2018年12月31日月曜日

コカ・コーラ ダブル270ml(日本コカ・コーラ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

日本コカ・コーラ株式会社(法人番号:6011001017563)が消費者庁に届出た機能性表示食品【コカ・コーラ ダブル270ml】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310


【届出番号】
D286
【届出日】
2018/11/01
【届出者名】
日本コカ・コーラ株式会社
日本コカ・コーラ株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
コカ・コーラ ダブル270ml
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維)
難消化性デキストリンを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品には、難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリンには、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする機能があることが報告されています。また、食後の血糖値の上昇をおだやかにする機能があることが報告されています。本製品は、食後の血中中性脂肪が気になる方、または食後の血糖値が気になり始めた方に適した飲料です。
【想定する主な対象者】
食後の血中中性脂肪が気になる方、または食後の血糖値が気になり始めた方
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
・喫食実績による食経験の評価
本品は、機能性関与成分の難消化性デキストリン(以下、難デキと略す)と、安全性が十分確認されている原材料で製造した炭酸飲料で、1日摂取目安量の270ml(1本)に難デキが5g含まれます。本製品と同じ難デキを同量含む弊社の特定保健用食品(以下トクホと略す)「からだすこやか茶W」は2014年4月発売以来、日本全国に流通し2015年11月末時点で累計約2億3千万本を販売しましたが(350mlPETボトル製品換算出荷ベース)、摂取による重大な健康被害は報告されていません。
・既存情報による食経験の評価
難デキは、トウモロコシ由来の水溶性食物繊維で、トクホをはじめ多岐多様の食品に使用され、摂取されています(2015年10月時点で392品のトクホに使用)。難デキは米国連邦規則集で、タイトル21(CFR21)のパート184,1277(GRAS:一般に安全であると認められる)に分類されます。また、FAO/WHOの食品添加物の安全性を評価する合同食品添加物専門家委員会(JECFA)でAlランクに分類され、1日摂取許容量の設定が必要ない安全な食品素材とされています。国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所国立健康・栄養研究所「健康食品の素材情報データベース」(以下、健食素材DBと略す)を確認しましたが、該当する健康被害情報は見当たりませんでした。
以上から、難デキには十分な食経験があり、安全と評価しました。
・既存情報による安全性の評価
ラットを用いた急性毒性試験では、1回に体重1kgあたり20g以上の難デキ摂取でも死亡例はないことが報告されています。また、微生物を用いた変異原性試験では、代謝活性化の有無に関わらず復帰変異がみられないことが確認されています。ヒト試験では、難デキを1日3回毎食前に10gを16週間摂取しても、生理学的検査値に異常がみられなかったことが報告されています。健食素材DBを確認しましたが、該当する健康被害情報は見当たりませんでした。
・医薬品との相互作用の評価
ラットを用いた相互作用試験で、60%濃度の難デキ経口投与時にアセトアミノフェンの吸収阻害を認めた報告があった。難デキの投与量を体重50kgのヒトに換算すると504kg相当で、現実的な摂取量ではなかった為、通常の摂取では特に問題ないと考えました。その他の報告は見当たらなかった為、医薬品との相互作用は特に問題ないと考えました。
【摂取する上での注意事項】
・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
・摂りすぎたりあるいは体質・体調により一時的におなかがゆるくなることがあります。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
FSSC 22000を取得した工場で製造いたします。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】難消化性デキストリンの血中中性脂肪の上昇抑制作用及び食後血糖の上昇抑制作用の検証 

【目的】難消化性デキストリンが配合された食品を摂取した際の血中中性脂肪の上昇を抑制する作用(血中中性脂肪上昇抑制作用)及び食後血糖の上昇抑制(血糖値上昇抑制作用)を確認することを目的としました。その調査のため、研究レビューの対象者として、健常な成人男女を用いた難消化性デキストリンを含まない食品と比較した国内外の論文を検索・調査し、これら作用の科学的根拠を評価しました。 

