機能性表示食品 届出企業全リスト | ||||||||||
【人気商品(全期間)】
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株式会社TEAM:おろし本山葵の効果とエビデンス(科学的根拠) |
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届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名 |
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H169 2022/05/16 株式会社TEAM (7200001009435) おろし本山葵 加工食品(その他) 本わさび由来6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC) |
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届出製品全リスト | ||||||||||
株式会社TEAM | ||||||||||
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参考 機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) ■生鮮食品の機能性表示食品 ■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
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【表示しようとする機能性】 |
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本品には本わさび由来6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)が含まれます。6-MSITCは、運動習慣のない中高年の方の認知機能の一部である判断力(情報を正確に処理する能力)や注意力を向上させる機能があることが報告されています。 | ||||||||||
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【想定する主な対象者】 |
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運動習慣のない中高年の方 | ||||||||||
【安全性の評価方法】 |
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喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 | ||||||||||
【安全性に関する届出者の評価】 |
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加工わさび製品「おろし本山葵」として2007年の発売以来、累計26万食(5g×26万個)以上の販売実績があり、有害事象等は報告されていない。本届出商品は、これまで販売されてきた「おろし本山葵」に含まれる本わさび由来6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)を規格化したもので、原料配合、製法は「おろし本山葵」と同一である。そのため同一性は保たれていると考えられる。また、本届出商品には、本わさび由来6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)が0.8~2.4mg程度含まれている。 さらに本わさび由来6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)を本わさびから抽出してサプリメント形状にし、過剰投与試験も実施している。具体的には、20歳以上64歳以下の健常成人男女11名(男性6名、女性5名)を対象に、本わさび抽出物をハードカプセルに充填したサプリメントを1日摂取目安量100 mg(6-MSITC含有量0.8mg)の5倍量500 mg(6-MSITC含有量4.0mg)を4週間連続摂取させる研究を実施し、安全性を検討した。 その結果、有害事象は11名中2名(18.2%)に3件発現し、吐気、胃痛1件、胃もたれ1件、食欲不振1件であった。いずれも研究食品以外の原因が明確であるため、実施医師責任者は研究食品との関連性はなく、臨床上問題となるものではないと判断した。 臨床検査値、身体測定値、理学検査値は、一部の項目(全例では赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、血小板数、総蛋白、アルブミン、総ビリルビン、間接ビリルビン、LD、クレアチニン、CL、体重;男性では血小板数、AST(GOT)、γ-GT、HDL-コレステロール;女性ではヘモグロビン、アルブミン、γ-GT、クレアチニン、総コレステロール、中性脂肪、体重、BMI)で有意な変動が認められたが、いずれも軽微な変動であり、実施医師責任者は研究食品との関連性はなく、臨床上問題となるものではないと判断した。 以上の結果から、実施医師責任者は本研究条件下において、本わさび由来6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)の安全性に問題はないと判断した。 |
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【摂取する上での注意事項】 |
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一日摂取目安量を守ってください。 | ||||||||||
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
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金印わさび株式会社 名古屋工場 FSSC 22000取得 | ||||||||||
【機能性の評価方法】 |
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最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | ||||||||||
【届出者の評価(エビデンス)】 |
