2019年5月18日土曜日

緑のイチョウ葉粒(株式会社三昧生活)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社三昧生活が消費者庁に届出た機能性表示食品【緑のイチョウ葉粒】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



【届出番号】
D652
【届出日】
2019/03/22
【届出者名】
株式会社三昧生活
楽天市場
株式会社三昧生活の商品一覧
【商品名】
緑のイチョウ葉粒
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトン
楽天市場
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体を含む商品一覧

イチョウ葉由来テルペンラクトンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンが含まれます。
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンは、中高年の方の認知機能の一部である記憶力(言葉や図形などを覚え、思い出す能力)を維持する機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない中高年者(妊産婦、授乳婦は除く)
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
既存情報を用いた食経験及び安全性の評価

本届出商品の1日摂取目安量にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体19.2mg及びイチョウ葉由来テルペンラクトン4.8mgが含有されます。これを超える量を1日摂取目安量とした類似商品が、日本や世界各国で永年にわたり広く販売されていますが、本届出商品での喫食実績は無いため、評価が不十分と判断し、既存情報について検索を行いました。
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報において、「イチョウ葉エキスの経口摂取の安全性について、出血傾向、まれに胃腸障害、アレルギー反応を起こすことがあるが、規格化イチョウ葉製剤は適切に用いれば経口摂取でおそらく安全である。ただし、市場には品質に自主規格基準のある医薬品グレードのものと規格のない粗悪品も混在しているので注意が必要である。特にイチョウ葉に含まれるギンコール酸はアレルギーを起こすことから、規格品ではその含量が5 ppm以下に規制されている。」と記載されています。米国のナチュラルメディシン・データベースにおいても、「規格化イチョウ葉エキスを適切に経口摂取する場合は恐らく安全である。」、投与量は「認知症患者に対して1日120~240mg、健康な青年における認知機能の改善に対して120~600mg」と記載されています。
イチョウ葉エキスの規格について、WHOの薬用植物モノグラフにおいて、規格化イチョウ葉エキスは、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体22~27%、イチョウ葉由来テルペンラクトン5~7%を含み、ギンコール酸含量は5mg/kg以下と記載されています。日本国内では、「日本健康・栄養食品協会」が欧米と同様にイチョウ葉由来フラボノイド配糖体(24%以上)やイチョウ葉由来テルペンラクトン(6%以上)、ギンコール酸(5ppm以下)を規定したイチョウ葉エキス食品の品質規格基準を設定し、1日摂取目安量は60~240mgとされています。本届出商品に使用されているイチョウ葉エキスは、上記と同様に規格化されており、1日当たりの摂取量も前述の目安量の上限以下のため、適切に用いれば安全性に問題無いと考えられます。

以上より、本届出商品の1日摂取目安量に含有されているイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンの経口摂取は、適切に用いれば問題ないと判断いたしました。
【摂取する上での注意事項】
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。短期間での多量摂取は避け、1日の摂取目安量を守ってください。
●ワルファリンなどの抗血栓薬を伴う治療を受ける方は、本品の摂取をさけてください。
●原材料等をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
●妊娠、授乳中および医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。
●開封後は賞味期限に関わらず、お早めにお召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品の内容物は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会から健康補助食品GMP適合認定証を受けた工場にて製造を行っている。小分け包装は、JIHFS GMPに準じた管理手法で、製造管理基準書、品質管理基準書、製造衛生管理基準書に従って、製造管理と品質管理を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンの研究レビュー
【目的】疾病に罹患していない成人男女(妊産婦、授乳婦は除く)がイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンを継続摂取した際の、記憶力などの認知機能に対する有効性を検証しました。
【背景】
認知機能の低下は、健常者においても様々な不具合を招き、生活の質を下げると考えられます。イチョウ葉エキスは認知機能改善用途で長年に渡り国内外で広く使用されていますが、健常者を対象とした研究レビューは未実施でした。そこで、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンに着目し、疾病に罹患していない成人男女を対象とした研究レビューを行い、その科学的エビデンスを確認しました。
【レビュー対象とした研究の特性】
 国内外の文献検索及び内容の確認を行い、健常者を対象にした臨床試験報告6報を得ました。いずれもランダム化比較試験で、質の高いものでした。
【主な結果】
採択した6報とも、学術的に充分に確立された評価方法を用いていました。イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンが規格化されたイチョウ葉エキスの継続経口摂取により、一部の認知機能(記憶力や知能等)、特に記憶力(言葉や図形などを覚え、思い出す能力)に関する評価で、プラセボと比較して有意な改善が報告されていました。よって、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンには、認知機能の一部である記憶力(言葉や図形などを覚え、思い出す能力)を維持する効果があると考えられました。
【科学的根拠の質】
採択した6報に日本人を対象とした文献は含まれませんが、同様に規格化されたイチョウ葉エキスは日本を含む世界各国で販売され、その効果に人種差は指摘されていません。また、採用論文は生活インフラ等が日本と同等の国で行われた試験であり、作用機序と考えられる脳血流改善について、若年者を含む日本人に対しても有効性が示唆されることから、同様の作用機序により本届出商品が日本人に対しても有効と考えられます。
研究の限界として、バイアスリスクの可能性は否定できず、更なる研究が必要と考えます。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

