2018年5月26日土曜日

からだ巡茶アドバンス1L(日本コカ・コーラ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


日本コカ・コーラ株式会社(法人番号:6011001017563)が消費者庁に届出た機能性表示食品【からだ巡茶Advance(アドバンス)1L】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C445
【届出日】
2018/03/25
【届出者名】
日本コカ・コーラ株式会社
日本コカ・コーラ株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
からだ巡茶Advance(アドバンス)1L
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
ローズヒップ由来ティリロサイド
ローズヒップ由来ティリロサイドを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。ローズヒップ由来ティリロサイドには、体脂肪を減らす機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)および授乳婦を除く)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
①喫食実績による食経験の評価
 本品は機能性関与成分のローズヒップ由来ティリロサイド(以下、当該成分と略す)と安全性が十分に確認された原材料で製造した清涼飲料水で、1日摂取目安量の500 mlに当該成分を0.1 mg含みます。当該成分はバラ科のローズヒップの種子に含まれるポリフェノールの一つです。
 弊社は、2009年7月に当該成分を本製品と同量含むブレンド茶「ラブボディ スマートダイエット」を全国販売し、2010年4月の販売終了までに累計130万本を販売しました(出荷ベース)。また2010年5月には、当該成分を本製品と同量含有する清涼飲料水「ラブボディ ローズヒップワークス」を全国販売し、2011年6月の販売終了までに累計100万本を販売しました(出荷ベース)。いずれにおいても本製品摂取に起因する重大な健康被害は報告されていません。
 他社からも当該成分を含む食品が約10年前から累計15万個以上全国で販売されていますが、当該成分に起因する重大な健康被害は報告されていません。当該食品は現在、機能性表示食品として全国販売されています(当該成分の1日当りの摂取目安量は0.1㎎)。
 以上より、本邦では当該成分を0.1mg含有する食品の食経験があり、重大な健康被害を生じる可能性は低いと判断しました。

②既存情報を用いた安全性試験の評価
 当該成分を0.1mg含む森下仁丹社のローズヒップエキス「ローズヒップポリフェノール」は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会が実施している健康食品の安全性自主点検認証制度(第三者認証)により、2011年から継続して認証され、安全性が確認されています。
 以上のことから、「ローズヒップ由来ティリロサイド」は1日当り約0.1㎎の摂取において概ね安全であると判断しました。
 また、医薬品との相互作用の報告は見当たらなかったことから、医薬品との相互作用においては特に問題ないと考えました。
【摂取する上での注意事項】
1日の摂取目安量を守ってください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
FSSC 22000を取得した工場で製造いたします。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
【標題】「ローズヒップ由来ティリロサイド」を含む食品の体脂肪を減らす機能に関する研究レビュー

【目的】「ローズヒップ由来ティリロサイド」を含む食品を摂取した際の体脂肪を低減する機能を確認するため、健康な成人男女を対象として実施された、「ローズヒップ由来ティリロサイド」を含まない食品と比較した国内外の論文を検索・調査し、「ローズヒップ由来ティリロサイド」の体脂肪減少機能の科学的根拠を評価しました。

【背景】機能性関与成分である「ローズヒップ由来ティリロサイド」は、主に南アメリカのチリや、ヨーロッパなどで収穫されるバラ科のローズヒップの種子に含まれるポリフェノールの一つです。体脂肪低減作用については、動物での研究報告があり、ティリロサイドがその関与成分として明らかにされています。しかしながら、網羅的に人での報告についてまとめて評価した論文が見当たらなかったため、「ローズヒップ由来ティリロサイド」を含む食品の摂取が、健康な成人男女の体脂肪低減に有効であるか、検証が必要となりました。 

【レビュー対象とした研究の特性】
臨床試験登録データベース:
PubMed、医中誌、The Cochrane Library、 JDreamⅢ、Web of Science、 PROSPERO、ClinicalTrials.gov、UMIN-CTR、ICTRP 
(検索対象期間:開設あるいは掲載されている最初の時点から2015年12月 25日)のデータベースを用い 2015年12 月25日に検索を実施しました。

日本人の健康な成人男女を対象集団とし、「ローズヒップ由来ティリロサイド」摂取しない群と比較したランダム化比較試験である1報の論文が見つかりましたので、その論文報告の内容を評価しました。

採用した論文の特性
対象者の特性:日本人の健康な成人男女で、BMI(Body Mass Index)が25.0 kg/㎡以上30.0 kg/㎡未満 32名
研究デザイン:RCT

