| 機能性表示食品 届出企業全リスト | ||
八幡物産株式会社:見えるんです!の効果とエビデンス(科学的根拠) |
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![]() 届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名 |
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| H470 2022/08/31 八幡物産株式会社 (5270001003623) 見えるんです! 加工食品(サプリメント形状) アスタキサンチン、ルテイン |
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| 届出製品全リスト | ||
| 八幡物産株式会社 | ||
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| 参考 機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) ■生鮮食品の機能性表示食品 ■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
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【表示しようとする機能性】 |
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| 本品にはアスタキサンチン・ルテインが含まれます。 アスタキサンチンはピントを合わせやすくしてくっきり見る力(ピント調節力)を維持し、日常的なパソコンなどによる目の疲労感の改善や、目の使用による肩や腰の負担を軽減することが報告されています。 ルテインは目の黄斑部の色素量を維持する働きがあり、光の刺激からの保護や、ぼやけやかすみを解消しくっきり見る力を維持する(コントラスト感度を改善する)ことが報告されています。 |
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| Tweet | ||
【想定する主な対象者】 |
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| 疾病に罹患していない健康な成人 | ||
【安全性の評価方法】 |
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| 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
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【安全性に関する届出者の評価】 |
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| 【アスタキサンチン】 ・欧州食品安全機関(EFSA)は2019年にアスタキサンチンの安全性を再評価し、 一日摂取許容量(ADI)をこれまでの0.034 mg/kg体重から0.2 mg/kg体重へと修正した。それに伴い、通常の食事からの摂取量を考慮しサプリメントからの安全な最大摂取量を8 mg/日とした。 ・健康な成人にヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン12mg/日を12週間および9mg/日、20mg/日を4週間摂取させた試験において、試験食品に起因する副作用や有害事象は報告されていない。 以上より、本品のアスタキサンチンの一日摂取目安量は6mgであるため、本品を適切に摂取する上でアスタキサンチンの基本的な安全性に懸念はないと考えられる。 【ルテイン】 ・FAO/WHO合同食品添加物専門家会議ではルテイン及びゼアキサンチンの合計の摂取量として1日当たり2 mg/kg体重の摂取まで安全としている。 ・2010 年、EFSAは食品添加物としてのルテイン・ゼアキサンチンの再評価に関する科学的意見書を公表し、ADIを1mg/kg体重/日(体重60kgで換算すると60 mg/日)と設定した。 ・現在までに報告されているルテイン摂取による危害情報としてはルテインを毎日2年間摂取(摂取量や摂取形態は不明)した62歳の女性で柑皮症を発症した事例が1件あるが、本品に関しては摂取量を守り、適切に摂取することで柑皮症のリスクは低い。 ・50~70歳の健康な日本人男女17名がルテイン30mg含有サプリメントを6週間摂取したがルテイン摂取に関連する有害事象は認められなかった。 以上より、本品のルテインの一日摂取目安量は10mgであるため、本品を適切に摂取する上でルテインの基本的な安全性に懸念はないと考えられる。 本品の機能性関与成分以外の原材料も食品や食品添加物として使用されているものである。また、機能性関与成分アスタキサンチンを含有するヘマトコッカス藻色素ならびにルテインを含有するマリーゴールド色素は、いずれも食品衛生法に基づく既存添加物として登録されているため安全性が高く、原材料の安全性評価を最終製品に適用できると考えられる。 |
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【摂取する上での注意事項】 |
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| 一日摂取目安量をお守りいただき、過剰摂取はお控えください。 | ||
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
