2019年3月6日水曜日

Jチャージ(フォーデイズ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


フォーデイズ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【Jチャージ(ジェイチャージ)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。
過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
フォーデイズ株式会社



【届出番号】
D444
【届出日】
2019/01/10
【届出者名】
フォーデイズ株式会社
フォーデイズ株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
Jチャージ(ジェイチャージ)
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品にはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンが含まれます。サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンには、膝関節の不快感を持つ方の軟骨成分の分解を抑え、関節軟骨の保護に役立ち、膝関節の可動性をサポートすることが報告されています。
【想定する主な対象者】
膝関節の不快感が気になる健常成人
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
 本届出食品に含まれる機能性関与成分「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」はサケOncorhynchus keta (Salmonidae)の鼻軟骨から酢酸溶液にて抽出して得られたものです。
本届出食品中の「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」は、原料供給元のグループ企業によって、2011年から同一の機能性関与成分を含む(一日当たりの摂取目安量 10mg)錠剤の商品が販売されている実績があります。また、2016年8月の時点で累計44万個以上製造されていますが、この期間において、健康被害等の報告はありません。
更に、機能性関与成分「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」の基原であるサケの鼻軟骨は、氷頭(ひず)と呼ばれ、北海道や東北地方では郷土料理(氷頭なます)として食されています。本届出食品には、この郷土料理と同様にサケ鼻軟骨から酢酸抽出法により得られた成分が含まれています。「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」は、この料理一食分に300~400mg相当含まれており、本届出食品中の機能性関与成分の一日当たりの摂取量の約30~40倍です。
2. 既存情報の安全性調査結果
「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」の安全性に関する論文4報
・ラット90日間反復投与毒性試験 有害事象は認められなかった。
・過剰摂取試験(4週間)有害事象なし(50mg/日)
・遺伝毒性試験(細菌を用いる復帰突然変異試験)遺伝子突然変異誘発能を有さない。
・長期摂取試験(12週間)有害事象なし(10mg/日)
・急性毒性試験(単回投与毒性試験)概略の致死量 約1000mg/kg以上
3. 医薬品との相互作用
医薬品との相互作用に関する報告はありませんでした。
4. まとめ
以上より、機能性関与成分「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」と同等の成分を含む食品は十分な食経験を有し、製造・販売実績、安全性試験結果からも安全性については、十分に評価されている成分であると判断します。また、本届出食品の「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」以外の原材料も、十分な食経験のある食品や食品添加物であることから、本届出食品は安全な食品であると判断しました。
【摂取する上での注意事項】
・一日摂取目安量を守ってください。
・原材料名をご確認いただき、食物アレルギーのある方は、お召し上がりにならないでください。また、体質や体調により、まれに合わない場合がありますので、その場合は摂取をお控えください。
・原料により、色調のバラツキが生じる場合がありますが、品質には問題ありません。
・乳幼児の手の届かないところに保存してください。
・開封後はふたをしっかりしめて保存し、お早めにお召し上がりください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
株式会社三協 本社工場(国内GMP)株式会社三協 日の出工場(国内GMP、ISO 22000)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
 サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンによる関節軟骨の保護、膝関節の可動性をサポートする機能性に関する研究レビュー

【目的】
 膝関節の不快感を持つ健常者が、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンにより、その不快感が緩和されるかを検証しました。

【背景】
 関節には、特徴的な構造として、連結する骨の関節面には軟骨(関節軟骨)をもち、この軟骨により、関節の動きを可能としています。加齢等により筋力が低下すると膝関節の軟骨に負担がかかるようになり、膝関節の不快感が現れます。膝関節の不快感の顕著な指標として、物理的には関節可動域の減少、生理学的には軟骨分解・合成マーカーの変動があげられます。
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンの摂取が関節軟骨の保護に対する影響や、膝関節の可動性に関する研究レビューはありませんでした。

