SBIアラプロモ株式会社の機能性表示食品,アラプラス 深い眠り メンタルケアのエビデンス(科学的根拠) |
SBIアラプロモ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【アラプラス 深い眠り メンタルケア】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 SBIアラプロモ株式会社 |
【届出番号】 |
F891 |
【届出日】 |
2021/02/05 |
【届出者名】 |
SBIアラプロモ株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
アラプラス 深い眠り メンタルケア |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
5-アミノレブリン酸リン酸塩 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品は5-アミノレブリン酸リン酸塩を含み、睡眠の質を改善する機能と、一時的なストレスを感じている方の一時的に落ち込んだ気持ちを和らげる機能があります。睡眠の質に満足していない方、一時的に気持ちが落ち込んだ方に適しています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健常者 |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
届出製品と同一規格の下記喫食実績により安全性を評価し、安全であることを確認。 ・摂取集団:日本人、全国規模 ・摂取形状:ハードカプセル ・摂取方法:水などと一緒に摂取 ・摂取頻度:1日1カプセル ・機能性関与成分の日常的な摂取量:50mg/日 ・機能性関与成分の含有量:50mg/カプセル ・販売期間:2018年度から販売開始 ・これまでの販売量:150万カプセル以上 ・健康被害情報:なし また、類似食品(同じハードカプセル形状で機能性関与成分の含有量が1カプセル当たり15mg)では、2015年以降で3,700万カプセル以上の販売実績がある。健康被害情報は2件の報告があるが、いずれも重篤なものではなく、製品との因果関係を特定するに至らなかった。 以上より、5-アミノレブリン酸リン酸塩を機能性関与成分とする当該製品には十分な食経験があり、安全性においても問題ないと判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
●食物アレルギーのある方は原材料を参照の上、お召し上がりください。 ●1日摂取目安量を守ってお召し上がりください。 ●開封後はお早めにお召し上がりください。 ●乳幼児の手の届かないところに保管してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
当該製品を製造する工場は、いずれも(公財)日本健康・栄養食品協会の健康食品GMP適合工場として認定されており、製品の生産及び品質管理に関しては、GMPの取組に基づき実施されている。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
①眠りの質への効果について ア 標題 「5-アミノレブリン酸リン酸塩による睡眠の質への効果について」 イ 目的 睡眠に不満を持つ男女に当該製品(機能性関与成分5-アミノレブリン酸リン酸塩を50mg/日)を摂取したグループと、プラセボを摂取したグループを比較し、睡眠の質が改善するか評価を行った。 ウ 背景 以前の研究で、5-アミノレブリン酸リン酸塩を12週間50mg/日摂取した被験者に対し、健康に関するアンケートを実施したところ、一部の被験者において睡眠に関する改善がみられ、また、摂取を止めると元に戻った。これにより5-アミノレブリン酸リン酸塩の摂取により睡眠を改善できる可能性が示唆された為、臨床試験を実施して検証を行うこととした。 エ 方法 睡眠に不満を持つ40~70代の健康な男女40名(試験食と対照食:各20名)を対象者とし、試験食には5-アミノレブリン酸リン酸塩を1日あたり50mg配合した。研究デザインはプラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間試験とした。摂取期間は6週間であり、摂取前、3週間後、6週間後の睡眠の質改善度合いを測定し、摂取を中止してから4週間後(摂取から10週間後)にも測定した。 なお、本臨床試験を実施したのはハワイ大学であり、関係会社であるSBIファーマ株式会社が試験食と対照食を提供して実施をサポートした。特記すべき利害関係はない。 オ 主な結果 40人の参加者のうち、対照食を摂取した方は20名、平均年齢は54.7歳(70%が女性)、試験食を摂取した方は20名、平均年齢は56.3歳(65%が女性)であった。対照食を摂取した群は摂取期間を通じて睡眠の質改善度スコアに変化はなく、摂取中止4週間後にも変化は見られなかった。一方、試験食を摂取した群は6週間後に有意に睡眠の質スコアが改善し、摂取中止4週間後には摂取前のスコアに戻る傾向にあった。このことから、5-アミノレブリン酸リン酸塩は睡眠に悩みを持つ人に対して眠りの質を改善する作用があると考えられる。 カ 科学的根拠の質 本研究は、無作為化二重盲検プラセボ対照試験という、可能な限りバイアス(被験者選択上の偏りや、被験者、研究者の思い込み等による影響)を排除したデザインとなっており、信頼性は高いと判断できる。また、海外で実施された試験であるがアジア人参加者の割合は試験食群で50%、プラセボ群で45%含まれており、日本人においても十分に効果が期待できると判断できる。本試験の限界としては、睡眠に不満を持つ全ての要因についての効果は確認できていない。ただし、睡眠に悩む方における主観的評価の改善については、十分に効果が期待できることが示唆された。 ②気分やストレスへの効果について ア 標題 「5-アミノレブリン酸リン酸塩による気分やストレスへの効果について」 イ 目的 健常な男女を対象に、当該製品(機能性関与成分5-アミノレブリン酸リン酸塩を50mg/日)を摂取したグループと、プラセボ食を摂取したグループを比較し、一時的な気分やストレスへの影響について評価を行った。 ウ 背景 5-アミノレブリン酸リン酸塩の摂取により睡眠の質が改善されることが報告されており、その作用機序として脳内でのセロトニン濃度の上昇効果が挙げられる。セロトニンは神経伝達物質として、気分や感情、精神の安定に関わっており、心のバランスを保つのに重要な働きを有していることから、5-アミノレブリン酸リン酸塩の摂取により、気分の安定や改善につながることが期待できる。 エ 方法 40~70代の健常な男女154名を対象とし、試験食に5-アミノレブリン酸リン酸塩を1日あたり15mg摂取する群、50mg摂取する群、プラセボ群の3群に分けた。研究デザインはプラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間試験とした。摂取期間は12週間である。摂取前と摂取12週間後の一時的な心理的状態の変化をPsychological Depressive Symptoms(PDS)とPerceived Stress Scale(PSS)の各問診票を用いて評価した。 オ 主な結果 PDSではプラセボ群と比較して「Lonely」と「Effort」の評価指標に有意差が認められた。PSSではプラセボ群と比較して「Cope」の評価指標に有意差が認められた。 「Lonely」に該当する設問文は「I felt lonely.」である。満たされない気持ちや孤独で心細い気持ちなどの落ち込んだ状態や気分の度合いが改善されたことを示している。「Effort」に該当する設問文は「I felt that everything I did was an effort.」である。日常的な作業に対しても労力を感じ、面倒に思うような落ち込んだ状態や気分の度合いを示している。「Cope」に該当する設問文は「In the last month, how often have you found that you could not cope with all the things that you had to do?」である。やらなければいけない事に応じきれていないと感じる頻度を問う設問であり、事態に対処できていないと感じる落ち込んだ状態や気分の度合いが改善されたを示している。 以上のように、5-アミノレブリン酸リン酸塩50mg摂取によって、満たされない気持ちや孤独で心細い気持ちを抱え、日常的な作業を面倒と感じ、やるべき物事に対処できていないと感じる一時的な心理的状態が改善されることが示された。 カ 科学的根拠の質 本研究は、無作為化二重盲検プラセボ対照試験という、可能な限りバイアス(被験者選択上の偏りや、被験者、研究者の思い込み等による影響)を排除したデザインとなっており、信頼性は高いと判断できる。 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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2021年3月20日土曜日
アラプラス深い眠りメンタルケア(SBIアラプロモ株式会社) の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
アラプラスメンタルケア(SBIアラプロモ株式会社) の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
SBIアラプロモ株式会社の機能性表示食品,アラプラス メンタルケアのエビデンス(科学的根拠) |
SBIアラプロモ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【アラプラス メンタルケア】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
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【届出番号】 |
F890 |
【届出日】 |
2021/02/05 |
【届出者名】 |
SBIアラプロモ株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
アラプラス メンタルケア |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
5-アミノレブリン酸リン酸塩 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品は5-アミノレブリン酸リン酸塩を含み、一時的なストレスを感じている方の一時的に落ち込んだ気持ちを和らげる機能があります。一時的に気持ちが落ち込んだ方に適しています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健常者 |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
届出製品と同一規格の下記喫食実績により安全性を評価し、安全であることを確認。 ・摂取集団:日本人、全国規模 ・摂取形状:ハードカプセル ・摂取方法:水などと一緒に摂取 ・摂取頻度:1日1カプセル ・機能性関与成分の日常的な摂取量:50mg/日 ・機能性関与成分の含有量:50mg/カプセル ・販売期間:2018年度から販売開始 ・これまでの販売量:150万カプセル以上 ・健康被害情報:なし また、類似食品(同じハードカプセル形状で機能性関与成分の含有量が1カプセル当たり15mg)では、2015年以降で3,700万カプセル以上の販売実績がある。健康被害情報は2件の報告があるが、いずれも重篤なものではなく、製品との因果関係を特定するに至らなかった。 以上より、5-アミノレブリン酸リン酸塩を機能性関与成分とする当該製品には十分な食経験があり、安全性においても問題ないと判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
