2019年10月6日日曜日

アナカラ大人のHMB抹茶×豆乳(30本入)(株式会社リオラージュ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社リオラージュ
が消費者庁に届出た機能性表示食品
anacara(アナカラ)大人のHMB(エイチエムビー)抹茶×豆乳(30本入)


株式会社リオラージュが消費者庁に届出た機能性表示食品【anacara(アナカラ)大人のHMB(エイチエムビー)抹茶×豆乳(30本入)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
株式会社リオラージュ
【届出番号】
E324
【届出日】
2019/08/09
【届出者名】
株式会社リオラージュ
(1013201018809)
楽天市場
株式会社リオラージュの売れ筋商品
【商品名】
anacara(アナカラ)大人のHMB(エイチエムビー)抹茶×豆乳(30本入)
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)
楽天市場
カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)を含む売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品にはカルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)が含まれます。カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)には、運動との併用で、毎日の生活の中で欠かせない筋肉量や筋力の低下の抑制に役立つ機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
スポーツ選手やトレーニングされた者を除いた健康な中高年(自立した日常生活を送る上で必要な筋肉量や筋力が気になる方)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
当該製品は届出関与成分カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)[以下HMBカルシウムと記載する]を一日摂取目安量あたり1.5g以上含有する粉末飲料食品である。届出関与成分については、当該製品と同等度もしくはそれ以上の含有量として調製された粉末飲料、カプセル、錠剤等のほか液状製品を含む一般的な食品の形態として2010年10月以来、国内一般市場に流通しているが、これまでのところ健康被害等の報告は特段に見当たらない。
また原料メーカーの実績によると2014年4月から約4年の間に総計5,000kg(約300万食以上)販売してきたが2018年11月9日時点において重大・重篤な健康被害は報告されていない。

2.既存情報による安全性試験の評価
HMBカルシウムの安全性に関する研究報告をデータベースで検索したところ、ヒトを対象とした安全性に関する報告から、健常人に対して一日1.6g~4.8gのHMBを4週間~1年摂取した場合、いずれのケースにおいても有害事象は見られなかった旨報告されている。

3.医薬品との相互作用
データベースを用いた調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

4.まとめ
以上のことから、当該届出商品は摂取目安量を守り適切に摂取する場合、安全性に関し問題はないと判断した。但し、本品にはカルシウムが含まれることから、本品の摂取する上での注意事項として「本品にはカルシウムが含まれます。カルシウムの過剰摂取にならないように注意してください。」とパッケージ上に注意喚起することとする。
【摂取する上での注意事項】
・多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
・本品にはカルシウムが含まれます。カルシウムの過剰摂取にならないよう注意してください。
・原材料名をご確認いただき、食物アレルギーのある方は、お召し上がりにならないでください。また、体質や体調により、まれに合わない場合がありますので、その場合は摂取をお控えください。
・一日摂取目安量を守ってください。
・原料により、色調のバラツキが生じる場合がありますが、品質には問題ありません。
・開封後は速やかにお召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。製造工場:株式会社シェフコ 宇都宮工場 (取得認証:日健栄協GMP)株式会社シェフコ 栃木工場 (取得認証:日健栄協GMP)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
最終製品「anacara(アナカラ) 大人のHMB(エイチエムビー)抹茶×豆乳(30本入)」に含有する機能性関与成分カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)の筋肉量や筋力の維持に関する研究レビュー

【目的】
健康な成人者にカルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム) [以下HMBカルシウムと記載する]を摂取させると、HMBカルシウムを摂取しない場合またはHMBカルシウムの摂取前に比べて筋肉量や筋力の低下が抑制ないし維持されるかを目的とした。

【背景】
HMBは必須アミノ酸であるロイシンの代謝産物で、ロイシン摂取によって体内で生成される成分であり、筋たんぱく質の合成促進や分解抑制因子として知られる。しかし、ロイシンの食事からの日常的摂取量は少ないため、HMBのカルシウム塩であるHMBカルシウムを直接摂取することで筋力の維持や筋肉量を維持することが期待される。しかしながら、HMBカルシウム摂取による筋肉量や筋力の維持を網羅的に調査した研究レビューは少ない。

【レビューを対象とした研究の特性】
2017年3月22日に4つの論文検索データベースで1946-2015年の筋肉量や筋力の低下抑制に関する論文を抽出し,内容を精査してRCT論文5報を評価した。研究レビューでは利益相反はなかった。

