2019年10月6日日曜日

頭脳チョコ(味覚糖株式会社)の口コミ・効果・評判のエビデンス:機能性表示食品


味覚糖株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
頭脳チョコ



味覚糖株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【頭脳チョコ】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
味覚糖株式会社
【届出番号】
E321
【届出日】
2019/08/09
【届出者名】
味覚糖株式会社
(2120001077560)
楽天市場
味覚糖株式会社の売れ筋商品
【商品名】
頭脳チョコ
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトン
楽天市場
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体を含む売れ筋商品

イチョウ葉由来テルペンラクトンを含む売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンが含まれます。
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンは、健常な中高年の方の、認知機能の一部である記憶力(単語や図形などを覚え、思い出す力)を維持することが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常な中高年の方(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本届出商品は、チョコレートにイチョウ葉エキス(イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン)を添加したものである。イチョウ葉エキスは、サプリメントとして、錠剤、カプセルといった形態で10年以上の販売実績がある。
①既存情報による安全性試験結果の評価
 イチョウ葉エキスは、有効成分とされるフラボノイド配糖体とテルペンラクトン、および有害成分とされるギンコール酸が成分規格されているものを、適切に摂取すればおそらく安全である。妊娠中の摂取は危険性が示唆されているが、本届出商品の対象者は、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除くため、安全性は問題ないと考えられる。また、抗血小板薬・抗血液凝固薬、ワルファリン服用中の人は出血傾向になるため注意が必要であるが、本届出商品は健常者を対象としているため、医薬品を服用していない健常者が適切に摂取する場合、安全上問題ないと考えられる。
②チョコレートのイチョウ葉エキスの安全性への影響について
 本届出商品は、一般的なチョコレートの配合であり、イチョウ葉エキスの安全性に影響は及ぼさないと考えられることから、本届出商品の安全性は問題ないと考えられる。
【摂取する上での注意事項】
・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。
・抗血小板薬・抗血液凝固薬、ワルファリンを服用中の方は、本品の摂取を避けてください。
・糖質と脂質の過剰摂取を避けるため、普段の間食と置き換えてお召し上がりください。
・一日摂取目安量を継続してお召し上がりください。
・お子様の手の届かないところに保管してください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
味覚糖株式会社 奈良工場 FSSC 22000認証取得(認証番号:JP12/030176) 福島工場 FSSC 22000認証取得(認証番号:JP14/030231) FSSC 22000とは、食品安全管理システムの認証規格のことである。味覚糖株式会社では、適正な品質管理マニュアルのもと、生産管理、品質管理における基準を設け、食品安全管理体制を構築している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
 機能性関与成分 イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンの摂取が、認知機能(記憶力)に及ぼす影響に関する研究レビュー

【目的】
 規格化されたイチョウ葉エキスの摂取による、認知機能(記憶力)向上に係る機能があるかどうかを検証した。

【背景】
 イチョウ(Ginkgo biloba L.)は1科1属1種の落葉高木で、アジア、欧州、北米で栽培されている雌雄異株の植物である。イチョウ葉エキスは、有効成分としてフラボノイド24%とテルペノイド6%を含み、アレルギーの原因となるギンコール酸含有量を5ppm以下になるよう規格化されている。日本でも、(財)日本健康・栄養食品協会が、イチョウ葉エキスについて欧米と同等の規格を定めている。イチョウ葉エキスは、日本では薬事法により食品扱いであるが、世界ではWHO(世界保健機関)やFDA(米国食品医薬品局)が生薬や医薬品として認証している。日本では、1988年から、イチョウ葉エキスの健康食品が発売され、現在でも多くの商品が販売されている。
 イチョウ葉エキスの作用機序としては抗酸化作用、抗血栓作用、神経細胞保護作用、血管拡張作用、糖代謝改善作用、神経伝達保護作用などが報告されている。イチョウ葉エキスは、脳循環改善作用と抗血栓作用により脳梗塞の予防と治療に有用であり、ラジカルスカベンジ作用により神経細胞を保護し、神経伝達促進作用により脳機能を改善すると考えられる。
 一方、認知機能は、記憶、思考、見当識、理解、計算、学習、言語、判断等に分類され、加齢とともに正常範囲内で低下することが知られている。その中でも、記憶は日常生活を送る上で欠かせない能力である。近年、日本では、高齢化が社会問題となっており、平成28年の総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は27.3%、平成77年(2065年)には高齢化率は38.4%に達し、約2.6人に1人が65歳以上となる。
 このように、将来ますます高齢者が増加していく中で、加齢に伴う正常な認知機能(記憶力)の低下を改善することは、消費者の健康の維持及び増進において重要であると考えられる。そこで、今回、規格化されたイチョウ葉エキスの、認知機能(記憶力)向上に係る機能に関する評価を行った。

