2020年7月18日土曜日

ギャバいレモンプラス(クラシエフーズ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

クラシエフーズ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品ギャバいレモン+(プラス)のエビデンス




クラシエフーズ株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品【ギャバいレモン+(プラス)】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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クラシエフーズ株式会社
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【届出番号】

F124


【届出日】

2020/06/02


【届出者名】

クラシエフーズ株式会社
(1010401038257)
楽天市場
クラシエフーズ株式会社


【商品名】

ギャバいレモン+(プラス)


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
GABA
楽天市場
GABA

【表示しようとする機能性】

本品にはGABAが含まれています。
GABAには事務的作業に伴う一時的な精神的ストレスを緩和する機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)で、事務的作業に伴う一時的な精神的ストレスが気になる方。

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該食品は機能性関与成分GABAを一日摂取目安量あたり28mg配合したソフトキャンディ形態の加工食品である。

GABAは野菜や果物、穀物などに多く含まれているアミノ酸の一種であり、例えばナスやトマトには100gあたりGABAが20~50mg含まれている。また、GABAは特定保健用食品の関与成分として知られており、GABAを配合した特定保健用食品が市販されている。食品安全委員会において、特定保健用食品の食品健康影響評価が審議されており、GABAを関与成分とする複数の特定保健用食品(一日摂取目安量あたりのGABA配合量10mg~80mg)について、適切に摂取される場合には、安全性について問題がないとの判断がなされている。

当該食品に含まれるGABAと同じ原料メーカーのGABAを配合した食品は、2003年頃より多数の商品が販売されている。原料メーカーから発売されたGABA配合の錠剤形状食品(2003年発売、一日摂取目安量あたりのGABA配合量120mg)をはじめとして、一日摂取目安量あたりGABAを数mg~200mg程度配合した各種製品が日本全国で販売されているが、これまでにGABAが原因となる重篤な健康被害は報告されていない。
さらに、GABAの安全性に関しての研究報告をデータベースで検索したところ、日本人を対象とした安全性試験が23報あった。11.5~1000mgのGABAを配合した食品を4週間~16週間摂取した場合に、軽度の自覚症状の変化を訴える事例はあるものの臨床上問題となる異常変動等はなく、23報すべての研究報告において安全性に問題はなかったことが報告されている。
GABAは分子量103の単一の低分子化合物であり、基原によらずGABAの性状は一定である。従って、各安全性試験で用いられたGABAと当該製品に含まれるGABAは同等であると言える。このため、安全性試験の結果を当該製品に含まれるGABAの安全性として判断することに問題はないと考えられる。

理論的に考えられる医薬品との相互作用として、GABAは降圧薬等との併用により、低血圧を起こす可能性があるとされている。このため、降圧薬等を服用している場合は医師、薬剤師に相談するなどの注意が必要であり、パッケージには以下のように注意喚起している。

以上のことから、機能性関与成分GABAを配合した当該食品の安全性に問題はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
一日摂取目安量を守ってください。
降圧作用を有する医薬品等を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


当該食品は、クラシエフーズ株式会社高槻第一工場にて生産を行っている。
クラシエフーズ株式会社高槻第一工場では、2020年内に取得を予定しているFSSC22000の管理基準に基づいた生産体制により、出荷判定基準を遵守・運用することで、規格外製品の流通を防止する体制を取っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【標題】GABAの、精神的負荷による一時的な精神的ストレスの緩和効果について。

【目的】健康な成人日本人がGABAを含む食品またはGABAそのものを摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、精神的負荷による一時的な精神的ストレスの緩和効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。

【背景】GABAにはストレス緩和効果があることが一般的に知られている。GABAを配合した本機能性表示食品を販売するにあたり、改めてGABA配合食品の機能について検証するため、本研究レビューを行った。

【レビュー対象とした研究の特性】2019年1月29日に、2019年1月までに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、健康な成人を研究対象とした無作為化対照試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)またはこれに準じる形の試験の査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は7報あった。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。

【主な結果】脳波、副交感神経活動、唾液中のクロモグラニンA及びコルチゾール、主観的疲労感の各指標によりストレス、疲労感を評価した。これらの指標は一時的な精神的ストレス、疲労感を評価するのに一般的に用いられ、表示しようとする機能性を評価するのに適した指標である。結果として、28mg~100mgのGABAを含んだ食品は、GABAを含まない食品と比較して、精神的負荷による一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。

【科学的根拠の質】収集した論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は直接的な科学的根拠として問題のないものであった。ただし、効果があったとする論文中では被験者は28mg~100mgのGABAを摂取しており、この量以下の量を摂取する場合にはGABAの効果は確認されておらず注意が必要である。

2020年7月17日金曜日

オールブランブランチョコフレーク(日本ケロッグ合同会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

日本ケロッグ合同会社が消費者庁に届出た機能性表示食品オールブラン ブランチョコフレークのエビデンス



日本ケロッグ合同会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【オールブラン ブランチョコフレーク】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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"オールブラン ブランチョコフレーク"の表示しようとする機能性


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日本ケロッグ合同会社
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【届出番号】

F123


【届出日】

2020/06/02


【届出者名】

日本ケロッグ合同会社
(6010403008666)
楽天市場
日本ケロッグ合同会社


【商品名】

オールブラン ブランチョコフレーク


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
小麦ブラン由来アラビノキシラン
楽天市場
小麦ブラン由来アラビノキシラン

