| オリヒロプランデュ株式会社の機能性表示食品,ぷるんと蒟蒻Plus(プラス) グレープフルーツ味のエビデンス(科学的根拠) | 
オリヒロプランデュ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ぷるんと蒟蒻Plus(プラス) グレープフルーツ味】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。  | 
    
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)  | 
    
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 オリヒロプランデュ株式会社  | 
    
| 【届出番号】 | 
| G256 | 
【届出日】  | 
    
| 2021/06/15 | 
【届出者名】  | 
    
| オリヒロプランデュ株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【商品名】  | 
    
| ぷるんと蒟蒻Plus(プラス) グレープフルーツ味 | 
【食品の区分】  | 
    
| 加工食品(その他) | 
■生鮮食品の機能性表示食品  | 
    
【機能性関与成分名】  | 
    
| ローズヒップ由来ティリロサイド クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【表示しようとする機能性】  | 
    
| 本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。ローズヒップ由来ティリロサイドにはBMIが高めの方の体脂肪を減らす機能があることが報告されています。 | 
| Tweet | 
【想定する主な対象者】  | 
    
| 疾病に罹患していないBMIが高めの方(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) | 
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品  | 
    
【安全性の評価方法】  | 
    
| 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 | 
【安全性に関する届出者の評価】  | 
    
| ローズヒップエキスを使用した食品(一日摂取目安量あたりローズヒップ由来ティリロサイドを0.1 mg含む錠剤)が2005年の発売以来、14年以上、商品数として累計92万個以上販売されているが、本食品に起因する重篤な被害情報はないことから、ローズヒップエキスの安全性は高いと考えられる。 当該食品に配合しているローズヒップエキスは、上記ローズヒップエキスと同製品であり、機能性関与成分のローズヒップ由来ティリロサイドも同一である。また、上記の錠剤食品は、第17改正日本薬局方「崩壊試験法」において、30分以内に崩壊することを販売者の森下仁丹株式会社に確認した。よって、ローズヒップ由来ティリロサイドは消化管内で遊離した状態で体内に吸収されると考えられる。本届出商品も同様にローズヒップ由来ティリロサイドが消化管内で遊離した状態で吸収されると考えられるため、機能性関与成分の消化・吸収過程に違いはないと判断した。 以上により、既存情報から安全であると判断した。  | 
    
【摂取する上での注意事項】  | 
    
| ●一日摂取目安量をお守りください。 ●開封後はすぐにお召し上がりください。 ●加熱・冷凍はおやめください。 ●体質、体調により一時的にお腹が緩くなることがありますのでご注意ください。 ●まれに黒い小さな点が見られますが、蒟蒻芋の皮ですので、品質には問題ありません。 ●のどに詰まらせないよう、中身を押し出しながらよくかんでお召し上がりください。  | 
    
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】  | 
    
| オリヒロプランデュ株式会社 モア工場:FSSC22000 | 
【機能性の評価方法】  | 
    
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | 
【届出者の評価(エビデンス)】  | 
    
| 標題: ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の体脂肪低減作用に関する研究レビュー 目的: 健康な成人において、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取が、それを含まない食品の摂取と比較して体脂肪を低減させる作用があるか、研究レビューにより評価した。 背景: ローズヒップは、主にヨーロッパや中近東、北アフリカを原産とするバラ科植物の果実で、その種子に含まれるポリフェノールの一つがティリロサイドである。動物実験によりローズヒップの体脂肪低減作用が明らかになり、ティリロサイドがその関与成分として報告されている。しかし、これまでにヒトを対象とした網羅的な研究報告はなかった。 そこで、本研究レビューにて、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取による健康な成人における体脂肪低減作用について検証を行った。 レビュー対象とした研究の特性: 各種学術論文および臨床試験登録データベースを用い、収録されているすべての文献を対象として検索を行った。その結果、健康な成人を対象としたランダム化並行比較試験の論文1報を採用した。 主な結果: 採用した1報は、BMI (Body Mass Index) が25.0 kg/m2以上30.0 kg/m2未満の疾病に罹患していない健康な成人32名を対象としており、ローズヒップエキスを含む食品(1日あたりローズヒップ由来ティリロサイド0.1 mgを含む)の摂取は、プラセボ食品の摂取と比べ、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積および腹部内臓脂肪面積の摂取12週間後における初期からの変化量が、有意な低値を示した。また追加で、初期の内臓脂肪面積が100 cm2未満の試験参加者を対象とした層別解析を行った結果、ローズヒップエキスを含む食品の摂取は、プラセボ食品の摂取と比べ、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積および腹部内臓脂肪面積の摂取12週間後における初期からの変化量が、有意な低値を示した。 科学的根拠の質: 採用した文献は1報であったため、科学的根拠の一貫性を示すことができず、バイアスの評価もできなかった。しかし、採用した文献は、日本人を対象としたランダム化並行比較試験であり、試験計画がよく遵守されていることから、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取が体脂肪低減作用を示すという結果が、後発の研究結果によって大きく変わる可能性は低いと考える。  | 
    
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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2021年7月30日金曜日
ぷるんと蒟蒻プラスグレープフルーツ味(オリヒロプランデュ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
さらさらトマト(プリセプト株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| プリセプト株式会社の機能性表示食品,さらさらトマトのエビデンス(科学的根拠) | 
![]() プリセプト株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【さらさらトマト】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。  | 
    
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)  | 
    
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 プリセプト株式会社  | 
    
| 【届出番号】 | 
| G255 | 
【届出日】  | 
    
| 2021/06/15 | 
【届出者名】  | 
    
| プリセプト株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【商品名】  | 
    
| さらさらトマト | 
【食品の区分】  | 
    
| 加工食品(サプリメント形状) | 
■生鮮食品の機能性表示食品  | 
    
【機能性関与成分名】  | 
    
| リコピン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【表示しようとする機能性】  | 
    
| 本品にはリコピンが含まれます。リコピンには血中LDL(悪玉)コレステロールを低下させる機能が報告されています。 | 
| Tweet | 
【想定する主な対象者】  | 
    
| 血中コレステロールが気になる方 | 
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品  | 
    
【安全性の評価方法】  | 
    
| 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 | 
【安全性に関する届出者の評価】  | 
    
| リコピンはトマトを原料に抽出した天然抽出物であり、日本や米国・欧州など多くの国で食品に幅広く使用され、これらに起因する重篤な健康被害は報告されていない。 また、リコピンは食品添加物トマト色素の主成分であり、日本では既存添加物名簿収載品目リストに収載される食品添加物として食品への使用が認められている。米国でも食品医薬品局(Food and Drug Administration)がリコピンを一般に安全と認められる物質(Generally Recognized as Safe)として評価し、食品への使用を認めている。欧州でも食品安全機関(European Food Safety Authority)が食品に使用できるリコピンについて、安全性に関する評価・報告を行っている。 以上より、本届出食品に含まれる機能性関与成分であるリコピンについては、日本、米国、欧州で安全な物質であることが認められていること、重篤な健康被害は報告されていないこと、禁忌対象者は特に見当たらないこと、トマトなどから日常的に摂取されている成分であることから、安全性に問題はないと判断した。  | 
    