●食物アレルギーのある方は原材料を参照の上、お召し上がりください。 ●1日摂取目安量を守ってお召し上がりください。 ●開封後はお早めにお召し上がりください。 ●乳幼児の手の届かないところに保管してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
当該製品を製造する工場は、いずれも(公財)日本健康・栄養食品協会の健康食品GMP適合工場として認定されており、製品の生産及び品質管理に関しては、GMPの取組に基づき実施されている。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
ア 標題 「5-アミノレブリン酸リン酸塩による気分やストレスへの効果について」 イ 目的 健常な男女を対象に、当該製品(機能性関与成分5-アミノレブリン酸リン酸塩を50mg/日)を摂取したグループと、プラセボ食を摂取したグループを比較し、一時的な気分やストレスへの影響について評価を行った。 ウ 背景 5-アミノレブリン酸リン酸塩の摂取により睡眠の質が改善されることが報告されており、その作用機序として脳内でのセロトニン濃度の上昇効果が挙げられる。セロトニンは神経伝達物質として、気分や感情、精神の安定に関わっており、心のバランスを保つのに重要な働きを有していることから、5-アミノレブリン酸リン酸塩の摂取により、気分の安定や改善につながることが期待できる。 エ 方法 40~70代の健常な男女154名を対象とし、試験食に5-アミノレブリン酸リン酸塩を1日あたり15mg摂取する群、50mg摂取する群、プラセボ群の3群に分けた。研究デザインはプラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間試験とした。摂取期間は12週間である。摂取前と摂取12週間後の一時的な心理的状態の変化をPsychological Depressive Symptoms(PDS)とPerceived Stress Scale(PSS)の各問診票を用いて評価した。 オ 主な結果 PDSではプラセボ群と比較して「Lonely」と「Effort」の評価指標に有意差が認められた。PSSではプラセボ群と比較して「Cope」の評価指標に有意差が認められた。「Lonely」に該当する設問文は「I felt lonely.」である。満たされない気持ちや孤独で心細い気持ちなどの落ち込んだ状態や気分の度合いが改善されたことを示している。「Effort」に該当する設問文は「I felt that everything I did was an effort.」である。日常的な作業に対しても労力を感じ、面倒に思うような落ち込んだ状態や気分の度合いが改善されたことを示している。「Cope」に該当する設問文は「In the last month, how often have you found that you could not cope with all the things that you had to do?」である。やらなければいけない事に応じきれていないと感じる頻度を問う設問であり、事態に対処できていないと感じる落ち込んだ状態や気分の度合いが改善されたことを示している。 以上のように、5-アミノレブリン酸リン酸塩50mg摂取によって、満たされない気持ちや孤独で心細い気持ちを抱え、日常的な作業を面倒と感じ、やるべき物事に対処できていないと感じる一時的な心理的状態が改善されることが示された。 カ 科学的根拠の質 本研究は、無作為化二重盲検プラセボ対照試験という、可能な限りバイアス(被験者選択上の偏りや、被験者、研究者の思い込み等による影響)を排除したデザインとなっており、信頼性は高いと判断できる。 |
働く人の生活習慣サポートEX(寿本舗株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
寿本舗株式会社の機能性表示食品,働く人の生活習慣サポートEX(イーエックス)のエビデンス(科学的根拠) |
寿本舗株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【働く人の生活習慣サポートEX(イーエックス)】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 寿本舗株式会社 |
【届出番号】 |
F889 |
【届出日】 |
2021/02/04 |
【届出者名】 |
寿本舗株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
働く人の生活習慣サポートEX(イーエックス) |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
DHA EPA GABA(γ-アミノ酪酸) ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはDHA・EPA、GABA及びブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。DHA・EPAには血中の中性脂肪を減らす機能があることが報告されています。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、肥満気味の方、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪及び皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