【背景】
A.血中中性脂肪上昇抑制作用、B.食後血糖値上昇抑制作用
平成26年の厚生労働省の死因調査報告で、心疾患が15.8%で2位、脳血管疾患が10.7%で3位と報告されています。平成25年同省の国民健康・栄養調査結果で、脂質の摂取量は高めとなっています。生活習慣によっては肥満状態、脂肪肝の状態になりやすく、動脈硬化や心臓疾患等の動脈硬化性疾患のリスクが高くなります。食後の高血糖が動脈硬化を進めるとも報告されています(国立循環器病研究センター)。
従って、これらを抑制する効果をもつ食品を提供することは、日本人の健康維持に役立つと考えました。 

A.血中中性脂肪上昇抑制作用
【レビュー対象とした研究の特性】 
論文の検索日: 2015年6月25日(和文)、2015年6月25日(英文)
検索対象期間: ~ 2015年6月
対象集団の特性:健常成人もしくは、血中中性脂肪がやや高めの成人*
*特定保健用食品の試験対象の空腹時血中中性脂肪値が150~199mg/dLの方
最終的に評価した論文数:9 報
研究デザイン:臨床試験全般 

【主な結果】脂肪を含む食事と共に難消化性デキストリンを摂取した場合、血中中性脂肪の上昇抑制作用があると報告した論文が9報ありました。統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群(プラセボ(機能性関与成分である難消化デキストリンを含まない)食品または飲料を使用)と比較して、摂取群(難消化性デキストリンを含有した食品または飲料を使用)が血中中性脂肪値を有効に低下させることが確認されました。
なお、上記9報の論文すべてに空腹時血中中性脂肪値がやや高めの者が含まれていたため、9報のうち原データを確認できる論文1報について、健常成人(空腹時血中中性脂肪値が150mg/dL未満)のみを対象に再度、効果の検証を行いました。その結果、難消化性デキストリンの摂取による効果については健常成人においても、対照群(難消化デキストリンを含まない食品又は飲料)と比較して、摂取群(難消化性デキストリン含有食品又は飲料)が有意に食後血中中性脂肪値を低下させることを確認しました。

【科学的根拠の質】全ての論文で、試験方法等が血中中性脂肪の上昇抑制作用を調査する目的に適合していることを確認しました。 また、調査した全ての論文で、血中中性脂肪の上昇抑制作用を示しており、 効果について一貫性のある質の高い結果が出ていると判断しました。なお、今後の研究により、システマティックレビューの結果が変わる可能性もあるので、継続した調査が必要と考えます。さらに、食事療法だけでなく、運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響についても、継続した研究が必要と考えられます。


B.血糖値上昇抑制作用
【レビュー対象とした研究の特性】 
論文の検索日:2014年12月25日(和文)、2015年1月5日(英文)
検索対象期間: ~ 2014年12月
対象集団の特性:健常成人もしくは、境界域血糖値の成人*
*特定保健用食品の試験対象の空腹時血糖値110~125mg/dLの方
最終的に評価した論文数:43 報
研究デザイン:臨床試験全般 

【主な結果】糖質を含む食事と共に難消化性デキストリンを摂取した場合、血糖値上昇抑制作用があると報告した論文が43報ありました。統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群(プラセボ(機能性関与成分である難消化デキストリンを含まない)食品または飲料を使用)と比較して、摂取群(難消化性デキストリンを含有した食品または飲料を使用)が有意に食後血糖値を低下させることが確認されました。
 なお、疾患に罹患していない健常成人(空腹時血糖値110mg/dL未満)を対象にした論文は10報あり、統計解析の結果、難消化性デキストリンの摂取による食後血糖上昇抑制の効果は、健常成人においても対照群(難消化デキストリンを含まない食品又は飲料)と比較して、摂取群(難消化性デキストリン含有食品又は飲料)が有意に食後血糖値を低下させることを確認しました。

【科学的根拠の質】全ての論文で、試験方法等が食後血糖値の上昇抑制効果を調査する目的に適合していることを確認しました。 また、調査した全ての論文で、食後血糖値の上昇抑制効果を示しており、効果について一貫性のある質の高い結果が出ていると判断しました。
なお、今後の研究により、システマティックレビューの結果が変わる可能性もあるので、継続した調査が必要と考えます。さらに、食事療法だけでなく、運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響についても、継続した研究が必要と考えられます。

(構造化抄録)

