2021年9月22日水曜日

シボローカ(株式会社ヘルスアップ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社ヘルスアップの機能性表示食品,シボローカのエビデンス(科学的根拠)

株式会社ヘルスアップが消費者庁に届出た機能性表示食品【シボローカ】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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機能性表示食品まとめ一覧

【届出番号】
G434

【届出日】
2021/08/04

【届出者名】
株式会社ヘルスアップ
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
シボローカ

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
エラグ酸
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはエラグ酸が含まれています。エラグ酸は肥満気味の方の体重、体脂肪、血中中性脂肪、内臓脂肪、ウエスト周囲径の減少をサポートし、高めのBMI値の改善に役立つことが報告されています。肥満気味の方、BMI値が高めの方に適した商品です。

【想定する主な対象者】
肥満気味(BMI値25kg/m2以上30kg/m2未満)の健常成人

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該食品「シボローカ」の機能性関与成分「エラグ酸」を含む食品(錠剤・カプセル・粉末)は、日本国内において2010年9月から約10年間、全国販売されており、既に1億3,600万食以上の流通実績のある食経験を有している。また、2021年4月30日時点において機能性関与成分を含む当該食品及び類似食品における重大・重篤な健康被害は報告されていない。それらの喫食実績をもとに同質性及び安全性を評価し、安全であることを確認した。
 さらに、これまでの研究により、エラグ酸あるいはエラグ酸含有アフリカマンゴノキエキスを用いた臨床試験が4報報告されており、1日当たりエラグ酸を2-3mg、8-12週間摂取した試験であった。そこで、有害事象に関しては2報において頭痛、睡眠困難、鼓腸を挙げているが、これらの症状はプラセボ群においても同様に生じた症状であり、機能性関与成分由来の症状とは考えにくいと結論付けられている。また、残りの2報(うち1報は日本人の肥満1度が対象)については、機能性関与成分に起因する副作用が無かったとされている。さらに、日本人の健常者を対象とした過剰摂取試験では、1日当たりの摂取目安量の5倍量(エラグ酸15mg/日)を4週間摂取した結果で安全性に問題が無いことが示された。なお、過剰摂取試験には、当該製品と同じ原料であるエラグ酸含有アフリカマンゴノキエキスが用いられている。
 機能性関与成分と医薬品との相互作用の有無については、データベースを用いて調査を行った結果、医薬品との相互作用に関する報告は無かった。
 以上のことから、当該製品の1日当たりの摂取目安量を守って適切に使用すれば、安全性に問題は無いと判断できる。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日当たりの摂取目安量をお守りください。食物アレルギーのある方は、原材料をご参照の上、召し上がらないでください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
届出製品「シボローカ」の製造に関して、全ての工程を国内GMP(公益財団法人 日本健康・栄養食品協会)認証工場で製造しており、製品の生産及び品質管理に関しては、国内GMPの取組みに基づき実施されています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
(ア)標題
 機能性関与成分である「エラグ酸」を含む食品を経口摂取した場合における体重、体脂肪、及び血中中性脂肪に対する機能性に関する研究レビュー
(イ)目的
 健常成人(肥満1度;BMI値25 kg/m2以上30 kg/m2未満を含む)において、エラグ酸を経口摂取することによる体重、体脂肪、及び血中中性脂肪に対する機能性に関する定性的研究レビューの実施を目的とした。
(ウ)背景
 エラグ酸は健常な過体重(肥満1度)者に対して、体脂肪及び血中中性脂肪をはじめ、体重、BMI値、ウエスト周囲径、内臓脂肪などを低減させるとの報告がある。また、エラグ酸には脂肪細胞における脂肪蓄積抑制及び脂肪細胞の肥大化を抑制する作用が報告されていることから、エラグ酸がこの有効性(機能性)に関わると推定できる。そこで、エラグ酸の経口摂取において体重、体脂肪、及び血中中性脂肪を低減させる機能性について総合的に評価するため、研究レビューを実施した。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
 複数のデータベースを用いて、データベース開設あるいは情報掲載時から検索日までに公表された論文を検索対象とした。2020年5月8日に英語及び日本語のデータベースを用いて検索を行った。そこで、健常成人(肥満1度;BMI値25kg/m2以上30kg/m2未満を含む)において、エラグ酸の経口摂取が体重、体脂肪、及び血中中性脂肪に及ぼす影響に関する無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験(RCT)の査読付き論文を検索した。文献検索し、論文の内容を精査した結果、採用した研究論文は2報となった。なお、そのうち1報は、日本人におけるRCTであり、論文著者として研究の資金提供を行った原料販売会社の社員等が含まれていた。
(オ)主な結果
 採用された研究論文2報は、査読付き論文であり、無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験という信頼性の高い研究であった。また、標題に対して肯定的な結果であった。肥満気味(BMI値25kg/m2以上30kg/m2未満)の健常成人を対象とし、エラグ酸(3mg/日)の日常的な経口摂取により、対照であるプラセボ群と比較して体脂肪、血中中性脂肪、体重、BMI値、ウエスト周囲径、及び内臓脂肪を有意に低減させることが認められた。なお、試験期間中において機能性関与成分の経口摂取に起因する有害事象は報告されていない。
 以上の結果により、機能性関与成分であるエラグ酸を1日当たり3mg含む当該製品は、肥満気味の方の体重、体脂肪、血中中性脂肪、内臓脂肪、ウエスト周囲径の減少をサポートし、高めのBMI値の改善に役立つという機能性表示食品として適切であると判断された。
(カ)科学的根拠の質
 採用された研究論文2報は、査読付き論文であり、無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験で信頼性が高く、質の高い研究であった。本研究レビューの限界については、その他の未発表の研究データが存在する可能性が否定できない。しかし、文献検索は科学技術分野から医療分野の主要な7つのデータベース(英語・日本語)を使用しているため、現時点で公表されている当該研究をほぼ網羅していると判断した。さらに、採用された研究論文が2報と少ないことから、今後さらなる研究の検証が必要である。

胡麻麦茶600(サントリー食品インターナショナル株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

サントリー食品インターナショナル株式会社の機能性表示食品,胡麻麦茶600のエビデンス(科学的根拠)