【レビュー対象とした研究の特性】
 PubMed、Cochrane Central Register of Controlled Trials(CENTRAL/CCTR)、JDream III、医中誌Webに掲載された英語ないし日本語文献のうち、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体および、イチョウ葉由来テルペンラクトンを摂取した際の認知機能(記憶力)の向上に関する効果を報告した文献の質評価を行った(検索日は2018年7月26日および8月3日)。文献の検索時は、ヒト介入試験好ましくは無作為化比較試験に関する査読済み論文を重視し、定めた選定基準により文献を選択・採用した。採用した個々の論文については、PICOS(PECOS)の概念を基に効果の有無や「研究の質」により仕分けを行い、研究デザイン、対象者特性、機能性関与成分の摂取量や摂取期間、アウトカム等に関する情報を抽出し、集計した。さらには、利益相反、作用機序およびチョコレートへの外挿性等に関して考察した上で、目的とする機能に対するエビデンスの全体像を取りまとめた。なお、一連の評価作業は原則として弊社社員3名で行い、できる限りバイアスのない評価に努めた。

【主な結果】
 成人健常者に対する5報の論文を評価した結果、規格化されたイチョウ葉エキスを、1日80~240mg摂取することで、プラセボを摂取した時に比べ、認知機能(記憶力)が有意に改善するという評価に至った。

【科学的根拠の質】
 イチョウ葉由来フラボノイド配糖体および、イチョウ葉由来テルペンラクトンを摂取することで、認知機能(記憶力)が向上するとされる論文5報を採用した。バイアスリスク・非直接性は、それぞれ「低」であると評価した。不精確は「高」と評価した。非一貫性は、試験法が一致しないため「中」と評価した。出版バイアスは、存在の疑いありと評価した。以上の内容を総合的に評価した結果、機能性について肯定的な根拠があると判断した。
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10月5日更新分
(31商品)

2019年9月30日月曜日

機能性表示食品 消費者庁届出(令和元年9月28日更新分)

9月28日更新分




E311
2019/8/7
ニチレイ 超アセロラ
サントリー食品インターナショナル株式会社
2
クエン酸本品にはクエン酸が含まれます。クエン酸は継続的な飲用で日常生活の疲労感を軽減することが報告されています。
対象者・安全性・注意事項・製造工場情報

E312
2019/8/8
記憶の小箱s
日本新薬株式会社
1
バコパサポニン本品にはバコパサポニンが含まれます。バコパサポニンには、認知機能の一部である記憶力(加齢により低下する日常生活で見聞きした情報を覚え、思い出す力)を維持する機能があることが報告されています。
対象者・安全性・注意事項・製造工場情報

E313
2019/8/8
ヴァームスマートフィットゼリー
株式会社明治
2
アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物本品には3種類のアミノ酸から構成されるアラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物が含まれます。アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物には、身体活動との併用によりBMIが高めの方の脂肪の代謝(脂肪の分解と消費する力)をさらに上げ、体脂肪をより減らす機能があることが報告されています。
対象者・安全性・注意事項・製造工場情報