【表示しようとする機能性】

本品には小麦ブラン由来アラビノキシランが含まれます。
小麦ブラン由来アラビノキシランは、発酵性の食物繊維で、善玉菌とよばれる腸内の酪酸菌を増やし、有用物質である酪酸を増加させることにより、腸内環境を改善することが報告されています。
また、小麦ブラン由来アラビノキシランはお腹の調子を整え便通を改善することが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本品「オールブラン ブランチョコフレーク」の類似食品である「オールブラン ナッツミックス」(共に機能性関与成分小麦ブラン由来アラビノキシランを1日当たり2.1g摂取)は、2018年5月日本での発売以来、年齢、性別、健康状態を問わず販売され、2018年の販売実績は約280トン(1食60gとして約460万食分)です。これまで重篤な健康被害は報告されていません。
また、機能性関与成分小麦ブラン由来アラビノキシランを1日当たり4.4g摂取する類似食品の「オールブラン オリジナル」は、お腹の調子を整える食品として1994年に特定保健用食品の表示許可を取得しており、2018年の販売実績は約500トン(1食40gとして約1,250万食分)です。日本で年齢、性別、健康状態を問わず販売され、特定保健用食品の許可以来約25年間、重篤な健康被害は報告されていません。
以上より、本品は安全性の高い商品と判断しました。

【摂取する上での注意事項】
食べ過ぎにより、一過性におなかがゆるくなることがあります。
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
一日当たりの摂取目安量をお守りください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本品は、FSSC 22000認証を受けている日本ケロッグ合同会社高崎工場にて、当該認証に基づいて製造されています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【標題】
小麦ブラン由来アラビノキシランの整腸作用に関するシステマティックレビュー。

【目的】
本研究レビューの目的は、健常成人に対して小麦ブラン由来アラビノキシランを摂取することにより、整腸作用が認められるかを検証することです。

【背景】
食物繊維は整腸作用があり、健康を維持するために必要な栄養素ですが、国民健康・栄養調査報告書などでは食物繊維の摂取不足が推測されています。食物繊維の一種である小麦ブラン由来アラビノキシランに関する研究レビューの報告はなく、その機能性の検証は有意義と思われます。

【レビュー対象とした研究の特性】
本研究レビューでは、2報のRCT文献が採用されました。文献の質およびエビデンス総体の質の評価を行い、それらの結果を表示しようとする機能性との関連において評価しました。健常成人に小麦ブラン由来アラビノキシランを摂取させることで、整腸作用(アウトカム:糞便中の微生物(腸内細菌)、糞便中の短鎖脂肪酸量、排便量、および排便回数)に関する機能性において肯定的な結果が報告されていました。いずれも日本で研究が実施され報告されているため、この結果は日本人への外挿性に問題はないと判断しました。

【主な結果】
小麦ブラン由来アラビノキシランを2.1g/日摂取することで、善玉菌に属する酪酸産生菌が増加、糞便中の短鎖脂肪酸量が増加したことから、腸内環境が改善することが示唆されました。また、小麦ブラン由来アラビノキシランを1.7g以上/日摂取することで、排便量が増加、排便回数が増加することも示唆されました。よって、一日当たり2.1gの小麦ブラン由来アラビノキシラン摂取は、「腸内環境を改善し、排便機能を改善する」整腸作用があり、機能性表示食品として健康の維持や増進に資すると考えられました。

【科学的根拠の質】
採用文献の各種バイアス・リスクはいずれも低く、また、エビデンス総体の評価において、「整腸作用」に関する機能のエビデンスの強さは、「中(B)」と判断しました。ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみでの検索による偏り)、出版バイアスが完全には否定できないことが考えられました。

中性脂肪が気になる方のシークヮーサー(沖縄県農業協同組合)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

沖縄県農業協同組合が消費者庁に届出た機能性表示食品中性脂肪が気になる方のシークヮーサーのエビデンス



沖縄県農業協同組合が消費者庁に届出た機能性表示食品【中性脂肪が気になる方のシークヮーサー】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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"中性脂肪が気になる方のシークヮーサー"の表示しようとする機能性


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"中性脂肪が気になる方のシークヮーサー"のエビデンス(科学的根拠)


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沖縄県農業協同組合
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【届出番号】

F122


【届出日】

2020/06/02


【届出者名】

沖縄県農業協同組合
(9360005000785)
楽天市場
沖縄県農業協同組合


【商品名】

中性脂肪が気になる方のシークヮーサー


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
ノビレチン、タンゲレチン、ヘスペリジン、ナリルチン
楽天市場
ノビレチン

タンゲレチン

ヘスペリジン

ナリルチン

【表示しようとする機能性】

本品にはノビレチン、タンゲレチン、ヘスペリジン、ナリルチンが含まれており、中性脂肪が高めの方の、中性脂肪を低下させる機能があります。

【想定する主な対象者】
中性脂肪が高めの健常者

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本品については2010年から販売を開始しており、2019年現在までの販売期間中に重篤な健康被害の報告はありません。また、本品の原材料であるシークヮーサーは、沖縄で古くから栽培されているかんきつ類の果物であり、こちらも十分な喫食実績があります。
医薬品との相互作用ついては、調べたデータベースに有害事象の報告はありませんでした。
機能性関与成分同士の相互作用については、本品に含有される成分はいずれもシークヮーサー由来のものであり、その原材料であるシークヮーサーには十分な喫食実績があることから、有害な相互作用の恐れはないと考えます。また、データベースを調べた結果、機能性関与成分同士の相互作用についての報告はありませんでした。
以上の点から、本品の安全性については適切に摂取する限り問題がないと考えます。