サントリー食品インターナショナル株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【胡麻麦茶600】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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機能性表示食品まとめ一覧

【届出番号】
G433

【届出日】
2021/08/04

【届出者名】
サントリー食品インターナショナル株式会社
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【商品名】
胡麻麦茶600

【食品の区分】
加工食品(その他)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
ゴマペプチド(LVYとして)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはゴマペプチド(LVYとして)が含まれます。ゴマペプチド(LVYとして)には高めの血圧の改善をサポートする機能があることが報告されています。血圧が高めの方に適しています。

【想定する主な対象者】
血圧が高めの健常成人

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該製品は機能性関与成分ゴマペプチド(LVYとして)を一日摂取目安量あたり0.16 mg配合した飲料形態の加工食品である。当該製品そのものでの喫食実績がないため、既存情報を用いてゴマペプチド(LVYとして)の安全性評価を実施した。
<食経験に関する評価>
【既存情報を用いた評価(2次情報)】
 当該製品の機能性関与成分であるゴマペプチド(LVYとして)について、2次情報の調査を行った結果、「ゴマ」に関する報告があった。しかし当該製品の機能性関与成分は原材料がゴマと同等ではないため、安全性を確認できるだけの十分な喫食期間を伴った情報は見当たらず、食経験は十分でないと判断した。
<安全性試験に関する評価>
【既存情報を用いた評価(2次情報)】
 ヒトでの安全性情報を確認したところ、ゴマ蛋白分解物500 mg(ゴマペプチド(LVYとして)0.16 mgを担保する量を含む)を含有する茶飲料(35名)、または1,000 mg含有するカプセル(14名)を1回/日12週間摂取させた条件で、有害事象は認められなかった。
 当該製品への機能性関与成分ゴマペプチド(LVYとして)の配合量(一日摂取目安量あたり0.16 mgを担保する量を含む)に対して、懸念すべき情報は見当たらなかったものの、安全性を評価するために十分な情報を確認することはできなかった。
【既存情報を用いた評価(1次情報)】
 当該製品の機能性関与成分であるゴマペプチド(LVYとして)について、1次情報の調査を行った結果、遺伝毒性試験、単回及び反復摂取による毒性試験、ヒトでの過剰摂取試験のいずれにおいても安全性に問題は無いと判断された。
 報告された安全性試験においてゴマペプチド(LVYとして)を含む各原料の製法はすべて同一であり、当該製品の機能性関与成分であるゴマペプチド(LVYとして)を含有する原材料は安全性試験に用いられたゴマペプチドB-20と同一である。また、ゴマペプチドB-20について500 mgはLVYを0.16 mg担保する量であることが著者問い合わせにより分かっている。従って、これらの結果から、一日摂取目安量あたりゴマペプチド(LVYとして)を0.16 mg担保する量を配合する当該製品の摂取において、安全性に問題はないと考えられたため、評価は十分と判断した。

【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。体質によりまれにせきがでることがあります。その際は医師にご相談ください。腎機能が低下している方は医師とご相談の上、飲用してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品は、FSSC22000を取得している工場で製造する。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
ア.標題
ゴマペプチド(LVYとして)による血圧低下作用に関するシステマティックレビュー

イ.目的
血圧が正常または高めの健常者、Ⅰ度高血圧者を対象として、ゴマペプチド(LVYとして)を含む食品の経口摂取が、プラセボ食品の経口摂取と比較して、血圧低下作用を示すかを、介入研究による報告を収集して検証する。

ウ.背景
ゴマにはタンパク質成分が豊富に含まれており、ゴマを脱脂した後、タンパク質を抽出し分解酵素を作用させて得られたゴマペプチドの1つであるLVYが、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害活性を示すことが報告されている。また、ヒトを対象とした試験においても、ゴマペプチド(LVYとして)の摂取4週間後に有意な血圧低下作用を示すことが確認されている。そこで、ゴマペプチド(LVYとして)の摂取は血圧が正常または高めの健常者、Ⅰ度高血圧者において血圧低下作用を示すか、統合的に検証した。

エ.レビュー対象とした研究の特性
血圧が正常または高めの健常者、Ⅰ度高血圧者において、ゴマペプチド(LVYとして)を含む食品の摂取が、プラセボ食品の摂取と比較して、血圧低下作用を示すかを検証した研究を収集した。国内外のデータベースを使用し、2020年7月10日に検索を行い、検索日以前に発表された文献を網羅的に集めたところ、条件を満たす文献は2報2研究であった。2報2研究はいずれも日本で実施されたプラセボ対照試験で、査読付き(専門家により審査された)論文であった。

オ.主な結果
評価した2研究は、血圧が高めの健常者及びⅠ度高血圧者に一日当たりゴマペプチド(LVYとして)を0.08 mg~0.16 mg含む食品の4週間~12週間摂取により、収縮期血圧及び拡張期血圧によって評価される血圧低下作用において肯定的な結果が示されていた。また、本研究レビューの対象者には軽症者(Ⅰ度高血圧者)が含まれていたが、疾病に罹患していない者(血圧が高めの健常者)のみを対象とした評価においても、ゴマペプチド(LVYとして)の摂取による肯定的な結果が示された。

カ.科学的根拠の質
評価した2研究において、各研究の対象者数が効果の検討に十分であるか不明であったこと、利益相反(研究に影響を与える利害関係)のリスクが懸念されたこと、また、否定的な研究結果が選択的に公開されていない可能性が否定できなかったことから、今後の研究を継続的に検証する必要があると考えられた。

酵母生活疲労感をやわらげるBCAA(富士食品工業株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

富士食品工業株式会社の機能性表示食品,酵母生活 疲労感をやわらげるBCAA(ビーシーエーエー)のエビデンス(科学的根拠)

富士食品工業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【酵母生活 疲労感をやわらげるBCAA(ビーシーエーエー)】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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hu55富士食品工業株式会社
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【届出番号】
G432

【届出日】
2021/08/04

【届出者名】
富士食品工業株式会社
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【商品名】
酵母生活 疲労感をやわらげるBCAA(ビーシーエーエー)