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| ・富士カプセル株式会社 食品工場 国内GMP、米国GMP ・八幡物産株式会社 国内GMP、FSSC22000、ISO22000 |
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【機能性の評価方法】 |
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| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | ||
【届出者の評価(エビデンス)】 |
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| 【アスタキサンチン】 ア 標題 アスタキサンチンの摂取による目の健康に係る機能に関する研究レビュー イ 目的 疾病に罹患していない健康な成人において、アスタキサンチン含有サプリメント形状食品の経口摂取は、プラセボ食品の経口摂取と比較して、目の健康に係る機能向上に有効か検証することを目的とした。 ウ 背景 アスタキサンチンは、主に甲殻類、魚類、藻類などに含有されているカロテノイドの一種で、近年、アスタキサンチンを摂取することにより、VDT(Visual display terminal)作業者の疲れ眼などの自覚症状と調節力が改善することが数多く報告されている。また、アスタキサンチンを機能性関与成分とする機能性表示食品の届出も散見される。しかしながら、目のピント調節力や疲労感など、焦点を絞ったSRが多く、目の健康に係る機能全体についての有効性を検証したSRは実施されていない。 エ レビュー対象とした研究の特性 基本的に「アスタキサンチン」あるいは「astaxanthin」を主たるキーワードにして、疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦を除く)を対象とした介入研究を複数のデータベースを用いて検索し、最終的に評価した文献数は5報であった。 オ 主な結果 1日当たり6mgのアスタキサンチンの摂取は、VDT作業者を始めとする目に疲れを感じている健常成人の、ピント調節力を維持し、目の疲労感や肩・腰の負担を軽減する機能を有することが示唆された。また、採用論文においてアスタキサンチン2~6mg/日の範囲において、安全性に問題がないことが確認できた。 カ 科学的根拠の質 採用論文5報におけるアスタキサンチンの摂取量・摂取期間の違いから、メタアナリシスは実施できず、定性的なレビューとなった。国内外の複数のデータベースを使用して文献検索したが、英語と日本語のみをキーワードとしたため、検索されなかった文献が存在する可能性がある。しかし、現時点において後発の研究によって大きく変更される可能性は低いと考えている。 【ルテイン】 ア 標題 ルテインの摂取による目の調子を整える機能に関する研究レビュー イ 目的 疾病に罹患していない健康成人が、ルテイン含有サプリメントを摂取することによる目の調子を整える機能に対する有効性、並びに機能性を示すのに適切なルテインの摂取量を再検討することを目的とした。 ウ 背景 ルテインはヒトの目の黄斑と水晶体に存在するカロテノイドであり、抗酸化物質として酸化ストレスを抑制したり、有害なブルーライトを吸収したりするなど、黄斑や水晶体を保護する機能が知られている。ルテインは体内では合成されない上、加齢や様々な要因により減少するため、食事から摂取することが必要である。著者らは2017年に健常者におけるルテインの目の調子を整える機能に関する有効性を機能性表示届出資料中(C209)のシステマティック・レビューにより報告しているが、2017年から2021年現在までの間に、ランダム化比較試験を行ったルテインの機能性に関わる論文がさらに報告された。そこで、ルテインの機能性の科学的根拠について新たな知見も考慮した上で、定性的レビューを実施した。 エ レビュー対象とした研究の特性 基本的に「ルテイン」あるいは「lutein」を主たるキーワードにして、疾病に罹患していない者を対象とした介入研究を複数のデータベースを用いて検索し、最終的に評価した文献数は5報であった。 オ 主な結果 採用した5報の論文において一部否定的な結果もあったが、黄斑色素光学密度とコントラスト感度に関する試験項目で有効性が示された。また、特段注意が必要な有害事象は記載されていなかった。 カ 科学的根拠の質 科学的根拠の信頼性を検討した結果、対象者が限定的であること、研究デザインや実施において偏りがあること、否定的な文献が出版されていない疑いがあること、測定法や測定条件が様々であり一貫していないこと等のバイアスが存在するため、科学的根拠の質の強さは中程度と判断した。しかしながら、これらのバイアスは結果や外挿性に大きな影響を与える問題ではなく、ルテインの目における黄斑色素光学密度上昇やコントラスト感度の改善に影響を及ぼすことを報告した他のシステマティック・レビューの結果と一致しており、表示しようとする機能性に対するエビデンスは確保されていると判断した。 |