E314
2019/8/8
ヴァームスマートフィット顆粒
株式会社明治
1
アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物本品には3種類のアミノ酸から構成されるアラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物が含まれます。アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物には、身体活動との併用によりBMIが高めの方の脂肪の代謝(脂肪の分解と消費する力)をさらに上げ、体脂肪をより減らす機能があることが報告されています。
対象者・安全性・注意事項・製造工場情報

E315
2019/8/8
ヴァームスマートフィットウォーターパウダー
株式会社明治
2
アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物本品には3種類のアミノ酸から構成されるアラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物が含まれます。アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物には、身体活動との併用によりBMIが高めの方の脂肪の代謝(脂肪の分解と消費する力)をさらに上げ、体脂肪をより減らす機能があることが報告されています。
対象者・安全性・注意事項・製造工場情報




E316
2019/8/8
ポリデキファイバーTR(ティーアール)
株式会社東洋新薬
2
ポリデキストロース(食物繊維)本品には、ポリデキストロース(食物繊維)が含まれます。ポリデキストロース(食物繊維)には食後に上がる中性脂肪や血糖値を抑える機能があることが報告されています。脂肪や糖が多い食事を摂りがちな方、食後に上がる中性脂肪や血糖値が気になる方に適した食品です。また、お腹の調子を整える機能があることも報告されています
対象者・安全性・注意事項・製造工場情報

E317
2019/8/8
アミノエールb
味の素株式会社
1
ロイシン40%配合必須アミノ酸〔ロイシン、リジン(塩酸塩として)、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、ヒスチジン(塩酸塩として)、トリプトファン〕本品にはロイシン40%配合必須アミノ酸※が含まれます。ロイシン40%配合必須アミノ酸※は、足の曲げ伸ばしなどの筋肉に軽い負荷がかかる運動との併用で、加齢によって衰える筋肉の合成をサポートすることにより、歩行機能の向上に役立つことが報告されています。※ロイシン40%配合必須アミノ酸には、ロイシン、リジン(塩酸塩として)、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、ヒスチジン(塩酸塩として)、トリプトファンが含まれます。
対象者・安全性・注意事項・製造工場情報

E318
2019/8/8
イチョウ葉a
小林製薬株式会社
1
イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン本品にはイチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンが含まれます。イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンは、加齢によって低下する脳の血流を改善し、認知機能の一部である記憶力(日常生活で生じる行動や判断を記憶し、思い出す力)を維持する機能があることが報告されています。
対象者・安全性・注意事項・製造工場情報

E319
2019/8/8
スマートブラック 世界一のバリスタ監修500
ダイドードリンコ株式会社
2
難消化性デキストリン(食物繊維として)本品には難消化性デキストリン(食物繊維として)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維として)は、食事や軽食の糖や脂肪の吸収を抑える機能があることが報告されています。
対象者・安全性・注意事項・製造工場情報

E320
2019/8/8
MANGOSTIA(マンゴスティア)t
日本新薬株式会社
1
ロダンテノンB本品はロダンテノンBを含みます。ロダンテノンBは、糖化ストレスを軽減することにより肌の潤いを保持する機能が報告されています。
対象者・安全性・注意事項・製造工場情報



