| 大正製薬株式会社の機能性表示食品,大正ロコフルのエビデンス(科学的根拠) |
大正製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【大正ロコフル】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
| 【届出番号】 |
| G430 |
【届出日】 |
| 2021/08/03 |
【届出者名】 |
| 大正製薬株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| 大正ロコフル |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
| N-アセチルグルコサミン ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはN-アセチルグルコサミンが含まれます。N-アセチルグルコサミンは、歩行や階段の上り下りにおけるひざ関節の悩みを改善することが報告されています。 本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、年齢とともに低下する脚の筋力に作用することにより、中高年の方の歩く力を維持することが報告されています。ひざ関節や脚の筋力が気になる中高年の方に適した食品です。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| ひざ関節や脚の筋力が気になる健康な中高年齢者 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本品の喫食実績はありません。公的なデータベースでの調査の結果、機能性関与成分間の相互作用に関する報告はないことから、それぞれの機能性関与成分に関する安全性を評価しました。 <N-アセチルグルコサミン> 届出食品と類似する既存食品「N-アセチルグルコサミン」(1食当たりN-アセチルグルコサミン1,000mg配合)は2005年から日本全国で販売されており、現在までに8,700万食出荷されています。その間、既存食品が原因と疑われる危害事象は発生していないものと判断されています。このように食経験が十分あると判断していますが、念のためN-アセチルグルコサミンの既存情報を調査しました。その結果いずれも軽度な自覚症状が発症したのみですべて試験食品との関連はないものと判断されていました。 N-アセチルグルコサミンと医薬品との相互作用については、糖尿病治療薬、アドリアマイシン、ワルファリンについての作用が指摘されているものの、これらはいずれも類似物質であるグルコサミン硫酸塩・塩酸塩に対する指摘であり、実際の症状の報告もないことから相互作用はないものと判断しています。 以上の理由から、届出食品「大正ロコフル」に含まれるN-アセチルグルコサミンには十分な安全性が認められており、1日摂取目安量を摂取した場合ヒトの健康を害する恐れはないと考えられます。 <ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン> 届出商品での喫食実績は無いため、既存情報による安全性の評価を行いました。届出商品の1日摂取目安量(7.2mg)以上の量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取の試験や、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていない。これらの結果から、機能性関与成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは安全であり、本製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 多量に摂取することにより、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。乾燥剤は誤って召し上がらないでください。タブレット表面に見られる斑点は原料に由来するものですので、品質には問題ありません。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本品の製造所である三生医薬株式会社は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康食品GMP認証を取得しており、本基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| <N-アセチルグルコサミン> 【標題】届出食品「大正ロコフル」に含有するN-アセチルグルコサミン(NAG)摂取が膝関節の機能に及ぼす機能性に関する研究レビュー 【目的】NAG摂取が膝関節の機能に及ぼす効果を評価すること 【背景】NAGは肌水分量の増加機能や、変形性膝関節症の緩和機能が報告されており、サプリメントとして利用されています。一方、健常人での関節への効果については十分に評価されていないため、疾患に罹患していない成人がNAGを摂取した際にNAGを含まない食品に比べ膝関節の機能が改善されるか検証しました。 【レビュー対象とした研究の特性】焼津水産化学工業株式会社社員3名が、目的に沿った論文を検索し、機能性を評価しました。具体的には、以下の通りです。 ・被験者は、健康な成人であること ・試験は、NAG入り食品摂取群(試験群)と含まない食品摂取群(プラセボ群)の2つに被験者を無作為に割付け、被験者と結果の評価者がともに誰がどちらを摂取したかわからないようにして比較した試験であること ・機能性は、膝関節の機能で評価していること 【主な結果】2名の評価者で検索した論文に上記の条件に合致するか評価した結果、1報の論文が条件に合致していることを確認しました。この論文では、試験群はNAG300mgを含む粉末を健常成人男女が12週間摂取した結果、膝関節機能の指標であるJOAスコアおよび関節軟骨代謝がプラセボ群と比べ改善したことから、NAG300mgを12週間摂取すると、膝関節の機能が改善されると考えられました。 【科学的根拠の質】未発表のデータの存在は否定できないものの、主要なデータベースにより調査したため漏れがある可能性は低いと考えられます。また、上記論文には、各群への被験者の割付方法及び割付内容の試験実施者への隠し方についての記載が不十分で、評価結果には偏りが生じている可能性があります。対象文献が1報のみであるため、今後さらなる研究が必要と考えられます。 上記の論文は、NAGを粉末で1日当たり300mg摂取しており、形態や他の配合成分と摂取量について届出食品と違いがあります。しかし、NAGの吸収・代謝等に影響を与える成分はこれまで報告されていないことや1日当たり1000mg摂取した試験で同等の改善効果が認められているため、NAGを1日当たり500mg含む届出食品についても、同等の機能性を発揮すると推測されます。 <ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン> 【標題】本届出商品『大正ロコフル』に含有する機能性関与成分『ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン』の歩行能力の維持に与える効果に関する定性的研究レビュー 【目的】健康な成人がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取したときの歩行能力に対する有効性を検証しました。 【背景】身体機能は加齢により衰えていきますが、日々の運動や食事などにより維持することができると考えられます。これについて、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの摂取によって歩行能力が維持されることが報告されているため、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンと歩行能力に関する研究レビューを実施し、科学的エビデンスの確認を行いました。 【レビュー対象とした研究の特性】国内外の学術論文のデータベースを使用して2019年9月以前の全ての論文を検索し、ヒトを対象としたランダム化二重盲検比較試験の文献2件を研究レビューの対象としました。 【主な結果】レビューの対象とした文献のうち、1報は60歳以上のタイ人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2mgを8週間継続摂取させることで、歩行能力の指標とされる6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加していました。もう1報は65歳以上の日本人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを8週間継続摂取させることで、同様に6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加していました。以上の結果から、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2mgを含む本届出商品には、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ機能があると考えられました。 【科学的根拠の質】採用した文献数や、被験者数の観点で十分な精査には至らなかったことから、今後の研究を注視する必要があります。 一方で、採用した文献のいずれにおいても、健康な中高年齢者で有意に歩行能力の増加が認められていました。日本人を対象とした試験においても有効との結果が得られており、科学的根拠があると考えられます。 以上より、本届出商品は採用した文献と同様のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを含有しており、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ機能が期待できると考えられました。 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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2021年9月22日水曜日
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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
| 【届出番号】 |
| G429 |
【届出日】 |
| 2021/08/03 |
