| 味の素AGF株式会社の機能性表示食品,ブレンディ毎日の腸活コーヒーのエビデンス(科学的根拠) |
味の素AGF株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ブレンディ毎日の腸活コーヒー】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 a066■味の素AGF株式会社 d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
| 【届出番号】 |
| G442 |
【届出日】 |
| 2021/08/06 |
【届出者名】 |
| 味の素AGF株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| ブレンディ毎日の腸活コーヒー |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
| コーヒー豆マンノオリゴ糖 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはコーヒー豆マンノオリゴ糖が含まれます。コーヒー豆マンノオリゴ糖にはビフィズス菌を増やして腸内環境を良好に保つ機能がある事が報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| おなかの調子が気になる方(健康な成人であれば年齢、性別を問わないが、疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画しているものも含む。)及び授乳婦を除く。) |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本品と同量以上の機能性関与成分を含む類似食品(1日摂取目安量当たりのコーヒー豆マンノオリゴ糖(マンノビオースとして)1g以上含有)が2004年以降に、16年以上で約7,000万食分が販売され、当該類似食品が原因と判断できる重大な健康被害が発生していないことを確認しており、喫食実績は十分である。また本品の機能性関与成分は、特定保健用食品の関与成分として安全性審査も行われていることから、安全性には問題ないと判断する。更に医薬品との相互作用に関して、既存データベースを検索した結果、確認されていない。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 飲みすぎ、あるいは体質・体調により、お腹がゆるくなる場合があります。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本品の製造所であるAGF鈴鹿株式会社は、ロイド レジスター クオリティ アシュアランス リミテッドよりFSSC22000認定を取得しており、当該基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| ア 標題 コーヒー豆マンノオリゴ糖の摂取が整腸作用に及ぼす影響 イ 目的 便秘気味の方がコーヒー豆マンノオリゴ糖を摂取することにより、プラセボ摂取と比べて排便回数、排便日数および腸内ビフィズス菌の比率の変動について検証することを目的とした。 ウ 背景 複数の臨床試験で、コーヒー豆マンノオリゴ糖の摂取により、整腸作用を示すことが確認されている。またコーヒー豆マンノオリゴ糖の摂取が、整腸作用に及ぼす影響に関する研究レビューが報告されている。 エ レビュー対象とした研究の特性 使用したデータベースの開設あるいは搭載されている最初の時点から2016年12月5日までに公表された研究を検索し、また2016年12月14日にハンドサーチを実施した。その結果、6研究の研究レビュー結果が記載された文献1報を評価対象とした。なお、評価対象とした文献1報ならびに本文献に記載された6研究ともに、申請元である味の素AGF株式会社(旧社名:味の素ゼネラルフーヅ株式会社)が関与していた。 オ 主な結果 採用文献1報に記載された6研究におけるコーヒー豆マンノオリゴ糖(マンノビオースとして)の摂取量は1~3g/日であった。その結果、コーヒー豆マンノオリゴ糖の摂取が、腸内ビフィズス菌の増殖すること、排便日数および排便回数が増加することが示されていた。 カ 科学的根拠の質 6研究はランダム化クロスオーバー試験およびランダム化並行群間比較試験で実施されたものである。非直接性は、すべての項目で0であり、明らかにしようと設定したリサーチクエスションに合致している研究であった。またビフィズス菌数の変化および占有比率の変化については、出版バイアスが存在する可能性は低いと考えられた。さらにメタ分析の結果、すべてのアウトカムで有意な統合効果が確認されており、エビデンスレベルの高いものであった。以上の結果より、表示しようとする機能性を否定するものではないと判断した。 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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2021年9月22日水曜日
ブレンディ毎日の腸活コーヒー(味の素AGF株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
ロコモアシスト(京都薬品ヘルスケア株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| 京都薬品ヘルスケア株式会社の機能性表示食品,ロコモアシストのエビデンス(科学的根拠) |
京都薬品ヘルスケア株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ロコモアシスト】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
| 【届出番号】 |
| G441 |
【届出日】 |
| 2021/08/06 |
【届出者名】 |
| 京都薬品ヘルスケア株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| ロコモアシスト |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
