2020年3月30日月曜日

細切りざるうどん(金トビ志賀)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社金トビ志賀が消費者庁に届出た機能性表示食品細切りざるうどんの機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


株式会社金トビ志賀が消費者庁に届出た機能性表示食品細切りざるうどんのエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 細切りざるうどんの表示しようとする機能性

#2 細切りざるうどんをおすすめする対象者

#3 細切りざるうどんを摂取する上での注意事項

#4 細切りざるうどんの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 細切りざるうどんのエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。
株式会社金トビ志賀
機能性表示食品検索


【届出番号】

E744

【届出日】

2020/02/17

【届出者名】

株式会社金トビ志賀
(4180301010957)
楽天市場
株式会社金トビ志賀

【商品名】

細切りざるうどん


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
イソマルトデキストリン(食物繊維)
楽天市場
イソマルトデキストリン(食物繊維)


【表示しようとする機能性】

本品には、イソマルトデキストリン(食物繊維)が含まれます。
イソマルトデキストリン(食物繊維)は食後に血糖値が上昇しやすい健常者の食後血糖値の上昇や、食後に血中中性脂肪が高めになる健常者の食後血中中性脂肪の上昇をおだやかにすることが報告されています。


【想定する主な対象者】

食後の血糖値が上昇しやすい健常者、食後の血中中性脂肪が高めになる健常者


【安全性の評価方法】

既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

本品の機能性関与成分であるイソマルトデキストリンはでん粉由来の食物繊維であり、米国FDA(Food and Drug Administration:食品医薬品局)によって、GRAS(Generally Recognized as Safe:一般に安全と認められる食品素材)に認定されている。認定された物質と当該製品に含まれるイソマルトデキストリンは㈱林原で製造された、同一のものである。また、既存情報の1次情報として以下の安全性試験の報告が確認されている。
1.急性毒性試験、90日間反復投与試験
ラットを用いてイソマルトデキストリンの毒性作用を単回投与、反復投与にて評価した結果、毒性は認められなかった。
2.Ames試験
細菌を用いてイソマルトデキストリンの遺伝毒性作用を評価した結果、変異原性は示されなかった。
3.ヒトにおける過剰摂取試験、長期摂取試験、下痢に対する最大無作用量
イソマルトデキストリンの過剰摂取試験(1日摂取目安量の3倍量以上を4週間継続摂取)および長期摂取試験(1日摂取目安量の1倍量以上を12週間継続摂取)を行った結果、有害事象は認められなかった。下痢に対する最大無作用量を評価した結果、0.8 g/kg-BWであると判断した。
(考察)
下痢に対する最大無作用量の検討で得られた数値はイソマルトデキストリン(食物繊維として)に換算すると0.66 g/kg-BWであり、さらに体重60 kgのヒトに換算すると39.6 gに相当する。従って当該製品の1日摂取目安量(100 g)に含まれるイソマルトデキストリン(食物繊維として)2.13 gはこれに比べて十分に低いが、注意喚起として「1日あたりの摂取目安量をお守りください。」「摂り過ぎ、体調によりおなかがゆるくなることがあります。」と表示した。これらの結果から、イソマルトデキストリンの安全性に関しては問題ないと判断した。当該製品の1日摂取目安量(100 g)に含まれるイソマルトデキストリン(食物繊維として)は2.13 gであり、ヒトでの長期摂取試験や過剰摂取試験、さらには下痢を起こす可能性があると報告されている用量に比べて十分低いことからイソマルトデキストリン配合の当該製品の安全性に関しても問題ないと判断した。尚、各種安全性試験で評価されたイソマルトデキストリンは当該製品に使用されているものと同じ㈱林原で製造された製品であり、同等性に問題はないと判断した。


【摂取する上での注意事項】

摂り過ぎ、体調によりおなかがゆるくなることがあります。1日当たりの摂取目安量をお守りください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

ISO9001、HACCP(全国乾麺協同組合連合会)に基づき生産しています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


イソマルトデキストリン(食物繊維)の血糖上昇抑制作用

【ア.標題】
イソマルトデキストリン(食物繊維)の血糖上昇抑制作用の検証

【イ.目的】
健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)を対象としてイソマルトデキストリン(食物繊維)の摂取により血糖上昇抑制作用があるか検証する。