ターミナリアベリリカタブレットTR(株式会社東洋新薬)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社東洋新薬が消費者庁に届出た機能性表示食品【ターミナリアベリリカタブレットTR(ティーアール)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D651
【届出日】
2019/03/20
【届出者名】
株式会社東洋新薬
楽天市場
株式会社東洋新薬の商品一覧
【商品名】
ターミナリアベリリカタブレットTR(ティーアール)
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ターミナリアベリリカ由来没食子酸
楽天市場
ターミナリアベリリカ由来没食子酸を含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、ターミナリアベリリカ由来没食子酸が含まれます。ターミナリアベリリカ由来没食子酸には、食事の脂肪や糖の吸収を抑え、食後の中性脂肪や血糖値の上昇をおだやかにする機能、肥満気味な方の内臓脂肪とBMIを減らすのを助ける機能が報告されています。
【想定する主な対象者】
健常成人で、食後の中性脂肪や血糖値が気になる方、肥満気味で内臓脂肪が気になる方
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1 食経験の評価
本品の機能性関与成分を含む原材料「ターミナリアベリリカ抽出物」は、ターミナリアベリリカ果実の水抽出物である。ターミナリアベリリカ果実は、インド伝統医学アーユルヴェーダで単独使用や調合物トリファラに配合し粉末を水で煮出す等で摂取されている。没食子酸は国内で食品添加物(既存添加物)として食品に用いられている。

2 安全性試験に関する評価
米国ハーブ製品協会監修「BOTANICAL SAFETY HANDBOOK Second Edition」で、ターミナリアベリリカ果実の安全性はClass 1(適切に使用する限り安全に摂取することができるハーブ)に分類される。厚生労働省の報告書「既存添加物の安全性の見直しに関する調査研究(平成21年3月)」で、没食子酸は「ヒトの健康に対して有害影響を及ぼすような毒性はないと考えられた」と結論づけられている。
文献調査でターミナリアベリリカ果実の水抽出物の安全性試験の報告があり、安全性の懸念となる情報は認められなかった。
本品の機能性関与成分を含む原材料「ターミナリアベリリカ抽出物」で下記安全性試験が実施され、安全性の懸念となる情報は認められなかった。
・ラット急性・亜急性や遺伝毒性(細菌・ほ乳類培養細胞・げっ歯類)試験
・ヒト12週長期摂取や4週過剰摂取試験(本品の機能性関与成分として、順に79.6 mg/日、398 mg/日) 
よって「ターミナリアベリリカ抽出物」の安全性評価は十分と考えられる。

3 まとめ
本品の機能性関与成分を含む原材料「ターミナリアベリリカ抽出物」の安全性の懸念となる情報は認められなかった。他の原材料は本品の配合量で安全性に問題ないと考えられ、本品の機能性関与成分を含む原材料の評価結果を本品に外挿できると考えられる。
よって本品を適切に摂取する上で安全性について懸念はないと考えられる。
【摂取する上での注意事項】
1.医薬品との相互作用
「BOTANICAL SAFETY HANDBOOK Second Edition」において、ターミナリアベリリカ果実の医薬品との相互作用については「Class A(臨床的に関連のある相互作用は予想されないハーブ)」に分類されている。ただし、文献調査を行った結果、没食子酸が鉄の吸収に影響を及ぼす可能性が否定できなかった。そのため、下記2.に示す通り摂取する上での注意事項を表示した。

2.摂取する上での注意事項
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量をお守りください。また、妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。鉄の吸収を阻害する可能性がありますので、貧血のお薬を服用している方はご注意ください。

3. 本品を販売することの適切性について
上記2.のように注意喚起することで、本品の利用者に対して注意を促し、本品摂取により想定される健康被害を防止できると考えられる。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。[製造所1]株式会社東洋新薬 鳥栖工場●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)●ISO22000:認証取得
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【食後の中性脂肪に及ぼす影響】
1.標題
ターミナリアベリリカ由来没食子酸による食後中性脂肪に及ぼす影響

2.目的
健常成人におけるターミナリアベリリカ由来没食子酸の摂取が、プラセボ(偽薬)と比較して、食事の脂肪の吸収を抑えて、食後中性脂肪の上昇を抑える機能を有するか検証することを目的とした。

3.背景
ターミナリアベリリカ由来没食子酸は脂肪分解酵素の阻害作用を有し、その作用により食後中性脂肪の上昇を抑制するとの報告があり、ターミナリアベリリカ由来没食子酸の食後中性脂肪の上昇を抑える機能について総合的に評価するため、研究レビューを実施した。

4.レビュー対象とした研究の特性
健常成人(空腹時中性脂肪150mg/dL未満)または中性脂肪がやや高め(空腹時中性脂肪150mg/dL以上200mg/dL未満)の方を対象に、ターミナリアベリリカ由来没食子酸摂取による食後血中中性脂肪曲線下面積(AUC)または食後血中中性脂肪推移への影響を、プラセボと比較した論文を評価対象とした。文献検索し、論文の内容を精査したところ、採用論文は1報となった。
※曲線下面積(AUC):吸収量を反映する指標として知られている

5.主な結果
採用論文は1報のみであったが、無作為化二重盲検プラセボ対照試験という信頼性の高い研究であった。
健常成人男女を対象とし、高脂肪食(ラード・バター入りコーンクリームポタージュ及びプレーンベーグル)摂取前にターミナリアベリリカ由来没食子酸20.8 mg/回または31.4 mg/回を摂取させた結果、プラセボ摂取と比較して、高脂肪食摂取後の血中中性脂肪変化量AUC及び血中中性脂肪変化量の有意な抑制が認められた。