| グルコサミン塩酸塩 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはグルコサミン塩酸塩が含まれます。グルコサミン塩酸塩は膝関節の可動性(曲げ伸ばし)をサポートし、膝の不快感をやわらげることが報告されており、膝関節の動きに悩みのある方に適しています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 膝関節の動きに悩みのある健常成人 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| グルコサミンは天然に広く分布し、生体内ではプロテオグリカンの形で軟骨、皮膚、腸管、脳、結合組織など多くの器官や組織に分布するアミノ糖である。畜肉や魚などの食物にプロテオグリカンが含まれるが、これらを加工した食品の一部にグルコサミンが遊離の形でも含まれており、ヒトはこれを摂取してきた。なお、フリー体のグルコサミンは不安定であるため通常は塩の形で製造される。既存添加物名簿に収載されているグルコサミンはキチンを塩酸で加水分解し、分離して得られたものであるとの記述から実質的にはグルコサミン塩酸塩と等しい。添加物としては増粘安定剤や製造用剤に分類されているが、使用基準は特に定めていない。 日本でグルコサミンの研究開発並びに産業化は90年代にスタートした。その後ユーザーに根強く支持され、流通商品の数量が数百種類に増え、そのほとんどはグルコサミン1500mg/日の設計であるが、重篤な健康被害は報告されていない。専門紙(業界新聞)の調査では2020年の日本におけるグルコサミンの消費量は1300トンと推測されている。すなわちおおよそ240万人の日本人が毎日グルコサミンを1500mg摂取していることになる。本品の原料供給会社においても1998年より2020年現在まで国内向けのグルコサミンの販売数量の累計は3000トン以上にのぼり、販売社および末端ユーザーより健康被害の報告は受けていない。 また、独立行政法人国立健康栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報においては、グルコサミンは軽い胃腸症状やアレルギー反応を引き起こす可能性はあるものの、適切に用いれば安全性が示されていると報告されている。さらに、グルコサミン塩酸塩1500~3000mg/日摂取した臨床試験においては、軽い胃腸症状などの軽微な副作用が発生する可能性はあるものの重篤な副作用の報告はなく、4500mg/日を摂取した臨床試験においても、副作用と思われる症状や異常は認められていない。本品は健常成人を対象に機能性関与成分であるグルコサミン塩酸塩の摂取目安量を1500mg/日としているため、摂取目安量を守り適切に摂取する場合においては健康を害する恐れが少なく、安全性が高いと考えられた。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 食物アレルギーのある方は、原材料をお確かめの上お召し上がりください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本品の製造に関して、すべての工程をGMP認証工場で製造しており、製品の生産及び品質管理に関しては、GMPの取組みに基づき実施されている。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| (ア)標題 本品「ロコモアシスト」に含有する機能性関与成分グルコサミン塩酸塩が膝関節機能におよぼす影響に関する研究レビュー (イ)目的 健常者を対象に機能性関与成分グルコサミン塩酸塩(グルコサミン)摂取が膝関節機能におよぼす影響を評価することを目的とした。 (ウ)背景 グルコサミンは変形性関節症の症状を緩和し、関節機能を改善することが多数報告されている。その作用機序としてグルコサミンは好中球機能を抑制することによって、炎症反応に伴う組織障害に対して防御的に作用し、抗炎症作用を発揮することが報告されている。また、グルコサミンは変形性関節症の症状を改善するとともに、軟骨分解マーカーであるCTX-IIを抑えることが報告されている。 しかし、グルコサミンの臨床研究のほとんどは変形性関節症の患者を対象としたものである。ここでは、健常者を対象とした臨床研究を用いてグルコサミン摂取が膝関節機能におよぼす影響に関する研究レビューを行った。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 2018年1月24日までに英語および日本語で発表された文献を複数のデータベースを用いて検索し、5報の文献を評価対象とした。評価対象とした文献は健常者を対象に膝関節機能の評価指標として膝の可動域、WOMAC、JKOM、VAS、CTX-II、CPII、CTX-II/CPIIにおよぼすグルコサミンの影響を評価したものであった。なお、本研究レビューの実施にあたり、評価対象とした文献の著者とレビューワーの間に利益相反はない。 (オ)主な結果 グルコサミン摂取によって膝の可動域、VASなど膝関節機能の改善が認められた。さらに、CTX-IIおよびCTX-II/CPIIの減少など軟骨代謝の改善傾向が示唆された。従って、グルコサミン1500mg/日の摂取は膝関節の可動性(曲げ伸ばし)をサポートし、膝の不快感をやわらげることが期待でき、膝関節の動きに悩みのある方に適していると結論付けた。 (カ)科学的根拠の質 評価対象とした文献において科学的根拠の質に大きく影響するバイアスリスクは検出されなかった。一方、グルコサミンは変形性関節症の患者を対象とした研究が多数報告されている中で、被験者に変形性関節症患者を除外した臨床試験は非常に少数であることが本研究レビューの限界である。従って、レビューの精度を高めるためにも定期的に情報収集を行い、データを重ねていく必要があると考えられる。 |
のどにスッキリグルコサミンのど飴(春日井製菓株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| 春日井製菓株式会社の機能性表示食品,のどにスッキリグルコサミンのど飴のエビデンス(科学的根拠) |
春日井製菓株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【のどにスッキリグルコサミンのど飴】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
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動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
| 【届出番号】 |
| G440 |
【届出日】 |
| 2021/08/06 |
【届出者名】 |
| 春日井製菓株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| のどにスッキリグルコサミンのど飴 |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
| N-アセチルグルコサミン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品には N-アセチルグルコサミンが含まれます。 関節軟骨を維持することによりひざ関節の違和感を和らげることが報告されています。 歩行や階段の上り下りが気になる方に適しています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 歩行や階段の上り下りの際に、膝関節に違和感や不快感を持つ健常な中高年齢者 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 届出食品と類似する既存食品「N-アセチルグルコサミン」(1食当たりN-アセチルグルコサミン1,000mg配合)は2005年から日本全国で販売されており、現在までに8700万食出荷されています。その間、既存食品が原因と疑われる危害事象は発生していないものと判断されています。 このように食経験が十分あると判断していますが、念のためN-アセチルグルコサミンの既存情報を調査しました。その結果いずれも軽度な自覚症状が発症したのみですべて試験食品との関連はないものと判断されていました。 