2019年11月10日日曜日

オリーブ葉ヘルス(株式会社セイユーコーポレーション)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社セイユーコーポレーション
が消費者庁に届出た機能性表示食品
オリーブ葉ヘルス
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報



株式会社セイユーコーポレーション
が消費者庁に届出た機能性表示食品オリーブ葉ヘルスの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
株式会社セイユーコーポレーション
機能性表示食品検索

【届出番号】
E413
【届出日】
2019/09/20
【届出者名】
株式会社セイユーコーポレーション
(7120001112412)
楽天市場
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【商品名】
オリーブ葉ヘルス
機能性表示食品検索


【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
オリーブ由来ヒドロキシチロソール
楽天市場
オリーブ由来ヒドロキシチロソールの人気商品
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【表示しようとする機能性】
本品にはオリーブ由来ヒドロキシチロソールが含まれています。オリーブ由来ヒドロキシチロソールは抗酸化作用を持ち、血中のLDL-コレステロール(悪玉コレステロール)が酸化され酸化LDL-コレステロールになることを抑制させることが報告されています。

【想定する主な対象者】
疾病に罹患していないもの(未成年、妊産婦、授乳婦は除く

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該製品の喫食実績はないが、本品に含まれる機能性関与成分「オリーブ由来ヒドロキシチロソール」を含む原材料である「オリーブ抽出物」については、食品原料としてサプリメントや一般食品(飲料など)用途として国内で流通している。
主にオリーブ果実や葉よりヒドロキシチロソールやオレウロペインなどのオリーブポリフェノールを高濃度に抽出したオリーブ抽出物が流通している。
一般的に広く流通している6%のヒドロキシチロソールを規格するオリーブ果実抽出物「HIDROX」は、GRAS物質として登録されており、ヒドロキシチロソールの安全性については確認されている。また、ヒドロキシチロソールはオリーブの部位(葉や果実、オイル等)による明らかな相違はないという結論が、EFSA(European Food Safety Authority)よりでている。
オリーブ葉抽出物を含むオリーブ抽出物は、食品原料として十分に流通実績が有ること、オリーブ果実抽出物がGRAS物質として認定されていること、オリーブが伝統的に利用されてきたことを踏まえると、オリーブ葉抽出物は安全性の高い原料であると考えられる。

【摂取する上での注意事項】
・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。
・原材料をご参照の上、食品アレルギーのある方はお控えください。本品の摂取が体質に合わない場合は摂取を中止して下さい。
・植物由来原料を使用しておりますので色にばらつきが生じる場合がありますが、品質には問題ありません。開封後はなるべく早くお召し上がりください。
・高血圧治療薬(降圧薬)や糖尿病治療薬(血糖降下薬)をお飲みの方は、本品の摂取を避けてください。
・乳幼児・小児の手の届かない所に保管してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品をバルク製造委託している工場は、国内GMP及び米国GMP認定工場であり、さらに食品安全の管理システムISO22000の認証も取得し、適正な製造基準に従って製造しています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(ア) 標題
オリーブ由来のヒドロキシチロソールを摂取することによる血中の酸化LDLコレステロールの抑制作用の機能性に関する研究レビュー

(イ)  目的
健常成人に対して、オリーブ由来のヒドロキシチロソールを摂取させ、血中の酸化LDL-コレステロールが減少における機能の有無を評価することを目的とした。

(ウ) 背景
地中海地方や小豆島などで、長年食経験のあるオリーブオイルは脳梗塞、心筋梗塞など循環器系の障害を予防することが示唆されている。これらの効果発現に関与する成分として、オリーブのポリフェノールが推定されている。これらのポリフェノールはガン、老化のような酸化によるダメージと関連する領域に有効であるという臨床医学研究報告がある。すなわちオリーブに多く含まれるポリフェノールには抗酸化機能があることから、LDL-コレステロールの酸化抑制が報告されている。本品の機能性関与成分であるヒドロキシチロソールはオリーブ中のポリフェノールの一種であり、LDL-コレステロールに対する酸化抑制作用が示唆されている。しかし酸化抑制による血中の酸化LDL-コレステロールの低減とヒドロキシチロソールの摂取の関連性をレビューした報告は今のところ無い。そこで本レビューを実施し、ヒドロキシチロソールの酸化LDL-コレステロール低減効果の有無を検証した。

