(最終検索日:2018年10月15日)を検索し、ハンドサーチは実施しなかった。各データベースとも検索期間は限定せずに、最終検索日までの全範囲を対象として検索を行った。また、未報告研究についてはUMIN臨床試験登録システム(UMIN-CTR、最終検索日:2018年10月17日)を用いて検索した。レビューを対象とした研究は「日本人の成人男女の疾病に罹患していない者(正常高値血圧者)およびⅠ度高血圧者」を対象集団とし、研究デザインがランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験のものである。最終的に評価した文献は5報であった。

【主な結果】
採用された文献5報はすべて日本人の成人男女の疾病に罹患していない者(正常高値血圧者)およびⅠ度高血圧者を対象としていた。5報全てで疾病に罹患していない者(正常高値血圧者)での層別解析を行っていた。罹患していない者(正常高値血圧者)およびⅠ度高血圧者を対象とした5報のうち4報で、GABAの12週間以上の継続摂取により対照群と比較して収縮期血圧と拡張期血圧の有意な低下が確認された。罹患していない者(正常高値血圧者)での層別解析を行った5報のうち4報でも同様に、GABAの12週間以上の摂取により対照群と比較して収縮期血圧と拡張期血圧の有意な低下が確認された。本研究レビューの結果からGABA(20mg/日以上)の摂取は収縮期血圧と拡張期血圧を有意に低下させる、血圧低下作用を有する肯定的な結果が得られた。

【科学的根拠の質】
採用文献5報はすべてRCTで、論文の質はQL1(高い)であった。選択バイアス、症例減少バイアス、その他のバイアスが認められるものがあるが、いずれもQL1の論文を採用しており、エビデンスの強さはB(肯定的な根拠がある)と判断した。本研究レビューの限界として、採用文献数が5報と少ないこと、GABAの摂取期間が12週間~16週間と短く、より長期に摂取した場合の効果が不明であることが挙げられる。

ボディキュット(株式会社からだに栄養)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社からだに栄養:ボディキュットの効果とエビデンス(科学的根拠)


届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名
G713
2021/10/05
株式会社からだに栄養
(1012401030813)
ボディキュット
加工食品(サプリメント形状)
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)
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株式会社からだに栄養

葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)

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生鮮食品の機能性表示食品

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【表示しようとする機能性】

本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。肥満気味な方、BMIが高めの方、肥満気味でお腹の脂肪やウエスト周囲径が気になる方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
健常成人で、肥満気味な方

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
葛の花は、香港等において1950年代からお茶として飲用されてきた。

2.既存情報の調査
本品の機能性関与成分(葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として))を含む原材料「葛の花抽出物」を配合する特定保健用食品において、食品安全委員会により安全性に問題はないと判断されている。葛の花抽出物について急性・亜慢性毒性試験、変異原性試験が行われ問題となる異常は認められていない。なお、ヒト試験においては、機能性関与成分として28㎎/日、34.9㎎/日、42㎎/日、98.3mg/日を12週間、124.8㎎/日を4週間継続摂取した際の安全性試験が行われ、問題となる異常は認められていない。ただし、294.9mg/日を4週間継続摂取した際の安全性試験においては、試験食品との関係を否定できない肝機能検査値の上昇が認められたため、過剰摂取を控えるべきと考えられる。
なおテクトリゲニンは、微弱な女性ホルモン様作用を有し突然変異を引き起こす性質を持つことが報告されているが、葛の花抽出物を用いた試験により生体内ではその作用は発揮しないと考えられている。

3.医薬品との相互作用
データベース及び文献調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

4.まとめ
以上より、葛の花抽出物は、安全性に懸念はないと考えられた。なお、葛の花抽出物以外の原材料は、本品の配合量においては安全性に問題ないと考えられるため、適切に摂取する上で安全性に懸念はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。過剰摂取はお控えください(体質や体調によっては、からだに合わない場合があります)。体調に異変を感じた時は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。

[製造所1]
株式会社東洋新薬 鳥栖工場
GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)
FSSC22000:認証取得
[製造所2]
株式会社東洋新薬 インテリジェンスパーク
●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)
●FSSC22000:認証取得

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
1.標題
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)摂取が腹部脂肪、体重、胴囲に及ぼす影響

2.目的
健常成人において、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)を摂取すると、プラセボ(偽薬)摂取時と比較して、腹部脂肪面積、体重、胴囲が減少するか検証することを目的とした。

3.背景
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させるとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、システマティックレビューを実施した。

