2024年2月10日土曜日

バコパ(株式会社エヌ・ティー・エイチ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

バコパには、バコパサポニンが含まれます。バコパサポニンには、加齢により低下する認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした情報を覚え、思い出す力)を維持する機能や、一時的な不安感を軽減する機能があることが報告されています。

届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場)
I1033
2023/12/15
e047株式会社エヌ・ティー・エイチ
(1011001030793)
バコパ
加工食品(サプリメント形状)
バコパサポニン
(楽天市場)
バコパサポニン 株式会社エヌ・ティー・エイチ

機能性表示食品 届出企業全リスト
【表示しようとする機能性】
本品にはバコパサポニンが含まれます。
バコパサポニンには、加齢により低下する認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした情報を覚え、思い出す力)を維持する機能や、一時的な不安感を軽減する機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
中高年の健常成人男女
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
(1)既存情報による食経験の評価
本届出食品に含まれているバコパサポニンは、ヨーロッパ、北アフリカ、アジア、南北アメリカに分布する湿性の多年草であるオオバコ科植物バコパ(学名 Bacopa monnieri (L.) Wettst.)に多く含まれている。バコパはインドの伝統医学アーユルヴェーダで利用されてきたハーブのひとつで、認知機能改善効果がある素材として知られている。また、フィリピンでは、葉はサラダとして生食、あるいは、スープの具材、ピクルスに利用されており、民族食市場で入手可能な香草である。
(2)既存情報を用いた食経験及び安全性試験の評価安全性について
安全性について、データベースで検索した結果、安全性が問題となるような報告は認められなかった。また、目安摂取量の5倍量のヒト過剰摂取試験を実施したが、安全性に問題はないと判断された。
(3)医薬品との相互作用
医薬品との相互作用が確認された事例は認められなかった。

結論
上記の情報により、バコパサポニンを1日摂取目安量15mg含有する本届出食品は、安全性に関して問題ないと考えられる。
【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本商品を製造する工場は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康食品GMP適合工場として認定されており、製品の生産及び品質管理に関しては、GMPの取組みに基づき実施されている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価(エビデンス)】
●標題:バコパサポニンによる認知機能の維持

目的:疾病に罹患していない成人男女を対象として、バコパサポニンを継続摂取することによる記憶力などの認知機能に対する有効性を確認する。

背景:バコパサポニンは、ヨーロッパ、北アフリカ、アジア、南北アメリカに分布する湿性の多年草であるオオバコ科植物バコパ(学名 Bacopa monnieri (L.) Wettst.)に多く含まれている。バコパはインドの伝統医学アーユルヴェーダで利用されてきたハーブのひとつで、認知機能改善効果がある素材として知られている。健常者において認知機能が維持できれば、健康の維持及び増進に役立つと考えられる。そこで、疾病に罹患していない成人男女を対象に、バコパサポニンを摂取することによって記憶力などの認知機能に与える効果に関する研究レビューを実施した。

レビュー対象とした研究の特性:複数の研究論文のデータベースを用いて、各データベースから検索を行った。最終的に評価した論文数は2報であった。各効果指標に対して有意水準 p<0.05 の場合を有意な効果と判断した。

主な結果:2報中2報において記憶力(見聞きした情報を覚え思い出す力)の改善作用が有意に認められた。したがって、バコパサポニン(15mg/日)は継続摂取により記憶力を高め、「加齢により低下する認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした情報を覚え、思い出す力)を維持する」機能を有する食品成分であると考えた。

科学的根拠の質:採用した2報における研究の妥当性や信頼性も調べた。採用した論文はすべてRCTで査読付き論文であったことから科学的根拠の質は高いと考えられる。しかし、限界としては採用論文数が2報であり、出版バイアスの可能性を否定できないことから本研究成果の信頼性を高めるためにも今後もより質の高い研究結果が報告されることが望ましいと考えられる。