マンゴスティアt(日本新薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


日本新薬株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
MANGOSTIA(マンゴスティア)t



日本新薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【MANGOSTIA(マンゴスティア)t】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
日本新薬株式会社
【届出番号】
E320
【届出日】
2019/08/08
【届出者名】
日本新薬株式会社
(2130001012236)
楽天市場
日本新薬株式会社の売れ筋商品
【商品名】
MANGOSTIA(マンゴスティア)t
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ロダンテノンB
楽天市場
ロダンテノンBを含む売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品はロダンテノンBを含みます。ロダンテノンBは、糖化ストレスを軽減することにより肌の潤いを保持する機能が報告されています。
【想定する主な対象者】
健常な成人
【安全性の評価方法】
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1. 安全性試験
動物試験の報告では、当該製品の原材料をラットに28日間投与する試験を実施し、特に異常は認められなかった。さらに、種々の安全性試験を実施して確認した。
遺伝において突然変異が生じないか細菌を用いた試験を実施し、特に異常は認められなかった。また、一日摂取目安量の5倍量を4週間ヒトに摂取させた試験や一日摂取目安量を12週間ヒトに摂取させた試験を実施したところ、摂取に関連した有害事象は認められなかった。

2. 医薬品との相互作用
各種データベースにおいて、機能性関与成分と医薬品との相互作用に関する情報はなかった。

以上より、当該製品には安全性に懸念はないと判断した。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日の摂取目安量をお守りください。また、原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方は、お召し上がりにならないでください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品【MANGOSTIA (マンゴスティア)】は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会から認証を受けたGMP適合協力工場(アリメント工業株式会社)にて、GMP規定に準拠した衛生管理、品質管理に基づいて製造している。なお、機能性関与成分「ロダンテノンB」については、一般財団法人食品環境検査協会にて分析を実施している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

[標題]
ロダンテノンB摂取が肌の水分量に与える影響
[目的]
健常な成人において、ロダンテノンBの摂取が肌の水分量を保持する機能を有するかについて検証する。
[背景]
体内では糖とタンパク質が非酵素的に反応する糖化反応がおこり、その結果AGEs(最終糖化産物:Advanced Glycation Endproducts)が生成する。このような糖化ストレスによって生成するAGEsの一種ペントシジンは、コラーゲン分子間を非特異的に架橋することにより、コラーゲンの立体構造に影響し、皮膚において水分値に影響する。ロダンテノンBは糖化反応を阻害することが知られている。そこで、ロダンテノンBが肌の水分量を維持する効果があるか、研究レビューにより検証した。
[レビュー対象とした研究の特性]
複数の研究論文のデータベースを用いて、論文を検索した。最終的に評価した論文1報であった。
[主な結果]
皮膚のたるみやくすみなどの状態に自覚症状のある20歳代から50歳代の健常な日本人女性を対象に、ロダンテノンB(0.16 mg/日)を12週間摂取したところ、プラセボ摂取に比較して、肌の水分量(皮膚角層水分量)が統計学的に有意に高かったことが確認されている。その肌の水分量を保持する機能は糖化ストレスを軽減することによるものと論文で考察されている。
[科学的根拠の質]
肌の構造に性差はないので、対象を健常な成人とすることは可能である。採用論文が1報のみのためバイアスリスクは否定できないが、日本人を対象としたプラセボ対照二重盲検ランダム化並行群間比較試験であり、信頼性は高いと考えられる。
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9月28日更新分(10商品)

スマートブラック世界一のバリスタ監修500(ダイドードリンコ株式会社)の口コミ・効果・評判のエビデンス:機能性表示食品


ダイドードリンコ株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
スマートブラック 世界一のバリスタ監修500


ダイドードリンコ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【スマートブラック 世界一のバリスタ監修500】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
ダイドードリンコ株式会社(ダイドードリンコ分割準備株式会社)
【届出番号】
E319
【届出日】
2019/08/08
【届出者名】
ダイドードリンコ株式会社
(8120001196529)
楽天市場
ダイドードリンコ株式会社の売れ筋商品
【商品名】
スマートブラック 世界一のバリスタ監修500
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維として)
楽天市場
難消化性デキストリン(食物繊維として)を含む売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品には難消化性デキストリン(食物繊維として)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維として)は、食事や軽食の糖や脂肪の吸収を抑える機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
食後の血糖値が気になる健常成人、食後の血中中性脂肪が気になる健常成人
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
「スマートブラック 世界一のバリスタ監修500」は、清涼飲料や健康食品で一般的に用いられる食品原料に難消化性デキストリン(食物繊維として)を5g配合したコーヒー(清涼飲料水)です。
難消化性デキストリンは、トウモロコシのでん粉由来の水溶性食物繊維であり、その原料のデキストリンは、米国食品医薬局(FDA)よりGRAS(一般に安全とみなされる)に分類されています(21CFRのパート184,1277)。また、多くの特定保健用食品に使用され、食品カテゴリとしても清涼飲料水、即席みそ汁、米菓、ソーセージ、ゼリー等多岐に渡っています。