4.レビュー対象とした研究の特性
健常成人(特定保健用食品用の試験方法に準じ、肥満Ⅰ度(BMIが25以上30未満)の者を含む)における葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が腹部脂肪面積、体重、胴囲に及ぼす影響に関する研究(日本語、英語問わない)を検索対象とした。内容を精査し、5研究を評価対象とした。なお、5研究は、全て日本で実施された信頼性の高いヒト試験であった。著者として葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の関連者(製造又は販売を行う企業社員等)が含まれており、利益相反の問題が認められた。

5.主な結果
5研究における対象者は30~130例で、摂取期間は4~12週、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の一日摂取量は主として22.0~42.0 mgであった。
メタアナリシスを実施した結果、問題となるような出版バイアス(※)は認められず、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。また、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の摂取による、副作用等の健康被害はなかった。なお、肥満症に罹患していないと明確に判断できる者のみの解析結果においても、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。
※出版バイアス:肯定的な研究結果がそうでない研究結果に比べて出版されやすいために起こる結果の偏りのこと。メタアナリシスによって視覚化、検出できる。

6.科学的根拠の質
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)は、主として22.0~42.0 mg/日の摂取により、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させることが示唆された。
但し、本研究における限界として、多くの研究で研究計画は事前登録されておらず、利益相反の問題も存在するため、バイアスの混入は否定できない。また、12週間以上摂取した場合の影響は不明である。安全性については、別の切り口の評価が必要である。

の~りんのあま姫(福井県)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

の~りんのあま姫の効果とエビデンス(科学的根拠):福井県



福井県
が消費者庁に届出た機能性表示食品【の~りんのあま姫】の効果とエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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hu57福井県
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機能性表示食品まとめ一覧

【届出番号】
G712

【届出日】
2021/10/05

【届出者名】
福井県
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【商品名】
の~りんのあま姫

【食品の区分】
生鮮食品

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
リコピン
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【表示しようとする機能性】

本品には、リコピンが含まれます。リコピンを27.8mg/日摂取すると、血中LDLコレステロールを低下させる機能があることが報告されています。本品を180g(7~10個)食べると機能性が報告されている1日当たりの機能性関与成分の量の50%を摂取できます。

【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない方(未成年者、妊産婦、授乳婦を除く)

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1)原料について
今回届出を行う製品は生鮮食品のトマトである。福井県では年間1,850トン(H29年度 ※1)のトマトが収穫され、年間を通じて県内外で広く喫食されている。また、海外でも年間約18,000万トン(2018年 ※2)が生産され、広く食用として栽培されている。本品の品種「フルティカ」についても2008年に品種登録され、10年以上にわたり全国で栽培されている。また2次情報(※3)では「果実や果実加工品を通常の食事で利用する場合はおそらく安全である」とされている。以上のことから本品に関する食経験は十分なものであると考えられ、その安全性も明らかであると考えられた。

2)機能性成分(リコピン)について
今回届出を行う製品の機能性成分(リコピン)は、スイカやピンクグレープフルーツなど一般的な野菜にも含まれている成分であり、2次情報(※3)では「通常の食品に含まれる量の摂取はおそらく安全である」とされている。
また、本製品の1日当たり摂取目安量以上の健康被害報告については、2次情報(※4)によると、リコピン120㎎/日を含むサプリメントの1年間の服用が安全であったとする報告がある。以上より、本品をリコピンの摂取を目的に経口摂取することで健康上の問題は生じないと考えられた。

3)医薬品との相互作用について
二次情報(※3)によると、論理的に考えられる医薬品との相互作用として、
抗凝固薬または抗血小板薬との併用は、挫傷や出血のリスクが増加する可能性があることが示されている。

1)~3)より、本製品の経口摂取については健康上の問題はないと考えられる。しかし、3)のようなリスクが想定されることから抗凝固薬または抗血小板薬を服用する消費者が本品を摂取する場合は担当医師への事前の確認が必要であると考えられる。

※1 福井県農林水産部,農林漁業の動き
※2 Food and Agriculture Organization of the United nation,FAOSTAT
※3 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所,「健康食品」の安全性
・有効性情報
※4 ナチュラルメディシンデータベース リコピン オンライン版
(最終更新日2021年7月5日)

【摂取する上での注意事項】
※本品は多量摂取により健康が増進するものではありませんので、
 バランスの良い食生活を心がけてください。
※抗凝固薬または抗血小板薬を服用されている方は、本品の摂取の前に
 医師にご相談ください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品はASIAGAP認証を取得しており、認証に従い、農場管理マニュアルを作成した生産管理を行っている。

 機能性成分については、出荷前および出荷期間中の定期的なモニタリングを行うことで、リコピン含有量を確保している。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
リコピンの機能性について (以下、構造化抄録の形式で記述)
ア:標題
 の~りんのあま姫に含まれる機能性関与成分リコピンの摂取によるLDLコレステロール低下作用に関する研究レビュー