【食品の区分】
加工食品(その他)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
酵母由来BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には酵母由来BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)が含まれます。BCAAは、運動による一時的なからだの疲労感をやわらげることが報告されています。

【想定する主な対象者】
健康な一般成人

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1.喫食実績による食経験の評価
当該製品は届出者である富士食品株式会社が「イーストエキス21-NYP」として販売中の酵母エキス製品である。イーストエキス21-NYPは調味料として2009年5月より販売を開始しており、発売から2020年8月までに累計137,280kgの売り上げがある。現在までにイーストエキス21-NYPの摂取に起因する重篤な健康被害の報告はない。
また、酵母は古くからヒトが食してきた天然素材である。酒類、パン、味噌醤油など発酵食品として使用されている。酵母から抽出される酵母エキスは、天然のうま味調味料として長年使用されている。酵母エキスを配合した加工食品は数多く販売され、酵母エキスを利用した加工食品においても、酵母エキスの摂取に起因する重篤な健康被害の報告はない。

2.既存情報による安全性試験の評価
ナチュラルメディシン・データベース及び国立健康・栄養研究所の素材情報データベースでは、6ヶ月までの摂取において、BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称:以下省略)は安全性に問題のないことが示唆されている。また、当該製品に対する健康被害に関する報告もこれまで認められていない。安全性に関して懸念される機能性関与成分BCAA同士の相互作用も確認されていない。したがって、当該製品は、安全性に関して問題ないと評価する。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量の摂取により疾病が治癒したりするものではありません。1日の摂取目安量を守ってお召し上がりください。
塩分の過剰摂取を避けるため、摂取目安量を超えての摂取はお控えください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
Thai Foods International Co., Ltd(製造)はFSSC22000取得、ISO22000/14000/9001、HACCP取得、HALAL、KOSHER認定を受けている。富士食品工業株式会社静岡金谷工場(小分け充填包装)はFSSC22000を取得している。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
【標題】
 BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)の摂取による、運動に由来する疲労感をやわらげる機能に関する研究レビュー

【目的】
 BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)の摂取による、健常成人の運動による疲労を軽減する効果について、ヒトを対象とした臨床試験論文のシステマティック・レビューを実施し、効果について検証した。

【背景】
 身体活動・運動分野における国民の健康維持のための取組みとして、健康日本21(第二次)に基づき「健康づくりのための身体活動基準2013」および「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」が厚生労働省により策定された。身体活動を増加させることにより、糖尿病をはじめとした疾患の罹患リスクを減少させることができるという報告に基づき、国民の健康維持だけでなく健康寿命の延長のためにも運動が広く推奨されている。
 身体的な負荷を伴う運動は、身体能力や運動強度に関わらず、全身の倦怠感や筋肉痛に代表される筋肉の不快感等の疲労をもたらすことがある。それらは運動の直後のみでなく翌日や翌々日にも強く出現し、運動実施後数日間継続することもあるため(Negro et al, 2008)、運動の継続を妨げたり、日常生活における生活の質(QOL)を低下させたりする要因にもなりうる。したがって、身体活動に伴う疲労を軽減することは、健康の維持および増進に有益であると判断した。  
 必須アミノ酸の一部であるBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称:以下省略)は、身体活動に伴う疲労を軽減する効果が期待されている。疲労には主に中枢神経系に由来するものと、身体の局所または全身的に生じるものとがあるが、BCAAが中枢神経系に作用し、疲労を低減させる可能性については以前から指摘されてきた(Hutson, et al, 2001)。一方で運動時に摂取したBCAAは、運動後、数時間から数日後に発生する遅発性の疲労を緩和させることも報告されており(Negro et al, 2008)、BCAAは運動に伴う中枢性疲労にも、身体的な疲労にも軽減作用を有する可能性が期待される。しかし、摂取の時期や対象者、運動負荷条件により、様々な結果が報告されている。そこで、本研究レビューでは、BCAA が健康な成人の運動による疲労の軽減に及ぼす影響を検討した研究を調査し、定性的にまとめることとした。
 
【レビュー対象とした研究の特性】
 PubMed、J-DreamⅢ(JSTPlus)、医中誌Webの3つのデータベースを情報源として文献検索を行った(最終検索日2020年10月24日)。その結果、計350報の文献が検索され、事前に定めた採用基準に基づいて選抜した結果、計23報が採用された。最終的にこのうち4報の文献を評価した。

【主な結果】
 採用された文献4報のうち、3報において、BCAAを2.0g以上摂取することで運動に由来する疲労感を有意に低減する機能が認められる結果が得られ、2報では有意差は得られなかったが疲労感の低減傾向が認められた(1報について運動前摂取群と運動後摂取群の2群あり)。本研究レビューでは、採用文献4報中1報が外国人、3報が日本人の、それぞれ疾病に罹患していない健常成人を対象としており、BCAAの摂取による運動に由来する疲労感をやわらげる機能は、科学的根拠があると判断した。
 
【科学的根拠の質】
 本研究レビューの限界としてメタアナリシスを行っていないため、出版バイアスについての定量的な評価は実施できていないことが挙げられる。しかし、運動に由来する疲労感については、対照群との比較により、4報中4報で肯定的な効果が認められたことから十分なエビデンスを有していると考えられる。したがって、さらなる研究によるエビデンスの充実は必要ではあるが、BCAAの摂取により運動に由来する疲労感を低減する機能を発揮することの有効性が示唆された。

スラレグ(さくらフォレスト株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

さくらフォレスト株式会社の機能性表示食品,Slaleg(スラレグ)のエビデンス(科学的根拠)

さくらフォレスト株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【Slaleg(スラレグ)】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

【チェック】

sa22さくらフォレスト株式会社
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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

【届出番号】
G431

【届出日】
2021/08/03

【届出者名】
さくらフォレスト株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
Slaleg(スラレグ)

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
茶カテキン(ガレート型カテキン)