【ウ.背景】
日本では食生活の変化などを背景として糖尿病に対する対策が急務となっており、食後の血糖値の管理も重要とされている。食物繊維には血糖値の上昇を抑制する機能を有するものが知られており、水溶性食物繊維であるイソマルトデキストリンにもその機能が期待されている。そこで今回、「イソマルトデキストリン(食物繊維)」の血糖上昇抑制作用に関するシステマティックレビューを実施した。

【エ.レビュー対象とした研究の特性】
検索日:日本国内外の文献 2018年5月7日(PubMed, The Cochrane Library),
2018年5月19日(JDreamⅢ)
検索対象期間:検索日までの全期間
対象集団の特性:健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)
最終的に評価した論文数:2報(研究3例)
研究デザイン:ランダム化並行群間比較試験、ランダム化クロスオーバー試験、準ランダム化比較試験
利益相反:本研究は、株式会社林原からの資金提供を受けて実施されたものである。資金提供者は、最終報告書のフォーマットの確認を除き、システマティックレビュープロセス自体への関与はない。

【オ.主な結果】
血糖値の上がりやすい健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)において、イソマルトデキストリン(食物繊維) 2.13-8.08 g/日の摂取は安全で、食後の血糖上昇を抑制する効果があると考えられた。

【カ.科学的根拠の質】
採用論文は2報と少なくメタアナリシスを実施できなかったため定性的なレビューとなったが、各々ランダム化比較試験で実施され、血糖値の上昇を抑制するという結果に一貫性があるため、信頼性は高いと考える。今後1日当たりの有効摂取量などに関してさらなる研究が望まれる。


イソマルトデキストリン(食物繊維)の血中中性脂肪上昇抑制作用

【ア.標題】
イソマルトデキストリン(食物繊維)の血中中性脂肪上昇抑制作用の検証

【イ.目的】
健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)を対象としてイソマルトデキストリン(食物繊維)の摂取により血中中性脂肪上昇抑制作用があるか検証する。

【ウ.背景】
日本では食生活の変化などを背景として生活習慣病に対する対策が急務となっており、食後高脂血症に対する注意も重要とされている。食物繊維には食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制する機能を有するものが知られており、水溶性食物繊維であるイソマルトデキストリンにもその機能が期待されている。そこで今回、「イソマルトデキストリン(食物繊維)」の血中中性脂肪値上昇抑制作用に関するシステマティックレビューを実施した。

【エ.レビュー対象とした研究の特性】
検索日:日本国内外の文献 2018/5/7(PubMed, The Cochrane Library), 2018/5/19(JDreamⅢ)
検索対象期間:検索日までの全期間
対象集団の特性:健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)
最終的に評価した論文数:1報
研究デザイン:ランダム化並行群間比較試験、ランダム化クロスオーバー試験、準ランダム化比較試験
利益相反:評価対象とした1件の研究において、研究監修機関、方針決定機関、研究実施機関は独立している。資金源は方針決定機関(㈱林原)である。本SRは、㈱林原より依頼を受け、合同会社オクトエルが実施した 。

【オ.主な結果】
食後の血中中性脂肪値が高めの健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)において、イソマルトデキストリン(食物繊維) 2.13 g/日の摂取は安全で、食後の血中中性脂肪値上昇を抑制する効果があると考えられた。

【カ.科学的根拠の質】
採用論文は1報であるため、パブリケーション・バイアスと非一貫性については検討していない。また、メタアナリシスを実施できなかったため定性的なレビューとなった。しかしながらエビデンス・グレーディングが高いとされるランダム化比較試験で実施されており、食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制するという結果が後発の1次研究によって大きく変更される可能性は低いと推察される。一日当たりの有効摂取量に関するさらなる研究が報告されることが望ましい。

(構造化抄録)

ジージーヘスペリジン&コラーゲン(江崎グリコ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


江崎グリコ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品gg(ジージー)ヘスペリジン&(アンド)コラーゲンの機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


江崎グリコ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品gg(ジージー)ヘスペリジン&(アンド)コラーゲンのエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 gg(ジージー)ヘスペリジン&(アンド)コラーゲンの表示しようとする機能性