疾病に罹患していない者。血圧が高めの健常成人。肥満気味、BMIが高め(BMI24以上30未満)の健康な方(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)。 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
【DHA・EPA】 ●既存情報を用いた評価:(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報において、魚油の経口摂取は一般に3~4 g/日以下であれば耐用性が高いこと、また米国FDAの限定的健康表示規格においては、サプリメントからの摂取はDHAとEPAを合わせて1日2 gを超えないようにとされていた。本品に含まれるDHA・EPA量は223 mgであり、仮に5倍量を摂取しても、これらの量を超えることはない。また、魚油の多量摂取により凝血能や血圧が低下することがあるが、摂取上の注意にて、医薬品服用者や疾病に罹患している方は医師、薬剤師に相談するよう注意喚起を行っている。以上より、安全性に問題はないと考えられた。 【GABA】 ●安全性試験に関する評価:10~1,000 mgのGABAを単回~6か月間摂取した場合に、軽度の自覚症状変化を訴える事例はあるものの、安全性に問題はなかったことが報告されている。また、本品に含まれる機能性関与成分量の5倍量以上のGABA 1,000 mgを4週間摂取した試験においても安全性に問題のないことが報告されている。医薬品との相互作用について、降圧薬などの医薬品を併用すると血圧を下げすぎてしまう可能性が報告されているので、摂取上の注意に、降圧薬等の医薬品服用者は本品の利用について医師、薬剤師に相談すべきである旨を表示している。以上より、十分な安全性があると判断できる。 【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】 ●既存情報による安全性の評価:機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告について、本品と同じ一日摂取目安量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mg(ブラックジンジャー抽出物150 mg)の12週間摂取の試験や、5倍量となるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60 mg(ブラックジンジャー抽出物750 mg)の4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、本品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く、問題はないと考えられた。 |
【摂取する上での注意事項】 |
●1日摂取目安量を守ってください。 ●食物アレルギーのある方、妊娠・授乳中の方、お子様はご利用をお控えください。 ●抗凝固薬、抗血小板薬、血糖降下薬、降圧薬等を服用中の方は、医師、薬剤師にご相談ください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
公益財団法人日本健康・栄養食品協会による健康補助食品GMP認定工場(株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 本社工場、第二工場及び国吉田工場:国内GMP)にて製造。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【DHA・EPA】 ア.標題 DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値低下作用に関する研究レビュー イ.目的 誰に P):疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者 何をすると I):DHA・EPAの経口摂取 何と比較して C):プラセボの摂取、もしくはDHA・EPAの介入なし どうなるか O):中性脂肪値の低下が認められるか 研究デザイン S):ランダム化比較試験(RCT) ウ.背景 DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値を低下させる機能については多数の報告があるが、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者に限定した場合における有効性は明確でなかった。そこで、これまでの国内外の知見を精査し、標題の研究レビューを行った。 エ.レビュー対象とした研究の特性 文献の検索は、RCT(研究の対象者をランダムに2つのグループに分け、一方には評価しようとするものを摂取させ、もう一方には対照となるものを摂取させて比較する臨床試験)であること、DHA・EPAを摂取させる試験であること、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者を対象としていることを条件に実施した。なお本研究レビューは、届出者以外の第三者機関が監修した。 オ.主な結果 検索により37報が研究レビューの対象となり、疾病に罹患していない者を対象とした16報のうち10報、中性脂肪値がやや高めの者を対象とした21報のうち15報が、当該の機能性を認めていた。 また、群間比較において当該機能を認めた報告において、一日当たりのDHA・EPAの摂取量は133~10,440 mg、摂取期間は3~14週間であった。 本品は一日当たりの摂取目安量中にDHAとEPAの総量として223 mg含むため、当該機能に対する有効性が期待できるものと判断した。 カ.科学的根拠の質 採用文献のエビデンス(科学的根拠)総体について、バイアスリスク(偏りの危険性)は低(0)、エビデンスの強さは強(A)と評価した。