【届出者名】 |
| オリヒロプランデュ株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| 機能性表示食品 高純度!グルコサミン粒 |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
| グルコサミン塩酸塩 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはグルコサミン塩酸塩が含まれます。グルコサミン塩酸塩は膝の動き(曲げ伸ばし)をサポートし、膝の違和感を軽減することが報告されています。 本品は膝関節に関する生活の質を高めたい方に適した食品です。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 健常成人 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本品に含まれる機能性関与成分グルコサミン塩酸塩は、既存添加物として食品の製造に使用されるものです。またグルコサミンは甲殻類であるエビ・カニを由来としますが、これらは日本において喫食経験が豊富な食材です。 グルコサミンを含むサプリメントは日本のみに限らず世界的に販売、使用されています。例えば米国では45歳から64歳の約7%が、65歳以上では約9%がグルコサミンを摂取しているとの統計データが2006年に公開されています。日本でもグルコサミンの需要は高く、昨今の国内流通量は1,350tと推定されています。 本届出品と同等品は2013年から2015年までに累積29,000本超の販売実績がありますが、安全性情報として既報告されている軽い胃もたれ感についてのご相談数件を除いて、これまでに当該品摂取による健康被害の報告はありません。 医薬品との相互作用につき調査しましたところ、抗血栓薬の作用を強める可能性が示唆されていましたが、本届出品は健康な方を対象にしていること、「医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください」と記載することから、医薬品を服用していない健康な方が適切に摂取する場合に安全性上の問題は無いと考えます。 以上より、本品に含まれるグルコサミン塩酸塩には十分な食経験があり、本品を適切に一日摂取目安量1500mgで使用する場合、安全性に問題は無いと判断します。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ・一日摂取目安量をお守りください。 ・原材料をご参照の上、甲殻類アレルギーの方や、その他食物アレルギーのある方はご利用を控えてください。 ・粒の表面に見られる黒やオレンジの点や、特有の味(苦味・酸味など)は原料に由来するもので、品質には問題ありません。 ・抗血栓薬をご使用の場合は、医師、薬剤師に相談してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| オリヒロプランデュ株式会社:国内GMP(公益財団法人 日本健康・栄養食品協会)、FSSC22000(UKAS) バイホロン株式会社 大沢野工場:国内GMP(公益財団法人 日本健康・栄養食品協会)、米国GMP(UL Registrar LLC)、FSSC22000(Lloyd’s Register Quality Assurance Limited) |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| (ア)標題 グルコサミンを摂取した場合、膝関節に影響を及ぼすかの検討 (イ)目的 健常成人を対象にした臨床試験において、グルコサミンが膝関節の可動域の改善と違和感に関するレビューを行った。 (ウ)背景 グルコサミンの機能性について個々の研究は複数実施されているものの、研究全体をまとめたレビューは未だ十分でありません。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 国内外の科学論文データベースを用いて公表論文を検索、基準に合致する臨床研究内容を報告している3論文(査読付き)を評価対象として選択しました。 (オ)主な結果 ・膝の可動域について グルコサミン1.5g/日を4週間以上摂取することによる膝の可動域について検証した。グルコサミン1.5g/日を4週間摂取することで、膝の曲げ伸ばしの可動域が拡大していくことが示された。膝の曲げ伸ばしの可動域が拡大することにより、歩行時の膝への負担が軽減され、生活の幅が広がると考えられる。 ・膝の違和感の軽減について グルコサミン塩酸塩1.5g/日から2.0g/日を4週間以上摂取することで、膝の違和感の軽減について検証した。 グルコサミン塩酸塩1.5g/日摂取するとVAS値は12週間後の評価で、有意差のある結果となった。KOOS評価の内、膝関連の生活の質に関しては、8週間後と12週間後に介入群は対照群に対して有意差が出た。グルコサミン塩酸塩2.0g/日摂取すると8週間後から有意に動きの改善が見られた。これらのことから、グルコサミン塩酸塩は、8週間以上摂取しないと改善効果が表れにくいと思われ、グルコサミン塩酸塩を1.5g/日、12週間以上摂取すると膝の違和感が軽減されることが示唆される。 ・炎症マーカーについて グルコサミン塩酸塩1.5g/日12週間以上摂取することで、膝の炎症マーカーの軽減について検証した。グルコサミン塩酸塩1.5g/日を12週間摂取したが、炎症マーカーにおいて有意な差が見られなかった。これは、健常な成人を対象としたため、炎症マーカーの数値が低く、変動が少なかったと考えられる。 (オ):科学的根拠の質 選択した論文内容の妥当性・信頼性について検討しました。試験への参加人数がより大きければ精確度が向上する(真の値により近づく)ものと考察されましたが、バイアス(偏たり・偏見)をはじめ科学的根拠の質に重大な影響を及ぼす深刻なリスクや問題は無いと判断しました。 以上から、健常成人がグルコサミン塩酸塩を少なくとも1.5g/日で摂取した場合、膝の可動域の改善、膝の違和感を軽減することが結論として導かれる。 |
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【チェック】 me18■株式会社メダリスト・ジャパン d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
| 【届出番号】 |
| G428 |
【届出日】 |
| 2021/08/02 |
【届出者名】 |
| 株式会社メダリスト・ジャパン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| ゴールドメダル・ゼロ |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
| クエン酸 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはクエン酸及びブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。 クエン酸は継続的な摂取により、日常生活や運動後の一時的な疲労感を軽減することが報告されています。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMI が高め( BMI24 以上 30 未満) の方の腹部の脂肪を減らす機能があることが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 日常生活や運動後の一時的な疲労感が気になる健常者またはBMI が高めの健康な方(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 【クエン酸】 クエン酸は、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類に多く含まれるαヒドロキシ酸の一種で、糖代謝 (クエン酸回路) の中間体としてエネルギー代謝において中心的な役割を果たしている。加えて、クエン酸はFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)により上限摂取量値を定めないとされている食品添加物である。 食品添加物一日摂取量総点検調査報告書では、本届出食品の喫食対象となる20-64歳で2056 mg/日、65歳以上で2189 mg/日と報告されている。 市販の果実ジュースに含まれるクエン酸量は、レモン及びライム果実を絞ったもので、それぞれ48 g/L及び46 g/L、100%のグレープフルーツジュースで25 g/L、オレンジジュースで17 g/Lとの報告があり、1日あたりに摂取しているクエン酸量と、本届出食品に含まれるクエン酸量は同程度である。更に、本届出食品が含有するクエン酸量は、果実ジュースに含まれているクエン酸量を大きく超えるものではない。 健常成人に対してクエン酸8100mgを4週間継続摂取した過剰摂取試験、2700mgを12週間摂取した長期摂取試験において、いずれも有害事象は認められず、安全性は十分であると考える。 【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】 既存情報の調査では、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われていた。本届出商品と同じ1日摂取目安量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取の試験や、5倍量となるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、本届出商品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く、問題はないと考えられる。更に、届出商品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物であり、これらの結果から、機能性関与成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンおよび本届出商品は安全であり、本製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ●食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認のうえご使用をお決めください。 ●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ●1日の摂取目安量を守ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本届出食品を製造している工場は、国内の健康補助食品GMP認定工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造しています。GMPとは、「適性製造規範 (Good Manufacturing Practice) 」の略で、医薬品のGMPを参考に制定されたものです。本制度に適合した工場では、以下の様な徹底した製造管理・品質管理により製品を製造しています。・使用する原料のチェックを毎回行っています。・製品毎に決められた製造方法、条件により製造されています。・製造した結果は必ず記録書として残し、賞味期限内保管しています。・製造工程中には製品毎に決められた項目のチェックを行い、最終製品においては製造ロット毎に予め決められた品質項目について分析し異常の有無を確認し品質規格を外れた製品は排除しています。・製造した製品はロット毎に、品質分析結果と製造記録を確認し、どちらも問題ない場合にのみ出荷されます。・以上の製造を異物混入や腐敗などが発生しない様に、設備環境としても作業者に対しても厳密な衛生管理体制で行っています。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 【クエン酸】 (ア)標題 クエン酸の日常生活や運動後の一時的な疲労感を軽減する作用に関する研究レビュー (イ)目的 クエン酸をヒトに摂取させた試験の論文を網羅的な文献検索により収集し、プラセボなどのコントロールと比較した無作為化比較試験(RCT)から健常な成人において疲労感が軽減されたか否かを合理的に検証することを目的とした。 (ウ)背景 クエン酸はその酸味が好まれることから、食品添加物(酸味料)として広く利用されており、俗に「疲労回復に良い」などと言われている。 これまでクエン酸の疲労感軽減作用を総合的に評価した研究は行われていなかったため、プラセボとの比較においてクエン酸を摂取することにより日常生活や運動後の疲労感が軽減されるか検証することを目的としてレビューを実施した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 検索の条件と除外の条件を定めて、2017年8月29日にJDreamIIIなど日本語と英語の検索サイト5種において、健常な成人の臨床試験文献を対象に検索を実施したところ、評価水準に合致した対象文献は4報であり、その有効性評価は無作為化比較試験(RCT)で、全て日本人を対象とした試験であった。 (オ)主な結果 RCT論文4報の内、日常生活の一時的な疲労感について2報の論文及び運動後の一時的な疲労感についての2報の論文の概要を示す。 <日常生活の一時的な疲労感について> ①日常生活で疲労を感じやすく、疲労を自覚している健常成人男女24名にクエン酸 2700 mgまたはプラセボを1日1本、飲料として、8日間経口摂取させた。その結果、「全体的疲労感 (VAS)」では、変化量(後値-前値)の平均値差は-0.52(p=0.090)であり、クエン酸摂取による疲労感の軽減傾向がみられた。「精神的疲労感 (VAS)」では、変化量(後値-前値)の平均値差は-0.76(p=0.071)であり、摂取による疲労感の軽減傾向がみられた。「身体的疲労感(VAS)」では、変化量(後値-前値)の平均値差は-0.15であり、対照群と介入群の間にほとんど差がみられなかった。 ②日常生活で疲労を感じやすく、疲労を自覚している健常成人男女625名にクエン酸 2700 mgまたはプラセボを1日1本、飲料として、28日間経口摂取させた。 その結果、「全体的疲労感 (VAS)」の結果では、変化量(後値-前値)の平均値差は1週目-0.18(p<0.05)、2週目-0.22(not significant、以後NS)、3週目-0.44(p<0.05)、4週目-0.50(p<0.05)であり、クエン酸摂取による疲労感の軽減がみられた。「精神的疲労感 (VAS)」では、変化量(後値-前値)の平均値差は1週目-0.10(NS)、2週目-0.09(NS)、3週目-0.16(NS)、4週目-0.08(NS)であり、摂取による疲労感の軽減はみられなかった。「身体的疲労感(VAS)」では、変化量(後値-前値)の平均値差は1週目-0.04(NS)、2週目-0.21(NS)、3週目-0.35(p<0.01)、4週目-0.36(p<0.01)であり、1週目と2週目において摂取による疲労感の軽減がみられなかったものの、3週目と4週目では疲労感の軽減がみられた。 <運動後の一時的な疲労感について> ①健常成人男女18名にクエン酸 2700 mgまたはプラセボを1日に10カプセルとして、8日間経口摂取させた。その結果、摂取直後に運動を負荷した試験の「運動後の疲労感 (VAS)」では、変化量(後値-前値)の平均値差は運動直後では-5.2、運動後の回復期間(4時間)経過後では-0.1だった(統計計算はされず)。運動直後の介入群の平均値(60.6±14.5)は対照群の平均値(74.6±13.2)と比較して有意(p<0.01)に低値であり、クエン酸摂取による運動後の一時的な疲労感の軽減がみられた。 ②健常成人男性11名にクエン酸 1000 mgまたはプラセボを飲料として、1日間(単回)摂取させた。その結果、摂取直後に運動を負荷した試験の「運動後の疲労感 (VAS)」では、変化量(後値-前値)の平均値差は運動後30分では-11.4(p=0.0045)、運動後の翌朝では0であり、クエン酸摂取による運動後の一時的な疲労感の軽減がみられた。 尚、いずれの文献においてもクエン酸を含む試験食品に関連した有害事象は認められなかった。 (カ)科学的根拠の質 レビューレベルの限界に関しては、レビュー対象となった論文は4報であり、出版バイアスの可能性は否定できない。また、エビデンスの程度も幅が見られたことなどから、今後相反する報告が発表されるなどによって、エビデンスの評価が変わる可能性があり、継続的に情報を収集することが求められる。 【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】 ア 標題 「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、腹部の脂肪を減らす機能に関する定性的研究レビュー イ 目的 健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。 ウ 背景 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があり、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを摂取することで脂肪が減少するものと考えられます。しかし、ヒトを対象に脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取することによる、腹部脂肪を減らす作用について検証を行いました。 エ レビュー対象とした研究の特性 国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化比較試験)を採用しました。本採用文献の全体解析では、脂質異常・高血糖・高血圧のいずれかに該当する被験者が解析対象に含まれる恐れがあったため、正常範囲の被験者のみを対象としたサブグループ解析の結果を研究レビューの対象としました。本解析の対象者は、20-64歳の、BMIが高め(BMIが24以上30未満)の健康な男女52名を被験者とした試験でした。 ※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。 オ 主な結果 採用文献から、健康な被験者が、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む食品を1日1粒、12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。 カ 科学的根拠の質 評価した文献が1報のため科学的根拠の一貫性は不明であったものの、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されていました。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを継続して摂取することによって、腹部の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出製品でも同様の機能が期待できると考えられます。 |
メラット(株式会社ハハハラボ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| 株式会社ハハハラボの機能性表示食品,メラットのエビデンス(科学的根拠) |
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| 【届出番号】 |
| G427 |
【届出日】 |
| 2021/08/02 |
【届出者名】 |
| 株式会社ハハハラボ クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| メラット |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
| ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは以下の機能が報告されています。■日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする。■BMIが高めの方の腹部の脂肪(内臓脂肪および皮下脂肪)を減らす。■年齢とともに低下する脚の筋力に作用することにより、中高年の方の歩行能力の維持に役立つ。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 中高年の方・BMIが高めの方(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本届出商品での喫食実績は無いため、既存情報による安全性の評価を行いました。既存情報の調査では、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われていました。本届出商品と同じ1日摂取目安量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取の試験や、5倍量となるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、本届出商品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く、問題はないと考えられました。更に、届出商品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物であり、これらの結果から、機能性関与成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンおよび本届出商品は安全であり、本製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 届出製品「メラット」の製造に関して、全ての工程を国内GMP(公益財団法人 日本健康・栄養食品協会)認証工場で製造しており、製品の生産及び品質管理に関しては、国内GMPの取組みに基づき実施されています。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| (脂肪を消費しやすくする機能) 【標題】 本届出商品『メラット』に含有する機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能性に関する研究レビュー 【目的】 健常者に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。 【背景】 依然として肥満を低減することは重要な課題であり、肥満低減には代謝機能を改善し、体脂肪を消費することが重要です。日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪の消費を高めることは肥満の予防に役立つと考えられます。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪消費に関する研究報告はありますが、包括的に整理する研究レビューはありませんでした。 【レビュー対象とした研究の特性】 国内外のデータベースを使用して論文を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化比較試験)を研究レビューの対象としました。なお、本文献は丸善製薬株式会社が費用負担した研究でした。 【主な結果】 上記文献はブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgの摂取による、日常活動時の呼吸商を評価しており、呼吸商の有意な低下が認められていました。呼吸商はエネルギー代謝における脂肪と糖の消費割合を示すことから、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgには、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能を有する可能性が考えられました。 【科学的根拠の質】 採用した文献は1報のみであったため、定性的な研究レビューを実施しました。そのため、言語および定量性に関して研究の限界がありますので、今後の研究結果が本研究レビューの結果に影響を与える可能性があります。今後の研究に注視することが必要ではありますが、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgの摂取は、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能に対する有効性に一定の根拠があると判断しました。 (腹部の脂肪を減らす機能) 【標題】 本届出商品『メラット』に含有する機能性関与成分『ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」の腹部の脂肪を減らす機能に関する定性的研究レビュー 【目的】 健康な成人がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取したときの腹部の脂肪を減らす機能の有効性を検証しました。 【背景】 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があり、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを摂取することで脂肪が減少するものと考えられます。しかし、ヒトを対象に脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取することによる、腹部脂肪を減らす作用について検証を行いました。 【レビュー対象とした研究の特性】 国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、ヒトを対象としたランダム化二重盲検比較試験の文献1報を研究レビューの対象としました。本採用文献の全体解析では、脂質異常・高血糖・高血圧のいずれかに該当する被験者が解析対象に含まれる恐れがあったため、正常範囲の被験者のみを対象としたサブグループ解析の結果を研究レビューの対象としました。本解析の対象者は、20-64歳の、BMIが高め(BMIが24以上30未満)の健康な男女52名を被験者とした試験でした。 ※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。 【主な結果】 採用文献から、健康な被験者が、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む食品を1日1粒、12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。以上の結果から、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを含む本届出商品には、腹部の脂肪を減らす機能があると考えられました。 【科学的根拠の質】 評価した文献が1報のため科学的根拠の十分な精査には至らなかったことから、今後の研究を注視する必要があります。 一方で、採用した文献は日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されていることから、客観的な評価が適切になされており、科学的根拠があると考えられます。 以上より、本届出商品は採用文献と同様のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを含有しており、腹部の脂肪を減らす機能が期待できると考えられます。 (中高年の方の歩く力を維持する機能) 【標題】 本届出商品『メラット』に含有する機能性関与成分『ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン』の歩行能力の維持に与える効果に関する定性的研究レビュー 【目的】 健康な成人がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取したときの歩行能力に対する有効性を検証しました。 【背景】 身体機能は加齢により衰えていきますが、日々の運動や食事などにより維持することができると考えられます。これについて、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの摂取によって歩行能力が維持されることが報告されているため、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンと歩行能力に関する研究レビューを実施し、科学的エビデンスの確認を行いました。 【レビュー対象とした研究の特性】 国内外の学術論文のデータベースを使用して2019年9月以前の全ての論文を検索し、ヒトを対象としたランダム化二重盲検比較試験の文献2件を研究レビューの対象としました。 【主な結果】 レビューの対象とした文献のうち、1報は60歳以上のタイ人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを8週間継続摂取させることで、歩行能力の指標とされる6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加していました。もう1報は65歳以上の日本人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを8週間継続摂取させることで、同様に6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加していました。以上の結果から、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む本届出商品には、中高年の方の歩く力を維持する機能があると考えられました。 【科学的根拠の質】 採用した文献数や、被験者数の観点で十分な精査には至らなかったことから、今後の研究を注視する必要があります。 一方で、採用した文献のいずれにおいても、健康な中高年齢者で有意に歩行能力の増加が認められていました。日本人を対象とした試験においても有効との結果が得られており、科学的根拠があると考えられます。 以上より、本届出商品は採用した文献と同様のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを含有しており、中高年の方の歩く力を維持する機能が期待できると考えられました。 |
バージンプラセンタ(佳秀工業株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| 佳秀工業株式会社の機能性表示食品,バージンプラセンタのエビデンス(科学的根拠) |
佳秀工業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【バージンプラセンタ】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 ka32■佳秀工業株式会社 d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
| 【届出番号】 |
| G426 |
【届出日】 |
| 2021/08/02 |
【届出者名】 |
| 佳秀工業株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| バージンプラセンタ |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
