エフエムジー&ミッション株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品プラズマローゲン アドバンストのエビデンス(科学的根拠) |
![]() エフエムジー&ミッション株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【プラズマローゲン アドバンスト】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 エフエムジー&ミッション株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F715 |
【届出日】 |
| 2020/12/11 |
【届出者名】 |
| エフエムジー&ミッション株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| プラズマローゲン アドバンスト |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| ホヤ由来プラズマローゲン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはホヤ由来プラズマローゲンが含まれます。 ホヤ由来プラズマローゲンには人の顔や物を置いた場所、戸締りをしたことを覚えておくなど、認知機能の一部である視覚的な記憶力を維持する機能が報告されています。 視覚的な記憶力とは、図形を認識し、記憶し、それを後から呼び起こす力であり、図形や空間的表現の処理能力のことをいいます。 本品は記憶力の衰えを感じる中高年の方に適した食品です。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 記憶力の衰えを感じる健康な中高年 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本届出製品は機能性関与成分「ホヤ由来プラズマローゲン」を1mg/日含む食品である。 <既存情報の安全性試験による評価> ①長期摂取試験 記憶力に衰えを感じる健常な日本人男女に、ホヤ由来プラズマローゲン1mg/日を含む食品を12週間摂取させた結果、ホヤ由来プラズマローゲンに起因する有害事象は見られなかった。 ②過剰摂取試験 健康な日本人男女に、ホヤ由来プラズマローゲン5mg/日を含む食品を4週間摂取させた結果、医学的に問題のある変化は見られなかった。 以上の通り、本届出製品に含まれる機能性関与成分と同量での長期摂取試験、5倍量での過剰摂取試験において安全性に問題がないことが確認されている。また、本届出製品に含まれるその他の原材料は十分な食経験を有する食品や食品添加物であることから、本届出製品も安全な食品であると判断した。なお、上記の報告におけるホヤ由来プラズマローゲンと本届出製品中のホヤ由来プラズマローゲンは、同一のメーカーにより同じ製品規格で製造されていることから、同等性は問題ない。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ●1粒ずつ包装から取り出してお召し上がりください。包装シートを飲み込まないようにご注意ください。 ●食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上、お召し上がりください。 ●本品は、多量摂取により疾病が治療したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本届出製品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、バルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造及び品質管理を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 【標題】 ホヤ由来プラズマローゲンの摂取による認知機能の維持に関する研究レビュー 【目的】 健常域者(軽度認知障害および健常者)の方を対象として、ホヤ由来プラズマローゲンを摂取した際の、認知機能を維持する機能性がみられるか検証しました。 【背景】 現在、超高齢社会を迎えている日本では、加齢に伴う認知機能の低下は大きな問題となっています。認知機能は低下すると、日常生活に支障をきたすようになることから、認知機能の低下を緩やかにすることは、医療や介護といった社会的観点からも、当事者の生活の質(Quality Of Life:QOL)の維持・向上という観点からも重要となっています。ホヤ由来プラズマローゲンには、認知機能を維持する機能性が報告されているため、研究レビューを実施して、科学的エビデンスを確認しました。 【レビュー対象とした研究の特性】 MCI(軽度認知障害)の方を含む疾病に罹患していない健常域者の方を対象として、ホヤ由来プラズマローゲンの有効性を検討している試験報告を調べました。 【主な結果】 データベース検索により84報の文献が抽出され、除外基準に抵触するか確認したところ1報が採用文献となりました。採用文献は、事実を示す可能性が高いとされる試験デザイン(ランダム化比較試験)を用いた研究でした。 採用文献1報で、ホヤ由来プラズマローゲンの経口摂取により記憶力、特に視覚的な記憶力(図形を認識し、記憶し、それを後から呼び起こす力であり、図形や空間的表現の処理能力のことをいいます)を維持する有効性が報告されていました。有効性を肯定する報告から、1日当たりホヤ由来プラズマローゲン1mgを摂取することによって、認知機能(視覚的な記憶力)を維持する機能性が期待できるものと判断しました。 本届出製品は1日当たりの摂取目安量中にホヤ由来プラズマローゲンとして1mg含んでおり、認知機能(視覚的な記憶力)を維持する機能性が期待できると判断しました。 【科学的根拠の質】 本研究レビューの限界は、英語と日本語のみを検索のキーワードとしたため、他の言語で書かれている文献が調査されておりません。しかし、信頼性が高い研究報告でホヤ由来プラズマローゲンの摂取による有効性が支持されていることから、科学的根拠は十分であると判断しました。 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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2021年1月22日金曜日
プラズマローゲンアドバンスト(エフエムジー&ミッション株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
ヴァームスマートフィットウォーター栄養ドリンク風味(明治)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社明治が消費者庁に届出た機能性表示食品ヴァームスマートフィットウォーター 栄養ドリンク風味のエビデンス(科学的根拠) |
![]() 株式会社明治が消費者庁に届出た機能性表示食品【ヴァームスマートフィットウォーター 栄養ドリンク風味】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社明治 |
| 【届出番号】 |
| F714 |
【届出日】 |
| 2020/12/11 |
【届出者名】 |
| 株式会社明治 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| ヴァームスマートフィットウォーター 栄養ドリンク風味 |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
| アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品には3種類のアミノ酸から構成されるアラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物が含まれます。 アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物には、身体活動との併用によりBMIが高めの方の脂肪の代謝(脂肪の分解と消費する力)をさらに上げ、体脂肪をより減らす機能があることが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| BMIが高めの方 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 当該製品の機能性関与成分は3種類のアミノ酸混合物(アラニン、アルギニン、フェニルアラニンの1:1:2混合物)であり、当該製品の1日の摂取目安量(1本200 ml)中の各アミノ酸量はアラニン 375 mg、アルギニン 375 mg、フェニルアラニン 750 mgである。 一方、当該製品と同じ機能性関与成分(アラニン、アルギニン、フェニルアラニンの1:1:2混合物)を1日当たりの摂取目安量(500 ml/本)中、当該製品と同量(アラニン 375 mg、アルギニン 375 mg、フェニルアラニン 750 mg)含む、特定保健用食品申請中である清涼飲料水「ヴァームスマートフィットウォーター」について、内閣府 食品安全委員会にて食品健康影響評価が実施され、特定保健用食品評価書が作成されている。当該評価書の「Ⅱ. 安全性に係る試験等の概要」では、食経験の他、細菌やほ乳類細胞を用いた試験、ラットを用いた試験や、ヒト試験の概要と結果、および糖尿病や腎機能への影響に関する考察が記述されている。当社において、当該内容を確認した結果、安全性に問題はないと評価された。また、内閣府 食品安全委員会においても、「ヴァームスマートフィットウォーター」については、提出された資料に基づく限りにおいて安全性に問題はないと判断している。 当該製品は「ヴァームスマートフィットウォーター」と同じ飲料の形態・性状の清涼飲料水である。そのため、当社および内閣府 食品安全委員会による「ヴァームスマートフィットウォーター」の食品健康影響評価の結果を、当該製品に適用することに問題はないと考えられた。したがって、当該製品について、「ヴァームスマートフィットウォーター」の評価に用いられた資料の内容に基づく限りにおいて安全性に問題はないと判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 体質や体調によっては、飲みすぎるとお腹が緩くなることがあります。 一日の摂取目安量を守ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| FSSC22000の認証を取得した工場にてHACCPシステムに則った生産・製造及び品質管理を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 1.標題 機能性関与成分である「アラニン:アルギニン:フェニルアラニンの1:1:2重量比混合物(以下、アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物)」の摂取と身体活動量増加との併用による、体脂肪を減らす機能に関する研究レビュー 2.目的 疾病に罹患していない成人を対象とし、アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物摂取と身体活動増加(以下、1,000歩程度の歩数増加)との併用に、体脂肪を減らす作用があるかどうかを検証することを目的とした。 3.背景 運動時の脂肪分解を促進するアミノ酸として、アルギニンやフェニルアラニンについての研究報告がある。しかし、これらの混合物や当該製品の関与成分(アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物)の摂取と、1,000歩程度の歩数増加を併用したヒトを対象とした報告は少なく、体脂肪が減少するかどうかについて総合的に評価したレビューは行われていない。 4.レビュー対象とした研究の特性 複数(PubMedおよびJDreamⅢ)の研究論文のデータベースを用い、各データベースに情報が搭載されてから検索日(2019年1月)までの期間に公表された論文を収集した。基準に見合った論文は2報あり、全て科学的質が高いとされる研究方法(ランダム化比較試験)であった。 5.主な結果 採用された2報はいずれもBMIが25.0 kg/㎡以上30.0kg/㎡未満の成人男女を対象とした。このうち1報は、アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物含有飲料の継続摂取と1,000歩程度の歩数増加を併用することで、摂取12週間後の体脂肪が減少するかをプラセボ飲料と比較して検討した。結果、アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物を含む飲料を摂取した群では体脂肪が減少するものの、明確な差は見られなかった。しかし、この研究は各群の被験者数が8~9名と少なく、次試験での有効用量を推定するための予備的研究であることが明記されている。もう1報は、その予備的研究を受けた本試験(各群100名)であり、アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物を含む飲料を摂取した群において、体脂肪が明らかに減少することが確認された。また、2報ともに、アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物の摂取による副作用などの健康被害の報告はない。 6.科学的根拠の質 2報とも日本人を対象とし、対象者の年齢や性別比がほぼ同様であり、信頼性の高い研究方法(ランダム化二重盲検)での比較がなされていたことから、研究の妥当性は高いと考えた。研究の限界としては、対象者のBMIが25.0 kg/㎡以上30.0kg/㎡未満に限定されることが挙げられる。また、採用論文が2報に限定され、うち1報では被験者が少人数であったことから、今後の研究に注視することが必要と考える。 現時点では、疾病に罹患していない成人において、アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物の摂取は安全であり、かつ、1,000歩程度の歩数増加との併用で、体脂肪を減少させる可能性があると考えられた。 |
からだあったかツバキ(ビーエイチエヌ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
ビーエイチエヌ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品からだあったか ツバキのエビデンス(科学的根拠) |
ビーエイチエヌ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【からだあったか ツバキ】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 ビーエイチエヌ株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F713 |
【届出日】 |
| 2020/12/11 |
【届出者名】 |
| ビーエイチエヌ株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| からだあったか ツバキ |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| カメリアサポニンB2 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはカメリアサポニンB2が含まれます。 カメリアサポニンB2は、末梢部位の血流を改善することにより、気温や室温が低い時などの冷えにより低下した末梢部位の体温を回復する機能があることが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 冷えを自覚する健常成人 |
【安全性の評価方法】 |