N-アセチルグルコサミンと医薬品との相互作用については、アセトアミノフェン、抗肥満薬、アドリアマイシン、ワルファリンについての作用が指摘されているものの、これらはいずれも類似物質であるグルコサミン硫酸塩・塩酸塩に対する指摘であり、実際の症状の報告もないことから相互作用はないものと判断しています。 以上の理由から、届出食品「のどにスッキリグルコサミン」に含まれるN-アセチルグルコサミンには十分な安全性が認められており、1日摂取目安量を摂取した場合ヒトの健康を害する恐れはないと考えられます。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進したりするものではありません。一日摂取目安量をお守りください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 届出食品は食品安全マネジメントシステムFSSC22000(認証番号:JQA-FC0040-3)を取得した施設および工場にて、適切な管理体制の下、製造および品質評価を行っています。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 【標題】届出食品「のどにスッキリグルコサミンのど飴」に含有するN-アセチルグルコサミン(NAG)摂取が膝関節機能に及ぼす効果に関する研究レビュー 【目的】NAG摂取が膝関節の機能に及ぼす効果を評価すること 【背景】NAGは肌水分量の増加機能や、変形性膝関節症の緩和機能が報告されており、サプリメントとして利用されています。一方、健常人での関節への効果については十分に評価されていないため、疾患に罹患していない成人がNAGを摂取した際にそうでない食品に比べ膝関節の機能が改善されるか検証しました。 【レビュー対象とした研究の特性】焼津水産化学工業株式会社社員3名が、目的に沿った論文を検索し、機能性を評価しました。具体的には、以下の通りです。 ・被験者は、ひざ関節に痛みや違和感を持つ健康な成人であること ・試験は、NAG入り食品摂取群(試験群)と含まない食品摂取群(プラセボ群)の2つに被験者を無作為に割付け、被験者と結果の評価者がともに誰がどちらを摂取したかわからないようにして比較した試験であること。 【標題】届出食品「のどにスッキリグルコサミンのど飴」に含有するN-アセチルグルコサミン(NAG)摂取が膝関節機能に及ぼす効果に関する研究レビュー 【目的】NAG摂取が膝関節の機能に及ぼす効果を評価すること 【背景】NAGは肌水分量の増加機能や、変形性膝関節症の緩和機能が報告されており、サプリメントとして利用されています。一方、健常人での関節への効果については十分に評価されていないため、疾患に罹患していない成人がNAGを摂取した際にそうでない食品に比べ膝関節の機能が改善されるか検証しました。 【レビュー対象とした研究の特性】焼津水産化学工業株式会社社員3名が、目的に沿った論文を検索し、機能性を評価しました。具体的には、以下の通りです。 ・被験者は、ひざ関節に痛みや違和感を持つ健康な成人であること ・試験は、NAG入り食品摂取群(試験群)と含まない食品摂取群(プラセボ群)の2つに被験者を無作為に割付け、被験者と結果の評価者がともに誰がどちらを摂取したかわからないようにして比較した試験であること。 ・NAG摂取量は、届出食品に含まれる500mg以内であること ・機能性は、関節軟骨の機能で評価していること 【主な結果】2名の評価者で検索した論文を上記の条件に合致するか評価した結果、論文2報が条件に合致していることを確認しました。これらの論文では、ひざ関節に痛みや違和感を持つ健常成人男女に対し、NAG 300mgを含む粉末またはNAG 500mgを含む錠剤を12週間摂取させた結果、膝関節機能の指標であるJOAスコアおよび関節軟骨代謝がプラセボ群と比べ改善したことから、NAGを12週間摂取すると、膝関節の機能が改善されると考えられました。 【科学的根拠の質】未発表のデータの存在は否定できないものの、主要なデータベースにより調査したため漏れがある可能性は低いと考えられます。また、上記論文には、各群への被験者の割付方法及び割付内容の試験実施者への隠し方についての記載が不十分で、評価結果には偏りが生じている可能性があります。対象文献が2報と少ないため、今後さらなる研究が必要と考えられます。 上記の論文は、NAGを粉末で1日あたり300mg、または錠剤で500mg摂取しており、形態や他の配合成分と摂取量について届出食品と一部違いがあります。しかし、NAGの吸収・代謝等に影響を与える成分はこれまで報告されていないことや1日あたり1000mg摂取した試験で同等の改善効果が認められているため、NAGを1日当たり500mg含む届出食品についても、同等の機能性を発揮すると推測されます。 |
フェルバコパタブレット(ロッツ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| ロッツ株式会社の機能性表示食品,フェルバコパ Tablet(タブレット)のエビデンス(科学的根拠) |
![]() ロッツ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【フェルバコパ Tablet(タブレット)】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 ro6■ロッツ株式会社 d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
| 【届出番号】 |
| G439 |
【届出日】 |
| 2021/08/06 |
【届出者名】 |
| ロッツ株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| フェルバコパ Tablet(タブレット) |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
| 総バコサイド クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品には総バコサイドが含まれています。総バコサイドには中高年者の認知機能の一部である記憶力(数字や文字などを思い出す力)を維持する機能があることが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 健康な中高年者(妊産婦、授乳婦を除く) |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本機能性関与成分である総バコサイドの起源植物であるバコパモニエラ([学名]Bacopa monniera、Bacopa monnieri )はヨーロッパ、北アフリカ、アジア、南北アメリカに分布する、長方形型の葉とライトパープルの花を持つスクロウキ科に属する植物である。インドの伝統医学 (アーユルヴェーダ) では3000年以上も記憶や脳機能の改善、長寿のために利用されてきたハーブのひとつである。 食経験について、本機能性関与成分を含む原料は2004年より販売されており、これまで2トンを超える販売実績がある。本商品と同剤型、配合量が同程度である類似食品についても重大・重篤な健康被害は報告されておらず、安全であることを確認している。 