GABA(ギャバ)入りたらこの効果とエビデンス(科学的根拠):株式会社えん・コミュニケーションズ |
株式会社えん・コミュニケーションズが消費者庁に届出た機能性表示食品【GABA(ギャバ)入りたらこ】の効果とエビデンス。 届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 e038■株式会社えん・コミュニケーションズ d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
【届出番号】 |
G658 |
【届出日】 |
2021/09/23 |
【届出者名】 |
株式会社えん・コミュニケーションズ クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
GABA(ギャバ)入りたらこ |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
GABA(γ-アミノ酪酸) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはGABAが含まれています。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
血圧が高めの健常者 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
当該食品は機能性関与成分GABAを一日摂取目安量あたり12.3mg配合した加工食品である。 GABAは野菜や果物、穀物に多く含まれているアミノ酸の一種であり、例えばナスやトマトには100gあたりGABAが20~50mg含まれる。また、GABAは特定保健用食品の関与成分として知られており、GABAを配合した特定保健用食品が市販されている。食品安全委員会において、特定保健用食品の食品健康影響評価が審議されており、GABAを関与成分とする複数の特定保健用食品(一日摂取目安量あたりのGABA配合量10mg~80mg)について、適切に摂取される場合には、安全性について問題がないと判断されている。 当該食品に含まれるGABAと同じ原料メーカーのGABAを配合した食品は、2003年頃より多数の商品が販売されている。原料メーカーから発売されたGABA配合の錠剤形状食品(2003年発売、一日摂取目安量あたりのGABA配合量120mg)をはじめとして、一日摂取目安量あたりGABAを数mg~200mg程度配合した各種製品が日本全国で販売されているが、これまでにGABAが原因となる重篤な健康被害は報告されていない。 さらに、GABAの安全性に関しての研究報告をデータベースで検索したところ、日本人を対象とした安全性試験が25報あった。11.5~1000mgのGABAを配合した食品を4週間~16週間摂取した場合に、軽度の自覚症状の変化を訴える事例はあるものの臨床上問題となる異常変動等はなく、25報すべての研究報告において安全性に問題なかったことが報告されている。 GABAは分子量103の単一の低分子化合物であり、基原によらずGABAの性状は一定である。従って各安全性試験で用いられたGABAと当該製品に含まれるGABAは同等であると言える。このため、安全性試験の結果を当該製品に含まれるGABAの安全性として判断することに問題はないと考えられる。 なお、理論的に考えられる医薬品との相互作用として、GABAは降圧薬等との併用により低血圧を起こす可能性があるとされている。このため、降圧薬等を服用している場合は医師、薬剤師に相談するなどの注意が必要であり、パッケージにおいて注意喚起している。 以上から、降圧薬等との併用には注意が必要であるが、機能性関与成分GABAを配合した当該食品の安全性に問題はないと考えられる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、健康が増進するものではありません。塩分の過剰摂取をさけるため、普段のたらこに置き換え、1日摂取目安量を超えての摂取はお控えください。また降圧作用を有する医薬品等を服用中の方、通院中の方は、医師、薬剤師にご相談のうえお召し上がりください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
当社の工場はISO22000の認証を取得しており、適正な製造基準に従ってこの商品を製造している。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【標題】GABAの、血圧が高めの健常者の血圧を低下させる効果について。 【目的】血圧が高めの健常者が長期間GABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、血圧低下効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。 【背景】適正な血圧の維持は健康の維持増進において重要な取り組みである。血圧低下効果があるとされるGABAの機能について検証するため、本研究レビューを行った。 【レビュー対象とした研究の特性】2021年5月10日に、2021年5月までに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、血圧が高めの健常者を研究対象とし、無作為化対照試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)で査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は11報あった。