| 安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本届出商品に使用されている機能性関与成分カメリアサポニンB2を含む原材料であるツバキ種子エキス末を被験品として下記の安全性試験を実施した。 ・in vitro試験及びin vivo試験 ツバキ種子エキス末を被験品として、細菌を用いた遺伝毒性試験、ラットを用いた急性毒性試験、マウスを用いた反復経口毒性試験を実施したところ、いずれの試験においても有害性は確認されなかった。 ・ヒト試験(長期摂取による安全性確認試験) 20歳以上64歳以下の健常な男性及び女性20名に12週間、カメリアサポニンB2を含有するツバキ種子エキス末300mg/日(カメリアサポニンB2として9 mg)を摂取させたところ、試験食品摂取の影響による臨床上問題となる所見は確認されなかった。 ・ヒト試験(過剰摂取による安全性確認試験) 20歳以上64歳以下の健常な男性及び女性20名に4週間、ツバキ種子エキス末を1500 mg/日(カメリアサポニンB2として45 mg)摂取させたところ、試験食品摂取の影響による臨床上問題となる所見は確認されなかった。 以上の結果から、本届出食品を適切に摂取する場合において、安全性に問題はないと判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ●開封後はなるべく早めにお召し上がりください。 ●原材料名を参照の上、食物アレルギーの心配のある方はご利用をお控えください。 ●一日の摂取目安量を守り、飲みすぎないようご注意ください。 ●お子さまの手の届かないところに保管してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本届出商品を製造するビーエイチエヌ株式会社播磨生産開発センターでは、内容物の製造工程の国内GMP認証は取得していないが、最終包装のGMP認証を取得しており、内容物においても公益財団法人日本健康・栄養食品協会のGMP適合認定システムを参考にした品質保証体制を構築している。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 【標題】 カメリアサポニンB2による末梢体温維持機能に関する研究レビュー 【目的】 成人健常者を対象として、カメリアサポニンB2の経口摂取による末梢体温維持機能について評価した。 【背景】 多くの日本女性の悩みの一つに、手指や足先などの末梢の冷えがある。これは健康な人々にも起こる症状であり、その原因は、血液循環不良や自律神経の活動が原因と考えられているが、その詳細は分かっていない。血流の調節には血管内皮細胞で産生される一酸化窒素(NO)が関与しており、体深部で産生された熱は、血流によって体の各部位に運ばれて体温が上昇する。そのため、血管内皮細胞由来NO産生を高めることが血流促進および体温上昇に重要である。 カメリアサポニンB2は、ツバキ(Camellia japonica)特有に含まれており、特に種子に多く含まれている。血管内皮細胞へのカメリアサポニンB2を含むツバキ種子抽出物またはカメリアサポニンB2の添加は、NO産生を有意に増加させることが報告されている。さらに、カメリアサポニンB2を含むツバキ種子抽出物をヒトが摂取することにより、頭皮および手指の血流を増加することが確認されている。 このように、カメリアサポニンB2には冷えにより低下した末梢体温を回復させる機能に影響を与えると考えられるが、健常者に絞って低下した末梢体温を回復させる機能を評価した研究レビューはない。そこで我々は健常者を対象に低下した末梢体温に与える影響について、システマティックレビューの手法を用いた解析を実施した。 【レビュー対象とした研究の特性】 外国語及び日本語のデータベースを使用し、ランダム化比較試験(RCT)・準RCTを対象に検索を行った。対象の集団は、健常成人男女であり、最終的には1報の論文を採用した。 【主な結果】 評価対象の1報を評価した結果、冷水負荷後の手指表面温度が有意に回復しており、その有効性が認められた。対象者は20~64歳の冷えを自覚する健常成人男女であり、一日当たりのカメリアサポニンB2の摂取量は9mg、摂取期間は2週間であった。したがって、totality of evidenceの観点から、カメリアサポニンB2の摂取は冷えにより低下した末梢体温の回復に関して肯定的であると判断した。 本品は一日当たりの摂取目安量中にカメリアサポニンB2を9mg含んでおり、冷えにより低下した末梢体温の回復が期待できると判断した。 【科学的根拠の質】 本研究レビューでは、カメリアサポニンB2の摂取の効果について1報のRCT論文を評価した。本研究レビューの限界として、採用論文は日本人を対象としていたが、論文数が1報しかないため、今後さらなる研究が必要と考えられる。また、PubMed、The Cochrane Library、医中誌Webの3つデータベースを用いて、英語、和文の両方を検索したが、網羅的に検索できているかという出版バイアスが存在する可能性はある。 |
ラベル:
ビーエイチエヌ株式会社の機能性表示食品
もち麦もっちり!梅こんぶおむすび(株式会社武蔵野)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社武蔵野が消費者庁に届出た機能性表示食品もち麦もっちり!梅こんぶおむすびのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社武蔵野が消費者庁に届出た機能性表示食品【もち麦もっちり!梅こんぶおむすび】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社武蔵野 |
| 【届出番号】 |
| F712 |
【届出日】 |
| 2020/12/11 |
【届出者名】 |
| 株式会社武蔵野 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| もち麦もっちり!梅こんぶおむすび |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
| 大麦β-グルカン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品には大麦β-グルカンが含まれています。 大麦β-グルカンは食後の血糖値の上昇をおだやかにすることが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 食後血糖値の上昇が気になる健常者 |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 当該製品は原料の一部に大麦を使用したおにぎりで、機能性関与成分大麦β-グルカンを1個(105g)当たり1,055mg配合しております。 日本における大麦(はだか麦を含む。はだか麦は大麦の一種です)の消費量に関する公表資料(食糧庁並びに農林水産省「食料需給表」)によれば、日本では昭和26年には、全国民平均1日当たり大麦で58.6g、大麦β-グルカン約2.4gを麦ごはんより摂取していたことが推定されています。 また、法務省行政事業レビューにおける矯正施設の「被収容者生活経費」に係る参考資料(法務省矯正局)によると、成人 (男女)の1日当たりの大麦の給与量は96~150gと報告されています。精麦の重量が炊飯時の吸水等により2倍に増加するとして、1日当たり48~75gの精麦を喫食していることになります。これを機能性成分のβ-グルカン摂取量に置き換えると1日当たり2.0~3.1gの麦ごはんの喫食経験があることになります。 公益財団法人日本健康・栄養食品協会『平成24年度「食品の機能性評価事業」結果報告』によると、大麦β-グルカン含有製品については、①麦飯用、②大麦粉、β-グルカン濃縮大麦粉、③β-グルカン抽出物、④β-グルカン加工品、⑤①~③を利用した加工食品と多岐に渡っており、⑤の販売実績は、(1)販売年数:8年(2)年間数量:1~300トンとなっています。 以上より、大麦及び大麦β-グルカンには十分な喫食実績があり、重篤な健康被害の報告もないため、当該製品の安全性に問題はないと考えます。 また、下記の通り類似商品での販売実績があり、これまでに健康被害に関する報告は得ておりません。このことから、安全性は最終製品の喫食実績により十分に確認できております。 【実績】 2019年7月~2020年6月 累計販売食数 3790万食 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 多量に摂取することにより体調によってはお腹がゆるくなることがあります。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| GMP、HACCP、ISO 22000、FSSC 22000の認証はありません。管理体制は社内規定を設け、その体制を確実に維持します。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 当該製品に含まれる機能性関与成分「大麦β-グルカン」の食後血糖値の上昇抑制する機能について以下の通り研究レビューを実施した。 