【摂取する上での注意事項】
多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日摂取目安量を超えた摂取はお控えください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本品はISO22000の認証を取得した製造所によって製造されています。

【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



ア 標題
沖縄県産シークヮーサー果汁飲料の摂取による中性脂肪の低減効果の検討

イ 目的
健常な日本人成人に、ノビレチン、タンゲレチン、ヘスペリジン、ナリルチンを含有する沖縄県産シークヮーサー果汁飲料を継続摂取させると、プラセボ(ノビレチン、タンゲレチン、ヘスペリジン、ナリルチンを含まない飲料)摂取と比べて、中性脂肪が低減するか、検証することを目的とした。

ウ 背景
シークヮーサーは沖縄で古くから栽培されているかんきつ類であり、沖縄本島北部地域における長寿との関連性も述べられることがある、注目のヘルシーフードである。
シークヮーサーには、ポリフェノールの一種であるノビレチン、タンゲレチン、ヘスペリジン、ナリルチンが含まれており、抗酸化効果や血流促進効果が報告されている。このことから、ノビレチン、タンゲレチン、ヘスペリジン、ナリルチンには肥満予防効果もあると推測されるものの、現在のところ血中中性脂肪低減効果に着目して、肥満予防効果を論じた報告は少ない。

エ 方法
健常な日本人成人を対象として臨床試験を行った。被験者には65名のエントリーがあり、事前に設定した基準に従って被験者を絞り込んだ結果、50名が試験へ参加した。試験デザインは、無作為化二重盲検並行群間比較試験で行われた。介入品(ノビレチン:13.5mg タンゲレチン:5.8mg ヘスペリジン:36.8mg ナリルチン:1.9mg を含有する飲料)及び、プラセボ(ノビレチン、タンゲレチン、ヘスペリジン、ナリルチンを含まない飲料)について、2つのグループに分けた被験者がそれぞれ12週間継続摂取を行った。

オ 主な結果
介入群25名、プラセボ群25名で試験をスタートし、途中で仕事や風邪などの理由により、プラセボ群から4名が脱落した。解析において、日誌の不備や摂取回数不足によって、プラセボ群から3名が除外され、最終的に解析の対象となったのは、介入群25名、プラセボ群18名となった。
血中中性脂肪について、12週間後に、介入群ではプラセボ群と比較して中性脂肪低減効果が認められた。また、0週と12週の比較については、介入群では中性脂肪低減効果が認められたが、プラセボ群では効果が見られなかった。
なお、12週の摂取期間中に有害事象の報告はなかった。

カ 科学的根拠の質
臨床試験は無作為化二重盲検並行群間比較試験で行われた。解析に際してプラセボ群から除外者が出ているため、バイアスの可能性がある。また、研究の限界として、肥満予防効果を示すアウトカムが血中の中性脂肪値のみの計測であることが挙げられる。今後は、BMIや内臓脂肪面積などを合わせた計測と考察が検証課題である。

にんにく卵黄229-55ニンニクゴーゴー(株式会社てまひま堂)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社てまひま堂が消費者庁に届出た機能性表示食品にんにく卵黄229-55ニンニクゴーゴーのエビデンス



株式会社てまひま堂が消費者庁に届出た機能性表示食品【にんにく卵黄229-55ニンニクゴーゴー】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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"にんにく卵黄229-55ニンニクゴーゴー"の表示しようとする機能性


"にんにく卵黄229-55ニンニクゴーゴー"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)


"にんにく卵黄229-55ニンニクゴーゴー"のエビデンス(科学的根拠)


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株式会社てまひま堂
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【届出番号】

F121


【届出日】

2020/06/02


【届出者名】

株式会社てまひま堂
(9340001004957)
楽天市場
株式会社てまひま堂


【商品名】

にんにく卵黄229-55ニンニクゴーゴー


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
アリイン(L-アリイン)
楽天市場
アリイン(L-アリイン)

【表示しようとする機能性】

本品にはアリイン(L-アリイン)が含まれており、血中LDL-コレステロール値を低下させる働きがあります。
血中LDL-コレステロール値が高めの方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
血中LDLコレステロール値の境界域者を含む健常人

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
機能性関与成分アリイン(L-アリイン、以下アリインと示す)を3.6mg/日(当該食品1日3粒)摂取する当該食品としては、以下に示した喫食実績を有すると考えられた。
・ 摂取集団(国籍:主に日本人、年齢層:未成年者から後期高齢者まで幅広い年齢層、健康状態:健常人、3粒以上を摂取する摂取集団の規模:121万人以上)