イ:目的
 疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)にリコピンを継続摂取させることによって、プラセボ食品を摂取した群と比較してLDLコレステロールが低下するか検証する。

ウ:背景
 リコピンは、天然に広く分布する脂溶性色素(カロテノイドの1種)である。人
体では小腸から吸収され、リンパ管から血中を経て肝臓へ輸送される。リコピンに
は強い抗酸化作用が示されており、活性酸素が発症に関与するがんや血管系疾患
などの生活習慣病に対しても抑制的に作用することが知られている。
LDLコレステロールに対する効果も研究されており、今回は疾病に罹患していな
い者に対してもLDLコレステロール低下作用を定性的研究レビューで検証した。

エ:レビュー対象とした研究の特性
  3つのデータベースを情報源として公開開始から2019年9月26日までの論文に対して、疾病に罹患していない者を対象としたリコピンを含む食品の継続摂取が、LDLコレステロールに与える栄養を評価した論文を検索した。論文はランダム化二重盲検プラセボ対象比較試験で行われたものに限定し、日本語と英語の両方で検索を行った。最終的に日本人の健常成人を対象とした1件をレビュー対象として採用した。

オ:主な結果
リサーチクエスチョンに合致する1報の文献を採択した。日本人被験者の内境界域者において、リコピン22.0-27.8㎎/日(12週間摂取)によりLDLコレステロール値が低下する作用が認められた。この結果よりリコピン27.8㎎/日以上の摂取はLDLコレステロール低下作用を有すると考えられた。

カ:科学的根拠の質
 採択文献数が1報と少なく、リコピンの摂取期間が12週間であり、さらに長期に摂取した場合の効果が不明であることが本レビューの限界である。
ただし、農研機構の農林水産物機能性評価委員会における定性的研究レビューの結果では、例数減少によるバイアスリスクおよび採択論文が1報のみであることを考慮してもその影響はエビデンス全体に影響を与える重大なリスクではないことから本レビューは「肯定的な根拠がある(B)」とされており、表示しようとする機能性の根拠として十分な質を備えていると考えられる。

ビフィドフローラ(株式会社ルルーナ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

ビフィドフローラの効果とエビデンス(科学的根拠):株式会社ルルーナ



株式会社ルルーナ
が消費者庁に届出た機能性表示食品【ビフィドフローラ】の効果とエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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ru3株式会社ルルーナ
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機能性表示食品まとめ一覧

【届出番号】
G711

【届出日】
2021/10/05

【届出者名】
株式会社ルルーナ
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【商品名】
ビフィドフローラ

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
ビフィズス菌BB536
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはビフィズス菌BB536が含まれます。ビフィズス菌BB536には、腸内環境を良好にし、腸の調子を整える機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
おなかの調子を整えたい健康な成人(ただし、妊産婦及び授乳婦を除く。)