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に大きな問題となるものはなかった。 【主な結果】各論文では血圧低下効果は、収縮期血圧(心臓が収縮した時に指し示す最大血圧)および拡張期血圧(心臓が拡張した時に指し示す最小血圧)の各指標で評価されていた。どちらの指標も、血圧が高めの健常者が12.3mg以上のGABAを含んだ食品は、GABAを含まない食品と比較して血圧が高めの人の血圧を下げる有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められると判断された。 【科学的根拠の質】収集した論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は表示しようとする機能性の科学的根拠として問題のないものであった。 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
人気の投稿
2021年11月9日火曜日
ギャバ入りたらこ(株式会社えん・コミュニケーションズ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
ギャバ入り辛子めんたいこ(株式会社えん・コミュニケーションズ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
GABA(ギャバ)入り辛子めんたいこの効果とエビデンス(科学的根拠):株式会社えん・コミュニケーションズ |
株式会社えん・コミュニケーションズが消費者庁に届出た機能性表示食品【GABA(ギャバ)入り辛子めんたいこ】の効果とエビデンス。 届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 e038■株式会社えん・コミュニケーションズ d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
【届出番号】 |
G657 |
【届出日】 |
2021/09/23 |
【届出者名】 |
株式会社えん・コミュニケーションズ クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
GABA(ギャバ)入り辛子めんたいこ |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
GABA(γ-アミノ酪酸) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはGABAが含まれています。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
血圧が高めの健常者 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
当該食品は機能性関与成分GABAを一日摂取目安量あたり12.3mg配合した加工食品である。 GABAは野菜や果物、穀物に多く含まれているアミノ酸の一種であり、例えばナスやトマトには100gあたりGABAが20~50mg含まれる。また、GABAは特定保健用食品の関与成分として知られており、GABAを配合した特定保健用食品が市販されている。食品安全委員会において、特定保健用食品の食品健康影響評価が審議されており、GABAを関与成分とする複数の特定保健用食品(一日摂取目安量あたりのGABA配合量10mg~80mg)について、適切に摂取される場合には、安全性について問題がないと判断されている。 当該食品に含まれるGABAと同じ原料メーカーのGABAを配合した食品は、2003年頃より多数の商品が販売されている。原料メーカーから発売されたGABA配合の錠剤形状食品(2003年発売、一日摂取目安量あたりのGABA配合量120mg)をはじめとして、一日摂取目安量あたりGABAを数mg~200mg程度配合した各種製品が日本全国で販売されているが、これまでにGABAが原因となる重篤な健康被害は報告されていない。 さらに、GABAの安全性に関しての研究報告をデータベースで検索したところ、日本人を対象とした安全性試験が25報あった。11.5~1000mgのGABAを配合した食品を4週間~16週間摂取した場合に、軽度の自覚症状の変化を訴える事例はあるものの臨床上問題となる異常変動等はなく、25報すべての研究報告において安全性に問題なかったことが報告されている。 GABAは分子量103の単一の低分子化合物であり、基原によらずGABAの性状は一定である。従って各安全性試験で用いられたGABAと当該製品に含まれるGABAは同等であると言える。このため、安全性試験の結果を当該製品に含まれるGABAの安全性として判断することに問題はないと考えられる。 なお、理論的に考えられる医薬品との相互作用として、GABAは降圧薬等との併用により低血圧を起こす可能性があるとされている。このため、降圧薬等を服用している場合は医師、薬剤師に相談するなどの注意が必要であり、パッケージにおいて注意喚起している。 以上から、降圧薬等との併用には注意が必要であるが、機能性関与成分GABAを配合した当該食品の安全性に問題はないと考えられる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、健康が増進するものではありません。 塩分の過剰摂取をさけるため、普段の辛子めんたいこに置き換え、1日摂取目安量を超えての摂取はお控えください。また降圧作用を有する医薬品等を服用中の方、通院中の方は、医師、薬剤師にご相談のうえお召しあがりください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
