2019年10月6日日曜日

黒豆イソフラボンあん(有限会社ベーカリーミキ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


有限会社ベーカリーミキ
が消費者庁に届出た機能性表示食品
黒豆イソフラボンあん


有限会社ベーカリーミキが消費者庁に届出た機能性表示食品【黒豆イソフラボンあん】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
有限会社ベーカリーミキ
【届出番号】
E343
【届出日】
2019/08/20
【届出者名】
有限会社ベーカリーミキ
(5130002022842)
楽天市場
有限会社ベーカリーミキの売れ筋商品
【商品名】
黒豆イソフラボンあん
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
大豆イソフラボン
楽天市場
大豆イソフラボンを含む売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品には大豆イソフラボンが含まれます。大豆イソフラボンには骨の成分の維持に役立つ機能があることが報告されています。本品は丈夫な骨を維持したい方に適した食品です。
【想定する主な対象者】
骨の健康が気になる日本人中高年女性
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本製品は、大豆そのものを原料としているため、大豆の食経験による安全性の情報が妥当すると考えられる。日本において、大豆は古くから食されてきたものであり、日常生活において一般の大豆食品から摂取する大豆イソフラボンによる健康被害が報告された例はない。大豆イソフラボンを関与成分とする特定保健用食品として「大豆芽茶」(フジッコ株式会社)が2001年に認可されており(許可番号第337号)、その際にヒトへの安全性試験等により十分な安全性が確認されている。「大豆芽茶」は発売後13年を経過するがその間健康被害の報告もない。また「大豆芽茶」以外にも、大豆イソフラボンを関与成分とする特定保健用食品が複数許可されている。さらに、本品に使用している大豆胚芽抽出物(大豆イソフラボン含有)はこれまで、サプリメントを初めとする多数の健康食品に使用されているが、特に重大な健康被害の報告はない。食品安全委員会の報告(「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」2006年5月)によれば、多数の既存情報の検討の結果、安全な一日摂取目安量の上限値は70mg~75mg(アグリコンとして)であるとされ、さらに、特定保健用食品としての大豆イソフラボンの安全な一日上乗せ摂取量の上限値は30mgであるとされた。したがって、本品の一日摂取目安量(大豆イソフラボン25mg(アグリコン換算))はこの範囲に合致し、安全性には問題ないと考えられる。以上のことから、大豆イソフラボンを機能性関与成分とした本品の安全性は十分に確認されていると考える。
【摂取する上での注意事項】
本品は、多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
●品質管理及び衛生管理について衛生管理者が製造、品質管理を担当する。●機能性関与成分である大豆イソフラボン含有量が基準に満たない製品は出荷しない。●製造においては、ISO9001に準ずる管理のもと、原材料の受入から製品の出荷に至るまで手順書に従い均一で衛生管理の行き届いた製品を提供している。工場で、品質マニュアルにそった管理手法にて、製造、衛生管理、食品安全管理を実施している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

ア)標題
大豆イソフラボン摂取による骨吸収(破骨細胞の働きによって骨の成分が壊れること)抑制作用について
イ)目的
健常な中高年日本人女性を対象に、大豆イソフラボンの骨吸収抑制作用について文献に基づく総合的な検証を目的とした。
ウ)背景
骨量は男女とも30歳半ばで最大に達し、加齢とともに減少する。骨は常に破骨細胞が古い骨の成分を壊し(骨吸収)、骨芽細胞が新しい骨を作る(骨形成)という骨代謝を行っている(※)が、女性は閉経後の5~10年間に骨量の急激な減少が起こる。骨吸収には女性ホルモンが大きく関わっており、女性ホルモンの分泌が低下する閉経後女性では骨吸収が亢進する。女性ホルモンに似た作用をもつ大豆イソフラボンが骨吸収を抑制するという文献が報告されているが、被験者を日本人健常者に絞って研究結果を総合的に評価したものはなかった。
エ)レビュー対象とした研究の特性
1947年から2015年に公開された英語及び日本語の文献を対象に、フジッコ株式会社社員2名が独立して2015年3月2日に検索を行った。対象文献は、健常な日本人女性を被験者としていること、用量の明確な大豆イソフラボンを摂取させていること、比較対照として大豆イソフラボンを含まない対照食を摂取させていること、骨吸収マーカーが測定されていることを条件とし、さらに研究デザインは信頼性が高いとされる無作為化コントロール比較試験(RCT)であることを条件とした。結果、10件の文献が抽出された。
オ)主な結果
10件の文献すべてにおいて、大豆イソフラボン摂取(アグリコン換算25mg/日)による骨吸収マーカーである尿中デオキシピリジノリン量の低下、すなわち骨吸収の抑制(骨の維持)が認められた。また有害事象は認められず、安全性に問題がないことが確認された。さらに、統合可能な9報について統計学的にまとめる方法であるメタアナリシスを実施した。その結果、明らかな尿中DPDの低下が認められた。
カ)科学的根拠の質
採用した文献は全て専門家による査読を通過したものであり、研究デザインはRCTである。実験方法及び結果は共通しており、一貫性の高いものである。また出版バイアス(ネガティブな研究は公開されにくいことによる情報の偏り)は検出されなかった。よって、これらの科学的根拠の質は機能性評価に値する。文献収集は、主要なデータベースを用い、公開されている研究はほぼ網羅されたと考えられるが、未発表研究が存在する可能性は否定できず、今後の研究動向を注視していく必要がある。
※日本医師会HPより
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10月5日更新分
(31商品)