【主な結果】
採用論文5報中3報において「筋肉量の低下を抑制する」に肯定的な結果が得られた。また「筋力の低下を抑制する」については採用論文4報中4報において肯定的な結果が得られた。HMBカルシウムの摂取との関連が疑われる重篤な有害事象は報告されなかった。

【科学的根拠の質】
本レビューでは、アウトカムレベルやレビューレベルで限界となる項目は認められなかったが、今回のレビューでは、外国人を対象としているが、実施国はいずれも日本と生活水準の変わらない国で行われた研究であること、筋肉の構造は人種間において差がない。日本人を対象とした既存研究においても、筋力や筋肉量は加齢とともに減少することが知られており、年齢が上がるにつれて減少量は大きくなることが知られていることなどから、日本人への外挿性については問題ないと考えられる。さらに、採用論文における機能性関与成分と最終製品に含まれるHMBカルシウムは同等であると考えられ、本研究レビューの結果は本最終製品へ適用可能であると考えられる。
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10月5日更新分
(31商品)

アナカラ大人のHMB抹茶×豆乳(14本入)(株式会社リオラージュ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社リオラージュ
が消費者庁に届出た機能性表示食品
anacara(アナカラ)大人のHMB(エイチエムビー)抹茶×豆乳(14本入)



株式会社リオラージュが消費者庁に届出た機能性表示食品【anacara(アナカラ)大人のHMB(エイチエムビー)抹茶×豆乳(14本入)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
株式会社リオラージュ
【届出番号】
E323
【届出日】
2019/08/09
【届出者名】
株式会社リオラージュ
(1013201018809)
楽天市場
株式会社リオラージュの売れ筋商品
【商品名】
anacara(アナカラ)大人のHMB(エイチエムビー)抹茶×豆乳(14本入)
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)
楽天市場
カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)を含む売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品にはカルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)が含まれます。カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)には、運動との併用で、毎日の生活の中で欠かせない筋肉量や筋力の低下の抑制に役立つ機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
スポーツ選手やトレーニングされた者を除いた健康な中高年(自立した日常生活を送る上で必要な筋肉量や筋力が気になる方)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
当該製品は届出関与成分カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)[以下HMBカルシウムと記載する]を一日摂取目安量あたり1.5g以上含有する粉末飲料食品である。届出関与成分については、当該製品と同等度もしくはそれ以上の含有量として調製された粉末飲料、カプセル、錠剤等のほか液状製品を含む一般的な食品の形態として2010年10月以来、国内一般市場に流通しているが、これまでのところ健康被害等の報告は特段に見当たらない。
また原料メーカーの実績によると2014年4月から約4年の間に総計5,000kg(約300万食以上)販売してきたが2018年11月9日時点において重大・重篤な健康被害は報告されていない。


2.既存情報による安全性試験の評価
HMBカルシウムの安全性に関する研究報告をデータベースで検索したところ、ヒトを対象とした安全性に関する報告から、健常人に対して一日1.6g~4.8gのHMBを4週間~1年摂取した場合、いずれのケースにおいても有害事象は見られなかった旨報告されている。

3.医薬品との相互作用
データベースを用いた調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

4.まとめ
以上のことから、当該届出商品は摂取目安量を守り適切に摂取する場合、安全性に関し問題はないと判断した。但し、本品にはカルシウムが含まれることから、本品の摂取する上での注意事項として「本品にはカルシウムが含まれます。カルシウムの過剰摂取にならないように注意してください。」とパッケージ上に注意喚起することとする。
【摂取する上での注意事項】
・多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
・本品にはカルシウムが含まれます。カルシウムの過剰摂取にならないよう注意してください。
・原材料名をご確認いただき、食物アレルギーのある方は、お召し上がりにならないでください。また、体質や体調により、まれに合わない場合がありますので、その場合は摂取をお控えください。
・一日摂取目安量を守ってください。
・原料により、色調のバラツキが生じる場合がありますが、品質には問題ありません。
・開封後は速やかにお召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。製造工場:株式会社シェフコ 宇都宮工場 (取得認証:日健栄協GMP)株式会社シェフコ 栃木工場 (取得認証:日健栄協GMP)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
最終製品「anacara(アナカラ) 大人のHMB(エイチエムビー)抹茶×豆乳(14本入)」に含有する機能性関与成分カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)の筋肉量や筋力の維持に関する研究レビュー