【標題】 大麦β-グルカンによる食後血糖値の上昇をおだやかにする機能に関する研究レビュー 【目的】 健常者において、大麦β-グルカンの単回摂取が食後血糖値に与える影響について明らかにする為の定性的研究レビューを目的とした。 【背景】 最近、大麦に含まれる水溶性食物繊維である大麦β-グルカンが各種機能性を有する物質として注目されており、食後血糖値の急激な上昇を抑制するとする文献も報告されている。しかし、これらの論文を評価した研究レビューは報告されていない。 【レビュー対象とした研究の特性】 3つのデータベース(PubMed、JDreamⅢ、医中誌Web)を用いて、目的に合致した文献を検索した。採用した文献2報(文献1:日本人を対象とした文献、文献2:英国人を対象とした文献)について、いずれの試験デザインもRCT試験であり、対象者は成人健常者であった。 【主な結果】 採用した文献2報において、食後血糖値の上昇をおだやかにする指標である食後血糖値のピーク値と、食後血糖の上昇曲線下面積値の2つの値について評価を行ったところ、2報共に両指標において有効性が確認された。効果が確認された2報の大麦β-グルカンの摂取量は1,055mg/日以上であった。群間有意差が認められた摂取量は、文献1では1,055mg/日、文献2では4g及び8g/日であった。文献2において、2g及び6g/日摂取では群間有意差が認められなかったが、対照群と比べて食後血糖値の上昇が抑制されていることから、大麦β-グルカンの効果の一貫性は保たれていると考えられた。したがって、1,055mg/日の摂取は食後血糖値の上昇をおだやかにすると結論付けた。 【科学的根拠の質】 本研究レビューにおけるバイアスリスクは中程度であるが、採用した2報の試験デザインはすべてRCT試験であり、いずれの文献も査読付き文献であることから研究の質は高いと判断した。 |
ライフスマートチョコレート快眠(株式会社ノースカラーズ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社ノースカラーズが消費者庁に届出た機能性表示食品ライフスマート チョコレート 快眠のエビデンス(科学的根拠) |
![]() 株式会社ノースカラーズが消費者庁に届出た機能性表示食品【ライフスマート チョコレート 快眠】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社ノースカラーズ |
| 【届出番号】 |
| F711 |
【届出日】 |
| 2020/12/11 |
【届出者名】 |
| 株式会社ノースカラーズ クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| ライフスマート チョコレート 快眠 |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
| ラフマ由来ヒペロシド ラフマ由来イソクエルシトリン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンが含まれます。 ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンには睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 下記の(ア)、(イ)の情報により機能性関与成分のラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンを一日摂取目安量2 mg(各成分1mgずつ、合計2mg)で配合する本届出商品を機能性表示食品として販売することは適切であると考えられた。 (ア)既存情報を用いた評価および既存情報による安全性試験の評価 ラフマ葉を原料とした茶飲料「燕龍茶レベルケア」は特定保健用食品として認可されている。「燕龍茶レベルケア」の一日摂取目安量は500 mlであり、ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンの合計として1日30 mg(各成分15mgずつ)が含まれる。(本届出商品に含まれる機能性関与成分の一日摂取目安量 合計2 mgの15倍に相当) 「燕龍茶レベルケア」の安全性に関しては、遺伝毒性、動物試験(マウス単回投与、ラット90日反復投与、ビーグル犬 単回及び14日反復投与)、ヒト試験(ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン各45mg/日ずつ、2~4週間摂取)において評価され、安全性が確認されている。 また、本届出商品に使用されるラフマ抽出物を用いたヒト試験(健常人30名を対象とした12週間摂取、健常人17名を対象とした8日間摂取)においても、有害事象及び副作用がないことを確認している。 (イ)医薬品との相互作用に関する評価 既存のデータベースを検索した結果、これまでに報告無し。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ・原材料をご確認のうえ、食物アレルギーが心配な方は、ご使用をお控えください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| ≪ハンタ-製菓株式会社≫ チョコレ-トの生地の受け入れから成型加工工程 ・製造、製品やサービスの品質保証に関するマネジメントシステムであるFSSC22000に準拠した品質管理体制で品質管理、製造管理、衛生管理を行っている。具体的には「品質マニュアル」、 「製造管理規定」、 「環境管理規定」、 「設備管理規定」の中で手順を定め運用している。・HACCPの制度化の発効により、JFFC-Bの認証取得を8月に完了の予定で、世界的に権威のある認証機関のもと品質保証管理体制の強化を進めている。・JFFC-Bは、FSM(品質安全マネジメントシステム)、HACCP(ハザ-ド制御)、GMP(適正製造規範)より構成されており、製造から出荷までの品質保証管理体制のより強化となる。≪チョコレ-ト生地のサプライヤ-≫ 【1】日本チョコレート工業協同組合 ISO9000、HACCPを取り入れた品質管理体制で、FSSC22000を取得している本社工場と同等の管理を行っている。【2】日新化工株式会社 ISO9000、HACCPを取り入れた品質管理体制で、安全・安心の製品を全国に供給している。FSSC22000を取得している顧客納入先との連携で、大手顧客先工場と同等の管理を行つている。≪パッ力一会社 ≫包装・加工・出荷・ 【インベット株式会社】ISO9000、HACCPを取り入れた品質管理体制で、安全・安心のパック商品の会社。FSSC22000を取得している顧客との連携のもと、大手の顧客満足を頂ける品質管理を行っている。イカリ消毒社との連携のもと、品質保証体制は万全です。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| (ア)標題 「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる睡眠の質改善の機能性について」 (イ)目的 成人健常者にラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン各1mg/日を摂取させることが睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことを検証した。 (ウ)背景 ラフマ葉は古くから利用されているが、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる睡眠の質改善の機能性について、研究成果を総合的にまとめたレビューがないため、当該研究レビューを通じて検証を行った。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 PubMed(外国語論文)、JDreamⅢ(日本語論文)及びUMIN-CTR(臨床試験登録データベース)の3つのデータベースを検索した結果、2報の文献を採用した。2報の文献はいずれも査読付きで、睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者を対象としたプラセボ対照試験であった。 (オ)主な結果 睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者に、就寝前にラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン 各1mg/日ずつを摂取させた。介入群はプラセボ群と比べ、総睡眠時間に対する相対的なノンレム睡眠の時間割合が摂取前後で有意に増加した(p=0.01)。OSA睡眠調査票MA版を用いた評価の結果、介入群はプラセボ群と比べ、入眠と睡眠維持の項目が摂取前後で有意に改善した(p=0.042)。 (カ)科学的根拠の質 未発表のデータが存在する可能性が否定できないこと、2報の採用文献の評価方法が異なることやサンプルサイズの大きさなど、様々なバイアスリスクを含んでいることは否定できない。これらは本研究レビューの限界と考えられる。 以上より、本届出商品に配合するラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンを各1mg/日ずつ摂取することにより、睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが見込まれ、表示しようとする機能性は適切であると考えられる。 |