【摂取する上での注意事項】  | 
    
| ●1日摂取目安量をお守りください。 ●原材料表示をご参照の上、食物アレルギーのある方はご利用を控えてください。  | 
    
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】  | 
    
| カプセル製造工程を、富士カプセル株式会社 食品工場(日健栄協GMP認証)にて行い、包装工程を株式会社ニッポー(日健栄協GMP認証)にて行っている。 | 
【機能性の評価方法】  | 
    
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | 
【届出者の評価(エビデンス)】  | 
    
| 【標題】 リコピンによるLDLコレステロールの低下作用に関するメタアナリシスを含む研究レビュー 【目的】 健常者がリコピンを摂取することによりLDLコレステロールの低下作用がみられるかを検証。 【背景】 果物や野菜に含まれるカロチノイドは抗酸化力が強く、古くから健康に良いとされてきた。リコピンはカロチノイドの中でも特に抗酸化作用が強く、リコピンを多く含むトマトやトマト加工品の摂取が動脈硬化や心疾患の進行に対し抑制的に働いているという研究報告が多くみられる。リコピンのコレステロールへの有益な作用が事実であれば、リコピンの摂取は健康に貢献でき得ると考えられる。そこで、リコピンによるヒトのコレステロールへの作用に関する文献調査を行い、リコピンが悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロール(LDLc)の低下作用を有するかについて検証を行った。 【レビュー対象とした研究の特性】 PubMed Central、医中誌、CiNⅱ、J-DreamⅢ及びGoogle Scholarに掲載されている英語及び日本語の論文を対象に検索した。ヒットした論文について適格基準に基づき、リコピンの摂取によるLDLcの低下に関連するヒト臨床試験を抽出した。メタアナリシスを含むシステマテックレビューを行い、健常者(軽症者を含む)の群がリコピンを摂取すると、リコピンを摂取しない、或いはプラセボを摂取する群と比較して、LDLcの値の低下が観察されるかを検証した。 【主な結果】 検索及び適格基準によるスクリーニングから5報/7データセット(リコピン摂取量:4.5mg/日~54mg/日、摂取期間:3週間~12週間)が抽出され、メタアナリシスを含むシステマテックレビューを行った。その結果、健常者(軽症者を含む)が、リコピンを摂取すると、リコピンを摂取しない者と比較して、LDLcの値が有意に低下することが示された。低下作用値(介入群値-対照群値)は-3.97 mg/dL、信頼限界(95%CI)は[-5.27, -2.66]、危険率は1%以下(P<0.00001)であった。リコピン平均摂取量は10.3mg/日であった。また、コクランQ値(p=0.66)及び I2値=0%の結果から研究間の異質性(非一貫性)もないと判断された。 【科学的根拠の質】 全体を通してエビデンスの強さは高いと判断したが、軽症者を含む/含まない場合の危険率の変化からも、追加の臨床試験の必要性が考えられた。但し、日本人への外挿性や作用機序の仮説には既存文献による支持があり、軽症者を含む/含まない場合の両方で有意なLDLcの低下作用を得ていることから、結果には一貫性があると考えられる。  | 
    
燃体源(株式会社ハーバー研究所)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| 株式会社ハーバー研究所の機能性表示食品,燃体源のエビデンス(科学的根拠) | 
株式会社ハーバー研究所が消費者庁に届出た機能性表示食品【燃体源】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。  | 
    
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)  | 
    
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社ハーバー研究所  | 
    
| 【届出番号】 | 
| G254 | 
【届出日】  | 
    
| 2021/06/15 | 
【届出者名】  | 
    
| 株式会社ハーバー研究所 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【商品名】  | 
    
| 燃体源 | 
【食品の区分】  | 
    
| 加工食品(サプリメント形状) | 
■生鮮食品の機能性表示食品  | 
    
【機能性関与成分名】  | 
    
| ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【表示しようとする機能性】  | 
    
| 本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高めの方の腹部の脂肪を減らす機能があることが報告されています。 | 
| Tweet | 
【想定する主な対象者】  | 
    
| BMI が高めの健康な方(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) | 
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品  | 
    
【安全性の評価方法】  | 
    
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 | 
【安全性に関する届出者の評価】  | 
    
| 本届出商品での喫食実績は無いため、既存情報による安全性の評価を行いました。既存情報の調査では、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われていました。本届出商品と同じ1日摂取目安量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取の試験や、5倍量となるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、本届出商品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く、問題はないと考えられました。更に、届出商品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物であり、これらの結果から、機能性関与成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンおよび本届出商品は安全であり、本製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。 | 
【摂取する上での注意事項】  | 
    
| ■一日摂取目安量を守ってください。 ■本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ■食品によるアレルギーが認められる方は、原材料名をご確認ください。 ■開封後はなるべく早めにお召し上がりください。 ■乳幼児の手の届かない場所に保管してください。  | 
    
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】  | 
    
| 本届出商品は、北海道HACCP自主衛生管理の認証を受けた工場で製造している(認証番号 : 01-00248号)。 | 
【機能性の評価方法】  | 
    
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | 
【届出者の評価(エビデンス)】  | 
    
| ア 標題 「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、腹部の脂肪を減らす機能に関する定性的研究レビュー イ 目的 健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。 ウ 背景 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があり、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを摂取することで脂肪が減少するものと考えられます。しかし、ヒトを対象に脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取することによる、腹部脂肪を減らす作用について検証を行いました。 エ レビュー対象とした研究の特性 国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化比較試験)を採用しました。本採用文献の全体解析では、脂質異常・高血糖・高血圧のいずれかに該当する被験者が解析対象に含まれる恐れがあったため、正常範囲の被験者のみを対象としたサブグループ解析の結果を研究レビューの対象としました。本解析の対象者は、20-64歳の、BMIが高め(BMIが24以上30未満)の健康な男女52名を被験者とした試験でした。 ※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。 オ 主な結果 採用文献から、健康な被験者が、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む食品を1日1粒、12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。 カ 科学的根拠の質 評価した文献が1報のため科学的根拠の一貫性は不明であったものの、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されていました。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを継続して摂取することによって、腹部の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出製品でも同様の機能が期待できると考えられます。  | 
    
ラベル:
株式会社ハーバー研究所の機能性表示食品
スラミー(株式会社イコリス)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| 株式会社イコリスの機能性表示食品,Slamee(スラミー)のエビデンス(科学的根拠) | 
![]() 株式会社イコリスが消費者庁に届出た機能性表示食品【Slamee(スラミー)】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。  | 
    