| ブタプラセンタ由来ジペプチド(グリシン-ロイシン、ロイシン-グリシン、グリシン-イソロイシン、イソロイシン-グリシン) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品には、ブタプラセンタ由来ジペプチド(グリシン-ロイシン、ロイシン-グリシン、グリシン-イソロイシン、イソロイシン-グリシン)が含まれます。ブタプラセンタ由来ジペプチド(グリシン-ロイシン、ロイシン-グリシン、グリシン-イソロイシン、イソロイシン-グリシン)は、肌の保湿力(バリア機能)を保持する機能が報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 皮膚の疾患に罹患していない健常人 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本届出製品と同一の機能性関与成分「ブタプラセンタ由来ジペプチド(グリシン-ロイシン、ロイシン-グリシン、グリシン-イソロイシン、イソロイシン-グリシン)」を、本届出製品と同等量以上含む類似製品の喫食実績を基に、本届出製品の安全性を評価した。 その結果、2018年より本届出製品と同原料を同等量以上含むサプリメント形状の加工食品120万食以上が販売されており、喫食経験は十分と判断した。その間、類似製品に関する重篤な健康被害は報告されていない。本届出製品および類似製品に配合された「豚プラセンタ由来ジペプチド(グリシン-ロイシン、ロイシン-グリシン、グリシン-イソロイシン、イソロイシン-グリシン)」は、同一のメーカー(佳秀工業株式会社)で製造された同等品であり、本届出製品および類似製品に含まれる機能性関与成分の定性的性状は同等である。また、本届出製品と類似製品はいずれのサプリメント形状の加工食品であり、消化・吸収過程に大きな違いはないと考えられる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ■本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日の摂取目安量を守ってください。 ■原材料をご参照のうえ、食物アレルギーのある方はご利用をお控えください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本品は公益社団法人日本健康・栄養食品協会の認証を受けたGMP認定工場にて中間製品の製造を行い、一般社団法人日本健康食品規格協会の認証を受けたGMP認定工場にて最終的な容器包装に入れる工程を行っている。いずれもGMP規定に準拠した衛生管理、質管理に基づき製造している。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 【標題】 届出製品バージンプラセンタに含有する機能性関与成分ブタプラセンタ由来ジペプチド(グリシン-ロイシン、ロイシン-グリシン、グリシン-イソロイシン、イソロイシン-グリシン)による肌の保湿力(バリア機能)の機能性に関する定性的研究レビュー 【目的】 ブタプラセンタ由来ジペプチド(グリシン-ロイシン、ロイシン-グリシン、グリシン-イソロイシン、イソロイシン-グリシン)を健常な成人が経口摂取した際、肌の保湿力(バリア機能)にどのような影響を与えるかについて検証した。 【背景】 一般的に、「肌のバリア機能」は、肌からの水分の過剰な蒸散を防ぎ水分を保持(保湿力)や、外部からの刺激や異物の侵入を防ぐ皮膚表皮の重要な働きの総称として知られている。肌のバリア機能は、加齢や生活習慣といった内的要因と、温度・湿度や紫外線といった外的要因の影響を受けて低下し、保湿力を失う。その結果、肌荒れや肌乾燥状態を生じさせる。肌の保湿力(バリア機能)を直接的に評価する一般的な指標として水分蒸散量がある。水分蒸散量は、肌から水分がどれだけ外部に蒸散しているかを示す数値で、この値が低ければ肌から蒸散する水分の量が少ないということを意味する。すなわち、肌からの水分蒸散を抑えることは肌の保湿力(バリア機能)を改善する重要な要素であると考えられる。同じく肌の保湿評価として皮膚水分量の測定がある。皮膚水分量は、肌の保湿力(バリア機能)低下の影響をうける指標ではあるが、肌の保湿力(バリア機能)の評価においては間接的な指標のため、本レビューのアウトカムは水分蒸散量を指標とした検討を実施した。 ブタプラセンタ由来ジペプチド(グリシン-ロイシン、ロイシン-グリシン、グリシン-イソロイシン、イソロイシン-グリシン)は、肌に対する有用性が報告されていたことから、臨床試験報告のレビューを行った。 【レビュー対象とした研究の特性】 「グリシン(Glycine)、ロイシン(Leucine)、イソロイシン(Isoleucine)」の組み合わせとジペプチド(dipeptide)もしくは「ブタプラセンタ」を主なキーワードとして「肌(skin)」や「摂取(intakeなど)を副次キーワードとして肌の乾燥を自覚し、皮膚疾患や慢性身体障害のない者に対する臨床試験報告の調査を行った。1次、2次スクリーニングの結果、1報の文献を採用した。 【主な結果】 健常日本人成人女性であり、一般的に健康とみなされる(皮膚疾患や慢性身体障害のない)者を対象に、ブタプラセンタ由来ジペプチド(グリシン-ロイシン、ロイシン-グリシン、グリシン-イソロイシン、イソロイシン-グリシン)を461μg/日を4週間摂取したところ、プラセボ摂取群に比較して、水分蒸散量の有意な保持が認められた。以上の結果から、ブタプラセンタ由来ジペプチド(グリシン-ロイシン、ロイシン-グリシン、グリシン-イソロイシン、イソロイシン-グリシン)の経口摂取による肌の保湿力(バリア機能)への有用性が示唆された。 【科学的根拠の質】 ブタプラセンタ由来ジペプチド(グリシン-ロイシン、ロイシン-グリシン、グリシン-イソロイシン、イソロイシン-グリシン)の経口摂取は、肌の保湿力(バリア機能)を高める機能がることが確認された。採用した文献は、査読付き論文であり、日本人成人女性を対象としたランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験という信頼性の高い研究であった。 レビューに採用した文献が1報であることが本レビューの限界としてあげられるため、今後のさらなる臨床研究が期待される。 |
2021年9月10日金曜日
機能性表示食品リストとエビデンス(G390~G425)
| 当該企業が、機能性表示食品制度開始時から届出た商品を全てを確認できます。届出撤回分も確認できます。 社名のリンクをクリックすると外部サイトでご確認ください。 |
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動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧 |
| 1 G390 2021/7/21 4120001168300 サイアヤファーマ株式会社 大阪府大阪市北区豊崎三丁目19番3号 (主たる事務所の所在地)滋賀県長浜市田村町1332-1 ジンジャーペーストEX(イーエックス) 加工食品(その他) 6-ジンゲロール、6-ショウガオール 本品には6-ジンゲロール、6-ショウガオールが含まれます。 6-ジンゲロール、6-ショウガオールには、低温環境下における手指先の体温(末梢体温)を保つ機能があることが報告されています。 |
2 G391 2021/7/21 5180001082362 オリザ油化株式会社 愛知県一宮市北方町北方字沼田1番地 オリザのえごま油(悪玉コレステロールを下げる) 加工食品(その他) α-リノレン酸 本品には、α-リノレン酸が含まれます。 α-リノレン酸には血中の悪玉(LDL)コレステロール値を低下させる機能が報告されています。 |
3 G392 2021/7/21 5180001082362 オリザ油化株式会社 愛知県一宮市北方町北方字沼田1番地 オリザのえごま油(高めの血圧を下げる) 加工食品(その他) α-リノレン酸 本品には、α-リノレン酸が含まれます。 α-リノレン酸には血圧が高めの方の血圧を下げる機能が報告されています。 |
4 G393 2021/7/21 3180001019267 金印株式会社 愛知県名古屋市中川区八幡本通2-61 旬薬味おろし本わさび 加工食品(その他) 本わさび由来6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC) 本品には本わさび由来6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)が含まれます。 6-MSITCは、運動習慣のない中高年の方の認知機能の一部である判断力(情報を正確に処理する能力)や注意力を向上させる機能があることが報告されています。 |
5 G394 2021/7/21 5330001011181 株式会社再春館製薬所 熊本県上益城郡益城町寺中1363-1 Lashiku(ラシク)腸活 加工食品(その他) ビフィズス菌BB536 本品にはビフィズス菌BB536が含まれます。 ビフィズス菌BB536には、腸内環境を良好にし、腸の調子を整える機能が報告されています。 |
■生鮮食品の機能性表示食品 ■免疫維持に効果の機能性表示食品 |
6 G395 2021/7/21 3120001211696 株式会社ヴィタテラス 大阪府大阪市城東区今福東一丁目10番14ー820 HMBCa(エイチエムビーカルシウム)タブレット 加工食品(サプリメント形状) HMBカルシウム(カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート) 本品には、HMBカルシウム(カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート)が含まれます。 HMBカルシウム(カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート)は、運動との併用で自立した日常生活を送る上で必要な筋力(立つ・歩くなどに必要な筋力)の維持に役立つ機能が報告されています。 |
7 G396 2021/7/22 8080001008119 三生医薬株式会社 静岡県富士市厚原1468 SUNKINOU(サンキノウ) EGCg(イージーシージ-) 加工食品(サプリメント形状) エピガロカテキンガレート(EGCg) 本品にはエピガロカテキンガレート(EGCg)が含まれます。 エピガロカテキンガレート(EGCg)は、口内環境を良好に保つ(歯垢の生成を抑える)ことが報告されています。 |
8 G397 2021/7/23 4080401014653 株式会社たこ満 静岡県掛川市大坂1465番地 食事やお菓子によく合うお茶です 加工食品(その他) イソマルトデキストリン(食物繊維) 本品にはイソマルトデキストリン(食物繊維)が含まれます。 イソマルトデキストリンは、食後に血糖値が上昇しやすい健常者の食後の血糖値の上昇や,食後に血中中性脂肪が高めになる健常者の食後血中中性脂肪の上昇を穏やかにする機能があることが報告されています。 |