なお、日本で実施された研究6報のうち、4報が当該の機能性を肯定しており、日本人への外挿性に問題はないと考えられる。よって、機能性関与成分DHA・EPAを一日当たり133 mg以上摂取することにより、中性脂肪を低下させる機能が認められると考えられる。 ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみで検索を行ったことによる偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。 【GABA】 ア.標題 「GABA摂取による血圧が高めの方の血圧を低下させる効果についての研究レビュー」 イ.目的 血圧が正常もしくは高め〔最高(収縮期)血圧~139 mmHgまで、または、最低(拡張期)血圧~89 mmHgまで〕の健常成人が、長期間GABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、血圧低下効果に違いがあるかどうかを評価し、本品に含まれる量のGABAが健常人の高めの血圧を健康的な値に保つことをサポートするかを検証することを目的とした。 ウ.背景 本品を機能性表示食品として販売するにあたり、GABAを配合した本品の血圧低下効果について検証するため、本研究レビューを行った。 エ.レビュー対象とした研究の特性 日本語および英語の文献データベース、健康食品素材のデータベースを用いて文献調査を行い、2016年7月より以前に発表された文献を対象として、「目的」の項に記載した条件に合致する文献を検索した。なお、特定保健用食品の試験方法に倣い、参加者に軽症高血圧者が含まれる研究も対象としたが、軽症高血圧者のみの研究は疾病者のデータになるため対象外とした。最終的に残った15報を評価対象とした。 オ.主な結果 血圧低下効果は、収縮期および拡張期血圧を指標として評価された。その結果、正常高血圧(収縮期血圧 130~139 mmHg 又は拡張期血圧 85~89 mmHg)の人において、一日当たり12.3 mg~80 mgのGABAを含んだ食品はGABAを含まない対照品と比較して、有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。また、正常な血圧の人のみを対象とした場合は正常な血圧を維持した。採用した文献は、いずれも日本人を対象とした試験であり、日本人への外挿性は高いと判断した。 カ.科学的根拠の質 収集した文献は、GABAを含まないプラセボを対照としたランダム化二重盲検並行群間試験がほとんどで、研究レビューの科学的根拠の質は高いと考えられる。一部の採用文献において、研究方法に偏り(バイアス)が疑われるもの、利益相反について記述がないものもあったが特に問題となるものはなかった。 また、幅広く文献の検索を実施しているが、未報告の研究が存在する可能性があり、出版バイアスの可能性もあると考えられるため、今後も新しい研究報告について定期的にチェックする必要がある。 【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】 ア.標題 「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、腹部の脂肪を減らす機能に関する定性的研究レビュー イ.目的 健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価した。 ウ.背景 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があり、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを摂取することで脂肪が減少するものと考えられる。しかし、ヒトを対象に脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューはなかった。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取することによる、腹部脂肪を減らす作用について検証を行った。 エ.レビュー対象とした研究の特性 国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化比較試験)を採用した。本採用文献の全体解析では、脂質異常・高血糖・高血圧のいずれかに該当する被験者が解析対象に含まれる恐れがあったため、正常範囲の被験者のみを対象としたサブグループ解析の結果を研究レビューの対象とした。本解析の対象者は、20-64歳の、BMIが高め(BMIが24以上30未満)の健康な男女52名を被験者とした試験であった。 ※BMIはBody Mass Indexのことであり、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出される。 オ.主な結果 採用文献から、健康な被験者が、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む食品を1日1粒、12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部の脂肪面積が有意に減少していることが確認された。 カ.科学的根拠の質 評価した文献が1報のため科学的根拠の一貫性は不明であったものの、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されていた。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを継続して摂取することにより、腹部の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、本品でも同様の機能が期待できると考えられる。 |
