2019年3月16日土曜日

ブルーベリーソフト粒ルテインプラス(オリヒロプランデュ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


オリヒロプランデュ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ブルーベリーソフト粒ルテインプラス】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D485
【届出日】
2019/01/25
【届出者名】
オリヒロプランデュ株式会社
オリヒロプランデュ株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
ブルーベリーソフト粒ルテインプラス
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ビルベリー由来アントシアニン ルテイン
ビルベリー由来アントシアニンを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品はビルベリー由来アントシアニンが含まれます。ビルベリー由来アントシアニンは眼のピント調節機能をサポートし、パソコンなどのVDT作業による眼の疲労感を軽減することが報告されています。
本品はルテインが含まれます。ルテインはブルーライト光の刺激から眼を保護するとされる網膜の黄斑色素を増やす働きがあり、コントラスト感度(色の濃淡を判別する力)を改善させる機能が報告されています。
【想定する主な対象者】
健常者(パソコンなどのVDT作業による眼の疲労感が気になる方)
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
ビルベリー由来アントシアニン】
ヒト試験においてビルベリー由来アントシアニン43.2~57.6mg/日の摂取は安全性に問題がないと確認された。さらに、動物試験における無毒性量から、種間係数を100、ヒトの体重が60kgとした場合、ビルベリー由来アントシアニンを432㎎/日摂取しても安全であると考えられる。
本品の一日摂取目安量中のビルベリー由来アントシアニンは45㎎であり、その9倍量以上の安全性が示唆されたことから、安全性に問題はないと判断した。

【ルテイン】
・ルテインの原料であるマリーゴールド色素は食品添加物の基準を満たしている。
・ナチュラルメディスンデータベースではルテインに関してほとんどの人に関して安全であると記載されている。
・(独)国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報では経口で適切に摂取する場合、おそらく安全であると記載されている。またルテイン20 mg/日を12ヶ月間摂取した臨床試験において安全に使用されたことが記載されている。
・FAO/WHO 合同食品添加物専門家会議 「FAO/WHO Joint Expert Committee on Food Additives 」 ではルテイン、ゼアキサンチンの合計摂取量として2mg/kg体重/日まで安全としている。

・ルテイン摂取の危害情報として62歳女性 (日本) がルテインを毎日、2年間摂取 (摂取量は不明) したところ、柑皮症を発症したとの情報が1件あるが、摂取量を守ることで柑皮症リスクは低くなると考えられる

上記情報より一日摂取目安量当たりのルテイン含有量10mgの安全性評価は十分であると判断した。
【摂取する上での注意事項】
●一日摂取目安量をお守りください。
●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はご利用を控えてください。
●のどに違和感のある場合は水を多めに飲んでください。
●開封日を記入の上ご利用ください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
株式会社カマタ 土気工場  健康補助食品GMP(公益財団法人 日本健康・栄養食品協会)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【ビルベリー由来アントシアニン】
標題
 ビルベリー由来アントシアニンがピント調節機能、眼の疲労感を改善する機能性に関する研究レビュー

目的
 健常成人に対して、ビルベリー由来アントシアニンを摂取させ、ピント調節機能、眼の疲労感に対する改善効果について、検証することを目的とした。

背景
 ビルベリー(Bilberry、学名Vaccinium myrtillus)はツツジ科スノキ属Myrtillus節の低木で、北欧を中心に自生する野生種のブルーベリーである。
 アントシアニンを含有するビルベリー抽出物は日本、米国において、健康食品として利用され、眼の機能改善効果が期待されている。しかしながらビルベリー由来アントシアニンがピント調節、眼の疲労感を改善する効果について、研究成果を総合的にまとめたレビューが無いため、当該研究レビューを通じて検証を行った。

レビュー対象とした研究の特性
 生物・医学・科学技術に関する英語及び日本語文献データベース、ハンドサーチにて検索(検索日:2016年12月5日)した結果、VDT作業に従事する健常者を対象とした2報のRCT論文を抽出した。研究レビューに使用した2報の論文のうち、1報の論文著者には試験品に配合したビルベリー抽出物の製造会社社員が含まれている。

主な結果
 健常成人に対して、ビルベリー由来アントシアニン43.2mg/日(ビルベリー抽出物として120mg/日)の摂取は眼のピント調節機能をサポートし、眼の疲労感を緩和する機能を有することが確認できた。また、ビルベリー由来アントシアニンの摂取に起因する有害事象は認められなかった。

科学的根拠の質
 英語及び日本語文献データベース、ハンドサーチを用い論文収集を行ったが、未発表のデータが存在する可能性が否定できない。エビデンス全体のバイアス・リスクは低程度、非直接性はなし、不精確は中程度、非一貫性はないと評価し、レビュー結果は信頼できるものであると考えられる。尚、本品に配合されているビルベリー抽出物は1報の採用文献で使用された試験品との同等性が担保されている。


【ルテイン】
標題
 届出製品「ブルーベリーソフト粒 ルテインプラス」の黄斑色素密度とコントラスト感度への効果の検討

目的
 この研究レビューは健常成人を対象として二重盲検試験を行い、ルテインを摂取した場合と摂取しない場合と比較して、黄斑色素密度とコントラスト感度に及ぼす影響を調べた。