#2 gg(ジージー)ヘスペリジン&(アンド)コラーゲンをおすすめする対象者

#3 gg(ジージー)ヘスペリジン&(アンド)コラーゲンを摂取する上での注意事項

#4 gg(ジージー)ヘスペリジン&(アンド)コラーゲンの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 gg(ジージー)ヘスペリジン&(アンド)コラーゲンのエビデンス(科学的根拠)


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江崎グリコ株式会社
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【届出番号】

E743

【届出日】

2020/02/17

【届出者名】

江崎グリコ株式会社
(5120001049268)
楽天市場
江崎グリコ株式会社

【商品名】

gg(ジージー)ヘスペリジン&(アンド)コラーゲン


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
モノグルコシルヘスペリジン、魚由来低分子コラーゲンペプチド
楽天市場
モノグルコシルヘスペリジン

魚由来低分子コラーゲンペプチド


【表示しようとする機能性】

本品にはモノグルコシルヘスペリジン、魚由来低分子コラーゲンペプチドが含まれます。
モノグルコシルヘスペリジンには、冷えにより低下した末梢血流を正常に整え、冷えによる皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが報告されています。
魚由来低分子コラーゲンペプチドには、肌の水分量(潤い)と弾力性の低下を抑え、肌の健康に役立つ機能が報告されています。
※魚由来低分子コラーゲンペプチドとは、魚を原料とした平均分子量が1,000以下になるまで細かく分解されたコラーゲンペプチドのことです。


【想定する主な対象者】

冷えによる血流の低下が気になる人、肌の乾燥が気になる人


【安全性の評価方法】

喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

当該製品は、機能性関与成分として「モノグルコシルヘスペリジン」、「魚由来低分子コラーゲンペプチドを含有する。

<モノグルコシルヘスペリジン>
・当該製品のモノグルコシルヘスペリジンは、食品安全委員会からその安全性を評価されている試験食品の関与成分と定性的に同一である。
・当該製品のモノグルコシルヘスペリジン1日摂取目安量178 ㎎は、特定保健用食品の関与成分の1日摂取目安量340㎎の約半分と適正であると考える。
・そのほか2次データベースにおいても、重篤な有害事象は見られていないことから、安全性に問題はないと判断した。

<魚由来低分子コラーゲンペプチド>
・当該食品に配合している、魚由来低分子コラーゲンペプチド(コラーゲン加水分解物TYPE-S(新田ゼラチン株式会社))は、過去に安全性が確認されている原料と同じ製造販売元の原料を使用しており、定性的に同一である。
・当該製品の魚由来低分子コラーゲンペプチド1日摂取目安量2500㎎は、過去に安全性が確認されている摂取量の半分である。
・よって、当該製品の安全性に問題はないと判断した。

全ての機能性関与成分を同時に摂取する場合の喫食実績や安全性試験に関しては、明確な情報が得られていないものの、成分同士の相互作用の報告がないこと、個々の機能性関与成分については安全性の情報が十分にあり、個々の成分を含む食品は既に広範囲で流通していることから、適切に摂取する場合には当該製品の安全性に問題はないと判断した。

 以上より、当該製品に含まれるモノグルコシルヘスペリジン、魚由来低分子コラーゲンペプチドは、本品の1日当たり摂取目安量を守り、適切に使用すれば安全性は十分確保されているものと判断した。したがって、当該製品を機能性表示食品として販売することは適切であると判断した。


【摂取する上での注意事項】

多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

本品の製造会社であるゴールドパック株式会社の松本工場は、総合衛生管理製造過程の認証およびFSSC22000の認証を得ており、その基準に準拠して生産・製造の品質管理を行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


当該製品は、「冷えにより低下した末梢血流を正常に整え、冷えによる皮膚表面温度の低下を軽減する機能」、「肌の水分量と弾力性の低下を抑え、肌の健康に役立つ機能」を表示しようとしているため、それぞれについての評価を示す。

1.冷えにより低下した末梢血流を正常に整え、冷えによる皮膚表面温度の低下を軽減する機能
①標題
モノグルコシルヘスペリジンが冷えにより減少する末端の血流を正常に整える、および冷えによる皮膚表面温度の低下を軽減する効果に関する研究レビュー(システマティックレビュー)

②目的
健常者がモノグルコシルヘスペリジンを摂取した場合に、冷えにより減少する末端の血流を正常に整える、または、冷えによる皮膚表面温度の低下を軽減する効果が認められるかどうかを評価した。