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

米粉のむらさき芋クッキー(株式会社サンラヴィアン)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社サンラヴィアン(法人番号:3260001018046)が消費者庁に届出た機能性表示食品【米粉のむらさき芋クッキー】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310


【届出番号】
D285
【届出日】
2018/11/01
【届出者名】
株式会社サンラヴィアン
株式会社サンラヴィアンの商品一覧楽天市場
【商品名】
米粉のむらさき芋クッキー
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
DHA・EPA
DHAを含む商品一覧楽天市場

EPAを含む商品一覧
楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品にはDHA・EPAが含まれます。DHA・EPAには、中高年の方の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である記憶力を維持することが報告されています。
※記憶力とは、一時的に物事を記憶し、思い出す力をいいます。
【想定する主な対象者】
健常な中高年者
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品の機能性関与成分であるエイコサペンタエン酸(EPA)・ドコサヘキサエン酸(DHA)は魚介類、特に青魚に多く含まれるn-3系多価不飽和脂肪酸(PUFA)です。本品に添加しているEPA・DHA含有精製魚油も既に1980年代には日本でサプリメントとして販売されており、25年以上の食経験がある機能性素材です。
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、一般社団法人日本健康食品・サプリメント情報センター、欧州食品安全機関が公表する安全性に関する2次情報の評価より、1日当たり5g以下のEPA・DHAの追加補給であれば、健康な方にはEPA・DHAは安全と判断いたしました。
本品の一日摂取目安量当たりのEPA・DHAの摂取量は500mgであるため、以上の情報を総合して、本品は安心してお召しあがりいただける製品であると判断いたしました。
【摂取する上での注意事項】
EPA・DHAと医薬品との相互作用について調べましたが、特にご注意いただくような相互作用はないと判断いたしました。
ただし、本品を多量に摂取した場合には栄養素の過剰摂取も考えられることから、摂取する上での注意事項としてパッケージに「多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。過剰摂取を避けるため、摂取目安量を超えての摂取はお控えください。」との記載をすることにより、過剰な摂取に対して注意を喚起させていただきます。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
ISO22000認証を取得した工場で製造しており、同認証に基づいた生産・製造、品質の管理を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
 EPA・DHAを用いた健常人に対する記憶力の維持に関する研究レビュー

【目的】
 健常人に対して、EPA・DHAを含んだ食品を摂取することにより、記憶力を維持する作用がみられるか検証しました。

【背景】
 高齢化が急速に進む現在の日本において、加齢に伴う認知機能の低下は大きな問題となっています。記憶力の低下には、特に食生活の面からは栄養成分の摂取が影響していると言われています。魚に含まれる成分であるEPA・DHAの摂取は記憶力の維持に有効ではないかと報告されています。

【レビュー対象とした研究の特性】
 疾病に罹患していない健常人(認知症ではないとされている「軽度認知障害」の人も含みます。)を対象としてEPA・DHAの記憶力に関する有効性評価を行った研究を調査しました。さらに、対象者が日本人のみの場合についても調査しました。

【主な結果】
 データベース検索により、559報の文献が抽出され、あらかじめ決めてあった基準を確認したところ、12報が採用文献となりました。
 記憶力に関する指標を調べたところ、50歳以上の方々を対象とした文献8報で記憶力を維持する作用があることが報告されていました。なお、日本人のみを対象とした文献の場合にも、記憶力を維持する作用があると報告されていました。
 以上より、EPA・DHAを1日当たり400mg以上摂取することにより、中高年の方の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である記憶力の維持が期待できると判断しました。
 本品はEPA・DHAを500mg含んでおり、上記のとおり記憶力を維持する作用が期待できるものと判断しました。

【科学的根拠の質】
 本研究レビューの限界として、メタアナリシス(複数の研究の結果を統合する統計解析)による検証がされていないことが挙げられます。しかし、複数の研究報告で認知機能の一部である記憶力を維持する作用が支持されていることから、科学的根拠は十分であると判断しました。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

米粉の和三盆クッキー(株式会社サンラヴィアン)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社サンラヴィアン(法人番号:3260001018046)が消費者庁に届出た機能性表示食品【米粉の和三盆クッキー】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310