【レビュー対象とした研究の特性】
 健常者(膝関節の不快感を持つ者を含む)を対象として、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンの摂取による関節軟骨への影響をランダム化二重盲検試験で実施した文献を検索致しました(検索日は、2017 年7 月11 日)。
 文献検索の結果、条件を満たす文献が2報抽出されました。

【主な結果】
 データベース検索により2報の文献が抽出されました。
 1報は、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを10mg以上含有した食品を12週間摂取することにより、膝関節の可動域の改善作用を示すことが報告されていました。
 他の1報は、膝関節の不快感(日本版変形性膝関節症患者機能評価表(JKOM)≧41)を一時的に持つような健常者において、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを16週間摂取(10mg/日)することにより、Ⅱ型コラーゲンの分解を減少させ、軟骨代謝の改善を介して、軟骨保護作用を示すことが報告されていました。
 以上より、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンは、「糖(糖質、糖類)」や「たんぱく質」とは異なる作用により、膝関節の不快感を緩和し、膝関節のサポートに寄与するものと考えられました。

【科学的根拠の質】
 本研究レビューの限界は、抽出できた文献が2報であり、報告例が少ないことが挙げられます。また、これら2報の論文内で報告されている臨床試験はいずれも、UMIN-CTRにプロトコールが事前登録され実施されており、透明性の高い試験でした。更に、2報の文献は、peer review誌に発表された論文であり、プラセボとのランダム化二重盲検試験で実施され、エビデンスレベルの高い内容でした。 
 結論として、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを摂取した場合に、一時的な膝関節の不快感を持つ健常者に対して、関節のサポートをする機能があることに関して肯定的な科学的根拠があると判断しました。 

(構造化抄録)