背景
 ルテインはほうれん草や卵黄に多く含有するカロテノイド色素である。ヒトの体内では眼の黄斑部と水晶体に多く存在し、酸化ストレスの抑制やブルーライト等の光の吸収など、黄斑や水晶体を保護する機能が知られている。ルテインは体内で合成されずまた加齢などに伴い減少していくため、食事より摂取する必要がある。これまでルテインの機能性に関して多くの研究が行われてきたが、健常者を対象とした研究レビューは報告が少ない。

レビュー対象とした研究の特性
 Pubmed、JDreamⅢ(JSTPlus+JMEDPlus+JST7580)、医中誌の3つの文献データベースを用いて疾病のない健常者を対象とし、ルテイン含有サプリメントの摂取による文献の検索を行った。検索日は2016年2月4日であり576報の文献が抽出された。その後スクリーニングを行い、最終的に4報の文献を採用した。採用文献はいずれもRCTであり質の高い文献である。採用した文献において黄斑色素密度やコントラスト感度など眼の調子に関わる指標を調査し、プラセボ群(ルテインを摂取していない群)と比較を行った。

主な結果
 本レビューにおいて、ルテイン摂取(10~20mg/日)による黄斑色素密度の測定を行った文献は3報であった。そのうち、黄斑色素密度上昇に対して肯定的な文献は3報であった。コントラスト感度の測定を行った文献は2報であった。そのうちコントラスト感度の改善に対して肯定的な文献が2報であった。以上の結果より、ルテインを10mg/日摂取することで黄斑色素密度を上昇させ、コントラスト感度を改善する効果が確認された。
 本レビューにおいて、スポンサー・共同スポンサーおよび利益相反はない。

科学的根拠の質
 本レビューに採用した4報の文献については対象者が限定的、サンプル数が十分ではないなどの問題は推測される。しかし黄斑色素密度の上昇およびコントラスト感度の改善に関して肯定的な文献が多く一貫性がある。またいずれの文献もランダム化比較試験であり科学的根拠の質は高く今後の研究においても効果が変わるようなことはないと考えられ、機能性に対する科学的根拠の質は十分であると判断した

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

肌キサンチン(三洋薬品HBC株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


三洋薬品HBC株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【肌キサンチン】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



【届出番号】
D484
【届出日】
2019/01/25
【届出者名】
三洋薬品HBC株式会社(旧 三洋薬品株式会社)
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【商品名】
肌キサンチン
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
アスタキサンチン
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【表示しようとする機能性】
本品にはアスタキサンチンが含まれます。アスタキサンチンは、肌の水分保持に役立ち、乾燥を緩和する機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
成人健康男女
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
アスタキサンチンは、鮭やエビなど魚介類に多く含まれ、日本人には食経験が豊富な天然の赤色色素です。当該製品の機能性成分のアスタキサンチンは、培養ヘマトコッカス藻から抽出した富士化学工業(株)が販売するアスタリールオイルを原料としています。この原料を元に製造された当該製品と類似する食品※(ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチンを3mgまたは4mg充填したカプセル剤で、1日当たり2粒または3粒(6~12mg/日)が水などと一緒に噛まずに連日摂取される商品)は、2000年から現在まで日本国内で広く販売され、2007年から2011年の5年間の販売量は、アスタキサンチン換算で約3.7トンでした。これは、1食あたりアスタキサンチン6mgとして6億食分に相当します。
※ここで、「類似する食品」とは、①当該製品と同等量のアスタキサンチンを含む食品で、②当該製品と消化・吸収過程に大きな違いがなく、③食品中の成分による影響や加工工程による影響等によりアスタキサンチンが変質していない食品のことを指す。
また、アスタリールオイルは、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の安全性自主点検に認証登録されており、幅広い科学的データに基づき、以下のような点で安全性が確立された食品素材である事が安全性に関する総説および研究論文に記されています1,2)。
①食品安全委員会より厚生労働大臣及び農林水産大臣に答申した食品健康影響評価の報告書には、安全性試験の結果において問題を認めなかったこと、自然界に広く存在し食品として日常摂取されていること、食品添加物及び飼料添加物として使用実績があることにより、長期にわたり摂取しても問題なく、摂取量制限は不要である旨が記されています。
②27報の臨床試験論文をレビューしたところ、有害事象は認められていません。
③医薬品との相互作用に関して、薬物代謝酵素を使用した研究で問題となる作用は無いと判明しています。
以上より、アスタキサンチンは長期に亘り摂取しても安全な食品素材であると考えられます。

クリルオイルは、オキアミ科に属するマイクロネプトンであるオキアミから得られる油で,アスタキサンチン以外にもEPA、DHAなどのn-3系不飽和脂肪酸を多く含み、サプリメントとして幅広く用いられてきております。