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
○機能性関与成分「ビフィズス菌BB536」に関する評価
ビフィズス菌は母乳栄養児から初めて分離され、乳児の健康に寄与する有用な腸内菌として注目されてきた。その後の研究によりビフィズス菌は乳児から高齢者まで幅広い年齢層の腸内に存在し、有用菌としてヒトの健康維持に寄与していることが認められている。ビフィズス菌BB536は1969年に健康な乳児から分離され、DNAの相同性および糖分解性状からビフィズス菌の一種であるビフィドバクテリウム ロンガムであることが確認されている。ヒトの腸内に存在するビフィズス菌には現在12の菌種があるが、ビフィドバクテリウム ロンガムはヒトの腸内に年齢を問わず検出され、乳児から高齢者まで幅広くヒト腸内に存在する主要なビフィズス菌の一種であることが認められている。
 ビフィズス菌BB536は1977年にビフィズス菌含有牛乳「森永ビヒダス」として初めて食品に利用され、1980年からは「ビヒダスプレーンヨーグルト」に、更に1991年からはビフィズス菌含有牛乳「森永カルダス」に利用され全国に販売されている。菌末製品としては2005年からビフィズス菌カプセル「ビヒダスBB536」として、2008年からは「ビフィズス菌末 BB536」として販売されている。したがって現在まで食品として乳児から高齢者まで幅広い年齢層に食され、その食経験は約38年に及ぶが安全性上の問題はみられていない。更に1996年には「ビヒダスプレーンヨーグルト」が、2001年には「森永ビヒダス」と「森永カルダス」が各々特定保健用食品の許可を取得し、その安全性と保健機能が認められている。また、2009年にはアメリカ食品医薬品局からGRAS(Generally Recognized As Safe、「一般的に安全と認められたもの」)認定を受け、食品としての安全性がアメリカにおいても認められた。
 上記のように、これまでの長年の食品としての食経験および特定保健用食品としての実績などをもとにビフィズス菌BB536は十分な安全性が確認されている。
○当該製品「ビヒダスBB536」に関する評価
機能性関与成分であるビフィズス菌BB536を150億(2カプセルあたり)含む「ビヒダスBB536」は、2005年から販売され、これまでに本品に起因する安全性上の大きな有害事象はみられていない。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品は粉末混合からカプセル充填の製造工程とアルミ袋・紙箱充填の包装工程に分かれている。製造工程は同じ建屋で違うフロアーが日健栄協GMP,NSF認証を取得しており、健康補助食品の製造管理及び品質管理の基準に則った管理体制で製造を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
標題:ビフィズス菌BB536摂取と排便状況および腸内環境に及ぼす影響
目的:ビフィズス菌BB536の摂取が、健康な成人の腸内環境(腸内細菌が作り出す腐敗産物である便中アンモニア量)と腸の調子(排便頻度)に及ぼす影響を、文献を網羅的に調べることで検討した。
背景:排便が滞るなど消化器官が正常に活動できなくなると、健康状態に関係する生活の質(QOL)が低下するほか、腸内で有害な腐敗産物が増加する。ビフィズス菌や乳酸菌の摂取が、正常な消化器官の活動を助ける可能性が報告されているが、ビフィズス菌BB536が消化器官の活動に及ぼす影響について、文献を網羅的に調べた研究レビューはない。
レビュー対象とした研究の特性:健康な成人に、ビフィズス菌BB536を20億以上含む食品、またはビフィズス菌BB536のみを除いた対照食品を1週間以上摂取させ、排便頻度と便中アンモニア量を比較調査した文献を探した。国内外の5つの文献データーベースを検索したところ(2014年11月)、牛乳や発酵乳などの食品形態でビフィズス菌BB536を20億~200億/日の用量で摂取した7つの文献が見つかり、これらの文献の中に10個のヒト試験の結果が記載されていた。
主な結果:排便頻度を調べた6つの試験結果は、1つが増加を示さなかったが5つが増加を示し、これらの結果を統計学的に統合した解析の結果は増加を示した。また、便中アンモニア量を調べた4つの試験(3文献)の結果については、対照食品摂取群と比較して減少を示した研究は1つであったが、その他2つの試験でもビフィズス菌BB536摂取時期における便中アンモニア量の減少傾向や摂取終了後の増加が見られた。これらの結果を統計学的に統合した解析の結果は、ビフィズス菌BB536摂取が便中アンモニア量を減少させることを示した。これらの結果から、ビフィズス菌BB536を含む食品の摂取は、健康な成人の腸内環境を良好にし、腸の調子を整えると考えられた。
科学的根拠の質:検索された10の試験のうち、2つが研究の精度が高いとされるランダム化比較試験で、8つが研究の精度が低いとされる非ランダム化比較試験だった。精度が低い試験も含めて評価したことから、評価の信頼性は限定されるが、試験結果に顕著なバラつきは認められず、評価結果は妥当だと判断された。
(構造化抄録)

クロノケア(フジッコ株式会社)の口コミ・効果・評判のエビデンス:機能性表示食品

クロノケアの効果とエビデンス(科学的根拠):フジッコ株式会社



フジッコ株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品【クロノケア】の効果とエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

【届出番号】
G710

【届出日】
2021/10/05

【届出者名】
フジッコ株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
クロノケア

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
黒大豆ポリフェノール
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には黒大豆ポリフェノールが含まれます。黒大豆ポリフェノールは加齢とともに低下する血管の柔軟性(血管を締め付けた後の血流の増加度)の維持に役立ちます。

【想定する主な対象者】
健常な中高年男女

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
黒大豆ポリフェノールを関与成分とする食品(サプリメント形状)として「黒豆粒のチカラ」(フジッコ株式会社)が2009年より販売されており、販売前のヒトへの安全性試験により十分な安全性が確認されている。具体的には黒大豆ポリフェノール280mgを含有するサプリメントを12週間摂取し、臨床上問題となるような所見は認められなかった。また、「黒豆粒のチカラ」は発売後12年を経過し、その間の販売数は12万パックを超えるが、その間健康被害の報告もない。さらに、本品に使用している黒大豆種皮抽出物(黒大豆ポリフェノール含有)はこれまで、サプリメントを初めとする多数の健康食品に使用されているが、特に重大な健康被害の報告はない。
 黒大豆ポリフェノールを構成するカテキン、アントシアニン、プロシアニジンについても、通常に摂取する場合には問題となる健康被害情報はない。
また、本品の原材料である黒大豆種皮抽出物について、試験管内、動物、ヒトに対して安全性試験を実施しており、安全性を確認している。特にヒトにおいては本品一日摂取目安量の6.6倍量を摂取した場合について確認しており、黒大豆ポリフェノールを機能性関与成分として含む本製品は非常に安全な製品であると考えられる。