(エ) レビュー対象とした研究の特性
2019年5月17日までに発表された論文のうち、健常者において、オリーブ由来ヒドロキシチロソールを経口摂取させ、プラセボ群と比べて、血中の酸化LDL-コレステロールの減少の有無について評価している研究を対象とした文献検索を行い、3報を採択した。

(オ) 主な結果
3報を総合的に判断すると1.59mg~50mgのヒドロキシチロソールを3週間経口摂取することで血中の酸化LDL-コレステロールの減少に有意な差が見られた。3報のうち1報はオリーブオイルを試験サンプルとして用いているが、ヒドロキシチロソールはオリーブの部位(葉、果実等)による有効性の差異はないとEFSA(European Food Safety Authority 以下EFSA)において結論付けられており問題ないと考えられる。本製品のヒドロキシチロソール含有量は5.25mg/日であるが、本研究レビューにおいて、ヒドロキシチロソール単独で5.25mgでの有効性を示しており、本製品の機能性は問題ないと考えられる。

(カ) 科学的根拠の質
本研究レビューにおいては未発表研究データが存在する可能性は否定出来ないものの、科学技術分野から医療分野の3つの主要データベースを使用しているため現時点で公表されている当該研究を網羅できていると判断できる。しかしUMIN-CTRの使用が進んでいないため、出版バイアスの可能性は否定できない。だが今回採択した研究レビューすべてにおいて十分な有意差があり、十分に機能性を有することを示せていると判断した。
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令和元年11月9日更新分
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しょうが入り酒粕甘酒(メロディアン株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


メロディアン株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
しょうが入り酒粕甘酒
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


メロディアン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品しょうが入り酒粕甘酒の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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メロディアン株式会社
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【届出番号】
E412
【届出日】
2019/09/20
【届出者名】
メロディアン株式会社
(8122001020296)
楽天市場
メロディアン株式会社の人気商品
【商品名】
しょうが入り酒粕甘酒
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【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
6-ジンゲロール,6-ショウガオール
楽天市場
6-ジンゲロールの人気商品

6-ショウガオールの人気商品
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【表示しようとする機能性】
本品には6-ジンゲロール、6-ショウガオールが含まれます。6-ジンゲロール、6-ショウガオールは、気温や室温が低い際に、末梢部位の体温を維持する機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
手足の冷えが気になる方

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
申請品の機能性関与成分である6-ジンゲロール、6-ショウガオールは、原料として使用する生姜、ジンジャーエキスパウダー、香辛料抽出物に含まれる成分である。そこで、国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報データベースにより、生姜の安全性に関する情報収集を行ったところ、通常食品として適切に摂取すればおそらく安全であるとされている。生姜は古くから食用として世界中で用いられている。特有の辛味を有しており、香辛料として使用される他、漢方にも配合されることが多い。以上のように、生姜は一定の食経験を有しており、安全性に問題は無いと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。抗凝固剤を服用中の方は医師、薬剤師に相談してください。1日摂取目安量を守ってください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
株式会社トッパンパッケージングサービス 宮田工場ISO9001に基づいた品質管理体制の下生産を行っている。株式会社トッパンパッケージングサービス 袖ケ浦ビバレッジ工場ISO9001に基づいた品質管理体制の下生産を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
6-ジンゲロール、6-ショウガオールの末梢体温維持作用に関する研究レビュー