●標題:バコパサポニンによる一時的な不安感の軽減

目的:健常な成人において、バコパサポニンの摂取が一時的な不安感を軽減する機能を有するかについて検証する。

背景:バコパサポニンは、ヨーロッパ、北アフリカ、アジア、南北アメリカに分布する湿性の多年草であるオオバコ科植物バコパ(学名 Bacopa monnieri (L.) Wettst.)に多く含まれている。バコパはインドでの伝統医学(アーユルヴェーダ)において古くから、不安、認知力の低下、集中力の欠如など様々な精神疾患に対する薬草療法として用いられている。バコパエキスは動物実験で不安様行動を抑制することが報告されている。ヒトでも不安に対して同様の機能性が期待できると考えられたものの、ヒトでの不安に対する有効性を検討した研究レビューは確認できなかった。そこで、健常な成人において、バコパサポニンの摂取が一時的な不安感を軽減する機能を有するかについて研究レビューを行い、その科学的エビデンスの確認を行った。

レビュー対象とした研究の特性:健常成人の方を対象に、バコパサポニン摂取による不安感への影響をプラセボと比較した論文を評価対象とした。複数の研究論文のデータベースを用いて文献検索し、論文の内容を精査したところ、採用論文は2報であった。

主な結果:2報中2報において、健常成人を対象とし、バコパサポニンを15mg/日にて摂取させた結果、プラセボ摂取と比較して、一時的な不安感の有意な軽減が認められた。

科学的根拠の質:採用した論文はすべてRCTで査読付き論文であったことから科学的根拠の質は高いと考えられる。しかし、限界としては採用論文数が2報であり、出版バイアスの可能性を否定できないことから、本研究成果の信頼性を高めるためにも今後もより質の高い研究結果が報告されることが望ましい。
届出企業一覧
生鮮食品の機能性表示食品
免疫維持に効果の機能性表示食品
鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品
痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

明治オリゴ糖ミルクチョコレート100(明治)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

明治オリゴ糖ミルクチョコレート100には、フラクトオリゴ糖が含まれます。フラクトオリゴ糖は、善玉菌として知られているビフィズス菌を増やして腸内フローラを整え、お通じが気になる方のおなかの調子を良好に保つ働きがあることが報告されています。



届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場)
I1032
2023/12/15
me1株式会社明治
(4010601028138)
明治オリゴ糖ミルクチョコレート100
加工食品(その他)
フラクトオリゴ糖
(楽天市場)
フラクトオリゴ糖 株式会社明治