【届出番号】
D284
【届出日】
2018/11/01
【届出者名】
株式会社サンラヴィアン
株式会社サンラヴィアンの商品一覧楽天市場
【商品名】
米粉の和三盆クッキー
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
DHA・EPA
DHAを含む商品一覧楽天市場

EPAを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはDHA・EPAが含まれます。DHA・EPAには、中高年の方の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である記憶力を維持することが報告されています。
※記憶力とは、一時的に物事を記憶し、思い出す力をいいます。
【想定する主な対象者】
健常な中高年者
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品の機能性関与成分であるエイコサペンタエン酸(EPA)・ドコサヘキサエン酸(DHA)は魚介類、特に青魚に多く含まれるn-3系多価不飽和脂肪酸(PUFA)です。本品に添加しているEPA・DHA含有精製魚油も既に1980年代には日本でサプリメントとして販売されており、25年以上の食経験がある機能性素材です。
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、一般社団法人日本健康食品・サプリメント情報センター、欧州食品安全機関が公表する安全性に関する2次情報の評価より、1日当たり5g以下のEPA・DHAの追加補給であれば、健康な方にはEPA・DHAは安全と判断いたしました。
本品の一日摂取目安量当たりのEPA・DHAの摂取量は500mgであるため、以上の情報を総合して、本品は安心してお召しあがりいただける製品であると判断いたしました。
【摂取する上での注意事項】
EPA・DHAと医薬品との相互作用について調べましたが、特にご注意いただくような相互作用はないと判断いたしました。
ただし、本品を多量に摂取した場合には栄養素の過剰摂取も考えられることから、摂取する上での注意事項としてパッケージに「多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。過剰摂取を避けるため、摂取目安量を超えての摂取はお控えください。」との記載をすることにより、過剰な摂取に対して注意を喚起させていただきます。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
ISO22000認証を取得した工場で製造しており、同認証に基づいた生産・製造、品質の管理を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
 EPA・DHAを用いた健常人に対する記憶力の維持に関する研究レビュー

【目的】
 健常人に対して、EPA・DHAを含んだ食品を摂取することにより、記憶力を維持する作用がみられるか検証しました。

【背景】
 高齢化が急速に進む現在の日本において、加齢に伴う認知機能の低下は大きな問題となっています。記憶力の低下には、特に食生活の面からは栄養成分の摂取が影響していると言われています。魚に含まれる成分であるEPA・DHAの摂取は記憶力の維持に有効ではないかと報告されています。

【レビュー対象とした研究の特性】
 疾病に罹患していない健常人(認知症ではないとされている「軽度認知障害」の人も含みます。)を対象としてEPA・DHAの記憶力に関する有効性評価を行った研究を調査しました。さらに、対象者が日本人のみの場合についても調査しました。

【主な結果】
 データベース検索により、559報の文献が抽出され、あらかじめ決めてあった基準を確認したところ、12報が採用文献となりました。
 記憶力に関する指標を調べたところ、50歳以上の方々を対象とした文献8報で記憶力を維持する作用があることが報告されていました。なお、日本人のみを対象とした文献の場合にも、記憶力を維持する作用があると報告されていました。
 以上より、EPA・DHAを1日当たり400mg以上摂取することにより、中高年の方の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である記憶力の維持が期待できると判断しました。
 本品はEPA・DHAを500mg含んでおり、上記のとおり記憶力を維持する作用が期待できるものと判断しました。

【科学的根拠の質】
 本研究レビューの限界として、メタアナリシス(複数の研究の結果を統合する統計解析)による検証がされていないことが挙げられます。しかし、複数の研究報告で認知機能の一部である記憶力を維持する作用が支持されていることから、科学的根拠は十分であると判断しました。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

米粉のココナッツクッキー(株式会社サンラヴィアン)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社サンラヴィアン(法人番号:3260001018046)が消費者庁に届出た機能性表示食品【米粉のココナッツクッキー】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310


【届出番号】
D283
【届出日】
2018/11/01
【届出者名】
株式会社サンラヴィアン
株式会社サンラヴィアンの商品一覧楽天市場
【商品名】
米粉のココナッツクッキー
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
DHA・EPA
DHAを含む商品一覧楽天市場