【摂取する上での注意事項】
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。●原材料名をご確認のうえ、食物アレルギーのある方はお召しあがりにならないでください。●小さなお子様には与えないでください。●乾燥剤が入っていますので、誤って召しあがらないようご注意ください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品を製造する工場は、健康食品のGMP認定工場です。
また、厳重な品質検査により、高品質な製品の安定供給を実現するとともに、原材料調査から製品出荷、出荷後の製品クレームへの対応までのプロセスを充実させています。

【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
ア)標題
黒大豆ポリフェノール含有食品の摂取による、加齢とともに低下する血管の柔軟性の維持効果について
イ)目的
健常な日本人を対象に、黒大豆ポリフェノール含有食品を継続的に摂取することによる、血管の柔軟性に及ぼす影響を、プラセボ(偽薬)と比較して検証することを目的とした。
ウ)背景
血管内皮の障害により血管の収縮と拡張のバランスが崩れると、やがて動脈硬化などの疾患に繋がることから、正常な血管内皮が持つ血管の収縮と拡張のバランスを調節する機能、すなわち「血管の柔軟性」を維持する機能ことは、生活の質(QOL)や健康の維持増進にきわめて有用である。黒大豆ポリフェノールは高い抗酸化作用により、血管内皮細胞の一酸化窒素(NO)産生を促進することが報告されており、NOは血管の柔軟性の維持に重要な役割を果たす。そこで、本研究では、黒大豆ポリフェノール含有食品の継続的な摂取による血管の柔軟性の維持効果を検証した。
エ)方法
50歳以上65歳以下の健常な日本人男女24名を対象とし、黒大豆ポリフェノール58mgを含むカプセル剤と、黒大豆ポリフェノールを含まない対照食品(プラセボ)をそれぞれ4週間摂取させ、プレチスモグラフィによる血管内皮機能の評価を実施した。本試験は、研究の精度が高いとされるプラセボ対照ランダム化二重盲検クロスオーバー法により行った。
オ)主な結果
黒大豆ポリフェノールの摂取により、プラセボと比較して、安静時に対する駆血解放後の前腕動脈血流量の比(%FBF)の有意な高値が確認された。すなわち、黒大豆ポリフェノールの摂取によって、血管の柔軟性が維持することが示された。また、血液検査において酸化ストレスマーカーとして測定したMDA-LDLについて、本品を摂取した群では%FBFとの間に負の相関がみられた。このことは、黒大豆ポリフェノールの摂取により、酸化ストレスが低下し、血管の柔軟性が維持されたことを示唆している。試験中、黒大豆ポリフェノールの摂取による有害事象は認められなかったため、安全性についても問題がないことが確認された。
カ)科学的根拠の質
本研究は、妥当性や信頼性が十分に得られるように、事前にUMIN-CTRに実験計画を登録した上で実施した。また、研究の精度が高いとされる、プラセボ対照ランダム化二重盲検クロスオーバー法により試験を行った。したがって本研究により示された黒大豆ポリフェノールの血管の柔軟性を維持する効果は評価に値すると判断できる。

モリンガギャバ<粒タイプ>(株式会社アマーサ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

モリンガGABA(ギャバ)<粒タイプ>の効果とエビデンス(科学的根拠):株式会社アマーサ


株式会社アマーサが消費者庁に届出た機能性表示食品【モリンガGABA(ギャバ)<粒タイプ>】の効果とエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

【チェック】

a037株式会社アマーサ
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動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
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機能性表示食品まとめ一覧

【届出番号】
G709

【届出日】
2021/10/05

【届出者名】
株式会社アマーサ
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【商品名】
モリンガGABA(ギャバ)<粒タイプ>

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
GABA(γ-アミノ酪酸)
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【表示しようとする機能性】

本品には、GABAが含まれます。GABAには仕事や勉強による一時的な精神的ストレスを緩和する機能や、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
仕事や勉強による一時的な精神的ストレスを感じている方、血圧が高めな健常な成人(疾患に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
GABAは野菜や果物、穀物などに多く含まれているため日常の食生活からも摂取されている。また、GABAは特定保健用食品の関与成分として知られており、GABAを配合した特定保健用食品が市販されている。
 さらに、データベースで検索した結果、日本人を対象とした安全性試験が20報あった。11.5~400mgのGABAを配合した食品を4~16週間摂取した場合に、軽度の自覚症状の変化を訴える事例はあったが、臨床上問題となる異常変動等はなく、20報すべての研究報告において安全性に問題はなかったことが報告されている。