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

ギャバマックス玄氣(川島正光)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


川島正光が消費者庁に届出た機能性表示食品【GABA MAX(ギャバマックス)玄氣】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D443
【届出日】
2019/01/10
【届出者名】
川島正光
川島正光の商品一覧楽天市場
【商品名】
GABA MAX(ギャバマックス)玄氣
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
GABA
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【表示しようとする機能性】
本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
血圧が気になる方(血圧が正常値および正常高値の者)
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
発芽玄米について:当該食品GABA MAX(ギャバ マックス)玄氣は、日本人が長年主食とし十分な喫食実績・安全性を有する米を原料とした発芽玄米である。また発芽玄米は国内で広く流通しており、2008年には年間1万5000トンの流通量が報告されているが(三浦;北陸作物学会報)、これまでに発芽玄米に起因すると考えられる重篤な健康被害は報告されていない。GABA MAX(ギャバ マックス)玄氣はGABAを添加したものではなく、玄米を常温浸漬させることによって発芽を促進し、胚芽部に蓄積されたグルタミン酸からGABAを生成し、胚乳部に自然に吸収させ、GABAの含有量を増加させたものである。これは玄米が本来有している発芽という自然な作用に近い安全な反応である。
GABAについて:GABAは野菜や果物、穀物などに多く含まれることが知られている。玄米には天然のGABAが多く含まれ、発芽によって増加し、発芽玄米には白米の約10倍のGABAが含まれるともいわれている。他に、緑茶葉を窒素ガス下で処理したギャバロン茶や、ぬか漬けなどにも含まれており(国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 『「健康食品」の安全性・有効性情報』)、GABAは日常の食生活で通常摂取している食品成分であると判断できる。またGABAは特定保健用食品の関与成分として使用され、粉末緑茶、緑茶飲料、乳酸菌飲料、タブレットなどの複数の食品形態で販売されており(一日摂取目安量あたりのGABA配合量10~20 mg)、安全性について問題がないとの判断がなされている。また、現在までに、GABAによる重篤な健康被害は報告されていない。当該食品GABA MAX(ギャバ マックス)玄氣は、機能性関与成分であるGABAを、一日摂取目安量として12.3 mg含有する食品であり、①既存製品と同等量のGABA(一日当たりの摂取目安量12.3 mg)を含有していること、②市販のGABA配合食品と比較して、ご飯の形態でありGABAの消化・吸収過程に大きな影響を与えない性状であると考えられること、③食品中の成分による影響や加工工程による影響などにより機能性関与成分が変質しない食品であることから、既に流通しているGABA配合食品に類似する食品に該当すると考えられる。よって当該食品の機能性関与成分であるGABAの食経験、類似する食品の食経験から、当該食品には十分な安全性があると考えられる。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。降圧薬を服用している方は、医師、薬剤師に相談してください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品を製造する工場は、HACCP指定認定機関・総合衛生管理HACCP認証協会(HACCP認証株式会社)が発行する衛生・品質管理実践マニュアルを基に製造・品質・衛生に関する管理する体制構築している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
 GABAの血圧低下作用についての研究レビュー
【目的】
 GABAを含む食品を健常者(正常血圧者および正常高値血圧者)およびⅠ度高血圧者が摂取することにより、血圧低下作用が見られるかを検討することを目的とした。
【背景】
 GABAの血圧低下作用については多数の研究成果が報告されている。そこで、GABA摂取による血圧低下作用について、メタアナリシスによる研究レビューを実施した。
【研究レビュー対象とした研究の特性】
2017年7月13日に、2017年7月までに公表された論文を対象に、健常者(正常血圧者および正常高値血圧者)およびⅠ度高血圧者を研究対象とした試験(ただし、未成年者、妊産婦及び授乳婦は除く)で、GABAの摂取による血圧低下作用を評価したものについて検討した。最終的に11報の論文を採用し評価を行った。
【主な結果】
 GABAを含む食品を健常者(正常血圧者および正常高値血圧者)およびⅠ度高血圧者が摂取した結果、対照食品摂取時と比較して、血圧の有意な低下が認められた。また健常者のみで評価した場合には、正常高値血圧者では血圧低下作用が認められ、正常血圧者に対しては正常な血圧が維持された。
【科学的根拠の質】
 研究の限界としては、有効性が示されなかった研究が公表されていない可能性があげられるが、評価した全ての論文のバイアスリスクは低く、科学的根拠の質は確保されていると評価した。本研究レビューの結果からGABAの血圧低下作用には科学的根拠があると判断した。
(構造化抄録)

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
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平成27年度届出
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ルテイン&アントシアニン(株式会社てまひま堂)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社てまひま堂が消費者庁に届出た機能性表示食品【ルテイン&アントシアニン】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D442
【届出日】
2019/01/10
【届出者名】
株式会社てまひま堂
株式会社てまひま堂の商品一覧楽天市場
【商品名】
ルテイン&アントシアニン
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ルテイン、ビルベリー由来アントシアニン
ルテインを含む商品一覧楽天市場

ビルベリー由来アントシアニンを含む商品一覧
楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品にはルテイン及びビルベリー由来アントシアニンが含まれます。ルテインにはブルーライトなどの光の刺激から眼を保護するとされる網膜の黄斑色素量を補う機能が報告されています。また、ビルベリー由来アントシアニンにはピント調節機能の低下を軽減し、眼の疲労感を緩和する機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
パソコンやスマートフォンなどのVDT機器をよく使用する成年健常人
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.当該製品の喫食実績
当該製品の喫食実績はないため、機能性関与成分であるルテインおよびビルベリー由来アントシアニンの安全性についてまとめた。