【目的】
健康な成人者にカルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム) [以下HMBカルシウムと記載する]を摂取させると、HMBカルシウムを摂取しない場合またはHMBカルシウムの摂取前に比べて筋肉量や筋力の低下が抑制ないし維持されるかを目的とした。

【背景】
HMBは必須アミノ酸であるロイシンの代謝産物で、ロイシン摂取によって体内で生成される成分であり、筋たんぱく質の合成促進や分解抑制因子として知られる。しかし、ロイシンの食事からの日常的摂取量は少ないため、HMBのカルシウム塩であるHMBカルシウムを直接摂取することで筋力の維持や筋肉量を維持することが期待される。しかしながら、HMBカルシウム摂取による筋肉量や筋力の維持を網羅的に調査した研究レビューは少ない。

【レビューを対象とした研究の特性】
2017年3月22日に4つの論文検索データベースで1946-2015年の筋肉量や筋力の低下抑制に関する論文を抽出し,内容を精査してRCT論文5報を評価した。研究レビューでは利益相反はなかった。

【主な結果】
採用論文5報中3報において「筋肉量の低下を抑制する」に肯定的な結果が得られた。また「筋力の低下を抑制する」については採用論文4報中4報において肯定的な結果が得られた。HMBカルシウムの摂取との関連が疑われる重篤な有害事象は報告されなかった。

【科学的根拠の質】
本レビューでは、アウトカムレベルやレビューレベルで限界となる項目は認められなかったが、今回のレビューでは、外国人を対象としているが、実施国はいずれも日本と生活水準の変わらない国で行われた研究であること、筋肉の構造は人種間において差がない。日本人を対象とした既存研究においても、筋力や筋肉量は加齢とともに減少することが知られており、年齢が上がるにつれて減少量は大きくなることが知られていることなどから、日本人への外挿性については問題ないと考えられる。さらに、採用論文における機能性関与成分と最終製品に含まれるHMBカルシウムは同等であると考えられ、本研究レビューの結果は本最終製品へ適用可能であると考えられる。
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10月5日更新分
(31商品)

糖カットサラシア(株式会社RiseUP)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社Rise UP
が消費者庁に届出た機能性表示食品
糖カット サラシア