1)日本補完代替医療学会誌,12(1),9-17,2015
2)日本補完代替医療学会誌,12(1),51-54,2015
【摂取する上での注意事項】
食物アレルギーのある方は原材料名をご確認ください。
クリルオイルは、「えび、かに」には該当しませんが、アレルギーのある方は、ご注意ください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品は、富士カプセル株式会社及び株式会社ニッポーで製造しています。同社工場は国内GMP(公益財団法人 日本健康・栄養食品協会)を取得しており、GMPに則った管理の下で製造されています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

ア 標題
 アスタキサンチンの経口摂取による肌(頬)の水分保持機能改善について

イ 目的
健常人において、アスタキサンチンの継続的な摂取は、肌(頬)の乾燥を抑え、肌(頬)の水分を保持する作用を発現するか検証するため、定性的研究レビューを実施した。

ウ 背景
肌は外からの刺激から体内を保護し、水分が逃げるのを防いで保つ役割があります。健康な肌は、一般的に経皮水分蒸散量が低くて角層水分量が多く、皮膚構造が整った状態です。しかし、肌の保湿力が低下すると、水分の蒸散が高まり、それに伴って肌が荒れ、乾燥した状態となります。つまり、肌の保湿力を高め、水分の蒸散を抑えることは、肌の健康を維持するのに重要です。
アスタキサンチンの継続摂取は、肌に対する有用性が報告されていたことから、臨床試験報告のレビューを実施した。

エ 方法
 富士化学工業株式会社の社内で、5つのデータベース(JDreamⅢ、PubMed、reaxys、J-Stage及びUMIN-CTR)より文献検索を実施して特定された文献のうち、タイトルおよび抄録から、健常な日本人を対象としたアスタキサンチの経口摂取により、プラセボ摂取に比べて皮膚・肌の状態が改善されるかを検証したプラセボ対照試験を選んだ。さらにアスタキサンチン経口摂取により、皮膚水分量、皮膚水分蒸散量、肌のキメ、肌の弾力性において有意な改善を示すかを検証したランダム化並行群間比較試験(RCT)の文献を選抜した。

オ 主な結果
3報のRCT文献が採用された。2報のRCT文献には、3mgまたは3.57mg/日のアスタキサンチンを経口摂取することにより、アスタキサンチン群はプラセボ群に対して皮膚水分量(頬)において有意な改善効果を示した。2報のRCT文献には、3mgまたは6mg/日のアスタキサンチンを経口摂取することにより、アスタキサンチン群はプラセボ群に対して皮膚水分蒸散量(頬)において有意な改善効果を示した。各文献の質は、バイアスリスク低(0) が2報とバイアスリスク高(-2)が1報であり、全てPICOに準じた試験デザインであった。

カ 科学的根拠の質
このレビューには、いくつかの限界があります。国内外の文献データベースを使用しましたが、英語と日本語のみを検索のキーワードとしたため他言語で書かれている文献がないとは言い切れません。また、レビューではすべてに共通しますが、参加者の収集自体になんらかの偏りがあった可能性もあります。さらに限定された数の研究報告で、かつそれらの研究方法が異なっている中での吟味であったため、研究間のばらつきや精確さを評価するのが難しい面もありました。しかし、アスタキサンチンの継続摂取は、経皮水分蒸散量を抑えるため、肌の潤い(水分)を逃がしにくくする機能があることが確認されました。文献数が3件のみであり、バイアスリスクも否定できませんが、日本人対象のランダム化比較試験の報告であることから信頼性は高いと考えられました。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
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平成27年度届出
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イチオシキムチゴールド(株式会社美山)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社美山が消費者庁に届出た機能性表示食品【イチオシキムチゴールド】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D483
【届出日】
2019/01/25
【届出者名】
株式会社美山
株式会社美山の商品一覧楽天市場
【商品名】
イチオシキムチゴールド
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
ミヤビスLB (Lactobacillus brevis LB27)
ミヤビスLBを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品にはミヤビスLB (Lactobacillus brevis LB27)が含まれます。ミヤビスLB (Lactobacillus brevis LB27)は、肌の潤いを守るのを助ける機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
健康な成人男女
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
●喫食実績の評価
本届出食品はミヤビスLB(Lactobacillus brevis LB27)(以下、ミヤビスLB)を機能性関与成分とした加工食品(キムチ)であり、ミヤビスLBと同一の菌株ミヤビスLB27を含む類似食品「イチオシキムチ200g」、「イチオシキムチ辛口200g」の販売実績は、当該商品は1日あたりの喫食量を85gとして、2014年11月から2018年12月までにおよそ1億8,100万食分を販売している。しかし、1日の喫食量あたりの機能性関与成分の摂取量は届出食品の方が上回っていたため、引き続き既存情報を用いた評価を行った。

●既存情報による食経験の評価
欧州食品安全機関(EFSA)が2007年に発表した安全性適格推定微生物のリストにおいて、Lactobacillus brevisが収載され、安全性が認められている。
また、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報において、乳酸菌、ビフィズス菌などについて、食品または医薬品としての食経験から安全性が評価され、経口摂取で適切に用いれば、安全性が示唆されている。妊娠中・授乳中は、安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらないため過剰摂取は避ける、とされている。
上記のEFSAのQPSおよび「健康食品」の安全性・有効性情報における記述は、ミヤビスLBを含むLactobacillus brevisに関するものであることから、ミヤビスLBの安全性は十分であると評価した。
さらに、補足として、安全性試験のデータベース検索を実施することとした。