2.ルテイン
当該製品の原料であるマリーゴールド由来のルテインは販売実績が10年以上あり、延べ人数で一千万人以上の日本人で使用されてきた。また、当該成分はFDAにおいて安全性が確認されGRAS認定されている。さらに、成年健常人がルテイン30㎎を摂取した場合に顕著な副作用の発現は観察されておらず、当該成分の成分組成規格と同一であることを前提として、WHOにおいて、マリーゴールド由来のルテインとして1日摂取許容量(ADI)は体重あたり0-2㎎/㎏(体重50㎏の場合で最大100㎎)と評価されている。
当該製品の1日摂取目安量は12mgであり、ヒト臨床試験において2.5倍量の摂取における安全性が確認され、WHOにおいて設定されたADI上限値を考慮した場合5倍量以上の摂取において安全性に問題はないと評価されている。
なお、カロテンやルテイン等のカロテノイドを過剰に摂取した場合に皮膚の色が黄色くなることがあるが、通常は回復性があり、カロテノイドの摂取を止めると自然に元に戻る。

3.ビルベリー由来アントシアニン
当該製品でビルベリー由来アントシアニンの供給源として使用しているビルベリーエキスは、10年以上の期間にわたり、延べ人数で数千万人の日本人によって使用されてきたが、成年健常人において通常使用量(アントシアニン量として173㎎以下)における有害事象は報告がない。また、動物試験の結果から、不確実係数100(動物間の種差で10倍、ヒトの個体差で10倍の差が生じることを想定した係数)を適用して推定される無毒性用量は、体重50㎏の場合で1日当たり540㎎であった。
当該製品における1日摂取目安量は59.2㎎であり、ヒトにおいて約2.5倍量の摂取における安全性が確認され、動物試験の結果から5倍量以上の摂取における安全性が示唆されている。

4.相互作用
ビルベリー由来アントシアニンおよびルテインに関して、機能性関与成分同士の相互作用あるいは薬物との相互作用が観察されたという報告はない。

5.総括
当該製品における機能性関与成分の一日摂取目安量はルテイン12㎎およびビルベリー由来アントシアニンとして59.2㎎であり、既存の情報から適切に摂取する場合には安全性に問題はないと判断した。
【摂取する上での注意事項】
●開封後はチャックをしっかり閉めて保存し、なるべく早くお召し上がりください。
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
●一日摂取目安量を守ってください。
●製品には万全を期しておりますが、原材料にアレルギーをお持ちの方や体質に合わない方は速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
●カプセル工場:株式会社三協 日の出工場(日本健康・栄養食品協会GMP認証取得/ISO22000:2005認証取得)●充填・包装工場:株式会社てまひま堂 日置工場(日本健康・栄養食品協会GMP認証取得/ISO22000:2005認証取得/NSF-GMP取得)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

1.ルテイン
【標題】
機能性関与成分マリーゴールド色素由来ルテイン摂取による黄斑色素光学密度に対する機能性に関する研究レビュー

【目的】
成年健常人がルテインを摂取した場合に網膜の黄斑色素を増やす効果があるかについて、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。

【背景】
ルテインは黄斑を中心とする眼の網膜に蓄積し、ブルーライトなどから眼を守る光フィルターあるいは抗酸化物質として期待され、広く利用されてきた。しかしながら、成年健常人が眼の健康維持を目的としてルテインを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。

【レビュー対象とした研究の特性】
2016年2月2日に2015年12月までに報告された論文から抽出した、日本人を含む
18-70 才の成年健常人男女を対象としたルテインを摂取し、ルテインの血中濃度あるいは黄斑の色素量を測定している9件の質の高い臨床試験を評価の対象とした。

【主な結果】
成年健常人がルテインを摂取することにより、ルテインの血中濃度が上昇し、網膜にある黄斑の色素量も増加することが明らかとなった。また、視覚の中核を担う黄斑や網膜に蓄積したルテインはブルーライトなどの光ストレスから網膜を守ることが強く示唆されている。なお、ルテインの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。

【科学的根拠の質】
評価の対象は成年健常人を対象とした比較的質の高い臨床試験であり、摂取した機能性関与成分の同等性についても厳密に考慮していることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、ルテインは人の体内で生合成されず、食物等から摂取したルテインが生体内に吸収され、血液中から網膜部分にルテインが移行するメカニズムはほぼ解明されている。以上のことから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。なお、ルテインは緑黄色野菜等に含まれる成分であり食事等でルテインを十分量摂取している場合は本研究レビューの結果は反映されない可能性がある。