ヒハツ由来ピペリン類

クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には茶カテキン(ガレート型カテキン)が含まれます。茶カテキン(ガレート型カテキン)には、肥満気味の方の、お腹まわりの脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を低下させ、体重の減少をサポートし、高めのBMIを低下させる機能があることが報告されています。本品にはヒハツ由来ピペリン類が含まれます。ヒハツ由来ピペリン類は、脚のむくみが気になる健常な女性の夕方の脚のむくみ(病的ではない一過性のむくみ)を軽減する機能があることが報告されています。ヒハツ由来ピペリン類は、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる末梢(手)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
肥満気味の健康な成人、健常な女性(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
【茶カテキン(ガレート型カテキン)】
本品の機能性関与成分である茶カテキン(ガレート型カテキン)は緑茶から抽出された成分で、日本においては1000年以上の食経験があります。
各種データベースを用いて安全性について調査したところ、海外において緑茶抽出物を含むサプリメントによる肝機能障害が疑われる事例が報告されています。しかし、いずれの報告も肝機能障害と緑茶抽出物との因果関係は明らかになっていません。そこで、「茶カテキン(ガレート型カテキン)」を用いた安全性試験の2次情報を調査したところ、茶カテキン(ガレート型カテキン)を過剰摂取(1,368mg/日)させた試験において、臨床検査値、自他覚症状において、茶カテキンに起因する有害事象は見られなかったことが報告されています。本品は茶カテキン(ガレート型カテキン)を一日摂取目安量あたり150mgになるよう設計されていることから、一日摂取目安量を守り適切に使用すれば安全性に問題はないと判断しました。
【ヒハツ由来ピペリン類】
安全性に関わる情報として既存情報による安全性試験の評価を行いました。既存情報の調査では、機能性関与成分「ヒハツ由来ピペリン類」を含むヒハツ抽出物を用いた臨床試験の報告が行われておりました。「ヒハツ由来ピペリン類」の摂取試験、および5倍量の過剰摂取試験において、問題となる事象は認められておりませんでした。これらの結果からヒハツ由来ピペリン類の安全性について、問題ないと判断いたしました。また、文献中で用いられているヒハツ抽出物が本品の配合原料と同じ供給元で同等の原料であることから、本品との同等性については問題ないと考えられました。更に、本品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物であり、これらの結果から、機能性関与成分ヒハツ由来ピペリン類及び本品は安全であり、本品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。

【摂取する上での注意事項】
一日摂取目安量をお守りください。原材料をご確認の上、食物アレルギーのある方、また、体質、体調により体に合わない場合は、ご利用をお控えください。乳幼児の手の届かないところに保管してください。また、乳幼児やお子様へのご使用はお控えください。原料由来により、色調に変化が生じる場合がありますが、品質に問題はございません。本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。空腹時の摂取は避けてください。時間が経ってもむくみが回復しない(一過性ではない)、脚以外の部位がむくむ、左右で症状に差がある、その他体に異常がある場合は、医師の診察をお勧めします。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
公益財団法人日本健康・栄養食品協会による健康補助食品GMP認定工場(株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 本社工場、第二工場及び国吉田工場:国内GMP)にて製造。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
●茶カテキン(ガレート型カテキン)
【標題】
茶カテキン(ガレート型カテキン)による体重、BMI、腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)減少機能に関する研究レビュー

【目的】
肥満気味の成人健常者を対象として、茶カテキン(ガレート型カテキン)の経口摂取による体重、BMI、腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)の減少機能について評価しました。

【背景】
緑茶は、ポリフェノールの一種であるカテキンを豊富に含んでいます。茶カテキンには、遊離型であるカテキン、ガロカテキン、エピカテキン、エピガロカテキンの4種類と、ガレート型であるカテキンガレート、ガロカテキンガレート、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレートの4種類が含まれています。これまでの研究で、抗酸化作用、脂質代謝、糖代謝などにおいて様々な有効性が報告されています。
緑茶の脂質代謝への影響については、膵リパーゼ活性を阻害することが知られています。in vitro試験において、ガレート型カテキンは膵リパーゼ活性を阻害しますが、遊離型カテキンは阻害しないことが示され、動物試験においても、ガレート型カテキンによる食後中性脂肪値の上昇抑制作用が報告されています。
このように、茶カテキン(ガレート型カテキン)はヒトに対して脂質代謝に影響を与える可能性があると考えられますが、健常者に絞って長期間摂取した際の体重、BMI、腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)に対する機能を評価した研究レビューは少ないため、我々は健常者を対象に体重、BMI、腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)に与える影響について、システマティックレビューの手法を用いた解析を実施しました。

【レビュー対象とした研究の特性】
外国語及び日本語のデータベースを使用し、ランダム化比較試験(RCT)・準RCTを対象に検索をおこないました。対象の集団は、肥満気味の成人男女であり、最終的には10報の文献を採用しました。

【主な結果】
評価対象の10報を評価した結果、体重、BMIでは7報が、内臓脂肪では8報が、腹部皮下脂肪、腹部脂肪では6報が肯定的であり、その有効性が認められていました。また、対象者は20~65歳の肥満気味の方を含む健常男女であったため、幅広い年代で男女の区別なく機能性を得られると判断しました。一日当たりの茶カテキン(ガレート型カテキン)の摂取量は149.5~339.8mgであり、摂取期間は12週間でした。したがって、totality of evidenceの観点から、茶カテキン(ガレート型カテキン)の摂取は、肥満気味の成人健常者の体重、BMI、腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)の減少に関して肯定的であると判断しました。
本品は一日当たりの摂取目安量中に茶カテキン(ガレート型カテキン)を150mg含んでおり、体重、BMI、腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)の減少が期待できると判断しました。

【科学的根拠の質】
本研究レビューでは、茶カテキン(ガレート型カテキン)の摂取の効果について10報のRCT文献を評価しました。本研究レビューにおいて、全ての採用文献におけるバイアス・リスクは「低」であり、全研究のバイアス・リスクは低と評価しました。また、本研究レビューの限界として、10報中9報の採用文献において著者が所属する企業の試験食品を使用していたため、出版バイアスが存在する可能性があります。また、PubMed、The Cochrane Library、医中誌Webの3つデータベースを用いて、英語、和文の両方を検索していますが、網羅的に検索できているかという出版バイアスが存在する可能性はあります。