【主な結果】採用された1報では、BMI(Body Mass Index)が25.0 kg/㎡以上30.0 kg/㎡未満の健康な(疾病に罹患していない)成人男女を対象とし、ローズヒップエキスを含む錠剤の摂取により(ティリロサイドの含量は、1日あたり0.1 mg)、摂取12週間後において、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積及び腹部内臓脂肪面積の変化量が、ローズヒップエキスを含まない錠剤を摂取した場合と比較して、有意な低値を示す結果が認められました。
また別途、初期の内臓脂肪面積が100cm2 超える被験者を除いた健常者18名を対象として層別解析を行った結果、ローズヒップエキスを含む錠剤の摂取12週間後において、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積及び腹部内臓脂肪面積の変化量は、ローズヒップエキスを含まない錠剤を摂取した場合と比べいずれも有意な低値を示す結果が認められました。

【科学的根拠の質】採用文献が1報であったため、科学的根拠の一貫性を示すことができず、バイアスの評価には至りませんでしたが、ティリロサイドを(0.1 mg;1日摂取目安量として)含有するローズヒップエキスを含む食品の体脂肪低減作用については、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、試験計画がよく遵守されていることから、ローズヒップエキスを含む食品の摂取が体脂肪低減作用に有効であるという結果が、後発の同様な研究により大きく否定されることはないと考えます。

(構造化抄録)


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
平成27年度・平成28年度で930件もの商品が、消費者庁に届出られています。

平成29年度に届出のあった機能性表示食品を一挙公開リスト

アナタに最適な商品が表示されています。


【平成28年度届出一覧(620件)】
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【平成27年度届出一覧(310件)】
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A301~A310

機能性表示食品まとめ一覧

2018年5月19日土曜日

ウィルキンソンタンサンエクストラドライ(アサヒ飲料株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


アサヒ飲料株式会社(法人番号:7010601019092)が消費者庁に届出た機能性表示食品【ウィルキンソン タンサン エクストラ ドライ】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C444
【届出日】
2018/03/23
【届出者名】
アサヒ飲料株式会社
アサヒ飲料株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
ウィルキンソン タンサン エクストラ ドライ
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維として)
難消化性デキストリンを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品は、難消化性デキストリン(食物繊維として)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維として)には、食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増加させ、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにすることが報告されています。
【想定する主な対象者】
食後の血中中性脂肪が気になる方
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
アサヒ飲料株式会社では本品の販売実績がなく、食経験は不十分であると判断しました。
2.既存情報の調査
難消化性デキストリンは、「ナチュラルメディシン・データベース」(一般財団法人日本健康食品・サプリメント情報センター(2015年))にて重篤有害事例は確認されず、「特定保健用食品許可一覧」(消費者庁HP)にて特定保健用食品の関与成分としての十分な実績を確認しました。
3.医薬品との相互作用
難消化性デキストリンにおいて、医薬品との相互作用の情報を確認せず、問題ないと判断しました。
【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。飲みすぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなることがあります。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
○アサヒ飲料株式会社 明石工場:総合衛生管理製造過程及びFSSC22000に基づき製造  ○アサヒビール株式会社 茨城工場:FSSC22000に基づき製造  ○ジャパンフーズ株式会社:総合衛生管理製造過程及びFSSC22000に基づき製造  ○丸善食品工業株式会社 本社工場:総合衛生管理製造過程及びFSSC22000に基づき製造  ○九星飲料工業株式会社 伊都工場:FSSC22000に基づき製造
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
(ア)標題
 難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する食後血中中性脂肪上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
(イ)目的
 健常成人もしくは空腹時血中中性脂肪値がやや高めの成人に対して難消化性デキストリン(食物繊維として)を摂取することによる、食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用の検証を行いました。
(ウ)背景
 現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加しています。高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は、食生活の改善などによる一次予防が望まれています。さらに近年、脂質異常症の一つとして食後に血中中性脂肪値の高い状態が長時間継続する食後高脂血症が、動脈硬化症や冠動脈疾患の発症を早めるリスク因子であることが明らかとなってきました。そのため、食後血中中性脂肪値の上昇を抑制する食品素材が注目視されています。
 一方、難消化性デキストリン(食物繊維として)を用い、保健の用途が「食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制する」といった表示内容の許可を受けた特定保健用食品が平成27年9月4日時点で16品目あります。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
 対象の試験は、国内外の文献検索サイトで検索しました。試験群として難消化性デキストリン(食物繊維として)を含有した食品(または飲料)を使用し、対照群に有効成分を含まない食品(または飲料)を用いており、客観的に評価をするために無作為に試験群を分け、比較を行った臨床試験(RCT)です。
(オ)主な結果
 9報のRCT論文が抽出されました。統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群が食後血中中性脂肪値を有意に低下させることが確認されました。また、原データを確認できる論文1報での健常成人(空腹時血中中性脂肪値が150mg/dL未満)のみの追加的解析においても、有意に低下させることが確認され、健常成人にも適用できると評価しました。
(カ)科学的根拠の質
 バイアスリスクが認められたが、その影響は統計的に小さいと判断できる程度でした。例数が多く研究間の結果に差がない(不正確性や研究間の異質性がない)ことから、得られた科学的根拠は強いと判断しました。
(構造化抄録)