・ 摂取形状(ソフトカプセル剤)・ 摂取方法(水またはぬるま湯と共に摂取することを推奨)
・ 摂取頻度(毎日摂取)・ 食習慣等を踏まえた機能性関与成分又は当該成分を含有する食品の日常的な摂取量(例:アリイン3.6mg/日・目安)
・ 機能性関与成分の含有量(1.2㎎/粒)・ 市販食品の販売期間(平成14年~現在まで15年間流通されている)
・ これまでの販売量(7億5千万粒以上)
・ 健康被害情報:重篤な有害事象は無い。以上の喫食実績から、十分な安全性を有すると考えられた。
安全性試験結果として「にんにく卵黄229-55ニンニクゴーゴー」の通常摂取量(アリイン量として3.6mg/日)の12週間継続摂取における有効性試験において、安全性に問題がないことが裏付けられた。またヒトが「にんにく卵黄229-55ニンニクゴーゴー」を通常の5倍量を4週間過剰摂取した際に医学的に問題のある変化が生じないことを確認した。にんにく卵黄粉末229-55をラット(雌雄各6匹)に1000mg/kg/日(アリイン量として7.5㎎/㎏/日)の用量で1日1回、4週間の反復経口投与(10mL/kg)したときの毒性を評価した。対照群には媒体のみを被験物質投与群と同様の方法で投与した。いずれの群にも死亡は見られず、一般状態の異常も見られなかった。体重、摂餌量、眼科的検査、尿検査、血液学的検査、剖検、器官重量及び病理組織学的検査では毒性学的に意義のある変化はみられなかったため、毒性量は雌雄ともに1000mg/kg/日以上(アリイン量として7.5㎎/㎏/日以上)であると判断した。にんにく卵黄粉末「229-55」の復帰突然変異試験を実施した結果、復帰変異コロニー数の増加は認められなかったため、本試験条件下における検体の突然変異誘起性は、陰性と結論した。
医薬品との相互作用について文献調査を行った結果,医薬品との相合作用に関する報告はなかった。
以上より,機能性関与成分アリインは基本的な安全性に懸念はないと考えられた。

【摂取する上での注意事項】
開封後はチャックをしっかり閉めて保存し、なるべく早くお召し上がりください。本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守ってください。
製品には万全を期しておりますが、原材料にアレルギーをお持ちの方や体質に合わない方は速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


にんにく卵黄粉末製造工場:てまひま堂日置工場GMP(日本健康栄養食品協会)認証取得ISO22000: 2005認証取得NSF-GMP取得カプセル工場:株式会社三協 日の出工場GMP(日本健康栄養食品協会)認証取得ISO22000: 2005認証取得NSF-GMP取得      株式会社三協 島根川本工場 GMP(日本健康栄養食品協会)

【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



(ア)標題:血中LDL-コレステロール値が境界域の者を対象とした機能性関与成分アリイン(L-アリイン)を含む「にんにく卵黄229-55ニンニクゴーゴー(以下、当該食品)」摂取の効果

(イ)目的:血中LDL-コレステロール値が境界域(120~139 mg/dLの範囲)の者を対象にアリイン(L-アリイン)を含む当該食品の摂取が血中LDL-コレステロール値を含む血中脂質に及ぼす影響をランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験にて検証した。

(ウ)背景:ニンニクは血中脂質を改善する作用を有することが知られており,中でもアリインを有効成分として規格化されたガーリックパウダー製剤が世界中で製造され,血中脂質に着目した研究が数多く実施されてきた。そこで,更なる知見拡充の為,アリイン(L-アリイン)を機能性関与成分とする当該食品について,LDL-コレステロール値が境界域の者を対象に12週間継続摂取させた際の血中脂質に対する機能および安全性についての検証を行った。

(エ)方法:医師の判断により血中LDL-コレステロール値が境界域にある成人日本人男女56名を選抜し,当該食品(GE)群に28名,プラセボ(P)群に28名と無作為に割り付けた。試験参加者は,GE群では当該食品を1日3粒(アリイン(L-アリイン)の1日摂取量:3.6mg),P群ではアリイン(L-アリイン)を含有しないプラセボ食品を1日3粒,それぞれ12週間摂取した。

(オ)主な結果: 56名のうち,自己都合による脱落や生活状況の変化により, GE群では9名,P群では10名を解析対象から除外,最終解析対象はGE群では計19名(男性7名,女性12名;49.9±11.1歳),P群では計18名(男性7名,女性11名;48.3±9.4歳)であった。当該食品摂取6週後には,P群と比較してGE群の血中HDL-コレステロール値は有意に高く(P=0.030),LDL/HDL比は有意に低値を示した(P=0.018)。当該食品摂取12週後には, P群と比較してGE群の血中LDL-コレステロール値は有意に低く(P=0.039),総コレステロール値は低下傾向を示した(P=0.085)。以上のことから血中LDL-コレステロール値が境界域の者がアリイン(L-アリイン)を含む当該食品を12週間継続摂取することで,血中LDL-コレステロール値は減少することが明らかとなった。また,安全性についても医学的に問題がないと裏づけられた。

(カ)科学的根拠の質:①本研究の限界として,試験期間中に脱落規定に該当する者,遵守事項に違反し著しい生活状況の変化が認められた者がいたため,予定した解析対象者数を下回ったことがあげられる。②介入期間を12週間以上に設定した際にも本研究と同様の効果が得られるか再現実験を行う必要がある。

美味しく飲めるホンチョいちご&グレープフルーツ(大象ジャパン株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

大象ジャパン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品美味しく飲めるホンチョ いちご&(アンド)グレープフルーツのエビデンス