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)  | 
    
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社イコリス  | 
    
| 【届出番号】 | 
| G253 | 
【届出日】  | 
    
| 2021/06/14 | 
【届出者名】  | 
    
| 株式会社イコリス クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【商品名】  | 
    
| Slamee(スラミー) | 
【食品の区分】  | 
    
| 加工食品(サプリメント形状) | 
■生鮮食品の機能性表示食品  | 
    
【機能性関与成分名】  | 
    
| ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【表示しようとする機能性】  | 
    
| 本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI23以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 | 
| Tweet | 
【想定する主な対象者】  | 
    
| 当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) ※ BMI が高めの健康な方(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) | 
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品  | 
    
【安全性の評価方法】  | 
    
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 | 
【安全性に関する届出者の評価】  | 
    
| 本届出商品での喫食実績は無いため、既存情報による安全性の評価を行いました。既存情報の調査では、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われていました。本届出商品と同じ1日摂取目安量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取の試験や、5倍量となるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、本届出商品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く、問題はないと考えられました。更に、届出商品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物であり、これらの結果から、機能性関与成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンおよび本届出商品は安全であり、本製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。 | 
【摂取する上での注意事項】  | 
    
| 本品は多量摂取により、より健康が増進するものではありません。 原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。また、体調や体質によりまれに合わない場合がございます。その場合は摂取を中止してください。 商品により多少の色の違いや成分特有のにおいがありますが、品質には問題ありません。 乳幼児の手の届かないところに置いてください。  | 
    
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】  | 
    
| 届出製品の製造は、全工程において、公益財団法人日本健康・栄養食品協会によりGMP認証された工場で製造されており、生産及び品質管理に関してGMPの取組みに基づいて製造されている。 | 
【機能性の評価方法】  | 
    
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | 
【届出者の評価(エビデンス)】  | 
    
| ア 標題 「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、腹部の脂肪に与える影響に関する研究レビュー イ 目的 健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。 ウ 背景 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があります。しかし、ヒトを対象とした、脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューでは、脂肪に対する影響について評価したものはありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続して摂取することによる、腹部の脂肪に与える影響について検証を行いました。 エ レビュー対象とした研究の特性 国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献2報(ランダム化比較試験)を採用しました。採用文献はいずれも、20-64歳の、BMIが高めの健康な日本人成人男女を参加者とした試験で、解析対象者に脂質異常・高血糖・高血圧に該当する参加者は含まれていませんでした。 ※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。本届出では、BMI23以上30未満の範囲をBMIが高めと想定しています。 オ 主な結果 採用文献2報から、健康な参加者がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを1日当たり12 mg含む食品を12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。 カ 科学的根拠の質 評価した文献が2報のため出版バイアスについて否定できないものの、いずれの文献も日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されており、信頼できる研究であると考えられました。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを1日当たり12mg継続して摂取することによって、腹部の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出製品でも同様の機能が期待できると考えられます。  | 
    
小岩井イミューズヨーグルト低脂肪(小岩井乳業株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| 小岩井乳業株式会社の機能性表示食品,小岩井 iMUSE(イミューズ)ヨーグルト 低脂肪のエビデンス(科学的根拠) | 
![]() 小岩井乳業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【小岩井 iMUSE(イミューズ)ヨーグルト 低脂肪】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。  | 
    
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)  | 
    
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 小岩井乳業株式会社  | 
    
| 【届出番号】 | 
| G252 | 
【届出日】  | 
    
| 2021/06/14 | 
【届出者名】  | 
    
| 小岩井乳業株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【商品名】  | 
    
| 小岩井 iMUSE(イミューズ)ヨーグルト 低脂肪 | 
【食品の区分】  | 
    
| 加工食品(その他) | 
■生鮮食品の機能性表示食品  | 
    
【機能性関与成分名】  | 
    
| プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【表示しようとする機能性】  | 
    
| 本品には、プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)が含まれます。プラズマ乳酸菌はpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されています。 | 
| Tweet | 
【想定する主な対象者】  | 
    
| 健康な方 | 
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品  | 
    
【安全性の評価方法】  | 
    
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 | 
【安全性に関する届出者の評価】  | 
    
| ①喫食実績による安全性評価   当該製品には、プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)を同等量(1000億個)含む複数の類似食品(小岩井 iMUSE(イミューズ)生乳(なまにゅう)ヨーグルト、小岩井 カラダへの贈りものプラズマ乳酸菌のむヨーグルト、小岩井 iMUSE(イミューズ)生乳(なまにゅう)のむヨーグルト、小岩井 チカラ呼び覚ます乳酸菌のむヨーグルト、)がある。これら類似食品は、2012年から沖縄県を除く日本全国で販売されており、一部商品は現在も販売されている。 現在まで、類似食品で重大な健康被害は報告されていないことから、類似食品の喫食実績により、当該製品の機能性関与成分であるプラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)には十分な安全性があると判断した。 ②医薬品との相互作用に関する評価 医薬品との相互作用について当該製品摂取で問題となるような報告は無かった。 以上より、当該製品の安全性に問題はないと考えられた。  | 
    
【摂取する上での注意事項】  | 
    
| 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 | 
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】  | 
    
| 当該食品は、一般財団法人 食品安全マネジメント協会が作成した、GFSIの承認を得た、JFS-C規格に則った管理を行っている施設で製造している。 | 
【機能性の評価方法】  | 
    
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | 
【届出者の評価(エビデンス)】  | 
    
| ①標題: 「小岩井 iMUSE(イミューズ)ヨーグルト 低脂肪」に含まれるプラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)の健康な人の免疫機能の維持に関する評価 ②目的: L. lactis strain Plasmaを健康な方が摂取することによって、L. lactis strain Plasmaを摂取しない場合と比較して免疫機能が維持されるかを明らかにする。 ③背景: L. lactis strain Plasmaは、酸乳から分離されたチーズやヨーグルトの発酵に使われる乳酸菌の一種で、免疫調節に重要なプラズマサイトイド樹状細胞(pDC)を活性化することが見いだされている。pDCは健康維持に重要な役割を担っている免疫細胞と考えられているため、L. lactis strain Plasmaの摂取によってpDCの活性を高めることは、免疫機能の適切な維持さらには日常生活での体調管理に役立つと期待される。 これまでに、L. lactis strain PlasmaによるpDCの活性化は、細胞を用いた試験管内での評価や、モデル動物を用いた研究により明らかになっている。また、ヒトを対象としたL. lactis strain Plasmaを摂取する試験も実施されており、血液中のpDCを活性化することに加え、健康維持に効果があるといった結果が報告されている。しかし、L. lactis strain Plasmaの摂取による効果について明確ではなかったため、「免疫機能の維持」に着目して、網羅的に文献調査を行うことでL. lactis strain Plasmaの有効性を評価した。 ④レビュー対象とした研究の特性 文献の検索は、公表された和文と英文論文を対象に、5つのデータベースを用いて2020年3月31日に実施した。その結果、調査対象となる文献が6報得られた。6報のうち、pDCへの作用について報告した文献は6報、体調に関する全身の自覚症状について報告した文献は6報、体調に関する特定の部位の自覚症状について報告した文献は5報あった。いずれの文献も研究の質に問題はなく、調査対象として採用できるものであった。利益相反については適切に記載されていた。 ⑤主な結果 調査対象の文献6報は全て、L. lactis strain Plasmaを1日あたり1000億個摂取していた。pDCへの作用について報告した文献6報のうち3報でpDC活性化を示す指標が対照群と比較して有意に高値であった。体調に関する全身の自覚症状について報告した文献6報のうち4報で全身の自覚症状(全身倦怠感、寒気、熱っぽさ、総合的な臨床症状、体調または疲労)が対照群と比較してより軽度に維持されていた。体調に関する特定の部位の自覚症状について報告した文献5報のうち全てで特定の部位の自覚症状(くしゃみ、鼻汁、鼻閉、のどの痛み、せき、頭痛、関節痛または筋肉痛)が対照群と比較してより軽度に維持されていた。 ⑥科学的根拠の質 調査対象の文献6報は、いずれも研究の質が高く、各項目に関して一定の根拠が認められた。これらを総合的に判断し、L. lactis strain Plasmaの免疫機能の維持効果について示唆的な根拠があると判断した。調査対象の文献が6報と十分に多いとは言えないことが本調査の限界であり、更なる臨床研究が望まれる。  | 
    