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
平成27年度・平成28年度で930件もの商品が、消費者庁に届出られています。

平成29年度に届出のあった機能性表示食品を一挙公開リスト

アナタに最適な商品が表示されています。


【平成28年度届出一覧(620件)】
B1~B50

B51~B100

B101~B150

B151~B200

B201~B250

B251~B300

B301~B400

B401~B500

B501~B600

B601~B620

【平成27年度届出一覧(310件)】
A1~A50

A51~A100

A101~A150

A151~A200

A201~A250

A251~A300


A301~A310

機能性表示食品まとめ一覧

からだ十六茶630(アサヒ飲料株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


アサヒ飲料株式会社(法人番号:7010601019092)が消費者庁に届出た機能性表示食品【からだ十六茶 630】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C443
【届出日】
2018/03/23
【届出者名】
アサヒ飲料株式会社
アサヒ飲料株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
からだ十六茶 630
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維として) 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)
難消化性デキストリンを含む商品一覧

葛の花由来イソフラボンを含む商品一覧
楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)及び難消化性デキストリン(食物繊維として)が含まれます。葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には肥満気味な方の内臓脂肪を減らすのを助ける機能があることが報告されており、肥満気味の内臓脂肪が気になる方に適しています。難消化性デキストリン(食物繊維として)は、食後の脂肪の吸収を抑えて排出を増加させ、糖の吸収をおだやかにするため、食後の血中中性脂肪や血糖値の上昇をおだやかにすることが報告されており、脂肪の多い食事を摂りがちな方、または食後の血糖値が気になる方に適しています。
【想定する主な対象者】
【以下の成人】肥満気味な内臓脂肪が気になる方、食後の血中中性脂肪が気になる方、食後の血糖値が気になる方
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品は機能性関与成分として葛の花由来イソフラボン及び難消化性デキストリンを含有する食品ですが、喫食実績がなく、食経験は不十分であると判断しました。このため、本品に含まれる2つの機能性関与成分それぞれの評価と、機能性関与成分同士の相互作用を確認し、安全性の懸念はないと判断しました。
1.食経験
葛の花由来イソフラボン及び難消化性デキストリンを機能性関与成分とする食品の喫食実績がなく、食経験は不十分であると判断しました。

2.既存情報の調査
●葛の花由来イソフラボンの安全性情報調査の結果、葛の花に安全性上懸念される報告はありませんでしたが、葛の花由来イソフラボンの一種のテクトリゲニンは、弱い変異原性を持つことが報告されています。
●難消化性デキストリンは、「ナチュラルメディシン・データベース」(一般財団法人日本健康食品・サプリメント情報センター(2015年))にて重篤有害事例は確認されず、「特定保健用食品許可一覧」(消費者庁HP)にて特定保健用食品の関与成分としての十分な実績及び食経験を確認しました。

3.安全性試験結果
●葛の花由来イソフラボンに関して以下の評価結果が得られています。
1)急性毒性及び亜慢性毒性の評価
ラットにおいて、葛の花抽出物の無毒性量は5.0%混餌量に相当する投与量と考えられました。
2)遺伝毒性の評価
細菌での変異原性試験、ほ乳類培養細胞での染色体異常試験、げっ歯類での小核試験の結果、葛の花抽出物は生体内で遺伝毒性を示さないと考えられました。
3)エストロゲン様作用の評価
葛の花抽出物及びテクトリゲニンでのエストロゲン様作用の評価の結果、葛の花抽出物は強いエストロゲン様作用を発揮しないと考えられました。
4)ヒト安全性試験
ヒトにおける12週間の長期摂取試験及び4週間の過剰摂取試験にて、葛の花抽出物の摂取に起因する有害事象は認められませんでした。
●難消化性デキストリンについては十分な食経験があるため、安全性試験の既存情報及び安全性試験による評価をしておりません。