当社の工場はISO22000の認証を取得しており、適正な製造基準に従ってこの商品を製造している。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【標題】GABAの、血圧が高めの健常者の血圧を低下させる効果について。 【目的】血圧が高めの健常者が長期間GABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、血圧低下効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。 【背景】適正な血圧の維持は健康の維持増進において重要な取り組みである。血圧低下効果があるとされるGABAの機能について検証するため、本研究レビューを行った。 【レビュー対象とした研究の特性】2021年5月10日に、2021年5月までに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、血圧が高めの健常者を研究対象とし、無作為化対照試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)で査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は11報あった。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に大きな問題となるものはなかった。 【主な結果】各論文では血圧低下効果は、収縮期血圧(心臓が収縮した時に指し示す最大血圧)および拡張期血圧(心臓が拡張した時に指し示す最小血圧)の各指標で評価されていた。どちらの指標も、血圧が高めの健常者が12.3mg以上のGABAを含んだ食品は、GABAを含まない食品と比較して血圧が高めの人の血圧を下げる有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められると判断された。 【科学的根拠の質】収集した論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は表示しようとする機能性の科学的根拠として問題のないものであった。 |
れいれい(株式会社プレステージ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
れいれいの効果とエビデンス(科学的根拠):株式会社プレステージ |
株式会社プレステージが消費者庁に届出た機能性表示食品【れいれい】の効果とエビデンス。 届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 x46■株式会社プレステージ(旧社名:株式会社Precious) d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
【届出番号】 |
G656 |
【届出日】 |
2021/09/23 |
【届出者名】 |
株式会社プレステージ クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
れいれい |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲン ルテイン ゼアキサンチン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲン、ルテイン、ゼアキサンチンが含まれます。サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲンには、中高年健常者のひざ関節の曲げ伸ばしを伴う動きを改善する機能があることが報告されています。正座する、立ち上がる、走る、階段の上り下りなどの際にひざ関節が気になる方に適しています。ルテイン、ゼアキサンチンは、目の黄斑色素量の増加、維持する働きがあり、コントラスト感度(はっきりとした輪郭をもたず、濃淡の差が少ない模様を識別する視機能)やグレア回復(まぶしさから回復する視機能)の改善、ブルーライトなどの光ストレスを軽減する機能があることが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
ひざ関節に悩みのある健常成人 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
【サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲン】 当該製品に使用されている機能性関与成分を含む原材料を被験品として、毒性、遺伝子突然変異誘発性の有無を調べるため、細菌を用いた復帰突然変異試験、ラットを用いた単回経口投与毒性試験、ラットを用いた反復投与経口毒性試験を実施したところ、何れの試験においても有害性は確認されなかった。 当該製品の同等品(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲン各々16 mg/日)を被験品とし、12週間摂取させたヒト臨床試験において、体重、BMI、バイタルサイン、血液検査、尿検査の結果、重篤な有害事象は発生しなかった。 当該製品の同等品(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲン各々16 mg/日)を被験品とした5倍量の過剰摂取試験においても評価結果に、臨床上問題となる影響は確認されなかった。 【ルテイン、ゼアキサンチン】 ルテイン及びその構造異性体であるゼアキサンチンは、ケールやほうれん草などの緑黄色野菜、果物、卵黄などに含まれるカロテノイドの一種で、体内で合成できない成分である。サプリメントとしては1999年に日本国内で発売以来、今までに安全性が懸念されるような有害事象の報告はない。 当該製品の機能性関与成分ルテインとゼアキサンチンを含む原料である「ルテマックス2020」は日本で2013年発売以来、これまでに安全性が懸念されるような有害事象の報告はない。 当該製品と類似する製品Aは、当製品に含まれる機能性関与成分と同じ原料「ルテマックス2020」を使用し、1日あたりルテイン10mg、ゼアキサンチン2mgの配合量で2016年4月から2年間で約3,400万食の販売実績があるが、この間、特に問題となる健康被害報告はない。また、製品Aは当製品と同じソフトカプセル形状で、消化、吸収がほぼ同じこと、当該製品は単味製剤のため他の配合成分の影響がないこと、等当該製品と類似する食品である3つの要件すべてを満たしていることを確認していることから安全面で問題ないと考えられる。 また、過剰摂取については、63rd JECFA(2004)で体重1kgあたりルテイン2mg、ゼアキサンチン2mgまで摂取しても安全が確認されている。 以上より、当該製品は健常者が適切に経口摂取する場合、安全であると考えられる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認のうえご使用をお決めください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本届出商品を製造している工場は、国内の健康補助食品GMP認定工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造しています。GMPとは、「適性製造規範 (Good Manufacturing Practice) 」の略で、医薬品のGMPを参考に制定されたものです。本制度に適合した工場では、以下の様な徹底した製造管理・品質管理により製品を製造しています。・使用する原料のチェックを毎回行っています。・製品毎に決められた製造方法、条件により製造されています。・製造した結果は必ず記録書として残し、賞味期限内保管しています。・製造工程中には製品毎に決められた項目のチェックを行い、最終製品においては製造ロット毎に予め決められた品質項目について分析し異常の有無を確認し品質規格を外れた製品は排除しています。・製造した製品はロット毎に、品質分析結果と製造記録を確認し、どちらも問題ない場合にのみ出荷されます。・以上の製造を異物混入や腐敗などが発生しない様に、設備環境としても作業者に対しても厳密な衛生管理体制で行っています。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲン】 標題: サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲン摂取の関節への機能性に関する研究レビュー 目的・背景: プロテオグリカン又はII型コラーゲンを含む食品の関節機能への有効性に関する研究は多く報告されている。しかし、その両方を含む食品に関する定性的又は定量的研究レビューの報告はなかった。そこで、本研究レビューでは特にサケ鼻軟骨由来の当該2成分を同時に含む食品について「対象者:健康な成人(栄養学的観点)、介入:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン及びサケ鼻軟骨由来II型コラーゲンを有効成分とする食品の経口摂取、比較:プラセボ食品の経口摂取、アウトカム:関節機能に対する有効性、研究デザイン:ランダム化比較試験(RCT)」を設定し、その有効性を検証することを目的とした。 レビュー対象とした研究の特性: 検索日である2018年12月10日以前にデータベースに公開された国内外の健康な成人男女を対象にしたランダム化比較試験を検索し、疾病と診断されない範囲で膝に痛み・違和感がある日本人男女を対象とした論文1報が得られた。当該論文にかかる研究費用は原料供給者が提供し、論文の著者にその関係者が含まれているが、試験は第三者機関で適切に実施されていた。 主な結果: 学術的に確立された膝に関する4つの評価(医師又はアンケートによる評価)が行われ、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンおよびサケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲンを含むサケ鼻軟骨抽出物40 mg/日を摂取した群が、プラセボ食品を摂取した群と比較して大半の項目で有意な改善又は改善傾向を示した。