小岩井ヨーグルトイミューズプラズマ乳酸菌甘さ控えめ(小岩井乳業株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| 小岩井乳業株式会社の機能性表示食品,小岩井 ヨーグルト iMUSE(イミューズ)プラズマ乳酸菌 甘さ控えめのエビデンス(科学的根拠) | 
小岩井乳業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【小岩井 ヨーグルト iMUSE(イミューズ)プラズマ乳酸菌 甘さ控えめ】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。  | 
    
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)  | 
    
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 小岩井乳業株式会社  | 
    
| 【届出番号】 | 
| G251 | 
【届出日】  | 
    
| 2021/06/14 | 
【届出者名】  | 
    
| 小岩井乳業株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【商品名】  | 
    
| 小岩井 ヨーグルト iMUSE(イミューズ)プラズマ乳酸菌 甘さ控えめ | 
【食品の区分】  | 
    
| 加工食品(その他) | 
■生鮮食品の機能性表示食品  | 
    
【機能性関与成分名】  | 
    
| プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【表示しようとする機能性】  | 
    
| 本品には、プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)が含まれます。プラズマ乳酸菌はpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されています。 | 
| Tweet | 
【想定する主な対象者】  | 
    
| 健康な方 | 
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品  | 
    
【安全性の評価方法】  | 
    
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 | 
【安全性に関する届出者の評価】  | 
    
| ★①喫食実績による安全性評価   当該製品には、プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)を同等量(1000億個)含む複数の類似食品(小岩井 iMUSE(イミューズ)生乳(なまにゅう)ヨーグルト、小岩井 カラダへの贈りものプラズマ乳酸菌のむヨーグルト、小岩井 iMUSE(イミューズ)生乳(なまにゅう)のむヨーグルト、小岩井 チカラ呼び覚ます乳酸菌のむヨーグルト、)がある。これら類似食品は、2012年から沖縄県を除く日本全国で販売されており、一部商品は現在も販売されている。 現在まで、類似食品で重大な健康被害は報告されていないことから、類似食品の喫食実績により、当該製品の機能性関与成分であるプラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)には十分な安全性があると判断した。 ②医薬品との相互作用に関する評価 医薬品との相互作用について当該製品摂取で問題となるような報告は無かった。 以上より、当該製品の安全性に問題はないと考えられた。  | 
    
【摂取する上での注意事項】  | 
    
| 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 | 
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】  | 
    
| 当該食品は、一般財団法人 食品安全マネジメント協会が作成した、GFSIの承認を得た、JFS-C規格に則った管理を行っている施設で製造している。 | 
【機能性の評価方法】  | 
    
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | 
【届出者の評価(エビデンス)】  | 
    
| ①標題: 「小岩井 ヨーグルト iMUSE(イミューズ)プラズマ乳酸菌 甘さ控えめ」に含まれるプラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)の健康な人の免疫機能の維持に関する評価 ②目的: L. lactis strain Plasmaを健康な方が摂取することによって、L. lactis strain Plasmaを摂取しない場合と比較して免疫機能が維持されるかを明らかにする。 ③背景: L. lactis strain Plasmaは、酸乳から分離されたチーズやヨーグルトの発酵に使われる乳酸菌の一種で、免疫調節に重要なプラズマサイトイド樹状細胞(pDC)を活性化することが見いだされている。pDCは健康維持に重要な役割を担っている免疫細胞と考えられているため、L. lactis strain Plasmaの摂取によってpDCの活性を高めることは、免疫機能の適切な維持さらには日常生活での体調管理に役立つと期待される。 これまでに、L. lactis strain PlasmaによるpDCの活性化は、細胞を用いた試験管内での評価や、モデル動物を用いた研究により明らかになっている。また、ヒトを対象としたL. lactis strain Plasmaを摂取する試験も実施されており、血液中のpDCを活性化することに加え、健康維持に効果があるといった結果が報告されている。しかし、L. lactis strain Plasmaの摂取による効果について明確ではなかったため、「免疫機能の維持」に着目して、網羅的に文献調査を行うことでL. lactis strain Plasmaの有効性を評価した。 ④レビュー対象とした研究の特性 文献の検索は、公表された和文と英文論文を対象に、5つのデータベースを用いて2020年3月31日に実施した。その結果、調査対象となる文献が6報得られた。6報のうち、pDCへの作用について報告した文献は6報、体調に関する全身の自覚症状について報告した文献は6報、体調に関する特定の部位の自覚症状について報告した文献は5報あった。いずれの文献も研究の質に問題はなく、調査対象として採用できるものであった。利益相反については適切に記載されていた。 ⑤主な結果 調査対象の文献6報は全て、L. lactis strain Plasmaを1日あたり1000億個摂取していた。pDCへの作用について報告した文献6報のうち3報でpDC活性化を示す指標が対照群と比較して有意に高値であった。体調に関する全身の自覚症状について報告した文献6報のうち4報で全身の自覚症状(全身倦怠感、寒気、熱っぽさ、総合的な臨床症状、体調または疲労)が対照群と比較してより軽度に維持されていた。体調に関する特定の部位の自覚症状について報告した文献5報のうち全てで特定の部位の自覚症状(くしゃみ、鼻汁、鼻閉、のどの痛み、せき、頭痛、関節痛または筋肉痛)が対照群と比較してより軽度に維持されていた。 ⑥科学的根拠の質 調査対象の文献6報は、いずれも研究の質が高く、各項目に関して一定の根拠が認められた。これらを総合的に判断し、L. lactis strain Plasmaの免疫機能の維持効果について示唆的な根拠があると判断した。調査対象の文献が6報と十分に多いとは言えないことが本調査の限界であり、更なる臨床研究が望まれる。  | 
    