株式会社Rise UPが消費者庁に届出た機能性表示食品【糖カット サラシア】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
株式会社Rise UP
【届出番号】
E322
【届出日】
2019/08/09
【届出者名】
株式会社Rise UP
(6120001116059)
楽天市場
株式会社Rise UPの売れ筋商品
【商品名】
糖カット サラシア
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
サラシア由来サラシノール
楽天市場
サラシア由来サラシノールを含む売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品にはサラシア由来サラシノールが含まれます。サラシア由来サラシノールには食事から摂取した糖の吸収を抑え、食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
成人男女(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
以下の情報に基づき、本品は安全であると判断した。
①本品の一日摂取目安量(サラシア由来サラシノールとして0.6mg)と同量以上のサラシア由来サラシノールを含有するタブレット形態の商品が2007年10月以降に293万個以上販売され、重大な有害事象は無い。
②サラシア由来サラシノールを含む食品が、1998年以降に製品数として171万個以上販売され、重大な有害事象は無い。
③業務用素材原料のサラシアエキス末及びサラシアエキス顆粒品が、2003年以降に12トン以上販売され、重大な有害事象は無い。
一方で、既存のデータベースを検索した結果、医薬品との相互作用に関する報告は確認されなかったが、サラシア由来サラシノールには食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能が報告されているため、糖尿病患者が治療薬と本品を併用した場合、理論上考えられる相互作用として、低血糖を引き起こす可能性が懸念される。そこで、商品パッケージの摂取上の注意欄に「糖尿病の薬を服用されている方は医師、薬剤師に相談してください。」と記載し、注意喚起を促すことで、本品を機能性表示食品として販売することは適切であると判断した。
【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。特に、糖尿病の薬を服用されている方は医師、薬剤師に相談してください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
公益財団法人日本健康・栄養食品協会の食品GMP取得の株式会社三協日の出工場にて、GMPの取組みに基づく製造、品質管理。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(ア)標題
 当該商品「糖カット サラシア」に含まれるサラシア由来サラシノールによる食後血糖値上昇抑制作用に関する研究レビュー
(イ)目的
 本研究レビューでは、サラシア由来サラシノールを含む食品の糖の吸収を抑制し、食後血糖値の上昇を抑える作用を、健常者(未成年者、妊産婦、授乳者は除く)を対象とし、文献情報に基づき検証することを目的とした。検証には、サラシア由来サラシノールを含む食品を摂取する群とサラシア由来サラシノールを含まない食品を摂取する群を比較している文献を用いた。
(ウ)背景
 サラシアはインド、タイなどで古くから健康維持のために食されている植物である。そのエキスが食後血糖値の上昇を緩やかにする機能に関して、国内外でいくつか論文があったが、健常者に絞って総合的に評価した研究レビューはない。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
 空腹時血糖値が正常域の健康な成人男女を対象に、データベース開設あるいは搭載されている最初の時点から検索日までを対象の検索期間とし、2015年3月9日~14日にデータベースによる検索を実施した。最終的に評価した文献数は2報で、事実を示す可能性の高いとされる研究デザイン(非ランダム化及びランダム化クロスオーバープラセボ対照試験)により実施された。なお、2報のうち、1報は利益相反の申告はなく残り1報は申告があった。
(オ)主な結果
 検証した2報の文献において、サラシア由来サラシノールを含む食品を摂取すると、糖を体内に吸収しやすい形に分解するα-グルコシダーゼという酵素の働きをサラシア由来サラシノールが阻害することにより、糖の吸収を抑え、食後血糖値の上昇を緩やかにすることがわかった。なお、副作用などの健康被害は見られなかった。
(カ)科学的根拠の質
 本研究レビューでは、国内外の複数の文献データベースを使用したが、英語と日本語のみをキーワードとした検索であるため、多言語の文献などは検索から漏れている可能性がある。さらに、2報という限定された研究で、かつそれらの研究における条件が同様でない中での定性的レビューとなったため、研究間のバラつきや精確さを評価するのが難しい面もあった。しかし、現時点において後発の研究によって研究レビューの結果が大きく変更される可能性は低いと考えた。
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10月5日更新分
(31商品)

頭脳チョコ(味覚糖株式会社)の口コミ・効果・評判のエビデンス:機能性表示食品


味覚糖株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
頭脳チョコ


味覚糖株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【頭脳チョコ】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
味覚糖株式会社
【届出番号】
E321
【届出日】
2019/08/09
【届出者名】
味覚糖株式会社
(2120001077560)
楽天市場
味覚糖株式会社の売れ筋商品
【商品名】
頭脳チョコ
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトン
楽天市場
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体を含む売れ筋商品

イチョウ葉由来テルペンラクトンを含む売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンが含まれます。
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンは、健常な中高年の方の、認知機能の一部である記憶力(単語や図形などを覚え、思い出す力)を維持することが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常な中高年の方(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本届出商品は、チョコレートにイチョウ葉エキス(イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン)を添加したものである。イチョウ葉エキスは、サプリメントとして、錠剤、カプセルといった形態で10年以上の販売実績がある。
①既存情報による安全性試験結果の評価
 イチョウ葉エキスは、有効成分とされるフラボノイド配糖体とテルペンラクトン、および有害成分とされるギンコール酸が成分規格されているものを、適切に摂取すればおそらく安全である。妊娠中の摂取は危険性が示唆されているが、本届出商品の対象者は、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除くため、安全性は問題ないと考えられる。また、抗血小板薬・抗血液凝固薬、ワルファリン服用中の人は出血傾向になるため注意が必要であるが、本届出商品は健常者を対象としているため、医薬品を服用していない健常者が適切に摂取する場合、安全上問題ないと考えられる。
②チョコレートのイチョウ葉エキスの安全性への影響について
 本届出商品は、一般的なチョコレートの配合であり、イチョウ葉エキスの安全性に影響は及ぼさないと考えられることから、本届出商品の安全性は問題ないと考えられる。
【摂取する上での注意事項】
・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。
・抗血小板薬・抗血液凝固薬、ワルファリンを服用中の方は、本品の摂取を避けてください。
・糖質と脂質の過剰摂取を避けるため、普段の間食と置き換えてお召し上がりください。
・一日摂取目安量を継続してお召し上がりください。
・お子様の手の届かないところに保管してください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
味覚糖株式会社 奈良工場 FSSC 22000認証取得(認証番号:JP12/030176) 福島工場 FSSC 22000認証取得(認証番号:JP14/030231) FSSC 22000とは、食品安全管理システムの認証規格のことである。味覚糖株式会社では、適正な品質管理マニュアルのもと、生産管理、品質管理における基準を設け、食品安全管理体制を構築している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
 機能性関与成分 イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンの摂取が、認知機能(記憶力)に及ぼす影響に関する研究レビュー