③背景
ヘスペリジンは温州みかんなどのかんきつ類に多く含まれるポリフェノールの1種で、日本では水溶性を高めたモノグルコシルヘスペリジンが販売されている。モノグルコシルヘスペリジン摂取による手足などの末端部分の冷えの軽減や血流の調整について報告があるが、網羅的に調べた研究はなかったので検証する。

④レビュー対象とした研究の特性
各種文献データベースを用いて関連研究を検索した(検索日:2018年4月9日)。研究の適格基準は、ヒト試験であること、モノグルコシルヘスペリジンの血流または皮膚表面温度への影響を評価している研究であることとした。そして、対象者は健常な日本人または日本人に外挿可能と考えられるヒトであること、介入はモノグルコシルヘスペリジンの経口摂取であり、適切な対照用食品が設定されていることとした。

⑤主な結果
文献検索および評価の結果2例の研究が該当した。冷えにより減少する末端の血流を正常に整える効果、冷えによる皮膚表面温度の低下を軽減する効果、ともに、中程度以上の確からしさで期待できると判断された。

⑥科学的根拠の質
研究例が2例と少なく、効果の認められなかった研究が報告されていないおそれ(出版バイアスリスク)があること、採用した研究では178~500 mgのモノグルコシルヘスペリジンを摂取していたが、この範囲外のモノグルコシルヘスペリジンを摂取する場合の効果は明確になっていないこと、という限界があった。しかし、一定の科学的根拠の質が確保されており、上記結果に重大な影響はないと判断した。

2.肌の水分量と弾力性の低下を抑え、肌の健康に役立つ機能
①標題
魚由来低分子コラーゲンペプチドによる肌の水分量と弾力性の低下を抑える機能に関する研究レビュー(システマティックレビュー)

②目的
肌の乾燥が気になる健常者が、魚由来低分子コラーゲンペプチドを摂取した場合に、角層水分量の保持および肌の弾力性保持に効果があるかどうかを評価した。

③背景
コラーゲンペプチドの経口摂取後に血中に存在することが確認されたペプチドは、角層水分量、肌の弾力性保持効果に寄与することが報告されている。しかし、基原や分解の程度が異なるコラーゲンペプチドの機能性を同等に評価することは難しい。
魚由来低分子コラーゲンペプチドは、水への溶解度が高くなるよう平均分子量1000以下まで分解したもので、体への吸収性が高いことから、低用量での角層水分量の保持効果があることが期待される。魚由来低分子コラーゲンペプチドの経口摂取による、ヒトの角層水分量および肌の弾力性の保持効果について網羅的に解析した例はないため、新たに研究レビューを行うこととした。

④レビュー対象とした研究の特性
各種データベースを用い、関連研究を検索した(検索日:2019年6月4日~10日)。研究の適格基準は、ヒト試験であること、平均分子量が1,000以下である魚由来低分子コラーゲンペプチドの角層水分量への影響を評価している研究であること、一次研究の報告であること、査読付きの原著論文であることとした。そして、除外基準は健常者以外の人を対象にした試験の報告、魚由来低分子コラーゲンペプチド以外の成分を併用している報告、明らかに日本人には外挿できない人を対象とした研究の報告とした。

⑤主な結果
文献検索および評価の結果2例の研究が該当した。角層水分量および肌の弾力性保持効果は中程度以上の確からしさで期待できると判断された。

⑥科学的根拠の質
研究レビューの限界として、研究例が2例と少なく、効果の認められなかった研究が報告されていないおそれ(出版バイアスリスク)があると考えられた。また、採用文献の被験者が中国人女性であるが、作用機序ならびに人種や生活環境、食生活の類似性を考慮し、日本人男女に外挿できると判断した。一定の科学的根拠の質が確保されおり、上記結果に重大な影響はないと判断した。

エルエルラクトフェリンジンジャー(サラヤ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


サラヤ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品LL(エルエル)ラクトフェリンジンジャーの機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


サラヤ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品LL(エルエル)ラクトフェリンジンジャーのエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 LL(エルエル)ラクトフェリンジンジャーの表示しようとする機能性