9 G398 2021/7/26 9010001145900 キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社 東京都文京区湯島3-37-4 おなかシェイプ 加工食品(サプリメント形状) ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高めの方の腹部の脂肪を減らす機能があることが報告されています。 |
10 G399 2021/7/26 9010001145900 キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社 東京都文京区湯島3-14-7 腸内リズム 加工食品(サプリメント形状) ビフィズス菌BB536 本品にはビフィズス菌BB536が含まれます。 ビフィズス菌BB536には、腸内環境を良好にし、腸の調子を整える機能が報告されています。 |
■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
11 G400 2021/7/26 9010001145900 キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社 東京都文京区湯島3-37-4 ひとみスマイル 加工食品(サプリメント形状) アスタキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン 本品にはアスタキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチンが含まれます。 抗酸化作用を持つアスタキサンチンは、紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能性、紫外線を浴びた肌を乾燥から守り、肌のうるおいを守る機能性が報告されています。 ルテイン、ゼアキサンチンは、眼の黄斑色素量を増加、維持する働きがあり、コントラスト感度(色の濃淡を識別し、ぼやけ、かすみを緩和する視機能)、グレア回復(まぶしさから回復する視機能)のサポート、ブルーライトなどの光ストレス、一時的な精神ストレス、眼の疲労感の軽減に役立ち、睡眠の質を高める機能があることが報告されています。 |
12 G401 2021/7/26 9010001145900 キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社 東京都文京区湯島3-37-4 ひとみスマイル2 加工食品(サプリメント形状) アスタキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン 本品にはアスタキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチンが含まれます。 抗酸化作用を持つアスタキサンチンは、紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能性、紫外線を浴びた肌を乾燥から守り、肌のうるおいを守る機能性が報告されています。 ルテイン、ゼアキサンチンは、眼の黄斑色素量を増加、維持する働きがあり、コントラスト感度(色の濃淡を識別し、ぼやけ、かすみを緩和する視機能)、グレア回復(まぶしさから回復する視機能)のサポート、ブルーライトなどの光ストレス、一時的な精神ストレス、眼の疲労感の軽減に役立ち、睡眠の質を高める機能があることが報告されています。 |
13 G402 2021/7/26 9010001145900 キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社 東京都文京区湯島3-37-4 おなかスリム 加工食品(サプリメント形状) ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高めの方の腹部の脂肪を減らす機能があることが報告されています。 |
14 G403 2021/7/26 9010001145900 キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社 東京都文京区湯島3-37-4 腸内リズム2 加工食品(サプリメント形状) ビフィズス菌BB536 本品にはビフィズス菌BB536が含まれます。 ビフィズス菌BB536には、腸内環境を良好にし、腸の調子を整える機能が報告されています。 |
15 G404 2021/7/26 5310001004906 株式会社たらみ 長崎県長崎市中里町2178番地 Tarami(タラミ) 体脂肪を減らすマスカット0kcal(キロカロリー) 加工食品(その他) ローズヒップ由来ティリロサイド 本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。 ローズヒップ由来ティリロサイドにはBMIが高めの方の体脂肪を減らす機能があることが報告されています。 |
16 G405 2021/7/26 3120001054253 株式会社エルベ・プランズ 大阪府大阪市淀川区宮原3丁目4番30号 イチョウ葉・DHA(ディーエイチエー)・EPA(イーピーエー) 加工食品(サプリメント形状) イチョウ葉フラボノイド配糖体及びイチョウ葉テルペンラクトン、DHA・EPA 本品にはイチョウ葉フラボノイド配糖体及びイチョウ葉テルペンラクトン、DHA・EPAが含まれます。 イチョウ葉フラボノイド配糖体及びイチョウ葉テルペンラクトンには、中高年の加齢によって低下する脳の血流や活動性を改善し、認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした情報を覚え、思い出す力)を維持することが報告されています。 DHA・EPAには、中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。 |
17 G406 2021/7/27 4120001077402 小林製薬株式会社 大阪府大阪市中央区道修町四丁目4番10号 クッキリケア 加工食品(サプリメント形状) ルテイン、ゼアキサンチン 本品にはルテインとゼアキサンチンが含まれます。 ルテインには、目の黄斑部の色素量を増やすことで、薄暗い環境(夕暮れ時など)や明るい環境でのコントラスト感度(ぼやけやかすみの改善によりくっきり見る力)を改善する機能が報告されています。 ルテイン、ゼアキサンチンには、一時的な目の疲労感を改善する機能が報告されています。 |
18 G407 2021/7/27 7080001000588 株式会社エーエフシー 静岡県静岡市駿河区豊田2丁目4番3号 記憶力や判断力が気になる方のイチョウ葉 加工食品(サプリメント形状) イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトン 本品にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンが含まれます。 イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンは、健常な中高年者の加齢によって低下する脳の血流や活動性を改善し、認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした情報を覚え、思い出す力)の精度や判断力(判断の正確さ)を向上させることが報告されています。 |
19 G408 2021/7/27 9010001145900 キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社 東京都文京区湯島3-37-4 うる肌プリンセス2 加工食品(サプリメント形状) パイナップル由来グルコシルセラミド、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン 本品には、パイナップル由来グルコシルセラミド、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンが含まれます。 パイナップル由来グルコシルセラミドは、肌の潤い(水分)を逃がしにくくし、肌のバリア機能(保湿力)を高めることが報告されています。 ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンには睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが報告されています。 |
20 G409 2021/7/28 6010801025164 株式会社日本薬健 東京都港区新橋二丁目20番15号 機能性表示食品 純国産大麦若葉100%粉末 加工食品(その他) 大麦若葉由来食物繊維 本品には、大麦若葉由来食物繊維が含まれます。 大麦若葉由来食物繊維には、お通じを改善し、お腹の調子を整える機能が報告されています。 便秘気味な方に適した食品です。 |
21 G410 2021/7/28 7010001187341 株式会社イッティ 東京都渋谷区渋谷二丁目14番18号 千寿記憶α 加工食品(サプリメント形状) イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン 本品にはイチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンが含まれます。 イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンには、中高年の脳血流を改善することで、加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力(言語や図形を思い出す力)を維持することが報告されています。 |
22 G411 2021/7/28 8120001133556 株式会社咲楽パートナーズ 大阪府大阪市淀川区西中島7丁目9番5号 クリアリーアイ 加工食品(サプリメント形状) ルテイン、ゼアキサンチン 本品にはルテイン、ゼアキサンチンが含まれます。 ルテイン、ゼアキサンチンは、眼の黄斑色素量を増加、維持する働きがあり、コントラスト感度(色の濃淡を識別し、ぼやけ・かすみを緩和する視機能)やグレア回復(まぶしさから回復する視機能)のサポート、ブルーライトなどの光ストレスを軽減する機能があることが報告されています。 |