ご飯がいらないキーマ風もち麦カレー甘口(株式会社まんでがん)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社まんでがんの機能性表示食品,ご飯がいらない キーマ風もち麦カレー 甘口のエビデンス(科学的根拠) |
株式会社まんでがんが消費者庁に届出た機能性表示食品【ご飯がいらない キーマ風もち麦カレー 甘口】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社まんでがん |
【届出番号】 |
F888 |
【届出日】 |
2021/02/04 |
【届出者名】 |
株式会社まんでがん クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
ご飯がいらない キーマ風もち麦カレー 甘口 |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
難消化性デキストリン(食物繊維) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事の糖や脂肪の吸収を抑える機能があることが報告されています。また、おなかの調子を整える機能があることが報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
食後血糖値や食後血中中性脂肪の上昇が気になる成人健常者/おなかの調子が気になる成人健常者 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
本品は、機能性関与成分の難消化性デキストリン(食物繊維)を、1食(200g)に5.2gを配合したレトルトカレーです。難消化性デキストリンの安全性に関する情報は次のとおりです。 ●機能性関与成分の安全性 難消化性デキストリンは、トウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維であるため、原料としては食経験があると考えられる。重篤な有害事例は報告されていない。*1 難消化性デキストリンは、過剰摂取した際に軽い下痢症状を起こすことがあるが、15 g程度で4週間摂取しても臨床上問題となる所見は認められていない。*2 健康な成人10名 (平均40.8±9.5歳、日本) を対象に、難消化性デキストリン (0.7~1.1 g/kg) を摂取させたところ、1.1 g/kgを摂取した男性1名において下痢の発症が観察され、下痢誘発の最大無作用量は男性で1.0 g/kg体重、女性では1.1 g/kg体重以上と推定された。*2 難消化性デキストリンは、特定保健用食品の関与成分として使用されており、平成27年9月4日時点で387品目が許可取得し、特定保健用食品全体の約35%に相当する。許可品目の食品形態は清涼飲料水、即席みそ汁(スープ)、米菓、ソーセージ、粉末、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パン、米飯、豆腐など多様な食品形態がある。*3 *特定保健用食品の関与成分である難消化性デキストリンはすべて松谷化学工業㈱社製であり、本届出食品の関与成分と同一であることから、上記情報で評価が可能であると判断した。 以上のことから、難消化性デキストリンはこれまでに十分な食経験があり、重大な健康被害の報告もないため、難消化性デキストリンの安全性に関しては問題ないと判断した。 ●機能性関与成分の医薬品との相互作用 難消化性デキストリンについては、医薬品との相互作用は報告されていない。*1,2 *1.ナチュラルメディシン・データベース.一般財団法人日本健康食品・サプリメント情報センター(2015年) *2. 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所.「健康食品」の安全性・有効性情報、素材情報データベース *3.消費者庁HP 特定保健用食品許可一覧 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量に摂取することにより、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなることがあります。また、多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日当たりの摂取目安量を守ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
当該製品は、製造委託しています。委託先の食品工場では、安全衛生管理に係る社内規定を作成しています。施設設備及び従事者などの衛生管理を行い、製品を「安全」に製造するとともに、製品品質管理を行い、「一定の品質」が保たれるよう、万全を期しています。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
当該製品は、原料にもち麦(讃岐もち麦ダイシモチ)を使用するとともに、難消化性デキストリン(食物繊維)を配合したレトルトカレーです。難消化性デキストリン(食物繊維)による糖の吸収を抑える機能、脂肪の吸収を抑える機能及びおなかの調子を整える機能に関する研究レビューは次のとおりです。 ① 糖の吸収を抑える機能 【標題】 難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する糖の吸収抑制作用に関する研究レビュー(メタアナリシス) 【目的】 空腹時血糖値が126 mg/dL未満の成人に対して、難消化性デキストリンの単回摂取が、プラセボの単回摂取と比較して、糖の吸収を抑制する機能を有するかを確認することを目的とする。 【背景】 我国では、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、メタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。