2024年2月16日金曜日

一番摘みのお~いお茶深蒸し茶ゆたかみどりブレンド(株式会社伊藤園)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

一番摘みのお~いお茶 深蒸し茶ゆたかみどりブレンドには、ガレート型カテキン・テアニン・茶カテキンが含まれます。ガレート型カテキンには、食事の脂肪の吸収を抑えて排出を増加させることにより、BMIが高めの方の体脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)を減らし、BMIを改善する機能があることが報告されています。テアニン・茶カテキンには、年齢とともに低下する認知機能のうち、注意力(注意を持続させて、一つの行動を続ける力)や判断力(判断の正確さや速さ、変化する状況に応じて適切に処理する力)の精度を高める機能があることが報告されています。

届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場)
I1113
2023/12/27
i01株式会社伊藤園
(3011001002279)
一番摘みのお~いお茶 深蒸し茶ゆたかみどりブレンド
加工食品(その他)
ガレート型カテキン、テアニン、茶カテキン
(楽天市場)
ガレート型カテキン

テアニン

茶カテキン
株式会社伊藤園

機能性表示食品 届出企業全リスト
【表示しようとする機能性】
本品には、ガレート型カテキン・テアニン・茶カテキンが含まれます。
ガレート型カテキンには、食事の脂肪の吸収を抑えて排出を増加させることにより、BMIが高めの方の体脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)を減らし、BMIを改善する機能があることが報告されています。
テアニン・茶カテキンには、年齢とともに低下する認知機能のうち、注意力(注意を持続させて、一つの行動を続ける力)や判断力(判断の正確さや速さ、変化する状況に応じて適切に処理する力)の精度を高める機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
BMIが高めの健常者または健常な中高年
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
【茶カテキン・ガレート型カテキン】
届出食品は、1日摂取目安量当たり、茶カテキンを171mg/1本、ガレート型カテキンを340mg/2本含むように設計された商品です。
安全性に関する2次情報を調査した結果、過剰量摂取試験に関する報告がありました。過剰量摂取試験では、茶カテキンを1日あたり1398mg、ガレート型カテキンを1368mg摂取させていましたが、臨床検査値、自他覚症において試験飲料に起因する有害事象はみられませんでした。
<医薬品との相互作用について>
「カテキン」に関する情報がみられなかったため、「緑茶」と医薬品との相互作用に関する情報を参照しました。「緑茶」はナドロール(持続性高血圧・狭心症・不整脈治療剤)やアトルバスタチンカルシウム水和物(HMG-CoA還元酵素阻害剤)の作用を減弱するおそれが報告されていました。当該製品は疾病に罹患している方を対象としていませんが、定型文に「医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談して下さい。」を表示しています。

【テアニン】
届出食品は、1日摂取目安量当たりテアニンを50.3mg含むように設計した商品です。安全性試験に関する文献調査を行なった結果、過剰量摂取試験に関する文献が2報ありました。安全性試験における1日当たりのテアニン摂取量はそれぞれ1000mg、または2500mgであり、4週間摂取させても、血液検査、尿検査、アンケートによる自覚症状調査において異常は認められず、安全性が確認されていました。
<医薬品との相互作用について>
高血圧治療薬と同時摂取すると血圧が下がりすぎてしまうおそれがあるため、摂取上の注意に「高血圧治療薬、興奮剤を服用している場合は医師に相談してください。」と表示しています。

以上のことから、「一番摘みのお~いお茶 深蒸し茶 ゆたかみどりブレンド」も安全であると判断しておりますが、定型文に「体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談して下さい。」を表示しています。
【摂取する上での注意事項】
多量摂取により、より健康が増進されるものではありません。
高血圧治療薬、興奮剤を服用している場合は医師に相談してください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
<株式会社伊藤園 静岡相良工場>
 FSSC 22000の認証を取得しています。
<エムティー物産株式会社>
 FSSC 22000の認証を取得しています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価(エビデンス)】
①BMIが高めの方の体脂肪を減らす機能
【標題】
「一番摘みのお~いお茶 深蒸し茶 ゆたかみどりブレンド」に含有する機能性関与成分ガレート型カテキンの体脂肪低減効果に関する研究レビュー
【目的】
当該製品を販売するにあたり、ガレート型カテキンの体脂肪低減効果に関して科学的な根拠があるのか「健康な成人(BMIが高めの方を含む)がガレート型カテキンを含む食品を摂取すると体脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)およびBMIが低減するか」について文献を調査しました。
【背景】
ガレート型カテキンは緑茶に含まれるポリフェノールの一種で、エピガロカテキンガレート(EGCG)、エピカテキンガレート(ECG)、ガロカテキンガレート(GCG)、カテキンガレート(CG)の4種のカテキン類から成るものです。ガレート型カテキンには、リパーゼ阻害活性があることが報告されており、動物試験においても食後中性脂肪値の上昇抑制作用や内臓脂肪低減作用が示されています。
一方で、BMIが高めの方を対象としていくつかのヒト試験が実施されていますが、ガレート型カテキンの体脂肪低減作用について網羅的に解析したレビューはありません。
【レビュー対象とした研究の特性】
日本語の文献(1975年以降に書かれたもの)と英語の文献(1971年以降に書かれたもの)を調査しました。検索の際には健康な成人(BMIが30未満の者)を対象とした試験を実施している文献を探しました。調査の結果、4件の文献がヒットしました。
【主な結果】
 採用した4件の文献の研究結果から、BMIが30未満の健康な成人を対象にガレート型カテキンを1日あたり149.5~633mg摂取させた場合、体脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)およびBMIを低下させることが示されました。
【科学的根拠の質】
 ガレート型カテキンの体脂肪低減効果を確認した文献は4件ありました。国内外の複数の研究文献データベースを使用しましたが、英語と日本語のみをキーワードとした検索ということもあり、言語バイアスがあることが考えられます。