クリルキング(三洋薬品HBC株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


三洋薬品HBC株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
クリルキング



三洋薬品HBC株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【クリルキング】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
三洋薬品HBC株式会社(旧 三洋薬品株式会社)
【届出番号】
E342
【届出日】
2019/08/20
【届出者名】
三洋薬品HBC株式会社
(6013301029197)
楽天市場
三洋薬品HBC株式会社の売れ筋商品
【商品名】
クリルキング
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
EPA,DHA
楽天市場
EPAを含む売れ筋商品

DHAを含む売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品には、EPA・DHAが含まれます。EPA・DHAには中性脂肪値を低下させる機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない者
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品の機能性関与成分は、クリルオイルを原材料とするEPA・DHAです。本品の喫食実績については不十分であると評価し、既存情報を用いた評価を行いました。
EPA・DHAの原材料となるクリルオイルは、米国食品医薬食品局(FDA)の GRAS(一般に安全と認識される食品)に認定されている安全な食品です。
また、日本人の食事摂取基準にはEPA・DHA等のω‐3系脂肪酸の1日摂取目安量について記載があります。それによると、成人男性については2.0~2.4g/日、成人女性については1.6~2.0g/日となっています。本品のEPA・DHAの含有量は、この範囲内となっています。
クリルオイル、あるいはEPA・DHAは、アレルギーや医薬品との相互作用の可能性がありますが、本品はパッケージにおいて、十分な注意喚起をおこなっています。
これらのことから、本品は適切に摂取していただく限り、安全性に問題はないと評価しています。
【摂取する上での注意事項】
原材料をご確認の上、食品アレルギーのある方は摂取しないでください。
クリルオイルは、「えび、かに」には該当しませんが、甲殻類アレルギーのある方はご注意ください。
血小板凝集抑制薬、高血圧治療薬、糖尿病治療薬の服用がある方は医師又は薬剤師にご相談の上、ご使用ください。
乳幼児の手の届かないところに置いてください。
開封後はなるべく早くお召し上がりください。
乾燥剤は誤って召し上がらないでください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、国内GMP、米国GMP、ISO22000の品質管理認証を取得した工場によって製造されています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

「標題」
EPA・DHAの継続摂取が血中中性脂肪に及ぼす機能性に関する研究レビュー

「目的」
EPA・DHAを含むサプリメントを健常な成人が継続摂取することで、血中中性脂肪が改善することの検証を目的としました。

「背景」
高中性脂肪は動脈硬化を促進することから、国は健康日本21において脂肪エネルギー比率減少の指標を策定し健康増進の普及に取り組んでいます。EPA・DHAは我々日本人にとってとても親しみやすい成分です。このEPA・DHAを含むサプリメントの継続摂取について、中性脂肪改善の機能性を明らかにすることは有意義なことと考えられます。

「レビュー対象とした研究の特性」
国内外のデータベースを用いて文献検索を行いました(最終検索日は2019年1月11日)。あらかじめ設定した条件に従い、ヒト試験において、健常な成人のEPA・DHA継続摂取が、血中中性脂肪に及ぼす機能について論じた文献を採用しました。検索した文献を1次スクリーニングにかけ、さらに除外基準に紹介した後、残った文献をレビューの対象としました。最終的に採用した文献は、ランダム化プラセボ対照二重盲検クロスオーバー試験を実施した1報でした。

「主な結果」
採用した論文の主要アウトカムは血中中性脂肪でした。採用した1報の文献では、介入品(EPA8.5mg・DHA121.4㎎)の3週間の摂取は、プラセボ品の摂取と比較して、血中中性脂肪が有意に低下しました。このことから、健常成人がEPA8.5mg・DHA121.4㎎/日以上を継続して摂取すると、対照と比較して空腹時の血中中性脂肪が減少することが明らかとなりました。