・GABAに関して、機能性関与成分同士の相互作用が観察されたという報告はない。

以上より、当該製品を適切に摂取する場合、安全性に問題はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。また、妊娠中の方、妊娠の可能性のある方、高血圧治療薬をご使用の方は医師に相談してください。妊娠3ヶ月以内の方は多量の摂取はお控えください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品は、3つの工場で製造しており、いずれの工場も国内GMPを取得している。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
●ストレス
[標題]
機能性関与成分GABAによる仕事や勉強による一時的な精神的ストレスを緩和する機能に関する研究レビュー
[目的]
健常な成人日本人がGABAを含む食品またはプラセボ食品を摂取した場合の精神的負荷による一時的な精神的ストレスの程度に違いがあるか検討することを目的とした。
[背景]
現代社会において、ストレスは避けて通れない問題である。GABAにはストレス緩和効果があることが一般的に知られている。GABAに関する論文を総合的に評価することによって、ストレスを緩和する機能に関するシステマティックレビューを実施し、その機能性について確認した。
[レビュー対象とした研究の特性]
日本語の文献(1975年以降に書かれたもの)、英語の文献(1975年以降に書かれたもの)を対象とし、健常な成人に対するGABAの精神的負荷による一時的な精神的ストレスに関する論文を検索し(最終検索日:2017年6月26日)、最終的に2報の論文を採用した。採用した論文はいずれもランダム化比較試験(研究の対象者をランダムに2つのグループに分け、一方にはGABAを含む食品を摂取させ、もう一方にはGABAを含まない食品を摂取させて比較する臨床試験)であった。
[主な結果]
主観的疲労感、唾液中クロモグラニンA濃度、唾液中コルチゾール濃度を指標として用いストレスを評価した。これらの指標は一時的な精神的ストレスを評価するのに一般的に用いられ、表示しようとする機能性を評価するのに適した指標であると言える。これらすべての指標で、健常な成人日本人が28mg~50mgのGABAの摂取によって、一時的な精神的ストレスを有意に緩和させることが示された。
[科学的根拠の質]
採用した論文の中には、研究方法にバイアス(偏り)があり、結果が疑わしい可能性のものがあった。また、有効性が示されなかった研究が公表されていない可能性もあげられるが、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験が行われていた。以上より本研究レビューで評価した論文は、科学的根拠としての問題のないものであると判断した。ただし、効果があったとする論文中では被験者は28mg~50mgのGABAを摂取しており、これより少ない量ではGABAの効果は確認されておらず、注意が必要である。

●血圧
[標題]
機能性関与成分GABAによる血圧低下に関するシステマティックレビュー
[目的]
健常な成人(正常血圧者および血圧が高めの人)および軽症高血圧者がGABAを含む食品またはプラセボ食品を摂取した場合の血圧低下に関する影響を検討することを目的とした。
[背景]
GABAの血圧低下機能について、論文は多数報告されているが、総合的に評価した報告はない。GABAに関する論文を総合的に評価することによって、血圧低下機能に関するシステマティックレビューを実施し、その機能性について確認した。
[レビュー対象とした研究の特性]
日本語の文献(1975年以降に書かれたもの)、英語の文献(1975年以降に書かれたもの)を対象とし、健常な成人(正常血圧者および血圧が高めの人)および軽症高血圧者に対するGABAの血圧低下に関する論文を検索し(最終検索日:2019年2月21日)、最終的に14報の論文を採用した。採用した論文はいずれもランダム化比較試験(研究の対象者をランダムに2つのグループに分け、一方にはGABAを含む食品を摂取させ、もう一方にはGABAを含まない食品を摂取させて比較する臨床試験)であった。
[主な結果]
健常な成人(正常血圧者および血圧が高めの人)および軽症高血圧者において、血圧低下作用を示す指標である収縮期血圧(心臓が収縮した時に指し示す最大血圧)と拡張期血圧(心臓が拡張した時に指し示す最小血圧)はプラセボ群と比較して有意な低下がみられた。正常血圧者のみを対象とした場合は正常な血圧を維持していた。血圧が高めの人に対しては1日当たり12.3mg~80mgのGABAの摂取で有意な血圧低下の効果が認められた。
[科学的根拠の質]
有効性が示されなかった研究が公表されていない可能性や研究方法にバイアス(偏り)があり、結果が疑わしい可能性のものがあるが、採用した論文は信頼性の高い無作為化プラセボ対象二重盲検比較試験が多かったことから、それぞれの試験の信頼性は高いものと判断した。