【目的】
 規格化されたイチョウ葉エキスの摂取による、認知機能(記憶力)向上に係る機能があるかどうかを検証した。

【背景】
 イチョウ(Ginkgo biloba L.)は1科1属1種の落葉高木で、アジア、欧州、北米で栽培されている雌雄異株の植物である。イチョウ葉エキスは、有効成分としてフラボノイド24%とテルペノイド6%を含み、アレルギーの原因となるギンコール酸含有量を5ppm以下になるよう規格化されている。日本でも、(財)日本健康・栄養食品協会が、イチョウ葉エキスについて欧米と同等の規格を定めている。イチョウ葉エキスは、日本では薬事法により食品扱いであるが、世界ではWHO(世界保健機関)やFDA(米国食品医薬品局)が生薬や医薬品として認証している。日本では、1988年から、イチョウ葉エキスの健康食品が発売され、現在でも多くの商品が販売されている。
 イチョウ葉エキスの作用機序としては抗酸化作用、抗血栓作用、神経細胞保護作用、血管拡張作用、糖代謝改善作用、神経伝達保護作用などが報告されている。イチョウ葉エキスは、脳循環改善作用と抗血栓作用により脳梗塞の予防と治療に有用であり、ラジカルスカベンジ作用により神経細胞を保護し、神経伝達促進作用により脳機能を改善すると考えられる。
 一方、認知機能は、記憶、思考、見当識、理解、計算、学習、言語、判断等に分類され、加齢とともに正常範囲内で低下することが知られている。その中でも、記憶は日常生活を送る上で欠かせない能力である。近年、日本では、高齢化が社会問題となっており、平成28年の総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は27.3%、平成77年(2065年)には高齢化率は38.4%に達し、約2.6人に1人が65歳以上となる。
 このように、将来ますます高齢者が増加していく中で、加齢に伴う正常な認知機能(記憶力)の低下を改善することは、消費者の健康の維持及び増進において重要であると考えられる。そこで、今回、規格化されたイチョウ葉エキスの、認知機能(記憶力)向上に係る機能に関する評価を行った。

【レビュー対象とした研究の特性】
 PubMed、Cochrane Central Register of Controlled Trials(CENTRAL/CCTR)、JDream III、医中誌Webに掲載された英語ないし日本語文献のうち、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体および、イチョウ葉由来テルペンラクトンを摂取した際の認知機能(記憶力)の向上に関する効果を報告した文献の質評価を行った(検索日は2018年7月26日および8月3日)。文献の検索時は、ヒト介入試験好ましくは無作為化比較試験に関する査読済み論文を重視し、定めた選定基準により文献を選択・採用した。採用した個々の論文については、PICOS(PECOS)の概念を基に効果の有無や「研究の質」により仕分けを行い、研究デザイン、対象者特性、機能性関与成分の摂取量や摂取期間、アウトカム等に関する情報を抽出し、集計した。さらには、利益相反、作用機序およびチョコレートへの外挿性等に関して考察した上で、目的とする機能に対するエビデンスの全体像を取りまとめた。なお、一連の評価作業は原則として弊社社員3名で行い、できる限りバイアスのない評価に努めた。

【主な結果】
 成人健常者に対する5報の論文を評価した結果、規格化されたイチョウ葉エキスを、1日80~240mg摂取することで、プラセボを摂取した時に比べ、認知機能(記憶力)が有意に改善するという評価に至った。

【科学的根拠の質】
 イチョウ葉由来フラボノイド配糖体および、イチョウ葉由来テルペンラクトンを摂取することで、認知機能(記憶力)が向上するとされる論文5報を採用した。バイアスリスク・非直接性は、それぞれ「低」であると評価した。不精確は「高」と評価した。非一貫性は、試験法が一致しないため「中」と評価した。出版バイアスは、存在の疑いありと評価した。以上の内容を総合的に評価した結果、機能性について肯定的な根拠があると判断した。
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(31商品)