●既存情報による安全性試験結果の評価
Lactobacillus brevisに関する安全性を評価した論文を調査した結果、ミヤビスLB27(ミヤビスLBと同一の菌株;Lactobacillus brevis LB27)を用いたヒトでの臨床試験が4件、報告されていた。臨床試験4件はいずれも1日400億個のミヤビスLBを8~12週間摂取しており、有害事象は認められなかった。

以上の評価結果から、本届出食品の機能性関与成分ミヤビスLBの安全性は十分であり、当該機能性関与成分以外のキムチは十分な食経験を有するものであることから、当該届出食品の安全性は十分であると評価した。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。食べ過ぎは塩分の摂りすぎにつながります。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
ISO9001 認証取得により品質マニュアルに準じた製造工程管理を実施し、衛生管理体制を確立して製造を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
ミヤビスLB(Lactobacillus brevis LB27)(以下、ミヤビスLB)の肌機能に関する研究レビュー
【目的】
肌の乾燥が気になる健常な成人がミヤビスLBを含む食品を経口摂取した場合に、摂取する前または本乳酸菌を含まない食品を摂取した場合と比較して、肌のバリア機能(経表皮水分蒸散量および角層水分量)が有意に改善するかを検証するために本研究レビューを実施した。
【背景】
乳酸菌は、古くから漬物やヨーグルトなどの発酵食品に用いられている身近な微生物である。近年では乳酸菌の有用性が種々報告されているが、ミヤビスLBによる肌のバリア機能に関する研究成果をまとめた研究レビューは確認できなかったため、本研究レビューを実施した。ただし、ミヤビスLBによる機能を網羅的に解析するため、届出食品に含まれるミヤビスLBのみならず、遺伝子解析により同等性が認められた株も含めて対象とした。
【レビュー対象とした研究の特性】
検索日(2018年12月10日)までに公開されている英語および日本語の論文を対象として、成人健常者におけるミヤビスLB(ミヤビスLBと同等性の認められた株も含む)の経口摂取が肌機能に及ぼす影響に関する研究を対象とした。最終的に評価した論文数は、2報であった。
【主な結果】
論文2報における肌のバリア機能(経表皮水分蒸散量および角層水分量)の結果から、1日当たり400億個のミヤビスLBの経口摂取は、肌の潤いの保持に肯定的な効果を有していると判断された。経表皮水分蒸散量は、皮膚から蒸発する水分量のことであり、経表皮水分蒸散量の改善(抑制)は肌の水分が蒸発してしまうのを抑制するということである。また、角層水分量は皮膚の角層に保持されている水分の量であり、角層水分量の増加は肌の潤いの保持に寄与する。
【科学的根拠の質】
本研究レビューの限界として、網羅的に研究を収集しきれていないことや、効果の認められなかった研究が報告されていない可能性がある。また採用文献が少数であり、今後研究が進められることにより精確性が増すものと考えられる。しかしながら、採用文献では結果に一貫性があるため、科学的根拠の質は機能性の評価に値すると考えられる。

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平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
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平成27年度届出
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塩ダレ(株式会社ピックルスコーポレーション)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社ピックルスコーポレーションが消費者庁に届出た機能性表示食品【塩ダレ】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D482
【届出日】
2019/01/24
【届出者名】
株式会社ピックルスコーポレーション
株式会社ピックルスコーポレーションの商品一覧楽天市場
【商品名】
塩ダレ
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
酢酸
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【表示しようとする機能性】
本品には、酢酸が含まれます。酢酸には、内臓脂肪を減少させる機能が報告されています。
【想定する主な対象者】
内臓脂肪が気になる方
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本届出食品の関与成分である酢酸は、酢の主成分であり、食酢は古くから調味料として利用されてきた。近年では、健康に寄与することが報告されており、酢酸が関与成分である特定保健用食品も存在し、安全性が商品ごとに評価されている。国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報によれば、食品として摂取する場合はおそらく安全である。また、酢酸は高濃度のものを摂取すると、中毒を起こすおそれがあるため注意が必要である。と記載されているが、高濃度摂取による被害事例としては、30%酢酸を約100 mL摂取(酢酸として約30 g)によるもので、本届出食品の一日摂取目安量あたり酢酸750 mgは、過剰摂取や高濃度の摂取に該当しないと考える。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により、より健康が増進するものではありません。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
HACCP、ISO9001に準拠した自社基準を策定、遵守した工場にて生産、製造、品質管理を実施。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