●ヒハツ由来ピペリン類
<脚のむくみが気になる健常な女性の夕方の脚のむくみ(病的ではない一過性のむくみ)を軽減する機能について>
ア 標題
「ヒハツ由来ピペリン類」摂取によって、病的ではない一過性の脚のむくみを軽減する機能に関する定性的研究レビュー
イ 目的
健康な方に対する「ヒハツ由来ピペリン類」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。
ウ 背景
ヒハツは、香辛料等として利用されており、成分としてピペリン類を含みます。一過性の脚のむくみの低減に役立つ報告はありますが、ヒトでの有効性を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。したがって、健康な方がヒハツ由来ピペリン類を摂取した場合における病的ではない一過性の脚のむくみを軽減する効果について研究レビューを行い、その科学的エビデンスの確認を行いました。
エ レビュー対象とした研究の特性
国内外のデータベースを使用して論文を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験)を研究レビューの対象としました。
オ 主な結果
上記文献は脚のむくみを自覚する健康な日本人成人女性が、ヒハツ由来ピペリン類120μg含有ヒハツ抽出物を摂取することで、プラセボを摂取した場合と比較して、むくみの評価指標である体水分に対する脚の細胞外水分の比の、座位負荷による上昇を統計学的に有意に抑制しており(p=0.013)、一過性の脚のむくみを軽減する効果が認められていました。
カ 科学的根拠の質
ヒハツ由来ピペリン類(120μg)の摂取は、病的ではない一過性の脚のむくみを軽減する機能があることが確認されました。採用した文献は1報のみであり、非一貫性や出版バイアスの精査には至りませんでしたが、日本人対象のランダム化比較試験の報告であることから信頼性は高いと考えられました。

<冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる末梢(手)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能について>
ア 標題
「ヒハツ由来ピペリン類」摂取によって、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる末梢の皮膚表面温度の低下を軽減する機能に関する定性的研究レビュー
イ 目的
健康な方に対する「ヒハツ由来ピペリン類」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。
ウ 背景
ヒハツは、香辛料等として利用されており、成分としてピペリン類を含みます。TRPV1を活性化する作用から、冷えによって低下する血流(末梢血流)や皮膚表面温度の維持に役立つと推測されますが、ヒトでの有効性を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。したがって、健康な方がヒハツ由来ピペリン類を摂取した場合における冷えによる血流(末梢血流)および皮膚表面温度の低下を軽減する効果について研究レビューを行い、その科学的エビデンスの確認を行いました。
エ レビュー対象とした研究の特性
国内外のデータベースを使用して論文を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験)を研究レビューの対象としました。
オ 主な結果
上記文献は健康な日本人成人女性が、ヒハツ由来ピペリン類120μg含有ヒハツ抽出物を摂取することで、プラセボを摂取した場合と比較して、冷水負荷後の末梢血流量および手(末梢)の皮膚表面温度が統計学的に有意に高くなっており(p<0.05)、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる末梢(手)の皮膚表面温度の低下を軽減する効果が認められていました。
カ 科学的根拠の質
ヒハツ由来ピペリン類(120μg)の摂取は、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる末梢(手)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが確認されました。採用した文献は1報のみであり、非一貫性や出版バイアスの精査には至りませんでしたが、日本人対象のランダム化比較試験の報告であることから信頼性は高いと考えられました。

大正ロコフル(大正製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

大正製薬株式会社の機能性表示食品,大正ロコフルのエビデンス(科学的根拠)

大正製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【大正ロコフル】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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ta1大正製薬株式会社
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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
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機能性表示食品まとめ一覧

【届出番号】
G430

【届出日】
2021/08/03

【届出者名】
大正製薬株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
大正ロコフル

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
N-アセチルグルコサミン

ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン

クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはN-アセチルグルコサミンが含まれます。N-アセチルグルコサミンは、歩行や階段の上り下りにおけるひざ関節の悩みを改善することが報告されています。
本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、年齢とともに低下する脚の筋力に作用することにより、中高年の方の歩く力を維持することが報告されています。ひざ関節や脚の筋力が気になる中高年の方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
ひざ関節や脚の筋力が気になる健康な中高年齢者

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本品の喫食実績はありません。公的なデータベースでの調査の結果、機能性関与成分間の相互作用に関する報告はないことから、それぞれの機能性関与成分に関する安全性を評価しました。
<N-アセチルグルコサミン>
届出食品と類似する既存食品「N-アセチルグルコサミン」(1食当たりN-アセチルグルコサミン1,000mg配合)は2005年から日本全国で販売されており、現在までに8,700万食出荷されています。その間、既存食品が原因と疑われる危害事象は発生していないものと判断されています。このように食経験が十分あると判断していますが、念のためN-アセチルグルコサミンの既存情報を調査しました。その結果いずれも軽度な自覚症状が発症したのみですべて試験食品との関連はないものと判断されていました。
N-アセチルグルコサミンと医薬品との相互作用については、糖尿病治療薬、アドリアマイシン、ワルファリンについての作用が指摘されているものの、これらはいずれも類似物質であるグルコサミン硫酸塩・塩酸塩に対する指摘であり、実際の症状の報告もないことから相互作用はないものと判断しています。 
以上の理由から、届出食品「大正ロコフル」に含まれるN-アセチルグルコサミンには十分な安全性が認められており、1日摂取目安量を摂取した場合ヒトの健康を害する恐れはないと考えられます。
<ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン>
届出商品での喫食実績は無いため、既存情報による安全性の評価を行いました。届出商品の1日摂取目安量(7.2mg)以上の量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取の試験や、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていない。これらの結果から、機能性関与成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは安全であり、本製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。

