機能性表示食品 届出企業全リスト | ||||||||||
【今週の人気の機能性表示食品】
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株式会社山田養蜂場:はちみつ バーモントドリンクの効果とエビデンス(科学的根拠) |
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届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名 |
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G1237 2022/02/09 株式会社山田養蜂場 (5260001020677) はちみつ バーモントドリンク 加工食品(その他) 酢酸 |
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届出製品一覧 | ||||||||||
株式会社山田養蜂場 | ||||||||||
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参考 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) ■生鮮食品の機能性表示食品 ■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
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【表示しようとする機能性】 |
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本品には酢酸が含まれます。酢酸には、血圧が高めの方の血圧を下げる機能、肥満気味の方の内臓脂肪を減らす機能があることが報告されています。血圧が高めの方、内臓脂肪が気になる方に適した食品です。 | ||||||||||
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【想定する主な対象者】 |
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高めの血圧が気になる健常者、内臓脂肪が気になる肥満気味の健常者 | ||||||||||
【安全性の評価方法】 |
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喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
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【安全性に関する届出者の評価】 |
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本届出食品の類似製品として2016年5月より販売実績のある「飲むはちみつ酢 りんご味」(届出番号:A273)が挙げられます。1日当たりの摂取目安量に機能性関与成分の酢酸を750mg含有した飲料であり、製品が原因となる重篤な被害は報告されておりません。 本届出食品の機能性関与成分である酢酸を含有する食品として、食酢があります。食酢の安全性については、国立研究開発法人医療基盤・健康・栄養研究所において、「食品として摂取する場合はおそらく安全である。酢酸は高濃度のものを摂取すると、中毒を起こすおそれがあるため注意が必要である。妊娠中・授乳中に食事以外から大量に摂取することは信頼できる情報が少ないため避ける。」と報告されています。高濃度の酢酸摂取事例として、30%酢酸の約10mL(酢酸量として約30g)摂取による有害報告が記載されています。しかし、本届出食品の1日摂取目安量に比べ、非常に高濃度であるため、該当しないと考えます。 また、安全性試験として、健康な方へ1日当たり750mgの酢酸を飲料として14週間長期摂取させた試験、1日当たり4500mgの酢酸を飲料として4週間過剰摂取させた試験が報告されていますが、いずれも飲料と因果関係があると考えられる有害事象の報告はありません。 医薬品との相互作用については、国立研究開発法人医療基盤・健康・栄養研究所において、本届出食品と同様に酢酸を含有するリンゴ酢の飲用による体内のカリウム濃度の低下に起因する医薬品との相互作用、あるいはインスリンや利尿薬との相互作用の可能性が記載されています。しかし、1日当たり1500mg、あるいは4500mgの酢酸を摂取した試験において、カリウム濃度の正常値からの逸脱は認められなかったとの報告から、本届出食品の1日摂取目安量(酢酸含量750mg)を守り、過剰に摂取することがなければ医薬品との相互作用が生じる可能性は低いと考えております。ただし、インスリン、利尿薬との併用により過剰にカリウム濃度が低下する可能性については十分な情報がないため、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師への相談を推奨いたしております。 以上のことにより、機能性関与成分である酢酸は、1日摂取目安量を守り適切にご使用いただければ、安全性に問題なくご使用して頂けると考えます。 |
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【摂取する上での注意事項】 |
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原材料名をご確認の上、食物アレルギーをお持ちの方は飲用をお控えください。体調や体質により稀にかゆみ、発疹などや一時的に過敏な反応が現れる場合があります。一度に多量に摂ると体質によってはお腹がゆるくなることがあります。空腹時の摂取は刺激を強く感じることがあります。はちみつ酢を使用しているため、満1歳未満の乳児には飲ませないでください。 | ||||||||||