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報によると、起源植物バコパモニエラの摂取は有害事象として、排便回数の増加、腹部の痙攣、動悸、吐き気、口渇、倦怠感、眠気、鼓腸、満腹感、食欲減退、頭痛などが生じる可能性があるとの記述がある。しかし総バコサイド含有のサプリメントの30日間の摂取は、健康成人を対象とした安全性試験にて血液学的、生化学的および心電図のパラメーターにおいて正常域を脱する値ではなく、安全基準を満たしていることを示している。 また医薬品との相互作用について、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報によると、理論的にはアセチルコリンエステラーゼ阻害剤やコリン薬、甲状腺ホルモン等との併用に懸念があるとされているが、実際にヒトにおいての報告ではない。 以上の評価より、当該製品を1日目安量摂取した場合、人の健康を害するおそれはないと判断できる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。食物アレルギーのある方が使用する場合は、原材料名をよく確認ください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本商品は東洋カプセル株式会社芝川工場において国内GMPに準じて製造されている。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 記憶力や判断力の認知機能に及ぼす影響について ① 標題 健康な成人男女の総バコサイドの経口摂取が記憶力や判断力の認知機能に及ぼす影響に関する研究レビュー。 ② 目的 本研究レビューは、総バコサイドの経口摂取が認知機能に影響するのかを検討した。 ③ 背景 高齢化が進む近年、記憶力や判断力など認知機能についての懸念が挙げられるようになっており、その対策が期待される。 ④ レビュー対象とした研究の特性 データベースは、医中誌Web、JDreamⅢ、PubMed (Medline)、EBSCOhost、Web of Science Core Collectionを用い日本語と英語の論文を検索した。対象とした被験者は妊産婦や授乳婦を除く健康な成人男女であり、介入は総バコサイドの経口摂取とした。ただ摂取する剤形は限定をしていない。評価は認知機能にまつわるパラメーターとし、研究デザインはプラセボ対照の臨床試験とした。 ⑤ 主な結果 文献検索により23報の文献が抽出され、もとより持っていた論文1報と合わせて24報においてスクリーニングを行った。除外基準による選抜および研究の質を評価した結果、定性評価できる研究論文は3報であった。今回の研究レビューでエビデンスの強かった認知機能の一部である記憶力において、評価した3報中2報では総バコサイドの12週間の摂取によりプラセボ群と比べて、有意な改善が観察された。残り1報でも同じく12週間の総バコサイドの摂取で、介入群の試験後で有意な改善が見られた。以上より、総バコサイドの12週間の摂取は数字や文字などの日常の情報を思い出す、記憶力の維持に有効であると考えられ、その際の総バコサイド量は一日あたり、137.5~165㎎である事が示された。なかでも最小量である137.5㎎の摂取では中高年者を対象としていた臨床試験であったことから、本機能性は中高年者の記憶力(数字や文字などを思い出す力)を維持することが確認できた。 ⑥ 科学的根拠の質 本研究レビューの限界として、国内外の複数の文献データベースを使用したが、既に臨床試験が終わっているものの論文化されていない研究が存在する可能性を排除できない。また、英語と日本語以外の情報は今回のレビューで除外したため、本レビューには出版バイアスが含まれる可能性が考えられる。 |
アルクスマート(株式会社ヴィジョンステイト)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| 株式会社ヴィジョンステイトの機能性表示食品,アルクスマートのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社ヴィジョンステイトが消費者庁に届出た機能性表示食品【アルクスマート】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 u13■株式会社ヴィジョンステイト d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
| 【届出番号】 |
| G438 |
【届出日】 |
| 2021/08/05 |
【届出者名】 |
| 株式会社ヴィジョンステイト クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| アルクスマート |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
| ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンはBMIが高めの方の腹部の脂肪を減らす機能が報告されています。また、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能があることが報告されています。さらに、年齢とともに低下する脚の筋力に作用することにより、中高年の方の歩く力を維持することが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| BMIが高めの方・中高年の方(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本届出商品での喫食実績は無いため、既存情報による安全性の評価を行いました。既存情報の調査では、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われていました。本届出商品と同じ1日摂取目安量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取の試験や、5倍量となるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、本届出商品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く、問題はないと考えられました。更に、届出商品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物であり、これらの結果から、機能性関与成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンおよび本届出商品は安全であり、本製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。 ●原材料名をご参照の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 公益財団法人日本健康・栄養食品協会による健康補助食品GMP認定工場(株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 本社工場、第二工場及び国吉田工場:国内GMP)にて製造。