機能性表示食品 届出企業全リスト
【表示しようとする機能性】
本品にはフラクトオリゴ糖が含まれます。
フラクトオリゴ糖は、善玉菌として知られているビフィズス菌を増やして腸内フローラを整え、お通じが気になる方のおなかの調子を良好に保つ働きがあることが報告されています。
【想定する主な対象者】
お通じが気になる健常成人
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
これまでの実績を踏まえて、Aspergillus fijiensis ATCC 20611(別名Aspergillus niger)由来の糖転移酵素β-フルクトフラノシダーゼを用い、ショ糖を原料として製造されたフラクトオリゴ糖は、特定保健用食品の規格基準型の関与成分「フラクトオリゴ糖(2)」として成分規格が設定されている。当該製品で使用するフラクトオリゴ糖製品は、上記「フラクトオリゴ糖(2)」の成分規格に合致している。
加えて、特定保健用食品(規格基準型)制度における規格基準では、「フラクトオリゴ糖(2)」について特定保健用食品の表示が許可されている食品形態にチョコレート類が含まれており、チョコレート類を介した「フラクトオリゴ糖(2)」の一日摂取目安量は3~8 gと設定されている。一方、当該製品については、含まれるフラクトオリゴ糖製品量、および当該製品の一日摂取目安量から、当該製品の摂取によるフラクトオリゴ糖製品の一日摂取目安量は3000mg/日と設定している。
また、他のオリゴ糖、食物繊維や乳酸菌を含む食品と当該製品をともに摂取することで、相互作用によりお腹が緩くなる可能性が示唆されている。そこで、当該製品を摂取する上での注意事項を表示することで、注意喚起を行う。
以上より、当該製品は安全と判断した。
【摂取する上での注意事項】
食べ過ぎ、あるいは体質・体調によりおなかが緩くなることがあります。また、多量に摂取することで、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守って、お召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
FSSC 22000の食品安全・品質管理システムに基づき、製造されている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価(エビデンス)】
【標題】
機能性関与成分フラクトオリゴ糖による整腸作用促進に関するシステマティック・レビュー
【目的】
健常成人を対象に、フラクトオリゴ糖の摂取がプラセボに比較して善玉菌を増やして腸内フローラを改善し、おなかの調子を整えるかについて、システマティック・レビュー(SR)の手法に基づいて評価した。
【背景】
腸内には各種の腸内細菌が棲みつき、いわゆる腸内フローラを形成している。腸内フローラの悪化は、便秘のみならず種々の疾病につながることが種々の研究から明らかにされてきている。ヒトが健康を維持、増進していくには腸内フローラを善玉菌と呼ばれているビフィズス菌や乳酸菌を優勢にしておくことが大切であり、悪玉菌と呼ばれているウェルシュ菌や大腸菌を劣勢の状態に維持して、腸内フローラを整えておくことが望ましい。フラクトオリゴ糖による整腸作用について複数の報告があるが、それらを統合的に評価した報告はない。そこで、フラクトオリゴ糖が整腸作用を有するかを検証した。
【レビュー対象とした研究の特性】
2021年12月までに研究文献データベースを用いて、健常成人を対象としたフラクトオリゴ糖を摂取したときの整腸作用に関する論文を検索した。検索対象期間は検索日までの全範囲とし、研究デザインはランダム化並行比較試験(RCT)、ランダム化クロスオーバー試験と定めた。その結果、適格基準に合致した2報の論文を採用した。
【主な結果】
整腸作用の評価指標として、ビフィズス菌数(割合)が測定されていた2報ともに対照群と比較して有意なビフィズス菌数(割合)の増加が確認された。また、排便頻度や便性状について測定されていた1報において、群間比較では全被験者では有意差が認められないが、層別解析において便秘傾向者では群間に有意差がみられた。その有効摂取量は3g-10g/日であった。
【科学的根拠の質】
採用された文献は2報中1報が日本人を対象としたものであり、日本人への外挿性は問題ないと判断した。選択バイアス、盲検性バイアスにバイアスリスクがあり中程度と判断した。不精確は中程度、非直接性、非一貫性に関しては低程度のバイアスリスクと判断した。Totality of evidenceの観点から総合的に判断すると、得られた整腸作用の結果から当該機能性を表示することは適切であると判断した。本研究の対象となった1次研究の検索において、国内外の複数の文献データベースを使用したが出版バイアスについては採用文献が2報であることから、ファネルプロット等で検討していなため、現段階では否定できないと判断した。なお研究の限界に関しては、整腸作用を有するという機能について一日当たりの有効摂取量に関する根拠が本研究レビューの限界である。今後更なる研究が待たれるところである。
届出企業一覧
生鮮食品の機能性表示食品
免疫維持に効果の機能性表示食品
鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品
痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

明治オリゴ糖ミルクチョコレート50(明治)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

明治オリゴ糖ミルクチョコレート50には、フラクトオリゴ糖が含まれます。フラクトオリゴ糖は、善玉菌として知られているビフィズス菌を増やして腸内フローラを整え、お通じが気になる方のおなかの調子を良好に保つ働きがあることが報告されています。

届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場)
I1031
2023/12/15
me1株式会社明治
(4010601028138)
明治オリゴ糖ミルクチョコレート50
加工食品(その他)
フラクトオリゴ糖
(楽天市場)
フラクトオリゴ糖 株式会社明治