当該食品と類似する食品として、ダイドードリンコ株式会社が販売している商品で、難消化性デキストリン(食物繊維として)を6g配合したコーヒー(清涼飲料水)「スマートショットブラック」があげられます。2011年3月の発売開始から2018年3月までの約7年間において、日本国内において約1,300万本の販売実績があり、現在まで本商品と因果関係が確認された健康被害は報告されていません。
当該食品は、「スマートショットブラック」と使用している難消化性デキストリンの製造販売者元及び規格、1日当たりの摂取目安量等の設計がほぼ同じ飲料です。従って、当該食品には十分な食経験があり、安全性は高いと評価しました。

また、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報を調査したところ、医薬品との相互作用に関する情報は記載されていませんでした。 

 以上を総合的に判断し、難消化性デキストリン(食物繊維として)を5g含有する当該食品の安全性は高いと考えられます。
【摂取する上での注意事項】
摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該食品は、食品安全の認証規格「FSSC22000」を取得している工場にて生産・製造及び品質管理を行っています。当社及び製造委託工場双方での厳格なダブルチェック体制をとり、常に安全・安心な製品の出荷・販売体制を維持しています。また、当社は工場において、法令や社内規則の遵守、施設・設備の適切な維持管理、品質管理の手順・記録が適切であるかを監査し、品質管理の徹底を図っています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
難消化性デキストリン(食物繊維として)の糖および脂肪の吸収抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)

【目的】
本研究の目的は、健常成人における難消化性デキストリンの単回摂取がプラセボの単回摂取と比較して糖の吸収を抑制する機能を有するかの検証および、健常成人における難消化性デキストリンの単回摂取がプラセボの単回摂取と比較して脂肪の吸収を抑制する機能を有するかの検証である。

【背景】
食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。
糖尿病患者数の増加は、超高齢社会を迎えた日本において極めて深刻な問題の一つとなっている。糖尿病に罹患しないためには食事療法などにより食後血糖値をコントロールすることが非常に重要であるといわれている。また、脂質異常症は、動脈硬化の危険因子であることから食生活の改善などによる一次予防が望まれている。
難消化性デキストリンはトウモロコシのでん粉から作られた水溶性の食物繊維で、食後血糖値や食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用が報告されている。難消化性デキストリンを配合し、これらの効果を付加した食品は日本人の健康維持・増進に寄与することが期待される。

【レビュー対象とした研究の特性】
国内外の文献に関して電子データベースを用い検索を実施した。
健常成人(空腹時血糖値126㎎/dL未満)を対象とし、難消化性デキストリンの単回摂取がプラセボの単回摂取と比較して糖の吸収を抑制する機能を有するか検証した結果、24報の文献が抽出された。また、健常成人(血中中性脂肪値200㎎/dL未満)を対象とし難消化性デキストリンの単回摂取がプラセボの単回摂取と比較して脂肪の吸収を抑制する機能を有するか検証した結果、9報が抽出された。なお、いずれの検索対象もランダム化比較試験を実施した文献とした。

【主な結果①:糖の吸収抑制作用】
抽出された文献について統計解析した結果、プラセボ単回摂取と比較し、難消化性デキストリンの単回摂取により食後の血糖濃度曲線下面積(AUC0-2hr)の有意な低下が認められた。一般にAUC0-2hrは摂取した糖の吸収の程度を反映している。そのため、難消化性デキストリンは食事由来の糖の吸収を抑えると考えられる。
また、難消化性デキストリンの推奨1回摂取量は5gと評価された。