ラベル:
株式会社ノースカラーズの機能性表示食品
ライフスマートチョコレート記憶力(株式会社ノースカラーズ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社ノースカラーズが消費者庁に届出た機能性表示食品ライフスマート チョコレート 記憶力のエビデンス(科学的根拠) |
![]() 株式会社ノースカラーズが消費者庁に届出た機能性表示食品【ライフスマート チョコレート 記憶力】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社ノースカラーズ |
| 【届出番号】 |
| F710 |
【届出日】 |
| 2020/12/11 |
【届出者名】 |
| 株式会社ノースカラーズ クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| ライフスマート チョコレート 記憶力 |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
| イチョウ葉由来フラボノイド配糖体 イチョウ葉由来テルペンラクトン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンが含まれます。 イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンは、加齢によって低下した脳の血流を改善し、認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした言葉や図形などを覚え、思い出す力)を維持することが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 健常高齢者 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 下記の(ア)、(イ)の情報により、本届出商品を一日摂取目安量あたりイチョウ葉由来フラボノイド配糖体 28.8mg、イチョウ葉由来テルペンラクトン 7.2mg含有する機能性表示食品として販売することは適切であると考えられた。 (ア)既存情報を用いた評価および既存情報による安全性試験の評価 本届出商品に配合されるイチョウ葉抽出物(イチョウ葉由来フラボノイド配糖体24%、イチョウ葉由来テルペンラクトン6%、ギンコール酸1 ppm以下)と同等の規格を有する抽出物を摂取した際の安全性について、データベースで確認した結果、適切な量の経口摂取であれば安全であると考えられる。 一日摂取目安量は「イチョウ葉エキス食品品質規格基準」((公財)日本健康・栄養食品協会)で規定されている60~240 mg/日(イチョウ葉抽出物として)の範囲内に設定し、上記のデータベースで得られた結果と合わせて、適切に用いれば安全性に問題は無いと考えられる。 (イ)医薬品との相互作用に関する評価 疾病に罹患している方が使用する医薬品について相互作用の可能性が報告されているが、本届出商品が摂取の対象としているのは健常者であり、健康被害のリスクは低いと考える。また、本商品パッケージに「てんかんの発作歴がある方やてんかんの方、ワルファリンや抗血液凝固薬など出血傾向を高める薬を服用中の方は、摂取をお控えください。」と記載し、リスクを減らす対策を講じている。このため、医薬品を服用していない健常者が適切に摂取する場合、安全上問題ないと考えられる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ・原材料をご確認のうえ、食物アレルギーが心配な方は、ご使用をお控えください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| ≪ハンタ-製菓株式会社≫ チョコレ-トの生地の受け入れから成型加工工程 ・製造、製品やサービスの品質保証に関するマネジメントシステムであるFSSC22000に準拠した品質管理体制で品質管理、製造管理、衛生管理を行っている。具体的には「品質マニュアル」、 「製造管理規定」、 「環境管理規定」、 「設備管理規定」の中で手順を定め運用している。・HACCPの制度化の発効により、JFFC-Bの認証取得を8月に完了の予定で、世界的に権威のある認証機関のもと品質保証管理体制の強化を進めている。・JFFC-Bは、FSM(品質安全マネジメントシステム)、HACCP(ハザ-ド制御)、GMP(適正製造規範)より構成されており、製造から出荷までの品質保証管理体制のより強化となる。≪チョコレ-ト生地のサプライヤ-≫ 【1】日本チョコレート工業協同組合 ISO9000、HACCPを取り入れた品質管理体制で、FSSC22000を取得している本社工場と同等の管理を行っている。【2】日新化工株式会社 ISO9000、HACCPを取り入れた品質管理体制で、安全・安心の製品を全国に供給している。FSSC22000を取得している顧客納入先との連携で、大手顧客先工場と同等の管理を行つている。≪パッ力一会社 ≫包装・加工・出荷・ 【インベット株式会社】ISO9000、HACCPを取り入れた品質管理体制で、安全・安心のパック商品の会社。FSSC22000を取得している顧客との連携のもと、大手の顧客満足を頂ける品質管理を行っている。イカリ消毒社との連携のもと、品質保証体制は万全です。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| (ア)標題 イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの記憶力を維持する機能性に関する研究レビュー (イ)目的 健常高齢者がイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンを連続摂取した際に、対照群または摂取前と比べた場合の記憶力に対する有効性を検証する目的で研究レビューを実施した。 (ウ)背景 記憶力を維持できる機能性表示食品は、高齢者の健康・QOLを向上させ、高齢化社会に貢献することが期待される。健常高齢者を対象としたイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの記憶力に対する有効性に関しては複数の原著論文が報告されているが、総合的に評価した研究レビューはないため、本レビューにて検証した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの連続摂取による記憶に関する無作為化コントロール試験について、健常高齢者を対象とし、利益相反情報が認められなかった論文2報を採用した。 (オ)主な結果 健常高齢者がイチョウ葉由来フラボノイド配糖体19.2~28.8mg/日、イチョウ葉由来テルペンラクトン4.88~7.2mg/日を摂取する場合、重大な有害事象もなく、加齢によって低下した脳の血流を改善し、見聞きした名前・単語・言葉・図形に対する記憶力を維持することが示された。 (カ)科学的根拠の質 対象論文はいずれもイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの摂取による記憶力に対する有効性を示した。 対象論文はいずれも欧米人に対するものであったが、作用機序の脳の血流改善が日本人および中国人においても確認されていることから、日本人への外挿は可能と考えられる。 対象論文の被験者は健常高齢者であり、本届出商品の想定対象者と一致している。また、本届出商品のイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの一日摂取目安量は研究レビューの結果に従い設定しており、同様のアウトカムを得られることが期待される。 本研究レビューは、日本語と英語の論文のみが対象であることから、網羅性および出版バイアスの可能性は否定できない。また、採用文献はいずれも日本人を主な対象としたものではなかった。これらは本研究レビューの限界と考えられる。 |