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
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本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。【製造工場1】:株式会社ふくれん 甘木工場 ●FSSC22000:認証取得 【製造工場2】:株式会社山田養蜂場本社 第一工場 ●ISO22000:認証取得 | ||||||||||
【機能性の評価方法】 |
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最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | ||||||||||
【届出者の評価(エビデンス)】 |
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【高めの血圧が気になる方に適した機能】 (ア)標題 酢酸による血圧降下の機能性に関する研究レビュー (イ)目的 血圧が高めの健常成人が酢酸を経口摂取することで、血圧降下が示されるかをプラセボ摂取と比較することで評価することを目的としました。 (ウ)背景 食酢を使用した飲料は、特定保健用食品として「血圧が高めの方に適した食品」であることを表示する許可を受けています。食酢に含まれる酢酸はアデノシンを介した血管拡張作用により、血管抵抗を緩和すると考えられています。食酢を使用した飲料による正常血圧維持については、いくつか報告がありますが、その報告をまとめて評価した研究レビューはありません。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 検索対象:2018年10月15日までに発表された論文 (PubMed、The Cochrane Library、JDreamⅢ、医中誌) 対象集団の特性:正常高値血圧者(収縮期血圧130mmHg~139mmHgまたは拡張期血圧85mmHg~89mmHg)、Ⅰ度高血圧者(収縮期血圧(140mmHg~159mmHgまたは拡張期血圧90mmHg~99mmHg) 最終的に評価した論文数:2報 研究デザイン:プラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験 利益相反:製造企業の研究者が含まれている (オ)主な結果 検索により得られた106報からタイトル、要約、あるいは全文を精査し除外すべき論文を除いた結果、有効性の判断に用いた論文は2報でした。いずれも特定保健用食品のヒト臨床試験で規定される正常高値血圧者及び軽症(Ⅰ度)高血圧者を対象とし、正常高値血圧者のみを対象とした結果をまとめることが可能であったため、健常者に対する結果のみについてまとめました。正常高値血圧者に酢酸含有飲料(酢酸として750mg)を継続摂取させ、収縮期血圧値、および拡張期血圧値を測定した結果、プラセボ群と比較して有意に低い値が得られました。正常高値血圧者が酢酸含有飲料を継続摂取することで血圧降下が示されたことから、1日当たり酢酸750mgを摂取する当該製品は、血圧が気になる方に適した機能があると判断致しました。 (カ)科学的根拠の質 本研究結果は主要な論文データベースを用いて検索しているため、公開されている関連研究がほぼ網羅されています。評価に用いた文献は全て査読付き論文であり、試験デザインもプラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験であるためエビデンス総体の質は十分であると考えられます。 【内臓脂肪が気になる方に適した機能】 (ア)標題 酢酸による内臓脂肪減少の機能性に関する研究レビュー (イ)目的 肥満気味な健常成人が酢酸を経口摂取することで、体内の内臓脂肪の面積を減らすかを、プラセボ摂取と比較することで評価することを目的としました。 (ウ)背景 食酢に含まれる有機酸のほとんどが酢酸であり、酢酸は経口摂取された後に速やかに血中に移行し、余剰体脂肪の蓄積抑制、脂肪肝抑制、耐糖能改善、骨格筋における脂肪代謝促進作用など様々な生理的機能を生み出すことが明らかになってきております。しかし、健常者で酢酸の内臓脂肪低下効果をまとめて評価した研究レビューはありません。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 検索対象: 2018年9月28日までに発表された論文(PubMed、The Cochrane Library) 2018年10月2日までに発表された論文(医中誌Web) 2018年10月3日までに発表された論文(JDreamⅢ) 対象集団の特性:肥満気味な健常成人男女(BMI25以上30未満) 最終的に評価した論文数:1報 試験デザイン:プラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験 利益相反:製造企業の研究者が含まれている (オ)主な結果 検索により得られた55報からタイトル、要約、あるいは全文を精査し除外すべき論文を除いた結果、有効性の判断に用いた論文は1報でした。本論文では、肥満気味な健常人男女(BMI25以上30未満)に酢酸含有飲料(低用量: 750mg/日、高用量:1500mg/日)を12週間の継続摂取をさせたところ、低用量群、高用量群ともに、プラセボ群と比較して有意に内臓脂肪の面積が減少した結果が得られました。 肥満気味の健常な男女(BMI25以上30未満)が酢酸含有飲料を継続摂取することで内臓脂肪の面積が減少したことから、1日当たり酢酸750mgを摂取する当該製品は、内臓脂肪が気になる方に適した機能があると判断致しました。 (カ)科学的根拠の質 本研究結果は主要な論文データベースを用いて検索しているため、公開されている関連研究がほぼ網羅されています。対象論文が1報のみのため、効果があったものだけが報告されている可能性は否定できませんが、評価に用いた文献は査読付き論文であり、試験デザインもプラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験であるためエビデンス総体の質は十分であると考えられます。 (構造化抄録) |