以上より本研究レビューで評価した論文は、科学的根拠として問題のないものであると判断した。

TP80(ファーマフーズ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

TP(ティーピー)80の効果とエビデンス(科学的根拠):株式会社ファーマフーズ



株式会社ファーマフーズ
が消費者庁に届出た機能性表示食品【TP(ティーピー)80】の効果とエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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hu10株式会社ファーマフーズ
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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
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機能性表示食品まとめ一覧

【届出番号】
G708

【届出日】
2021/10/04

【届出者名】
株式会社ファーマフーズ
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
TP(ティーピー)80

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
ガレート型カテキン
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはガレート型カテキンが含まれています。ガレート型カテキンは日常的な身体活動との併用で、脂質の吸収を抑制することにより、肥満気味の方のお腹まわりの脂肪(腹部総脂肪、内臓脂肪)、体重の減少をサポートし、高めのBMIを低下させる機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
肥満気味な成人健常者

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該食品は機能性関与成分ガレート型カテキンを一日摂取目安量あたり150mg配合したサプリメント形状の加工食品である。

機能性関与成分であるガレート型カテキンの安全性に関しての研究報告をデータベースで検索したところ、日本人を対象とした安全性試験が7報あった。158~1367.4 mgのガレート型カテキンを配合した食品を4週間~12週間摂取した場合に、ガレート型カテキン含有食品が原因となる血液検査、尿検査、理学的検査、診察所見、その他臨床上問題となる異常変動等は認められず、7報すべての研究報告において安全性に問題なかったことが報告されている。
ガレート型カテキンは緑茶に含まれるポリフェノールの一種で、EGCg、GCg、ECg、Cgの4種の総称であり、これらの各々は単一の構造をもつカテキン類に分類される。従って、各安全性試験で用いられたガレート型カテキンと当該製品に含まれるガレート型カテキンは同等のものであると言える。このため、各安全性試験の結果を当該製品中のガレート型カテキンの安全性として判断することに問題はないと考えられる。

以上から、機能性関与成分ガレート型カテキンを配合した当該食品の安全性に問題はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量をこえて摂取しないでください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本商品を製造委託している工場は、国内GMP及び米国GMP認定工場であり、さらに食品安全の管理システムISO22000の認証も取得しています。適正な製造基準に従ってこの商品を製造しています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
【標題】ガレート型カテキンの肥満気味な健常者の体重、BMI、腹部脂肪低減効果について。

【目的】肥満気味な健常者が長期間ガレート型カテキンを含む食品を摂取した場合と、ガレート型カテキンを含まない食品を摂取した場合で体重、BMI、腹部脂肪の低減効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。

【背景】適切な体重、腹部脂肪の維持は健康増進において重要な取り組みである。肥満気味な健常者の体重やBMI、体脂肪を下げる効果があるとされるガレート型カテキンの機能について検証するため、本研究レビューを行った。

【レビュー対象とした研究の特性】2021年2月8日に2021年2月までに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は肥満気味な健常者を研究対象とし、無作為化対照試験(ガレート型カテキンを含む食品を摂取する人とガレート型カテキンを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)で査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は4報あった。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に大きな問題となるものはなかった。

【主な結果】各論文では体重、BMI、腹部脂肪の評価指標として腹部の総脂肪面積、内臓脂肪面積、皮下脂肪面積で評価されていた。体重、BMI、腹部脂肪(腹部総脂肪面積、内臓脂肪面積)について、肥満気味な健常者が149.5 mg以上のガレート型カテキンを含んだ食品は、ガレート型カテキンを含まない食品と比較して有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められると判断された。

【科学的根拠の質】収集した論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は表示しようとする機能性の科学的根拠として問題のないものであった。

こんにゃくプラス(肌)(サン食品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

こんにゃくプラス(肌)の効果とエビデンス(科学的根拠):サン食品株式会社


サン食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【こんにゃくプラス(肌)】の効果とエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

【チェック】

sa48サン食品株式会社
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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

【届出番号】
G707

【届出日】
2021/10/04

【届出者名】
サン食品株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
こんにゃくプラス(肌)

【食品の区分】
加工食品(その他)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
GABA(γ-アミノ酪酸)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはGABAが含まれます。GABAには肌の乾燥が気になる方の肌の弾力を維持し、肌の健康を守るのを助ける機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
肌の乾燥が気になる方。

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
GABAは野菜や果物に含まれており、トマトには62.6mg、ジャガイモには35.0mg、ナスには20.0mg、ブドウには23.2mg、温州ミカンには28.9mg(それぞれ100gあたり)含まれることが報告されている。また、現在までに販売されているGABA配合食品では、GABAが1日推奨摂取量として数~数百mg配合されているが、これまでにこのようなGABA配合食品を原因とした大きな健康被害は報告されていない。