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【アルファベット】から始まる機能性表示食品届出会社 【あ】から始まる機能性表示食品届出会社 【い】から始まる機能性表示食品届出会社 【う】から始まる機能性表示食品届出会社 【え】から始まる機能性表示食品届出会社 【お】から始まる機能性表示食品届出会社 【か】から始まる機能性表示食品届出会社 【き】から始まる機能性表示食品届出会社 【く】から始まる機能性表示食品届出会社 【け】から始まる機能性表示食品届出会社 【こ】から始まる機能性表示食品届出会社 【さ】から始まる機能性表示食品届出会社 【し】から始まる機能性表示食品届出会社 【す】から始まる機能性表示食品届出会社 【せ】から始まる機能性表示食品届出会社 【そ】から始まる機能性表示食品届出会社 【た】から始まる機能性表示食品届出会社 【ち】から始まる機能性表示食品届出会社 【つ】から始まる機能性表示食品届出会社 【て】から始まる機能性表示食品届出会社 【と】から始まる機能性表示食品届出会社 【な】から始まる機能性表示食品届出会社 【に】から始まる機能性表示食品届出会社 【ぬ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ね】から始まる機能性表示食品届出会社 【の】から始まる機能性表示食品届出会社 【は】から始まる機能性表示食品届出会社 【ひ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ふ】から始まる機能性表示食品届出会社 【へ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ほ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ま】から始まる機能性表示食品届出会社 【み】から始まる機能性表示食品届出会社 【む】から始まる機能性表示食品届出会社 【め】から始まる機能性表示食品届出会社 【も】から始まる機能性表示食品届出会社 【や】から始まる機能性表示食品届出会社 【ゆ】から始まる機能性表示食品届出会社 【よ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ら】から始まる機能性表示食品届出会社 【り】から始まる機能性表示食品届出会社 【る】から始まる機能性表示食品届出会社 【れ】から始まる機能性表示食品届出会社 【ろ】から始まる機能性表示食品届出会社 【わ】から始まる機能性表示食品届出会社 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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| 参考 機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) ■生鮮食品の機能性表示食品 ■免疫維持に効果の機能性表示食品 ■鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品 ■痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品 |
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【表示しようとする機能性】 |
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| 本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。 難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事から摂取した糖や脂肪の吸収を抑える機能があることが報告されています。 さらに、おなかの調子を整える機能があることが報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
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| 健常成人で、食事から摂取した糖や脂肪の吸収を抑えたい方、おなかの調子を整えたい方 | ||
【安全性の評価方法】 |
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| 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 | ||
【安全性に関する届出者の評価】 |
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| 本品は、一日摂取目安量の1本(125ml)当たりに難消化性デキストリン(食物繊維として)が5g含まれる食品である。難消化性デキストリンはトウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維であるため、原料としては食経験があると考えられる。また、難消化性デキストリンは特定保健用食品においても清涼飲料水、即席みそ汁(スープ)、米菓、ソーセージなど様々な形態の食品に使用されている実績がある。本品はその一日摂取目安量の範囲内であるため、摂取量においても十分な食経験があり、安全である。 以上の結果から、難消化性デキストリンについては既存情報による食経験から安全が確認され、本品の安全性については問題ないと結論づけた。したがって、本品は健康成人を対象として、一日摂取目安量を守り、適切に摂取すれば、安全性に問題は無いと判断した。 |
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【摂取する上での注意事項】 |
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| 多量に摂取することにより、疾病が治癒するものではありません。飲みすぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなることがあります。 | ||
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