小岩井イミューズ生乳ヨーグルト(小岩井乳業株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| 小岩井乳業株式会社の機能性表示食品,小岩井 iMUSE(イミューズ)生乳(なまにゅう)ヨーグルトのエビデンス(科学的根拠) | 
小岩井乳業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【小岩井 iMUSE(イミューズ)生乳(なまにゅう)ヨーグルト】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。  | 
    
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)  | 
    
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 小岩井乳業株式会社  | 
    
| 【届出番号】 | 
| G250 | 
【届出日】  | 
    
| 2021/06/14 | 
【届出者名】  | 
    
| 小岩井乳業株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【商品名】  | 
    
| 小岩井 iMUSE(イミューズ)生乳(なまにゅう)ヨーグルト 甘さ控えめ | 
【食品の区分】  | 
    
| 加工食品(その他) | 
■生鮮食品の機能性表示食品  | 
    
【機能性関与成分名】  | 
    
| プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【表示しようとする機能性】  | 
    
| 本品には、プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)が含まれます。プラズマ乳酸菌はpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されています。 | 
| Tweet | 
【想定する主な対象者】  | 
    
| 健康な方 | 
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品  | 
    
【安全性の評価方法】  | 
    
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 | 
【安全性に関する届出者の評価】  | 
    
| ①喫食実績による安全性評価   当該製品には、プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)を同等量(1000億個)含む複数の類似食品(小岩井 iMUSE(イミューズ)生乳(なまにゅう)ヨーグルト、小岩井 カラダへの贈りものプラズマ乳酸菌のむヨーグルト、小岩井 iMUSE(イミューズ)生乳(なまにゅう)のむヨーグルト、小岩井 チカラ呼び覚ます乳酸菌のむヨーグルト、)がある。これら類似食品は、2012年から沖縄県を除く日本全国で販売されており、一部商品は現在も販売されている。 現在まで、類似食品で重大な健康被害は報告されていないことから、類似食品の喫食実績により、当該製品の機能性関与成分であるプラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)には十分な安全性があると判断した。 ②医薬品との相互作用に関する評価 医薬品との相互作用について当該製品摂取で問題となるような報告は無かった。 以上より、当該製品の安全性に問題はないと考えられた。  | 
    
【摂取する上での注意事項】  | 
    
| 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 | 
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】  | 
    
| 当該食品は、一般財団法人 食品安全マネジメント協会が作成した、GFSIの承認を得た、JFS-C規格に則った管理を行っている施設で製造している。 | 
【機能性の評価方法】  | 
    
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | 
【届出者の評価(エビデンス)】  | 
    
| ①標題: 「小岩井 iMUSE(イミューズ)生乳(なまにゅう)ヨーグルト 甘さ控えめ」に含まれるプラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)の健康な人の免疫機能の維持に関する評価 ②目的: L. lactis strain Plasmaを健康な方が摂取することによって、L. lactis strain Plasmaを摂取しない場合と比較して免疫機能が維持されるかを明らかにする。 ③背景: L. lactis strain Plasmaは、酸乳から分離されたチーズやヨーグルトの発酵に使われる乳酸菌の一種で、免疫調節に重要なプラズマサイトイド樹状細胞(pDC)を活性化することが見いだされている。pDCは健康維持に重要な役割を担っている免疫細胞と考えられているため、L. lactis strain Plasmaの摂取によってpDCの活性を高めることは、免疫機能の適切な維持さらには日常生活での体調管理に役立つと期待される。 これまでに、L. lactis strain PlasmaによるpDCの活性化は、細胞を用いた試験管内での評価や、モデル動物を用いた研究により明らかになっている。また、ヒトを対象としたL. lactis strain Plasmaを摂取する試験も実施されており、血液中のpDCを活性化することに加え、健康維持に効果があるといった結果が報告されている。しかし、L. lactis strain Plasmaの摂取による効果について明確ではなかったため、「免疫機能の維持」に着目して、網羅的に文献調査を行うことでL. lactis strain Plasmaの有効性を評価した。 ④レビュー対象とした研究の特性 文献の検索は、公表された和文と英文論文を対象に、5つのデータベースを用いて2020年3月31日に実施した。その結果、調査対象となる文献が6報得られた。6報のうち、pDCへの作用について報告した文献は6報、体調に関する全身の自覚症状について報告した文献は6報、体調に関する特定の部位の自覚症状について報告した文献は5報あった。いずれの文献も研究の質に問題はなく、調査対象として採用できるものであった。利益相反については適切に記載されていた。 ⑤主な結果 調査対象の文献6報は全て、L. lactis strain Plasmaを1日あたり1000億個摂取していた。pDCへの作用について報告した文献6報のうち3報でpDC活性化を示す指標が対照群と比較して有意に高値であった。体調に関する全身の自覚症状について報告した文献6報のうち4報で全身の自覚症状(全身倦怠感、寒気、熱っぽさ、総合的な臨床症状、体調または疲労)が対照群と比較してより軽度に維持されていた。体調に関する特定の部位の自覚症状について報告した文献5報のうち全てで特定の部位の自覚症状(くしゃみ、鼻汁、鼻閉、のどの痛み、せき、頭痛、関節痛または筋肉痛)が対照群と比較してより軽度に維持されていた。 ⑥科学的根拠の質 調査対象の文献6報は、いずれも研究の質が高く、各項目に関して一定の根拠が認められた。これらを総合的に判断し、L. lactis strain Plasmaの免疫機能の維持効果について示唆的な根拠があると判断した。調査対象の文献が6報と十分に多いとは言えないことが本調査の限界であり、更なる臨床研究が望まれる。  | 
    
ヒザケアW25000(株式会社ECスタジオ)の口コミ・効果・評判のエビデンス:機能性表示食品
| 株式会社ECスタジオの機能性表示食品,ヒザケアW25000のエビデンス(科学的根拠) | 
![]() 株式会社ECスタジオが消費者庁に届出た機能性表示食品【ヒザケアW25000】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。  | 
    
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)  | 
    
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社ECスタジオ  | 
    
| 【届出番号】 | 
| G249 | 
【届出日】  | 
    
| 2021/06/14 | 
【届出者名】  | 
    
| 株式会社ECスタジオ クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【商品名】  | 
    
| ヒザケアW25000 | 
【食品の区分】  | 
    
| 加工食品(サプリメント形状) | 
■生鮮食品の機能性表示食品  | 
    
【機能性関与成分名】  | 
    
| ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン N-アセチルグルコサミン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【表示しようとする機能性】  | 
    
| 本品には、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンとN-アセチルグルコサミンが含まれます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、足の曲げ伸ばし等の筋肉に軽い負荷がかかる運動との併用で、年齢とともに低下する脚の筋力に作用することにより、中高年の方の歩行能力の向上に役立つことが報告されています。N-アセチルグルコサミンは、ひざ関節の悩みを改善することが報告されています。歩行や階段の昇り降り時、ひざ関節が気になる方に適しています。 | 
| Tweet | 
【想定する主な対象者】  | 
    
| 健康な中高年齢者(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) | 
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品  | 
    