また、膝関節の曲げ伸ばしを伴う動きで多くの改善が確認された。 科学的根拠の質: 研究の限界(不十分な点)として「被験者が限定的(40歳以上70歳未満の膝関節に痛み・違和感のある男女)」、「評価の多重性(類似項目の繰返し評価)が考慮されていない」、「評価項目が本来健常者を対象とした方法では無い」、「対象部位が膝関節のみである」、「副次アウトカムの結果に信頼区間の広がりが見られる」、「採用文献が1報しか存在しない為、結果に一貫性があるか評価できない及び否定的な結果が公表されていない可能性が否定できない」があるが、結論に影響する大きな問題はないと判断した。以上より、当該機能性に関する科学的根拠の質は十分であると判断した。ただし、以上の限界も存在することから今後より質の高い研究結果が報告されることが望まれる。 【ルテイン、ゼアキサンチン】 標題: ルテイン、ゼアキサンチンの摂取による黄斑色素量の維持および視覚改善の機能性に関する研究レビュー 目的: ルテイン、ゼアキサンチンの視覚改善に対する機能性を調べるためことを目的として研究レビューを行った。 背景: 健康な人を対象としたルテイン、ゼアキサンチンの視覚改善に対する機能性を評価した総合的な研究は報告されていないため、研究レビューを行った。 レビュー対象とした研究の特性: 日本語文献データベースと英語文献データベースで検索式と除外基準を立案し検索した(2017年12月25日)。その結果、3件の質の高い臨床研究に関する論文が採択された。 主な結果: 眼の黄斑色素量について、ルテイン、ゼアキサンチンの摂取による増加、維持する働きあり眼の保護に役立つことが認められた。また1日当たりルテイン10mg以上、ゼアキサンチン2mg以上の継続摂取で、コントラスト感度(はっきりした輪郭をもたず、濃淡の差が少ない模様を識別する視機能)の改善、グレア機能の回復(まぶしさから回復する視機能)の改善に役立ち、光ストレスの軽減に役立つことが示された。以上の結果から、ルテイン、ゼアキサンチンは、眼の黄斑色素量を増加、維持する働きがあり、コントラスト感度(はっきりした輪郭をもたず、濃淡の差が少ない模様を識別する視機能)やグレア回復(まぶしさから回復する視機能)の改善、光ストレスを軽減する機能があると考えられた。 科学的根拠の質: 臨床試験登録システム「UMIN-CTR」の活用が進んでいないこと、研究者への製造メーカーからの資金提供などは確認できないため、否定的な結果が報告されていない、または試験デザインが偏っている可能性がある。しかしながら、採用したすべての論文は専門家の審査を受けていることから信頼性は高いと考えられる。 |
新あさひ豆腐5個ポリ (旭松食品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
新あさひ豆腐5個ポリの効果とエビデンス(科学的根拠):旭松食品株式会社 |
旭松食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【新あさひ豆腐5個ポリ】の効果とエビデンス。 届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 a028■旭松食品株式会社 d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
【届出番号】 |
G655 |
【届出日】 |
2021/09/22 |
【届出者名】 |
旭松食品株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
新あさひ豆腐5個ポリ |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
大豆ベータコングリシン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には、大豆ベータコングリシニンが含まれています。大豆ベータコングリシニンには高めの血中中性脂肪値を低下させること、および高めのBMI を低下させる機能が報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
高めの血中中性脂肪値やBMIが気になる健常成人 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
大豆には、当該製品の関与成分である大豆ベータコングリシニンが含まれている。大豆あるいは大豆タンパク質は、これまで食材や原料として利用されてきた植物食品であり、世界各国で消費されている安全な食材である。当該製品の形態である凍り豆腐についても大豆を原料に製造され、日本国内で1年間あたりおよそ1万トンの凍り豆腐が製造され、販売されている。凍り豆腐の食経験の面からも、当該製品は十分な安全性を有していると判断している。 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
FSSC22000を取得している旭松食品株式会社天竜工場にて製造されている。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