【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。乾燥剤は誤って召し上がらないでください。タブレット表面に見られる斑点は原料に由来するものですので、品質には問題ありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品の製造所である三生医薬株式会社は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康食品GMP認証を取得しており、本基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
<N-アセチルグルコサミン>
【標題】届出食品「大正ロコフル」に含有するN-アセチルグルコサミン(NAG)摂取が膝関節の機能に及ぼす機能性に関する研究レビュー
【目的】NAG摂取が膝関節の機能に及ぼす効果を評価すること
【背景】NAGは肌水分量の増加機能や、変形性膝関節症の緩和機能が報告されており、サプリメントとして利用されています。一方、健常人での関節への効果については十分に評価されていないため、疾患に罹患していない成人がNAGを摂取した際にNAGを含まない食品に比べ膝関節の機能が改善されるか検証しました。
【レビュー対象とした研究の特性】焼津水産化学工業株式会社社員3名が、目的に沿った論文を検索し、機能性を評価しました。具体的には、以下の通りです。
・被験者は、健康な成人であること
・試験は、NAG入り食品摂取群(試験群)と含まない食品摂取群(プラセボ群)の2つに被験者を無作為に割付け、被験者と結果の評価者がともに誰がどちらを摂取したかわからないようにして比較した試験であること
・機能性は、膝関節の機能で評価していること
【主な結果】2名の評価者で検索した論文に上記の条件に合致するか評価した結果、1報の論文が条件に合致していることを確認しました。この論文では、試験群はNAG300mgを含む粉末を健常成人男女が12週間摂取した結果、膝関節機能の指標であるJOAスコアおよび関節軟骨代謝がプラセボ群と比べ改善したことから、NAG300mgを12週間摂取すると、膝関節の機能が改善されると考えられました。
【科学的根拠の質】未発表のデータの存在は否定できないものの、主要なデータベースにより調査したため漏れがある可能性は低いと考えられます。また、上記論文には、各群への被験者の割付方法及び割付内容の試験実施者への隠し方についての記載が不十分で、評価結果には偏りが生じている可能性があります。対象文献が1報のみであるため、今後さらなる研究が必要と考えられます。
 上記の論文は、NAGを粉末で1日当たり300mg摂取しており、形態や他の配合成分と摂取量について届出食品と違いがあります。しかし、NAGの吸収・代謝等に影響を与える成分はこれまで報告されていないことや1日当たり1000mg摂取した試験で同等の改善効果が認められているため、NAGを1日当たり500mg含む届出食品についても、同等の機能性を発揮すると推測されます。

<ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン>
【標題】本届出商品『大正ロコフル』に含有する機能性関与成分『ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン』の歩行能力の維持に与える効果に関する定性的研究レビュー
【目的】健康な成人がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取したときの歩行能力に対する有効性を検証しました。
【背景】身体機能は加齢により衰えていきますが、日々の運動や食事などにより維持することができると考えられます。これについて、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの摂取によって歩行能力が維持されることが報告されているため、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンと歩行能力に関する研究レビューを実施し、科学的エビデンスの確認を行いました。
【レビュー対象とした研究の特性】国内外の学術論文のデータベースを使用して2019年9月以前の全ての論文を検索し、ヒトを対象としたランダム化二重盲検比較試験の文献2件を研究レビューの対象としました。
【主な結果】レビューの対象とした文献のうち、1報は60歳以上のタイ人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2mgを8週間継続摂取させることで、歩行能力の指標とされる6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加していました。もう1報は65歳以上の日本人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを8週間継続摂取させることで、同様に6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加していました。以上の結果から、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2mgを含む本届出商品には、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ機能があると考えられました。
【科学的根拠の質】採用した文献数や、被験者数の観点で十分な精査には至らなかったことから、今後の研究を注視する必要があります。
一方で、採用した文献のいずれにおいても、健康な中高年齢者で有意に歩行能力の増加が認められていました。日本人を対象とした試験においても有効との結果が得られており、科学的根拠があると考えられます。
以上より、本届出商品は採用した文献と同様のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを含有しており、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ機能が期待できると考えられました。

高純度!グルコサミン粒(オリヒロプランデュ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

【オリヒロプランデュ株式会社】高純度!グルコサミン粒の効果とエビデンス
オリヒロプランデュ株式会社の機能性表示食品,
機能性表示食品 高純度!グルコサミン粒のエビデンス(科学的根拠)

オリヒロプランデュ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品
【機能性表示食品 高純度!グルコサミン粒】のエビデンス。
科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・
商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・
当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する
届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に
関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の
評価を紹介します。

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o07オリヒロプランデュ株式会社
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機能性表示食品まとめ一覧

【届出番号】
G429

【届出日】
2021/08/03

【届出者名】
オリヒロプランデュ株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
機能性表示食品 高純度!グルコサミン粒

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
グルコサミン塩酸塩
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはグルコサミン塩酸塩が含まれます。グルコサミン塩酸塩は膝の動き(曲げ伸ばし)をサポートし、膝の違和感を軽減することが報告されています。
本品は膝関節に関する生活の質を高めたい方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
健常成人

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本品に含まれる機能性関与成分グルコサミン塩酸塩は、既存添加物として食品の製造に使用されるものです。またグルコサミンは甲殻類であるエビ・カニを由来としますが、これらは日本において喫食経験が豊富な食材です。
 グルコサミンを含むサプリメントは日本のみに限らず世界的に販売、使用されています。例えば米国では45歳から64歳の約7%が、65歳以上では約9%がグルコサミンを摂取しているとの統計データが2006年に公開されています。日本でもグルコサミンの需要は高く、昨今の国内流通量は1,350tと推定されています。
 本届出品と同等品は2013年から2015年までに累積29,000本超の販売実績がありますが、安全性情報として既報告されている軽い胃もたれ感についてのご相談数件を除いて、これまでに当該品摂取による健康被害の報告はありません。
 医薬品との相互作用につき調査しましたところ、抗血栓薬の作用を強める可能性が示唆されていましたが、本届出品は健康な方を対象にしていること、「医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください」と記載することから、医薬品を服用していない健康な方が適切に摂取する場合に安全性上の問題は無いと考えます。
 以上より、本品に含まれるグルコサミン塩酸塩には十分な食経験があり、本品を適切に一日摂取目安量1500mgで使用する場合、安全性に問題は無いと判断します。