[標題]酢酸による内臓脂肪減少機能に関する検証
[目的]成人健常者が酢酸を経口摂取することで、内臓脂肪が減少するかどうかを検証した。
[背景]酢酸は、酢の主成分であり、食酢は古くから調味料として摂取されている。ヒトに対しては、血圧が高めの方に対する血圧低減作用が知られており、動物実験では酢酸の経口摂取により体脂肪蓄積抑制効果も報告されている。しかし、内臓脂肪の減少に関する網羅的解析を行ったレビューは確認されなかったため、今回研究レビューを実施した。
[レビュー対象とした研究の特性]PubMed、JDreamⅢを検索データベースとして使用した。(検索日:2018年3月15日)酢酸の経口摂取による内臓脂肪減少機能を報じた文献は1報であった。抽出された文献に対し、質評価を行った。試験はBMI25~30の成人健常者を対象としており、研究デザインはランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験であった。また、重大な利益相反は確認されなかった。
[主な結果]採用した文献では、酢酸を12週間、1日あたり750 mg摂取することで、プラセボ群と比較して、介入群で内臓脂肪が有意に減少したことから、酢酸の摂取量は1日あたり750 mg以上が望ましいと判断した。
[科学的根拠の質]研究レビューで評価対象になった論文は、質の高い論文であり、肯定的な科学的根拠があると判断した。未発表データが存在する可能性、出版バイアスの可能性は否定できず、今後さらなる有効性の検証が必要である。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

ポン酢ドレ(株式会社ピックルスコーポレーション)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社ピックルスコーポレーションが消費者庁に届出た機能性表示食品【ポン酢ドレ】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D481
【届出日】
2019/01/24
【届出者名】
株式会社ピックルスコーポレーション
株式会社ピックルスコーポレーションの商品一覧楽天市場
【商品名】
ポン酢ドレ
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
酢酸
酢酸を含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品には酢酸が含まれます。酢酸には、内臓脂肪を減少させる機能が報告されています。
【想定する主な対象者】
内臓脂肪が気になる方
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本届出食品の関与成分である酢酸は、酢の主成分であり、食酢は古くから調味料として利用されてきた。近年では、健康に寄与することが報告されており、酢酸が関与成分である特定保健用食品も存在し、安全性が商品ごとに評価されている。国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報によれば、食品として摂取する場合はおそらく安全である。また、酢酸は高濃度のものを摂取すると、中毒を起こすおそれがあるため注意が必要である。と記載されているが、高濃度摂取による被害事例としては、30%酢酸を約100 mL摂取(酢酸として約30 g)によるもので、本届出食品の一日摂取目安量あたり酢酸750 mgは、過剰摂取や高濃度の摂取に該当しないと考える。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により、より健康が増進するものではありません。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
HACCP、ISO9001に準拠した自社基準を策定、遵守した工場にて生産、製造、品質管理を実施。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

[標題]酢酸による内臓脂肪減少機能に関する検証
[目的]成人健常者が酢酸を経口摂取することで、内臓脂肪が減少するかどうかを検証した。
[背景]酢酸は、酢の主成分であり、食酢は古くから調味料として摂取されている。ヒトに対しては、血圧が高めの方に対する血圧低減作用が知られており、動物実験では酢酸の経口摂取により体脂肪蓄積抑制効果も報告されている。しかし、内臓脂肪の減少に関する網羅的解析を行ったレビューは確認されなかったため、今回研究レビューを実施した。
[レビュー対象とした研究の特性]PubMed、JDreamⅢを検索データベースとして使用した。(検索日:2018年3月15日)酢酸の経口摂取による内臓脂肪減少機能を報じた文献は1報であった。抽出された文献に対し、質評価を行った。試験はBMI25~30の成人健常者を対象としており、研究デザインはランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験であった。また、重大な利益相反は確認されなかった。
[主な結果]採用した文献では、酢酸を12週間、1日あたり750 mg摂取することで、プラセボ群と比較して、介入群で内臓脂肪が有意に減少したことから、酢酸の摂取量は1日あたり750 mg以上が望ましいと判断した。
[科学的根拠の質]研究レビューで評価対象になった論文は、質の高い論文であり、肯定的な科学的根拠があると判断した。未発表データが存在する可能性、出版バイアスの可能性は否定できず、今後さらなる有効性の検証が必要である。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
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紫キャベツドレ(株式会社ピックルスコーポレーション)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社ピックルスコーポレーションが消費者庁に届出た機能性表示食品【紫キャベツドレ】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D480
【届出日】
2019/01/24
【届出者名】
株式会社ピックルスコーポレーション
株式会社ピックルスコーポレーションの商品一覧楽天市場
【商品名】
紫キャベツドレ
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
酢酸
酢酸を含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品には酢酸が含まれます。酢酸には、内臓脂肪を減少させる機能が報告されています。
【想定する主な対象者】
内臓脂肪が気になる方
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本届出食品の関与成分である酢酸は、酢の主成分であり、食酢は古くから調味料として利用されてきた。近年では、健康に寄与することが報告されており、酢酸が関与成分である特定保健用食品も存在し、安全性が商品ごとに評価されている。国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報によれば、食品として摂取する場合はおそらく安全である。また、酢酸は高濃度のものを摂取すると、中毒を起こすおそれがあるため注意が必要である。と記載されているが、高濃度摂取による被害事例としては、30%酢酸を約100 mL摂取(酢酸として約30 g)によるもので、本届出食品の一日摂取目安量あたり酢酸750 mgは、過剰摂取や高濃度の摂取に該当しないと考える。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により、より健康が増進するものではありません。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
HACCP、ISO9001に準拠した自社基準を策定、遵守した工場にて生産、製造、品質管理を実施。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