【主な結果②:脂肪の吸収抑制作用】
抽出された文献について統計解析した結果、プラセボ単回摂取と比較し、難消化性デキストリンの単回摂取により食後の血中中性脂肪曲線下面積(AUC0-6hr)の有意な低下が認められた。AUC0-6hrは摂取した脂肪の吸収の程度を反映している。そのため、難消化性デキストリンは食事由来の脂肪の吸収を抑えると考えられる。なお、食後血中中性脂肪値が正常域者(空腹時血中中性脂肪値150mg/dL未満)を対象に追加解析実施したレビューも同様の評価であった。
また、難消化性デキストリンの推奨1回摂取量は5gと評価された。

【科学的根拠の質】
バイアスリスクが認められたがその結果は統計的に小さいと判断できる程度であった。例数が多く、研究間の結果に差がない(不正確性や研究間の異質性がない)ことから、得られた科学的根拠は強いと判断した。
ただし、今後の研究によっては、システマティックレビューの結果が変わる可能性があるため、継続した調査が必要である。また、食事療法や運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響について、継続した研究が必要と考えられる。
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9月28日更新分(10商品)

イチョウ葉a(小林製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


小林製薬株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
イチョウ葉a


小林製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【イチョウ葉a】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
小林製薬株式会社
【届出番号】
E318
【届出日】
2019/08/08
【届出者名】
小林製薬株式会社
(4120001077402)
楽天市場
小林製薬株式会社の売れ筋商品
【商品名】
イチョウ葉a
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
イチョウ葉フラボノイド配糖体,イチョウ葉テルペンラクトン
楽天市場
イチョウ葉フラボノイド配糖体を含む売れ筋商品

イチョウ葉テルペンラクトンを含む売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品にはイチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンが含まれます。イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンは、加齢によって低下する脳の血流を改善し、認知機能の一部である記憶力(日常生活で生じる行動や判断を記憶し、思い出す力)を維持する機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
記憶力の低下が気になる方
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
①喫食実績による食経験の評価
1日摂取目安量としてイチョウ葉フラボノイド配糖体 28.8 mg、イチョウ葉テルペンラクトン 7.2 mgを含むサプリメント形状の加工食品を、平成14年3月から全国の薬局薬店、ドラッグストアにて販売しております。累計約140万袋(1袋30日分)の販売実績があり、これまでに当該製品が原因と示唆される重篤な健康被害の報告はありません。

②既存情報を用いた食経験及び安全性の評価
データベースを検索した結果、「イチョウ葉エキスは、イチョウ葉フラボノイド配糖体(22~27%)、イチョウ葉テルペンラクトン(5~7%)、ギンコール酸(5ppm以下)が一般的な規格である。」、「成分規格を有するイチョウ葉エキスの摂取量は1日240 mg以下が一般的で、それらを適切に摂取すれば、おそらく安全と考えられている。」、「有害な影響としては、ごくまれに胃や腸の不快感、頭痛、めまい、動悸、便秘、皮膚アレルギー反応などがある。」旨の記載がありました。本届出食品に含まれる機能性関与成分量は1日あたりイチョウ葉フラボノイド配糖体28.8 mg、イチョウ葉テルペンラクトン7.2 mgであり、前述のイチョウ葉エキスの規格と1日摂取量から換算した摂取量以下です。

以上の結果から、適切に摂取すれば本届出食品の安全性に問題はないと判断しました。
【摂取する上での注意事項】
●短期間に大量に取ることは避けてください。
●血液凝固抑制薬やワルファリンなどの抗血栓薬を服用している方は摂らないでください。
●妊娠・授乳中の方は摂らないでください。
●乳幼児・小児の手の届かない所に置いてください。
●食物アレルギーの方は原材料名をご確認の上、お召し上がりください。
●原材料の特性により色等が変化することがありますが、品質に問題はありません。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出食品は公益財団法人日本健康・栄養食品協会から認定を受けたGMP適合工場にて製造しています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(ア)標題
イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンによる脳血流および認知機能改善効果に関する研究レビュー

