スヤリラ青汁(I414)の表示しようとする機能性、主な対象者、安全性の評価方法、安全性の評価、摂取する場合の注意事項、生産・製造・品質管理の情報、機能性の評価方法、届出者の評価とエビデンス。トクホと違います。 |
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| 届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| I414 2023/06/26 株式会社日本薬健 (6010801025164) スヤリラ 青汁 加工食品(その他) ラフマ由来ヒペロシド ラフマ由来イソクエルシトリン 有胞子性乳酸菌(Weizmannia coagulans SANK70258) |
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| 機能性表示食品 届出企業全リスト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 令和5年の届出一覧 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 【詳細内容】 ・表示しようとする機能性は? ・想定している主な対象者は? ・安全性の評価方法は? ・安全性に関しての届出者の評価は? ・摂取する場合の注意事項は? ・生産・製造・品質管理に関する基本情報は? ・機能性の評価方法は? ・届出者の評価とエビデンスは? |
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【表示しようとする機能性】 |
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| 本品にはラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンと有胞子性乳酸菌(Weizmannia coagulans SANK70258)が含まれます。 ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンには睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つ機能、日常生活における精神的ストレスをやわらげる機能や、日中の眠気をやわらげる機能が報告されています。 有胞子性乳酸菌(W. coagulans SANK70258)は、生きて腸まで届き、腸内環境を整えることで便通を改善する機能が報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
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| 睡眠に対して一過性の悩みを持つ方、便秘傾向の方を含む健常成人 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【安全性の評価方法】 |
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| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【安全性に関する届出者の評価】 |
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| ◆ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン ラフマ葉を原料とした茶飲料「燕龍茶レベルケア」は特定保健用食品として認可されている。「燕龍茶レベルケア」の一日摂取目安量は500 mlであり、ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンの合計として1日30 mg(各成分15mgずつ)が含まれる。(本届出商品に含まれる機能性関与成分の一日摂取目安量 合計2 mgの15倍に相当) 「燕龍茶レベルケア」の安全性に関しては、遺伝毒性、動物試験(マウス単回投与、ラット90日反復投与、ビーグル犬 単回及び14日反復投与)、ヒト試験(ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン各15mg/日ずつ、12週間摂取、もしくは、ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン各45mg/日ずつ、2~4週間摂取)において評価され、安全性が確認されている。 また、本届出商品に使用されるラフマ抽出物を用いたヒト試験(健常人30名を対象とした12週間摂取、健常人17名を対象とした8日間摂取)においても、有害事象及び副作用がないことを確認している。 ◆有胞子性乳酸菌(Weizmannia coagulans SANK70258) 本品の機能性関与成分である有胞子性乳酸菌(Weizmannia coagulans SANK70258)は、1949年に緑麦芽から分離された。1966年に食品用として本菌を配合した製剤(商品名:ラクリスTM)が製造、販売開始され、これまでに本品に起因する安全性上の大きな有害事象はみられていない。また、2017年に米国FDAのGRAS認証を取得(GRN691)したことから、米国の制度においても有胞子性乳酸菌(Weizmannia coagulans SANK70258)の食品への使用が安全であると評価されている。 ◆医薬品との相互作用 データベース及び文献調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。 ◆機能性関与成分同士の相互作用 相互作用を示す報告はなかった。 ◆まとめ 本品の機能性関与成分は安全性に懸念はないと考えられた。なお、これら以外の原材料は、本品の配合量においては安全性に問題はなく、適切に摂取する上で安全性に懸念はないと考えられる。 |
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【摂取する上での注意事項】 |
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| 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。妊娠中の方、妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
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| 本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。 [製造所1] 株式会社東洋新薬 鳥栖工場 ●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP) ●FSSC22000:認証取得 [製造所2] 株式会社東洋新薬 インテリジェンスパーク ●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP) ●FSSC22000:認証取得 |
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【機能性の評価方法】 |
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| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【届出者の評価(エビデンス)】 |