23 G412 2021/7/28 1330001002085 株式会社サン・プロジェクト 熊本県熊本市中央区帯山3-8-7 サフラン ギャバ+テアニン配合 加工食品(サプリメント形状) サフラン由来クロシン、サフラン由来サフラナール 本品にはサフラン由来クロシン、サフラン由来サフラナールが含まれます。 サフラン由来クロシン、サフラン由来サフラナールには、睡眠の質が低いと感じている方の活動時の眠気を軽減させ物事をやり遂げるのに必要な意欲を維持させる機能があることが報告されています。 |
24 G413 2021/7/28 1010401029660 森永製菓株式会社 東京都港区芝5-33-1 おいしいコラーゲンドリンク ピーチ味 加工食品(その他) コラーゲンペプチド 本品はコラーゲンペプチドを含みます。 コラーゲンペプチドには肌の乾燥が気になる方の肌の水分量を保持し保湿力を高める機能、膝関節の違和感で制限される普段の活動をサポートする機能が報告されています。 また本品は、骨をつくるはたらきをサポートする機能があります。 |
25 G414 2021/7/28 1010401029660 森永製菓株式会社 東京都港区芝5-33-1 おいしいコラーゲンドリンク レモン味 加工食品(その他) コラーゲンペプチド 本品はコラーゲンペプチドを含みます。 コラーゲンペプチドには肌の乾燥が気になる方の肌の水分量を保持し保湿力を高める機能、膝関節の違和感で制限される普段の活動をサポートする機能が報告されています。 また本品は、骨をつくるはたらきをサポートする機能があります。 |
26 G415 2021/7/28 4120001033231 常盤薬品工業株式会社 兵庫県神戸市中央区港島中町6丁目13番地の1 潤々楽々DX(ディーエックス) 加工食品(サプリメント形状) サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン、N-アセチルグルコサミン 本品には、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン及びN-アセチルグルコサミンが含まれます。 サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンには、中高齢者のひざ関節の動きをサポートし、違和感をやわらげることが報告されています。 またN-アセチルグルコサミンには、ひざ関節の悩みを軽減することと肌が乾燥しがちな方の肌のうるおいに役立つことが報告されています。 日常生活(歩く、階段の昇り降り、ひざの曲げ伸ばしなど)でひざ関節に不快感がある方や肌の乾燥が気になる方に適しています。 |
27 G416 2021/7/28 2010601048204 アサヒグループ食品株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1 お口すっきり和種ハッカのど飴 加工食品(その他) エピガロカテキンガレート(EGCg) 本品にはエピガロカテキンガレート(EGCg)が含まれます。 エピガロカテキンガレート(EGCg)は、口内環境を良好に保つ(歯垢の生成を抑える)ことが報告されています。 |
28 G417 2021/7/29 9010001145900 キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社 東京都文京区湯島3-37-4 うる肌プリンセス 加工食品(サプリメント形状) パイナップル由来グルコシルセラミド、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン 本品には、パイナップル由来グルコシルセラミド、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンが含まれます。 パイナップル由来グルコシルセラミドは、肌の潤い(水分)を逃がしにくくし、肌のバリア機能(保湿力)を高めることが報告されています。 肌が乾燥しがちな方に適しています。ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンには睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが報告されています。 |
29 G418 2021/7/29 4120001077402 小林製薬株式会社 大阪府大阪市中央区道修町四丁目4番10号 ナットウキナーゼさらさら粒プレミアム 加工食品(サプリメント形状) 納豆菌由来ナットウキナーゼ、EPA・DHA 本品には納豆菌由来ナットウキナーゼとEPA・DHAが含まれます。 納豆菌由来ナットウキナーゼは、血流(末梢)を改善することで血圧が高めの方の血圧を下げる機能が報告されています。 EPA・DHAは、血中中性脂肪を減らす機能があることが報告されています。 |
30 G419 2021/7/30 7370101002125 株式会社蔵王あすなろファーム 宮城県刈田郡蔵王町円田字新寺前57 蔵王の恵み ルテイン&ゼアキサンチン 加工食品(サプリメント形状) ルテイン、ゼアキサンチン 本品にはルテイン、ゼアキサンチンが含まれています。 ルテイン、ゼアキサンチンには目の黄斑色素密度を上昇させる働きがあり、紫外線・ブルーライトなどの光の刺激からの保護や、コントラスト感度(ぼやけの軽減によりくっきり見る力)を改善する機能があることが報告されています。 |
31 G420 2021/7/30 6010001008465 リブ・ラボラトリーズ株式会社 東京都文京区音羽2-1-4 GABA(ギャバ) 加工食品(サプリメント形状) GABA 本品にはGABAが含まれます。 GABAには、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。 |
32 G421 2021/7/30 9010401079599 シャルーヌ化粧品株式会社 東京都世田谷区桜新町1-12-10 PURARICO(プラリコ) うるプルリ 加工食品(サプリメント形状) パイナップル由来グルコシルセラミド 本品には、パイナップル由来グルコシルセラミドが含まれます。 パイナップル由来グルコシルセラミドには、肌の潤い(水分)を逃がしにくくする機能があることが報告されています。 肌が乾燥しがちな人に適しています。 |
33 G422 2021/7/30 4120001077402 小林製薬株式会社 大阪府大阪市中央区道修町四丁目4番10号 スットレス 眠り対策a 加工食品(サプリメント形状) γ-アミノ酪酸(GABA) 本品にはγ-アミノ酪酸(GABA)が含まれます。 γ-アミノ酪酸(GABA)には、デスクワークに伴う一時的な精神的ストレスを緩和する機能、睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能が報告されています。 |
34 G423 2021/7/30 2290001018226 株式会社東洋新薬 福岡県福岡市博多区博多駅前二丁目19番27号 ターミナリアベリリカタブレットNH(エヌエイチ) 加工食品(サプリメント形状) ターミナリアベリリカ由来没食子酸 本品には、ターミナリアベリリカ由来没食子酸が含まれます。 ターミナリアベリリカ由来没食子酸には、肥満気味な方のお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)とBMIを減らすのを助ける機能が報告されています。 |
35 G424 2021/7/30 6010401080213 キッコーマンニュートリケア・ジャパン株式会社 東京都中央区日本橋小伝馬町1-3 からだ想いピースナイトメモリープラス 加工食品(サプリメント形状) テアニン、GABA 本品にはテアニンとGABAが含まれています。 テアニンは、睡眠の質を高め、翌朝起床時の疲労感を軽減する機能があり、GABAは事務的作業に伴う一時的な精神的ストレスによる気力の低下を緩和する機能と加齢によって低下する認知機能の一部である記憶力(見たり聞いたりしたことを思い出す力)の向上に役立つ機能があることが報告されています。 |
36 G425 2021/8/18 3020001000366 株式会社ファンケル 神奈川県横浜市中区山下町89番地1 BRAINs(ブレインズ) 加工食品(サプリメント形状) バコパサポニン、熟成ホップ由来苦味酸 本品にはバコパサポニン、熟成ホップ由来苦味酸が含まれます。 バコパサポニンは、加齢により低下する認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きしたことを覚え、それを思い出す能力)を維持することが報告されています。 熟成ホップ由来苦味酸は、加齢により低下する認知機能の一部である注意力(複数の情報を同時に処理する能力、情報を正しく処理する能力)の維持に役立ち、また、日常生活における一時的な不安感を軽減することが報告されています。 |
ブレインズ(株式会社ファンケル)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| 株式会社ファンケルの機能性表示食品,BRAINs(ブレインズ)のエビデンス(科学的根拠) |
![]() 株式会社ファンケルが消費者庁に届出た機能性表示食品【BRAINs(ブレインズ)】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 株式会社ファンケル d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
| 【届出番号】 |
| G425 |
【届出日】 |
| 2021/08/18 |
【届出者名】 |
| 株式会社ファンケル クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| BRAINs(ブレインズ) |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
| バコパサポニン 熟成ホップ由来苦味酸 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはバコパサポニン、熟成ホップ由来苦味酸が含まれます。バコパサポニンは、加齢により低下する認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きしたことを覚え、それを思い出す能力)を維持することが報告されています。熟成ホップ由来苦味酸は、加齢により低下する認知機能の一部である注意力(複数の情報を同時に処理する能力、情報を正しく処理する能力)の維持に役立ち、また、日常生活における一時的な不安感を軽減することが報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