その中でも、糖尿病患者数の増加は、超高齢社会を迎えた日本において極めて深刻な問題のひとつとなっている。 難消化性デキストリンは、糖の吸収を抑え食後の血糖値の上昇を抑制することが多数の臨床試験で報告されており、難消化性デキストリンを配合した食品は、健康維持・増進に有用であると考える。 【レビュー対象とした研究の特性】 健常成人(空腹時血糖値126mg/dL未満)を対象にしており、試験群として難消化性デキストリンを含有した食品を、対照群に有効成分を含まない食品を用いており、評価指標として血糖濃度曲線下面積(AUC0-2hr)が確認できる調査を対象とした。また、客観的に評価をするために無作為に試験群を分け、比較を行った臨床試験(RCT)を対象としている。 【主な結果】 採用文献24報において、難消化性デキストリン4.4~9.8 gを単回摂取することによって、、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群がAUC0-2hrを有意に低下させることが確認された。多くの報告が摂取量5 gの論文であることから、推奨1回摂取量は5 gが妥当と考えられる。 【科学的根拠の質】 採用文献については、研究の質に重度な問題は認められず、各研究を統合して評価した結果、難消化性デキストリンの単回摂取により血中の糖が有意に低下することが示された。よって、健常成人に対する難消化性デキストリンの機能性に関する科学的根拠は強いと判断した。 ただし、未報告研究の存在や出版バイアスの可能性が否定できないため、引き続き検証する必要がある。 ② 脂肪の吸収を抑える機能 【標題】 難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する脂肪の吸収抑制作用に関する研究レビュー(メタアナリシス) 【目的】 空腹時血中中性脂肪値が200mg/dL未満の成人に対して、難消化性デキストリンの単回摂取が、プラセボの単回摂取と比較して、脂肪の吸収を抑制する機能を示すかどうかを確認することを目的とする。 【背景】 食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は動脈硬化疾患や虚血性心疾患を誘発する要因となっており、特に脂質異常症は動脈硬化の危険因子であることから、食生活の改善などによる一次予防が望まれている 。 難消化性デキストリンは、脂肪の吸収を抑え、食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制することが多数の臨床試験で報告されており、難消化性デキストリンを配合した食品は、健康維持・増進に有用であると考える。 【レビュー対象とした研究の特性】 国内外の論文に関して、難消化性デキストリンの血中中性脂肪値の上昇抑制作用について、健常成人を対象者としたランダム化比較試験が実施された文献9報により評価した。採用された論文はすべて日本国内で実施されたものであった。 【主な結果】 採用文献9報において、難消化性デキストリン5~9 gを単回摂取することによって、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群が血中中性脂肪曲線下面積(AUC0-6hr)を有意に低下させることが確認された。 【科学的根拠の質】 採用文献については、研究の質に重度な問題は認められず、各研究を統合して評価した結果、難消化性デキストリンの単回摂取により血中の脂肪が有意に低下することが示された。よって、健常成人に対する難消化性デキストリンの機能性に関する科学的根拠は強いと判断した。 ただし、未報告研究の存在や出版バイアスの可能性が否定できないため、引き続き検証する必要がある。 ③ おなかの調子を整える機能 【標題】 難消化性デキストリンを用いた健常成人に対するの整腸作用(便通改善作用)に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス) 【目的】 健常成人あるいは便秘傾向の成人に対して、難消化性デキストリンを摂取することにより、整腸作用(便通改善作用)が見られるかを確認することを目的とする。 【背景】 現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。食生活を見直すことが注目視されている中で、食物繊維が糖尿病、肥満といった疾患や生活習慣病に対する予防効果があると言われており、第6の栄養素としてその重要性が認識されている。 そこで、便通および便性改善作用を持つ、水溶性食物繊維の一種である難消化性デキストリンを配合し、手軽に食物繊維を補うことができる食品は、日本人の健康の維持増進に役立つと考える。 【レビュー対象とした研究の特性】 国内外の論文に関して、難消化性デキストリンを含有する食品の整腸作用(便通改善作用)について、健常成人を対象者としたランダム化比較試験が実施された文献26報により評価した。採用された論文はすべて日本国内で実施されたものであった。 【主な結果】 採用文献26報において、統計解析の結果、「排便回数」「排便量」において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群は有意な便通改善作用が認められた。難消化性デキストリン(食物繊維として)5 gを摂取することによって、整腸作用(便通改善作用)が期待できることが示された。 【科学的根拠の質】 採用文献については、研究の質に重度な問題は認められず、各研究を統合して評価した結果、難消化性デキストリンの摂取により整腸作用(便通改善)が期待できることが示された。よって、健常成人に対する難消化性デキストリンの機能性に関する科学的根拠は強いと判断した。 ただし、今後の研究によっては、研究レビューの結果が変わる可能性がある。また、整腸作用は生活習慣も重要な要因であり、食生活や運動などにも注意を払う必要があり、適切な整腸作用を継続するためには、食事療法だけでなく、運動療法、その他生活習慣などとの交路因子の影響について、継続した研究が必要と考えられる。 (構造化抄録) |
