2018年2月11日日曜日

ルテイン(株式会社てまひま堂)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社てまひま堂(法人番号:9340001004957)が消費者庁に届出た機能性表示食品【ルテイン】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C359
【届出日】
2017/12/18
【届出者名】
株式会社てまひま堂
株式会社てまひま堂の商品一覧楽天市場
【商品名】
ルテイン
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ルテイン
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【表示しようとする機能性】
本品にはルテインが含まれます。
ルテインには網膜の黄斑色素量を補い、ブルーライトなどの光の刺激から眼を保護する機能が報告されています。
さらに、コントラスト感度(色の濃淡を判別する力)の改善によって、眼の調子を整える機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
ブルーライトなどの光の刺激が気になる成年健常人
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.当該製品の喫食実績
 当該製品の喫食実績はないため、機能性関与成分であるルテインの安全性についてまとめた。
2.ルテイン
 当該製品の原料であるマリーゴールド由来のルテインは販売実績が10年以上あり、延べ人数で一千万人以上の日本人で使用されてきた。また、当該成分はFDAにおいて安全性が確認されGRAS認定されている。さらに、健常人がルテイン30mgを摂取した場合に顕著な副作用の発現は観察されておらず、当該成分の成分組成規格と同一であることを前提として、WHOにおいて、マリーゴールド由来のルテインとして一日摂取許容量(ADI)は体重あたり0-2mg/kg(体重50kgの場合で100mg)と評価されている。
 当該成分の一日摂取目安量は12mgであり、ヒト臨床試験において2.5倍量の摂取における安全性が確認され、WHOにおいて設定されたADI上限値を考慮した場合5倍量以上の摂取において安全性に問題はないと評価されている。
 なお、カロテンやルテイン等のカロテノイドを過剰に摂取した場合に皮膚の色が黄色くなることがあるが、通常は回復性があり、カロテノイドの摂取を止めると自然に元に戻る。
3.相互作用
 ルテインに関して、薬物との相互作用が観察されたという報告はない。
4.総括
 当該製品における機能性関与成分であるルテインの一日摂取目安量は12mgであり、既存の情報から適切に摂取する場合には安全性に問題はないと判断した。
【摂取する上での注意事項】
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
●一日摂取目安量を守ってください。
●製品には万全を期しておりますが、原材料にアレルギーをお持ちの方や体質に合わない方は速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
●カプセル工場:株式会社三協 日の出工場(日本健康・栄養食品協会GMP認証取得/ISO22000:2005認証取得)●充填・包装工場:株式会社てまひま堂 日置工場(日本健康・栄養食品協会GMP認証取得/ISO22000:2005認証取得/NSF-GMP取得)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
1.ルテイン(網膜の黄斑色素量を補う機能)
【標題】
機能性関与成分マリーゴールド色素由来ルテイン摂取による黄斑色素光学密度に対する機能性に関する研究レビュー
【目的】
成年健常人がルテインを摂取した場合に網膜の黄斑色素量を増やす効果があるかについて、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。
【背景】
ルテインは黄斑を中心とする眼の網膜に蓄積し、ブルーライトなどから眼を守るフィルターあるいは抗酸化物質として期待され、広く利用されてきた。しかしながら、成年健常人が眼の健康維持を目的としてルテインを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。
【レビュー対象とした研究の特性】
2016年2月2日に2015年12月までに報告された論文から抽出した、日本人を含む18-70才の健常人男女を対象としたルテインを摂取し、ルテインの血中濃度あるいは黄斑の色素量を測定している9件の質の高い臨床試験を評価の対象とした。
【主な結果】
成年健常人がルテインを摂取することにより、ルテインの血中濃度が上昇し、網膜にある黄斑の色素量も増加することが明らかとなった。また、視覚の中核を担う黄斑や網膜に蓄積したルテインはブルーライトなどの光ストレスから網膜を守ることが強く示唆されている。なお、ルテインの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。
【科学的根拠の質】
評価の対象は健常人を対象とした比較的質の高い臨床試験であり、摂取した機能性関与成分の同等性についても厳密に考慮していることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、ルテインは人の体内で生合成されず、食物等から摂取したルテインが生体内に吸収され、血液中から網膜部分にルテインが移行するメカニズムはほぼ解明されている。以上のことから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。なお、ルテインは緑黄色野菜等に含まれる成分であり、食事等でルテインを十分量摂取している場合は本研究レビューの結果は反映されない可能性がある。