#2 LL(エルエル)ラクトフェリンジンジャーをおすすめする対象者

#3 LL(エルエル)ラクトフェリンジンジャーを摂取する上での注意事項

#4 LL(エルエル)ラクトフェリンジンジャーの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 LL(エルエル)ラクトフェリンジンジャーのエビデンス(科学的根拠)


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サラヤ株式会社
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【届出番号】

E742

【届出日】

2020/02/17

【届出者名】

サラヤ株式会社
(5120001009783)
楽天市場
サラヤ株式会社

【商品名】

LL(エルエル)ラクトフェリンジンジャー


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ラクトフェリン
楽天市場
ラクトフェリン


【表示しようとする機能性】

本品にはラクトフェリンが含まれます。
ラクトフェリンは肥満気味な方の内臓脂肪の減少、高めのBMIの改善機能があることが報告されています。


【想定する主な対象者】

肥満気味な方、内臓脂肪が気になる方、BMIが気になる方。
但し、疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。


【安全性の評価方法】

喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

本製品は2012年3月より3500袋以上の販売を行っており、食経験がある。
本製品に含まれる機能性関与成分のラクトフェリンはヒトの乳汁及び、生乳の中にも存在し、母乳代替食品として多くの乳児用調製粉乳にも使用されており、食品として摂取されてきた経験がある。
これまでラクトフェリンを経口投与した安全性試験においても重篤な副作用は報告されておらず、また米国の食品医薬品局 (FDA) による、GRAS(Generally Recognized As Safe)認証を取得している食品であり、日本食品添加物協会が発行する既存添加物リストにも記載・規格化されていることから安全性の高い成分であることが分かる。以上のことから当該食品は適切に摂取する上で安全性上の問題はないと判断した。


【摂取する上での注意事項】

〇本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量をお守りください。

〇食べすぎると一時的におなかがゆるくなることがあります。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

当該製品は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会の認定工場で製造及び品質管理されている。
また、衛生検査(一般細菌、大腸菌群、カビ・酵母)に加え、錠剤の腸溶性(腸まで届く錠剤の性質)の試験、並びに錠剤中のラクトフェリンの含量、及びラクトフェリンの品質の分析を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


標題
ラクトフェリンを摂取することで、内臓脂肪の減少、BMI改善作用を得られるかについて検証する。

目的
本研究レビューではこのラクトフェリンが有する内臓脂肪の減少、BMIの改善作用について網羅的な文献検索を行い、その根拠を検証した。

背景
ラクトフェリンは多くの機能を有する中、脂質代謝異常の改善、内臓脂肪の減少およびBMIの減少などの肥満に関する事項の改善についても報告されてきた。今回はこれまでに報告された肥満改善作用、詳しくは腹部の内臓脂肪、体重およびBMIの減少に関する文献のレビューを行い、ラクトフェリンの内臓脂肪の減少、BMI改善機能について検証を行うこととした。

レビュー対象とした研究の特性
論文の検索日 2019年6月12日
対象集団の特性 健康な日本人男女(20歳以上で腹部肥満傾向、BMI25以上30未満の方)
最終的に評価した論文数 1報
研究デザイン RCT

結果
被験者26名(20歳以上の日本人男女、BMI≧25、内臓脂肪面積>100cm^2)をラクトフェリン摂取群、プラセボ摂取群として無差別に13名ずつに分け、8週間経口摂取させ内臓脂肪とBMIの数値を確認した研究のサブグループ解析(低密度リポたんぱく質(LDL)コレステロール血症、およびBMI30以上の被験者を除いた実験結果の解析)において、
ラクトフェリン摂取群ではプラセボ摂取群と比較してBMI(-0.38、P<0.05)、内臓脂肪(-10.2㎝^2、P<0.01)と有意な減少がみられた。

結論
本研究レビューより、ラクトフェリンの経口摂取が腹部の内臓脂肪面積およびBMIの減少に寄与することが示され、これについて科学的根拠があると評価した。

科学的根拠の質
本研究レビューでは、ラクトフェリンを摂取し、内臓脂肪の減少やBMI改善に関与する文献を3報得られたが、これらで実施された臨床試験は1試験であり、限界も存在している。しかし、その研究内容としては、2重盲検のプラセボ対照試験が用いられた、科学的な質の高い研究であり、今後本研究レビューの結果が大きく変更される可能性は低いと推察した。