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【標題】本わさび成分6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネートの脳機能改善作用に関するレビュー 【目的】健康な中年男女に対し、本わさび成分6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)含有食品を摂取させ、プラセボ群と比較して認知機能の改善効果が得られるかを、質の高い研究を収集してレビュー (システマティック・レビュー)することにより検証しました。 【背景】本わさびは日本原産の植物で、飛鳥時代より薬草として用いられてきた記録がある。近年になり、本わさびに含まれている6-MSITCに、神経細胞の保護効果や伸長作用が報告され、動物試験でもアルツハイマー病、パーキンソン病のモデルマウスで症状の改善効果が報告されている1,2)。しかし、臨床試験による研究報告は少なく、総合的に評価したレビュー研究はありませんでした。 【レビュー対象とした研究の特性】国内の文献データベース1件及び海外の文献データベース3件の検索を2020年4月に実施し、158件の文献を集めました。「健常な人(軽度の認知機能低下が認められる人も含む)を対象としているか」「6-MSITCのみを含んだ製品で評価しているか」「6-MSITCを投与しない場合との比較があるか」「認知機能に関する改善効果が評価されているか」などの質評価基準で論文の絞り込みを行い、最終的に1件の論文を評価しました。当該論文はランダム化比較試験 (RCT)と呼ばれる質の高い臨床研究です。 【主な結果】当該論文は、ランダム化二重盲検並行群間試験にて実施されていました。試験結果としては、Stroop試験のステップ1、4の「達成数」、「正答数」について、8週目の変化量で、アクティブ群がプラセボ群と比べて有意な改善が見られた。本研究で用いた新Stroop検査II 6)は、注意機能・情報処理速度の両面を測定できると考えられており、Stroop試験のステップ1、4の「達成数」、「正答数」の改善は、日常的な運動習慣がなく物忘れを自覚する中高齢男女に6-MSITC含有食品を摂取させると、認知機能の一部である識別・処理能力(注意機能)が向上する可能性が示唆されています。6-MSITCの有効摂取量としては、0.8mg/日と判断しました。 また、6-MSITCの作用機序については、未解明な部分が多いが、活性酸素の産生抑制による抗酸化作用や抗炎症作用を持つとされ7)、また抗血小板凝集作用、血流や血管などの血液循環を改善なども報告されており8)、これらの作用が細胞ダメージを抑制することで、中枢神経系の機能改善へ寄与している可能性が指摘されています。抗血小板凝集作用としては、ヒト血小板を用いて検討し、ワサビスルフィニルに含まれる6-MSITCがアスピリンと比較して20倍程度強い凝集阻害活性を示すことが報告されており、血流に対するわさび成分の有効性に関しては、ヒトに5 gの本ワサビを摂取させた結果、100 μLの血液が流れるのに要した時間が短縮し、血流改善効果がみられたことが報告されています8)。これらの知見から、6-MSITCを摂取することで、抗血小板凝集作用による血流の改善に伴い、脳での低酸素や虚血状態が減ること、活性酸素の産生抑制による抗酸化作用により活性酸素などに起因する細胞ダメージの抑制効果がもたらされ、認知機能の改善に寄与した可能性が考えられるとされています。 【科学的根拠の質】今回の臨床試験は、ヒトでの試験手法として質が高いとされている「ランダム化二重盲検比較試験」で行われた結果であることから、6-MSITCを含む食品の摂取による脳機能改善作用の信頼性は高く、科学的根拠の質は十分であると判断した。 【参考文献】 1) Morroni F, Sita G, Graziosi A, Turrini E, Fimognari C, Tarozzi A and Hrelia P, Protective Effects of 6-(Methylsulfinyl)hexyl Isothiocyanate on A 1-42-Induced Cognitive Deficit, Oxidative Stress, Inflammation, and Apoptosis in Mice. Int. J. Mol. Sci. 19,2083-2102(2018) 2) Morroni F, Sita G, Tarozzi A, Cantelli-Forti G, Hrelia P, Neuroprotection by 6-(methylsulfinyl)hexyl isothiocyanate in a 6-hydroxydopamine mouse model of Parkinson’s disease. Brain Reserch: 1589,93-104(2014) 3) 安永明智, 木村憲, 高齢者の認知機能と運動・身体活動の関係, 第25回健康医科学研究助成論文集, 129-136(2010) 4) Yanagisawa H. et al., Acute moderate exercise elicits increased dorsolateral prefrontalactivation and improves cognitive performance with Stroop test. Neuroimage, 50, 1702-1710(2010) 5) 平成25 年国民健康・栄養調査結果の概要-厚生労働省 6) 箱田裕司, 渡辺めぐみ, 新ストループ検査II, 株式会社トーヨーフィジカル 7) Yamada-Kato T, Okunishi I, Fukamatsu Y and Yoshida Y, Inhibitory Effects of 6-Methylsulfinylhexyl Isothiocyanate on Superoxide Anion Generation from Differentiated HL-60 Human Promyelocytic Leukemia Cells. Food Science and Technology Research, 23, 343-348(2017) 8) 木苗直秀, 古郡三千代, 小嶋操, ワサビのすべて, 学会出版センター(2006) |