「科学的根拠の質」
EPAとDHAが血中中性脂肪に及ぼす効果について文献を調査しましたが、病者を対象とした文献が多い結果となりました。また健常者を対象とした文献では摂取量が多く、PICOSに合致する文献は1報のみでした。このため、出版バイアスについては否定できないものと考えます。
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(31商品)

え~と(白鳥薬品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


白鳥薬品株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
え~と


白鳥薬品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【え~と】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
白鳥薬品株式会社
【届出番号】
E341
【届出日】
2019/08/20
【届出者名】
白鳥薬品株式会社
(6040001014485)
楽天市場
白鳥薬品株式会社の売れ筋商品
【商品名】
え~と
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
大豆由来ホスファチジルセリン
楽天市場
大豆由来ホスファチジルセリンを含む売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品には大豆由来ホスファチジルセリンが含まれます。大豆由来ホスファチジルセリンは、記憶力が低下した健康な中高齢者の認知機能の一部である記憶力(言葉を思い出す力)の維持をサポートすることが報告されています。
【想定する主な対象者】
記憶力が低下した健康な中高齢者
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
機能性関与成分「大豆由来ホスファチジルセリン」の安全性について
(独)国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報「健康食品」の素材情報データベースによると、まれに高濃度で胃腸の不調 (300 mg) や不眠 (600 mg) が現れることがあると記載されているが、経口摂取で副作用はほとんどないこと、適切に経口摂取すれば、安全性が示唆されていることが記載されている。
ナチュラルメディシン・データベースには、不眠症や胃もたれが起こることがあるが、ほとんどの人に安全のようですと記載がある。
 米国FDAのGRAS認証(一般に安全と認められる食品)を取得している。

以上のことより、本届出商品は記憶力が低下した健康な中高齢者が一日摂取目安量を適切に守り摂取する範囲においては、安全性に問題は無いと評価した。
【摂取する上での注意事項】
・開封後はなるべく早めにお召し上がりください。
・原材料名を参照の上、食物アレルギーの心配のある方はご利用をお控えください。
・一日摂取量を守り、飲みすぎないようご注意ください。
・お子さまの手の届かないところに保管してください。
・抗コリン薬、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬、コリン作動薬を服用している方は、本品の摂取をさけてください。
・甲殻類にアレルギーのある方はご注意ください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
製造施設である清光薬品工業株式会社は公益財団法人日本健康・栄養食品協会よりGMP認証を取得している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:大豆由来ホスファチジルセリンの摂取による認知や記憶に関する研究レビュー

目的:大豆由来ホスファチジルセリンの摂取が認知や記憶に及ぼす影響を検討した論文を調査し、その効果を評価した。また、日本人での一日当たりの大豆由来ホスファチジルセリンの摂取目安量についても検討した。

背景:ホスファチジルセリンは、これまでに脳機能などに関する研究が盛んに行なわれ、様々な研究報告がなされている。大豆由来ホスファチジルセリンについても、高齢者の物忘れに対する有効性が認められた報告があり、海外ではこれに基づく健康強調表示が認められている。しかし、大豆由来ホスファチジルセリンを関与成分とする脳機能に関するヒト試験結果を網羅的に解析した研究レビューはない。そこで、本研究レビューでは大豆由来ホスファチジルセリンの摂取が、成人健常者に対し、記憶や認知に関する機能改善作用があるかを検討した。

レビュー対象とした研究の特性:健常人および加齢に伴って一般的にみられる記憶力が減退した方を対象に、日本語及び英語の文献を調査した。内容を精査したところ、3報の文献を評価対象とした。

主な結果:評価対象の3報の結果を評価した結果、記憶を評価する手法において、大豆由来ホスファチジルセリンの摂取により、「遅延言語再生」という項目が改善する作用が認められた。遅延言語再生とは、一度記憶した事を一定時間経過後に思い出す能力のことである。したがって、大豆由来ホスファチジルセリンの摂取は記憶力を改善すると考えられる結果となった。なお、その効果が得られる摂取量は一日当たり100 mg以上であった。

科学的根拠の質:評価対象の3報には、大きな研究の偏り(バイアス・リスク)は検出されなかったため、本研究レビューの科学的根拠の質は概ね良好であると考えられる。研究の限界としては、遅延言語再生を評価している論文は1報のみであったため、今後、さらなる研究が必要なことである。
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(31商品)