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| 本品を製造している工場では以下の認証を取得し、衛生管理や規格外製品の流通防止に向けた体制を構築しております。 株式会社 トッパンパッケージングサービス袖ヶ浦ビバレッジ工場 ISO22000 <FSM44924> |
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【機能性の評価方法】 |
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| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | ||
【届出者の評価(エビデンス)】 |
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| (ア)標題 ① 難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する糖の吸収抑制作用に関する研究レビュー(メタアナリシス) ② 難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する脂肪の吸収抑制作用に関する研究レビュー(メタアナリシス) ③ 難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する整腸作用(便通改善作用)に関する研究レビュー(メタアナリシス) (イ)目的 ① 健常成人に対して、難消化性デキストリンの単回摂取が糖の吸収抑制作用を示すかどうかを確認する。 ② 健常成人に対して、難消化性デキストリンの単回摂取が脂肪の吸収抑制作用を示すかどうかを確認する。 ③ 健常成人あるいは便秘傾向の成人に対して、難消化性デキストリンを摂取することにより、整腸作用(便通改善作用)が見られるかを確認する。 (ウ)背景 近年、我が国においてメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は動脈硬化疾患や虚血性心疾患を誘発する要因となっており、特に脂質異常症は動脈硬化の危険因子であることから、食生活の改善などによる一次予防が望まれている。難消化性デキストリンの経口摂取によって、①糖の吸収を抑制し食後血糖値の上昇を抑制する、②脂肪の吸収を抑制し食後血中中性脂肪値の上昇を抑制する、③おなかの調子を整える作用を有するとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、①糖の吸収抑制作用、②脂肪の吸収抑制作用、③整腸作用(便通改善作用)について研究レビューを実施した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 PubMed、CENTRAL、医中誌Web、J-GLOBAL、UMIN-CTR、PROSPERO、の6つのデータベースを用いて①糖の吸収抑制、②脂肪の吸収抑制に対する難消化性デキストリンの機能性について文献調査を実施した。③整腸作用に関してはPubMed、Cochrane Library、医中誌Web、CiNii Articlesの4つのデータをベース用いて難消化性デキストリンの機能性について文献調査を実施した。 ① 糖の吸収抑制作用について、2019年7月4日以前に公開された論文を対象に検索を行った。検索の結果、24報の論文が抽出された。対象者は全て日本人で、疾病にり患していないものであった。 ② 脂肪の吸収抑制作用について、2019年7月2日以前に公開された論文を対象に検索を行った。検索の結果、9報の論文が抽出された。対象者は全て健常成人もしくは空腹時血中中性脂肪値が200mg /dL未満の者であった。 ③ 整腸作用について、2014年12月15日以前に公開された論文を対象に検索を行った。検索の結果、26報の論文が抽出された。対象者は全て疾病にり患していない者であった。 (オ)主な結果 ① 論文を統計解析した結果、プラセボ群に対し難消化性デキストリン単回摂取介入群で食後血糖値の「血糖濃度曲線下面積(AUC0-2hr)」の有意な低下が確認された。 ② 論文を統計解析した結果、プラセボ群に対し難消化性デキストリン単回摂取介入群で食後中性脂肪値の「血中中性脂肪濃度曲線下面積(AUC0-6hr)」の有意な低下が確認された。 本研究レビューの適格基準は空腹時血中中性脂肪値が200mg/dL未満の成人とした。採用論文9報のうち機能性表示食品の対象者である健常成人(空腹時血中中性脂肪値150mg/dL未満;10名)のみで層別解析された論文を用いて追加解析を行った。その結果においても、介入群では対照群と比較してAUC0-6hrが有意に低下することが確認された。 ③ 論文を統計解析した結果、排便回数、排便量において、プラセボ群に対し難消化性デキストリン摂取群で排便回数と排便量の増加が確認された。 (カ)科学的根拠の質 糖の吸収抑制作用、脂肪の吸収抑制作用についての研究レビューでは6つのデータベースを使用し網羅的に検索が行われている。また、整腸作用についての研究レビューでは4つのデータベースを使用し網羅的に検索が行われている。検索の結果、効果を示す論文がそれぞれ24報、9報、26報あり、論文数も十分であると判断する。またエビデンスの強さについても評価の結果、3つの作用ともにAと判定し十分な科学的根拠があると判断した。ただ、未報告研究の存在や出版バイアスの可能性が否定できないため、引き続き検証する必要があると考察される。 |
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