4.医薬品との相互作用
難消化性デキストリン及び葛の花由来イソフラボンにおいて、医薬品との相互作用の情報を確認せず、問題ないと判断しました。

5.機能性関与成分同士の相互作用
葛の花由来イソフラボンと難消化性デキストリンにおいて、機能性関与成分同士の相互作用に関する検索結果は得られず、問題ないと判断しました。
【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。飲みすぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなることがあります。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
○アサヒ飲料株式会社 明石工場 :総合衛生管理製造過程及びFSSC 22000 ○アサヒ飲料株式会社 富士山工場:総合衛生管理製造過程及びFSSC 22000
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)及び難消化性デキストリン(食物繊維として)の機能性評価を以下の通り実施しました。

1.内臓脂肪を減らす機能について
(ア)標題
機能性関与成分「葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)」による「腹部脂肪面積、体重、胴囲や腰囲に及ぼす影響」に関するシステマティックレビューおよびメタアナリシス
(イ)目的
健常者において、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)を摂取すると、プラセボ(偽薬)摂取時と比較して、腹部脂肪面積、体重、胴囲が減少するか検証することを目的としました。
(ウ)背景
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の経口摂取が、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させるとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、システマティックレビューを実施しました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
健常成人(特定保健用食品用の試験方法に準じ、肥満Ⅰ度(BMIが25以上30未満)の者を含む)における葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の経口摂取が腹部脂肪面積、体重、胴囲に及ぼす影響に関する研究(日本語、英語問わない)を検索対象としました。内容を精査し、5研究を評価対象としました。なお、5研究は、全て日本で実施された信頼性の高いヒト試験でした。著者に葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の関連者(製造又は販売を行う企業社員等)が含まれており、利益相反の問題が認められました。
(オ)主な結果
5研究における対象者は30~130例で、摂取期間は4~12週、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の一日摂取量は主として22.0~42.0 mgでした。
メタアナリシスを実施した結果、問題となるような出版バイアス(※)は認められず、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められました。また、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の摂取による、副作用等の健康被害はありませんでした。なお、肥満症に罹患していないと明確に判断できる者のみの解析結果においても、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められました。
※出版バイアス:肯定的な研究結果がそうでない研究結果に比べて出版されやすいために起こる結果の偏りのこと。メタアナリシスによって視覚化、検出できます。
(カ)科学的根拠の質
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)は、主として22.0~42.0 mg/日の摂取により、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させることが示唆されました。
但し、本研究における限界として、多くの研究で研究計画は事前登録されておらず、利益相反の問題も存在するため、バイアスの混入は否定できません。また、12週間以上摂取した場合の影響は不明です。安全性については別の切り口の評価が必要です。

2.食後の血中中性脂肪の上昇を抑える機能について
(ア)標題
難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する食後血中中性脂肪上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
(イ)目的
健常成人もしくは空腹時血中中性脂肪値がやや高めの成人に対して難消化性デキストリン(食物繊維として)を摂取することによる、食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用の検証を行いました。
(ウ)背景
現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加しています。高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は、食生活の改善などによる一次予防が望まれています。さらに近年、脂質異常症の一つとして食後に血中中性脂肪値の高い状態が長時間継続する食後高脂血症が、動脈硬化症や冠動脈疾患の発症を早めるリスク因子であることが明らかとなってきました。そのため、食後血中中性脂肪値の上昇を抑制する食品素材が注目視されています。
一方、難消化性デキストリン(食物繊維として)を用い、保健の用途が「食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制する」といった表示内容の許可を受けた特定保健用食品が平成27年9月4日時点で16品目あります。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
対象の試験は、国内外の文献検索サイトで検索しました。試験群として難消化性デキストリン(食物繊維として)を含有した食品(または飲料)を使用し、対照群に有効成分を含まない食品(または飲料)を用いており、客観的に評価をするために無作為に試験群を分け、比較を行った臨床試験(RCT)です。
(オ)主な結果
9報のRCT論文が抽出されました。統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群が食後血中中性脂肪値を有意に低下させることが確認されました。また、原データを確認できる論文1報での健常成人(空腹時血中中性脂肪値が150mg/dL未満)のみの追加的解析においても、有意に低下させることが確認され、健常成人にも適用できると評価しました。
(カ)科学的根拠の質
バイアスリスクが認められましたが、その影響は統計的に小さいと判断できる程度でした。例数が多く研究間の結果に差がない(不精確性や研究間の異質性がない)ことから、得られた科学的根拠は強いと判断しました。

