2019年4月28日日曜日

金印肉用きざみわさび(金印株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


金印株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【金印肉用きざみわさび】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



【届出番号】
D603
【届出日】
2019/03/11
【届出者名】
金印株式会社
楽天市場
金印株式会社の商品一覧
【商品名】
金印肉用きざみわさび
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
ローズヒップ由来ティリロサイド
楽天市場
ローズヒップ由来ティリロサイドを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。ローズヒップ由来ティリロサイドには体についた脂肪を減らす機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)および授乳婦を除く)
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
ローズヒップは様々なバラ科バラ属の果実を指す。欧米で多用される品種Rosa caninaはヨーロッパ北部、西部アジア、北アフリカに分布する。新鮮なローズヒップにはビタミンCが豊富に含まれており、食品としてお茶、ジャム、スープなどとして利用されてきた。中国の伝統医学ではナニワイバラ (Rosa laevigata Michx.) の果実が「金桜子 (キンオウシ)」と呼ばれ、腎臓や泌尿器の不調に使用されている。ドイツのコミッションEモノグラフ (薬用植物評価委員会) では未承認ハーブに分類されている。1)
さらに、ローズヒップエキスを使用した食品(一日摂取目安量あたりローズヒップ由来ティリロサイドを0.1 mg含む錠剤)が2005年以来12年以上商品数として累計15万個以上販売されているが、本食品に起因する重篤な被害情報はないことから、ローズヒップエキスの安全性は高いと考えられる。2)
当該食品に配合しているローズヒップエキスは、上記ローズヒップエキスと同製品であり、機能性関与成分のローズヒップ由来ティリロサイドも同一である。また、上記の錠剤食品は、第17改正日本薬局方「崩壊試験法」において、30分以内に崩壊することを販売者の森下仁丹株式会社に確認した。よって、ローズヒップ由来ティリロサイドは消化管内で遊離した状態で体内に吸収されると考えられる。一方、本届出商品はペースト状に加工したワサビに上記同様のローズヒップエキスを配合した商品であり、喫食の過程で容易に崩壊する性状である。そのため、錠剤食品同様にローズヒップ由来ティリロサイドが消化管内で遊離した状態で吸収されると考えられるため、機能性関与成分の消化・吸収過程に違いはないと判断した。
以上により、既存情報から安全であると判断した。
【摂取する上での注意事項】
一日の摂取量を守ってください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品は、FSSC22000を認証取得している工場で製造を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の体脂肪を減らす機能に関する研究レビュー

目的:健康な成人男女において、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取が、それを含まない食品の摂取と比較して体脂肪を低減する効果があるか、臨床試験の論文を検索・調査し評価しました。

背景:ローズヒップは、主に南アメリカのチリやヨーロッパなどで収穫されるバラ科植物の果実で、その種子に含まれるポリフェノールの一つがティリロサイドです。動物での実験によりローズヒップの体脂肪低減作用が明らかにされ、ティリロサイドはその関与成分として報告されています。しかし、これまでに体脂肪に関するヒトを対象とした論文を集めて網羅的に評価した報告はなかったため、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取による健康な成人男女における体脂肪低減効果について検証を行いました。

レビュー対象とした研究の特性:各種学術論文および臨床試験登録データベース(PubMed、医中誌、The Cochrane Library、 JDreamⅢ、Web of Science、 PROSPERO、ClinicalTrials.gov、UMIN-CTR、ICTRP)を使って、収録されているすべての文献を対象として2017年8月8日に検索を行いました。その結果、健康な成人男女を対象として、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品を摂取する群と、それを含まない食品を摂取する群で体脂肪の低減作用を比較したランダム化比較試験の論文1報を採択し評価しました。

主な結果:評価した1報では、BMI (Body Mass Index) が25.0 kg/m2以上30.0 kg/m2未満の疾病に罹患していない健康な成人男女32名を対象とし、ローズヒップエキスを含む食品を摂取することで(ローズヒップ由来ティリロサイドは1日あたり0.1 mg摂取)、プラセボ食品の摂取と比べ、摂取12週間後に、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積および腹部内臓脂肪面積の初期からの変化量が有意な低値を示しました。また別途、初期の内臓脂肪面積が100 cm2未満の試験参加者を対象として層別解析を行った結果、ローズヒップエキスを含む食品の摂取12週間後において、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積および腹部内臓脂肪面積の初期からの変化量が、プラセボ食品の摂取と比べ、有意な低値を示しました。