機能性表示食品 届出企業全リスト
【表示しようとする機能性】
本品にはフラクトオリゴ糖が含まれます。
フラクトオリゴ糖は、善玉菌として知られているビフィズス菌を増やして腸内フローラを整え、お通じが気になる方のおなかの調子を良好に保つ働きがあることが報告されています。
【想定する主な対象者】
お通じが気になる健常成人
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
これまでの実績を踏まえて、Aspergillus fijiensis ATCC 20611(別名Aspergillus niger)由来の糖転移酵素β-フルクトフラノシダーゼを用い、ショ糖を原料として製造されたフラクトオリゴ糖は、特定保健用食品の規格基準型の関与成分「フラクトオリゴ糖(2)」として成分規格が設定されている。当該製品で使用するフラクトオリゴ糖製品は、上記「フラクトオリゴ糖(2)」の成分規格に合致している。
加えて、特定保健用食品(規格基準型)制度における規格基準では、「フラクトオリゴ糖(2)」について特定保健用食品の表示が許可されている食品形態にチョコレート類が含まれており、チョコレート類を介した「フラクトオリゴ糖(2)」の一日摂取目安量は3~8 gと設定されている。一方、当該製品については、含まれるフラクトオリゴ糖製品量、および当該製品の一日摂取目安量から、当該製品の摂取によるフラクトオリゴ糖製品の一日摂取目安量は3000mg/日と設定している。
また、他のオリゴ糖、食物繊維や乳酸菌を含む食品と当該製品をともに摂取することで、相互作用によりお腹が緩くなる可能性が示唆されている。そこで、当該製品を摂取する上での注意事項を表示することで、注意喚起を行う。
以上より、当該製品は安全と判断した。
【摂取する上での注意事項】
食べ過ぎ、あるいは体質・体調によりおなかが緩くなることがあります。また、多量に摂取することで、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守って、お召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
FSSC 22000、SQFの食品安全・品質管理システムに基づき、製造されている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価(エビデンス)】
【標題】
機能性関与成分フラクトオリゴ糖による整腸作用促進に関するシステマティック・レビュー
【目的】
健常成人を対象に、フラクトオリゴ糖の摂取がプラセボに比較して善玉菌を増やして腸内フローラを改善し、おなかの調子を整えるかについて、システマティック・レビュー(SR)の手法に基づいて評価した。
【背景】
腸内には各種の腸内細菌が棲みつき、いわゆる腸内フローラを形成している。腸内フローラの悪化は、便秘のみならず種々の疾病につながることが種々の研究から明らかにされてきている。ヒトが健康を維持、増進していくには腸内フローラを善玉菌と呼ばれているビフィズス菌や乳酸菌を優勢にしておくことが大切であり、悪玉菌と呼ばれているウェルシュ菌や大腸菌を劣勢の状態に維持して、腸内フローラを整えておくことが望ましい。フラクトオリゴ糖による整腸作用について複数の報告があるが、それらを統合的に評価した報告はない。そこで、フラクトオリゴ糖が整腸作用を有するかを検証した。
【レビュー対象とした研究の特性】
2021年12月までに研究文献データベースを用いて、健常成人を対象としたフラクトオリゴ糖を摂取したときの整腸作用に関する論文を検索した。検索対象期間は検索日までの全範囲とし、研究デザインはランダム化並行比較試験(RCT)、ランダム化クロスオーバー試験と定めた。その結果、適格基準に合致した2報の論文を採用した。
【主な結果】
整腸作用の評価指標として、ビフィズス菌数(割合)が測定されていた2報ともに対照群と比較して有意なビフィズス菌数(割合)の増加が確認された。また、排便頻度や便性状について測定されていた1報において、群間比較では全被験者では有意差が認められないが、層別解析において便秘傾向者では群間に有意差がみられた。その有効摂取量は3g-10g/日であった。
【科学的根拠の質】
採用された文献は2報中1報が日本人を対象としたものであり、日本人への外挿性は問題ないと判断した。選択バイアス、盲検性バイアスにバイアスリスクがあり中程度と判断した。不精確は中程度、非直接性、非一貫性に関しては低程度のバイアスリスクと判断した。Totality of evidenceの観点から総合的に判断すると、得られた整腸作用の結果から当該機能性を表示することは適切であると判断した。本研究の対象となった1次研究の検索において、国内外の複数の文献データベースを使用したが出版バイアスについては採用文献が2報であることから、ファネルプロット等で検討していなため、現段階では否定できないと判断した。なお研究の限界に関しては、整腸作用を有するという機能について一日当たりの有効摂取量に関する根拠が本研究レビューの限界である。今後更なる研究が待たれるところである。
届出企業一覧
生鮮食品の機能性表示食品
免疫維持に効果の機能性表示食品
鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品
痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品