目の主任(株式会社Joyプラン)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社Joyプランの機能性表示食品,目の主任のエビデンス(科学的根拠) |
![]() 株式会社Joyプランが消費者庁に届出た機能性表示食品【目の主任】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社Joyプラン |
【届出番号】 |
F887 |
【届出日】 |
2021/02/04 |
【届出者名】 |
株式会社Joyプラン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
目の主任 |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
ルテイン ゼアキサンチン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはルテイン、ゼアキサンチンが含まれます。ルテイン、ゼアキサンチンは、眼の黄斑色素量を増加、維持する働きがあり、コントラスト感度(色の濃淡を識別し、ぼやけ・かすみを緩和するくっきり見る力)やグレア回復(まぶしさから回復する視機能)のサポート、ブルーライトなどの光ストレスを軽減する機能があることが報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
健常者 |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
ルテイン及びその構造異性体であるゼアキサンチンは、ケールやほうれん草などの緑黄色野菜、果物、卵黄などに含まれるカロテノイドの一種で、体内で合成できない成分である。サプリメントとしては1999年に日本国内で発売以来、今までに安全性が懸念されるような有害事象の報告はない。 当製品の機能性関与成分ルテインとゼアキサンチンを含む原料である「ルテマックス2020」は日本で2013年発売以来、これまでに安全性が懸念されるような有害事象の報告はない。 届出食品と類似する製品Aは、当製品に含まれる機能性関与成分と同じ原料「ルテマックス2020」を使用し、1日あたりルテイン10mg、ゼアキサンチン2mgの配合量で2016年4月から2年間で約3,400万食の販売実績があるが、この間、特に問題となる健康被害報告はない。また、製品Aは当製品と同じソフトカプセル形状で、消化、吸収がほぼ同じこと、当製品は単味製剤のため他の配合成分の影響がないこと、等届出食品と類似する食品である3つの要件すべてを満たしていることを確認していることから安全面で問題ないと考えられる。 過剰摂取については、63rd JECFA(2004)で体重1kgあたりルテイン2mg、ゼアキサンチン2mgまで摂取しても安全が確認されている。 以上の観点から、ルテイン及びゼアキサンチンに関しては安全性について評価できている。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日当たりの摂取目安量を守ってください。 原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。 通院中の方及び妊娠、授乳中の方は医師にご相談の上お召し上がりください。 開封後は、賞味期限内に関わらずお早めにお召し上がりください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本品は、各々の規定に準拠した衛生管理、品質管理に基づき製造している。ウキシマメディカル株式会社:国内GMP(日本健康食品規格協会)及びISO22000、王子食品株式会社京都南工場:ISO22000、株式会社松本園:国内GMP(日本健康・栄養食品協会) |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
標題 ルテイン、ゼアキサンチンの摂取による黄斑色素量の維持および視覚改善の機能性に関する研究レビュー 目的 ルテイン、ゼアキサンチンの視覚改善に対する機能性を調べるためことを目的として研究レビューを行った。 背景 健康な人を対象としたルテイン、ゼアキサンチンの視覚改善に対する機能性を評価した総合的な研究は報告されていないため、研究レビューを行った。 レビュー対象とした研究の特性 日本語文献データベースと英語文献データベースで検索式と除外基準を立案し検索した(2017年12月25日)。その結果、3件の質の高い臨床研究に関する論文が採択された。 主な結果 眼の黄斑色素量について、ルテイン、ゼアキサンチンの摂取による増加、維持する働きがあり眼の保護に役立つことが認められた。また1日当たりルテイン10mg以上、ゼアキサンチン2mg以上の継続摂取で、コントラスト感度の改善、グレア機能の回復に役立ち、光ストレスの軽減に役立つことが示された。以上の結果から、ルテイン、ゼアキサンチンは、眼の黄斑色素量を増加、維持する働きがあり、コントラスト感度(色の濃淡を識別し、ぼやけ・かすみを緩和するくっきり見る力)やグレア回復(まぶしさから回復する視機能)のサポート、ブルーライトなどの光ストレスを軽減する機能があると考えられた。 科学的根拠の質 臨床試験登録システム「UMIN-CTR」の活用が進んでいないこと、研究者への製造メーカーからの資金提供などは確認できないため、否定的な結果が報告されていない、または試験デザインが偏っている可能性がある。しかしながら、採用したすべての論文は専門家の審査を受けていることから信頼性は高いと考えられる。 (構造化抄録) |
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