EPAを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはDHA・EPAが含まれます。DHA・EPAには、中高年の方の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である記憶力を維持することが報告されています。
※記憶力とは、一時的に物事を記憶し、思い出す力をいいます。
【想定する主な対象者】
健常な中高年者
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品の機能性関与成分であるエイコサペンタエン酸(EPA)・ドコサヘキサエン酸(DHA)は魚介類、特に青魚に多く含まれるn-3系多価不飽和脂肪酸(PUFA)です。本品に添加しているEPA・DHA含有精製魚油も既に1980年代には日本でサプリメントとして販売されており、25年以上の食経験がある機能性素材です。
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、一般社団法人日本健康食品・サプリメント情報センター、欧州食品安全機関が公表する安全性に関する2次情報の評価より、1日当たり5g以下のEPA・DHAの追加補給であれば、健康な方にはEPA・DHAは安全と判断いたしました。
本品の一日摂取目安量当たりのEPA・DHAの摂取量は500mgであるため、以上の情報を総合して、本品は安心してお召しあがりいただける製品であると判断いたしました。
【摂取する上での注意事項】
EPA・DHAと医薬品との相互作用について調べましたが、特にご注意いただくような相互作用はないと判断いたしました。
ただし、本品を多量に摂取した場合には栄養素の過剰摂取も考えられることから、摂取する上での注意事項としてパッケージに「多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。過剰摂取を避けるため、摂取目安量を超えての摂取はお控えください。」との記載をすることにより、過剰な摂取に対して注意を喚起させていただきます。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
ISO22000認証を取得した工場で製造しており、同認証に基づいた生産・製造、品質の管理を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
 EPA・DHAを用いた健常人に対する記憶力の維持に関する研究レビュー

【目的】
 健常人に対して、EPA・DHAを含んだ食品を摂取することにより、記憶力を維持する作用がみられるか検証しました。

【背景】
 高齢化が急速に進む現在の日本において、加齢に伴う認知機能の低下は大きな問題となっています。記憶力の低下には、特に食生活の面からは栄養成分の摂取が影響していると言われています。魚に含まれる成分であるEPA・DHAの摂取は記憶力の維持に有効ではないかと報告されています。

【レビュー対象とした研究の特性】
 疾病に罹患していない健常人(認知症ではないとされている「軽度認知障害」の人も含みます。)を対象としてEPA・DHAの記憶力に関する有効性評価を行った研究を調査しました。さらに、対象者が日本人のみの場合についても調査しました。

【主な結果】
 データベース検索により、559報の文献が抽出され、あらかじめ決めてあった基準を確認したところ、12報が採用文献となりました。
 記憶力に関する指標を調べたところ、50歳以上の方々を対象とした文献8報で記憶力を維持する作用があることが報告されていました。なお、日本人のみを対象とした文献の場合にも、記憶力を維持する作用があると報告されていました。
 以上より、EPA・DHAを1日当たり400mg以上摂取することにより、中高年の方の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である記憶力の維持が期待できると判断しました。
 本品はEPA・DHAを500mg含んでおり、上記のとおり記憶力を維持する作用が期待できるものと判断しました。

【科学的根拠の質】
 本研究レビューの限界として、メタアナリシス(複数の研究の結果を統合する統計解析)による検証がされていないことが挙げられます。しかし、複数の研究報告で認知機能の一部である記憶力を維持する作用が支持されていることから、科学的根拠は十分であると判断しました。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

2018年12月24日月曜日

毎日これ1本EPA+DHAチーズ味35R(日本水産株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

日本水産株式会社(法人番号:1010001016860)が消費者庁に届出た機能性表示食品【毎日これ1本EPA(イーピーエー)+DHA(ディーエイチエー)チーズ味35R】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310


【届出番号】
D282
【届出日】
2018/10/31
【届出者名】
日本水産株式会社
日本水産株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
毎日これ1本EPA(イーピーエー)+DHA(ディーエイチエー)チーズ味35R
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
EPA・DHA
EPAを含む商品一覧楽天市場