[標題]酢酸による内臓脂肪減少機能に関する検証
[目的]成人健常者が酢酸を経口摂取することで、内臓脂肪が減少するかどうかを検証した。
[背景]酢酸は、酢の主成分であり、食酢は古くから調味料として摂取されている。ヒトに対しては、血圧が高めの方に対する血圧低減作用が知られており、動物実験では酢酸の経口摂取により体脂肪蓄積抑制効果も報告されている。しかし、内臓脂肪の減少に関する網羅的解析を行ったレビューは確認されなかったため、今回研究レビューを実施した。
[レビュー対象とした研究の特性]PubMed、JDreamⅢを検索データベースとして使用した。(検索日:2018年3月15日)酢酸の経口摂取による内臓脂肪減少機能を報じた文献は1報であった。抽出された文献に対し、質評価を行った。試験はBMI25~30の成人健常者を対象としており、研究デザインはランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験であった。また、重大な利益相反は確認されなかった。
[主な結果]採用した文献では、酢酸を12週間、1日あたり750 mg摂取することで、プラセボ群と比較して、介入群で内臓脂肪が有意に減少したことから、酢酸の摂取量は1日あたり750 mg以上が望ましいと判断した。
[科学的根拠の質]研究レビューで評価対象になった論文は、質の高い論文であり、肯定的な科学的根拠があると判断した。未発表データが存在する可能性、出版バイアスの可能性は否定できず、今後さらなる有効性の検証が必要である。

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平成27年度届出
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ギャバリズム(株式会社シンギー)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社シンギーが消費者庁に届出た機能性表示食品【GABA(ギャバ)リズム】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D479
【届出日】
2019/01/24
【届出者名】
株式会社シンギー
株式会社シンギーの商品一覧楽天市場
【商品名】
GABA(ギャバ)リズム
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
GABA
GABAを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品にはGABAが含まれています。GABAには血圧が高めの方に適した機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
血圧が高めの方。健康な成人であれば年齢、性別を問わない。ただし、疾病に罹患している者、妊産婦および授乳婦を除く。
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
GABAは野菜や果物に含まれており、トマトには 62.6 mg、ジャガイモには35.0 mg、ナスには20.0 mg、ブドウには23.2 mg、温州ミカンには28.9 mg(それぞれ100 gあたり)含まれることが報告されている 。また、現在までに販売されているGABA配合食品では、GABAが1日推奨摂取量として数十~数百mg配合されているが,これまでにこのようなGABA配合食品を原因とした大きな健康被害は報告されていない。

2.既存情報による安全性調査結果
GABAの安全性について、研究報告データベースを検索した結果、日本人の健常者を被験者とした研究報告が3件見つかった。20~250 mgのGABAを配合した食品を4~12週間摂取した場合で、臨床上望ましくない検査値の変動は1例も認められなかった。

3.安全性試験結果
本品の機能性関与成分である「GABA」を含む原材料であるGABA含有米抽出物の安全性を評価した。

1)単回投与毒性試験
体重30 g前後のマウスにGABA含有米胚芽抽出物2000 mg/kg(体重)の用量で経口投与し、温度23±2℃、湿度50±10%、エサ、水自由摂取の条件下で14日間飼育し、GABA未摂取群との比較を行った。その結果,異常な体重変化はみられず、また試験終了後の剖検においても臓器に異常は認められなかった。従って、マウスに対する「GABA含有米胚芽抽出物」のLD50値(投与した動物の半数が死亡する用量)は2000 mg/kg体重以上と考えられた。

2)変異原性試験(Ames試験)
サルモネラ菌株4種及び大腸菌株1種を用い、「GABA含有米胚芽抽出物」のAmes試験を行った。その結果、50~5000 μg/plateの濃度において、変異原性は認められなかった。

3)臨床試験
心療内科または精神神経科を受診した女性患者20名に対し、GABAを26.4 mg/day、連日8週間経口摂取させた。投与期間中にGABAの摂取による副作用と考えられる症状の悪化は一切認められなかった。また、血液検査においても異常変動は全く観察されなかった。

4. まとめ
以上より、機能性関与成分「GABA」を配合した本品は基本的な安全性に懸念はないと考えられる。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。降圧薬および高血圧治療薬を服用している方は、医師、薬剤師にご相談ください。原材料表示をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本商品を製造委託している工場は、国内GMP及び米国GMP認定工場であり、さらに食品安全の管理システムISO2200の認証も取得しています。適正な製造基準に従ってこの商品を製造しています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

1. 標題 
最終製品 GABA(ギャバ) リズムに含有する機能性関与成分GABAによる血圧降下の機能性に関するシステマティック・レビュー 

2. 目的 
正常血圧および血圧が高めの人(I度高血圧者含む)において、GABA配合食品を8週間以上の経口摂取は、プラセボ対照と比較して血圧を改善するかについて検証することを目的とした。

3. 背景 
GABAの血圧降下作用について個々の研究は複数実施されているものの、研究成果全体をまとめたレビューは発表されていない。GABAを含んだ機能性表示食品を販売するにあたり、GABA配合食品の血圧降下作用について定性的システマティック・レビューにて評価した。