よって、「一番摘みのお~いお茶 深蒸し茶 ゆたかみどりブレンド」はガレート型カテキンを茶葉16g(抽出液)あたり340mg含有しているため、BMIが高めの方の体脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)を減らし、BMIを改善する機能が期待できます。

②年齢ともに低下する注意力・判断力の精度を高める機能
【標題】「一番摘みのお~いお茶 深蒸し茶 ゆたかみどりブレンド」に含有される機能性関与成分テアニン、茶カテキンの認知機能、特に注意力(注意を持続させて、一つの行動を続ける力)や判断力(判断の正確さや速さ、変化する状況に応じて適切に処理する力)の精度を高める効果に関する研究レビュー
【目的】テアニン・茶カテキンの認知機能(注意力や判断力)の精度を高める効果に関して科学的な根拠があるのかについて調査しました。
【背景】疫学研究の結果から緑茶をよく飲む人の認知機能障害が少ないことが報告されており、認知機能改善の関与成分としてカテキン、テアニンが考えられています。緑茶の代表的なカテキンの一種であるエピガロカテキンガレートはアミロイドβたんぱく質の産生や沈着を抑制すること、学習能や空間学習や記憶の低下を抑制することが動物試験を中心に報告されています。また、テアニンは虚血性神経細胞死の抑制、AMPA型グルタミン酸受容体に対する拮抗作用、グルタミン酸による興奮毒性の緩和、神経細胞申請の促進が報告されており神経細胞を保護する作用を有すると考えられています。動物試験では学習能の向上、ヒト試験ではリラックスの指標であるα波の誘発、睡眠改善効果などの報告があり、テアニンは脳機能に対してプラスの効果を及ぼすと推察されます。
本研究レビューでは、テアニン、茶カテキンが、認知機能に与える影響について、網羅的に評価しました。
【レビュー対象とした研究の特性】
日本語の文献(1975年以降に書かれたもの)と英語の文献(1971年以降に書かれたもの)を調査しました。検索の際には健常な中高年者を対象とした試験を実施している文献を探しました。調査の結果、1件の文献がヒットしました。
【主な結果】
1件の採用文献では、50歳以上69歳未満の男女59名に、抹茶カプセル(一日当たり、テアニン50.3mg、茶カテキン171mg)またはプラセボカプセルを12週間摂取させ、認知機能に関するテスト(コグニトラックス)を実施していました。その結果、プラセボ群と比較して、抹茶カプセル摂取群で、注意力および判断力の項目で有意な反応時間の短縮または正答数の増加が認められました。
【科学的根拠の質】
 採用文献はRCTでした。また、重要なバイアス・リスクは認められず、バイアス・リスクは低程度と考えられました。

 よって、「一番摘みのお~いお茶 深蒸し茶 ゆたかみどりブレンド」は茶葉10g(抽出液)あたりテアニン50.3mg、茶カテキン171mgを含有しているため、認知機能のうち、注意力(注意を持続させて、一つの行動を続ける力)や判断力(判断の正確さや速さ、変化する状況に応じて適切に処理する力)の精度を高める機能があることが期待できます。
届出企業一覧
生鮮食品の機能性表示食品
免疫維持に効果の機能性表示食品
鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品
痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

みんなで歩幸生活(株式会社ローズメイ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

みんなで歩幸生活には、HMB(3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート)が含まれます。HMB(3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート)には、運動との併用で、健康で自立した日常生活に欠かせない筋肉量や筋力の低下の抑制に役立つ機能があることが報告されています。


届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場)
I1112
2023/12/27
ro11株式会社ローズメイ
(1021001018094)
みんなで歩幸生活
加工食品(その他)
HMB(3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート)
(楽天市場)
HMB(3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート) 株式会社ローズメイ