ラベル:
株式会社ノースカラーズの機能性表示食品
おろし本山葵(金印株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
金印株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品おろし本山葵のエビデンス(科学的根拠) |
金印株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【おろし本山葵】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 金印株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F709 |
【届出日】 |
| 2020/12/11 |
【届出者名】 |
| 金印株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| おろし本山葵 |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
| 本わさび由来6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品には本わさび由来6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)が含まれます。 6-MSITCは、運動習慣のない中高年の方の認知機能の一部である判断力(情報を正確に処理する能力)や注意力を向上させる機能があることが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 運動習慣のない 中高年の方 |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 加工わさび製品「おろし本山葵」として2007年の発売以来、累計26万食(5g×26万個)以上の販売実績があり、有害事象等は報告されていない。本届出商品は、これまで販売されてきた「おろし本山葵」に含まれる本わさび由来6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)を規格化したもので、原料配合、製法は「おろし本山葵」と同一である。そのため同一性は保たれていると考えられる。また、本届出商品には、本わさび由来6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)が0.8~2.4mg程度含まれている。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ●一日摂取目安量を守ってください。 ●原材料をご確認の上、食物アレルギーなどが心配な方はご利用をお控えください。 ●体質、体調によりまれに体に合わない場合(胃腸の不快感、かゆみ、発疹)がございま す。 ●開封後は使い切ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本わさび抽出物製造:金印わさび株式会社 名古屋工場 ■ISO22000取得■FSSC 22000取得 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 【標題】本わさび成分6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネートの脳機能改善作用に関するレビュー 【目的】健康な中年男女に対し、本わさび成分6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)含有食品を摂取させ、プラセボ群と比較して認知機能の改善効果が得られるかを、質の高い研究を収集してレビュー (システマティック・レビュー)することにより検証しました。 【背景】本わさびは日本原産の植物で、飛鳥時代より薬草として用いられてきた記録がある。近年になり、本わさびに含まれている6-MSITCに、神経細胞の保護効果や伸長作用が報告され、動物試験でもアルツハイマー病、パーキンソン病のモデルマウスで症状の改善効果が報告されている1,2)。しかし、臨床試験による研究報告は少なく、総合的に評価したレビュー研究はありませんでした。 【レビュー対象とした研究の特性】国内の文献データベース1件及び海外の文献データベース3件の検索を2020年4月に実施し、158件の文献を集めました。「健常な人(軽度の認知機能低下が認められる人も含む)を対象としているか」「6-MSITCのみを含んだ製品で評価しているか」「6-MSITCを投与しない場合との比較があるか」「認知機能に関する改善効果が評価されているか」などの質評価基準で論文の絞り込みを行い、最終的に1件の論文を評価しました。当該論文はランダム化比較試験 (RCT)と呼ばれる質の高い臨床研究です。 【主な結果】当該論文は、ランダム化二重盲検並行群間試験にて実施されていました。試験結果としては、Stroop試験のステップ1、4の「達成数」、「正答数」について、8週目の変化量で、アクティブ群がプラセボ群と比べて有意な改善が見られた。本研究で用いた新Stroop検査II 6)は、注意機能・情報処理速度の両面を測定できると考えられており、Stroop試験のステップ1、4の「達成数」、「正答数」の改善は、日常的な運動習慣がなく物忘れを自覚する中高齢男女に6-MSITC含有食品を摂取させると、認知機能の一部である識別・処理能力(注意機能)が向上する可能性が示唆されています。6-MSITCの有効摂取量としては、0.8mg/日と判断しました。 また、6-MSITCの作用機序については、未解明な部分が多いが、活性酸素の産生抑制による抗酸化作用や抗炎症作用を持つとされ7)、また抗血小板凝集作用、血流や血管などの血液循環を改善なども報告されており8)、これらの作用が細胞ダメージを抑制することで、中枢神経系の機能改善へ寄与している可能性が指摘されています。抗血小板凝集作用としては、ヒト血小板を用いて検討し、ワサビスルフィニルに含まれる6-MSITCがアスピリンと比較して20倍程度強い凝集阻害活性を示すことが報告されており、血流に対するわさび成分の有効性に関しては、ヒトに5 gの本ワサビを摂取させた結果、100 μLの血液が流れるのに要した時間が短縮し、血流改善効果がみられたことが報告されています8)。これらの知見から、6-MSITCを摂取することで、抗血小板凝集作用による血流の改善に伴い、脳での低酸素や虚血状態が減ること、活性酸素の産生抑制による抗酸化作用により活性酸素などに起因する細胞ダメージの抑制効果がもたらされ、認知機能の改善に寄与した可能性が考えられるとされています。 【科学的根拠の質】今回の臨床試験は、ヒトでの試験手法として質が高いとされている「ランダム化二重盲検比較試験」で行われた結果であることから、6-MSITCを含む食品の摂取による脳機能改善作用の信頼性は高く、科学的根拠の質は十分であると判断した。 