【摂取する上での注意事項】
・一日摂取目安量をお守りください。
・原材料をご参照の上、甲殻類アレルギーの方や、その他食物アレルギーのある方はご利用を控えてください。
・粒の表面に見られる黒やオレンジの点や、特有の味(苦味・酸味など)は原料に由来するもので、品質には問題ありません。
・抗血栓薬をご使用の場合は、医師、薬剤師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
オリヒロプランデュ株式会社:国内GMP(公益財団法人 日本健康・栄養食品協会)、FSSC22000(UKAS)                                                                         バイホロン株式会社 大沢野工場:国内GMP(公益財団法人 日本健康・栄養食品協会)、米国GMP(UL Registrar LLC)、FSSC22000(Lloyd’s Register Quality Assurance Limited)

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
(ア)標題
 グルコサミンを摂取した場合、膝関節に影響を及ぼすかの検討

(イ)目的
 健常成人を対象にした臨床試験において、グルコサミンが膝関節の可動域の改善と違和感に関するレビューを行った。

(ウ)背景
 グルコサミンの機能性について個々の研究は複数実施されているものの、研究全体をまとめたレビューは未だ十分でありません。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
 国内外の科学論文データベースを用いて公表論文を検索、基準に合致する臨床研究内容を報告している3論文(査読付き)を評価対象として選択しました。

(オ)主な結果
・膝の可動域について
 グルコサミン1.5g/日を4週間以上摂取することによる膝の可動域について検証した。グルコサミン1.5g/日を4週間摂取することで、膝の曲げ伸ばしの可動域が拡大していくことが示された。膝の曲げ伸ばしの可動域が拡大することにより、歩行時の膝への負担が軽減され、生活の幅が広がると考えられる。

・膝の違和感の軽減について
 グルコサミン塩酸塩1.5g/日から2.0g/日を4週間以上摂取することで、膝の違和感の軽減について検証した。
 グルコサミン塩酸塩1.5g/日摂取するとVAS値は12週間後の評価で、有意差のある結果となった。KOOS評価の内、膝関連の生活の質に関しては、8週間後と12週間後に介入群は対照群に対して有意差が出た。グルコサミン塩酸塩2.0g/日摂取すると8週間後から有意に動きの改善が見られた。これらのことから、グルコサミン塩酸塩は、8週間以上摂取しないと改善効果が表れにくいと思われ、グルコサミン塩酸塩を1.5g/日、12週間以上摂取すると膝の違和感が軽減されることが示唆される。

・炎症マーカーについて
 グルコサミン塩酸塩1.5g/日12週間以上摂取することで、膝の炎症マーカーの軽減について検証した。グルコサミン塩酸塩1.5g/日を12週間摂取したが、炎症マーカーにおいて有意な差が見られなかった。これは、健常な成人を対象としたため、炎症マーカーの数値が低く、変動が少なかったと考えられる。

(オ):科学的根拠の質
 選択した論文内容の妥当性・信頼性について検討しました。試験への参加人数がより大きければ精確度が向上する(真の値により近づく)ものと考察されましたが、バイアス(偏たり・偏見)をはじめ科学的根拠の質に重大な影響を及ぼす深刻なリスクや問題は無いと判断しました。

 以上から、健常成人がグルコサミン塩酸塩を少なくとも1.5g/日で摂取した場合、膝の可動域の改善、膝の違和感を軽減することが結論として導かれる。

ゴールドメダル・ゼロ(株式会社メダリスト・ジャパン)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社メダリスト・ジャパンの機能性表示食品,ゴールドメダル・ゼロのエビデンス(科学的根拠)

株式会社メダリスト・ジャパンが消費者庁に届出た機能性表示食品【ゴールドメダル・ゼロ】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
G428

【届出日】
2021/08/02

【届出者名】
株式会社メダリスト・ジャパン
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【商品名】
ゴールドメダル・ゼロ

【食品の区分】
加工食品(その他)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
クエン酸

ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン

クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはクエン酸及びブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。
クエン酸は継続的な摂取により、日常生活や運動後の一時的な疲労感を軽減することが報告されています。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMI が高め( BMI24 以上 30 未満) の方の腹部の脂肪を減らす機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
日常生活や運動後の一時的な疲労感が気になる健常者またはBMI が高めの健康な方(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
【クエン酸】
クエン酸は、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類に多く含まれるαヒドロキシ酸の一種で、糖代謝 (クエン酸回路) の中間体としてエネルギー代謝において中心的な役割を果たしている。加えて、クエン酸はFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)により上限摂取量値を定めないとされている食品添加物である。
食品添加物一日摂取量総点検調査報告書では、本届出食品の喫食対象となる20-64歳で2056 mg/日、65歳以上で2189 mg/日と報告されている。
市販の果実ジュースに含まれるクエン酸量は、レモン及びライム果実を絞ったもので、それぞれ48 g/L及び46 g/L、100%のグレープフルーツジュースで25 g/L、オレンジジュースで17 g/Lとの報告があり、1日あたりに摂取しているクエン酸量と、本届出食品に含まれるクエン酸量は同程度である。更に、本届出食品が含有するクエン酸量は、果実ジュースに含まれているクエン酸量を大きく超えるものではない。
健常成人に対してクエン酸8100mgを4週間継続摂取した過剰摂取試験、2700mgを12週間摂取した長期摂取試験において、いずれも有害事象は認められず、安全性は十分であると考える。

【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】
 既存情報の調査では、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われていた。本届出商品と同じ1日摂取目安量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取の試験や、5倍量となるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、本届出商品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く、問題はないと考えられる。更に、届出商品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物であり、これらの結果から、機能性関与成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンおよび本届出商品は安全であり、本製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価した。

【摂取する上での注意事項】
●食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認のうえご使用をお決めください。
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
●1日の摂取目安量を守ってください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出食品を製造している工場は、国内の健康補助食品GMP認定工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造しています。GMPとは、「適性製造規範 (Good Manufacturing Practice) 」の略で、医薬品のGMPを参考に制定されたものです。本制度に適合した工場では、以下の様な徹底した製造管理・品質管理により製品を製造しています。・使用する原料のチェックを毎回行っています。・製品毎に決められた製造方法、条件により製造されています。・製造した結果は必ず記録書として残し、賞味期限内保管しています。・製造工程中には製品毎に決められた項目のチェックを行い、最終製品においては製造ロット毎に予め決められた品質項目について分析し異常の有無を確認し品質規格を外れた製品は排除しています。・製造した製品はロット毎に、品質分析結果と製造記録を確認し、どちらも問題ない場合にのみ出荷されます。・以上の製造を異物混入や腐敗などが発生しない様に、設備環境としても作業者に対しても厳密な衛生管理体制で行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
【クエン酸】
(ア)標題
クエン酸の日常生活や運動後の一時的な疲労感を軽減する作用に関する研究レビュー