・標題 最終商品「新あさひ粉豆腐132g 」に含有される大豆ベータコングリシニンの摂取による、血中中性脂肪値の 低下・BMIの減少機能に関するシステマティックレビュー ・目的 大豆ベータコングリシニンを含む食品の摂取は、血中中性脂肪値・BMIを減少させるかどうかを検証した。 ・背景 大豆ベータコングリシニンについて、血中中性脂肪低下機能やBMIの減少機能がヒト試験で報告されている。また、大豆ベータコングリシニン配合製品が特定保健用食品として流通している。しかし、査読付きの論文に掲載されたシステマティックレビュー論文は確認されなかったため、PRISMA声明に準拠したシステマティックレビューを作成した。 ・レビュー対象とした研究の特性 疾病に罹患していない者(未成年者・妊産婦・授乳婦は除く)及び特定保健用食品の試験対象者の範囲を超えない者において、大豆ベータコングリシニンを含む食品の継続的な摂取は、対照群と比較してBMIを減少させること、並びに血中中性脂肪値を低下させることを評価した文献を調査した。国内外の学術論文データベース(J-DreamIII、PubMed)を用いて、検索適格基準に適合しない文献を除外し、一定水準以上の研究レベルとして評価された文献を採用文献とした。BMIで2報、血中中性脂肪値項目で2報の適格基準を満たした文献を採用した。 ・主な結果 <BMI> 肥満気味の被験者(肥満度1:BMI25以上30未満)に対して、大豆ベータコングリシニンを2.3g/日、12週間以上継続的に摂取することによりBMIが低下することが示唆された。 <血中中性脂肪値> 血中中性脂肪値がやや高めの被験者(150mg/dl以上199mg/dl未満)に対して、大豆ベータコングリシニンを2.3g/日、12週間以上継続的に摂取することにより、血中中性脂肪値が低下することが示唆された。 ・科学的根拠の質 採用文献の大豆ベータコングリシニンを2.3g/日、継続して摂取することによる、BMIの低下並びに血中中性脂肪値の低下効果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出商品でも同様の機能が期待できると考えられる。 |
アミールW(アサヒ飲料株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
アミールWの効果とエビデンス(科学的根拠):アサヒ飲料株式会社 |
アサヒ飲料株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【アミールW】の効果とエビデンス。 届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 a010■アサヒ飲料株式会社 d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
【届出番号】 |
G654 |
【届出日】 |
2021/09/22 |
【届出者名】 |
アサヒ飲料株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
アミールW |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
ラクトトリペプチド(VPP、IPP) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には、ラクトトリペプチド(VPP、IPP)が含まれます。ラクトトリペプチド(VPP、IPP)には高めの血圧を低下させる機能、年齢と共に低下する血管のしなやかさ(血管を締め付けた後の血管の拡張度)の維持を助ける機能が報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
血圧が高めの方、 健常な中高年の方 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
当該製品は清涼飲料水であり、機能性関与成分以外は食経験により安全性が十分に確認された食品および、食品添加物を原料とする。 機能性関与成分であるラクトトリペプチド(VPP、IPP)は、牛乳に含まれるたんぱく質のひとつであるカゼインに由来し、バリン-プロリン-プロリン(VPP)、イソロイシン-プロリン-プロリン(IPP)というアミノ酸が3つ繋がった2種類のペプチドの総称である。 「当該食品と類似する食品」として「しなやかケア」という製品を評価した。当該食品と同じ機能性関与成分ラクトトリペプチド(VPP、IPP)を同等量の1日摂取目安量4.8mg(VPP換算)含む製品であり、2011年の発売から約10年の喫食実績を有する。現時点までに安全性に関わる問題は発生していないが、安全性に関する評価として不十分と判断し、既存情報を用いた評価を実施することとした。 公的機関の素材情報データベース(国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所)の調査、ラクトトリペプチド(VPP、IPP)の安全性に関する文献情報の検索、そして安全性試験の実施による評価を行った結果、安全性に問題のないことが確認された。また、医薬品との相互作用についても、問題のある報告は見当たらなかった。 以上より、ラクトトリペプチド(VPP、IPP)は食品として長く豊富な食経験を有し、安全性試験に関する評価結果からも安全性に関する評価が十分であることが確認できたことから、当該製品の安全性に問題ないものと判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。体質によりまれにせきがでることがあります。その際は医師にご相談ください。 摂取目安量を超えての摂取はお控えください。(まとめ売り用の外装のみ) |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本品は、FSSC22000を取得し、衛生管理や規格外製品の流通防止の体制等を整備した施設において製造を行っています。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