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| ◆ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン (ア)標題 「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる睡眠の質改善の機能性について」 (イ)目的 成人健常者にラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン各1mg/日を摂取させることが睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことを検証した。 (ウ)背景 ラフマ葉は古くから利用されているが、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる睡眠の質改善の機能性について、研究成果を総合的にまとめたレビューがないため、当該研究レビューを通じて検証を行った。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 PubMed(外国語論文)、JDreamⅢ(日本語論文)及びUMIN-CTR(臨床試験登録データベース)の3つのデータベースを検索した結果、2報の文献を採用した。2報の文献はいずれも査読付きで、睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者を対象としたプラセボ対照試験であった。 (オ)主な結果 睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者に、就寝前にラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン 各1mg/日ずつを摂取させた。介入群はプラセボ群と比べ、総睡眠時間に対する相対的なノンレム睡眠の時間割合が摂取前後で有意に増加した(p=0.01)。OSA睡眠調査票MA版を用いた評価の結果、介入群はプラセボ群と比べ、入眠と睡眠維持の項目が摂取前後で有意に改善した(p=0.042)。 (カ)科学的根拠の質 未発表のデータが存在する可能性が否定できないこと、2報の採用文献の評価方法が異なることやサンプルサイズの大きさなど、様々なバイアスリスクを含んでいることは否定できない。これらは本研究レビューの限界と考えられる。 以上より、本届出商品に配合するラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンを各1mg/日ずつ摂取することにより、睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが見込まれ、表示しようとする機能性は適切であると考えられる。 ◆ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン (ア)標題 ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる日常生活における精神的ストレス及び日中の眠気に及ぼす影響 (イ)目的 健常成人に、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンを継続摂取させると、プラセボの継続摂取と比較して、日常生活における精神的ストレス・日中の眠気をやわらげる機能を有するか検証することを目的とした。 (ウ)背景 ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンが日常生活における精神的ストレス及び日中の眠気を軽減するとの報告がある。しかし、日常生活における精神的ストレス・日中の眠気を軽減する(やわらげる)機能を有するかを網羅的に調べた研究は見当たらないことから、本研究レビューを実施した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 健常成人の方を対象に、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン摂取による日常生活における精神的ストレス・日中の眠気への影響を、プラセボと比較した論文を評価対象とした。文献検索し、論文の内容を精査したところ、採用論文は2報となった。 (オ)主な結果 健常成人において、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン 各 1 mg/日を4週間摂取させた結果、プラセボ摂取と比較して、日常生活における精神的ストレスVAS (Visual analogue scale)及び日中の眠気の指標であるESSスコア(Epworth Sleepiness Scaleスコア)における有意な低減が認められた(p < 0.05)。 (カ)科学的根拠の質 健常成人において、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン各 1 mg/日の継続摂取は、日常生活における精神的ストレス、日中の眠気をやわらげる機能を有することが示された。ただし、本研究の限界として、採用文献数が少なく、潜在的なバイアスが存在する可能性は否定できない。 ◆有胞子性乳酸菌(Weizmannia coagulans SANK70258) (ア)標題 有胞子性乳酸菌(Weizmannia coagulans SANK70258)の便通改善効果に関する研究レビュー (イ)目的 健常成人に対して、Weizmannia coagulans SANK70258を摂取することにより、プラセボ摂取時と比較して便通が改善するか明らかにする。 (ウ)背景 Weizmannia coagulans SANK70258は、1966年より食品用に販売され、以来、便通改善目的でも使用されている。しかし、これまで健常者に対するWeizmannia coagulans SANK70258の便通の改善機能を検証した研究レビューは報告されていない。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 2021年10月12日に検索を実施した。対象期間及び対象集団は指定していない。最終的に評価対象とした論文数は1報で、ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験で実施されていた。また、利益相反はなかった。 (オ)主な結果 採用文献は、排便回数が比較的少ない(週3~5回)健常成人60名を対象に、Weizmannia coagulans SANK70258を1億個含むカプセルを、1日1回、2週間連続摂取した際の、ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験であり、対照群と比較して便通改善の効果が認められた。なお、Bacillus coagulansはWeizmannia coagulansのシノニムであり、Bacillus coagulans SANK70258は本品の機能性関与成分と同一とみなせる。 (カ)科学的根拠の質 日本語・英語以外の言語に対する出版バイアスや、症例減少バイアスの疑いが残されている。また、評価した論文は1報であり、研究間での結果のばらつき等が評価できないなどの問題は残るが、採用論文はランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験であり、その他の試験でも内容を支持する結果が得られているため、今後の研究により現在の結果が大きく変わる可能性は低いと考えられる。 |
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| 【詳細内容】 ・表示しようとする機能性は? ・想定している主な対象者は? ・安全性の評価方法は? ・安全性に関しての届出者の評価は? ・摂取する場合の注意事項は? ・生産・製造・品質管理に関する基本情報は? ・機能性の評価方法は? ・届出者の評価とエビデンスは? |
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| 届出企業一覧 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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| 届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| I413 2023/06/26 メルシャン株式会社 (8010001034939) メルシャン×ファンケル カロリミット ノンアル梅酒テイスト 加工食品(その他) 難消化性デキストリン(食物繊維として) |