3.ビルベリー由来アントシアニン
【標題】
ビルベリーエキスに含有する機能性関与成分ビルベリー由来アントシアニン(VMA) 摂取による眼疲労改善に関する機能性評価システマティックレビュー

【目的】
成年健常人がVMAを摂取した場合に眼の疲労感が改善するかについて、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。

【背景】
抗酸化能を有するVMAは眼疲労等の改善作用が期待され広く使用されてきた。しかしながら、成年健常人が眼の健康維持を目的としてVMAを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。

【レビュー対象とした研究の特性】
2017年1月24日に検索した2016年12月末までに報告された論文から、20-59才の日本の成年健常人男女を対象として、ビルベリーエキスを摂取させて眼疲労や視機能に対する効果を検証している4件の質の高い臨床試験(機能性関与成分を含む食品と含まない類似食品を比較するための試験で、どちらの食品を摂取するのかは被験者と試験を実施する側の双方に知らされない状態で試験が行われ、どの食品を摂取するかは第三者により無作為に振り分けられた試験、RCT)を評価の対象とした。4件とも研究レビュー作成者の所属部署が関与する研究である。

【主な結果】
眼疲労を感じている成年健常人がVMAを摂取することにより、スマートフォンなどの近くを見る作業を継続することによって低下するピント調節機能が改善することや、眼の疲労感が緩和することがアンケート調査や視機能の検査から明らかとなったなお、VMAの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。

【科学的根拠の質】
文献検索の結果から評価の対象となった論文が国内の4報のみであり、効果が認められなかった研究結果が発表されていない可能性は否定できない。また、被験者数が少ない試験や効果の指標が必ずしも同一とは言えない試験を定性的に評価しているた め、精確な評価ができていない可能性がある。しかしながら、評価の対象は比較的質の高い臨床試験とされているRCTであり、摂取した機能性関与成分の同等性も担保されていることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、結果の一貫性に特に問題はないことなどから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

活〆黒瀬ぶりロイン200g(日本水産株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


日本水産株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【活〆黒瀬ぶりロイン200g】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D441
【届出日】
2019/01/09
【届出者名】
日本水産株式会社
日本水産株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
活〆黒瀬ぶりロイン200g
【食品の区分】
生鮮食品
【機能性関与成分名】
EPA・DHA
EPAを含む商品一覧楽天市場

DHAを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはEPA・DHAが含まれます。EPA・DHAには、中性脂肪値を下げる機能があることが報告されています。また中高年の方の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である記憶力を維持することが報告されています。
※記憶力とは、一時的に物事を記憶し、思い出す力をいいます。
【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない者[未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)及び授乳婦を除く。]
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
養殖ぶりは昭和2年に香川県引田町(現東かがわ市)において、海を堤防で仕切った「筑堤(ちくてい)式養殖施設」と呼ばれる施設でハマチを養殖したのが始まりです。90年以上の歴史があり、平成28年度には104千トンが収穫されています。(平成28年漁業養殖業生産統計年報より)
当社は2004年に㈱貴丸より事業譲受し、日本水産㈱100%出資で黒瀬水産㈱を設立しました。現在、「黒瀬ぶり」ブランドとして国内外に年間約155万尾強を出荷しているが、これまでに健康被害の報告はありません。
当該商品は、現行の「黒瀬ぶり」と同様な方法で養殖および加工されてもので、日本水産㈱グループ内の高い品質基準をクリアした商材であり、十分な喫食実績を有しており、その安全性に問題は無いと考えられます。
【摂取する上での注意事項】
EPA・DHAと医薬品との相互作用について調べましたが、特にご注意いただくような相互作用はないと判断いたしました。
ただし、一度に多量に摂取した場合には脂質の過剰摂取も考えられることから、摂取する上での注意事項としてパッケージに「多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日の摂取目安量を守り、脂質の摂り過ぎに注意しましょう。」との記載をすることにより、過剰な摂取に対して注意を喚起させていただきます。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当社では、品質保証憲章を定め、品質保証基準に基づき生産および品質管理を行っています。本品は、養殖をISO22000:2005認証取得した黒瀬水産(株)にて、加工をHACCP認定を取得した弓ヶ浜水産(株)にて行っています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:エイコサペンタエン酸(EPA)・ドコサヘキサエン酸(DHA)による血中中性脂肪値(以下、中性脂肪値)の低下に関する研究レビュー