2.ルテイン(コントラスト感度を改善する機能)
【標題】
マリーゴールド色素由来の機能性関与成分ルテイン摂取によるコントラスト感度に対する機能性に関する研究レビュー
【目的】
成年健常人がルテインを摂取した場合にコントラスト感度を改善する効果があるか、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。
【背景】
ルテインは黄斑を中心とする眼の網膜に蓄積し、ブルーライトなどから眼を守る光フィルターあるいは抗酸化物質として期待され、広く利用されてきた。しかしながら、成年健常人がコントラスト感度の維持や改善を目的としてルテインを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。
【レビュー対象とした研究の特性】
2016年2月3日に2015年12月までに報告された論文から抽出した、アジア人を含む18-70才の健常人男女を対象としたルテインを摂取し、ルテインの血中濃度およびコントラスト感度を測定している3件の質の高い臨床試験を評価の対象とした。
【主な結果】
成年健常人がルテインを摂取することにより、コントラスト感度が改善することが明らかとなった。コントラスト感度は色の濃淡や見ているものの輪郭を判別する力の指標であり、コントラスト感度が低下すると視覚の対象物がかすんで見えたり、見えにくく感じることがある。ルテインの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。
【科学的根拠の質】
評価の対象は比較的質の高い臨床試験であり、摂取した機能性関与成分の同等性についても厳密に考慮していることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、食物等から摂取したルテインが網膜部分に移行してコントラスト感度を改善するメカニズムは文献で示されていることから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。なお、ルテインは緑黄色野菜等に含まれる成分であり、食事等でルテインを十分量摂取している場合は本研究レビューの結果は繁栄されない可能性がある。


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
平成27年度・平成28年度で930件もの商品が、消費者庁に届出られています。

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参考サイト

毎日歩幸(株式会社ダイセイコー)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社ダイセイコー(法人番号:6010001049798)が消費者庁に届出た機能性表示食品【毎日歩幸】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C358
【届出日】
2017/12/18
【届出者名】
株式会社ダイセイコー
株式会社ダイセイコーの商品一覧楽天市場
【商品名】
毎日歩幸
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
非変性Ⅱ型コラーゲン
非変性Ⅱ型コラーゲンを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品には非変性Ⅱ型コラーゲンが含まれています。
非変性Ⅱ型コラーゲンには関節の柔軟性、可動性をサポートすることが報告されています。
【想定する主な対象者】
健康な成人男女
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該製品「毎日歩幸」の機能性関与成分「非変性Ⅱ 型コラーゲン」を含む食品は、これまでの日本における販売で過去 13 年間に 1 億食以上であり、長い食経験(喫食実績)を有している。また、発売開始か ら 2017 年 3月 28 日時点において、非変性Ⅱ型コラーゲンを含む食品に関する重大・重篤な健康被害は報告されていない。 さらに、非変性Ⅱ型コラーゲンの安全性に関する文献情報の検索を行った ところ、既存情報からも安全性に問題のないことが確認された。また、日本人の健常者を対象として非変性Ⅱ型コラーゲンの臨床試験(5 倍量の過剰摂取の臨床試験)を行った結果でも安全性に問題のないことが確認されている。な お、2017 年 3月 31 日時点において非変性Ⅱ型コラーゲンに関する医薬品との相互作用についても問題のある報告は確認されていない。このような背景から、機能性関与成分「非変性Ⅱ型コラーゲン」は長い食経験を有しており、既存情報及び臨床試験結果からも安全性に関する評価が十分に確認できたことから、当該製品の安全性には問題がないものと判断できる。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量をお守りください。食物アレルギーのある方は、原材料をご参照の上、召し上がらないでください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該食品「毎日歩幸」は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会から認証を 受けた GMP 適合協力工場(株式会社 AFC-HD アムスライフサイエンス)にて、 GMP 規定に準拠した衛生管理、品質管理に基づき、製造している。 機能性関与成分「非変性Ⅱ型コラーゲン」は、米国 NSF International FUG1 0EG"wFFai GMP 4:oe S&kHAll American PharmaceuticalHFuFFo, cGMP 規定に 準拠した衛生管理、品質管理に基づき、分析確認を実施している。さらに、 日本における原料販売会社(株式会社龍泉堂)の帝京大学共同研究室においても機能性関与成分の分析を実施している
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
標題 : 非変性Ⅱ型コラーゲンの関節に及ぼす影響についての検討。