【参考文献】 1) Morroni F, Sita G, Graziosi A, Turrini E, Fimognari C, Tarozzi A and Hrelia P, Protective Effects of 6-(Methylsulfinyl)hexyl Isothiocyanate on A 1-42-Induced Cognitive Deficit, Oxidative Stress, Inflammation, and Apoptosis in Mice. Int. J. Mol. Sci. 19,2083-2102(2018) 2) Morroni F, Sita G, Tarozzi A, Cantelli-Forti G, Hrelia P, Neuroprotection by 6-(methylsulfinyl)hexyl isothiocyanate in a 6-hydroxydopamine mouse model of Parkinson’s disease. Brain Reserch: 1589,93-104(2014) 3) 安永明智, 木村憲, 高齢者の認知機能と運動・身体活動の関係, 第25回健康医科学研究助成論文集, 129-136(2010) 4) Yanagisawa H. et al., Acute moderate exercise elicits increased dorsolateral prefrontalactivation and improves cognitive performance with Stroop test. Neuroimage, 50, 1702-1710(2010) 5) 平成25 年国民健康・栄養調査結果の概要-厚生労働省 6) 箱田裕司, 渡辺めぐみ, 新ストループ検査II, 株式会社トーヨーフィジカル 7) Yamada-Kato T, Okunishi I, Fukamatsu Y and Yoshida Y, Inhibitory Effects of 6-Methylsulfinylhexyl Isothiocyanate on Superoxide Anion Generation from Differentiated HL-60 Human Promyelocytic Leukemia Cells. Food Science and Technology Research, 23, 343-348(2017) 8) 木苗直秀, 古郡三千代, 小嶋操, ワサビのすべて, 学会出版センター(2006) |
ピルクル400ライト(日清ヨーク株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
日清ヨーク株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品ピルクル400Light(ライト)のエビデンス(科学的根拠) |
日清ヨーク株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ピルクル400Light(ライト)】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 日清ヨーク株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F708 |
【届出日】 |
| 2020/12/11 |
【届出者名】 |
| 日清ヨーク株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| ピルクル400Light(ライト) |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
| 乳酸菌NY1301株 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品には乳酸菌NY1301株が含まれます。 乳酸菌NY1301株には腸内環境を改善し、おなかの調子を良好に保つ機能があることが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 便秘傾向の健常者 |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 当該製品と同じ関与成分である乳酸菌NY1301株を150億個/65mL含む乳製品乳酸菌飲料として、特定保健用食品「ピルクル」は、1993年の発売以来、20年以上の長期にわたり幅広い年齢層にご愛飲いただいており、累計販売液量は約613,000kLに上りますが、これまでに重篤な健康被害の報告はありません。 また、当該製品と同じ関与成分乳酸菌NY1301株を同等量含む機能性表示食品「十勝のむヨーグルト」は、2020年4月の発売以来同年9月までのシリーズ品累計での販売実績が約10,000kLとなり、この間、健康被害の報告はありません。 乳酸菌NY1301株と医薬品との相互作用については、問題となる報告はありませんでした。 以上のことから、当該製品の安全性は十分であると判断しております。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進したりするものではありません。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 総合衛生管理製造過程の認証を取得した製造施設において製造を行っております。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| [標題] 乳酸菌NY1301株の腸内環境改善作用に関する研究レビュー [目的] 便秘傾向の健常者に、乳酸菌NY1301株を摂取させることによって、プラセボ摂取と比べ、腸内環境が改善するかの検証を目的としました。 [背景] 乳酸菌NY1301株は、腸内の環境を改善し、おなかの調子を良好に保つ関与成分として、2001年に特定保健用食品の許可を受けた乳酸菌です。乳酸菌NY1301株の有用性を示した研究は数多く公表されていますが、研究レビューについては確認されていませんでした。このため、今回研究レビューを行うことは、科学的根拠の質を高めるうえでも、有意義であると考えました。 [レビュー対象とした研究の特性] 2019年5月8日、2019年7月6日 の2回に分けて、国内外の3つのデータベースを用いて検索を行いました。18歳以上の健常な日本人を対象とした文献を抽出し、事前に定めた条件によって取捨選択を行いました。その結果、最終的に評価することになった論文はRCTが1報でした。 [主な結果] 乳酸菌NY1301株400億個/日、2週間の摂取では、プラセボ摂取と比較して、摂取期間平均の排便回数が有意に増加しました。摂取期間平均の排便日数、および排便量については、増加傾向にとどまりました。 また、便中細菌占有率ではプラセボと比較して、乳酸菌NY1301摂取は、Lactobacillus属が有意に増加し、B.longum subsp.longum属に関しては乳酸菌NY1301株の摂取前後で有意な増加を示しました。 [科学的根拠の質] 採用した研究について、高度の症例減少バイアスが見られました。また、アウトカムでは便通と便中細菌占有率に標準偏差の大きさからくる不精確がありました。 研究レビュー全体としては、文献の検索を英語と日本語のデータベースに絞ったことから、他言語での論文収集の網羅性の問題や出版バイアスの存在は否定できません。 |
Nアセチルグルコサミンロコモディーエックス(株式会社エーエルジャパン)の口コミ・効果・評判のエビデンス :機能性表示食品
株式会社エーエルジャパンが消費者庁に届出た機能性表示食品NアセチルグルコサミンロコモDX(ディーエックス)のエビデンス(科学的根拠) |
株式会社エーエルジャパンが消費者庁に届出た機能性表示食品【NアセチルグルコサミンロコモDX(ディーエックス)】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社エーエルジャパン |
| 【届出番号】 |
| F707 |
【届出日】 |
| 2020/12/10 |
【届出者名】 |