大象ジャパン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【美味しく飲めるホンチョ いちご&(アンド)グレープフルーツ】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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"美味しく飲めるホンチョ いちご&(アンド)グレープフルーツ"の表示しようとする機能性


"美味しく飲めるホンチョ いちご&(アンド)グレープフルーツ"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)


"美味しく飲めるホンチョ いちご&(アンド)グレープフルーツ"のエビデンス(科学的根拠)


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大象(デサン)ジャパン株式会社
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【届出番号】

F120


【届出日】

2020/06/01


【届出者名】

大象ジャパン株式会社
(9010401001488)
楽天市場
大象ジャパン株式会社


【商品名】

美味しく飲めるホンチョ いちご&(アンド)グレープフルーツ


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
酢酸
楽天市場
酢酸

【表示しようとする機能性】

本品には食酢の主成分である酢酸が含まれます。
酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されています。
内臓脂肪が気になる方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
肥満気味の方、内臓脂肪が気になる方

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
届出食品である「美味しく飲めるホンチョ いちご&(アンド)グレープフルーツ」(以下、届出食品と呼ぶ)の機能性関与成分は酢酸である。酢酸は、食酢の主成分であり、食酢は古くから使用されてきた調味料である。機能性関与成分以外の届出食品に使用される原材料は、喫食実績により十分に安全性が確認された食品および食品添加物である。
届出食品と同等量の酢酸(一日摂取目安量100ml当たり750 ㎎)を関与成分とした特定保健用食品について、内閣府食品安全委員会の食品安全総合情報システムに評価結果が公表されている。評価結果の要約は「適切に摂取される限りにおいては、安全性に問題はないと判断される。(平成16年2月5日府食第160号)」と記載されている。(1)
また、これまでに報告されている安全性試験でも一日当たり750mgの酢酸を食酢飲料として14週間摂取した長期摂取試験(2)、一日当たり4500mgの酢酸を食酢飲料として4週間摂取した過剰摂取試験が報告されている。(3)いずれも有害事象の報告はない。
以上のことから、機能性関与成分である酢酸の安全性が検討されているものとして問題ないと考えた。

(1) 内閣府 食品安全委員会 食品安全総合情報システム
(2) 伏見宗士ら、「食酢飲料の安全性の検討」生活衛生, vol.49, No.5, 267-278, 2005
(3) 岸幹也ら、「食酢飲料の過剰摂取における安全性の検討」 日本臨床栄養学会雑誌, vol.27, No.3, 313-320, 2006

【摂取する上での注意事項】
・空腹時や原液での摂取は刺激を強く感じることがあります。

・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

・糖類の摂り過ぎには十分に注意してください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


大象株式会社烏山工場  HACCP認証、FSSC 22000認証を取得している

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



(ア)標題
酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されている。

(イ)目的
酢酸に内臓脂肪低下作用があるかを調べるために、内臓脂肪が高めな方(P)の酢酸の経口摂取(I)で、プラセボと比較して(C)、内臓脂肪の低下(O)が見られるかを検討した。

(ウ)背景
食酢の主成分である酢酸は古くから使用されてきた調味料である。同時に健康への機能が例えば高めの血圧や血糖値に対する効果がヒト試験、動物試験において報告されている。しかし、内臓脂肪に対する総合的な評価はまだ実施されていなかったため、今回実施した。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
検索の条件と除外の条件を定めて、PubMed(検索日:2019年7月24日)と医中誌(検索日:2019年8月1日)で、それ以前に発表された論文を対象に検索したところ、最終的に得られた論文は1報であった。採用文献であるKondoらの研究は、英語で発表された論文である。25~60歳でBMI25~30の日本人175人を参加者とし、機能性関与成分の酢酸を1日当たり750mg、もしくは1500mgの投与量で、12週間の介入試験であった。175名中、155名が試験を完了し、12週間にわたる1日当たり酢酸750mgの摂取が有意に内臓脂肪面積の減少させることを明らかにした。

(オ)主な結果
機能性関与成分である酢酸の一日当たり750mgの摂取は、BMI25~30の健常成人において、内臓脂肪を低減すると結論付けられる。さらに、飲用による危害も見られなかった。

(カ)科学的根拠の質
酢酸に内臓脂肪低下作用があるかを調べるために、内臓脂肪が高めな方(P)の酢酸の経口摂取(I)で、プラセボと比較して(C)、内臓脂肪の低下(O)が見られるかについてレビューした。その結果、一日当たり750mg以上の酢酸を摂取することで、有意に内臓脂肪が減少されることが明らかとなった。採用文献では酢酸を飲料形態で摂取させており、届出食品の想定する摂取方法と同様である。
採用文献中に有害事象は見られず、酢酸として4500mg/日までは安全であるとの報告を引用している。採用文献のアウトカム指標は内臓脂肪面積であり、届出食品の表示しようとする機能性と関連性が高く、科学的に適切であると評価した。
PubMed、医中誌2種類のデータベースを用い、英語、日本語の論文を網羅的に検索したが、該当した論文は現在1報のみであるので、今後さらに研究されていくことが望まれる。その結果新たな知見、傾向が見られる可能性は否定できない。

美味しく飲めるホンチョ青りんご(大象ジャパン株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

大象ジャパン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品美味しく飲めるホンチョ 青りんごのエビデンス



大象ジャパン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【美味しく飲めるホンチョ 青りんご】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