6.科学的根拠の質
健常成人において、ターミナリアベリリカ由来没食子酸20.8 mg/回の摂取が、食事の脂肪の吸収を抑えて、食後中性脂肪の上昇を抑える機能を有することが示された。ただし、本研究の限界として、採用論文中の記載内容に不十分な点があったことに加え、出版されていない未公表研究がある可能性も否定できないことから、情報の偏りがある疑いは否定できない。また、採用論文が1報のみであったため、今後の研究の注視が必要である。

【食後の血糖値に及ぼす影響】
1.標題
ターミナリアベリリカ由来没食子酸による食後血糖値に及ぼす影響

2.目的
健常成人におけるターミナリアベリリカ由来没食子酸の摂取が、プラセボ(偽薬)と比較して、食事の糖の吸収を抑えて、食後血糖値の上昇を抑える機能を有するか検証することを目的とした。

3.背景
ターミナリアベリリカ由来没食子酸は糖質分解酵素の阻害作用を有し、その作用により食後血糖値の上昇を抑制するとの報告があり、ターミナリアベリリカ由来没食子酸の食後血糖値の上昇を抑える機能について総合的に評価するため、研究レビューを実施した。

4.レビュー対象とした研究の特性
健常成人を対象に、ターミナリアベリリカ由来没食子酸摂取による食後血糖(評価指標:食後血糖AUC)への影響を、プラセボと比較した論文を評価対象とした。文献検索し、論文の内容を精査したところ、採用論文は1報となった。

5.主な結果
採用論文は1報のみであったが、無作為化二重盲検プラセボ対照試験という信頼性の高い研究であった。
健常成人男女を対象とし、米飯食摂取前にターミナリアベリリカ由来没食子酸20.8 mg/回を摂取させた結果、プラセボ摂取と比較して、食後血糖変化量AUCの有意な抑制が認められた。

6.科学的根拠の質
健常成人において、ターミナリアベリリカ由来没食子酸20.8 mg/回の摂取が、食事の糖の吸収を抑えて、食後血糖値の上昇を抑える機能を有することが示された。ただし、本研究の限界として、出版されていない未公表研究がある可能性も否定できないことから、情報の偏りがある疑いは否定できない。また、採用論文が1報のみであったため、今後の研究の注視が必要である。

【内臓脂肪とBMIに及ぼす影響】
1.標題
ターミナリアベリリカ由来没食子酸による体脂肪に及ぼす影響

2.目的
健常成人におけるターミナリアベリリカ由来没食子酸の摂取が、プラセボ(偽薬)と比較して、体脂肪を低減する機能を有するか検証することを目的とした。

3.背景
ターミナリアベリリカ由来没食子酸は、脂肪分解酵素の阻害作用及び糖質分解酵素の阻害作用を有し、その作用により内臓脂肪及び体重(BMI)を低減するとの報告があり、ターミナリアベリリカ由来没食子酸の体脂肪を低減する機能について総合的に評価するため、研究レビューを実施した。

4.レビュー対象とした研究の特性
健常成人を対象に、ターミナリアベリリカ由来没食子酸の摂取による、体脂肪への影響を、プラセボと比較した論文を評価対象とした。文献検索し、論文の内容を精査したところ、採用論文は1報となった。

5.主な結果
採用論文は1報のみであったが、無作為化二重盲検プラセボ対照試験という信頼性の高い研究であった。
肥満気味の健常成人男女(BMI23~30。BMI25以上の場合、内臓脂肪面積100cm2未満。)を対象とし、ターミナリアベリリカ由来没食子酸41.6mg/日を12週間摂取させた結果、プラセボ摂取と比較して、腹部内臓脂肪面積、体重、BMIの有意な低減が認められた。

6.科学的根拠の質
肥満気味の健常成人において、ターミナリアベリリカ由来没食子酸41.6mg/日の12週間摂取が、内臓脂肪、体重、BMIを低減する機能を有することが示された。ただし、本研究の限界として、出版されていない未公表研究がある可能性も否定できないことから、情報の偏りがある疑いは否定できない。また、採用論文が1報のみであったため、今後の研究の注視が必要である。
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平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

プリンケア粉末スティック(大正製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


大正製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【プリンケア 粉末スティック】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



【届出番号】
D650
【届出日】
2019/03/20
【届出者名】
大正製薬株式会社
楽天市場
大正製薬株式会社の商品一覧
【商品名】
加工食品(その他)
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
プリンケア 粉末スティック
【機能性関与成分名】
アンセリン
楽天市場
アンセリンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはアンセリンが含まれます。アンセリンは、健康な方の高めの血清尿酸値(5.5~7.0mg/dL)を低下させる機能があることが報告されています。血清尿酸値が高めの方に適した食品です。
【想定する主な対象者】
健康で血清尿酸値が高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の成人
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
下記(ア)及び(イ)の情報により、機能性関与成分であるアンセリンを一日摂取目安量50mg含有する本品は安全であると判断した。

(ア)喫食実績による食経験の評価
本品は機能性関与成分であるアンセリンを一日摂取目安量当たり50mg配合した粉末清涼飲料である。
本品と同一の成分、形態(粉末清涼飲料)である商品が2009年からこれまでに約125万食販売されているが、これまでの販売期間において、アンセリンに起因する健康被害等の報告はない。