| 株式会社エーエルジャパン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| NアセチルグルコサミンロコモDX(ディーエックス) |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| N-アセチルグルコサミン ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはN-アセチルグルコサミンとブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれています。 N-アセチルグルコサミンは、ひざ関節の動きの悩みを改善することが報告されています。 歩行や階段の昇り降り時に、ひざ関節が気になる方に適しています。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、年齢とともに低下する足の筋力に作用することにより、中高年の歩く力を維持することが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 健康な中高年齢者 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本品の喫食実績はありません。公的なデータベースでの調査の結果、機能性関与成分間の相互作用に関する報告はないことから、それぞれの機能性関与成分に関する安全性を評価しました。 <N-アセチルグルコサミン>日本ではN-アセチルグルコサミンを配合する乳製品やサプリメントが2000年代初期に発売され、その後も品目数と販売数量が増えてきました。N-アセチルグルコサミン商品の配合量は500~1200mg/日と幅がありますが、重篤な健康被害は報告されていません。流通数量の推測は困難ですが、専門紙(業界新聞)の調査によりますと、2014年のN-アセチルグルコサミン流通量は年間130トンにのぼります。さらに、当該製品に含まれるN-アセチルグルコサミン原料は原料供給会社プロテインケミカル株式会社によって2001年より販売されていますが、これまで販売会社や末端ユーザーからの有害事象の報告はありません。 過剰摂取による安全性については、1日摂取量を1000~1250mgに設定し、8~16週間投与したヒト試験において、臨床上問題となる異常変動は見られず、試験食品の摂取が原因と考えられる健康被害も認められませんでした。 以上より、N-アセチルグルコサミンは十分な安全性が確認されており、本品を適切に摂取する場合おいては健康を害する恐れは低いと考えられました。 <ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン>既存情報の調査では、本品の1日摂取目安量(7.2mg)以上の量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取の試験や、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、本品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く、問題はないと判断しました。本品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。 ●食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上ご使用をお決めください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本品の製造は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場によりバルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造および品質管理を行っております。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| <N-アセチルグルコサミン> 【標題】機能性関与成分N-アセチルグルコサミンによる膝関節の機能改善に関するシステマティックレビュー 【目的】健常成人を対象に、N-アセチルグルコサミンの継続的な経口摂取による膝関節機能の改善への影響について研究レビューを実施しました。 【背景】超高齢社会である日本では、加齢による運動器の衰弱によって日常生活に支障を来す高齢者が増加しています。特に、変形性膝関節症は高齢者のQOL低下を招き、悪化に伴い寝たきりにも繋がるなど、社会的な対策が必要と考えられます。N-アセチルグルコサミンは膝関節機能の改善に有効性が示されており、研究レビューでその有用性を示すことは有意義と思われます。 【レビュー対象とした研究の特性】1報の文献が採用されましたが、当該文献は日本人を対象とした研究で、膝に違和感がある者、またはKL分類において健常者にあたるKL値0またはⅠと診断された人を対象としたプラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験でした。 【主な結果】被験者が試験食品(N-アセチルグルコサミン300mg/日入りハードカプセル)またはプラセボ品を12週間経口摂取した結果、試験食品摂取群においてJOA評価(疼痛・歩行能力と疼痛・階段昇降能力の2項目)の有意な改善が認められました。これよりN-アセチルグルコサミンを300mg/日継続摂取することはグリコサミノグリカン産生、コラーゲンおよびヒアルロン酸の増加、サイトカイン産生抑制等の作用を通じてヒトの膝関節機能の改善に役立つと考えられました。 【科学的根拠の質】本研究レビューで選択された論文の対象者、条件、評価項目はレビューの目的に設定した対象者、条件、評価項目と一致しました。しかし、採択された論文数が1報と少ないことから出版バイアスの可能性否定できないと判断しました。今後も定期的に情報収集を行い、検証していく必要があると考えられます。 <ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン> 【標題】機能性関与成分『ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン』の歩行能力の維持に与える効果に関する定性的研究レビュー 【目的】健康な成人がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取したときの歩行能力に対する有効性を検証しました。 【背景】身体機能は加齢により衰えていきますが、日々の運動や食事などにより維持することができると考えられます。これについて、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの摂取によって歩行能力が維持されることが報告されているため、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンと歩行能力に関する研究レビューを実施し、科学的エビデンスの確認を行いました。 【レビュー対象とした研究の特性】国内外の学術論文のデータベースを使用して2019年9月以前の全ての論文を検索し、ヒトを対象としたランダム化二重盲検比較試験の文献2件を研究レビューの対象としました。 【主な結果】レビューの対象とした文献のうち、1報は60歳以上のタイ人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを8週間継続摂取させることで、歩行能力の指標とされる6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加していました。もう1報は65歳以上の日本人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを8週間継続摂取させることで、同様に6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加していました。以上の結果から、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを含む本届出商品には、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ機能があると考えられました。 【科学的根拠の質】採用した文献数や、被験者数の観点で十分な精査には至らなかったことから、今後の研究を注視する必要があります。一方で、採用した文献のいずれにおいても、健康な中高年齢者で有意に歩行能力の増加が認められていました。日本人を対象とした試験においても有効との結果が得られており、科学的根拠があると考えられます。以上より、本届出商品は採用した文献と同様のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを含有しており、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ機能が期待できると考えられました。 |
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