| 中高年の健常者、脳の衰えが気になる方 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 1.安全性試験に関する評価 当該製品の機能性関与成分である熟成ホップ由来苦味酸、バコパサポニンの安全性について、公的機関のデータベースや国内外の科学系文献が検索できるデータベースなどを用いた調査を実施しました。収集した情報を検討した結果、いずれの成分についても、当該製品と同等量以上の摂取により拡大の恐れのある健康被害が発現した情報はなく、既存の安全性試験の結果から、安全性は十分に高いと評価しました。 当社はお客様から体調変化の申し出があった場合は、情報を収集し、製品との因果関係を評価する体制を整えています。当該製品についても継続して安全性を確認し、必要に応じて情報開示を行います。 2.医薬品との相互作用に関する評価 当該製品の機能性関与成分である熟成ホップ由来苦味酸、バコパサポニンと医薬品の相互作用の報告について、内容を精査した結果、相互作用を起こす可能性はないと評価しました。 今後も当該製品の機能性関与成分と医薬品の相互作用について定期的に情報を収集し、必要に応じて情報更新をおこないます。 3.機能性関与成分同士の相互作用に関する評価 現在のところ、機能性関与成分同士の相互作用の報告はありません。従って、現段階では当該製品の機能性関与成分が相互作用を起こす可能性はないと評価しました。 今後も当該製品の機能性関与成分同士の相互作用について定期的に情報を収集し、必要に応じて情報更新をおこないます。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は摂取しないでください。 ●妊娠・授乳中の方、お子様は摂取しないでください。 ●商品により多少の色の違いがありますが、品質に問題ありません。 ●乳幼児の手の届かないところに置いてください。 ●ぬれた手で触らず、衛生的にお取扱いください。 ●開封後はなるべく早くお召し上がりください。 ●乾燥剤は誤って召し上がらないでください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 株式会社ファンケル美健 横浜工場2施設(国内GMP認証あり)、株式会社ファンケル美健 千葉工場(国内GMP認証あり)、バイホロン株式会社(国内GMP認証あり) |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 【バコパサポニンの記憶力を維持する機能について】 標題:最終製品「BRAINs(ブレインズ)」に含まれる機能性関与成分「バコパサポニン」による記憶力の維持に関する研究レビュー 目的:疾病に罹患していない成人男女を対象として、バコパサポニンを継続摂取することにより、プラセボ食品を摂取することと比較して、記憶力の維持に影響を与えるかを確認することを目的としました。 背景:バコパサポニンは、ヨーロッパ、北アフリカ、アジア、南北アメリカに分布する湿性の多年草であるオオバコ科植物バコパ(学名 Bacopa monnieri (L.) Wettst.)に多く含まれています。バコパはインドの伝統医学アーユルヴェーダで利用されてきたハーブのひとつで、認知機能改善効果がある素材として知られています。健康な方において認知機能が維持できれば、健康の維持及び増進に役立つと考えられました。そこで、疾病に罹患していない成人男女を対象に、バコパサポニン摂取による、認知機能の一部である記憶力を維持する効果に関する研究レビューを実施しました。 レビュー対象とした研究の特性:文献の検索は、5つのデータベースを用いて検索を行いました。その結果、調査対象となる文献が2編得られました。いずれの文献も研究の質に問題はなく、調査対象として採用できるものでした。 主な結果:2編において中高年の健常者に対し、「記憶力(見聞きした情報を覚え、思い出す力)」の改善作用が認められました。したがって、バコパサポニン(15mg/日)は継続摂取により記憶力を高め、「加齢により低下する認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした情報を覚え、それを思い出す力)を維持する」機能を有することが示されました。安全性に関しては、採用文献において、試験食品に起因する有害事象は認められず、さらに既存情報などの安全性の評価から、安全性に問題がないことも確認できました。 科学的根拠の質:採用した2編における研究の妥当性や信頼性を調べました。採用した論文は、真実を示す可能性が高いとされる研究方法(無作為化プラセボ対照二重盲検試験)であったことから科学的根拠の質は高いと考えられました。しかし、基準に見合った文献が2編と限られており、有効性に関する情報が必ずしも十分とは言えなかったとし、今後の研究に注目することが必要と考えています。 【熟成ホップ由来苦味酸の注意力の維持向上に対する機能について】 標題:最終製品「BRAINs(ブレインズ)」に含まれる機能性関与成分「熟成ホップ由来苦味酸」による注意力の維持向上に関する研究レビュー 目的:熟成ホップ由来苦味酸を健康な方が摂取することによって、熟成ホップ由来苦味酸を摂取しない場合と比較して注意力が維持向上されるかを明らかにすることを目的としました。 背景:熟成ホップ由来苦味酸は、ホップを加熱熟成することによって生成し、国内外で市販されているビールに広く含まれています。熟成ホップ由来苦味酸は認知機能改善効果を有することが臨床試験において報告されています。熟成ホップ由来苦味酸が注意力を維持向上させるという報告がありますが、総合的に評価したレビューは行われていませんでした。そのため、網羅的に文献調査を行うことで熟成ホップ由来苦味酸の有効性を評価しました。 レビュー対象とした研究の特性:文献の検索は、5つのデータベースを用いて、2020年10月14日に公表された和文と英文論文を対象に実施しました。その結果、調査対象となる文献が2編得られました。いずれの文献も研究の質に問題はなく、調査対象として採用できるものでした。また、何らかの利害関係が衝突するような事項については適切に記載されていました。 主な結果:調査対象の文献2編はいずれも、中高年の健常者に1日当たり35 mgの熟成ホップ由来苦味酸を摂取させ、注意力を評価していました。1編では、注意力の中でも習慣化した行動において意図せずに行動してしまうことを抑制し、情報を正しく処理する能力を評価する指標の一つである「Stroop」のスコアが12週目において明らかに低値(低値が注意力が高いことを示す)を示していました。もう1編では注意力の中でも、複数の情報を同時に処理する能力を評価する指標の一つである「Symbol Digit Modalities Test」のスコアが12週目において明らかに高値(高値が注意力が高いことを示す)を示していました。熟成ホップ由来苦味酸は注意力の中でも特に、複数の情報を同時に処理する能力や、情報を正しく処理する能力に対して効果を有することが確認されました。 以上のことから、熟成ホップ由来苦味酸は、加齢により低下する認知機能の一部である注意力の維持向上効果を有していると考えられました。安全性に関しては、採用文献において、試験食品に起因する有害事象は認められず、さらに既存情報などの安全性の評価から、安全性に問題がないことも確認できました。 科学的根拠の質:調査対象の文献2編は、いずれも真実を示す可能性が高いとされる方法(無作為化プラセボ対照二重盲検試験)で行われた研究で、各試験において、注意力への効果を有することが確認されました。これらを総合的に判断し、熟成ホップ由来苦味酸の注意力の維持向上効果を示す可能性があると考えられました。対象の文献が2編に限定され、有効性に関する情報が必ずしも十分とは言えなかったとし、今後の研究に注目することが必要と考えています。 【熟成ホップ由来苦味酸の不安感を軽減する機能について】 標題:最終製品「BRAINs(ブレインズ)」に含まれる機能性関与成分「熟成ホップ由来苦味酸」による不安感の軽減に関する研究レビュー 目的:健康な方が熟成ホップ由来苦味酸を経口摂取することによって、熟成ホップ由来苦味酸を摂取しない場合と比較して、不安感を軽減する機能があるかを明らかにすることを目的としました。背景:熟成ホップ由来苦味酸は、ホップを加熱熟成することによって生成し、国内外で市販されているビールに広く含まれています。熟成ホップ由来苦味酸は抗不安効果が得られるとする文献が複数存在するものの、不安感の軽減効果について、総合的に評価したレビューは行われていませんでした。そのため、網羅的に文献調査を行うことで熟成ホップ由来苦味酸の有効性を評価しました。 レビュー対象とした研究の特性:文献の検索は、5つのデータベースを用いて、2020年10月14日に公表された和文と英文論文を対象に実施しました。その結果、調査対象となる文献が2編得られました。いずれの文献も研究の質に問題はなく、調査対象として採用できるものでした。また、何らかの利害関係が衝突するような事項については適切に記載されていました。 主な結果:調査対象の文献はいずれも、健康な男女を対象とし、1日当たり35 mgの熟成ホップ由来苦味酸を摂取させ、不安感軽減効果を評価していました。1編では、熟成ホップ由来苦味酸群は日常生活における一時的な気分状態を評価する指標である「POMS2」の「緊張-不安」の項目において、プラセボ群との比較において、熟成ホップ由来苦味酸群のスコアが明らかに低値(低値であるほどが不安感が低い)であることが認められました。また、もう1編では不安感の中でも日常生活で想定されるような記憶行動に伴う不安感に対する認識を反映する「日本版成人メタ記憶尺度」のうち「不安」のスコアにおいて、熟成ホップ由来苦味酸群は改善方向の変化が確認されました。 以上のことから、熟成ホップ由来苦味酸は不安感軽減に対して効果を有していると考えられました。安全性に関しては、採用文献において、試験食品に起因する有害事象は認められず、さらに既存情報などの安全性の評価から、安全性に問題がないことも確認できました。 科学的根拠の質:調査対象の文献2編は、いずれも真実を示す可能性が高いとされる方法で行われた研究(無作為化プラセボ対照二重盲検試験)であり、各試験において、不安感の軽減への効果を有することが確認されました。これらを総合的に判断し、熟成ホップ由来苦味酸は日常生活における一時的な不安感を軽減する効果を示す可能性が考えられました。対象の文献が2編に限定され、有効性に関する情報が必ずしも十分とは言えなかったとし、今後の研究に注目することが必要と考えています。 |
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