1.高めの血圧を低下させる機能について (ア)標題 ランダム化比較試験のメタアナリシスによる高血圧症に罹患していない日本人に対するラクトトリペプチド (VPP、IPP)の血圧低下効果の評価 (イ)目的 高血圧症に罹患していない日本の健常成人に対して、ラクトトリペプチド (VPP、IPP) を含む食品の摂取が、プラセボ食品の摂取と比較して、高めの血圧を有意に低下させる機能を有するかどうか検証することを目的とした。 (ウ)背景 ラクトトリペプチド(VPP、IPP)を含む食品は、特定保健用食品「カルピス酸乳/アミール S」などを通じて正常高値血圧者の血圧を有意に低下させることを検証し許可を得てきた。今回これを広く検証することが必要と考え研究レビューを実施した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 データベース4件について2018年5月22日まで検索され、対象期間はそれ以前、対象者は高血圧症に罹患していない日本の健常成人で、プラセボを対照としたRCTによりラクトトリペプチド (VPP、IPP) を含む食品を8日以上摂取した試験を選抜し、最終的に11報を評価した。主要評価項目は収縮期血圧の平均値差、副次評価項目は拡張期血圧の平均値差とした。 (オ)主な結果 ラクトトリペプチド (VPP、IPP) を含む食品の摂取により、収縮期血圧は-3.44㎜Hg(p<0.0001)、拡張期血圧は-1.50㎜Hg(p=0.006)プラセボと比較して低値を示し、高血圧症に罹患していない日本の健常成人の収縮期血圧および拡張期血圧を有意に低下させる機能を有することを確認した。また、1日摂取目安量4.8㎎(VPP換算)を含む範囲でもプラセボに対して収縮期血圧は有意な低値を示し、この1日摂取目安量が妥当であることを確認した。食品形態(飲料と錠剤)、原料製法(発酵と酵素分解)の効果をそれぞれ調べた結果、プラセボに対して収縮期血圧は有意な低値を示し、飲料および錠剤、また、発酵および酵素分解の原料において、それぞれ収縮期血圧を有意に低下させる機能を有することを確認した。 (カ)科学的根拠の質 すべてランダム化比較試験、全対象者581名のため、試験条件は均質でサンプル数は十分多く、統計解析により出版による偏りや結果のばらつきは認めなかったことから、科学的根拠の質は高いと評価した。研究の限界としては、出版されていない研究が結果に影響を与え、一部のサブグループ解析で人数がやや少ないことが挙げられる。 2.血管のしなやかさを維持する機能について (ア)標題 本届出商品「アミールW」に含まれる機能性関与成分「ラクトトリペプチド(VPP、IPP)」の血管柔軟性の維持作用に関する定性的研究レビュー (イ)目的 健常成人に対して、ラクトトリペプチド(VPP、IPP)を含む食品の摂取が、プラセボ食品の摂取と比較して、血管柔軟性の維持作用を有するかどうか検証することを目的とした。 (ウ)背景 ラクトトリペプチド(VPP、IPP)はヒトにおいて血圧低下作用のみならず、血管柔軟性に影響を与えることも複数報告されている。そこで今回、ラクトトリペプチド(VPP、IPP)を含む食品の摂取が健常成人の血管柔軟性の維持作用を有するか検証するため、研究レビューを実施した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 健常成人における、ラクトトリペプチド(VPP、IPP)の経口摂取による、血管柔軟性の維持に関する研究を検索対象とした。国内外のデータベースで2021年5月12日に検索し、日本人を対象とした査読付きRCT文献2報を採用文献とした。 (オ)主な結果 採用文献2報は、日本人の健常な中高年者を対象に1日当たりラクトトリペプチド(VPP、IPP)をVPP1.4mg、IPP2.0mg(VPP換算4.8㎎)又はVPP2.4mg、IPP4.3mg(VPP換算9.71㎎)摂取した場合の、血管柔軟性の評価指標である血流依存性血管拡張作用(Flow Mediated Dilation:FMD)を評価したものであった。いずれの文献も、プラセボとの比較で血流依存性血管拡張作用(FMD)において有意な群間差が認められたことから、血管柔軟性の維持作用について十分な根拠があると考え、本届出商品の1日摂取目安量をラクトトリペプチド(VPP、IPP)4.8mg(VPP換算)とした。 (カ)科学的根拠の質 これらの研究結果は、これまでの研究結果と矛盾しないものであり、非一貫性は小さい。また、データに不精確さもなく、いずれの試験もプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験であり、直接性がある。一方で、出版バイアスについてはUMIN-CTRの活用が進んでいないことから、その可能性は否定できない。採用文献数が2報と少なくデータが十分でないため、今後の更なる研究が期待される。 |
登録:
投稿 (Atom)