(イ)目的
健常者を対象とし、最終製品「イチョウ葉a」に含有するイチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンを摂取することにより、摂取しない人と比較して脳血流および認知機能を改善する効果が得られるかを研究レビューにより検証しました。

(ウ)背景
加齢に伴う認知機能の低下は、生活の質を低下させ、社会生活への参画を難しくします。加齢に伴って低下する脳の血流を改善し、記憶力等の認知機能を維持する機能性表示食品は、国民の健康の維持および増進に役立つと考えられます。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
国内および海外の文献データベース、国内の臨床試験登録のデータベースを検索した結果、8報の文献を採用しました。8報の文献はいずれも健常者を対象としており、ランダム化比較試験(RCT)と呼ばれる質の高い臨床研究でした。

(オ)主な結果
脳血流について評価している文献は1報で、1日あたりイチョウ葉フラボノイド配糖体19.2 mg、イチョウ葉テルペンラクトン4.88 mgの摂取により、脳の血流が増加することが示されました。
認知機能について評価している文献は8報で、8報中7報で1日あたりイチョウ葉フラボノイド配糖体19.2~64.8 mg、イチョウ葉テルペンラクトン4.88~16.8 mgの摂取により、記憶力、注意力、思考の柔軟性等を評価する認知機能検査で改善効果が示され、特に記憶力については複数の認知機能検査で改善効果が示されました。

(カ)科学的根拠の質
未発表のデータが存在する可能性が否定できないこと、脳血流に関しては評価している文献が1報であったこと、認知機能に関しては8報の採用文献の評価方法が異なることなど研究レビューの限界はあり、さらなる研究が望まれますが、採用文献はすべて質の高い研究であり、研究結果の信頼性は保たれていると判断しました。

以上のことから、最終製品「イチョウ葉a」に含有する、1日あたりイチョウ葉フラボノイド配糖体28.8 mg、イチョウ葉テルペンラクトン7.2 mgを摂取することにより、加齢によって低下する脳の血流を改善し、認知機能の一部である記憶力(日常生活で生じる行動や判断を記憶し、思い出す力)を維持することが見込まれ、表示しようとする機能性は適切であると考えられます。
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9月28日更新分(10商品)

アミノエールb(味の素株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


味の素株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
アミノエールb



味の素株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品アミノエールbの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
味の素株式会社
【届出番号】
E317
【届出日】
2019/08/08
【届出者名】
味の素株式会社
(8010001034740)
楽天市場
味の素株式会社の売れ筋商品
【商品名】
アミノエールb
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ロイシン40%配合必須アミノ酸〔ロイシン、リジン(塩酸塩として)、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、ヒスチジン(塩酸塩として)、トリプトファン〕
楽天市場
ロイシン40%配合必須アミノ酸〔ロイシン、リジン(塩酸塩として)、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、ヒスチジン(塩酸塩として)、トリプトファン〕を含む売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品にはロイシン40%配合必須アミノ酸※が含まれます。ロイシン40%配合必須アミノ酸※は、足の曲げ伸ばしなどの筋肉に軽い負荷がかかる運動との併用で、加齢によって衰える筋肉の合成をサポートすることにより、歩行機能の向上に役立つことが報告されています。※ロイシン40%配合必須アミノ酸には、ロイシン、リジン(塩酸塩として)、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、ヒスチジン(塩酸塩として)、トリプトファンが含まれます。
【想定する主な対象者】
本品にはロイシン40%配合必須アミノ酸※が含まれます。ロイシン40%配合必須アミノ酸※は、足の曲げ伸ばしなどの筋肉に軽い負荷がかかる運動との併用で、加齢によって衰える筋肉の合成をサポートすることにより、歩行機能の向上に役立つことが報告されています。※ロイシン40%配合必須アミノ酸には、ロイシン、リジン(塩酸塩として)、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、ヒスチジン(塩酸塩として)、トリプトファンが含まれます。
【安全性の評価方法】
加齢による筋肉や歩行機能の衰えが気になる中高年
【安全性に関する届出者の評価】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
中身製造・包装:味の素食品㈱ 三重工場/味の素グループ独自の品質保証システムに基づき、生産・品質管理を実施。ISO9001、HACCP、各種GMPなどの製造の管理基準を基本骨格とし、味の素グループ品質方針、品質保証規程、品質保証規則、品質基準およびそれぞれの組織で定めたルールで運用されています。なお、味の素食品㈱三重工場では国内GMP、海外GMP、HACCP、ISO22000、FSSC22000の認証はありません。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:
 「アミノエールb」が含むロイシン40%配合必須アミノ酸※1(以下LEAAとする)の歩行機能の評価