4. レビュー対象とした研究の特性 
正常血圧および血圧が高めの人(Ⅰ度高血圧者含む)におけるGABA配合食品の8週間以上の経口摂取が,収縮期血圧および拡張期血圧を指標とした血圧の改善に与える影響に関する2016年3月16日以前に報告されている研究(日本語,英語問わない)を検索対象とした。設定した適合基準を満たした14研究について,システマティック・レビューを行った。対象文献はプラセボ対照比較試験で,査読付き雑誌であった。

5. 主な結果 
14研究における対象は14~177例、摂取期間は8~16週、GABAの1日摂取量は10~120 mgであった。血圧が高めの人(I度高血圧者含む)において、12.3 mg~120 mg/日の GABA配合食品を8週間以上の経口摂取は血圧降下作用が認められた。健常成人のみを層別解析した結果,正常高値血圧者に対して血圧降下作用が認められた一方で,正常血圧者に対して影響が示されなかった。また安全性の問題は認められないと結論付けられた。

6. 科学的根拠の質 
本研究に用いた論文の中には、研究デザインに不明な点があるものもあったが、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、直接的な科学的根拠として問題のないものであった。ただし,本研究には以下の限界も存在する。
①信頼性の高いプラセボ比較試験であったが,研究計画の事前登録や利益相反などの問題も存在するため,バイアスの混入は否定できない。また、メタアナリシスを行わず、公表バイアスは検出できなかった。 
②摂取期間が最長でも16週間であるため,これ以上継続摂取した際の影響は不明である。
③評価対象論文数は14報と多くは言えないことから,今後更なる有効性の検証が必要である。

(構造化抄録)

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
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平成27年度届出
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「健美麺」食後の血糖値上昇を抑えるそば(シマダヤ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


シマダヤ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【「健美麺」食後の血糖値上昇を抑えるそば】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D478
【届出日】
2019/01/23
【届出者名】
シマダヤ株式会社
シマダヤ株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
「健美麺」食後の血糖値上昇を抑えるそば
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
アルギン酸Ca
アルギン酸Caを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品にはアルギン酸Caが含まれるので、食後の血糖値上昇を抑える機能があります。
【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く)。食後の血糖値が気になる方。
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品は、ゆでそば1食(160g)当たりに機能性関与成分アルギン酸Caを2.7g配合しています。
アルギン酸Caは海藻から抽出された成分です。内閣府食品安全委員会において、アルギン酸及びその塩類(アルギン酸Na(ナトリウム)、アルギン酸NH3(アンモニウム)、アルギン酸K(カリウム)、アルギン酸Ca(カルシウム))は生体内ではすべてアルギン酸となることから、安全性に関して一つのグループとして評価が行われています。
1. 食経験の評価
アルギン酸及びその塩類については、アルギン酸Naが昭和32年に食品添加物として指定され、また、アルギン酸が既存添加物名簿に収載されています。使用基準は設定されておらず、乳飲料やドレッシングなどに増粘剤、安定剤、分散剤として使用されています。品質改良を目的として麺類へのアルギン酸Caの応用が報告されています。
以上より、アルギン酸Caは十分な食経験があると評価しました。加えて摂取量に関する評価を行うため、安全性試験に関する情報収集を行いました。
2. 安全性試験に関する評価
 内閣府食品安全委員会において、アルギン酸Caを含むアルギン酸塩類は、安全性を懸念するような特段の毒性影響は認められておらず、毒性の低い物質であると評価されています。また、ヒトにおける知見として、アルギン酸塩類を200mg/kg体重/日(体重50kg当たりに換算すると10.0g/日)摂取させた試験において安全性に問題なかったと報告されています。
 以上より、本品1食(160g)あたりに含まれるアルギン酸Ca2.7gは、本品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。
3. 医薬品との相互作用
 データベースと文献を検索した結果、相互作用に関する報告はありませんでした。

以上より、本品を適切に摂取する場合、安全性に問題はないと評価しました。
【摂取する上での注意事項】
摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品を製造するシマダヤ関東株式会社 松戸工場はFSSC22000を取得しています。
【機能性の評価方法】
最終製品を用いた臨床試験(人を対象とした試験)により、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】アルギン酸Ca配合そばの食後血糖値に与える影響の確認
【目的】健常成人男女にアルギン酸Caを含むそばを摂食させ、アルギン酸Caを含まない通常のそばを摂食させた場合と比較して、食後の血糖値上昇が抑制されるか検証を行いました。
【背景】アルギン酸Caは食後の血糖値上昇を抑制する傾向があると報告されています。そこで本研究では、そばにアルギン酸Caを配合し、食後の血糖値上昇抑制効果を検証しました。
【方法】
対象者:健康な35歳以上の男女22名
研究デザイン:ランダム化二重盲検クロスオーバー比較試験(注1) 
被験品:対照食(1食160g、アルギン酸Caを含まない通常のそば)、試験食(1食160g、1食あたり2.7gのアルギン酸Caを含むそば)
主要評価項目:食後血糖値
利益相反:この試験の費用はシマダヤ株式会社が負担しました。
【主な結果】22名のうち、空腹時血糖値が高いまたは、朝食を食べてきた等の試験基準違反の6名を除外し、有効性解析対象者は16名でした。試験食を摂食した場合、対照食を摂食した場合と比較して有意な血糖値上昇抑制効果が認められました。また、本品の摂取が原因と考えられる有害事象は認められませんでした。
【科学的根拠の質】この臨床試験は有効性解析対象者数が16名ですが、ランダム化二重盲検クロスオーバー比較試験にて実施しているため、科学的根拠の質は確保されていると考えます。尚、本試験は大学病院医療情報ネットワークに登録して実施した試験です(UMIN ID:UMIN000032974)。
(注1) 試験実施者及び被験者のどちらも、対照食と試験食の判別ができないように進める試験です。臨床試験において最も信頼性が高い方法の一つとされています。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
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「健美麺」食後の血糖値上昇を抑える中華めん(シマダヤ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