科学的根拠の質:評価した文献は1報であったため、科学的根拠の一貫性を示すことができなかったうえ、バイアスの評価もできませんでしたが、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、試験計画がよく遵守されていることから、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取が体脂肪低減作用を示すという結果が、後発の研究結果によって影響を受ける可能性は低いと考えられます。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
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平成27年度届出
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キトヘルス(エムディエフ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社エムディエフが消費者庁に届出た機能性表示食品【キトヘルス】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D602
【届出日】
2019/03/11
【届出者名】
株式会社エムディエフ
楽天市場
株式会社エムディエフの商品一覧
【商品名】
キトヘルス
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
エノキタケ由来脂肪酸(リノール酸、α-リノレン酸)
楽天市場
エノキタケ由来脂肪酸を含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはエノキタケ由来脂肪酸(リノール酸、α-リノレン酸)が含まれます。エノキタケ由来脂肪酸(リノール酸、α-リノレン酸)には、肥満気味な方の、内臓脂肪・体重・BMIを減少させる機能があることが報告されています。肥満気味で内臓脂肪が気になる方、BMIが高めの方に適しています。
【想定する主な対象者】
肥満気味で内臓脂肪が気になる方、BMIが高めの方。(疾病に罹患している方を除く)
【安全性の評価方法】
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
①食経験
本品についての喫食実績はありませんが、本品に配合したエノキタケ抽出物と同じようにエノキタケをアルカリ処理した原材料を使用した類似商品だけでも、10年以上にわたって40t以上が流通しています。また、流通が開始されて以降、危害情報は報告されていません。

②動物を用いた試験
動物を用いた試験が2種類実施されています。
一つは、急性経口投与毒性試験で、ラットに体重1kg当たり2g本原料を投与し、2週間ラットの様子を観察した後、解剖して臓器への影響を調査しております。その結果、全てのラットについて異常は認められませんでした。
もう一つは、90日間反復投与毒性試験で、マウスに体重1kg当たり0.1~2g本原料を90日間毎日連続投与しながらマウスの様子を観察し、その後解剖して臓器への影響を調査しています。その結果、全てのマウスについて異常は認められませんでした。

③細菌を用いた試験
本原料は、発癌性を調べる試験法の一つであるAmes試験が実施されています。サルモネラ菌などの5種類の細菌に対し突然変異を起こさないことが確認されています。

④臨床試験
20歳以上59歳以下の日本人男女で、BMIが25以上の者12名、25未満の者12名、合計24名を被験者として、本品の安全性試験を行いました。
本品の摂取方法は、1日20粒(一日摂取目安量4粒の5倍量)を4週間摂取してもらいました。測定項目は、体重、BMI、体脂肪率など合計6項目で、血液検査34項目、尿検査7項目についても実施しました。さらに試験期間中 体調の変化も調査しました。
その結果、体脂肪率、体脂肪量の減少や血圧が下がる傾向が認められましたが、全ての測定項目において、問題となる変化は認められませんでした。また、血液検査、尿検査において、血中総コレステロール、血中LDLコレステロールが下がる傾向が認められましたが、全ての検査項目において、問題となる変化は認められませんでした。

したがって、当該製品の安全性は高いとされます。
【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会により健康補助食品GMPの認定を受けているアピ株式会社 池田工場にて、規定の管理基準に基づいた原料管理、製造条件管理並びにロット毎の検査による品質管理のもと製造されています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
エノキタケ由来脂肪酸の体脂肪・内臓脂肪・体重・BMIへの効果
【目的】
肥満傾向の健常者を対象に、エノキタケ由来脂肪酸(リノール酸、α-リノレン酸)を含む食品の摂取により、含まない食品を摂取する場合と比べて体脂肪・内臓脂肪・体重・BMIが減少するか評価することを目的としました。
【背景】
エノキタケ由来脂肪酸(リノール酸、α-リノレン酸)を含む原材料であるエノキタケ抽出物を摂取すると、体脂肪・内臓脂肪・体重・BMIを減少させることが報告されています。そこで今回、エノキタケ由来脂肪酸(リノール酸、α-リノレン酸)が体脂肪・内臓脂肪・体重・BMIを減少させる効果があるか確認するために、研究レビューを行いました。
【レビュー対象とした研究の特性】
2019年2月までに公表された論文を検索対象とし、2019年2月12日に日本語と英語のデータベースを用いて検索を行いました。
肥満傾向の健康な成人男女を対象に、エノキタケ由来脂肪酸(リノール酸、α-リノレン酸)を含む食品を摂取するグループと、含まない食品を摂取するグループにランダムに振り分けて行っている研究論文(以下RCT)を評価対象としました。
検索された41報の論文のうち、1報の論文が評価対象となりました。
採用論文で試験食に配合されているキトグルカン(エノキタケ抽出物)は、全て株式会社リコムが提供したものです。
【主な結果】
採用した論文を評価したところ、1日あたりエノキタケ抽出物を400mg(エノキタケ由来脂肪酸1.2㎎(リノール酸0.9㎎、α-リノレン酸0.3㎎)に相当)摂取すると、エノキタケ抽出物を含まない食品を摂取する場合と比べて12週間で内臓脂肪・体重・BMIが有意に減少することが分かりました。体脂肪については、低下傾向は見られたものの、有意差は認められませんでした。
なお、試験食の摂取による健康被害は認められず、安全性の高い成分であることも確認されました。
【科学的根拠の質】
レビューに採用された論文はRCTで査読(論文投稿時の審査)が付いたものであり、バイアス・リスク(偏向の危険性)も低く、質の高い研究でした。
研究の限界として、採用された論文数が1報であることがあげられ、今後さらなる検証が望まれます。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
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シャンピニオン爽粒(株式会社リコム)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社リコムが消費者庁に届出た機能性表示食品【シャンピニオン爽粒】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D601
【届出日】
2019/03/11
【届出者名】
株式会社リコム
楽天市場
株式会社リコムの商品一覧
【商品名】
シャンピニオン爽粒
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
マッシュルーム由来ポリフェノール
楽天市場
マッシュルーム由来ポリフェノールを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはマッシュルーム由来ポリフェノールが含まれています。マッシュルーム由来ポリフェノールには、腸内腐敗産物として知られているアンモニア、p-クレゾールを減らすことで、腸内環境を良好にすることが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常成人
【安全性の評価方法】
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
シャンピニオン爽粒(以下、本品と略します)に配合している本品の機能性関与成分を含む原料であるマッシュルーム抽出物(商品名:シャンピニオンエキス 以下、本原料と略します)は、1989年から飲料の配合原料として利用され、その後いろいろな形態の食品に利用され、現在では本原料を配合した商品が100品目以上販売されています。