【目的】
疾病に罹患していない健常成人および中性脂肪値がやや高めの者がEPA・DHAの摂取により、中性脂肪値が低下するかを検証しました。

【背景】
EPA・DHAは魚介類に多く含まれており、日本人にとっては長い食経験のある成分です。近年、魚介類を食べる量の減少とともに、EPA・DHAの摂取量が減っていると考えられています。

【レビュー対象とした研究の特性】
疾病に罹患していない健常成人および中性脂肪値がやや高めの者を対象として、EPA・DHAの有効性を検討している試験報告を調べました。さらに、疾病に罹患していない者のみに限定した場合や、対象者が日本人のみの場合についても調べました。

【主な結果】
データベース検索により701報の文献が抽出され、除外基準に抵触するか確認したところ12報が採用文献となりました。
12報のうち10報でEPA・DHAの経口摂取により中性脂肪値の低下機能の有効性が報告されていました。なお12報のうち、疾病に罹患していない者のみを対象とした文献は6報あり、メタアナリシス(複数の研究の結果を統合する統計解析)により解析した結果、EPA・DHAの摂取が有効であることが確認されました。
有効性を肯定する報告から、EPA・DHAの摂取量の総量として1日当たり182㎎~5,960㎎を摂取することによって、中性脂肪値が低下することが期待できるものと判断しました。
本品は1日当たりの摂取目安量100g(1/2袋)中にEPA・DHAを1200mg含んでおり、中性脂肪値低下機能が期待できると判断しました。

【科学的根拠の質】
本研究レビューの限界は、英語と日本語のみを検索のキーワードとしたため、他の言語で書かれている文献が調査されておりません。しかし、複数の研究報告およびメタアナリシスでEPA・DHAの摂取により中性脂肪値が低下するということが支持されているので、科学的根拠は十分であると判断しました。

標題:EPA・DHAを用いた健常人に対する記憶力の維持に関する研究レビュー

【目的】
健常人に対して、EPA・DHAを含んだ食品を摂取することにより、記憶力を維持する作用がみられるか検証しました。

【背景】
高齢化が急速に進む現在の日本において、加齢に伴う認知機能の低下は大きな問題となっています。記憶力の低下には、特に食生活の面からは栄養成分の摂取が影響していると言われています。魚に含まれる成分であるEPA・DHAの摂取は記憶力の維持に有効ではないかと報告されています。

【レビュー対象とした研究の特性】
疾病に罹患していない健常人(認知症ではないとされている「軽度認知障害」の人も含みます。)を対象としてEPA・DHAの記憶力に関する有効性評価を行った研究を調査しました。さらに、対象者が日本人のみの場合についても調査しました。

【主な結果】
データベース検索により、559報の文献が抽出され、あらかじめ決めてあった基準を確認したところ、12報が採用文献となりました。
記憶力に関する指標を調べたところ、50歳以上の方々を対象とした文献8報で記憶力を維持する作用があることが報告されていました。なお、日本人のみを対象とした文献の場合にも、記憶力を維持する作用があると報告されていました。
以上より、EPA・DHAを1日当たり400mg以上摂取することにより、中高年の方の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である記憶力の維持が期待できると判断しました。
本品はEPA・DHAを1200mg含んでおり、上記のとおり記憶力を維持する作用が期待できるものと判断しました。