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【アルファベット】から始まる機能性表示食品届出会社 【あ】から始まる機能性表示食品届出会社 【い】から始まる機能性表示食品届出会社 【う】から始まる機能性表示食品届出会社 【え】から始まる機能性表示食品届出会社 【お】から始まる機能性表示食品届出会社 【か】から始まる機能性表示食品届出会社 【き】から始まる機能性表示食品届出会社 【く】から始まる機能性表示食品届出会社 【け】から始まる機能性表示食品届出会社 【こ】から始まる機能性表示食品届出会社 【さ】から始まる機能性表示食品届出会社 【し】から始まる機能性表示食品届出会社 【す】から始まる機能性表示食品届出会社 【せ】から始まる機能性表示食品届出会社 【そ】から始まる機能性表示食品届出会社 【た】から始まる機能性表示食品届出会社 【ち】から始まる機能性表示食品届出会社 【つ】から始まる機能性表示食品届出会社 【て】から始まる機能性表示食品届出会社 【と】から始まる機能性表示食品届出会社 【な】から始まる機能性表示食品届出会社 【に】から始まる機能性表示食品届出会社 【ぬ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ね】から始まる機能性表示食品届出会社 【の】から始まる機能性表示食品届出会社 【は】から始まる機能性表示食品届出会社 【ひ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ふ】から始まる機能性表示食品届出会社 【へ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ほ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ま】から始まる機能性表示食品届出会社 【み】から始まる機能性表示食品届出会社 【む】から始まる機能性表示食品届出会社 【め】から始まる機能性表示食品届出会社 【も】から始まる機能性表示食品届出会社 【や】から始まる機能性表示食品届出会社 【ゆ】から始まる機能性表示食品届出会社 【よ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ら】から始まる機能性表示食品届出会社 【り】から始まる機能性表示食品届出会社 【る】から始まる機能性表示食品届出会社 【れ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ろ】から始まる機能性表示食品届出会社 【わ】から始まる機能性表示食品届出会社 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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2022年4月2日土曜日
はちみつバーモントドリンク(株式会社山田養蜂場)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
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ジャパンメディック株式会社:骨の味方αの効果とエビデンス(科学的根拠) |
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![]() 届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名 |
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G1236 2022/02/09 ジャパンメディック株式会社 (4230001001301) 骨の味方α 加工食品(サプリメント形状) パプリカ由来カロテノイド(β-クリプトキサンチン、β-カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチンとして) |
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届出製品一覧 | ||||||||||
ジャパンメディック株式会社 | ||||||||||
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参考 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) ■生鮮食品の機能性表示食品 ■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
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【表示しようとする機能性】 |
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本品にはパプリカ由来カロテノイド(β-クリプトキサンチン、β-カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチンとして)が含まれます。パプリカ由来カロテノイドは、加齢に伴い過剰となる骨吸収(古い骨を壊すはたらき)をおだやかにし、骨の健康維持をサポートすることが報告されています。本品は丈夫な骨を維持したい方に適した食品です。 | ||||||||||
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【想定する主な対象者】 |