3.食事の糖分の吸収を抑える機能について
(ア)標題
難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する食後血糖の上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
(イ)目的
健常成人もしくは境界域血糖値の成人に対して難消化性デキストリンを摂取することにより、食後血糖値の上昇抑制作用が見られるかを検証しました。
(ウ)背景
血糖値等の代謝系健診項目の異常は、異常があった者の43%が糖尿病に罹患し、さらには「異常なし」の人に比べて10年後の医療費が約1.7倍かかるという調査結果があり、経済的な側面から見ても糖尿病の罹患に大きな影響があります。糖尿病に罹患しないためには、食事療法などにより血糖値をコントロールすることが重要ですが、特に、食後血糖値は糖尿病に関する指標として注目されています。
一方、難消化性デキストリン(食物繊維として)を用い、保健の用途が「食後血糖値の上昇を抑制する」といった表示内容の許可を受けた特定保健用食品は平成27年9月4日時点で190品目となっています。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
対象の試験は、国内外の文献検索サイトで検索しました。試験群として難消化性デキストリン(食物繊維として)を含有した食品(または飲料)を使用し、対照群に有効成分を含まない食品(または飲料)を用いており、客観的に評価をするために無作為に試験群を分け、比較を行った臨床試験(RCT)です。
(オ)主な結果
43報のRCT論文が抽出された。統計解析の結果、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群が食後血糖値を有意に低下させることが確認されました。
(カ)科学的根拠の質
バイアスリスクが認められましたが、その影響は統計的に小さいと判断できる程度でした。例数が多く研究間の結果に差がない(不精確性や研究間の異質性がない)ことから、得られた科学的根拠は強いと判断しました。
(構造化抄録)


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
平成27年度・平成28年度で930件もの商品が、消費者庁に届出られています。

平成29年度に届出のあった機能性表示食品を一挙公開リスト

アナタに最適な商品が表示されています。


【平成28年度届出一覧(620件)】
B1~B50

B51~B100

B101~B150

B151~B200

B201~B250

B251~B300

B301~B400

B401~B500

B501~B600

B601~B620

【平成27年度届出一覧(310件)】
A1~A50

A51~A100

A101~A150

A151~A200

A201~A250

A251~A300


A301~A310

機能性表示食品まとめ一覧

からだ十六茶(アサヒ飲料株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


アサヒ飲料株式会社(法人番号:7010601019092)が消費者庁に届出た機能性表示食品【からだ十六茶】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C442
【届出日】
2018/03/23
【届出者名】
アサヒ飲料株式会社
アサヒ飲料株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
からだ十六茶
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維として) 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)
難消化性デキストリンを含む商品一覧

葛の花由来イソフラボンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)及び難消化性デキストリン(食物繊維として)が含まれます。葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には肥満気味な方の内臓脂肪を減らすのを助ける機能があることが報告されており、肥満気味の内臓脂肪が気になる方に適しています。難消化性デキストリン(食物繊維として)は、食後の脂肪の吸収を抑えて排出を増加させ、糖の吸収をおだやかにするため、食後の血中中性脂肪や血糖値の上昇をおだやかにすることが報告されており、脂肪の多い食事を摂りがちな方、または食後の血糖値が気になる方に適しています。
【想定する主な対象者】
【以下の成人】肥満気味な内臓脂肪が気になる方、食後の血中中性脂肪が気になる方、食後の血糖値が気になる方
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品は機能性関与成分として葛の花由来イソフラボン及び難消化性デキストリンを含有する食品ですが、喫食実績がなく、食経験は不十分であると判断しました。このため、本品に含まれる2つの機能性関与成分それぞれの評価と、機能性関与成分同士の相互作用を確認し、安全性の懸念はないと判断しました。
1.食経験
葛の花由来イソフラボン及び難消化性デキストリンを機能性関与成分とする食品の喫食実績がなく、食経験は不十分であると判断しました。

2.既存情報の調査
●葛の花由来イソフラボンの安全性情報調査の結果、葛の花に安全性上懸念される報告はありませんでしたが、葛の花由来イソフラボンの一種のテクトリゲニンは、弱い変異原性を持つことが報告されています。
●難消化性デキストリンは、「ナチュラルメディシン・データベース」(一般財団法人日本健康食品・サプリメント情報センター(2015年))にて重篤有害事例は確認されず、「特定保健用食品許可一覧」(消費者庁HP)にて特定保健用食品の関与成分としての十分な実績及び食経験を確認しました。