2.安全性試験の実施による評価
以下、本原料を用いて安全性試験を実施し、安全性を評価しました。

①臨床試験
本原料は、50歳以上80歳未満の日本人男女(合計20名)に対して安全性試験が行われています。1日の摂取量は3g(本品の一日摂取目安量の約14倍)、摂取期間は12週間で、摂取開始時とその後4週間ごとに血圧測定・血液検査・健康調査が行われました。その結果、試験に参加された方に問題のある影響は発生いたしませんでした。
②動物を用いた試験
ラットを用いた試験が2種類実施されています。
一つは、急性経口投与毒性試験で、雌雄各10匹のラットに体重1kg当たり2g本原料を投与し、2週間ラットの様子を観察した後、解剖して臓器への影響を調査しております。その結果、全てのラットについて異常は認められませんでした。
もう一つは、亜急性経口投与毒性試験で、雌雄各6匹のラットに体重1kg当たり1g本原料を毎日1回、4週間連続投与しながらラットの様子を観察し、その後解剖して臓器への影響を調査しています。その結果、全てのラットについて異常は認められませんでした。
③細菌を用いた試験
本原料は、発癌性を調べる試験法の一つである復帰突然変異試験が実施されています。サルモネラ菌などの5種類の細菌に対し突然変異を起こさないことが確認されています。

3.機能性関与成分等の相互作用に関する評価
本品の機能性関与成分と、医薬品及び他の機能性関与成分との相互作用や健康被害についての記載がある文献や資料はありませんでした。

以上のことから、本品の安全性は高いものと判断しました。
【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会により健康補助食品GMPの認定を受けている協和薬品株式会社 本社工場にて、規定の管理基準に基づいた原料管理、製造条件管理並びにロット毎の検査による品質管理のもと製造されています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
マッシュルーム由来ポリフェノールの腸内環境に関する評価
【目的】
健常成人が、マッシュルーム由来ポリフェノール摂取による腸内環境への効果を評価しました。
【背景】
本品の機能性関与成分を含む原料(マッシュルーム抽出物)は、先の研究において、腸内環境の改善に有効であるとの報告がされています。しかし、これまでに研究成果全体をまとめたレビューはありませんでした。そこで今回、マッシュルーム由来ポリフェノールには腸内環境を良好にさせる効果があることを確認するために、研究レビューを行いました。
【レビュー対象とした研究の特性】
2018年6月1日までに公表された論文を対象として、腸内環境に関する論文を検索しました。検索は日本語と英語のデータベースを用いて行いました。また、マッシュルーム抽出物の研究者に連絡をとり、情報を収集しました。
対象は健常成人に対して試験を行っているものとしました。また、マッシュルーム由来ポリフェノールを含んだ被験食品摂取者と被験食品と区別がつかないように作成された食品(プラセボ食品)摂取者とをランダムに振り分けて行っている研究(以下RCT)を対象とし、腸内環境の指標として腸内腐敗産物を用いたものを採用しました。
検索された50報の論文のうち、採用基準を満たしていた論文は1報でした。
【主な結果】
採用された論文では、マッシュルーム由来ポリフェノールの摂取により、腸内腐敗産物が減少し、腸内環境を良好にする効果が認められ、1日0.068~1.36㎎の摂取において効果があることが明らかになりました。(本品にはマッシュルーム由来ポリフェノールが一日摂取目安量当たり0.29㎎含まれています。)
【科学的根拠の質】
採用された論文はRCTで査読(論文投稿時の審査)が付いたものであり、バイアスリスク(研究における問題点のようなもの)も低く、質の高い研究でした。
研究の限界として、採用された論文数が1報であることがあげられます。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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L‐テアニン(リブ・ラボラトリーズ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