シマダヤ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【「健美麺」食後の血糖値上昇を抑える中華めん】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



【届出番号】
D477
【届出日】
2019/01/23
【届出者名】
シマダヤ株式会社
シマダヤ株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
「健美麺」食後の血糖値上昇を抑える中華めん
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
アルギン酸Ca
アルギン酸Caを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品にはアルギン酸Caが含まれるので、食後の血糖値上昇を抑える機能があります。
【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く)。食後の血糖値が気になる方。
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品は、ゆで中華めん1食(150g)当たりに機能性関与成分アルギン酸Caを2.9g配合しています。
アルギン酸Caは海藻から抽出された成分です。内閣府食品安全委員会において、アルギン酸及びその塩類(アルギン酸Na(ナトリウム)、アルギン酸NH3(アンモニウム)、アルギン酸K(カリウム)、アルギン酸Ca(カルシウム))は生体内ではすべてアルギン酸となることから、安全性に関して一つのグループとして評価が行われています。
1. 食経験の評価
アルギン酸及びその塩類については、アルギン酸Naが昭和32年に食品添加物として指定され、また、アルギン酸が既存添加物名簿に収載されています。使用基準は設定されておらず、乳飲料やドレッシングなどに増粘剤、安定剤、分散剤として使用されています。品質改良を目的として麺類へのアルギン酸Caの応用が報告されています。
以上より、アルギン酸Caは十分な食経験があると評価しました。加えて摂取量に関する評価を行うため、安全性試験に関する情報収集を行いました。
2. 安全性試験に関する評価
内閣府食品安全委員会において、アルギン酸Caを含むアルギン酸塩類は、安全性を懸念するような特段の毒性影響は認められておらず、毒性の低い物質であると評価されています。また、ヒトにおける知見として、アルギン酸塩類を200mg/kg体重/日(体重50kg当たりに換算すると10.0g/日)摂取させた試験において安全性に問題なかったと報告されています。
以上より、本品1食(150g)あたりに含まれるアルギン酸Ca2.9gは、本品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。
3. 医薬品との相互作用
データベースと文献を検索した結果、相互作用に関する報告はありませんでした。

以上より、本品を適切に摂取する場合、安全性に問題はないと評価しました。
【摂取する上での注意事項】
摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品を製造するシマダヤ関東株式会社 八潮工場は彩の国ハサップ取組確認施設です。
【機能性の評価方法】
最終製品を用いた臨床試験(人を対象とした試験)により、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】アルギン酸Ca配合中華めんの食後血糖値に与える影響の確認
【目的】健常成人男女にアルギン酸Caを含む中華めんを摂食させ、アルギン酸Caを含まない通常の中華めんを摂食させた場合と比較して、食後の血糖値上昇が抑制されるか検証を行いました。
【背景】アルギン酸Caは食後の血糖値上昇を抑制する傾向があると報告されています。そこで本研究では、中華めんにアルギン酸Caを配合し、食後の血糖値上昇抑制効果を検証しました。
【方法】
対象者:健康な35歳以上の男女22名
研究デザイン:ランダム化二重盲検クロスオーバー比較試験(注1)
被験品:対照食(1食150g、アルギン酸Caを含まない通常の中華めん)、試験食(1食150g、1食あたり2.9gのアルギン酸Caを含む中華めん)
主要評価項目:食後血糖値
利益相反:この試験の費用はシマダヤ株式会社が負担しました。
【主な結果】22名のうち、朝食を食べてきた等の試験基準違反の4名を除外し、有効性解析対象者は18名でした。試験食を摂食した場合、対照食を摂食した場合と比較して有意な血糖値上昇抑制効果が認められました。また、本品の摂取が原因と考えられる有害事象は認められませんでした。
【科学的根拠の質】この臨床試験は有効性解析対象者数が18名ですが、ランダム化二重盲検クロスオーバー比較試験にて実施しているため、科学的根拠の質は確保されていると考えます。尚、本試験は大学病院医療情報ネットワークに登録して実施した試験です(UMINID:UMIN000032976)。
(注1) 試験実施者及び被験者のどちらも、対照食と試験食の判別ができないように進める試験です。臨床試験において最も信頼性が高い方法の一つとされています。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310