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| 機能性表示食品 届出企業全リスト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 令和5年の届出一覧 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 【詳細内容】 ・表示しようとする機能性は? ・想定している主な対象者は? ・安全性の評価方法は? ・安全性に関しての届出者の評価は? ・摂取する場合の注意事項は? ・生産・製造・品質管理に関する基本情報は? ・機能性の評価方法は? ・届出者の評価とエビデンスは? |
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【表示しようとする機能性】 |
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| 本品には難消化性デキストリン(食物繊維として)が含まれています。 難消化性デキストリン(食物繊維として)には、食事から摂取した糖や脂肪の吸収を抑える機能があることが報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
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| 血中中性脂肪がやや高めの健常成人、食後の血糖値が気になる健常成人 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【安全性の評価方法】 |
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| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【安全性に関する届出者の評価】 |
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| ①安全性評価 当該製品についての販売実績はないが、当該製品の機能性関与成分である難消化性デキストリンを同等量(5g)含有する類似食品として「キリン メッツ コーラ」、「キリン メッツ プラス レモンスカッシュ」などがある。「キリン メッツ コーラ」は2012年4月から日本全国で販売され、現在も継続して販売されている。「キリン メッツ プラス レモンスカッシュ」は2015年8月から日本全国で販売され、現在も継続して販売されている。また、上記食品摂取に起因する重大な健康被害は報告されていない。以上の類似食品の喫食実績から、当該製品の安全性は十分であると評価した。 ②医薬品との相互作用に関する評価 難消化性デキストリンと医薬品との相互作用に関する報告は、各種データベースを調査したが、当該製品摂取で問題となるような報告は無かった。 以上より、当該製品の安全性に問題は無いと考えられた。 |
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【摂取する上での注意事項】 |
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| 摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
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| 当該製品は、FSSC 22000の認証を取得している工場で製造している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【機能性の評価方法】 |
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| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【届出者の評価(エビデンス)】 |
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| 1.食事から摂取した糖の吸収を抑える機能 (ア)標題 難消化性デキストリンの糖の吸収抑制効果に関する調査 (イ)目的 健常成人が難消化性デキストリンを含む食品を摂取した場合、含まない食品を摂取した場合と比較して糖の吸収を抑制するか検証することを目的とした。 (ウ)背景 難消化性デキストリンは、二糖類分解酵素を阻害することで食事由来の糖の吸収を抑えると考えられており、ヒト試験で当該効果について多数報告されている。しかし、難消化性デキストリンのヒトに対する当該効果について明確ではなかったため、健常成人に対する糖吸収抑制効果に関する研究論文を集め、当該効果を総合的に評価した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 6つのデータベースを用い、2019年7月4日までに公表された文献またはヒト試験を検索した。その結果、レビュー対象となる文献が24報得られた。4.4~9.8 gの難消化性デキストリンを含む食品と含まない食品の2群を設けて単回摂取させて効果を比較する試験方法で実施されていた。対象者は健常成人であった。糖の吸収抑制効果は、摂取してから2時間後までの血中の糖の総量で評価されていた。 (オ)主な結果 24報を統合して評価した結果、難消化性デキストリン4.4~9.8 gを単回摂取した群で、含まない食品を単回摂取した群よりも血中の糖が有意に低下した。 (カ)科学的根拠の質 本レビューで採用した研究は、研究の質に重度な問題は認められず、各研究を統合して評価した結果、1回4.4~9.8 gの難消化性デキストリンの単回摂取により血中の糖が有意に低下することが示された。よって、健常成人に対する難消化性デキストリンの機能性に関する科学的根拠は強いと判断した。ただし、未報告研究の存在や出版バイアスの可能性が否定できないため、引き続き検証する必要がある。 2.食事から摂取した脂肪の吸収を抑える機能 (ア)標題 難消化性デキストリンの脂肪の吸収抑制効果に関する調査 (イ)目的 健常成人が難消化性デキストリンを含む食品を摂取した場合、含まない食品を摂取した場合と比較して脂肪の吸収を抑制するか検証することを目的とした。 (ウ)背景 難消化性デキストリンは、消化管において胆汁酸ミセルを安定化させ、ミセルの崩壊を防ぐことで食事由来の脂肪の吸収を抑えると考えられており、ヒト試験で当該効果について多数報告されている。しかし、難消化性デキストリンのヒトに対する当該効果については明確ではなかったため、健常成人に対する脂肪吸収抑制効果に関する研究論文を集め、当該効果を総合的に評価した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 6つのデータベースを用い、2019年7月2日までに公表された文献またはヒト試験を検索した。その結果、レビュー対象となる文献が9報得られた。5~9 gの難消化性デキストリンを含む食品と含まない食品の2群を設けて単回摂取させて効果を比較する試験方法で実施されていた。対象者は健常成人および血中中性脂肪がやや高めの成人であった。脂肪の吸収抑制効果は、摂取してから6時間後までの血中の中性脂肪の総量で評価されていた。 (オ)主な結果 9報を統合して評価した結果、健常成人および血中中性脂肪がやや高めの成人を対象とした場合、難消化性デキストリン5~9 gを単回摂取した群で、含まない食品を単回摂取した群よりも血中の脂肪が有意に低下した。また、機能性表示食品の対象者である健常成人のみを対象とした場合でも同様の効果が確認された。 (カ)科学的根拠の質 健常成人および血中中性脂肪がやや高めの成人、健常成人のみを対象としたいずれの場合でも、本レビューで採用した研究は、研究の質に重度な問題は認められず、各研究を統合して評価した結果、1回5~9 gの難消化性デキストリンの単回摂取により血中の脂肪が有意に低下することが示された。よって、健常成人に対する難消化性デキストリンの機能性に関する科学的根拠は強いと判断した。ただし、未報告研究の存在や出版バイアスの可能性が否定できないため、引き続き検証する必要がある。 |
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| 【詳細内容】 ・表示しようとする機能性は? ・想定している主な対象者は? ・安全性の評価方法は? ・安全性に関しての届出者の評価は? ・摂取する場合の注意事項は? ・生産・製造・品質管理に関する基本情報は? ・機能性の評価方法は? ・届出者の評価とエビデンスは? |
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