リブ・ラボラトリーズ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【L‐テアニン】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



【届出番号】
D600
【届出日】
2019/03/08
【届出者名】
リブ・ラボラトリーズ株式会社
楽天市場
リブ・ラボラトリーズ株式会社の商品一覧
【商品名】
L‐テアニン
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
L‐テアニン
楽天市場
L‐テアニンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはL‐テアニンが含まれます。L‐テアニンには、夜間の睡眠の質を高める(起床時の疲労感や眠気を軽減する)ことが報告されています。
【想定する主な対象者】
成人男女(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本届出食品の機能性関与成分はL-テアニンであり、一日摂取目安量あたり200mgを配合した製品です。
L-テアニンは、私たちが日常的に飲用しているお茶に含まれる成分です。日本では、お茶は鎌倉時代から普及していたと言われており、1000年以上の飲用経験があります。お茶一杯中にL-テアニンは約3.6~12mg含まれるとされています。また、L-テアニンを高純度化した製品は、日本で食品添加物として一般食品やサプリメントに使用されています。L-テアニンはFDA(米国食品医薬品局)においてGRAS(一般に安全と認識される食品)に認定されています。
L-テアニンの原料メーカーである太陽化学株式会社では、L-テアニンを含むサプリメント「テアニンタブレット」(1日摂取目安量中L-テアニン200-300mg配合、2003年販売開始)、を日本全国のユーザー、小児から高齢者向けに販売しており、これまでに有害となる事象は報告されていません。さらに、文献やデータベースで収集した安全性に関する情報も踏まえ、安全である摂取量や摂取する際の注意事項を定めました。以上のことから、本届出食品は十分に安全性が確認されていると考えています。
既存情報として、L-テアニンの安全性に関する文献が確認されました。成人男女に対し5倍量(1000mg/日)を4週間摂取させた試験、12.5倍(2500mg/日)4週間摂取させた試験の報告から、高い安全性を有することが示唆されました。上記文献にはL-テアニンが用いられており、本届出食品との同等性については問題ないと考えられます。
医薬品との相互作用に関しては、高血圧治療薬(カプトプリル,エナラプリル,ロサルタン,バルサルタン,ジルチアゼム,アムロジピン,ヒドロクロロチアジド,フロセミドなど)、興奮剤(ジエチルプロピオン,エピネフリン,フェンテルミン,プソイドエフェドリンなど)の作用を弱めることが知られております。高血圧治療薬及び興奮剤を服用している場合は、本品の摂取を避けてください。以上のことから、本届出食品は十分安全な食品であると判断します。
【摂取する上での注意事項】
●多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。
●高血圧治療薬及び興奮剤を服用している場合は、本品の摂取を避けてください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出食品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、バルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造及び品質管理を行っています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(ア)標題
L-テアニンの摂取による睡眠改善の機能性に関するレビュー
(イ)目的
健常者成人に、本届出食品に含有する機能性関与成分L-テアニン200mgを就寝前に摂取させると、プラセボ摂取の場合と比べ睡眠の質が改善するかについて、起床時の昨夜の睡眠に関するアンケートや睡眠中の生理学的指標にて検証しました。
(ウ)背景
L-テアニンの睡眠改善効果について、個々の文献では報告されているものの、それらを網羅的に評価された文献はなかったため、L-テアニンが夜間睡眠の質を改善するかを結論付けることは出来ませんでした。そこで、検証を行いました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
英語文献検索には、Pubmed(検索対象期間:1946年~2018年8月23日)、Cochrane Library(1992年~2018年9月13日)のデータベースを用い、Pubmedは2018年8月23日に、Cochrane Libraryは2018年9月13日に検索を実施しました。また、日本語文献は、JSTPlus(検索対象期間:1981年~2018年8月14日)、JMEDPlus(1981年~2018年8月14日)、JST7580(1975年~1980年12月8日)のデータベースを用い2018年8月21日に検索を実施しました。検索対象は、健常な日本人の成人の集団とし、L-テアニンを摂取しない群と比較した試験デザインであることとしました。その結果、最終的に3報の文献を評価しました。これらの文献のうち2報は原料を販売している企業と大学研究機関との共同研究、1報は原料の提供はあるが大学研究機関が独自で実施した研究の結果です。
(オ)主な結果
評価した3報の結果をまとめ、統計的に解析した結果、L-テアニン摂取により、起床時のアンケート調査のうち「疲労回復」、「眠気」の改善については強い関連性が、「夢み」、「睡眠時間延長感」の改善については中程度の関連性がみられました。また、生理学的指標のひとつである睡眠中の交感神経活動の抑制についても中程度の関連性がみられました。これらの指標は、日本人(成人)で標準化された「OSA睡眠調査票(MA版)」の評価項目に含まれていることから日本人の睡眠の質を評価するのに適しているといえ、「疲労回復」と「眠気」の改善に強い関連性がみられたことは良質な睡眠がもたらされたことを示しています。以上のことより、就寝前にL-テアニンを摂取することは、夜間の睡眠の質を高める(起床時の疲労感や眠気を軽減する)と考えられました。
(カ)科学的根拠の質
選定された文献が3報でしたので出版によるバイアスの評価に至りませんでした。正確性の評価に関してはサンプルサイズが少ないため考慮が必要とされました。エビデンスの一貫性などに特に問題は認められず、エビデンス総体の質はおおむね良好と考えています。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