目的 : 健康な成人男女を対象とした非変性Ⅱ型コラーゲン含有食品の摂取が、非摂取(非変性Ⅱ型コラーゲン非含有食品の摂取)と比較して関節へあたえる効果について、科学的に評価することを目的とした。

背景 : 非変性Ⅱ型コラーゲンは、これまでに関節症患者において関節の快適さ(痛みや腫れなど)に有用であることが報告されている。 そこで、健康な成人男女における関節への機能性(柔軟性、可動性)における効果についても期待できると考えられる。

レビュー対象とした研究の特性 : 対象としたデータベース(PubMed、Google Scholar、Scopus、Clinicaltrials.gov、医中誌、CiNii、J-Stage)において、健康な男女を対象に非変性Ⅱ型コラーゲンの経口摂取によって関節への機能性を検討したランダム化コントロール比較試験の文献を検索した。 抽出した研究論文に関して、質の分析を行いエビデンスの強さを評価した。

主な結果 : 文献調査を行った結果、採用論文は 1 報であっ た【 J Int Soc Sports Nutr , 10;48, 1-12 (2013)】。健康な成人男女において非変性 Ⅱ型コラーゲン(1 日当たり 10 ㎎)を経口摂取することにより、非摂取群に比較して膝関節の可動域である曲げ伸ばし範囲(すなわち柔軟性、可動性)の有意な改善が認められた。また、非変性Ⅱ型コラーゲン摂取における有害と判断される事象は認められなかった。ただし、当該論文が 1 報であったことから一貫性などの分析は行えず、また研究規模(非変性Ⅱ型コラーゲン含有食品摂取群 27名、非変性Ⅱ型コラーゲン非含有食品摂取群 28名)が中程度であり、 資金源も民間会社の研究論文であったため、エビデンス総体としては中程度と評価された。

科学的根拠の質 : 採用論文は 1 報ではあったが、査読付き論文であり、ランダム化コントロール比較試験であったため、エビデンスの質は高いと考えられる。本研究レビューにより、非変性Ⅱ型コラーゲン を 1 日 10 ㎎摂取することは、膝関節への機能性(柔軟性、可動性)に有用であることが確認された。 以上のことから、当該製品の機能性表示は適切であると判断した。本研究レビューの限界については、未発表の研究データが存在する可能性が否定できないものの、文献検索は科学技術分野から医療分野の主要な7つのデータベースを使用しているため、現時点で公表されている当該研究をほぼ網羅していると判断した。しかしながら、UMIN-CTRの活用が進んでいないことから、出版バイアスの可能性は否定できないと判断した。


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ブリオクリア(オーム乳業株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