【安全性の評価方法】  | 
    
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 | 
【安全性に関する届出者の評価】  | 
    
| <ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン> 既存情報の調査では、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われていました。本届出商品と同じ1日摂取目安量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取の試験や、5倍量となるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、本届出商品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く、問題はないと考えられました。 <N-アセチルグルコサミン> 既存情報の調査では、機能性関与成分「N-アセチルグルコサミン」を用いた臨床試験の報告が行われていました。本届出商品と同じ1日摂取目安量であるN-アセチルグルコサミン300mgの16週間摂取の試験や、4倍量以上となる1250mgの12週間摂取の試験において、安全性に問題となる事象は報告されていなかった。以上のことから、N-アセチルグルコサミンの安全性は高く、問題ないと考えられました。  | 
    
【摂取する上での注意事項】  | 
    
| 1.個包装開封後は速やかにお召し上がりください。 2.乳幼児の手の届かない所に保管ください。 3.体調・体質により、まれに合わない場合がありますので、その場合はご使用をお控えください。 4.水濡れや汚れのつかない衛生的な環境でお取り扱いください。 5.食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認のうえご使用をお決めください。  | 
    
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】  | 
    
| 本届出商品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、バルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造及び品質管理を行っている。 | 
【機能性の評価方法】  | 
    
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | 
【届出者の評価(エビデンス)】  | 
    
| <ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン> 【標題】本届出商品『ヒザケアW25000』に含有する機能性関与成分『ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン』の歩行能力に与える効果に関する定性的研究レビュー 【目的】健康な成人がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取したときの歩行能力に対する有効性を検証しました。 【背景】身体機能は加齢により衰えていきますが、日々の運動や食事などにより維持することができると考えられます。これについて、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの摂取によって歩行能力が向上されることが報告されているため、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンと歩行能力に関する研究レビューを実施し、科学的エビデンスの確認を行いました。 【レビュー対象とした研究の特性】国内外の学術論文のデータベースを使用して2019年9月以前の全ての論文を検索し、ヒトを対象としたランダム化二重盲検比較試験の文献2件を研究レビューの対象としました。 【主な結果】レビューの対象とした文献のうち、1報は60歳以上のタイ人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを8週間継続摂取させることで、歩行能力の指標とされる6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加していました。もう1報は65歳以上の日本人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを軽い運動とともに8週間継続摂取させることで、同様に6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加していました。以上の結果から、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む本届出商品には、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の向上に役立つ機能があると考えられました。 【科学的根拠の質】採用した文献数や、被験者数の観点で十分な精査には至らなかったことから、今後の研究を注視する必要があります。 一方で、採用した文献のいずれにおいても、健康な中高年齢者で有意に歩行能力の向上が認められていました。日本人を対象とした試験においても有効との結果が得られており、科学的根拠があると考えられます。 以上より、本届出商品は採用した文献と同様のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを含有しており、軽い運動との併用で、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の向上に役立つ機能が期待できると考えられました。 <N-アセチルグルコサミン> 【標題】本届出商品『ヒザケアW25000』に含有する機能性関与成分N-アセチルグルコサミンによる膝関節機能の改善に関するシステマティックレビュー 【目的】N-アセチルグルコサミンの摂取が膝関節機能の改善に及ぼす影響を評価しました。 【背景】N-アセチルグルコサミンはヒアルロン酸等のグリコサミノグリカンの構成成分であり、関節の構造的なマトリックスの主な構成要素です。細胞を用いた研究ではN-アセチルグルコサミンはグリコサミノグリカンの産生、コラーゲンおよびヒアルロン酸の増加、サイトカイン産生抑制作用を有することが報告されていいます。また、ヒト試験においては変形性膝関節症の患者がN-アセチルグルコサミン入りのミルクを継続摂取した結果、膝疾患治療判定基準の成績が向上し、疼痛・歩行能と疼痛・階段昇降能の2項目において有意な改善が認められたことが報告されています。これよりN-アセチルグルコサミンはヒトの膝関節機能の改善に役立つ可能性が考えられます。 【レビュー対象とした研究の特性】1報の文献が研究レビューの対象として採択されました。対象となった文献は膝に違和感がある者、またはKL分類において健常者にあたるKL値0またはⅠと診断された人を対象としたプラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験でした。 【主な結果】被験者が試験食品(N-アセチルグルコサミン300mg/日入りハードカプセル)またはプラセボ品を12週間経口摂取した結果、試験食品摂取群においてJOA評価(疼痛・歩行能力と疼痛・階段昇降能力の2項目)の有意な改善が認められました。これよりN-アセチルグルコサミンを300mg/日継続摂取することはグリコサミノグリカン産生、コラーゲンおよびヒアルロン酸の増加、サイトカイン産生抑制等の作用を通じてヒトの膝関節機能の改善に役立つと考えられます。 【科学的根拠の質】本研究レビューで選択された論文の対象者、条件、評価項目はレビューの目的に設定した対象者、条件、評価項目と一致しました。しかし、採択された論文数が1報と少ないことから出版バイアスの可能性を否定できないと判断しました。今後も定期的に情報収集を行い、検証していく必要があると考えられます。  | 
    
血圧ケア(株式会社虎ノ門堂)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| 株式会社虎ノ門堂の機能性表示食品,血圧ケアのエビデンス(科学的根拠) | 
株式会社虎ノ門堂が消費者庁に届出た機能性表示食品【血圧ケア】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。  | 
    
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)  | 
    
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社虎ノ門堂  | 
    
| 【届出番号】 | 
| G248 | 
【届出日】  | 
    
| 2021/06/12 | 
【届出者名】  | 
    
| 株式会社虎ノ門堂 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【商品名】  | 
    
| 血圧ケア | 
【食品の区分】  | 
    
| 加工食品(サプリメント形状) | 
■生鮮食品の機能性表示食品  | 
    
【機能性関与成分名】  | 
    
| バリルチロシン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【表示しようとする機能性】  | 
    
| 本品にはバリルチロシンが含まれます。バリルチロシンは、高めの血圧を低下させる機能を持つことが報告されています。血圧が高めの方に適した食品です。 | 
| Tweet | 
【想定する主な対象者】  | 
    
| 血圧が高めの健常成人 | 
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品  | 
    
【安全性の評価方法】  | 
    
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 | 
【安全性に関する届出者の評価】  | 
    
| 本品は機能性関与成分であるバリルチロシンを一日摂取目安量当たり 0.4mgを 配合した錠剤である。 本品に『類似する食品』として、1日摂取目安量当たりバリルチロシンを0.4mg含む「血圧が高めの方」向けの錠菓形態(サプリメント形状)の特定保健用食品(以下商品A)がある。商品Aは、平成15年9月に表示許可を取得し、その後再許可申請制度の活用により、現在では36品目に上る商品が表示許可を取得している。そして販売を開始してから10年以上もの間、商品が原因で安全性が懸念されるような重篤な健康被害は報告されていない。なお、商品Aは本品と同じ錠剤であり、消化吸収に大きな違いは無いと考えられる。また、機能性関与成分を同等量含み、共に配合することで変質するような成分や加工工程において変質するといった報告は無いことから、「当該食品と類似する食品」と考えられる。 以上のことから、本品を1日あたりの摂取目安量としてバリルチロシン 0.4mgを摂取した場合、人の健康を損なう恐れがないと判断した。  | 
    