DHAを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、EPA・DHAが含まれます。EPA・DHAには中性脂肪値を下げる機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない者[未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)及び授乳婦を除く。]
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品の機能性関与成分であるエイコサペンタエン酸(EPA)・ドコサヘキサエン酸(DHA)は魚介類、特に青魚に多く含まれるn-3系多価不飽和脂肪酸(PUFA)です。本品に添加しているEPA・DHA含有精製魚油も既に1980年代には日本でサプリメントとして販売されており、25年以上の食経験がある機能性素材です。EPA・DHA含有精製魚油は特定保健用食品の原料としても使用されており、当社のイマークシリーズの原料としてだけでも約11年間で約45トンを使用していますが、製品の飲用に起因する安全性の問題と診断された有害事象はありません。
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、一般社団法人日本健康食品・サプリメント情報センター、欧州食品安全機関が公表する安全性に関する2次情報の評価より、1日当たり5g以下のEPA・DHAの追加補給であれば、健康な方にはEPA・DHAは安全と判断いたしました。
本品の一日摂取目安量当たりのEPA・DHAの摂取量は900mgであるため、以上の情報を総合して、本品は安心してお召しあがりいただける製品であると判断いたしました。
【摂取する上での注意事項】
EPA・DHAと医薬品との相互作用について調べましたが、特にご注意いただくような相互作用はないと判断いたしました。
 ただし、一度に多量に摂取した場合には栄養素の過剰摂取も考えられることから、摂取する上での注意事項としてパッケージに「多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日の摂取目安量を守り、塩分の摂り過ぎに注意しましょう。」との記載をすることにより、過剰な摂取に対して注意を喚起させていただきます。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当社では、品質保証憲章を定め、品質保証基準に基づき生産および品質管理を行っています。本品は厚生労働大臣による総合衛生管理製造過程認定を取得した工場にて生産を行っています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
エイコサペンタエン酸(EPA)・ドコサヘキサエン酸(DHA)による血中中性脂肪値(以下、中性脂肪値)の低下に関する研究レビュー

【目的】
疾病に罹患していない健常成人および中性脂肪値がやや高めの者がEPA・DHAの摂取により、中性脂肪値が低下するかを検証しました。

【背景】
EPA・DHAは魚介類に多く含まれており、日本人にとっては長い食経験のある成分です。近年、魚介類を食べる量の減少とともに、EPA・DHAの摂取量が減っていると考えられています。

【レビュー対象とした研究の特性】
疾病に罹患していない健常成人および中性脂肪値がやや高めの者を対象として、EPA・DHAの有効性を検討している試験報告を調べました。さらに、疾病に罹患していない者のみに限定した場合や、対象者が日本人のみの場合についても調べました。

【主な結果】
データベース検索により701報の文献が抽出され、除外基準に抵触するか確認したところ12報が採用文献となりました。
12報のうち10報でEPA・DHAの経口摂取により中性脂肪値の低下機能の有効性が報告されていました。なお12報のうち、疾病に罹患していない者のみを対象とした文献は6報あり、メタアナリシス(複数の研究の結果を統合する統計解析)により解析した結果、EPA・DHAの摂取が有効であることが確認されました。
有効性を肯定する報告から、EPA・DHAの摂取量の総量として1日当たり182㎎~5,960㎎を摂取することによって、中性脂肪値が低下することが期待できるものと判断しました。
本品は1日当たりの摂取目安量(1本)中にEPA・DHAを900mg含んでおり、中性脂肪値低下機能が期待できると判断しました。

【科学的根拠の質】
本研究レビューの限界は、英語と日本語のみを検索のキーワードとしたため、他の言語で書かれている文献が調査されておりません。しかし、複数の研究報告およびメタアナリシスでEPA・DHAの摂取により中性脂肪値が低下するということが支持されているので、科学的根拠は十分であると判断しました。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

120gしょうがココア(株式会社ブルボン)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社ブルボン(法人番号:6110001017563)が消費者庁に届出た機能性表示食品【120gしょうがココア】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310