オーム乳業株式会社(法人番号:3290001053759)が消費者庁に届出た機能性表示食品【Brio Clear(ブリオ クリア)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C357
【届出日】
2017/12/18
【届出者名】
オーム乳業株式会社
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【商品名】
Brio Clear(ブリオ クリア)
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
DHA・EPA
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【表示しようとする機能性】
本品にはDHA・EPAが含まれます。
DHA・EPAには中性脂肪を下げる機能があることが報告されています。本品は中性脂肪が高めの方に適しています。
【想定する主な対象者】
中性脂肪が気になる方(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
独立行政法人 国立健康・栄養研究所の素材情報データベースによると、DHAとEPAは適切に用いれば経口摂取でおそらく安全であるとされている。1日3 g以上の摂取で、凝血能が低下し出血しやすくなる可能性が報告されている。
また、一般社団法人 日本健康食品・サプリメント情報センターのナチュラルメディシン・データベース第一版によると、DHAは適切に使用すれば、ほとんどの人には安全であるとされている。
当該製品は1日摂取目安量あたりDHA・EPAを合計300mg含む。摂取量を適切な範囲内に収めることにより、十分な安全性を確保できるものと判断した。
【摂取する上での注意事項】
1.当該製品の摂取量を適切な範囲内に収めるため、「多量に摂取することにより、より健康が増進するものではありません。」を表示する。

2.本品は疾病に罹患していない成人を対象として開発しているが、DHA・EPAについては医薬品との相互作用の可能性が報告されているため、摂取する上での注意事項として、「血液凝固抑制薬、高血圧治療薬、血圧降下薬、乾癬治療薬を服用中の方は、医師、薬剤師にご相談ください。」とパッケージに記載している。

【本品を販売することの適切性】
 上記の注意喚起をすることで、利用者に対して摂取上の注意を促し、想定される健康被害を防止できると考えられる。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
品質マネジメントシステムのISO9001を取得し、他製品(乳と乳製品)で取得しているHACCPの考え方に準じて、各種製造記録の確認と併せて出荷検査を実施し、合否判定の後に製品を出荷するシステムを運用している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
標題;DHA・EPAの中性脂肪を下げる機能に関する評価(研究レビュー)

目的;疾病に罹患していない者及び中性脂肪がやや高めの者において、DHA・EPAの継続経口摂取は中性脂肪を低下させるか検証するため、研究レビューを実施した。

背景; DHA・EPAの中性脂肪を低下させる機能は、既に多く報告されており、特定保健用食品としても販売実績がある。この機能性を機能性表示食品制度に従った評価とするため、本研究レビューを実施した。

レビュ-対象とした研究の特性;国内外のデータベースを検索し、9報の文献を採用した。いずれもコントロール群を対照とした無作為化比較試験(RCT)であり、疾病に罹患していない者のみの試験が5報、中性脂肪がやや高めの者を含む試験が4報であった。DHA・EPAの1日摂取量は182~3800mgであった。

主な結果;疾病に罹患していない者のみの試験と中性脂肪がやや高めの者を含む試験を合わせた採用文献9報のうち、中性脂肪低下における群間での有意差は3報で確認できた。うち1報は日本人での試験であった。更に、群内での有意差も2報で認められた。

疾病に罹患していない者のみの試験は5報あり、うち中性脂肪低下における群間での有意差は1報で確認できた。更に、群内での有意差は2報で認められた。

このように、DHA・EPAの中性脂肪低下機能は群間での有意差が確認され、更に群内での有意差も認められた。以上より、totality of evidenceの観点からDHA・EPAに中性脂肪低下機能が期待できると考えられた。

1日の摂取量としては、DHA・EPA 合計182~3570mgで中性脂肪低下が認められた。よって、1日にDHA・EPAを182mg以上摂取することで、中性脂肪を下げる機能が期待できると考えられた。

科学的根拠の質;全採用文献はRCTであり、一貫性も高く、科学的根拠の質は機能性評価に値すると考えられた。なお、出版バイアス(否定的な結果の研究は公開されにくい)について、報告されていない研究を検索したが該当はなかった。しかし、未発表研究が存在する可能性は否定できず、今後も研究動向を注視していく必要がある。

 以上より、1日摂取目安量あたりDHA 203mg・EPA 97mg、DHA・EPA合計300mg含む当該製品は中性脂肪を下げる機能が期待でき、中性脂肪が高めの方に適していると考えられる。