(構造化抄録)

あい(アーデンモア)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社アーデンモアが消費者庁に届出た機能性表示食品あいの機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


株式会社アーデンモアが消費者庁に届出た機能性表示食品あいのエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 あいの表示しようとする機能性

#2 あいをおすすめする対象者

#3 あいを摂取する上での注意事項

#4 あいの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 あいのエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
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株式会社アーデンモア
機能性表示食品検索


【届出番号】

E741

【届出日】

2020/02/15

【届出者名】

株式会社アーデンモア
(9060001000241)
楽天市場
株式会社アーデンモア

【商品名】

あい


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ルテイン、ゼアキサンチン
楽天市場
ルテイン

ゼアキサンチン


【表示しようとする機能性】

本品には、ルテイン、ゼアキサンチンが含まれます。
ルテイン、ゼアキサンチンには、目の黄斑部の色素量を上昇させ、ブルーライトなどの光ストレスから保護し、コントラスト感度(ぼやけの解消によりはっきり見る力)を改善する機能があることが報告されています。


【想定する主な対象者】

健康な日本の成人男女


【安全性の評価方法】

既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

機能性関与成分ルテイン、ゼアキサンチンを含む原材料の「マリーゴールド色素」は、マリーゴールドの花から得られたキサントフィルを主成分とするものである。わが国において広く使用されており、長い食経験があるとして既存添加物名簿収載品目リストに収載されている。また、本届出商品に配合しているルテイン、ゼアキサンチン原料は、米国で GRAS 物質として認定されている。
FAO/WHO 合同食品添加物専門家会議「FAO/WHO Joint Expert Committee on Food Additives」(JECFA)においても評価が終了しており、2004年6月に開催された第63回JECFA にて、ルテインとゼアキサンチンの一日許容摂取量(ADI) は、0-2mg/kg体重までと設定された。厚生労働省が行った平成29年国民健康・栄養調査によると、日本人成人の平均体重は男性67.0kg、女性53.6kgであり、この数値で換算すると一日許容摂取量は男性134.0mg、女性107.2mgとなる。本届出商品の一日摂取目安量当たりの機能性関与成分含有量(ルテイン 10mg、ゼアキサンチン 2mg)は、上記の報告に照らし合わせた際、適正な範囲の摂取量であると考えられる。なお、本届出商品に配合しているルテイン、ゼアキサンチンは食品添加物「マリーゴールド色素」に含まれるもので、上記の情報との同等性は問題ないと判断した。


【摂取する上での注意事項】

体質により、まれに身体に合わないことがあります。その場合は摂取を中止してください。
アレルギーをお持ちの方は、原材料名表記を必ずご確認ください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

本届出商品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、バルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造及び品質管理を行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


標題:機能性関与成分ルテイン、ゼアキサンチンの摂取による目の健康に関するシステマティックレビュー
目的:健常者においてルテイン、ゼアキサンチンの摂取により目の黄斑色素量が上昇し、光ストレスから目を保護し、コントラスト感度をサポートするのに有効であるかどうかについて、網羅的な文献検索を行って検証することを目的とした。
背景:ルテイン、ゼアキサンチンの摂取が目の健康を維持するために重要な役割を果たすことが報告されているが、健常成人を対象にした研究レビューはなかった。
レビュー対象とした研究の特性:日本語および英語の3種のデータベース(PubMed、Cochrane Library database、JDreamIII)を用いてRCTタイプのヒト試験を網羅的に検索した。1次・2次スクリーニングの結果、最終的に1報を採用した。
主な結果:ルテイン10mg/日、ゼアキサンチン2mg/日を1年間摂取することにより、黄斑色素密度の上昇、光ストレスからの回復、コントラスト感度の改善が認められた。
科学的根拠の質:採用論文の試験対象者は米国人であったが、目の使用環境や食生活などが似ていることから日本人に外挿することは乖離が少ないと判断した。黄斑色素密度の上昇、ブルーライトなどの光ストレスの軽減の機能は、ルテインおよびゼアキサンチンの作用機序からの論拠として導き出されたものであり、その機能は十分に説明可能である。研究の限界として、同デザイン、同評価での日本人を対象にした文献がないので今後さらなる研究が望まれる。