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疾病に罹患していない健常成人 | ||||||||||
【安全性の評価方法】 |
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既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
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【安全性に関する届出者の評価】 |
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当該製品(骨の味方α)には、機能性関与成分「パプリカ由来カロテノイド(β-クリプトキサンチン、β-カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチンとして)」(以下パプリカ由来カロテノイド)が1.4 mg/日の摂取量となるように配合されています。また、パプリカ由来カロテノイドの原材料にはパプリカ色素が使用されています。当該製品は新製品であり喫食実績がないため、既存情報を用いて機能性関与成分の安全性を評価しました。 機能性関与成分を含む原材料であるパプリカ色素の安全性について、公的機関である国際連合食糧農業機関(Food and Agriculture Organization of the United Nations;FAO)および世界保健機関(World Health Organization;WHO)の合同食品添加物専門家会議「FAO/WHO Joint Expert Committee on Food Additives (JECFA)」ならびに欧州食品安全機関(European Food Safety Authority;EFSA)の「食品添加物および食品に添加される栄養源に関する科学パネル(Panel on Food Additives and Nutrient Sources added to Food)」(ANSパネル)が評価結果を公表しています。 当該製品に含まれるパプリカ由来カロテノイドの摂取量は、JECFAならびにEFSAが推定した1日あたりのカロテノイドの平均摂取量の範囲内に含まれていました。また、安全性試験情報に基づきパプリカ色素のパプリカ色素の許容一日摂取量をJECFAはカロテノイドとして0~1.5 mg/kg(体重50 kgの人で1日あたり0~75 mg)、EFSAはカロテノイドとして1.7 mg/kg(体重50 kgの人で1日あたり85 mg)と設定しており、当該製品におけるパプリカ由来カロテノイドの摂取量はJECFAおよびEFSAが設定した許容される摂取量の範囲内に含まれていました。 以上のことから、当該製品の1日摂取目安量を摂取した場合、人の健康を害することはないと評価しました。 |
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【摂取する上での注意事項】 |
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・一日摂取目安量をお守りいただき、過剰摂取はお控えください。 ・食物アレルギーのある方は、原材料名をお確かめの上お召し上がりください。 |
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
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本品は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康食品GMP認定工場の富士カプセル㈱、富士カプセル㈱食品工場、㈱ニッポー、および医薬品GMP認定工場のジャパンメディック㈱で製造しており、原料受入からソフトカプセル製造、包装までのすべての工程で適切な生産・製造および品質管理を行っている。 | ||||||||||
【機能性の評価方法】 |
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最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | ||||||||||
【届出者の評価(エビデンス)】 |
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表題:最終製品「骨の味方α」に含有する機能性関与成分パプリカ由来カロテノイド(β‐クリプトキサンチン、β‐カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチンとして)による加齢に伴い過剰となる骨吸収(古い骨を壊すはたらき)をおだやかにする機能に関する研究レビュー 目的:健常な成人(疾病に罹患していない者)において、「パプリカ由来カロテノイド(β‐クリプトキサンチン、β‐カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチンとして)」(以下パプリカ由来カロテノイド)の摂取は、摂取していない場合と比較して、加齢に伴い亢進する(過剰となる)骨吸収を抑制する機能を有するか検証する。 背景:古い骨は破骨細胞によって吸収され、骨芽細胞により形成される新しい骨が補充されることにより、劣化が修復され強さが維持されます。このような骨の代謝を骨吸収ならびに骨形成といい、一連の過程の進行は骨代謝回転と総称されます。代謝回転が健常であり、骨吸収と骨形成のバランスが保たれていれば骨の健康は維持されます。しかしながら、高齢になるにつれて骨吸収が骨形成を上回るようになり骨代謝のバランスが崩れ、その結果、骨量が低下することが知られています。特に、加齢に伴い閉経を迎えた女性では骨吸収が顕著に亢進し、骨量が大きく低下します。