【摂取する上での注意事項】  | 
    
| 多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。原料により色調や風味のバラツキが生じる場合がありますが、品質には問題ありません。一日摂取目安量を守ってください。 | 
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】  | 
    
| 本品は次の製造工場にて製造されている。製造工場は、主に、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康食品GMPの認定を取得しており、そのGMP基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。製造工場:アリメント工業株式会社 本社工場 (取得認証:日健栄協GMP)アリメント工業株式会社 新富士第二工場 (取得認証:日健栄協GMP) | 
【機能性の評価方法】  | 
    
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | 
【届出者の評価(エビデンス)】  | 
    
| 1.標題 バリルチロシンの血圧低下機能に関する研究レビュー 2.目的 「血圧が高めの成人健常者に」、「バリルチロシンを摂取させると」、「プラセボ摂取と比較して」、「血圧値が低下する。」について、バリルチロシンの持つ機能を検証するために研究レビューを実施しました。 3.背景 バリルチロシンは特定保健用食品の関与成分として、各許可品の形態毎の降圧効果は確認されていますが、素材としての効果の検証は行われていませんでしたので、レビューを実施しました。 4.レビュー対象とした研究の特性 複数のデータベースを用いて、各々に情報が登録された日から検索実施日(2017年1月30日)までの期間の公表論文を収集しました。設定した基準に合致した4報(無作為化コントロール比較試験(RCT)が2報、準RCTが2報)を選び、評価しました。また、各研究において利益相反に関する申告はありませんでした。 5.主な結果 4報の論文は、血圧が高めの人を対象者としており、うち3報において、バリルチロシンを1日当たり0.4mg摂取することで、プラセボと比較して確かな降圧効果が認められました。1報は6mg摂取でしたが、プラセボと比較して確かな降圧効果が認められ、過剰摂取による悪影響がないことも認められました。これらの採用論文4報全てが層別解析を行っており、RCT論文では、収縮期血圧について2報とも正常高値血圧者および軽症高血圧者でプラセボと比較して有意な改善が認められ、拡張期血圧については軽症高血圧者においてプラセボと比較して改善の傾向が認められた文献が1報あったため、非一貫性は評価できないと判断しました。また、準RCT論文では、収縮期血圧について2報とも正常高値血圧者および軽症高血圧者でプラセボと比較して有意な改善が認められ、拡張期血圧については正常高血圧者で2報、軽症高血圧者で1報がプラセボと比較して有意な改善を示したため、非一貫性は中程度と判断しました。以上の研究論文を評価した結果、バリルチロシンを1日当たり0.4mg摂取することにより、血圧が高めの健常者の血圧を低下させる機能を持つことがわかりました。また、採用論文中で安全性にも問題が無いことが確認できました。 6.科学的根拠の質 評価した論文4報において、1報の準RCT試験に関しては中程度のバイアスが認められま したが、残りの3報はバイアスリスクは低いと判定しました。また、非直接性は全て低く、非一貫性は中程度であり、全体として科学的根拠の質は確保されていると判断しました。効果を否定する結果が論文として出版されていない可能性が研究の限界として挙げられますが、研究レビューの結果に重大な影響を及ぼすことはないと考えます。  | 
    
賢人の食習慣カプセル(オリヒロプランデュ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| オリヒロプランデュ株式会社の機能性表示食品,機能性表示食品 賢人の食習慣 カプセルのエビデンス(科学的根拠) | 
オリヒロプランデュ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【機能性表示食品 賢人の食習慣 カプセル】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。  | 
    
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)  | 
    
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 オリヒロプランデュ株式会社  | 
    
| 【届出番号】 | 
| G247 | 
【届出日】  | 
    
| 2021/06/11 | 
【届出者名】  | 
    
| オリヒロプランデュ株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【商品名】  | 
    
| 機能性表示食品 賢人の食習慣 カプセル | 
【食品の区分】  | 
    
| 加工食品(サプリメント形状) | 
■生鮮食品の機能性表示食品  | 
    
【機能性関与成分名】  | 
    
| サラシア由来サラシノール DHA EPA GABA(γ-アミノ酪酸) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。  | 
    
【表示しようとする機能性】  | 
    
| 本品にはサラシア由来サラシノールが含まれています。サラシア由来サラシノールには食後血糖値の上昇を緩やかにする機能が報告されています。 本品にはDHA・EPAが含まれます。DHA・EPAには中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。 本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。本品は、健常人で血圧が高めの方に適した食品です。  | 
    
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【想定する主な対象者】  | 
    
| 健常成人(食後の血糖値が気になる方、中性脂肪が気になる方、血圧が高めの方) | 
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品  | 
    
【安全性の評価方法】  | 
    
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 | 
【安全性に関する届出者の評価】  | 
    
| 【サラシア由来サラシノール】 サラシノールは、インド、タイ、インドネシアなど熱帯地域に広く分布するつる性のサラシア属(Salacia)植物に含まれる。これらの地域では、サラシア属植物の根や幹の熱水抽出物が食後の血糖値を調節する食材として伝統的に利用されてきた。 公的機関情報を確認した結果、問題となる有害事象は報告されていなかった。 【DHA・EPA】 使用している主原料のDHA・EPA含有精製魚油は1990年から原料として累計で5,000トン以上の販売実績があり、サプリメントや魚肉ソーセージなどの加工食品、特定保健用食品(リサーラソーセージ、DHA・EPA1050㎎/本、2005年販売)などに使用されている。これらの製品は国内において全国規模で流通されてきたが、これまでに重篤な健康被害は認められておらず、公的機関情報においても問題となる有害事象は報告されていない。 【GABA】 GABAはアミノ酸の一種で、一般的な食品にも含まれている。その他、サプリメントや特定保健用食品の関与成分としても利用されている。 特定保健用食品の安全性に関する評価として複数の製品でのヒト試験が行われているが、問題となる有害事象は報告されておらず、食品安全委員会においても「適切に摂取される限りにおいては安全性に問題は無い」と判断されている。尚、確認した報告例では、最大で本品の一日摂取目安量の4.8倍に相当するGABAを摂取しているが、異常な変動や問題となる症状は認められていない。 各機能性関与成分において問題となる有害事象は報告されておらず、機能性関与成分同士の相互作用についても特に報告はない。医薬品との相互作用についてはいくつか報告があったが重篤な健康被害を生じる可能性は低く、『摂取する上での注意事項』として具体的に記載し注意喚起も行っていることから、本品を販売することに問題は無いと判断した。 以上のことから、機能性関与成分としてサラシア由来サラシノール、DHA・EPA、GABAを配合した本品の安全性に問題はないと考えられる。  | 
    