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キリンホップホップ(麒麟麦酒株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


麒麟麦酒株式会社(法人番号:1010001098858)が消費者庁に届出た機能性表示食品【キリン ホップホップ】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C356
【届出日】
2017/12/18
【届出者名】
麒麟麦酒株式会社
麒麟麦酒株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
キリン ホップホップ
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
熟成ホップ由来苦味酸
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【表示しようとする機能性】
本品には熟成ホップ由来苦味酸が含まれるので、体脂肪を減らす機能があります。
【想定する主な対象者】
肥満傾向の方、体脂肪が気になる方
【安全性の評価方法】
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
①食経験の評価 
当該製品に配合する原材料である熟成ホップエキスには、体脂肪低減作用がある成分(熟成ホップ由来苦味酸)が含まれている。本成分は、ホップを長期常温保存した際にホップの苦み成分である苦味酸(α酸、β酸)が酸化されることにより生成され、国内外で市販されているビールに約19.1~210 mg/L含まれることが報告されている。しかし、当該製品に含まれる熟成ホップ由来苦味酸と同一の成分組成で同等量(35 mg/本)含む製品の販売実績はないことから喫食実績による安全性の評価は不十分であると判断した。そこで以下に安全性試験の実施による評価を行った。

②安全性試験の実施による評価 
当該製品に配合する原材料である熟成ホップエキス(熟成ホップ由来苦味酸含有エキス)について微生物、培養細胞及びラットを用いて発がん性の有無を簡便に評価できる試験を実施したところ、発がん性を懸念する結果は認められなかった。また、ラットを用いた急性毒性試験及びラットに90日間毎日摂取させた試験においても、安全性を懸念するような所見は認められなかった。
更に当該製品と同じ熟成ホップ由来苦味酸を同量含む炭酸飲料をヒトに摂取させた試験(熟成ホップ由来苦味酸35 mg/日を12週間、105 mg/日を4週間)を実施したところ、当該飲料摂取による臨床検査値の異常や体調不良等の症状は認められなかった。

③医薬品との相互作用の評価 
熟成ホップ由来苦味酸と医薬品との相互作用に関する報告は、各種データベースを調査したが、問題となるような報告はなかった。
【摂取する上での注意事項】
・多量摂取によって、より健康が増進するものではありません。
・飲みすぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなることがあります。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
キリンビール社では、製造・製品やサービスの品質保証に関するシステムであるISO 9001を取得している。また、「キリンビール株式会社 品質マニュアル」を制定し、製品の生産及び品質管理に関する基準類を規定し、運用している。
【機能性の評価方法】
最終製品を用いた臨床試験(人を対象とした試験)により、機能性を評価している。
【届出者の評価】
①標題
「熟成ホップ由来苦味酸」を含む飲料の摂取による体脂肪低減作用の評価

②目的
BMIが高めの健常な成人男女に、当該製品を摂取させ、体脂肪が低減するかを評価した。熟成ホップ由来苦味酸を含まない飲料(プラセボ飲料)を比較対象とした。

③背景
熟成ホップ由来苦味酸は、ホップの酸化熟成により生成する、α酸及びβ酸由来の酸化物であり、β-トリカルボニル基を有する化合物である。これまでの基礎研究により、げっ歯類において熟成ホップ由来苦味酸が、褐色脂肪組織での熱産生亢進により高脂肪食負荷による体脂肪の蓄積を抑制することが報告されている。動物試験で確認された効果がヒトでもみられるかを検討するため、当該試験を実施した。