2.既存情報による安全性調査結果
GABAの安全性について、研究報告データベースを検索した結果、日本人の健常成人を被験者とした研究報告が3件見つかった。20~250mgのGABAを配合した食品を4~12週間摂取した場合で、臨床上望ましくない検査値の変動は1例も認められなかった。

3.安全性試験結果
本品の機能性関与成分である「GABA」を含む原材料であるGABA含有米胚芽抽出物の安全性を評価した。

1)単回投与毒性試験
体重30g前後のマウスにGABA含有米胚芽抽出物2000mg/kg(体重)の用量で経口投与し、温度23±2℃、湿度50±10%、エサ、水自由摂取の条件下で14日間飼育し、GABA未摂取群との比較を行った。その結果、異常な体重変化はみられず、また試験終了後の剖検においても臓器に異常は認められなかった。従って、マウスに対する「GABA含有米胚芽抽出物」のLD50値(投与した動物の半数が死亡する用量)は2000mg/kg体重以上と考えられた。

2)変異原性試験(Ames試験)
サルモネラ菌株4種及び大腸菌株1種を用い、「GABA含有米胚芽抽出物」のAmes試験を行った。その結果、50~5000μg/plateの濃度において、変異原性は認められなかった。

3)臨床試験
心療内科または精神神経科を受診した女性患者20名に対し、GABAを26.4mg/day、連日8週間経口摂取させた。投与期間中にGABAの摂取による副作用と考えられる症状の悪化は一切認められなかった。また、血液検査においても異常変動は全く観察されなかった。

4.まとめ
以上より、機能性関与成分「GABA」を配合した本品は基本的な安全性に懸念はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
●開封後はお早めにお召し上がり下さい。
●調理後はなるべく早くお召し上がり下さい。
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したリはり健康が増進するものではありません。
●一日摂取目安量を守ってください。
●色にばらつきがある場合がありますが、品質には問題ありません。
●製品には万全を期しておりますが、原材料にアレルギーをお持ちの方や体質に合わない方は速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。
●降圧薬を服用している場合は医師 剤師へ相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、FSSC22000取得済みであるサン食品株式会社東海工場にて生産、製造および品質管理をしている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
【標題】
最終製品「こんにゃくプラス(肌)」が含有する機能性関与成分「GABA」による肌の弾力性の低下を抑える効果

【目的】
GABAの経口摂取が肌の弾力性に及ぼす影響を調査するため,研究レビューを実施した。本研究レビューは,健康な成人男女を対象としてGABAを経口摂取することによる肌の弾力性への有効性を,GABAを含まない被験食品「プラセボ」を対象として明らかにするために実施した。

【背景】
慢性的にストレスを感じていると,睡眠不足や疲労感の増加を介して肌弾力の低下が引き起こされる。よって,精神的なストレスを緩和することは肌の弾力性を改善することに繋がると考えられる。
GABAの機能性については精神的ストレスの軽減作用もいくつか報告されていることから,GABAの摂取はストレスの軽減による肌の弾力性改善作用があると考えられた。しかしながら,健康な成人を対象としたGABAの肌の弾力性改善作用を検証したシスティマティックレビューは多くなかったことから,本研究レビューを実施した。

【レビュー対象とした研究の特性】
抽出された対象研究1件は,別紙様式(V)-7 に示したように以下の特徴があった。GABAの経口摂取に関して継続摂取試験について報告されていた。対象者を肌荒れを自覚している30~50歳の成人女性として,プラセボ(澱粉)または試験品(GABA100 mg/日)を8週間摂取させていた。解析の結果,GABAの摂取によって,肌弾力の指標である「総粘弾性(R2)」,「正味の弾性(R5)」および「戻り率(R7)」がプラセボに対して有意に高い値を示していた。また,本試験は「ヘルシンキ宣言に準拠した」と明記されていた。

【主な結果】
対象となった研究は1件で,肌荒れを自覚している30~50歳の成人女性がGABAを1日あたり100 mg摂取しており,肌の弾力性に関して肯定的な報告であった。本研究レビューの結果から,GABAの1日あたりの有効な摂取量は,100 mgであると判断した。

【科学的根拠の質】
本研究は以下の限界を有する。
1)公表バイアスは検出されず,いずれもプラセボ対照RCTではあったが,利益相反も存在するため,バイアスの混入は否定できない。
2)安全性については,サンプルサイズ,期間ともに十分とは言えないので,GABAの安全性については別の切り口での評価が必要である。
3)評価対象論文数は1報と少ないことから,今後更なる有効性の検証が必要である。