【目的】
6-ジンゲロール、6-ショウガオールについて、末梢体温を維持する機能があるかどうかを検証する。

【背景】
生姜は世界各地で食されており、古くから人々の生活に馴染みある素材である。また、漢方の材料としても利用される。生姜に含まれる代表的な成分として、辛味成分である6-ジンゲロールや6-ショウガオールが挙げられる。
生姜に期待される効能の一つとして、冷え症の改善が挙げられる。生姜に含まれる6-ジンゲロールや6-ショウガオールは、体温を上昇させる効果あることが報告されている。しかしながら、6-ジンゲロール、6-ショウガオールの摂取が、寒冷ストレスの負荷後、体温に及ぼす影響を網羅的に解析したレビューは存在しない。本研究レビューでは、成人健常者が6-ジンゲロール、6-ショウガオールを摂取することで、寒冷ストレスの負荷後、体温にどのような影響を及ぼすかをプラセボ摂取時と比較して評価した。

【レビュー対象とした研究の特性】
PubMed、JDream Ⅲ、医中誌Webに掲載された英語ないし日本語文献のうち、6-ジンゲロール、6-ショウガオールの摂取が、寒冷ストレスの負荷後、体温に及ぼす影響を報告した文献の質評価を行った(検索日は2019年6月1日)。文献の検索時は、ヒト介入試験好ましくは無作為化比較試験に関する査読済み論文を重視し、定めた選定基準により文献を選択・採用した。採用文献からPICOに対応した項目の情報を抽出した。なお、一連の評価作業は原則として弊社社員3名で行い、できる限りバイアスのない評価に努めた。
【主な結果】
6-ジンゲロール2.835mg、6-ショウガオール0.23mgを摂取することで(単回摂取)、プラセボを摂取した時に比べ、寒冷ストレスの負荷後、抹消体温が有意に上昇するという評価に至った。

【科学的根拠の質】
研究レビューとして、中度のバイアス(偏り)のある論文が1報含まれます。論文としては2報採用し、1報は体温を維持する効果が示されており、1報はエネルギー消費量が高まる効果を示している。以上の内容を総合的に評価した結果、エビデンスの強さは、機能性について示唆的な根拠があると判断した。
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令和元年11月9日更新分
14件

オサエル(株式会社マッチバンク)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社マッチバンク
が消費者庁に届出た機能性表示食品
オサエル
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


株式会社マッチバンクが消費者庁に届出た機能性表示食品オサエルの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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【届出番号】
E411
【届出日】
2019/09/19
【届出者名】
株式会社マッチバンク
(9120001194192)
楽天市場
株式会社マッチバンクの人気商品
【商品名】
オサエル
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【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ターミナリアベリリカ由来没食子酸
楽天市場
ターミナリアベリリカ由来没食子酸の人気商品
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【表示しようとする機能性】
本品には、ターミナリアベリリカ由来没食子酸が含まれます。ターミナリアベリリカ由来没食子酸には、食事に含まれる脂肪や糖の吸収を抑える機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人で、食後の中性脂肪や血糖値が気になる方

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1 食経験の評価
本品の機能性関与成分を含む原材料「ターミナリアベリリカ抽出物」は、ターミナリアベリリカ果実の水抽出物である。ターミナリアベリリカ果実は、インド伝統医学アーユルヴェーダで単独使用や調合物トリファラに配合し粉末を水で煮出す等で摂取されている。没食子酸は国内で食品添加物(既存添加物)として食品に用いられている。

2 安全性試験に関する評価
米国ハーブ製品協会監修「BOTANICAL SAFETY HANDBOOK Second Edition」で、ターミナリアベリリカ果実の安全性は「適切に使用する限り安全に摂取することができるハーブ」に分類される。また、厚生労働省の報告書では、没食子酸は「ヒトの健康に対して有害影響を及ぼすような毒性はないと考えられた」と結論づけられている。文献調査でターミナリアベリリカ果実の水抽出物の安全性試験の報告があり、安全性の懸念となる情報は認められなかった。本品の機能性関与成分を含む原材料で下記安全性試験が実施され、安全性の懸念となる情報は認められなかった。
・ラット急性・亜急性や遺伝毒性(細菌・ほ乳類培養細胞・げっ歯類)試験
・ヒト12週長期摂取や4週過剰摂取試験(本品の機能性関与成分として、順に79.6 mg/日、398 mg/日)
よって「ターミナリアベリリカ抽出物」の安全性評価は十分と考えられる。