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| (腹部の脂肪を減らす機能) 【標題】 本届出商品『アルクスマート』に含有する機能性関与成分『ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」の腹部の脂肪を減らす機能に関する定性的研究レビュー 【目的】 健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。 【背景】 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があります。しかし、ヒトを対象とした、脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューでは、脂肪に対する影響について評価したものはありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続して摂取することによる、腹部の脂肪に与える影響について検証を行いました。 【レビュー対象とした研究の特性】 国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献2報(ランダム化比較試験)を採用しました。採用文献はいずれも、20-64歳の、BMIが高めの健康な日本人成人男女を参加者とした試験で、解析対象者に脂質異常・高血糖・高血圧に該当する参加者は含まれていませんでした。 ※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。BMI23以上30未満の範囲をBMIが高めと想定しています。 【主な結果】 採用文献2報から、健康な参加者がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを1日当たり12 mg含む食品を12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。 【科学的根拠の質】 評価した文献が2報のため出版バイアスについて否定できないものの、いずれの文献も日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されており、信頼できる研究であると考えられました。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを1日当たり12mg継続して摂取することによって、腹部の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出製品でも同様の機能が期待できると考えられます。 (脂肪を消費しやすくする機能) 【標題】 本届出商品『アルクスマート』に含有する機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能性に関する研究レビュー 【目的】 健常者に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。 【背景】 依然として肥満を低減することは重要な課題であり、肥満低減には代謝機能を改善し、体脂肪を消費することが重要です。日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪の消費を高めることは肥満の予防に役立つと考えられます。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪消費に関する研究報告はありますが、包括的に整理する研究レビューはありませんでした。 【レビュー対象とした研究の特性】 国内外のデータベースを使用して論文を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化比較試験)を研究レビューの対象としました。なお、本文献は丸善製薬株式会社が費用負担した研究でした。 【主な結果】 上記文献はブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgの摂取による、日常活動時の呼吸商を評価しており、呼吸商の有意な低下が認められていました。呼吸商はエネルギー代謝における脂肪と糖の消費割合を示すことから、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgには、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能を有する可能性が考えられました。 【科学的根拠の質】 採用した文献は1報のみであったため、定性的な研究レビューを実施しました。そのため、言語および定量性に関して研究の限界がありますので、今後の研究結果が本研究レビューの結果に影響を与える可能性があります。今後の研究に注視することが必要ではありますが、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgの摂取は、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能に対する有効性に一定の根拠があると判断しました。 (中高年の方の歩く力を維持する機能) 【標題】 本届出商品『アルクスマート』に含有する機能性関与成分『ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン』の歩行能力の維持に与える効果に関する定性的研究レビュー 【目的】 健康な成人がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取したときの歩行能力に対する有効性を検証しました。 【背景】 身体機能は加齢により衰えていきますが、日々の運動や食事などにより維持することができると考えられます。これについて、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの摂取によって歩行能力が維持されることが報告されているため、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンと歩行能力に関する研究レビューを実施し、科学的エビデンスの確認を行いました。 【レビュー対象とした研究の特性】 国内外の学術論文のデータベースを使用して2019年9月以前の全ての論文を検索し、ヒトを対象としたランダム化二重盲検比較試験の文献2件を研究レビューの対象としました。 【主な結果】 レビューの対象とした文献のうち、1報は60歳以上のタイ人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを8週間継続摂取させることで、歩行能力の指標とされる6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加していました。もう1報は65歳以上の日本人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを8週間継続摂取させることで、同様に6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加していました。以上の結果から、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む本届出商品には、中高年の方の歩く力を維持する機能があると考えられました。 【科学的根拠の質】 採用した文献数や、被験者数の観点で十分な精査には至らなかったことから、今後の研究を注視する必要があります。 一方で、採用した文献のいずれにおいても、健康な中高年齢者で有意に歩行能力の増加が認められていました。日本人を対象とした試験においても有効との結果が得られており、科学的根拠があると考えられます。 以上より、本届出商品は採用した文献と同様のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを含有しており、中高年の方の歩く力を維持する機能が期待できると考えられました。 |