④方法
20歳以上65歳未満でBMI が高め(25以上30未満)の健常な成人男女200 名を対象に、無作為に割り付けを行った対照群との比較試験で行った。被験者を、熟成ホップ由来苦味酸を35 mg含む飲料を摂取する被験飲料群とプラセボ飲料を摂取するプラセボ飲料群の2群に分け、1 日1 回、12 週間摂取させた。後観察期間として、摂取終了後4週間まで観察を行った。摂取8、12 週間後、後観察期間後の腹部脂肪面積(内臓脂肪面積、皮下脂肪面積、全脂肪面積)の摂取開始時からの変化量を評価した。さらに、摂取4、8、12 週間後、後観察期間後の体脂肪率、体重、BMIの摂取開始時からの変化量を評価した。試験の実施は第三者機関によって行われ、試験費用はキリン㈱が負担した。その他に特筆すべき利益相反はない。

⑤主な結果
被験者200名は100名ずつ無作為に2群に割り付けられ、12名が脱落し試験を終了した被験者は188名(各群94名)であった。事前に定めた除外基準により10名が解析対象から除外され、最終的な解析対象者数は178名(被験飲料群91名、プラセボ飲料群87名)であった。
被験飲料群で摂取8、12週間後に内臓脂肪面積が、摂取12週間後に全脂肪面積が、それぞれ有意に低減した。さらに、被験飲料群で摂取4、8、12週間後に体脂肪率が、摂取4週間後に体重及びBMIが、それぞれ有意に低減した。
なお、試験飲料と関連性のある有害事象は観察されず、循環器、血液、及び尿検査値の臨床上の異常変動も観察されなかった。

⑥科学的根拠の質
本試験は特定保健用食品の試験方法に準拠していることから、本結果の信頼性は高く、科学的根拠の質は十分であると判断した。本試験結果より、BMIが高めの健常な成人が、熟成ホップ由来苦味酸35 mg を含む飲料を12週間継続摂取することで、体脂肪が低減することが示された。


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爽健美茶 健康素材の麦茶1L(日本コカ・コーラ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


日本コカ・コーラ株式会社(法人番号:6011001017563)が消費者庁に届出た機能性表示食品【爽健美茶 健康素材の麦茶1L】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C355
【届出日】
2017/12/17
【届出者名】
日本コカ・コーラ株式会社
日本コカ・コーラ株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
爽健美茶 健康素材の麦茶1L
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
ローズヒップ由来ティリロサイド
ローズヒップ由来ティリロサイドを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。
ローズヒップ由来ティリロサイドには、体脂肪を減らす機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)および授乳婦を除く)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
①喫食実績による食経験の評価
 本品は機能性関与成分のローズヒップ由来ティリロサイド(以下、当該成分と略す)と安全性が十分に確認された原材料で製造した清涼飲料水で、1日摂取目安量の500 ml(1本)に当該成分を0.1 mg含みます。当該成分はバラ科のローズヒップの種子に含まれるポリフェノールの一つです。
 弊社は、2009年7月に当該成分を本製品と同量含むブレンド茶「ラブボディ スマートダイエット」を全国販売し、2010年4月の販売終了までに累計130万本を販売しました(出荷ベース)。また2010年5月には、当該成分を本製品と同量含有する清涼飲料水「ラブボディ ローズヒップワークス」を全国販売し、2011年6月の販売終了までに累計100万本を販売しました(出荷ベース)。いずれにおいても本製品摂取に起因する重大な健康被害は報告されていません。
 他社からも当該成分を含む食品が約10年前から累計15万個以上全国で販売されていますが、当該成分に起因する重大な健康被害は報告されていません。当該食品は現在、機能性表示食品として全国販売されています(当該成分の1日当りの摂取目安量は0.1㎎)。
 以上より、本邦では当該成分を0.1mg含有する食品の食経験があり、重大な健康被害を生じる可能性は低いと判断しました。

②既存情報を用いた安全性試験の評価
 当該成分を0.1mg含む森下仁丹社のローズヒップエキス「ローズヒップポリフェノール」は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会が実施している健康食品の安全性自主点検認証制度(第三者認証)により、2011年から継続して認証され、安全性が確認されています。
 以上のことから、「ローズヒップ由来ティリロサイド」は1日当り約0.1㎎の摂取において概ね安全であると判断しました。
 また、医薬品との相互作用の報告は見当たらなかったことから、医薬品との相互作用においては特に問題ないと考えました。
【摂取する上での注意事項】
1日の摂取目安量を守ってください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
FSSC 22000を取得した工場で製造いたします。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
【標題】「ローズヒップ由来ティリロサイド」を含む食品の体脂肪を減らす機能に関する研究レビュー