(イ)目的
 クエン酸をヒトに摂取させた試験の論文を網羅的な文献検索により収集し、プラセボなどのコントロールと比較した無作為化比較試験(RCT)から健常な成人において疲労感が軽減されたか否かを合理的に検証することを目的とした。

(ウ)背景
 クエン酸はその酸味が好まれることから、食品添加物(酸味料)として広く利用されており、俗に「疲労回復に良い」などと言われている。
これまでクエン酸の疲労感軽減作用を総合的に評価した研究は行われていなかったため、プラセボとの比較においてクエン酸を摂取することにより日常生活や運動後の疲労感が軽減されるか検証することを目的としてレビューを実施した。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
検索の条件と除外の条件を定めて、2017年8月29日にJDreamIIIなど日本語と英語の検索サイト5種において、健常な成人の臨床試験文献を対象に検索を実施したところ、評価水準に合致した対象文献は4報であり、その有効性評価は無作為化比較試験(RCT)で、全て日本人を対象とした試験であった。

(オ)主な結果
 RCT論文4報の内、日常生活の一時的な疲労感について2報の論文及び運動後の一時的な疲労感についての2報の論文の概要を示す。

<日常生活の一時的な疲労感について>
①日常生活で疲労を感じやすく、疲労を自覚している健常成人男女24名にクエン酸 2700 mgまたはプラセボを1日1本、飲料として、8日間経口摂取させた。その結果、「全体的疲労感 (VAS)」では、変化量(後値-前値)の平均値差は-0.52(p=0.090)であり、クエン酸摂取による疲労感の軽減傾向がみられた。「精神的疲労感 (VAS)」では、変化量(後値-前値)の平均値差は-0.76(p=0.071)であり、摂取による疲労感の軽減傾向がみられた。「身体的疲労感(VAS)」では、変化量(後値-前値)の平均値差は-0.15であり、対照群と介入群の間にほとんど差がみられなかった。

②日常生活で疲労を感じやすく、疲労を自覚している健常成人男女625名にクエン酸 2700 mgまたはプラセボを1日1本、飲料として、28日間経口摂取させた。
その結果、「全体的疲労感 (VAS)」の結果では、変化量(後値-前値)の平均値差は1週目-0.18(p<0.05)、2週目-0.22(not significant、以後NS)、3週目-0.44(p<0.05)、4週目-0.50(p<0.05)であり、クエン酸摂取による疲労感の軽減がみられた。「精神的疲労感 (VAS)」では、変化量(後値-前値)の平均値差は1週目-0.10(NS)、2週目-0.09(NS)、3週目-0.16(NS)、4週目-0.08(NS)であり、摂取による疲労感の軽減はみられなかった。「身体的疲労感(VAS)」では、変化量(後値-前値)の平均値差は1週目-0.04(NS)、2週目-0.21(NS)、3週目-0.35(p<0.01)、4週目-0.36(p<0.01)であり、1週目と2週目において摂取による疲労感の軽減がみられなかったものの、3週目と4週目では疲労感の軽減がみられた。

<運動後の一時的な疲労感について>
①健常成人男女18名にクエン酸 2700 mgまたはプラセボを1日に10カプセルとして、8日間経口摂取させた。その結果、摂取直後に運動を負荷した試験の「運動後の疲労感 (VAS)」では、変化量(後値-前値)の平均値差は運動直後では-5.2、運動後の回復期間(4時間)経過後では-0.1だった(統計計算はされず)。運動直後の介入群の平均値(60.6±14.5)は対照群の平均値(74.6±13.2)と比較して有意(p<0.01)に低値であり、クエン酸摂取による運動後の一時的な疲労感の軽減がみられた。

②健常成人男性11名にクエン酸 1000 mgまたはプラセボを飲料として、1日間(単回)摂取させた。その結果、摂取直後に運動を負荷した試験の「運動後の疲労感 (VAS)」では、変化量(後値-前値)の平均値差は運動後30分では-11.4(p=0.0045)、運動後の翌朝では0であり、クエン酸摂取による運動後の一時的な疲労感の軽減がみられた。

尚、いずれの文献においてもクエン酸を含む試験食品に関連した有害事象は認められなかった。

(カ)科学的根拠の質
 レビューレベルの限界に関しては、レビュー対象となった論文は4報であり、出版バイアスの可能性は否定できない。また、エビデンスの程度も幅が見られたことなどから、今後相反する報告が発表されるなどによって、エビデンスの評価が変わる可能性があり、継続的に情報を収集することが求められる。

【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】
ア 標題
「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、腹部の脂肪を減らす機能に関する定性的研究レビュー
イ 目的
健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。
ウ 背景
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があり、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを摂取することで脂肪が減少するものと考えられます。しかし、ヒトを対象に脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取することによる、腹部脂肪を減らす作用について検証を行いました。
エ レビュー対象とした研究の特性
国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化比較試験)を採用しました。本採用文献の全体解析では、脂質異常・高血糖・高血圧のいずれかに該当する被験者が解析対象に含まれる恐れがあったため、正常範囲の被験者のみを対象としたサブグループ解析の結果を研究レビューの対象としました。本解析の対象者は、20-64歳の、BMIが高め(BMIが24以上30未満)の健康な男女52名を被験者とした試験でした。
※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。
オ 主な結果
採用文献から、健康な被験者が、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む食品を1日1粒、12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。
カ 科学的根拠の質
 評価した文献が1報のため科学的根拠の一貫性は不明であったものの、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されていました。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを継続して摂取することによって、腹部の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出製品でも同様の機能が期待できると考えられます。