(イ)医薬品との相互作用に関する評価
アンセリンと医薬品との相互作用について、アンセリンと抗癌剤のドキソルビシンについての作用が指摘されている。ドキソルビシンは医師の管理下で投与される医薬品であり、本品の想定される対象者で併用される可能性は低いが、万全を期するため、摂取する上での注意事項として「ドキソルビシン(アドリアマイシン)を投与中の方は、医師、薬剤師に相談してください。」と記載することで、本品を機能性表示食品として販売することは適切であると判断した。
【摂取する上での注意事項】
本品を多量に摂取することがないように注意喚起するため、商品パッケージに「多量に摂取することにより、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。ドキソルビシン(アドリアマイシン)を投与中の方は、医師、薬剤師に相談してください。」と記載する。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品の製造所である株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス本社工場及び国吉田工場は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康食品GMP認定を取得している。本品は、これらの基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

ア 標題
  アンセリンの血清尿酸値低下に関する研究レビュー

イ 目的
  アンセリンの摂取は、健常成人において血清尿酸値を低下させる機能を有するか検証することを目的とした。

ウ 背景
  アンセリンは、マグロやカツオといった回遊魚類や鳥類の筋肉に豊富に含まれ、βアラニンとπ‐メチル‐L‐ヒスチジンにより構成されるジペプチドである。近年、アンセリンの尿酸値低下作用が報告されているが、機能性表示食品のガイドラインに合致した研究レビューは報告されていないため、アンセリンの摂取は、健常成人において血清尿酸値を低下させる機能を有するか検証するための研究レビューを実施した。

エ レビュー対象とした研究の特性
  2019年3月4日に検索期間を限定せずに、検索日までの全範囲を対象に、生物・医学・科学技術に関する英語、日本語文献データベースにて検索を実施した結果、血清尿酸値が5.5~7.0mg/dLの健常成人を対象とした質の高い試験が行われた1報を評価対象とした。研究レビューに使用した1報の論文著者には試験品に配合したアンセリンの製造会社社員が含まれている。
 
オ 主な結果
 2名の評価者で特定した2報の文献のうち、条件に合わないものを除いた1報を評価した。採用文献は、血清尿酸値が健常域で高め(5.5~7.0mg/dL)の日本人成人男女80名(各群40名)を対象に1日あたり50mgのアンセリンまたはプラセボを12週間摂取した際に空腹時の血清尿酸値を評価したものであった。その結果、アンセリンの摂取は、プラセボと比較して血清尿酸値を有意に低下させることが示された。

カ 科学的根拠の質
  採用文献が1報と少ないため一貫性が不明で、出版バイアスの可能性を否定できないが、肯定的な結果が得られており、今後のさらなる研究が必要なものの、表示しようする機能性を否定するものではないと判断した。
(構造化抄録)
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
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マイクポップコーンプラスファイバーうすしお味(ジャパンフリトレー株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