HMBライフサポート(イワキ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| イワキ株式会社の機能性表示食品,HMB(エイチエムビー)ライフサポートのエビデンス(科学的根拠) |
イワキ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【HMB(エイチエムビー)ライフサポート】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 i37■イワキ株式会社(9010001211207) d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
| 【届出番号】 |
| G437 |
【届出日】 |
| 2021/08/05 |
【届出者名】 |
| イワキ株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| HMB(エイチエムビー)ライフサポート |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
| カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品には、カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)が含まれます。カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)は、筋肉の維持に働きかけ、運動との併用で、自立した日常生活を送る上で必要な筋力の維持・低下抑制に役立つ機能が報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| スポーツ選手やトレーニングされた者を除いた健康な中高年(自立した日常生活を送る上で必要な筋力が気になる方) |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| ①喫食実績による食経験の評価 当該届出商品は、機能性関与成分であるカルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)【以下、「HMBカルシウム」と記載】を一日摂取目安量当たり1.5g含有する食品です。原料メーカーの実績によると当該届出商品と類似する食品の2012年8月~2019年7月の7年間における販売量はHMBカルシウム換算で約50t(約30,000,000食に相当、30日分換算で約1,000,000個に相当)でした。これらの類似する食品は年齢や性別を問わず全国規模にて販売されていますが、これまでに重篤な健康被害の報告は受けていません。 ②既存情報による安全性試験の評価 公的機関のデータベースにおいて機能性関与成分のHMBカルシウムは、一般の方が適切に摂取する場合、安全性が示唆されている旨の記載があります。また、研究者等が調査・作成したデータベースにおいて一日3g以下の使用については安全と考えられる旨の記載があります。なお、データベースを用いた調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はありませんでした。 以上のことから、当該届出商品は摂取目安量を守り適切に摂取する場合、安全性に関し問題はないと判断しました。但し、本品にはカルシウムが含まれることから、多量摂取によるカルシウムの過剰摂取にならないよう注意が必要です。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ●本品にはカルシウムが含まれます。カルシウムの過剰摂取にならないよう注意してください。一日摂取目安量を守ってください。 ●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は、摂取しないでください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本商品を製造委託している工場は、国内GMP及び米国GMP認定工場であり、さらに食品安全の管理システムISO22000の認証も取得しています。適正な製造基準に従ってこの商品を製造しています。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 標題:カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)【以下、「HMBカルシウム」と記載】による筋肉や筋力に関する研究レビュー 目的:スポーツ選手やトレーニングされた者を除いた健康な者に、HMBカルシウムを摂取させると、摂取しない場合または摂取前に比べて、筋肉や筋力が増加したり低下が抑制されて維持したりするかの検証を目的としました。 背景:自立した日常生活を送り続ける上で、心身機能の維持及び向上は不可欠であり、筋肉や筋力は重要な要素の一つです。HMBカルシウムは、複数の文献で筋肉や筋力に関する効果が報告されていますが、効果を総合的に評価した研究レビューの報告はありませんでした。 レビュー対象とした研究の特性:文献データベースを用いて、上記の目的に関連する論文を検索しました (検索日 2020年4月22日、2020年3月3日)。また、ハンドサーチを実施しました(検索日2020年4月23日)。最終的に7報のランダム化比較試験の論文を採択しました。本研究レビュー実施にあたっての利益相反はありません。 主な結果:HMBカルシウムの摂取は、筋肉の維持に働きかけ、運動との併用で、自立した日常生活を送る上で必要な筋力の維持・低下抑制に役立つことが示唆されました。なお、評価対象とした文献における一日当たりのHMBカルシウムの摂取量は1.5~6gであり、重篤な副作用はみられませんでした。 科学的根拠の質:研究の限界としてはスポーツ選手やトレーニングされた者、及び日本人を対象とした報告が含まれていないことが挙げられます。採択した文献にスポーツ選手やトレーニングされた者を対象とした試験は含まれていませんでしたので、トレーニング等で鍛えられた方への有効性は不明です。なお、採択した論文はいずれも海外での研究でしたが、日本人やアジアで行われた研究においても同様の結果が報告されていることから、日本人においても同様の機能が期待できると考えられます。 |