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【アルファベット】から始まる機能性表示食品届出会社 【あ】から始まる機能性表示食品届出会社 【い】から始まる機能性表示食品届出会社 【う】から始まる機能性表示食品届出会社 【え】から始まる機能性表示食品届出会社 【お】から始まる機能性表示食品届出会社 【か】から始まる機能性表示食品届出会社 【き】から始まる機能性表示食品届出会社 【く】から始まる機能性表示食品届出会社 【け】から始まる機能性表示食品届出会社 【こ】から始まる機能性表示食品届出会社 【さ】から始まる機能性表示食品届出会社 【し】から始まる機能性表示食品届出会社 【す】から始まる機能性表示食品届出会社 【せ】から始まる機能性表示食品届出会社 【そ】から始まる機能性表示食品届出会社 【た】から始まる機能性表示食品届出会社 【ち】から始まる機能性表示食品届出会社 【つ】から始まる機能性表示食品届出会社 【て】から始まる機能性表示食品届出会社 【と】から始まる機能性表示食品届出会社 【な】から始まる機能性表示食品届出会社 【に】から始まる機能性表示食品届出会社 【ぬ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ね】から始まる機能性表示食品届出会社 【の】から始まる機能性表示食品届出会社 【は】から始まる機能性表示食品届出会社 【ひ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ふ】から始まる機能性表示食品届出会社 【へ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ほ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ま】から始まる機能性表示食品届出会社 【み】から始まる機能性表示食品届出会社 【む】から始まる機能性表示食品届出会社 【め】から始まる機能性表示食品届出会社 【も】から始まる機能性表示食品届出会社 【や】から始まる機能性表示食品届出会社 【ゆ】から始まる機能性表示食品届出会社 【よ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ら】から始まる機能性表示食品届出会社 【り】から始まる機能性表示食品届出会社 【る】から始まる機能性表示食品届出会社 【れ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ろ】から始まる機能性表示食品届出会社 【わ】から始まる機能性表示食品届出会社 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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宇治の露製茶株式会社:伊右衛門 インスタント緑茶 血糖値の効果とエビデンス(科学的根拠) |
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H168 2022/05/16 宇治の露製茶株式会社 (5130001036604) 伊右衛門 インスタント緑茶 血糖値 加工食品(その他) 難消化性デキストリン(食物繊維) |
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参考 機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) ■生鮮食品の機能性表示食品 ■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
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【表示しようとする機能性】 |
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本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事から摂取した糖質の吸収を抑えて血糖値の上昇を抑える機能や、食事から摂取した脂肪の吸収を抑える機能があることが報告されています。 | ||||||||||
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【想定する主な対象者】 |
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健常成人 | ||||||||||
【安全性の評価方法】 |
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既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 | ||||||||||
【安全性に関する届出者の評価】 |
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本品は、機能性表示成分として難消化性デキストリン(食物繊維)が、一日摂取目安量の1本に5g含まれているインスタントティーである。 難消化性デキストリン(食物繊維)はトウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維であり、特定保健用食品の関与成分として使用される。2020年12月時点で388品目が許可を取得している。清涼飲料水、かまぼこ、クッキー、ゼリー、粉末、豆腐、発酵乳、ソーセージ類、米菓、洋生菓子など多様な形態の食品が販売されており、素材としての食経験は十分と考えられる。また、重篤な有害事例も報告されていないため、安全性は高いと考えられる。 特定保健用食品の規格基準型では、脂肪の吸収抑制には5g、糖の吸収抑制には4~6gと、一日一回食事とともに摂取する目安量が定められている。過剰摂取した際に下痢を誘発する可能性が報告されており、製品パッケージに摂取上の注意表示を行っている。 加えて、医薬品との相互作用に関する報告は確認されなかった。 従って、一日摂取目安量を守って適切に使用すれば、本品の安全性に問題はないと考えられる。 |
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【摂取する上での注意事項】 |
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○一日摂取目安量を守ってください。 ○多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ○体質・体調によってお腹がゆるくなったり、アレルギー症状がでる場合があります。 |
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