【届出番号】
D281
【届出日】
2018/10/31
【届出者名】
株式会社ブルボン
株式会社ブルボンの商品一覧楽天市場
【商品名】
120gしょうがココア
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
モノグルコシルヘスペリジン
モノグルコシルヘスペリジンを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品にはモノグルコシルヘスペリジンが含まれます。モノグルコシルヘスペリジンは、冬期や夏の冷房などで気温が低い時に健やかな血流(末梢血流)を保ち、体温(末梢体温)を維持することが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常成人で、冬期や夏の冷房などで手足の冷えを感じる方。
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該製品は、機能性関与成分としてモノグルコシルヘスペリジンを含有します。モノグルコシルヘスペリジンを関与成分とする特定保健用食品として、2016年1月時点で粉末清涼飲料、清涼飲料水、炭酸飲料、しょうゆ加工品の形態で10品目許可されており、複数の特定保健用食品において食品安全委員会にて安全性の評価がおこなわれ、安全性に問題がないと判断されています。当該製品のモノグルコシルヘスペリジン1日摂取目安量178 mgは、特定保健用食品の関与成分の1日摂取目安量340 mgの約半量であることから、安全性に問題ないと考えられます。またモノグルコシルヘスペリジンは2次データベースにおいても、重篤な健康被害は認められておりません。
 当該製品の機能性関与成分モノグルコシルヘスペリジンは、販売実績のある特定保健用食品の関与成分と同じ製造販売元(株式会社林原)のものを使用しており、定性的に同一です。
 以上のことより、当該製品は十分な安全性が確認できると考えています。
【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。普段ご利用の調整ココアと置き換えてお召しあがりください。糖類の過剰摂取をさけるため、一日摂取目安量を守ってください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品製造工場は、ISO22000の認証を取得し、生産・製造及び品質管理を行っています。※「ISO22000」:安全な食品提供を可能にする食品安全マネジメントシステムの国際規格
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(ア)標題
モノグルコシルヘスペリジンの血流改善および皮膚温度改善機能について
(イ)目的
 本研究レビューは、健康な方がモノグルコシルヘスペリジンを経口摂取することにより、プラセボ(効果がないと考えられる疑似食品)の経口摂取と比較して「皮膚血流量が改善するか」または「皮膚温度が改善するか」を検証することを目的として行いました。
(ウ)背景
ヘスペリジンは、温州みかんやオレンジなどの柑橘類に多く含まれるポリフェノールの一種です。モノグルコシルヘスペリジンはヘスペリジンの水溶性と吸収性を高めたものであり、手足など末梢部分の血流改善効果や、体温維持効果が報告されています。今回はこれらの効果について総合的に調査しました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
2016年8月11日に、それまでに公表された日本語の文献と英語の文献を調査しました。健常人を対象にした試験で、モノグルコシルヘスペリジンとプラセボ摂取の比較により皮膚血流量と皮膚温度について評価した臨床研究を選抜しました。選抜された文献について、総合的に機能性の根拠となるか検証しました。結果、2件の文献を採用しました。
(オ)主な結果
採用文献から、モノグルコシルヘスぺリジン178~340 mg/日の摂取は、寒冷条件において手足など末梢部分の皮膚血流量および皮膚温度を改善することが明らかになりました。具体的には、寒冷負荷試験により15℃の冷水で手を冷やした後に末梢血流量、末梢体温が回復する効果が認められました。また、やや肌寒く感じる部屋(22~24℃)に滞在した時の末梢の血流量低下および体温低下を遅延する効果も認められました。
届出資料においては「皮膚の血流量を改善する機能性」と「皮膚温度を改善する機能性」についてそれぞれ別に研究レビューを実施しております。しかしながら、これらの機能についてレビューを実施する際の文献調査をおこなったところ、同一の文献2報が絞り込まれました。またそれら機能は同一試験条件下で同時に認められた機能であるため、モノグルコシルヘスペリジンは「皮膚の血流量改善機能」と「皮膚温度改善機能」を同時に発揮すると考えられます。
(カ)科学的根拠の質
採用文献は健常な女性を対象としていました。幅広い年齢層の男女対象の試験も今後必要ですが、これまでに性差・年齢による効果の違いは報告がないため、当該製品が想定する主な対象者である健常成人にも、研究レビューと同様の効果が期待されます。採用文献が2件であることから定性的なレビューとなり、各種バイアス(サンプリング、パブリケーション)の可能性は否定できませんが、評価の指標である皮膚血流量と皮膚温度は主観の入らないレーザー血流量計及びサーモグラフィーによる評価であり、結果に影響はないと判断しました。また、評価した文献は信頼性の高いRCT試験であるため、科学的根拠の質は機能性の評価に値すると考えられます。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。