よって過剰な骨吸収をおだやかにすることは骨代謝のバランスを整え、さらには骨の健康維持へとつながります。 カロテノイドは野菜や果物に含まれる色素です。一部のカロテノイドは、これらの食物を摂取した結果として人間の血液中に存在することが知られています。複数の疫学研究において、カロテノイド摂取またはその血中濃度と骨密度および骨折のリスクとの有益な関連性が報告されており、カロテノイドの摂取が骨の健康維持に役立つ可能性が示されています。 パプリカの果実にはβ‐クリプトキサンチン、β‐カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチンといったカロテノイドが含まれており、これらのパプリカ由来のカロテノイドを摂取することは骨の健康に役立つと考えられます。そこで、研究レビューを実施しパプリカ由来カロテノイドの摂取が加齢に伴い亢進する骨吸収を抑制することにより骨の健康維持に寄与するのか検証しました。 レビュー対象とした研究の特性:複数の研究論文のデータベースを用いて、各データベースに収録されている最初の時点から、検索日(2021年6月17日)までを検索対象期間とし、健常な成人がパプリカ由来カロテノイドを摂取した試験に関する論文を収集しました。最終的に1編の論文を評価しました。この論文はランダム化を伴うプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験でした。 主な結果:1編の研究論文を評価した結果、1日あたり1.4 mgのパプリカ由来カロテノイドを含む食品を摂取することにより、プラセボ食品(パプリカ由来カロテノイドを含まない食品。パプリカ由来カロテノイドを含む原材料を試験に影響を与えない原材料に置き換えたものであり、その他についてはパプリカ由来カロテノイドを含む食品と同じである食品)を摂取したときよりも破骨細胞にのみに由来し骨吸収の指標として用いられる酵素であるTRACP-5b(骨分解酵素や骨融解酵素とも称される)の上昇を抑制することが分かりました。また、パプリカ由来カロテノイドの摂取は骨形成には影響を及ぼしませんでした。これらの情報から、パプリカ由来カロテノイドは加齢に伴い亢進する骨吸収をおだやかにする機能を有しており、骨の健康維持に役立つことが分かりました。なお、パプリカ由来カロテノイドの摂取に起因する副作用や健康被害はなかったことが報告されています。 科学的根拠の質:評価した論文はランダム化を伴う二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験に関するものであり、症例数減少によるバイアス(真の値とは異なる結果を導く可能性を高める要因)はあるものの、全体的にはバイアスリスクの少ない研究でした。ただし、研究数が少ないことから、科学的根拠の質を高めるため更なる研究が必要であると考えられます。しかしながら、パプリカ由来カロテノイドの摂取により過剰な骨吸収が抑制されるという試験結果は過去の疫学研究からも支持されるものであり、今後の研究によって効果に関する見解が大きく変更される可能性は低いと考えています。 |
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【アルファベット】から始まる機能性表示食品届出会社 【あ】から始まる機能性表示食品届出会社 【い】から始まる機能性表示食品届出会社 【う】から始まる機能性表示食品届出会社 【え】から始まる機能性表示食品届出会社 【お】から始まる機能性表示食品届出会社 【か】から始まる機能性表示食品届出会社 【き】から始まる機能性表示食品届出会社 【く】から始まる機能性表示食品届出会社 【け】から始まる機能性表示食品届出会社 【こ】から始まる機能性表示食品届出会社 【さ】から始まる機能性表示食品届出会社 【し】から始まる機能性表示食品届出会社 【す】から始まる機能性表示食品届出会社 【せ】から始まる機能性表示食品届出会社 【そ】から始まる機能性表示食品届出会社 【た】から始まる機能性表示食品届出会社 【ち】から始まる機能性表示食品届出会社 【つ】から始まる機能性表示食品届出会社 【て】から始まる機能性表示食品届出会社 【と】から始まる機能性表示食品届出会社 【な】から始まる機能性表示食品届出会社 【に】から始まる機能性表示食品届出会社 【ぬ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ね】から始まる機能性表示食品届出会社 【の】から始まる機能性表示食品届出会社 【は】から始まる機能性表示食品届出会社 【ひ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ふ】から始まる機能性表示食品届出会社 【へ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ほ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ま】から始まる機能性表示食品届出会社 【み】から始まる機能性表示食品届出会社 【む】から始まる機能性表示食品届出会社 【め】から始まる機能性表示食品届出会社 【も】から始まる機能性表示食品届出会社 【や】から始まる機能性表示食品届出会社 【ゆ】から始まる機能性表示食品届出会社 【よ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ら】から始まる機能性表示食品届出会社 【り】から始まる機能性表示食品届出会社 【る】から始まる機能性表示食品届出会社 【れ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ろ】から始まる機能性表示食品届出会社 【わ】から始まる機能性表示食品届出会社 |
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