【摂取する上での注意事項】  | 
    
| ●一日摂取目安量をお守りください。 ●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はご利用を控えてください。 ●のどに違和感のある場合は、水を多めに飲んでください。 ●商品によっては色や風味に違いがみられる場合がありますが、品質には問題ありません。 ●抗血栓薬、糖尿病薬、降圧剤等を服用中の方は、医師、薬剤師に相談してください。  | 
    
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】  | 
    
| 三生医薬株式会社 南陵工場・依田橋工場・依田橋第二工場・富士根工場・阿幸地工場 健康補助食品GMP(公益財団法人 日本健康・栄養食品協会) | 
【機能性の評価方法】  | 
    
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | 
【届出者の評価(エビデンス)】  | 
    
| 【サラシア由来サラシノール】 標題 サラシア由来サラシノールの食後血糖値の上昇を抑制する機能に関する研究レビュー 目的 罹患していない者において、サラシア由来サラシノール(以下サラシノール)の食後血糖値上昇抑制作用を、サラシノールを含まない対照食品(プラセボ)群と比較した臨床試験論文を総合的に評価した研究レビューで明らかにすることを目的とした。 背景 サラシノールは、腸の糖類分解酵素であるα-グルコシダーゼの働きを阻害することが分かっている。サラシア由来サラシノールの食後血糖値の上昇を緩やかにする機能については、サラシア属植物普及協会(以下協会)機能性表示ワーキンググループが2015年3月に作成した研究レビューで評価されているが、その後新しく実施された臨床試験が報告されたことから、研究レビューを最新の情報をもとに更新する必要があった。 レビュー対象とした研究の特性 複数のデータベースを用いて、データベース開設あるいは情報搭載時から検索日までを対象とし、2018年7月6日~11日に検索を行った。予め設定した基準に合った論文は2編あり、いずれも事実を示す可能性が高いとされる研究方法(ランダム化比較試験)であった。採用された論文2編の研究のうち、1件は協会会員企業の出資によるもので、もう1件は協会会員企業が会員となる以前に出資して実施されたものであった。 主な結果 採用された論文2編はいずれも空腹時血糖値が正常域または境界域(126 mg/dL未満)の疾病に罹患していない日本人(18歳未満の者、妊産婦、授乳婦は除く)を対象とした研究で、糖質を含む食事1回あたりサラシノールとして0.03~0.5 mgを摂取したとき、食後血糖値や、食事からの糖の吸収量を示す食後血糖の血中濃度曲線下面積(AUC 0-120 min)がプラセボと比較して減少していた。なお、サラシノールに起因すると考えられる健康被害はなかった。 科学的根拠の質 採用された論文2編は、いずれもサラシノールを含む製品の販売企業が主宰した試験であり、真の結果と異なる方向に導かれる要因(バイアス)が生じた可能性がある。また、参加者数が少ない、試験の事前登録がされていない、群分け方法の記載がないなど、バイアスを高めてしまう事項も少しあった。しかし、研究レビューの目的に対して、いずれの研究も肯定的で、一貫した結果が得られており、バイアスも基準以下であったことから、今後の研究によって結果が大きく変更される可能性は低いと考えられる。 【DHA・EPA】 標題 DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値低下作用に関する研究レビュー 目的 誰に P):疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者 何をすると I):DHA・EPAの経口摂取 何と比較して C):プラセボの摂取、もしくはDHA・EPAの介入なし どうなるか O):中性脂肪値の低下が認められるか 研究デザイン S):ランダム化比較試験(RCT) 背景 DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値を低下させる機能については多数の報告があるが、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者に限定した場合における有効性は明確でなかった。そこで、これまでの国内外の知見を精査し、標題の研究レビューを行った。 レビュー対象とした研究の特性 文献の検索は、RCT(研究の対象者をランダムに2つのグループに分け、一方には評価しようとするものを摂取させ、もう一方には対照となるものを摂取させて比較する臨床試験)であること、DHA・EPAを摂取させる試験であること、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者を対象としていることを条件に実施した。なお本研究レビューは、届出者以外の第三者機関が監修した。 主な結果 検索により37報が研究レビューの対象となり、疾病に罹患していない者を対象とした16報のうち10報、中性脂肪値がやや高めの者を対象とした21報のうち15報が、当該の機能性を認めていた。 また、群間比較において当該機能を認めた報告において、一日当たりのDHA・EPAの摂取量は133~10,440 mg、摂取期間は3~14週間であった。 本製品は一日当たりの摂取目安量中にDHAとEPAの総量として300mg含むため、当該機能に対する有効性が期待できるものと判断した。 科学的根拠の質 採用文献のエビデンス(科学的根拠)総体について、バイアスリスク(偏りの危険性)は低(0)、エビデンスの強さは強(A)と評価した。なお、日本で実施された研究6報のうち、4報が当該の機能性を肯定しており、日本人への外挿性に問題はないと考えられる。よって、機能性関与成分DHA・EPAを一日当たり133 mg以上摂取することにより、中性脂肪を低下させる機能が認められると考えられる。 ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみで検索を行ったことによる偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。 【GABA】 標題 GABAによる血圧が高めの方への血圧低下作用に関する検証 目的 健常人および健常人で血圧が高めの方においてGABAの経口摂取により血圧低下作用があるか検証する。 背景 高血圧は心血管病など様々な疾患の主要な危険因子である上、重大な生活活動阻害要因となることから、生活習慣の是正や日常生活に取り入れやすい食品による発症予防対策が重要と考えられる。様々な食品に含まれているアミノ酸の一種であるGABAは抑制性伝達物質として知られ、降圧効果が期待されている。そこで、GABAの血圧低下作用に関するシステマティックレビューを行った。 レビュー対象とした研究の特性 検索日:2019年1月26日 検索対象期間:検索日までの全期間 対象集団の特性:健康人および健常人で血圧が高めの方 最終的に評価した論文数:9報 研究デザイン:プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験、オープン投与前後比較試験 利益相反:本レビューは、オリヒロプランデュ株式会社の委託を受け、NPO法人日本抗加齢協会所属の専門知識を有する医師、学識経験者によって実施された 主な結果 GABAを含有した食品を機能性食品として、日常的に摂取することは、正常高血圧者、Ⅰ度高血圧者に対して、適度な血圧低下作用を有し、安全性も高いことが示された。 科学的根拠の質 全研究報告を通じてプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験で行われており、若干の脱ライク例がありバイアスが存在するが、全般的なバイアスリスクは低いと判断した。また、GABAの摂取が血圧を低下させるという結果には一貫性があり、これまでの研究結果とも矛盾していない。  | 
    
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