3.安全性試験結果
●葛の花由来イソフラボンに関して以下の評価結果が得られています。
1)急性毒性及び亜慢性毒性の評価
ラットにおいて、葛の花抽出物の無毒性量は5.0%混餌量に相当する投与量と考えられました。
2)遺伝毒性の評価
細菌での変異原性試験、ほ乳類培養細胞での染色体異常試験、げっ歯類での小核試験の結果、葛の花抽出物は生体内で遺伝毒性を示さないと考えられました。
3)エストロゲン様作用の評価
葛の花抽出物及びテクトリゲニンでのエストロゲン様作用の評価の結果、葛の花抽出物は強いエストロゲン様作用を発揮しないと考えられました。
4)ヒト安全性試験
ヒトにおける12週間の長期摂取試験及び4週間の過剰摂取試験にて、葛の花抽出物の摂取に起因する有害事象は認められませんでした。
●難消化性デキストリンについては十分な食経験があるため、安全性試験の既存情報及び安全性試験による評価をしておりません。

4.医薬品との相互作用
難消化性デキストリン及び葛の花由来イソフラボンにおいて、医薬品との相互作用の情報を確認せず、問題ないと判断しました。

5.機能性関与成分同士の相互作用
葛の花由来イソフラボンと難消化性デキストリンにおいて、機能性関与成分同士の相互作用に関する検索結果は得られず、問題ないと判断しました。
【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。飲みすぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなることがあります。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
○アサヒ飲料株式会社 明石工場 :総合衛生管理製造過程及びFSSC 22000 ○アサヒ飲料株式会社 富士山工場:総合衛生管理製造過程及びFSSC 22000 ○株式会社ニッセー 第6工場  :FSSC 22000
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)及び難消化性デキストリン(食物繊維として)の機能性評価を以下の通り実施しました。

1.内臓脂肪を減らす機能について
(ア)標題
機能性関与成分「葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)」による「腹部脂肪面積、体重、胴囲や腰囲に及ぼす影響」に関するシステマティックレビューおよびメタアナリシス
(イ)目的
健常者において、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)を摂取すると、プラセボ(偽薬)摂取時と比較して、腹部脂肪面積、体重、胴囲が減少するか検証することを目的としました。
(ウ)背景
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の経口摂取が、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させるとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、システマティックレビューを実施しました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
健常成人(特定保健用食品用の試験方法に準じ、肥満Ⅰ度(BMIが25以上30未満)の者を含む)における葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の経口摂取が腹部脂肪面積、体重、胴囲に及ぼす影響に関する研究(日本語、英語問わない)を検索対象としました。内容を精査し、5研究を評価対象としました。なお、5研究は、全て日本で実施された信頼性の高いヒト試験でした。著者に葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の関連者(製造又は販売を行う企業社員等)が含まれており、利益相反の問題が認められました。
(オ)主な結果
5研究における対象者は30~130例で、摂取期間は4~12週、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の一日摂取量は主として22.0~42.0 mgでした。
メタアナリシスを実施した結果、問題となるような出版バイアス(※)は認められず、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められました。また、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の摂取による、副作用等の健康被害はありませんでした。なお、肥満症に罹患していないと明確に判断できる者のみの解析結果においても、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められました。
※出版バイアス:肯定的な研究結果がそうでない研究結果に比べて出版されやすいために起こる結果の偏りのこと。メタアナリシスによって視覚化、検出できます。
(カ)科学的根拠の質
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)は、主として22.0~42.0 mg/日の摂取により、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させることが示唆されました。
但し、本研究における限界として、多くの研究で研究計画は事前登録されておらず、利益相反の問題も存在するため、バイアスの混入は否定できません。また、12週間以上摂取した場合の影響は不明です。安全性については別の切り口の評価が必要です。