この情報だけは確認することをおすすめします。

"美味しく飲めるホンチョ 青りんご"の表示しようとする機能性


"美味しく飲めるホンチョ 青りんご"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)


"美味しく飲めるホンチョ 青りんご"のエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。

※全届出リスト(要アクセス)
大象(デサン)ジャパン株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】

F119


【届出日】

2020/06/01


【届出者名】

大象ジャパン株式会社
(9010401001488)
楽天市場
大象ジャパン株式会社


【商品名】

美味しく飲めるホンチョ 青りんご


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
酢酸
楽天市場
酢酸

【表示しようとする機能性】

本品には食酢の主成分である酢酸が含まれます。
酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されています。
内臓脂肪が気になる方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
肥満気味の方、内臓脂肪が気になる方

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
届出食品である「美味しく飲めるホンチョ 青りんご」(以下、届出食品と呼ぶ)の機能性関与成分は酢酸である。酢酸は、食酢の主成分であり、食酢は古くから使用されてきた調味料である。機能性関与成分以外の届出食品に使用される原材料は、喫食実績により十分に安全性が確認された食品および食品添加物である。
届出食品と同等量の酢酸(一日摂取目安量100ml当たり750 ㎎)を関与成分とした特定保健用食品について、内閣府食品安全委員会の食品安全総合情報システムに評価結果が公表されている。評価結果の要約は「適切に摂取される限りにおいては、安全性に問題はないと判断される。(平成16年2月5日府食第160号)」と記載されている。(1)
また、これまでに報告されている安全性試験でも一日当たり750mgの酢酸を食酢飲料として14週間摂取した長期摂取試験(2)、一日当たり4500mgの酢酸を食酢飲料として4週間摂取した過剰摂取試験が報告されている。(3)いずれも有害事象の報告はない。
以上のことから、機能性関与成分である酢酸の安全性が検討されているものとして問題ないと考えた。

(1) 内閣府 食品安全委員会 食品安全総合情報システム
(2) 伏見宗士ら、「食酢飲料の安全性の検討」生活衛生, vol.49, No.5, 267-278, 2005
(3) 岸幹也ら、「食酢飲料の過剰摂取における安全性の検討」 日本臨床栄養学会雑誌, vol.27, No.3, 313-320, 2006

【摂取する上での注意事項】
・空腹時や原液での摂取は刺激を強く感じることがあります。

・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

・糖類の摂り過ぎには十分に注意してください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


大象株式会社烏山工場  HACCP認証、FSSC 22000認証を取得している

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



(ア)標題
酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されている。

(イ)目的
酢酸に内臓脂肪低下作用があるかを調べるために、内臓脂肪が高めな方(P)の酢酸の経口摂取(I)で、プラセボと比較して(C)、内臓脂肪の低下(O)が見られるかを検討した。

(ウ)背景
食酢の主成分である酢酸は古くから使用されてきた調味料である。同時に健康への機能が例えば高めの血圧や血糖値に対する効果がヒト試験、動物試験において報告されている。しかし、内臓脂肪に対する総合的な評価はまだ実施されていなかったため、今回実施した。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
検索の条件と除外の条件を定めて、PubMed(検索日:2019年7月24日)と医中誌(検索日:2019年8月1日)で、それ以前に発表された論文を対象に検索したところ、最終的に得られた論文は1報であった。採用文献であるKondoらの研究は、英語で発表された論文である。25~60歳でBMI25~30の日本人175人を参加者とし、機能性関与成分の酢酸を1日当たり750mg、もしくは1500mgの投与量で、12週間の介入試験であった。175名中、155名が試験を完了し、12週間にわたる1日当たり酢酸750mgの摂取が有意に内臓脂肪面積の減少させることを明らかにした。

(オ)主な結果
機能性関与成分である酢酸の一日当たり750mgの摂取は、BMI25~30の健常成人において、内臓脂肪を低減すると結論付けられる。さらに、飲用による危害も見られなかった。

(カ)科学的根拠の質
酢酸に内臓脂肪低下作用があるかを調べるために、内臓脂肪が高めな方(P)の酢酸の経口摂取(I)で、プラセボと比較して(C)、内臓脂肪の低下(O)が見られるかについてレビューした。その結果、一日当たり750mg以上の酢酸を摂取することで、有意に内臓脂肪が減少されることが明らかとなった。採用文献では酢酸を飲料形態で摂取させており、届出食品の想定する摂取方法と同様である。
採用文献中に有害事象は見られず、酢酸として4500mg/日までは安全であるとの報告を引用している。採用文献のアウトカム指標は内臓脂肪面積であり、届出食品の表示しようとする機能性と関連性が高く、科学的に適切であると評価した。
PubMed、医中誌2種類のデータベースを用い、英語、日本語の論文を網羅的に検索したが、該当した論文は現在1報のみであるので、今後さらに研究されていくことが望まれる。その結果新たな知見、傾向が見られる可能性は否定できない。

サラシアトライS(南開工業株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

南開工業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品サラシアトライS(エス)のエビデンス



南開工業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【サラシアトライS(エス)】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


この情報だけは確認することをおすすめします。

"サラシアトライS(エス)"の表示しようとする機能性


"サラシアトライS(エス)"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)


"サラシアトライS(エス)"のエビデンス(科学的根拠)