機能性表示食品 届出企業全リスト
【表示しようとする機能性】
本品には、HMB(3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート)が含まれます。
HMB(3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート)には、運動との併用で、健康で自立した日常生活に欠かせない筋肉量や筋力の低下の抑制に役立つ機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
スポーツ選手やトレーニングされた者を除いた健康な中高年(自立した日常生活を送る上で必要な筋肉量や筋力が気になる方)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
届出製品の機能性関与成分はHMB(3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート)(以下HMBと略)である。当該成分については届出製品と同等もしくはそれ以上の含有量として調製された液状製品、カプセルを含む一般的な食品の形態として2017年1月以来、国内一般市場に流通しているが、これまでのところ健康被害等の報告は特段に見当たらない。
また、原料メーカーの実績によると、HMBは2017年1月から約2年11カ月の間に総計1500kg(約100万食以上)販売してきたが2019年12月1日時点において重大・重篤な健康被害は報告されていない。

また、当該成分については届出製品と同等度を含有量として調製された類似食品が、同じくゼリー製品の食品の形態として 2020年1月以来、国内一般市場に30万食流通しているが、これまでのところ健康被害等の報告は特段に見当たらない。
当該成分HMBが食品成分のひとつとして経口的に提供される場合、加工工程や共存物質によりその消化・吸収過程に特別な影響を及ぼす条件があることについては特に知られていない。
届出製品はこれらの点に鑑みて従来一般市場に流通している製品との比較において消化・吸収過程に大きな違いはなく、また加工工程による影響等により当該機能性関与成分HMBが変質を伴うものではないものと考えられる。

2.医薬品との相互作用
データベースを用いた調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

3.まとめ
以上のことから、当該届出商品は摂取目安量を守り適切に摂取する場合、安全性に関し問題はないと判断した。
【摂取する上での注意事項】
・飲み込む力が弱い方が摂取される際はご注意ください。
・多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
・開封時に液が飛び出さない様にご注意ください。
・開封後は速やかにお召し上がりください。
・原料により、色調のバラツキが生じる場合がありますが、品質には問題ありません。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出食品を製造している工場は、国内の健康補助食品GMP認定工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造しています。GMPとは、「適性製造規範 (Good Manufacturing Practice) 」の略で、医薬品のGMPを参考に制定されたものです。本制度に適合した工場では、以下の様な徹底した製造管理・品質管理により製品を製造しています。・使用する原料のチェックを毎回行っています。・製品毎に決められた製造方法、条件により製造されています。・製造した結果は必ず記録書として残し、賞味期限内保管しています。・製造工程中には製品毎に決められた項目のチェックを行い、最終製品においては製造ロット毎に予め決められた品質項目について分析し異常の有無を確認し品質規格を外れた製品は排除しています。・製造した製品はロット毎に、品質分析結果と製造記録を確認し、どちらも問題ない場合にのみ出荷されます。・以上の製造を異物混入や腐敗などが発生しない様に、設備環境としても作業者に対しても厳密な衛生管理体制で行っています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価(エビデンス)】
【標題】
機能性関与成分HMB(3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート)の筋肉量や筋力の維持に関する研究レビュー

【目的】
健康な成人者にHMB(3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート)[以下HMBと記載する]を摂取させると、HMBを摂取しない場合またはHMBの摂取前に比べて筋肉量や筋力の低下が抑制ないし維持されるかを目的とした。

【背景】
HMBは必須アミノ酸であるロイシンの代謝産物で、ロイシン摂取によって体内で生成される成分であり、筋たんぱく質の合成促進や分解抑制因子として知られる。しかし、ロイシンの食事からの日常的摂取量は少ないため、「HMB」やHMBのカルシウム塩である「HMBカルシウム」として直接摂取することで筋肉量や筋力の低下を抑制することが期待される。しかしながら、HMB摂取による筋肉量や筋力の低下抑制を網羅的に調査した研究レビューは少ない。

【レビューを対象とした研究の特性】
2019年2月26日に4つの論文検索データベースで1946-2019年の筋肉量や筋力の低下抑制に関する論文を抽出し,内容を精査してRCT論文6報を評価した。研究レビューでは利益相反はなかった。

【主な結果】
採用論文6報中3報においてHMBの摂取と運動を併用する事により、「筋肉量の低下を抑制する」に肯定的な結果が得られた。またHMBの摂取と運動を併用する事により、「筋力の低下を抑制する」については採用論文5報中4報において肯定的な結果が得られた。HMBの摂取との関連が疑われる重篤な有害事象は報告されなかった。

【科学的根拠の質】
本レビューでは、アウトカムレベルやレビューレベルで限界となる項目は認められなかったが、今回のレビューでは、外国人を対象としているが、実施国はいずれも日本と生活水準の変わらない国で行われた研究であること、筋肉の構造は人種間において差がない。日本人を対象とした既存研究においても、筋力や筋肉量は加齢とともに減少することが知られており、年齢が上がるにつれて減少量は大きくなることが知られていることなどから、日本人への外挿性については問題ないと考えられる。さらに、採用論文における機能性関与成分HMBと最終製品に含まれるHMBは同等であると考えられ、本研究レビューの結果は本最終製品へ適用可能であると考えられる。
届出企業一覧
生鮮食品の機能性表示食品
免疫維持に効果の機能性表示食品
鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品
痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品