アスタキサンチンフォーアイ(株式会社いぶき)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| 株式会社いぶきの機能性表示食品,Astaxanthin For Eye(アスタキサンチンフォーアイ)のエビデンス(科学的根拠) |
株式会社いぶきが消費者庁に届出た機能性表示食品【Astaxanthin For Eye(アスタキサンチンフォーアイ)】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
| 【届出番号】 |
| G436 |
【届出日】 |
| 2021/08/05 |
【届出者名】 |
| 株式会社いぶき クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| Astaxanthin For Eye(アスタキサンチンフォーアイ) |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
| アスタキサンチン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはアスタキサンチンが含まれています。アスタキサンチンにはパソコンやスマートフォンなどの日常的な使用による眼の疲労感、眼の使用による肩・腰の負担を軽減する機能性が報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 健常成人 |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 当該製品に含まれるアスタキサンチンは、ナチュラルメディシン・データベースや国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報のデータベースにおいて、食べ物から摂取する量であれば安全であると評価されている。健康な成人において、ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン16 mg(8mg×2回)/日を12週間、または30 mg/日を4週間、2 mg×3回/日を8週間は、経口摂取で安全に使用できたという報告がある。また、ヘマトコッカス藻由来のアスタキサンチンを6 mg/日の摂取量を中心に、20 mg/日まで4週間反復摂取させた臨床試験において、有害作用や異常事例は見出されていない。さらにアスタキサンチン単独の場合40mg/日、12週間までの摂取であれば安全に使用されている。ほかのカロテノイド、ビタミン、およびミネラルとの併用は1日4mg、12カ月間までの摂取であれば、安全に使用されている。 その他の情報として以下のものがある。 ・雌雄のSD系ラットにおいて、ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン100 mg/kgの単回投与、50 mg/kg/日の90日間反復投与では毒性変化は認められなかった。 ・雌雄のF344系ラットにおいて、ヘマトコッカス藻由来のアスタキサンチンを最大0.25%まで13週間混餌投与したところ、0.25%混餌投与群では血清総コレステロール値にわずかな上昇が認められたが、0.075 mg/kg混餌投与群まででは一般所見、体重、摂餌量、尿検査、血液生化学および病理学的検査に影響は認められなかったという報告がある。 本品の機能性関与成分以外の原材料も食品や食品添加物として使用されているものである。また機能性関与成分であるアスタキサンチンを含有するヘマトコッカス藻色素は食品添加物に登録されており安全性が極めて高く、安全性評価結果を最終製品に適用できると考えられる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ・原材料をご確認のうえ、食物アレルギーが心配な方は、ご使用をお控えください。 ・体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し医師にご相談ください。 ・自然由来の成分を使用しておりますので、色が変わることがありますが、品質に問題ございません。 ・妊娠、授乳中の方、小児のご利用はお控えください。 ・薬を処方されている方、通院中の方は、医師、薬剤師とご相談ください。 ・開封後は、チャックをしっかり閉めて保管し、お早めにお召し上がりください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本商品を製造委託している工場は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会のISO22000の認証を取得しています。適切な製造基準に従って製品を製造しています。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 【標題】 機能性関与成分アスタキサンチンを用いた健常成人における眼の疲労感および眼の使用による肩・腰の負担を軽減する機能に関する定性的研究レビュー 【目的】 健常成人において、アスタキサンチンの摂取は眼の疲労感および眼の使用による肩・腰の負担を軽減する機能を有するかを明らかににするため、定性的研究レビューを実施し、検証することを目的とした。 【背景】 現在の日本社会において、パソコンやスマートフォンの普及が急速に進んだ結果、目にかかる負担が非常に多い環境となっている。また、ハードウェアおよびソフトウェアの技術革新により、職場における IT化はますます進行しており、情報機器作業を行う労働者の範囲はより広くなり、作業形態はより多様化している。情報機器作業を行う労働者が増加することで、長時間の情報機器・VDT(Visual display terminal)作業による目の疲れなど、心身への負担が大きな問題となっており、厚生労働省は「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて」を策定し、情報機器作業者の健康管理を適正に行うよう指導している。VDT作業における自覚症状としては、疲れ眼や肩・腰のこり、眼のかすみ、頭重感など、眼の疲労感と眼の使用に伴う全身症状が挙げられている。そこで今回、これらの背景を踏まえ、健常成人がアスタキサンチン含有食品を摂取することで、眼の疲労感および眼の使用による肩・腰の負担を軽減させる機能がみられるか、研究レビューを実施した。 【レビュー対象とした研究の特性】 本研究のデザインは定性的研究レビューであり、5つの電子データベースを使用し、アスタキサンチン含有食品を用いて眼の疲労感および眼の使用による肩・腰の負担を軽減する機能について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。評価項目「眼の疲労感」「肩・腰に関する負担」について、アスタキサンチン含有食品摂取群と対照群(プラセボ摂取群)のデータについて調査・評価を行った。 【主な結果】 5報のRCT論文が抽出され、過半数を超える論文でアスタキサンチン含有食品摂取群が評価項目「眼の疲労感」「肩・腰に関する負担」において眼の疲労感および眼の使用による肩・腰の負担を軽減する方向で、プラセボ摂取群と比較して有意な結果を示していることが確認された。本研究の限界としては、英語および日本語の論文のみを抽出対象としていることから、言語バイアスについて否定できない。 【科学的根拠の質】 5報のRCT論文が抽出され、過半数を超える論文でアスタキサンチン含有食品摂取群が評価項目「眼の疲労感」「肩・腰に関する負担」において眼の疲労感および眼の使用による肩・腰の負担を軽減する方向で、プラセボ摂取群と比較して有意な結果を示していることが確認された。本研究の限界としては、英語および日本語の論文のみを抽出対象としていることから、言語バイアスについて否定できない。 |