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本品の製造所である株式会社カナエシーエスパック、株式会社お茶の玉露園、日研フード株式会社は食品安全マネジメントシステムであるFSSC22000認証を取得しており、その基準に基づいて生産・製造及び品質管理を行っている。 | ||||||||||
【機能性の評価方法】 |
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最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | ||||||||||
【届出者の評価(エビデンス)】 |
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1.食事から摂取した脂肪の吸収を抑える機能 (ア)標題 難消化性デキストリン(食物繊維)を用いた健常成人に対する脂肪の吸収抑制作用に関する研究レビュー(メタアナリシス) (イ)目的 健常成人及び血中中性脂肪がやや高めの成人(空腹時血中中性脂肪値が200 mg/dL未満)における難消化性デキストリン(食物繊維)の単回摂取がプラセボの単回摂取と比較して、脂肪の吸収を抑制する機能を有するか検証した。 (ウ)背景 現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。脂質異常症は動脈硬化の危険因子であることから、食生活の改善等による一次予防が望まれている。さらに、近年、脂質異常症の1つとして食後に血中中性脂肪値の高い状態が長時間継続する食後高脂血症が、動脈硬化症や冠動脈疾患の発症を早めるリスク因子であることが明らかとなってきた。トウモロコシでん粉から作られる水溶性食物繊維である難消化性デキストリンは、様々な食品に利用されており、ヒトで食事から摂取した脂肪の吸収を抑制して食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用を有することが報告されている。そこで、健常成人に対して難消化性デキストリンの単回摂取が脂肪の吸収を抑制する機能を有するか検証した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 2019年7月2日までに公表された国内外の文献に関して、電子データベースを用いて調査を実施した。難消化性デキストリンの単回摂取がプラセボの単回摂取と比較し、脂肪の吸収を抑制する機能を有するかを検証するため、ランダム化比較試験を検索したところ、条件を満たした文献は9報であった。対象者は健常成人及び血中中性脂肪がやや高めの成人(空腹時血中中性脂肪値が 200 mg/dL未満)とした。 (オ)主な結果 採用論文9報において、難消化性デキストリンの単回摂取は、プラセボの単回摂取と比較して血中中性脂肪曲線下面積(AUC0-6hr)を有意に低下させることが確認された。AUC0-6hrは脂肪の吸収の程度を反映することから、難消化性デキストリンは食事由来の脂肪の吸収を抑えると考えられる。なお、正常域者のみにおいても同様の効果が確認された。また、難消化性デキストリン(食物繊維)の推奨1回摂取量は5gと評価された。 (カ)科学的根拠の質 バイアスリスクおよび非直接性は低かった。アウトカムの総例数は486例と例数が多く、不精確性はないと判断した。非一貫性は低かった。出版バイアスの存在は否定されなかったがその影響は小さいと判断した。また、採用論文は独立した複数の施設で実施された報告であったため、その他のバイアスは低いと判断した。以上のことから、エビデンスの強さをA(強い)と判断した。ただし、未報告研究の存在や出版バイアスの可能性が否定出来ないため、引き続き検証する必要がある。 2.食事から摂取した糖質の吸収を抑えて血糖値の上昇を抑える機能 (ア)標題 難消化性デキストリン(食物繊維)を用いた健常成人に対する食後血糖値の上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス) (イ)目的 健常成人(空腹時血糖値が126 mg/dL未満)における難消化性デキストリン(食物繊維)の摂取が、食後血糖値の上昇抑制作用を有するか検証した。 (ウ)背景 現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。その中でも、糖尿病患者数の増加は、超高齢社会を迎えた日本において極めて深刻な問題のひとつとなっている。糖尿病に罹患しないためには、食事療法などにより食後血糖値をコントロールすることが非常に重要である。トウモロコシでん粉から作られる水溶性食物繊維である難消化性デキストリンは、様々な食品に利用されている。食事療法では、食物繊維の摂取による2型糖尿病の発症リスク改善効果が報告されており、血糖値調節効果が期待される。そこで、健常成人に対して難消化性デキストリンの摂取が、食後血糖値の上昇抑制作用を有するか検証した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 2015年1月5日までに公表された国内外の文献に関して、電子データベースを用いて調査を実施した。難消化性デキストリンの摂取が、食後血糖値の上昇抑制作用を有するか検証するため、ランダム化比較試験を検索したところ、条件を満たした文献は43報であった。対象者は健常成人(空腹時血糖値が126 mg/dL未満)とした。 (オ)主な結果 採用論文43報の統計解析の結果、「食後血糖値30分」「食後血糖値60分」「食後血糖値の濃度曲線下面積(AUC0-120min)」3つ全ての評価項目において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群の食後血糖値が有意に低下したことが確認された。また、難消化性デキストリン(食物繊維)の推奨1回摂取量は5gと評価された。 (カ)科学的根拠の質 バイアスリスクは単盲検や脱落例があるため「中」とした。PICOとの不一致は無く、非直接性はなかった。アウトカムの総例数も多く、不精確性はないと判断した。研究官の異質性はなく、非一貫性はなかった。公表バイアスの存在は否定されなかったが、未公表論文を想定しても統合効果量が有意であったため、影響は小さいと判断した。以上のことから、エビデンスの強さをA(強い)と判断した。ただし、システマティックレビューの結果が変わる可能性や、運動療法やその他生活習慣による影響が考えられるため、継続した調査・研究が必要である。 |
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