ジャパンフリトレー株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【マイクポップコーン プラスファイバーうすしお味】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D649
【届出日】
2019/03/20
【届出者名】
ジャパンフリトレー株式会社
楽天市場
ジャパンフリトレー株式会社の商品一覧
【商品名】
マイクポップコーン プラスファイバーうすしお味
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維)
楽天市場
難消化性デキストリン(食物繊維)を含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)には、おなかの調子を整える機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
便秘傾向の健常成人
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
難消化性デキストリンは、トウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維である。原料としては食経験があると考えられ、また重篤な有害事例は報告されていない。
特定保健用食品の関与成分として使用されており、2015年9月で387品目が許可取得し、そのうち整腸作用を目的とした商品は181品目となっている。許可品目の食品形態は清涼飲料水、即席みそ汁(スープ)、米菓、ソーセージ、粉末、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パン、米飯、豆腐など多様な食品形態がある。
当該製品に配合している難消化性デキストリンも、上記の特定保健用食品で用いられる成分規格に合致したものであることを原料メーカーに確認していることから、上記情報で評価が可能であると判断した。
【摂取する上での注意事項】
摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。
本品の多量摂取により、より健康が増進するものではありません。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品はFSSC22000を取得した工場にて製造しています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
 難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する整腸作用(便通改善作用)に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
【目的】
 今回、難消化性デキストリンが有する整腸作用(便通改善作用)について、健常な成人、あるいは便秘傾向の成人を対象としたランダム化比較試験(RCT:Randomized Controlled Trial)のシステマティックレビューを行い、有効性を確認した。
【背景】
現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームを初めとした生活習慣病の患者数が増加している。食物繊維は糖尿病、肥満といった疾患や生活習慣病に対する予防効果があると言われており、その重要性が認識されている。しかしながら、日本人の食物繊維摂取基準(2015年版)によると、食物繊維の摂取基準は18歳以上の男女において、目標量が男性18~19g/日、女性17~18g/日と設定されているが、20歳以上の1日当たりの平均摂取量は14.8gとされており、食物繊維の摂取不足が推察される。水溶性食物繊維の一種である難消化性デキストリンは、便通及び便性改善作用が報告されており、特定保健食品としても「整腸作用」の保健の用途で許可を受けている商品が多数存在している。そこで今回、水溶性食物繊維である「難消化性デキストリン」の整腸作用(便通改善作用)に関する有効性について確認を行った。
【レビュー対象とした研究の特性】
 英語(PubMed、Cochrane Library)ないし日本語(医中誌Web、CiNii Articles)の論文データベースより検索を実施した。対象は成人健常男女及び便秘ぎみの者とした。研究デザインはランダム化比較試験」(RCT)を重視し整腸作用(便通改善作用を確認する指標として、「排便回数」、「排便量」を主要評価項目とし、疾病にり患している者のみを対象とした論文、「排便回数」もしくは「排便量」のいずれのデータも確認出来ない調査論文については除外し、最終的に26報の論文について評価を行なった。
【主な結果】
 「排便回数」及び「排便量」の2つの評価項目について対象食品群と比較して有意な差が認められた。
【科学的根拠の質】
 未報告研究情報は該当しなかった。公表バイアスについても、検討した結果、有意差は認められず、システマティックレビューによる頑健性が示唆された。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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ブルーベリー(株式会社元気生活)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社元気生活が消費者庁に届出た機能性表示食品【ブルーベリー】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D648
【届出日】
2019/03/19
【届出者名】
株式会社元気生活
楽天市場
株式会社元気生活の商品一覧
【商品名】
ブルーベリー
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ビルベリー由来アントシアニン
楽天市場
ビルベリー由来アントシアニンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはビルベリー由来アントシアニンが含まれます。ビルベリー由来アントシアニンには健康な人の眼の潤いを保つことが報告されています。なお、本品はドライアイ(一般的に10秒間瞬きをせずにいられない方はドライアイと言われています。)を改善するものではありません。
【想定する主な対象者】
VDT作業をはじめとして日常的にパソコンを使用している健常者(未成年者、妊産婦、授乳婦を除く)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
機能性関与成分をビルベリー由来アントシアニンとした本届出品は、新製品であり喫食実績はない為、原料情報・類似食品の喫食実績より安全性を評価した。
本届出品に使用するビルベリーエキス末はBGG Japan株式会社製(MyrtiPRO(R))であり、機能性関与成分であるビルベリー由来アントシアニンを36%含有したエキス末である。本原料は日本国内にて2012年より販売を開始し、2018年までに約150トンを販売した実績を持つ。この原料を元に製造された本届出品と類似する食品(本届出品に含有されるビルベリー由来アントシアニンは57.6mg/日であり、ここでの類似する食品とは①ビルベリー由来アントシアニンを57.6mg/日以上含有し、②本届出品と同じサプリメント形状、③本届出品と消化・吸収過程に大きな違いのない食品)は、1袋に30日分入った製品としてこれまでに累計2500万袋以上販売されている。また、これは1日摂取目安量当たりビルベリー由来アントシアニンを57.6mg配合している本届出品に換算すると、約10億食に相当するが、これまでに健康被害に関する情報は報告されていない。
また、各種データベースを調査した範囲ではビルベリー由来アントシアニンに、医薬成分との相互作用の報告はない。
以上のことから、本届出品に用いているビルベリーエキス末は十分な食経験があり、健常成人を含むヒトでのビルベリー由来アントシアニン57.6mg/日の摂取は安全性に問題ないと判断した。
【摂取する上での注意事項】
パッケージの摂取上の注意に以下の記載を行う。
●一日摂取目安量をお守りください。
●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は摂取しないでください。
●妊婦・授乳中の方、未成年の方は摂取しないでください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。【株式会社カマタ 土気工場】●GMP:認証取得(日健栄協GMP)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題: ビルベリー由来アントシアニンを含むサプリメントによる眼の潤いに対する効果について

(目的) このレビューは健常成人を対象として二重盲検試験を行い、ビルベリーエキスを摂取した場合と摂取しない場合と比較して、眼の潤いに及ぼす影響を調べた。

(背景) ビルベリーはヨーロッパを中心に古くから視力の低下改善、眼の病気の治療ための医薬品として使用されてきた。しかし眼の潤いを改善する報告は少なく、その効果についてレビューをおこなった。

(レビュー対象とした研究の特性)文献データベースを用いて疾病のない健常者を対象とし、検索日までを検索期間とし検索を行った。その中で採用した1文献は、健常者の視機能に対する改善効果を示唆したものであり、ランダム化比較試験で行われており質の高い文献である。
本レビューにおいて、スポンサー・共同スポンサーおよび利益相反はない。

(主な結果) 本研究レビューにおいて、日本人健常者を対象とした文献1報が採用となった。採用した文献において眼の潤いに改善が認められた。バイアスリスクがあることやVDT従事者を用いた試験のため対象が限定的ではあるが、本研究レビューで除外した論文においてもビルベリー由来のアントシアニンの摂取により眼の疲労感の改善が確認されている。従って、今後の研究でビルベリー由来のアントシアニンを摂取することで効果に関する方向性が変更される可能性は低く、表示しようとする機能性に対するエビデンスは確保されると判断した。

(科学的根拠の質)今回の研究レビューでは、3つの文献データベースを用い、広く文献を探索している。その結果得られた1報の文献については対象者が限定的、サンプル数が十分ではないなどの問題はある。しかしながらランダム化比較試験であり科学的根拠の質は高く今後の研究においても効果が変わるようなことはないと考えられ、機能性に対する科学的根拠の質は十分であると判断した。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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日本人の快眠(プレマ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