【目的】「ローズヒップ由来ティリロサイド」を含む食品を摂取した際の体脂肪を低減する機能を確認するため、健康な成人男女を対象として実施された、「ローズヒップ由来ティリロサイド」を含まない食品と比較した国内外の論文を検索・調査し、「ローズヒップ由来ティリロサイド」の体脂肪減少機能の科学的根拠を評価しました。

【背景】機能性関与成分である「ローズヒップ由来ティリロサイド」は、主に南アメリカのチリや、ヨーロッパなどで収穫されるバラ科のローズヒップの種子に含まれるポリフェノールの一つです。体脂肪低減作用については、動物での研究報告があり、ティリロサイドがその関与成分として明らかにされています。しかしながら、網羅的に人での報告についてまとめて評価した論文が見当たらなかったため、「ローズヒップ由来ティリロサイド」を含む食品の摂取が、健康な成人男女の体脂肪低減に有効であるか、検証が必要となりました。

【レビュー対象とした研究の特性】
臨床試験登録データベース:
PubMed、医中誌、The Cochrane Library、 JDreamⅢ、Web of Science、 PROSPERO、ClinicalTrials.gov、UMIN-CTR、ICTRP
(検索対象期間:開設あるいは掲載されている最初の時点から2015年12月 25日)のデータベースを用い 2015年12 月25日に検索を実施しました。

日本人の健康な成人男女を対象集団とし、「ローズヒップ由来ティリロサイド」摂取しない群と比較したランダム化比較試験である1報の論文が見つかりましたので、その論文報告の内容を評価しました。

採用した論文の特性
対象者の特性:日本人の健康な成人男女で、BMI(Body Mass Index)が25.0 kg/㎡以上30.0 kg/㎡未満 32名
研究デザイン:RCT

【主な結果】採用された1報では、BMI(Body Mass Index)が25.0 kg/㎡以上30.0 kg/㎡未満の健康な(疾病に罹患していない)成人男女を対象とし、ローズヒップエキスを含む錠剤の摂取により(ティリロサイドの含量は、1日あたり0.1 mg)、摂取12週間後において、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積及び腹部内臓脂肪面積の変化量が、ローズヒップエキスを含まない錠剤を摂取した場合と比較して、有意な低値を示す結果が認められました。
また別途、初期の内臓脂肪面積が100cm2 超える被験者を除いた健常者18名を対象として層別解析を行った結果、ローズヒップエキスを含む錠剤の摂取12週間後において、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積及び腹部内臓脂肪面積の変化量は、ローズヒップエキスを含まない錠剤を摂取した場合と比べいずれも有意な低値を示す結果が認められました。

【科学的根拠の質】採用文献が1報であったため、科学的根拠の一貫性を示すことができず、バイアスの評価には至りませんでしたが、ティリロサイドを(0.1 mg;1日摂取目安量として)含有するローズヒップエキスを含む食品の体脂肪低減作用については、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、試験計画がよく遵守されていることから、ローズヒップエキスを含む食品の摂取が体脂肪低減作用に有効であるという結果が、後発の同様な研究により大きく否定されることはないと考えます。

(構造化抄録)


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
平成27年度・平成28年度で930件もの商品が、消費者庁に届出られています。

平成29年度届出一覧

アナタに最適な商品が表示されています。


【平成28年度届出一覧(620件)】
B1~B50

B51~B100

B101~B150

B151~B200

B201~B250

B251~B300

B301~B400

B401~B500

B501~B600

B601~B620

【平成27年度届出一覧(310件)】
A1~A50

A51~A100

A101~A150

A151~A200

A201~A250

A251~A300


A301~A310

参考サイト