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機能性表示食品まとめ一覧
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※全届出リスト(要アクセス)
南開工業株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】

F118


【届出日】

2020/05/29


【届出者名】

南開工業株式会社
(3021001033892)
楽天市場
南開工業株式会社


【商品名】

サラシアトライS(エス)


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
サラシア由来サラシノール
楽天市場
サラシア由来サラシノール

【表示しようとする機能性】

本品にはサラシア由来サラシノールが含まれます。
サラシア由来サラシノールには食後血糖値の上昇を緩やかにする機能性が報告されています。

【想定する主な対象者】
健常者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
以下の評価結果により、当該製品(サラシアトライS(エス))を機能性表示食品として販売することは適切であると考えられる。

① 喫食実績による食経験の評価
当該製品の機能性関与成分サラシア由来サラシノール0.6mg/日と略同量及び同量以上の粒状及び顆粒状の類似商品の販売・喫食実績が報告されており、喫食実績は充分と判断した。これ迄、健康被害などのクレームは報告されていない。

② 医薬品との相互作用
当該製品が想定する主な対象者は健常者であるため、糖尿病治療薬と併用することは考えにくいが、機能性関与成分であるサラシア由来サラシノールには、血糖値を低下させる可能性があるため、糖尿病治療薬との相互作用により、低血糖を起こす可能性があることから、糖尿病治療薬との併用は避けた方が良いと考え、「医薬品、特に糖尿病薬を服用中の方、通院中の方は、医師にご相談ください。」と記載し、注意を喚起することで、当該製品を機能性表示食品として販売することは適切であると判断した。

【摂取する上での注意事項】
・医薬品、特に糖尿病薬を服用中の方、通院中の方は、医師にご相談ください。

・服用後、おなかが緩くなることがございます。その場合は、服用量を減らしてください。

・薬と併用する方、アレルギー症状のある方、妊娠・授乳中の方は医師にご相談の上、ご服用ください。

・服用後の症状には個人差がございます。

・体質に合わないと思われる時は、お召し上がりにならないでください。

・開封後は、すぐにお召し上がりください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


当該製品の製造所である、西川製薬株式会社玉村工場及び株式会社ナルミヤ厚木工場は、公益財団法人日本健康栄養食品協会によるGMP認定工場であり、その基準に準拠して製造・加工及び品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



(ア)標題:当該製品「サラシアトライS(エス)」に含まれる機能性関与成分サラシア由来サラシノールによる食後血糖値上昇抑制作用に関する研究レビュー

(イ)目的:サラシア由来サラシノールを含む食品の食後血糖値抑制作用を、健常者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)を対象とし、文献情報に基づき検証することを目的とした。検証には、サラシア由来サラシノールを含む食品を摂取するグループとサラシア由来サラシノールを含まない(プラセボ)食品を摂取するグループを比較している文献を用いた。

(ウ)背景:サラシアはインド、タイなどで古くから健康維持のために食されている植物である。そのエキスの食後血糖値上昇抑制作用に関しては、国内外でいくつかの論文があるが、健常者に絞って総合的に評価した研究レビューはない。

(エ)レビュー対象とした研究の特性:空腹時血糖値が正常域の健康な成人男女を対象に、データベース開設あるいは搭載されている最初の時点から検索日までを対象の検索期間とし、2015年3月9日~14日にデータベースによる検索を行った。最終的に検索した文献数は2報で、事実を示す可能性が高いとされる研究デザイン(非ランダム化およびランダム化クロスオーバー試験)であった。なお、2報のうち、1報は利益相反の申告はなく、1報は申告があった。

(オ)主な結果:2報の文献検証において、サラシア由来サラシノールを含む食品を摂取すると、糖を体内に吸収しやすい形に分解するα-グルコシダーゼという酵素の働きをサラシア由来サラシノールが阻害することで、糖の吸収をおだやかにし、食後血糖値の上昇を抑制することがわかった。なお、副作用などの有害事象はみられなかった。

(カ)科学的根拠の質:この研究レビューでは、国内外の複数の文献データベースを使用したが、検索されなかった文献が存在する可能性もある。さらに2報という限定された研究で、かつそれらの研究方法が異なっている中での評価であるため、研究間のばらつきや正確さを評価するのが難しい面もあった。しかし現時点において後発の研究によって結果が大きく変更される可能性は低いと考えた。

シンデレラ乳酸菌H(アピ株式会社)の口コミ・効果・評判のエビデンス :機能性表示食品

アピ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品シンデレラ乳酸菌【H】のエビデンス




アピ株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品【シンデレラ乳酸菌【H】】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


この情報だけは確認することをおすすめします。

"シンデレラ乳酸菌【H】"の表示しようとする機能性


"シンデレラ乳酸菌【H】"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)


"シンデレラ乳酸菌【H】"のエビデンス(科学的根拠)


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機能性表示食品まとめ一覧
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※全届出リスト(要アクセス)
アピ株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】

F117


【届出日】

2020/05/29


【届出者名】

アピ株式会社
(7200001000245)
楽天市場
アピ株式会社


【商品名】

シンデレラ乳酸菌【H】


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)
楽天市場
乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)

【表示しようとする機能性】

本品には乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)が含まれます。
乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)には、ミドルエイジの女性の肌の潤いを逃がしにくくする肌のバリア機能を高めることが報告されています。
肌の乾燥が気になるミドルエイジの女性の方に適しています。