プレマ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【日本人の快眠】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D647
【届出日】
2019/03/19
【届出者名】
プレマ株式会社
楽天市場
プレマ株式会社の商品一覧
【商品名】
日本人の快眠
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
L-テアニン
楽天市場
L-テアニンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはL-テアニンが含まれます。L-テアニンには、夜間の良質な睡眠(起床時の疲労感や眠気を軽減)をサポートすることが報告されています。また、一過性の作業にともなうストレスをやわらげることが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常な成人男女
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該製品『日本人の快眠』の機能性関与成分であるL-テアニンは、私たちが日常的に飲用しているお茶に含まれる成分です。日本では、お茶は鎌倉時代から普及していたと言われており、1000年以上の飲用経験があります。お茶一杯中にL-テアニンは約3.6~12mg含まれるとされています。また、L-テアニンを高純度化した製品は、日本で食品添加物として一般食品やサプリメントに使用されています。L-テアニンはFDA(米国食品医薬品局)においてGRAS(一般に安全と認識される食品)に認定されています。
当該製品に用いられている原料の素材メーカーでは、L-テアニンを含む錠剤状サプリメント (1日摂取目安量中L-テアニン200-300mg配合、2003年販売開始)と、顆粒状サプリメント(1日摂取目安量中L-テアニン500mg配合、2008年販売開始)を販売していますが、これまでに有害となる事象は報告されていません。錠剤状サプリメントではヒトでの安全性試験が実施されており、成人39名(男性11名、女性28名)に1日あたりL-テアニンとして1,000 mg、4週間連続摂取させても副作用は確認されなかったことが報告されています。これは、当該製品『日本人の快眠』の1日摂取目安量に含まれるL-テアニンの5倍量に当たります。さらに、文献やデータベースで収集した安全性に関する情報も踏まえ、安全である摂取量や摂取する際の注意事項を定めました。以上のことから、『 日本人の快眠 』は十分な安全性が確認できていると考えています。
医薬品との相互作用に関しては、降圧剤(カプトプリル,エナラプリル,ロサルタン,バルサルタン,ジルチアゼム,アムロジピン,ヒドロクロロチアジド,フロセミドなど)、興奮剤(ジエチルプロピオン,エピネフリン,フェンテルミン,プソイドエフェドリンなど)の作用を弱めることが知られておりますので、それらとの併用については医師にご相談ください。
【摂取する上での注意事項】
・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量をお守りください。
・食物アレルギーのある方は、原材料をご確認の上、お召し上がりください。
・特に降圧剤、興奮剤をご使用の際は医師に相談してください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該食品『日本人の快眠』は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会から認証を受けたGMP適合協力工場(株式会社AFC-HD アムスライフサイエンス・本社工場/第二工場/国吉田工場)にて、それぞれの規定に準拠した衛生管理、品質管理に基づき、製造している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

■評価する機能性の項目
「L-テアニンには、夜間の良質な睡眠(起床時の疲労感や眠気を軽減)をサポートすることが報告されています。」

(ア)標題
L-テアニンの睡眠の質に関する検証
(イ)目的
健常者成人に、当該食品『日本人の快眠』に含有する関与成分L-テアニン200mgを就寝前に摂取させると、プラセボ摂取の場合と比べ睡眠の質が改善するかについて、起床時の昨夜の睡眠に関するアンケートや睡眠中の生理学的指標について検証しました。
(ウ)背景
L-テアニンの睡眠改善効果について、個々の文献では報告されているものの、それらを網羅的に評価された文献はなかったため、L-テアニンが夜間睡眠の質を改善するかを結論付けることは出来ませんでした。そこで、検証が必要となりました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
英語文献検索には、Pubmed(検索対象期間:1946年~2017年5月26日)、Cochrane Library(1992年~2017年5月26日)のデータベースを用い2017年5月26日に検索を実施しました。また、日本語文献は、JSTPlus(検索対象期間:1981年~2017年5月24日)、JMEDPlus(1981年~2017年5月23日)、JST7580(1975年~1980年12月8日)のデータベースを用い2017年5月30日に検索を実施しました。検索対象は、健常な成人の集団とし、L-テアニンを摂取しない群と比較した試験デザインであることとしました。その結果、最終的に3報の文献を評価しました。これらの文献のうち2報は原料を販売している企業と大学研究機関との共同研究、1報は原料の提供はあるが大学研究機関が独自で実施した研究の結果です。
(オ)主な結果
評価した3報の結果をまとめ、統計的に解析した結果、L-テアニン摂取により、起床時のアンケート調査のうち「疲労回復」、「眠気」の改善については強い関連性が、「夢み」、「睡眠時間延長感」の改善については中程度の関連性がみられました。また、生理学的指標のひとつである睡眠中の交感神経活動の抑制についても中程度の関連性がみられました。これらの指標は、日本人(成人)で標準化された「OSA睡眠調査票(MA版)」の評価項目に含まれていることから日本人の睡眠の質を評価するのに適しているといえ、「疲労回復」と「眠気」の改善に強い関連性がみられたことは良質な睡眠がもたらされたことを示しています。以上より、就寝前にL-テアニンを摂取することは、起床時の疲労感や眠気を軽減し、睡眠の質を改善すると考えられました。
(カ)科学的根拠の質
選定された文献が3報でしたので出版によるバイアスの評価に至りませんでした。正確性の評価に関してはサンプルサイズが少ないため考慮が必要とされました。エビデンスの一貫性などに特に問題は認められず、エビデンス総体の質はおおむね良好と考えています。