3 医薬品との相互作用
2次情報で、ターミナリアベリリカ果実の医薬品との相互作用について懸念となる情報は認められなかった。ただし、文献調査を行った結果、没食子酸が鉄の吸収に影響を及ぼす可能性が否定できなかったため、(3)のとおり摂取する上での注意事項を表示することとした。(3)の注意喚起により、本品の利用者に対して注意を促し、本品摂取により想定される健康被害を防止できると考えられる。

4 まとめ
本品の機能性関与成分を含む原材料は、適切に摂取する上で安全性に懸念はないと考えられた。他の原材料は本品の配合量で安全性に問題ないと考えられ、本品の機能性関与成分を含む原材料の評価結果を本品に外挿できると考えられる。よって本品を適切に摂取する上で安全性について懸念はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また、妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。鉄の吸収を阻害する可能性がありますので、貧血のお薬を服用している方はご注意ください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。[製造所1]株式会社東洋新薬 鳥栖工場●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)●ISO22000:認証取得[製造所2]株式会社東洋新薬 インテリジェンスパーク●作業エリアは、倉庫等とは区画を分けており、意図しない製品の汚損等が発生しない様にしている。作業エリアに入室する際は、入室手順があり、製品の汚損や毛髪等の異物混入防止のため作業着もしくはエプロン及びヘアキャップ、手袋を着用して作業に当たっている。また手指の消毒用アルコールを常備し、作業員の衛生管理に努めている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【A: 脂肪の吸収に及ぼす影響】
1 標題
ターミナリアベリリカ由来没食子酸の脂肪の吸収に及ぼす影響

2 目的
健常成人におけるターミナリアベリリカ由来没食子酸の摂取が、プラセボ(偽薬)と比較して、食事の脂肪の吸収を抑える機能を有するかを検証することを目的とした。

3 背景
ターミナリアベリリカ由来没食子酸は、食後血中中性脂肪の上昇を抑えることが報告されており、この報告の評価指標であった食後血中中性脂肪AUCは脂肪の吸収量を反映する指標とされている。
これまで、ターミナリアベリリカ由来没食子酸の脂肪の吸収を抑える機能についての研究レビューは見当たらないことから、食後血中中性脂肪AUCを指標として脂肪の吸収を抑える機能について検証することとした。
※AUC(曲線下面積):吸収量を反映する指標として知られている

4 レビュー対象とした研究の特性
健常成人(空腹時中性脂肪150mg/dL未満)または中性脂肪がやや高め(空腹時中性脂肪150mg/dL以上200mg/dL未満)の方を対象に、ターミナリアベリリカ由来没食子酸摂取による脂肪の吸収への影響を、プラセボと比較した論文を評価対象とした。文献検索し、論文の内容を精査したところ、採用論文は1報となった。

5 主な結果
採用論文は1報のみであったが、無作為化二重盲検プラセボ対照試験という信頼性の高い研究であった。
健常成人男女を対象とし、高脂肪食(ラード・バター入りコーンクリームポタージュ及びプレーンベーグル)摂取前にターミナリアベリリカ由来没食子酸20.8 mg/回または31.4 mg/回を摂取させた結果、プラセボ摂取と比較して、高脂肪食摂取後の血中中性脂肪変化量AUCの有意な抑制が認められた。

6 科学的根拠の質
健常成人において、ターミナリアベリリカ由来没食子酸20.8 mg/回の摂取が、食事の脂肪の吸収を抑える機能を有することが示された。ただし、本研究の限界として、採用論文中の記載内容に不十分な点があったことに加え、出版されていない未公表研究がある可能性も否定できないことから、情報の偏りがある疑いは否定できない。また、採用論文が1報のみであったため、今後の研究の注視が必要である。