【想定する主な対象者】
肌の乾燥が気になる中高年(ミドルエイジ)の女性の方

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
【既存情報を用いた評価】
・Lactococcus lactis subsp. cremoris H61は古くからチーズ製造に用いられてきた乳酸菌であり、2008年11 月にLactococcus lactis subsp. cremoris H61 株を利用したドリンクタイプのヨーグルト、2013年8 月Lactococcus lactis subsp. cremoris H61 株を使ったカップタイプのヨーグルトが発売された。また、Lactococcus lactis subsp. cremoris H61 株の加熱処理菌体を利用したサプリメントが数種類販売されており、Lactococcus lactis subsp. cremoris H61株が入っているパンも販売されている。

・Lactococcus lactis subsp. cremoris H61が属する菌種のLactococcus lactisは、食経験のある菌種として、EFSA(欧州食品安全機関)の安全性適格推定(QPS、Qualified Presumption of Safety)微生物や、IDF(国際酪農連盟)にリストされている。

・Lactococcus lactis subsp. cremoris H61が属する菌種のLactococcus lactisの経口摂取試験で安全性に関する評価が行われている報告において、生菌体摂取では稀なケースとして感染症のリスクはあるものの、本届出食品の機能性関与成分である乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)は加熱死菌体であることから、本届出食品摂取にて重大な健康被害が生じる可能性は低い。

 以上より、乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)を含有する本届出食品の安全性には問題が無いと評価した。

【摂取する上での注意事項】
●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。

●原材料をご確認の上、アレルギーのある方は摂取しないでください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本届出食品を製造している工場は、国内の健康補助食品GMP認定工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造しています。GMPとは、「適性製造規範 (Good Manufacturing Practice) 」の略で、医薬品のGMPを参考に制定されたものです。本制度に適合した工場では、以下の様な徹底した製造管理・品質管理により製品を製造しています。
・使用する原料のチェックを毎回行っています。
・製品毎に決められた製造方法、条件により製造されています。
・製造した結果は必ず記録書として残し、賞味期限内保管しています。
・製造工程中には製品毎に決められた項目のチェックを行い、最終製品においては製造ロット毎に予め決められた品質項目について分析し異常の有無を確認し品質規格を外れた製品は排除しています。
・製造した製品はロット毎に、品質分析結果と製造記録を確認し、どちらも問題ない場合にのみ出荷されます。
・以上の製造を異物混入や腐敗などが発生しない様に、設備環境としても作業者に対しても厳密な衛生管理体制で行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



(ア)標題
乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)による経皮水分蒸散量を指標とした肌のバリア機能を高める作用に関する研究レビュー

(イ)目的
 乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)をヒトに摂取させた試験の論文を網羅的な文献検索により収集し、プラセボなどのコントロールと比較した無作為化比較試験(RCT)から肌の乾燥が気になる中高年女性において経皮水分蒸散量を指標とした肌のバリア機能(体内から外部への水分の蒸散を防ぐ機能)を改善するか否かを合理的に検証することを目的とした。

(ウ)背景
乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)の摂取によりプラセボとの比較において経皮水分蒸散量を指標とした肌のバリア機能(体内から外部への水分の蒸散を防ぐ機能)を高める作用を総合的に評価した研究は行われていなかったため、プラセボとの比較において乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)を摂取することにより肌の乾燥が気になる中高年女性において経皮水分蒸散量を指標とした皮膚バリア機能(体内から外部への水分の蒸散を防ぐ機能)を改善するか検証することを目的としてレビューを実施した。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
検索の条件と除外の条件を定めて、2018年11月21日にJDreamIIIなど日本語と英語の検索サイト5種において、中高年女性(健常者で肌の乾燥が気になる方)の臨床試験文献を対象に検索を実施したところ、評価水準に合致した対象文献は1報であり、その有効性評価は無作為化比較試験(RCT)で、全て日本人を対象とした試験であった。

(オ)主な結果
 RCT論文1報の概要を示す。

無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験であり、肌に影響を及ぼす可能性のある治療等を受けていない20歳以上の日本人女性104名を対象とした。被験者を2群に分け、52名にシンデレラ乳酸菌(Lactococcus lactis subsp. cremoris H61)の加熱死菌体を一日当たり60 mgを、52名にプラセボ食品を、8週間継続摂取させ肌の状態および体調が評価された。104名全員が試験を完了した。また、一部の項目については40歳以上の被験者に限定したサブ解析が実施された。サブ解析はシンデレラ乳酸菌(Lactococcus lactis subsp. cremoris H61)群38名とプラセボ群31名の合計69名が解析対象とされた。
乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61) 60 mg(加熱死菌体として400億個)/日、8週間の摂取による経皮水分蒸散量の変化量(後値-前値)の平均値差は-1.97(p<0.05)であり、摂取による経皮水分蒸散量の軽減傾向がみられた。

尚、乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)を含む試験食品に関連した有害事象は認められなかった。

(カ)科学的根拠の質
 レビューレベルの限界に関しては、レビュー対象となった論文は1報であり、出版バイアスの可能性は否定できない。また、エビデンスの程度も幅が見られたことなどから、今後相反する報告が発表されるなどによって、エビデンスの評価が変わる可能性があり、継続的に情報を収集することが求められる。