ぽん酢プラス(ヤマサ醤油株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


ヤマサ醤油株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ぽん酢プラス】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D599
【届出日】
2019/03/08
【届出者名】
ヤマサ醤油株式会社
ヤマサ醤油株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
ぽん酢プラス
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
ローズヒップ由来ティリロサイド
ローズヒップ由来ティリロサイドを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。ローズヒップ由来ティリロサイドには体脂肪を減らす機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く)
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品は機能性関与成分であるローズヒップ由来ティリロサイドを含有した味付けぽん酢です。本品は、一日摂取目安量あたりローズヒップ由来ティリロサイドとして0.1mg含まれています。本品の安全性に関して、以下の①~⑤の理由により、十分に安全であると考えています。

①食経験の評価
ローズヒップエキスを使用し、一日摂取目安量あたりローズヒップ由来ティリロサイドを0.1mg含む錠剤型の食品である「ローズヒップ」が、森下仁丹株式会社から発売されています。「ローズヒップ」は、2005年の発売以来、累計15万個以上販売されていますが、ローズヒップ由来ティリロサイドに起因する重篤な被害は報告されていません。また、「ローズヒップ」は機能性表示食品として全国販売されています。
本品に配合しているローズヒップ由来ティリロサイドは、森下仁丹株式会社の「ローズヒップ」と同様の原料(原材料表示名:ローズヒップエキス末)を使用しており、機能性関与成分のローズヒップ由来ティリロサイドも同一です。

②機能性関与成分の消化・吸収過程
森下仁丹株式会社の「ローズヒップ」は、第17改正日本薬局方「崩壊試験法」において、30分以内に崩壊することを販売者の森下仁丹株式会社に確認しました。そのため、ローズヒップ由来ティリロサイドは消化管内で遊離した状態で体内に吸収されると考えられます。液体調味料である本品も同様にローズヒップ由来ティリロサイドが消化管内で遊離した状態で吸収されると考えられるため、機能性関与成分の消化・吸収過程は同様であると判断しました。

③食品中の成分や加工工程による影響
ローズヒップ由来ティリロサイドが食品中の成分や加工工程により影響を受けるという報告はされていません。また、森下仁丹株式会社での分析試験で、加工工程によりローズヒップ由来ティリロサイドが変質していないことを確認しています。

④原料であるローズヒップエキス末の安全性
本品に使用している原料(ローズヒップエキス末)は公益財団法人 日本健康・栄養食品協会が実施している健康食品の安全性自主点検認証制度(第三者認証)により、2011年から継続して認証され、安全性が確認されています。

⑤医薬品との相互作用
ローズヒップ由来ティリロサイドには医薬品との相互作用の報告は見当たりませんでした。
【摂取する上での注意事項】
1日の摂取目安量を守ってください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
FSSC 22000を取得した工場で製造いたします。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の体脂肪を減らす機能に関する研究レビュー

目的:健康な成人男女において、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取が、それを含まない食品の摂取と比較して体脂肪を低減する効果があるか、臨床試験の論文を検索・調査し評価しました。

背景:ローズヒップは、主に南アメリカのチリやヨーロッパなどで収穫されるバラ科植物の果実で、その種子に含まれるポリフェノールの一つがティリロサイドです。動物での実験によりローズヒップの体脂肪低減作用が明らかにされ、ティリロサイドはその関与成分として報告されています。しかし、これまでに体脂肪に関するヒトを対象とした論文を集めて網羅的に評価した報告はなかったため、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取による健康な成人男女における体脂肪低減効果について検証を行いました。