【B: 糖の吸収に及ぼす影響】
1.標題
ターミナリアベリリカ由来没食子酸の糖の吸収に及ぼす影響

2.目的
健常成人におけるターミナリアベリリカ由来没食子酸の摂取が、プラセボ(偽薬)と比較して、食事の糖の吸収を抑える機能を有するかを検証することを目的とした。

3.背景
ターミナリアベリリカ由来没食子酸は、食後血糖値の上昇を抑えることが報告されており、この報告の評価指標であった食後血糖AUCは糖の吸収量を反映する指標とされている。
これまで、ターミナリアベリリカ由来没食子酸の糖の吸収を抑える機能についての研究レビューは見当たらないことから、食後血糖AUCを指標として糖の吸収を抑える機能について検証することとした。
※AUC(曲線下面積):吸収量を反映する指標として知られている

4.レビュー対象とした研究の特性
健常成人を対象に、ターミナリアベリリカ由来没食子酸摂取による糖の吸収への影響を、プラセボと比較した論文を評価対象とした。文献検索し、論文の内容を精査したところ、採用論文は1報となった。

5.主な結果
採用論文は1報のみであったが、無作為化二重盲検プラセボ対照試験という信頼性の高い研究であった。
健常成人男女を対象とし、米飯食摂取前にターミナリアベリリカ由来没食子酸20.8 mg/回を摂取させた結果、プラセボ摂取と比較して、食後血糖変化量AUCの有意な抑制が認められた。

6.科学的根拠の質
健常成人において、ターミナリアベリリカ由来没食子酸20.8 mg/回の摂取が、食事の糖の吸収を抑える機能を有することが示された。ただし、本研究の限界として、出版されていない未公表研究がある可能性も否定できないことから、情報の偏りがある疑いは否定できない。また、採用論文が1報のみであったため、今後の研究の注視が必要である。
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令和元年11月9日更新分
14件

アナカラ大人のHMBゼリー(株式会社リオラージュ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社リオラージュ
が消費者庁に届出た機能性表示食品
anacara(アナカラ)大人のHMB(エイチエムビー)ゼリー
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


株式会社リオラージュが消費者庁に届出た機能性表示食品anacara(アナカラ)大人のHMB(エイチエムビー)ゼリーの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
株式会社リオラージュ
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【届出番号】
E410
【届出日】
2019/09/18
【届出者名】
株式会社リオラージュ
(1013201018809)
楽天市場
株式会社リオラージュの人気商品
【商品名】
anacara(アナカラ)大人のHMB(エイチエムビー)ゼリー
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【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
HMB(別名として、3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート)
楽天市場
HMB(別名として、3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート)の人気商品
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【表示しようとする機能性】
本品には、HMB(別名として、3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート)が含まれます。HMB(別名として、3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート)には、運動との併用で、健康で自立した日常生活に欠かせない筋肉量や筋力の低下の抑制に役立つ機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
スポーツ選手やトレーニングされた者を除いた健康な中高年(自立した日常生活を送る上で必要な筋肉量や筋力が気になる方)

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
当該製品は届出関与成分HMB(別名として、3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート)[以下HMBと記載する]を一日摂取目安量あたり1.2g以上含有するゼリーである。一般に食品として流通しているHMBカルシウムは、経口摂取後、カルシウムと本届出関与成分であるHMBに解離し、腸管で吸収されることが知られている。本届出関与成分であるHMBは、一般的に「HMBフリー体」や「HMB遊離酸」として、HMBカルシウムとは区別して流通され、飲料やゼリーとして利用されている。届出関与成分HMBについては、当該製品と同等度もしくはそれ以上の含有量として調製された液状製品、カプセルを含む一般的な食品の形態として2017年以来国内一般市場に流通しているが、これまでのところ健康被害等の報告は特段に見当たらない。
また原料メーカーの実績によると2017年1月から約2年8カ月の間に総計1300kg(約100万食以上)販売してきたが2019年9月1日時点において重大・重篤な健康被害は報告されていない。