2.食後の血中中性脂肪の上昇を抑える機能について
(ア)標題
 難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する食後血中中性脂肪上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
(イ)目的
 健常成人もしくは空腹時血中中性脂肪値がやや高めの成人に対して難消化性デキストリン(食物繊維として)を摂取することによる、食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用の検証を行いました。
(ウ)背景
 現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加しています。高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は、食生活の改善などによる一次予防が望まれています。さらに近年、脂質異常症の一つとして食後に血中中性脂肪値の高い状態が長時間継続する食後高脂血症が、動脈硬化症や冠動脈疾患の発症を早めるリスク因子であることが明らかとなってきました。そのため、食後血中中性脂肪値の上昇を抑制する食品素材が注目視されています。
 一方、難消化性デキストリン(食物繊維として)を用い、保健の用途が「食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制する」といった表示内容の許可を受けた特定保健用食品が平成27年9月4日時点で16品目あります。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
 対象の試験は、国内外の文献検索サイトで検索しました。試験群として難消化性デキストリン(食物繊維として)を含有した食品(または飲料)を使用し、対照群に有効成分を含まない食品(または飲料)を用いており、客観的に評価をするために無作為に試験群を分け、比較を行った臨床試験(RCT)です。
(オ)主な結果
 9報のRCT論文が抽出されました。統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群が食後血中中性脂肪値を有意に低下させることが確認されました。また、原データを確認できる論文1報での健常成人(空腹時血中中性脂肪値が150mg/dL未満)のみの追加的解析においても、有意に低下させることが確認され、健常成人にも適用できると評価しました。
(カ)科学的根拠の質
 バイアスリスクが認められたが、その影響は統計的に小さいと判断できる程度でした。例数が多く研究間の結果に差がない(不精確性や研究間の異質性がない)ことから、得られた科学的根拠は強いと判断しました。

3.食事の糖分の吸収を抑える機能について
(ア)標題
 難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する食後血糖の上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
(イ)目的
 健常成人もしくは境界域血糖値の成人に対して難消化性デキストリン(食物繊維として)を摂取することにより、食後血糖値の上昇抑制作用が見られるかを検証しました。
(ウ)背景
 血糖値等の代謝系健診項目の異常は、異常があった者の43%が糖尿病に罹患し、さらには「異常なし」の人に比べて10年後の医療費が約1.7倍かかるという調査結果があり、経済的な側面から見ても糖尿病の罹患に大きな影響があります。糖尿病に罹患しないためには、食事療法などにより血糖値をコントロールすることが重要ですが、特に、食後血糖値は糖尿病に関する指標として注目されています。
一方、難消化性デキストリン(食物繊維として)を用い、保健の用途が「食後血糖値の上昇を抑制する」といった表示内容の許可を受けた特定保健用食品は平成27年9月4日時点で190品目となっています。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
 対象の試験は、国内外の文献検索サイトで検索しました。試験群として難消化性デキストリン(食物繊維として)を含有した食品(または飲料)を使用し、対照群に有効成分を含まない食品(または飲料)を用いており、客観的に評価をするために無作為に試験群を分け、比較を行った臨床試験(RCT)です。
(オ)主な結果
 43報のRCT論文が抽出された。統計解析の結果、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群が食後血糖値を有意に低下させることが確認されました。
(カ)科学的根拠の質
 バイアスリスクが認められましたが、その影響は統計的に小さいと判断できる程度でした。例数が多く研究間の結果に差がない(不精確性や研究間の異質性がない)ことから、得られた科学的根拠は強いと判断しました。
(構造化抄録)


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
平成27年度・平成28年度で930件もの商品が、消費者庁に届出られています。

平成29年度に届出のあった機能性表示食品を一挙公開リスト

アナタに最適な商品が表示されています。


【平成28年度届出一覧(620件)】
B1~B50

B51~B100

B101~B150

B151~B200

B201~B250

B251~B300

B301~B400

B401~B500

B501~B600

B601~B620

【平成27年度届出一覧(310件)】
A1~A50

A51~A100

A101~A150

A151~A200

A201~A250

A251~A300


A301~A310

機能性表示食品まとめ一覧

ユウキグルコサミン2000(ユウキ製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


ユウキ製薬株式会社(法人番号:1030001008633)が消費者庁に届出た機能性表示食品【YUUKI(ユウキ)グルコサミン2000】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C441
【届出日】
2018/03/23
【届出者名】
ユウキ製薬株式会社
ユウキ製薬株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
YUUKI(ユウキ)グルコサミン2000
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
グルコサミン塩酸塩
グルコサミン塩酸塩を含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品にはグルコサミン塩酸塩が含まれます。グルコサミン塩酸塩は、ひざ関節の動きの悩みを緩和することが報告されています。
【想定する主な対象者】
ひざ関節の動きに悩みをもつ健常成人(未成年者、疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)を対象とする。
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
【喫食実績の評価】
『YUUKI(ユウキ)グルコサミン2000』と同様にグルコサミン塩酸塩をは1日摂取目安量として2,000mg以上摂取できるよう設計された商品が、国内で多数販売されている。これらの商品において重篤な健康被害報告が無いことを確認しているが、販売期間や販売数量については不明な点も多いため、喫食実績は不十分とした。