【科学的根拠の質】
本研究レビューの限界として、メタアナリシス(複数の研究の結果を統合する統計解析)による検証がされていないことが挙げられます。しかし、複数の研究報告で認知機能の一部である記憶力を維持する作用が支持されていることから、科学的根拠は十分であると判断しました。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
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平成27年度届出
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ブレインアシストイチョウ葉エキスα(大木製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


大木製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ブレインアシスト イチョウ葉エキスα】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D440
【届出日】
2019/01/09
【届出者名】
大木製薬株式会社
大木製薬株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
ブレインアシスト イチョウ葉エキスα
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン
イチョウ葉フラボノイド配糖体を含む商品一覧楽天市場

イチョウ葉テルペンラクトンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはイチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンが含まれます。イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンには、中高年の加齢によって低下する脳の血流を改善し、認知機能の一部である記憶力(見たり、聞いたりした情報を覚え、思い出す力)を維持することが報告されています。
【想定する主な対象者】
健康な中高年者
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1)既存情報を用いた評価
当該製品の一日摂取目安量あたりには、イチョウ葉エキス末(イチョウ葉フラボノイド配糖体24%以上、イチョウ葉テルペンラクトン6%以上、ギンコール酸5ppm以下)を120mg配合している。本原料と同等の規格を有するエキスを摂取した際の安全性についてデータベースで確認した結果、240mg以下を適切に摂取する場合はおそらく安全との記載があった。また、公益財団法人日本健康・栄養食品協会のイチョウ葉エキス食品品質規格基準には一日摂取目安量として60~240mgと記載があったことと合わせ、一日摂取目安量あたりイチョウ葉エキス末を120mg(イチョウ葉フラボノイド配糖体28.8mg、イチョウ葉テルペンラクトン7.2mg)含む当該製品の安全性には問題ないと判断した。

2)医薬品との相互作用
複数の医薬品との相互作用が報告されているが、当該製品の対象者は健康な中高年者であり、当該製品による健康被害のリスクは低いと考えられる。また、商品パッケージには摂取上の注意として「ワルファリンや抗血液凝固薬など出血傾向を高めるお薬をお飲みの方は、本品の摂取を避けてください。」を記載してリスクを減らす対策を講じている。
【摂取する上での注意事項】
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。
●ワルファリンや抗血液凝固薬など出血傾向を高めるお薬をお飲みの方は、本品の摂取を避けてください。
●天然由来の原料を使用しているため、色やにおいが変化する場合がありますが、品質に問題ありません。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、バルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造及び品質管理を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

ア)標題
イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンの認知機能(記憶力)に関する研究レビュー
(イ)目的
健常成人に、イチョウ葉フラボノイド配糖体及びイチョウ葉テルペンラクトンを摂取させると、プラセボ品を摂取した場合と比較して、認知機能が向上するかどうかを研究レビューにより検証する。
(ウ)背景
イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンは認知機能の一部である記憶の機能に関して改善する作用があると考えられるが、対象者を健常成人に絞って評価した研究レビューはほとんどない。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
データベース(PubMed、The Cochrane Library、医中誌Web)により文献検索を行い、5報のRCT論文を採用した。
(オ)主な結果
イチョウ葉フラボノイド配糖体及びイチョウ葉テルペンラクトンの摂取により、5報中4報で、プラセボ群との比較により認知機能の一部である記憶に関して肯定的な結果が得られた。具体的には、見たり、聞いたりした情報を覚え、思い出す力について効果が認められた。また、5報中1報で脳の血流に関する評価が行われており、同様に肯定的な結果が得られた。
(カ)科学的根拠の質
本研究レビューで採用した文献は、全て査読付きのRCT論文であり、科学的根拠の質は高いと判断した。研究の限界としては、過去の研究の出版バイアスの可能性が否定できないことがあげられ、新たな研究の継続的な調査が必要と考える。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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