レビュー対象とした研究の特性:各種学術論文および臨床試験登録データベース(PubMed、医中誌、The Cochrane Library、 JDreamⅢ、Web of Science、 PROSPERO、ClinicalTrials.gov、UMIN-CTR、ICTRP)を使って、収録されているすべての文献を対象として2017年8月8日に検索を行いました。その結果、健康な成人男女を対象として、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品を摂取する群と、それを含まない食品を摂取する群で体脂肪の低減作用を比較したランダム化比較試験の論文1報を採択し評価しました。

主な結果:評価した1報では、BMI (Body Mass Index) が25.0 kg/m2以上30.0 kg/m2未満の疾病に罹患していない健康な成人男女32名を対象とし、ローズヒップエキスを含む食品を摂取することで(ローズヒップ由来ティリロサイドは1日あたり0.1 mg摂取)、プラセボ食品の摂取と比べ、摂取12週間後に、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積および腹部内臓脂肪面積の初期からの変化量が有意な低値を示しました。また別途、初期の内臓脂肪面積が100 cm2未満の試験参加者を対象として層別解析を行った結果、ローズヒップエキスを含む食品の摂取12週間後において、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積および腹部内臓脂肪面積の初期からの変化量が、プラセボ食品の摂取と比べ、有意な低値を示しました。

科学的根拠の質:評価した文献は1報であったため、科学的根拠の一貫性を示すことができなかったうえ、バイアスの評価もできませんでしたが、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、試験計画がよく遵守されていることから、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取が体脂肪低減作用を示すという結果が、後発の研究結果によって影響を受ける可能性は低いと考えられます。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

HMBゼリー梅干風味(小林香料株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


小林香料株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【HMB(エイチエムビー)ゼリー梅干風味】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



【届出番号】
D598
【届出日】
2019/03/08
【届出者名】
小林香料株式会社
小林香料株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
HMB(エイチエムビー)ゼリー梅干風味
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)
HMBカルシウムを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品には、カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)が含まれます。カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)は、筋肉の維持に働きかけ、運動との併用で、自立した日常生活を送る上で必要な筋力の維持・低下抑制に役立つ機能が報告されています。
【想定する主な対象者】
スポーツ選手やトレーニングされた者を除いた健康な中高年(自立した日常生活を送る上で必要な筋力が気になる方)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
①喫食実績による食経験の評価
 当該届出商品は、機能性関与成分であるカルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)【以下、「HMBカルシウム」と記載】が一日摂取目安量当たり1.5g溶解した食品です。当該届出商品と類似する食品は、届出者であり原料メーカーの小林香料株式会社がHMBカルシウムの製造販売を開始した2012年~現在まで通信販売及び店頭販売されていて、2012年8月~2017年7月の5年間における販売量はHMBカルシウム換算で約15t(約8,100,000食に相当、30日分換算で約270,000個に相当)でした。これらの類似する食品は年齢や性別を問わず全国規模にて販売されていますが、これまでに重篤な健康被害の報告は受けていません。

②既存情報による安全性試験の評価
 研究者等が調査・作成したデータベースにおいて機能性関与成分のHMBカルシウムは、一日3g以下の使用については安全と考えられる旨の記載があります。また、機能性関与成分に関する研究報告をデータベースで検索したところ、ヒトを対象とした安全性に関する報告が3報ありました。一日2g~6gのHMBカルシウムを4週間~1年摂取した場合に、3報全ての報告において有害な作用はみられていません。なお、データベースを用いた調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はありませんでした。

 以上のことから、当該届出商品は摂取目安量を守り適切に摂取する場合、安全性に関し問題はないと判断しました。但し、本品にはカルシウムが含まれることから、多量摂取によるカルシウムの過剰摂取にならないよう注意が必要です。
【摂取する上での注意事項】
飲み込む力が弱い方が摂取される際はご注意ください。本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。本品には、カルシウムが含まれます。カルシウムの過剰摂取にならないよう注意してください。一日摂取目安量を守ってください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
[製造所:アピ株式会社 揖斐川工場] 国内GMP認定工場(認証書発行者:公益財団法人日本健康・栄養食品協会)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)【以下、「HMBカルシウム」と記載】による筋肉や筋力に関する研究レビュー

目的:スポーツ選手やトレーニングされた者を除いた健康な者に、HMBカルシウムを摂取させると、摂取しない場合または摂取前に比べて、筋肉や筋力が増加したり、低下が抑制されて維持したりするかの検証を目的としました。

背景:自立した日常生活を送り続ける上で、心身機能の維持及び向上は不可欠であり、筋肉や筋力は重要な要素の一つです。HMBカルシウムは、複数の文献で筋肉や筋力に関する効果が報告されていますが、効果を総合的に評価した研究レビューはありませんでした。