桃のセラミドドリンク(オカヤス株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


オカヤス株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
桃のセラミドドリンク


オカヤス株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【桃のセラミドドリンク】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
オカヤス株式会社
【届出番号】
E340
【届出日】
2019/08/17
【届出者名】
オカヤス株式会社
(1030001063736)
楽天市場
オカヤス株式会社の売れ筋商品
【商品名】
桃のセラミドドリンク
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
モモ由来グルコシルセラミド
楽天市場
モモ由来グルコシルセラミドを含む売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品にはモモ由来グルコシルセラミドが含まれます。モモ由来グルコシルセラミドには、肌の潤いを逃しにくくする機能があることが報告されています。肌が乾燥しがちな方に適した食品です。
【想定する主な対象者】
肌が乾燥しがちな成人の方
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該製品の機能性関与成分であるモモ由来グルコシルセラミドの原料であるモモについて評価した。当該製品の機能性関与成分の基原原料であるモモは、世界各国で大量に栽培され、食用にされている果実の1つであり、国内の主要産地である山梨県、長野県での生産量は合計56,000トン(平成28年)とされている。また、モモ由来グルコシルセラミドは、モモの可食部から水とエタノールを用いて抽出され、その後エタノールを除去して加工されたものである。最終製品に含有するモモ由来グルコシルセラミドは、1日推奨量を1.2mgとし、モモの可食部46g(果実0.24個程度)に相当する。
これは、食用のモモとして通常摂取可能な量と考えられるが、モモ由来グルコシルセラミドは、モモを加工して製造しているため、食経験のみでは評価が十分とは言えないと考えられる。
よって、モモ由来グルコシルセラミドの安全性試験に関する各種データベースの検索を行ったところ、安全性を評価した臨床試験の文献は確認されなかったが、検索企業より査読付き雑誌のin pressの論文1報が確認された。
本文献では、ヒト臨床試験を実施しており、1日摂取推奨量(0.6~1.2mg/日)の4.5~9倍量(5.4mg)を12週間連続摂取する長期安全性が行われるが安全性に関して問題のある結果は得られなかった。また、当該製品に含まれるモモ由来グルコシルセラミドと上記の文献中で用いられているモモ由来グルコシルセラミドは、同じ供給元の同一原料であり、両者の同等性に問題はないと考えられる。また、これまでのところ、モモ由来グルコシルセラミドと医薬品との相互作用について文献調査の結果報告されていない。
以上より、モモ由来グルコシルセラミドは安全な食品であると考えられ、当該製品のその他の原材料も十分な食経験のある食品や食品添加物であることから、当該製品は安全な食品であると考えられる。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品は、国内FSSC22000認証取得工場で製造している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】「モモ由来グルコシルセラミドの肌の水分保持作用に関して」

【目的】
健康な成人で肌が乾燥しがちな日本人が、モモ由来グルコシルセラミドを含む食品を摂取した場合と、含まない食品を摂取した場合で、肌の水分保持に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。

【背景】
植物由来グルコシルセラミドは、経口摂取によりヒトの肌の経皮水分蒸散量を改善することが報告されています。本研究レビューでは、健常者が、モモ由来グルコシルセラミドを経口摂取することによって、プラセボ摂取時と比較して、皮膚の保水機能の用量依存性の改善、経皮表皮水分損失の抑制、および皮膚組織の改善、について検証をしました。

【レビュー対象とした研究の特性】
肌が乾燥しがちな健常者が、モモ由来グルコシルセラミドを経口摂取することにより、プラセボに比べ、肌の水分保持が有意に改善するかを検証した、プラセボ群を設定したヒト臨床試験が実施された文献1報により評価しました。文献検索は、2017年8月11日に実施し、同日までに公表された英語および日本語の文献を検索対象にしたところ、該当論文が0報でしたが、ハンドリサーチにより論文1報が該当し、査読付き学術雑誌に掲載されていたので、評価対象としました。

【主な結果】
文献検索により抽出された1報の研究結果により、モモ由来グルコシルセラミド1.2mg/日を継続的に摂取することで、皮膚の保水機能の用量依存性の改善、経皮表皮水分損失の抑制、および皮膚組織の改善、が確認されました。

【科学的根拠の質】
レビュー対象とした1報は査読付き論文であり、研究デザインはオープンラベルプラセボ対照前後比較ヒト経口投与試験であることから、本品の機能性評価に値するものと考えられる。一方で、論文数が1報に限られるため、今後は更なる検証も必要であると考えられます。なお、本レビューの実施者及び採用論文の著者は、モモ由来グルコシルセラミドの原料メーカーである株式会社岡安商店ですが、レビューは論文著者を除く者で公正に実施されたものとなります。
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10月5日更新分
(31商品)