【既存情報による安全性の評価】
 データベース及び、文献検索を実施したところ、グルコサミン塩酸塩摂取で軽い胃腸症状が生じる可能性、妊娠中・授乳中の摂取は避けることや、疾患を持っている患者が摂取する場合は注意が必要であることを確認したが、健常者で明らかにグルコサミン塩酸塩が原因と特定された重篤な危険情報は無かった。また、当社商品の機能性関与成分グルコサミン塩酸塩の1日摂取目安量2,000mgの安全性情報についても特に問題ははいと判断し、安全な素材であると評価した。
【医薬品との相互作用について】
データベース及び、文献検索を実施したところ、グルコサミン塩酸塩はクマリン系抗凝固剤(特にワルファリン)との併用により、抗凝固作用が増幅されるリスクが報告されている。当社商品の対象者である健常者が適切に摂取する場合には相互作用を起こす可能性は低いと考えているが、併用される可能性を考慮し、商品パッケージに「クマリン系抗凝固剤をご使用の場合は、医師、薬剤師に相談してください。」と記載した。

以上の結果より、機能性関与成分であるグルコサミン塩酸塩は、適切に使用すれば、安全性に特段の問題は無く、安心してご使用して頂けると判断した。
【摂取する上での注意事項】
・本品は多量摂取により、より健康が増進するものではありません。
・食物アレルギーのある方は原材料をお確かめの上、お召し上がりください。
・クマリン系抗凝固剤をご使用の場合は、医師、薬剤師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
「YUUKI(ユウキ)グルコサミン2000」は、一般社団法人 日本健康食品規格協会から認証を受けたGMP認定工場にて、GMP基準に準拠した衛生管理、品質管理に基づき、製造している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
(ア)標題
健常者の膝関節機能改善に対するグルコサミン塩酸塩の有用性
(イ)目的
成人健常者対象の臨床試験において、機能性関与成分グルコサミン塩酸塩が膝関節機能改善に役立つかを検証する。
(ウ)背景
グルコサミン塩酸塩の摂取が膝関節機能改善のため、どのような影響を与えているか明らかにする必要があった。
(エ)レビューを対象とした研究の特性
事前作成した手順に基づき研究レビューを実施。検索データベースのPubMed及び医中誌を対象に文献検索を行い、成人健常者にグルコサミン塩酸塩を摂取させ、膝関節機能を評価した臨床試験の論文を収集した。患者を対象にした論文、評価指標や対象部位が目的と異なる論文、および動物実験や細胞実験の論文は除外し、最終的に採用した論文は1報であった。概要は次の通り。急性的な膝の痛みを経験したことのある成人健常者46名を2群に分け、グルコサミン塩酸塩2,000mg(グルコサミン塩酸塩群:24名)もしくは機能性関与成分を含まないプラセボ(プラセボ群:22名)を12週間摂取させた。その結果、8週目と12週目の膝関連QOLスコアがグルコサミン塩酸塩群においてプラセボ群よりも有意に改善した。
(オ)主な結果
成人健常者にグルコサミン塩酸塩2,000mgを継続的に摂取させることにより膝関節機能の評価指標が改善することから、膝関節の機能改善に役立つことが示された。
(カ)科学的根拠の質
健常者の膝関節機能改善検証のため、膝機能関連スコアで評価を行った。被験者群は同一母集団より選抜しており、偏りの存在は低い。本知見の一般化可能性は高く、グルコサミン塩酸塩の摂取が日常生活や運動時負荷に対する膝関節機能改善に役立つことが示されたと考えられる。本研究レビューに採用した文献は1報であったが、どの評価項目も参加者に対する改善効果としては重要度が高いものであり、グルコサミン塩酸塩2000mgの継続的な摂取は成人健常者の膝関節機能に有用な効果をもたらすと結論付けた。本文献の対象者はオーストラリア人であるが、生活レベル等は日本と同等であり、日本人に外挿可能と考えられる。疾患のない健常者の膝関節部位を特定した機能検証では、放射線や外科的処置を用いる観察は倫理的に問題があり、現段階では問診による評価指標スコアを用いて臨床試験を行う他なく、本採用論文の研究手法が研究の限界だと考えられる。

(構造化抄録)


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
平成27年度・平成28年度で930件もの商品が、消費者庁に届出られています。

平成29年度に届出のあった機能性表示食品を一挙公開リスト

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