サンキョウエラスチン&しなやかな血管(株式会社三協)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| 株式会社三協の機能性表示食品,SAKYO(サンキョウ)エラスチン&しなやかな血管のエビデンス(科学的根拠) |
株式会社三協が消費者庁に届出た機能性表示食品【SAKYO(サンキョウ)エラスチン&しなやかな血管】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
【チェック】 sa10■株式会社三協 d(-_^) Click !! (b^_^)b (o^-`)b Link!! |
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 機能性表示食品まとめ一覧 |
| 【届出番号】 |
| G435 |
【届出日】 |
| 2021/08/04 |
【届出者名】 |
| 株式会社三協 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| SAKYO(サンキョウ)エラスチン&しなやかな血管 |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
■生鮮食品の機能性表示食品 |
【機能性関与成分名】 |
| カツオ由来エラスチンペプチド クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはカツオ由来エラスチンペプチドが含まれています。カツオ由来エラスチンペプチドには加齢とともに低下する血管のしなやかさ(血管を締め付けた後の血管の拡張度)維持に役立つ機能が報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 健常な成人(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 食経験の評価 カツオ由来エラスチンペプチドを含む製品が2017年より販売されており現在までに約41万袋(31日分)が販売されているものの、重篤な健康被害情報は報告されていない。 この類似食品は、届出製品と同じ林兼産業株式会社製の機能性関与成分カツオ由来エラスチンペプチドを75㎎含む食品であり、配合原料は異なるが同じ摂取形状かつ崩壊性も同等であり、機能性関与成分の吸収過程・作用機序には影響がないものと考えられる。また、定量分析により機能性関与成分カツオ由来エラスチンペプチドを75㎎(4粒あたり)含有していることが確認できているため、「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」Ⅳ(Ⅱ)第1(1)に示されている要件を満たしていると考える。 したがって、本届出製品の食経験は十分であり、安全性に問題はない。 既存情報による安全性試験の評価 本品の機能性関与成分であるカツオ由来エラスチンペプチドについて文献情報の検索を行ったところ、ラットを用いた急性毒性試験において異常所見は認められず、遺伝毒性試験(umu試験)においても変異原性を有さないことが確認された。さらに、過剰量長期摂取時の安全性を確認するために行ったとされる、日本人の健常者(男女42名)を対象としたカツオ由来エラスチンペプチド400mg(届出量の約5倍量)の13か月間の摂取試験において、摂取期間中に理化学検査、血液生化学検査の値に有意な変動は認められず、安全性に問題ないことが確認された。 医薬品との相互作用に関する評価 カツオ由来エラスチンペプチドと医薬品との相互作用について調査を行った結果、相互作用の報告はなかった。 以上より、本品の1日摂取目安量における機能性関与成分のカツオ由来エラスチンペプチド75mgは、適切に摂取する場合、安全性に問題はないと考える。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ●過剰に摂取することは避け、一日摂取目安量を守ってください。●アレルギー体質の方、妊娠・授乳中の方は、医師または薬剤師に相談してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| ・公益財団法人日本健康・栄養食品協会の食品GMP取得の株式会社三協日の出工場にて、GMPの取組みに基づく製造、品質管理を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| (ア)標題 カツオ由来エラスチンペプチドの摂取による健常成人の血管機能の改善作用 (イ)目的 健常成人がカツオ由来エラスチンペプチドを経口摂取することによって、血管機能の改善に役立つかの検証を目的とした。 (ウ)背景 エラスチンはゴムのように伸縮性に富むタンパク質であり、ヒトの組織や臓器(皮膚、動脈、靭帯など)に弾力性を与えている。エラスチンは動脈では中膜に多く存在し、血圧及び血流の拍動を緩衝するのに役立っている。しかし、加齢により中膜のエラスチンが減少し、血管はしなやかさを失うことが報告されている。エラスチンは血管機能に重要な役割を担っているが、経口摂取による血管機能への効果をまとめたレビューはない。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 日本語及び外国語文献のデータベースを用いて、健常成人がカツオ由来エラスチンペプチドを経口摂取することで、血管機能が改善するかを検証した並行群間比較試験を検索し、合致するものを対象とした。 (オ)主な結果 採用文献によると、血管弾性を表す数値(上腕足首間脈波伝播速度)が各年代及び性別における基準範囲内であり、40歳以上64歳以下の疾病を患っていない健康な日本人男性及び女性を対象に、カツオ由来エラスチンペプチド75mg/日(エラスチン群)またはプラセボ(プラセボ群)を16週間持続して経口摂取させることで、エラスチン群ではプラセボ群と比較して血管弾性、血管内皮機能および体感(手足の冷え、腰痛、疲れやすさ、目の疲れ、イライラ感、物忘れ)が有意に改善した。本レビューによって、健常者がカツオ由来エラスチンペプチド75mg/日を経口摂取することで、加齢に伴って低下する血管のしなやかさ(血管を締め付けた後の血管の拡張度)の維持に役立つ機能を期待できると判断した。 (カ)科学的根拠の質 本レビューの限界として、出版バイアスの可能性や未発表データが存在する可能性は否定できない点があるが、研究の収集は科学技術および医療分野の主要なデータベースを使用しているため、公開されている当該研究はほぼ網羅されていると判断した。今後更に質の高い研究成果が報告されることが望ましいが、採用文献は査読付であり、人間ドックなどに用いられ学術的にも信頼性のある検査法を用いているため、科学的根拠の質は機能性評価に値すると考えた。 |
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