レビュー対象とした研究の特性:文献データベースを用いて、上記の目的に関連する論文を検索しました (検索日 2018年9月23日、2018年9月27日)。またハンドサーチを実施しました(検索日2018年9月27日)。最終的に6 報のランダム化比較試験の論文を採択しました。本研究レビュー実施にあたっての利益相反はありません。

主な結果:HMBカルシウムの摂取は、筋肉の維持に働きかけ、運動との併用で、自立した日常生活を送る上で必要な筋力の維持・低下抑制に役立つことが示唆されました。なお、評価対象とした文献における一日当たりのHMBカルシウムの摂取量は1.5~6gであり、重篤な副作用はみられませんでした。

科学的根拠の質:研究の限界としてはスポーツ選手やトレーニングされた者、及び日本人を対象とした報告が含まれていないことが挙げられます。採択した文献にスポーツ選手やトレーニングされた者を対象とした試験は含まれていませんでしたので、トレーニング等で鍛えられた方への有効性は不明です。なお、採択した論文はいずれも海外での研究でしたが、日本人やアジアで行われた研究においても同様の結果が報告されていることから、日本人においても同様の機能が期待できると考えられます。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
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平成27年度届出
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サフラ眠(株式会社SBS)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社SBSが消費者庁に届出た機能性表示食品【サフラ眠】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D597
【届出日】
2019/03/08
【届出者名】
株式会社SBS
株式会社SBSの商品一覧楽天市場
【商品名】
サフラ眠
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
サフラン由来クロシン、サフラン由来サフラナール
サフラン由来クロシンを含む商品一覧楽天市場

サフラン由来サフラナールを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはサフラン由来クロシン、サフラン由来サフラナールが含まれます。サフラン由来クロシン、サフラン由来サフラナールには、睡眠の質が低いと感じている方の活動時の眠気を軽減させ物事をやり遂げるのに必要な意欲を維持させる機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
睡眠の質が低いと感じている健康成人
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
【喫食実績による食経験の評価】
当該食品としての喫食実績は無いが、類似する食品での喫食実績として以下を挙げます。
サフランは欧米では馴染みの深いスパイスであり、長い食経験を持ちます。本製品に使用されているサフラン抽出物アフロンは、過去3年間で約1,600kg(一日摂取量:28mgで5700万食分)がドイツ、フランス、スペイン、イギリス、アメリカ、オーストラリア、ロシア、メキシコで販売されており、本製品と同等性のあるサプリメントはアメリカ、スペイン、フランスにて販売実績がありますが、健康被害に関する報告はありません。

【既存情報を用いた食経験及び安全性試験の評価】
国立健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報にて検索したところ、大量の摂取、妊娠中・授乳中の摂取はお勧めできません。一方で過剰摂取をみた安全性検討試験において、本製品におけるサフラン由来クロシン量0.6mg、サフラン由来サフラナール量として6μg/日の21倍量のサフラン由来クロシン12.9mg、サフラン由来サフラナール129μg(サフランエキス量として400mg)の継続摂取による安全性が確認されています。
【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また、妊娠中の摂取はご遠慮ください。オリーブ、オカヒジキなどにより過敏症の既往がある方は摂取前に医師、薬剤師に相談してください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会にてGMP認証を受けた工場にて生産されています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

ア)標題
最終製品「サフラ眠」に含有する機能性関与成分「サフラン由来クロシン、サフラン由来サフラナール」による睡眠の質を改善する機能性に関するシステマティックレビュー

イ)目的
健康成人にて、サフラン由来クロシン、サフラン由来サフラナールを含む試験食を摂取することにより、プラセボと比較したとき、睡眠の質が改善されるのかを検討した。

ウ)背景
サフランの摂取により、動物実験等で睡眠の質が改善されることが知られているが、健康成人における有効性は明確ではなかった。そこで本システマティックレビューは、健康成人を対象として、本品「サフラ眠」に含有される機能性関与成分「サフラン由来クロシン0.6mg/日、サフラン由来サフラナール6μg/日」を摂取することにより睡眠の質の改善(活動時の眠気の軽減および物事をやり遂げるのに必要な意欲の維持)をプラセボと比較した研究にて実施した。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
事前に設定したプロトコルに基づき、PubMed(外国語論文)および医中誌(日本語論文)の二つのデータベースを用いて、健康成人に対するプラセボと比較した機能性関与成分摂取による睡眠改善に関する論文を検索した。最終的に基準に達した研究論文は、バイアスリスク、非直線性、非一貫性およびアウトカムを分析し、機能性の根拠を評価した。

(オ)主な結果
1日当たりサフラン由来クロシン0.6mg、クロシン由来サフラナール6μgを摂取することで、プラセボ摂取群と比して、有意な改善が認められた。具体的には、睡眠の質が低いと感じている健康成人の活動時の眠気を軽減させ物事をやり遂げるのに必要な意欲を維持させることが有意差をもって示された。