2.医薬品との相互作用
データベースを用いた調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

3.まとめ
以上のことから、当該届出商品は摂取目安量を守り適切に摂取する場合、安全性に関し問題はないと判断した。

【摂取する上での注意事項】
・飲み込む力が弱い方が摂取される際はご注意ください。
・多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
・体質や体調により、まれに合わない場合がありますので、その場合は摂取をお控えください。
・一日摂取目安量を守ってください。
・原料により、色調のバラツキが生じる場合がありますが、品質には問題ありません。
・開封後は速やかにお召し上がりください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。製造工場:株式会社シェフコ 宇都宮工場 (取得認証:日健栄協GMP)株式会社シェフコ 栃木工場 (取得認証:日健栄協GMP)

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
最終製品「anacara(アナカラ) 大人のHMB(エイチエムビー)ゼリー」に含有する機能性関与成分HMB(別名として、3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート)の筋肉量や筋力の維持に関する研究レビュー

【目的】
健康な成人者にHMB(別名として、3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート)[以下HMBと記載する]を摂取させると、HMBを摂取しない場合またはHMBの摂取前に比べて筋肉量や筋力の低下が抑制ないし維持されるかを目的とした。

【背景】
HMBは必須アミノ酸であるロイシンの代謝産物で、ロイシン摂取によって体内で生成される成分であり、筋たんぱく質の合成促進や分解抑制因子として知られる。しかし、ロイシンの食事からの日常的摂取量は少ないため、「HMB」やHMBのカルシウム塩である「HMBカルシウム」として直接摂取することで筋肉量や筋力の低下を抑制することが期待される。しかしながら、HMB摂取による筋肉量や筋力の低下抑制を網羅的に調査した研究レビューは少ない。

【レビューを対象とした研究の特性】
2019年2月26日に4つの論文検索データベースで1946-2019年の筋肉量や筋力の低下抑制に関する論文を抽出し,内容を精査してRCT論文6報を評価した。研究レビューでは利益相反はなかった。

【主な結果】
採用論文6報中3報においてHMBの摂取と運動を併用する事により、「筋肉量の低下を抑制する」に肯定的な結果が得られた。またHMBの摂取と運動を併用する事により、「筋力の低下を抑制する」については採用論文5報中4報において肯定的な結果が得られた。HMBの摂取との関連が疑われる重篤な有害事象は報告されなかった。

【科学的根拠の質】
本レビューでは、アウトカムレベルやレビューレベルで限界となる項目は認められなかったが、今回のレビューでは、外国人を対象としているが、実施国はいずれも日本と生活水準の変わらない国で行われた研究であること、筋肉の構造は人種間において差がない。日本人を対象とした既存研究においても、筋力や筋肉量は加齢とともに減少することが知られており、年齢が上がるにつれて減少量は大きくなることが知られていることなどから、日本人への外挿性については問題ないと考えられる。さらに、採用論文における機能性関与成分HMBと最終製品に含まれるHMBは同等であると考えられ、本研究レビューの結果は本最終製品へ適用可能であると考えられる。
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令和元年11月9日更新分
14件

毎日海菜海苔ペプチド(株式会社白子)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社白子
が消費者庁に届出た機能性表示食品
毎日海菜 海苔ペプチド
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


株式会社白子が消費者庁に届出た機能性表示食品毎日海菜 海苔ペプチドの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
株式会社白子
機能性表示食品検索

【届出番号】
E409
【届出日】
2019/09/18
【届出者名】
株式会社白子
(3011701004120)
楽天市場
株式会社白子の人気商品
【商品名】
毎日海菜 海苔ペプチド
機能性表示食品検索