目的:
健康な中高年がLEAAを摂取すると、歩行機能を向上する効果があるか関連する研究論文を評価しました。

背景:
中高年において、歩行機能の低下は、機能的自立を奪うリスクがありこれを防ぐことが重要とされています。歩行機能を保つには筋量の維持が不可欠です。しかし、筋量は80歳までに約30~40%減少すると言われています。加齢に伴い、筋肉をつくる力が落ちるとともに、筋肉のもととなるタンパク質の摂取量が減るため、筋量は減少します。筋肉をつくる力を高めるものとして、必須アミノ酸が知られており、特にロイシンはつくる力が高いことが判明しました。

レビュー対象とした研究の特性:
複数の論文検索データベースを用いて、健康な中高年を対象に、歩行機能を評価した臨床試験の報告458報を抽出、LEAA摂取に合致した2報を評価しました。1報は企業の支援を受けたものでした。

主な結果:
2報は、健康な中高年の男女を対象とし歩行機能を評価していました。その指標のうち、6分間歩行距離は2報とも報告があり、その結果を解析したところLEAA 3.0~15.41g/日、3ヵ月以上の摂取により、対照群と比較して歩行距離が延伸し、明らかに向上しました。
このうち1報は、レジスタンス運動※2を併用しており、10m歩行速度も対照に比較して明らかに向上することが分かりました。尚、当該製品の摂取量と同量(LEAA 3.0g/日)摂取した参加者は、平均65歳でした。


科学的根拠の質:
研究が真の結果を導かない可能性を高める要因をバイアスリスクと呼びます。2報は、バイアスリスクは中程度ありますが、結果の違いは少なく、2報の結果をもって、LEAAの継続摂取により歩行機能の向上効果があると考えられます。
作用機序として、中高年において、LEAA 1回摂取で筋肉をつくる力が高まるという報告があることから、LEAAの歩行機能向上は本作用によるものと想定できます。なおLEAA 3gまたは6g摂取による歩行機能の評価では、レジスタンス運動が行われていました。そのため中高年の歩行機能の向上にはLEAA継続摂取と適度なレジスタンス運動を組み合わせることが必要と考えられました。
ただし、LEAAを摂取している研究は2報と少なく、被験者数も多いとは言い難く、さらなる臨床研究が待たれます。
また、筋肉をつくる力及び歩行機能の評価に用いた指標は、学術的に広くコンセンサスを得られ、妥当性のあるものです。

※1 ロイシン40%配合必須アミノ酸(LEAA)は、ロイシン、リジン(塩酸塩として)、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、ヒスチジン(塩酸塩として)、トリプトファンが含まれます。
※2 レジスタンス運動は、器具を用いたり自体重で筋肉に抵抗をかける運動で、個人の能力に応じて行う運動です。
(構造化抄録)
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9月28日更新分(10商品)