(カ)科学的根拠の質
対象とした研究は小規模であり、より大規模な研究により他の睡眠の質の項目への有効性の観察が望まれる。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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プラズマローゲンクリア(入交クリエイト株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


入交クリエイト株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【プラズマローゲンクリア】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D596
【届出日】
2019/03/08
【届出者名】
入交クリエイト株式会社
入交クリエイト株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
プラズマローゲンクリア
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
鶏由来プラズマローゲン
鶏由来プラズマローゲンを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品には鶏由来プラズマローゲンが含まれます。鶏由来プラズマローゲンには健常な中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能の一部である、言葉、位置情報、状況などの情報の記憶力を維持する機能があります。
【想定する主な対象者】
健常な中高年の方[疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)及び授乳婦を除く。]
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.喫食実績
当該商品と類似する食品として、同じ原料メーカーから供給される機能性関与成分:鶏由来プラズマローゲンを1粒当たり0.5mg含有した、カプセルタイプのサプリメントがある。
この類似する食品については、一日摂取目安量が1~2粒(機能性関与成分の含有量として0.5~1.0㎎)となっており、2015年7月~2016年9月までに累計74万粒以上(60粒入り1個で換算すると1万2千個以上)の販売実績があるが、健康被害に関する報告は1件もなかった。
この類似する食品は、本品と比較して、機能性関与成分を同等量以上含有し、同じカプセルタイプの為に消化・吸収過程に違いは無く、機能性関与成分に影響を与える成分・加工工程が無いことを確認している。よって、ガイドラインにある通り、類似品として評価することに問題はない。

2.医薬品との相互作用に関する評価
既存のデータベースや文献を検索した結果、有害事象は報告されていない。

3.結論
以上の結果より、本商品の安全性は問題ないと言える。
【摂取する上での注意事項】
・原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。また体調や体質によりまれに合わない場合がございます。その場合は摂取を中止してください。
・過剰に摂取することはさけてください。
・開封後はなるべくお早めにお召し上がりください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本商品の製造は2つの製造者で行っており、一般社団法人 日本食品添加物協会の食添GMP若しくは、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造している。
【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
【届出者の評価】

〔標題〕
鶏由来プラズマローゲンを含有する食品の経口摂取による、認知機能およびその一部である記憶力への影響の検討
〔目的〕
鶏由来プラズマローゲンを含有する食品を経口摂取することによって、成人健常者の認知機能およびその一部である記憶力への影響を明らかにすることを目的とした。
〔背景〕
記憶力の低下は歳を重ねるにつれ誰にでも見られる現象であるが、プラズマローゲンはヒトのそうした記憶力、認知力と何らかの関係性があると考えられてきた。そこで我々は健常者に対して、鶏由来プラズマローゲンを含むサプリメントを摂取させ、認知機能およびその一部である記憶力に影響があるかどうかを検討した。
〔方法〕
記憶力や認知能力を示す指標として、計算力はクレペリンテスト、MMSEは認知機能全体、主観的指標による評価は主に記憶力にターゲットをあてた試験を実施した。なお主観的指標の評価項目については、健常者の認知機能の低下状況を評価する指標として、広く一般的にコンセンサスを得られた方法をもとに作成された。
認知機能で悩んでいる健康な成人男女81名を対象にプラセボ対照二重盲検無作為化試験を行った。無作為に3群に割付け、鶏由来プラズマローゲン0.5mgを含有したテスト品(被験品1群:1日2錠[含有量に換算して1.0mg])、鶏由来プラズマローゲン0.25mgを含有した本品(被験品2群:1日2錠[含有量に換算して0.5mg])、プラセボ品(プラセボ群:1日2錠)をそれぞれ1日2回水またはお湯と一緒にそのまま12週間摂取させた。摂取前と6週、12週継続摂取後のクレペリンテスト、MMSE、主観評価をそれぞれ測定して比較を行った。
〔主な結果〕
6名が途中で試験参加を中止し、75名が試験を完了した為、解析対象は75名(被験品1群23名、被験品2群27名、プラセボ群25名)だった。MMSEの結果は、被験品1群・2群共に12週摂取後に郡内比較で有意な改善を示した。クレペリンテストはいずれの群も有意差を認めなかった。
主観的指標による評価のプラセボ群との群間比較において、合計および記憶力に関する設問の過半数の項目において有意に改善を示した。このことから、鶏由来プラズマローゲンの経口摂取には、「健常な中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能の一部である、言葉、位置情報、状況などの情報の記憶力を維持する機能」が認められた。
また、試験品が原因と思われる有害事象は認められなかった。
〔科学的根拠の質〕
被験者が限定的であること、否定的な文献が出版されていない疑いがあることから、科学的な根拠の質の強さは中程度と判断した。

(構造化抄録)

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