【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
海苔オリゴペプチド[ノリペンタペプチド(AKYSY)として]
楽天市場
海苔オリゴペプチド[ノリペンタペプチド(AKYSY)として]の人気商品
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【表示しようとする機能性】
本品には海苔オリゴペプチド[ノリペンタペプチド(AKYSY)として]が含まれます。海苔オリゴペプチド[ノリペンタペプチド(AKYSY)として]は血圧が高めの方の血圧を下げる機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
血圧が高めの方

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本品は、「毎日海菜 海苔ペプチド」および「海苔ペプチドS」の商品名で、海苔オリゴペプチド[ノリペンタペプチド(AKYSY)として]を関与成分として2005年に特定保健用食品の認可を取得しています。現在発売から14年以上経過していますが、当該製品に由来する健康被害の報告はないことから、海苔オリゴペプチドおよびそれを主原料とする本品の安全性は高いと評価しています。
 また、医薬品との相互作用についても、公的機関の素材情報データベース(独立行政法人国立健康・栄養研究所)の調査や、「海苔オリゴペプチド[ノリペンタペプチド(AKYSY)として]」の安全性に関する文献情報の検索を行なった結果、問題となる報告は見当たりませんでした。
 以上より、海苔オリゴペプチド[ノリペンタペプチド(AKYSY)として]は食品として長く豊富な食経験を有し、また医薬品との相互作用においても問題となる報告は認められなかったことから、当該製品の安全性は問題ないものと判断しました。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品の製造はcGMP、健康補助食品GMP、およびFSSC22000の認証を取得した製造工場にて、認証に準拠した衛生管理および品質管理のもと行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(ア)標題
「海苔オリゴペプチド[ノリペンタペプチド(AKYSY)として]」の高めの血圧を下げる機能性に関する研究レビューの構造化抄録

(ィ)目的
海苔オリゴペプチド[ノリペンタペプチド(AKYSY)として]を含む食品を血圧が高めの方が摂取したとき、これを含まない対照食品(プラセボ)と比較して、高めの血圧を下げる機能を有するか検証することを目的としました。

(ウ)背景
 海苔オリゴペプチド[ノリペンタペプチド(AKYSY)として]を含む食品は、特定保健用食品「毎日海菜 海苔ペプチド」「海苔ペプチドS」を通じて血圧が高めの方の血圧を下げることを検証し許可を得てきました。今回この機能性を広く検証するため研究レビューを実施しました。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
 日本語文献および英語文献について3件のデータベースで検索を行いました。対象者は高血圧症に罹患していない血圧が高めの方(正常高値血圧者)および軽症者であるI度高血圧者として、査読付きの論文を選抜し、最終的に3文献を評価しました。いずれの文献もプラセボを対象とした2群平行群間二重盲検試験を行っており、海苔オリゴペプチド[ノリペンタペプチド(AKYSY)として]を含む食品の摂取期間は4週間以上でした。主要評価項目は収縮期血圧および拡張期血圧としました。

(オ)主な結果
  いずれの文献においても、海苔オリゴペプチド[ノリペンタペプチド(AKYSY)として]を含む食品の摂取により、収縮期血圧、拡張期血圧ともにプラセボに対して有意な低下を示しました。また、正常高値血圧者のみを対象とした解析でも、3報中2報でプラセボに対して血圧の有意な低下が認められました。
  以上より、海苔オリゴペプチド[ノリペンタペプチド(AKYSY)として]を含む食品の摂取は血圧が高めの方の収縮期血圧および拡張期血圧を下げる機能を有することを確認しました。

(カ)科学的根拠の質
  3つの文献はいずれもランダム化はなされていないものの2群並行群間二重盲検試験という信頼に足る試験方法であり、全対象者も213名と十分多いものでした。妥当性や信憑性を調べたところ、真の結果とは異なる結果を導く可能性を高める要因(バイアス)の高さは中程度であり、また否定的な結果の論文が投稿されていない可能性も否定できませんでした。以上をふまえ、科学的根拠の質は中程度と判断しました。
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令和元年11月9日更新分
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