■評価する機能性の項目
「L-テアニンには、一過性の作業にともなうストレスをやわらげることが報告されています。」

(ア)標題
L-テアニンのストレス緩和に関する検証
(イ)目的
健常成人に、当該食品『日本人の快眠』に含有する機能性関与成分L-テアニン200mgをストレス負荷前に摂取させると、プラセボ摂取の場合と比べてストレスをやわらげる機能があるかについて、精神的なストレス負荷におけるストレス感のアンケートや生理学的指標について検証しました。
(ウ)背景
L-テアニンのストレスを緩和する機能について、個々の文献では報告されているものの、それらを網羅的に評価された文献はなかったため、L-テアニンがストレスを緩和する機能があるか結論付けることはできませんでした。そこで、検証が必要となりました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
英語文献検索には、Pubmed(検索対象期間:1946年~2017年5月26日)、Cochrane Library(1992年~2017年5月26日)のデータベースを用い2016年5月26日に検索を実施しました。日本語文献は、JSTPlus(検索対象期間:1981年~2017年5月24日)、JMEDPlus(1981年~2017年5月23日)、JST7580(1975年~1980年12月8日)のデータベースを用い2017年5月30日に検索を実施しました。検索対象は、健常な成人の集団とし、L-テアニンを摂取しない群と比較した試験デザインであることとしました。その結果、最終的に3報の文献を評価しました。これらの文献2報は原料を販売している企業と大学研究機関との共同研究、1報は原料の提供はあるが大学研究機関が独自で実施した研究の結果です。
(オ)主な結果
評価した3報の結果をまとめ、統計学的に解析した結果、ストレス負荷がかかった状況でL-テアニンを摂取することにより、ストレスを評価する指標とする項目のうち、主観評価である「STAI」「Subjective stress: VAS」についてはL-テアニン摂取と強い関連性が、客観的評価である「唾液のストレスマーカー(sIgA、アミラーゼ)」および自律神経系の「心拍数」「拡張期血圧」については強い関連性、また「収縮期血圧」についても弱いながらも関連性が見られました。つまり、これらの指標において効果がみられたことは、L-テアニンの摂取によりストレスをやわらげることを示しています。以上により、L-テアニンの摂取は、一過性の作業にともなうストレスをやわらげる機能があると考えられました。
(カ)科学的根拠の質
選定された文献が3報でしたので出版によるバイアスの評価には至りませんでした。正確性の評価に関してはサンプルサイズが少ないため考慮が必要とされました。エビデンスの一貫性などには特に問題は認められず、エビデンス総体の質はおおむね良好と考えています。
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日本人の快眼(プレマ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


プレマ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【日本人の快眼】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D646
【届出日】
2019/03/19
【届出者名】
プレマ株式会社
楽天市場
プレマ株式会社の商品一覧
【商品名】
日本人の快眼
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ビルベリー由来アントシアニン、ルテイン
楽天市場
ビルベリー由来アントシアニンを含む商品一覧

ルテインを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、ビルベリー由来アントシアニン及びルテインが含まれます。ビルベリー由来アントシアニンはピント調整力を改善することで眼の疲労感を軽減する機能、ルテインはブルーライトなどの光の刺激から眼を保護するとされる網膜の黄斑色素量を補うことや、コントラスト感度(かすみやぼやけの解消によりはっきりものを見る力)を改善することが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常な成人男女
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.当該製品の喫食実績
『日本人の快眼』は新製品であり喫食実績がないため、機能性関与成分の安全性を評価した。

2.ビルベリー由来アントシアニン
当該製品の原材料として使用しているビルベリーエキスは、10年以上の期間にわたり、延べ人数で数千万人の日本人によって使用されてきたが、健常人において通常使用量(ビルベリー由来アントシアニンとして173 mg以下)における有害事象は報告がない。
当該製品におけるビルベリー由来アントシアニンの1日摂取目安量は40 mgであり、ヒトにおいて4倍量以上の摂取における安全性が確認されている。さらに、動物試験の結果から、不確実係数100(動物間の種差で10倍、ヒトの個体差で10倍の差が生じることを想定した係数)を適用した場合の毒性の発現が想定されない摂取量は体重50 kgの場合で1日当たり540 mgであり、5倍量以上の摂取における安全性が示唆されている。

3. ルテイン
当該製品の原材料であるマリーゴールド由来のルテインは販売実績が10年以上あり、延べ人数で一千万人以上の日本人で使用されてきた。また、当該成分はFDAにおいて安全性が確認されている(GRAS認定)。当該製品のルテインの1日摂取目安量は12 mgであり、ヒト臨床試験において2倍量以上の摂取における安全性が確認され、同一の成分組成規格のルテインに対してWHOにおいて設定された1日摂取許容量の上限値(体重50 kgの場合で100 mg)を考慮した場合は、5倍量以上の摂取において安全性に問題はないと評価されている。
なお、カロテンやルテイン等のカロテノイドを過剰に摂取した場合に皮膚の色が黄色くなることがあるが、通常は回復性があり、カロテノイドの摂取を止めると自然に元に戻る。

4.相互作用
ビルベリー由来アントシアニンおよびルテインに関して、機能性関与成分同士の相互作用あるいは薬物との相互作用が観察されたという報告はない。

5.総括
既存の情報から適切に摂取される場合には安全性に問題はないと判断した。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量をお守りください。食物アレルギーのある方は、原材料をご確認の上、お召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該食品『日本人の快眼』は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会から認証を受けたGMP適合協力工場(株式会社AFC-HD アムスライフサイエンス・本社工場/第二工場/国吉田工場)にて、それぞれの規定に準拠した衛生管理、品質管理に基づき、製造している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

1.ビルベリー由来アントシアニン
【標題】
ビルベリーエキスに含有する機能性関与成分ビルベリー由来アントシアニン(VMA)摂取による眼疲労改善および視機能調節に関する機能性評価システマティックレビュー

【目的】
成年健常人がVMAを摂取した場合に眼疲労やピント調節機能が改善するかについて、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。

【背景】
抗酸化能を有するVMAは眼疲労等の改善作用が期待され広く使用されてきた。しかしながら、成年健常人が眼の健康維持を目的としてVMAを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。

【レビュー対象とした研究の特性】
2016年2月1日に検索した2015年12月末までに報告された論文と2015年12月末までに得た情報から、20-59才の日本の健常人男女を対象として、ビルベリーエキスを摂取させて眼疲労や視機能に対する効果を検証している4件の質の高い臨床試験(機能性関与成分を含む食品と含まない類似食品を比較するための試験で、どちらの食品を摂取するのかは被験者と試験を実施する側の双方に知らされない状態で試験が行われ、どの食品を摂取するかは第三者により無作為に振り分けられた試験、RCT)を評価の対象とした。4件とも研究レビュー作成者の所属部署が関与する研究である。

【主な結果】
眼に疲労感がある成年健常人がVMAを摂取することにより、眼の疲労感やピント調節機能が改善することがアンケート調査や視機能の検査から明らかとなった。なお、VMAの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。

【科学的根拠の質】
評価の対象は比較的質の高い臨床試験であり、摂取した機能性関与成分の同等性も担保されていることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、結果の一貫性に特に問題はないことなどから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。一方で、パソコンやスマートフォンなどの使用頻度が高いかあるいは眼に疲労を感じている健康な人を対象として行われた試験であることから、このような条件に当てはまらない人がビルベリーエキスを摂取しても同様な効果が得られない可能性がある。

2.ルテイン(黄斑色素光学密度)
【標題】
マリーゴールド色素由来の機能性関与成分ルテイン摂取による黄斑色素光学密度に対する機能性に関する研究レビュー

【目的】
成年健常人がルテインを摂取した場合に網膜の黄斑色素を増やす効果があるかについて、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。

【背景】
ルテインは黄斑を中心とする眼の網膜に蓄積し、ブルーライトなどから眼を守る光フィルターあるいは抗酸化物質として期待され、広く利用されてきた。しかしながら、成年健常人が眼の健康維持を目的としてルテインを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。

【レビュー対象とした研究の特性】
2016年2月2日に2015年12月までに報告された論文から抽出した、日本人を含む18-70才の健常人男女を対象としたルテインを摂取し、ルテインの血中濃度あるいは黄斑の色素量を測定している9件の質の高い臨床試験を評価の対象とした。

【主な結果】
成年健常人がルテインを摂取することにより、ルテインの血中濃度が上昇し、網膜にある黄斑の色素量も増加することが明らかとなった。また、視覚の中核を担う黄斑や網膜に蓄積したルテインはブルーライトなどの光ストレスから網膜を守ることが強く示唆されている。なお、ルテインの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。

【科学的根拠の質】
評価の対象は比較的質の高い臨床試験であり、摂取した機能性関与成分の同等性についても厳密に考慮していることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、ルテインは人の体内で生合成されず、食物等から摂取したルテインが生体内に吸収され、血液中から網膜部分にルテインが移行するメカニズムはほぼ解明されている。以上のことから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。なお、ルテインは緑黄色野菜等に含まれる成分であり、食事等でルテインを十分量摂取している場合は本研究レビューの結果は反映されない可能性がある。

3.ルテイン(コントラスト感度)
【標題】
マリーゴールド色素由来の機能性関与成分ルテイン摂取によるコントラスト感度に対する機能性に関する研究レビュー

【目的】
成年健常人がルテインを摂取した場合にコントラスト感度を改善する効果があるか、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。

【背景】
ルテインは黄斑を中心とする眼の網膜に蓄積し、ブルーライトなどから眼を守る光フィルターあるいは抗酸化物質として期待され、広く利用されてきた。しかしながら、成年健常人が視機能の維持や改善を目的としてルテインを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。

【レビュー対象とした研究の特性】
2016年2月3日に2015年12月までに報告された論文から抽出した、アジア人を含む18-70才の健常人男女を対象としたルテインを摂取し、ルテインの血中濃度およびコントラスト感度を測定している3件の質の高い臨床試験を評価の対象とした。

【主な結果】
成年健常人がルテインを摂取することにより、コントラスト感度が改善することが明らかとなった。コントラスト感度は色の濃淡を判別する力であり、コントラスト感度が低下して色の濃淡が分かりにくくなると視覚の対象物がかすんで見えたり、見えにくく感じることがある。ルテインの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。

【科学的根拠の質】
評価の対象は比較的質の高い臨床試験であり、摂取した機能性関与成分の同等性についても厳密に考慮していることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、食物等から摂取したルテインが網膜部分に移行してコントラスト感度を改善するメカニズムは文献で示されていることから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。なお、ルテインは緑黄色野菜等に含まれる成分であり、食事等でルテインを十分量摂取している場合は本研究レビューの結果は反映されない可能性がある。
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